JP2006300986A - エンドレスベルト及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 クラックの発生を抑制し得るエンドレスベルト及びこれを用いた画像形成装置を提供する。
【解決手段】 ローラに橋架して回転可能なエンドレスのベルト体表面に記録された所定のベルト情報を記録したエンドレスベルトにおいて、ベルト体8aの内面側に回転するベルト体8aの寄りを防止するためのガイド部材8bを設け、前記ベルト情報を前記ベルト体8aに対する前記ガイド部材8bの設置部と非設置部との境界以外に配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ローラに橋架して回転可能なエンドレスのベルト体表面に記録された所定のベルト情報を記録したエンドレスベルトにおいて、ベルト体8aの内面側に回転するベルト体8aの寄りを防止するためのガイド部材8bを設け、前記ベルト情報を前記ベルト体8aに対する前記ガイド部材8bの設置部と非設置部との境界以外に配置したことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、電子写真式複写機、レーザプリンタ等の中間転写装置、転写分離装置、搬送装置、帯電装置、現像装置等に使用されるエンドレスベルト及びこれを用いた画像形成装置に関する。
今日、電子写真方式の画像形成装置にあっても、カラー画像形成装置が普及している。このカラー画像形成装置としては、例えば図11に示すように、複数の感光体ドラム100を並列配置し、各感光体ドラム100で形成した現像剤像を中間転写体であるエンドレスベルト101に重ね合わせて一次転写する。そして、その現像剤像を搬送されるシート102に二次転写してカラー画像を形成するものである。
また、中間転写体を用いない方式もある。これは例えば、搬送ベルトとなるエンドレスベルトにシートを静電吸着させて搬送し、複数の感光体ドラムで形成した現像剤像を前記シートに順次重ね合わせて転写することでカラー画像を形成するものである。
上記中間転写ベルトや搬送ベルトとなるエンドレスベルト101は、その内面に接する複数のローラ103(図11参照)によって支持され、現像剤像の転写や録シートの搬送に用いられる。そして、複数のローラ103のうち最低1本はモータ等の駆動源に接続された駆動ローラで、その他はベルトの移動に連れて自由に回転する従動ローラである。
ところで、エンドレスベルト101を高精度に駆動するには、各ローラ103の軸が互いに平行であること、及びローラ103の真円度、真直度が高いことが必要になる。これらが満たされないとエンドレスベルト101が蛇行し、露光位置や転写位置がずれるため画像ムラや画像ずれが発生する。
そこで、ベルトを改良して蛇行防止を図る技術として、例えば、ホットメルト接着剤や常温硬化型シリコンを用いて蛇行防止用のガイド部材を作成したり、感圧接着剤を用いて接着することが提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
これは、図12に示すように、エンドレスベルト101の幅方向両端部におけるベルト内周縁に蛇行防止用のガイド部材104を設ける。そして、エンドレスベルト101を架橋しているローラ103の端面に配設された蛇行規制部材105にガイド部材104を当接させてベルトの蛇行防止を行うものである。
一方、上記のようなエンドレスベルト101は、該ベルトを識別するための情報がベルト表面の非画像領域に記録されている。この記録は耐久性の面からレーザを照射し、図13に示すように、エンドレスベルト101の表面を削ることによって印字を行うようにしている。
しかしながら、上記ガイド部材104とエンドレスベルト101が、寄り防止のために当接している際にエンドレスベルト101とガイド部材104の境界において発生するせん断応力がエンドレスベルト101のクラック等の原因になることがある。
さらに、図14に示すように、エンドレスベルト101に関する情報を記録したベルト情報106がガイド部材104よりもはみ出して印字されている場合には、ガイド部材104とエンドレスベルト101の境界にせん断応力が発生することがある。このようなせん断応力が発生すると、レーザ加工によって刻印している部分が起点となってベルトクラックが発生することがあった。
また、前記のクラック対策のために、図15に示すように、ベルト情報106に補強フィルム107を設けている構成も考えられる。しかし、部品点数やベルトの製造工程が増えてしまう問題がある。
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、クラックの発生を抑制し得るエンドレスベルト及びこれを用いた画像形成装置を提供するものである。
上記課題を解決するための本発明における代表的な手段は、ローラに橋架して回転可能なエンドレスのベルト体外表面に、所定のベルト情報の彫られたエンドレスベルトにおいて、前記ベルト体の内面側に回転するベルト体の寄りを防止するためのガイド部材を設け、前記所定のベルト情報は、前記ベルト体に対する前記ガイド部材の設置部と非設置部との境界以外に彫られ、境界には彫られないことを特徴とする。
本発明はエンドレスベルト内面側に寄り防止用のガイド部材を設けた場合に、せん断応力が集中し易い部分にベルト情報を彫らないことで、ベルト情報をレーザ印字してもベルトクラックの発生を防止できる。
〔第1実施形態〕
次に本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図1乃至図5を参照して説明する。なお、図1及び図4はエンドレスベルトの平面説明図であり、図2及び図5はエンドレスベルトの支持ローラ付近の断面説明図、図3は画像形成装置の全体模式説明図である。
次に本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図1乃至図5を参照して説明する。なお、図1及び図4はエンドレスベルトの平面説明図であり、図2及び図5はエンドレスベルトの支持ローラ付近の断面説明図、図3は画像形成装置の全体模式説明図である。
{画像形成装置の全体構成}
まず、図3を参照して本実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。装置本体1の下方にはシート搬送手段及び搬送経路が配置され、上方には画像形成部が配置されている。
まず、図3を参照して本実施形態に係る画像形成装置の全体構成について説明する。装置本体1の下方にはシート搬送手段及び搬送経路が配置され、上方には画像形成部が配置されている。
本実施形態における画像形成部は電子写真方式で画像を形成し、これを中間転写体を用いて二次転写することでシートにカラー画像記録するものである。具体的には、図3の左側から順にイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色画像を形成する4個の画像形成ステーションPa,Pb,Pc,Pdが並列配置されている。それぞれの画像形成ステーションの構成は現像剤(以下「トナー」という)の色が異なるのみで同一構成である。
ここではイエロー画像形成ステーションを例にとって説明すると、各画像形成ステーションは像担持体としての感光体ドラム2の周囲に帯電手段3や現像手段4、クリーニング手段5が配置されている。そして、感光体ドラム2に対して露光手段6から画信号に応じた露光を行うことで潜像を形成し、その潜像を現像手段4でトナー現像することで可視像化する。
各感光体ドラム2上のトナー像は一次転写ローラ7へのバイアス印加によって矢印a方向に回転する中間転写ベルト8に重ね合わされて一次転写されることでカラー画像が形成される。
一方、上記画像形成と同期するように装置本体1の下部にセットされたシートカセット9からシートSが搬送ローラ10によって二次転写部へ搬送される。そして、この二次転写部において二次転写ローラ11へのバイアス印加によって前記中間転写ベルト8上のカラー画像がシートに転写された後、定着手段12においてトナー定着がされたシートが排出部13へと排出される。
{エンドレスベルト}
次に図1及び図2を参照してエンドレスベルトである中間転写ベルト8について説明する。
次に図1及び図2を参照してエンドレスベルトである中間転写ベルト8について説明する。
本実施形態の中間転写ベルト8は、ベルト体8aの内側面にベルト寄り防止用のガイド部材8bが取り付けられている。なお、本実施形態では前記ガイド部材8bはベルト回転方向と直交する方向であるベルト幅方向の両端に取り付けられている。
上記ベルト体8aは誘電体樹脂部材によって無端ベルト状に構成されている。そして、これが駆動ローラ14a、二次転写内側ローラ14b及びテンションローラ14cによって張架されている。
前記ベルト体8aの材質としては、ポリイミド、二軸延伸ポリエステル、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ナイロン、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリサルフォンが好ましいく用いられる。なお、本実施形態のベルト体8aの材質はポリイミドであり、厚み0.85mmで構成されている。
中間転写ベルト8は感光体ドラム2との当接部において最も負荷が大きいことから、感光体ドラム2との当接部の下流側に駆動ローラ14aを配置する必要がある。感光体ドラム2との当接部の上流側に駆動ローラ14aを配置すると、中間転写ベルト8に撓みが生じやすくなる。よって、より大きな張力を中間転写ベルト8に与える必要が生じるため、中間転写ベルト8へのダメージが大きくなるからである。このため感光体ドラム2との当接部より上流側にテンションローラ14cを配置することとなり、中間転写ベルト8を清掃するクリーニング装置15は、テンションローラ14cを対向ローラとして当接するよう配置している。
(寄り防止構成)
また、本実施形態に用いる中間転写ベルト8には回転するベルトの寄りを防止するためにガイド部材8bが設けられている。このガイド部材8bは、図1及び図2に示すように、ベルト体8aの内面側であって、回転方向と直交するベルト幅方向の両側端部全周にわたって設けられている。
また、本実施形態に用いる中間転写ベルト8には回転するベルトの寄りを防止するためにガイド部材8bが設けられている。このガイド部材8bは、図1及び図2に示すように、ベルト体8aの内面側であって、回転方向と直交するベルト幅方向の両側端部全周にわたって設けられている。
本実施形態のガイド部材8bは幅4mm、厚み1.5mmのポリウレタン樹脂を使用し、これをベルト体8aの幅方向両端部に沿って接着している(ベルト端部より0±0.2mmの範囲で接着)。
なお前記ガイド部材8bの他の材質として、ポリエステルエラストマー、ネオプレンゴム、ウレタンゴム、クロロプレンゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、シリコンゴムなどが好ましく用いることができる。
また、前記ベルト体8aへのガイド部材8bの接着方式は、アクリル系、天然ゴム系、合成ゴム系、シリコーン系、熱硬化系の接着剤、あるいは接着テープを用いることで容易になし得る。
一方、中間転写ベルト8を架橋しているローラ14(14a,14b,14c)の長手方向両端部には規制部材16が設けられている。これにより、回転する中間転写ベルト8がベルト幅方向(図2の矢印b方向)に寄りが発生してもガイド部材8bが規制部材16に当接して寄りが防止されるようになっている。
(識別表示構成)
本実施形態の中間転写ベルト8にはベルトに関する所定の情報を記録したベルト情報部が設けられている。次にそのベルト情報部について説明する。
本実施形態の中間転写ベルト8にはベルトに関する所定の情報を記録したベルト情報部が設けられている。次にそのベルト情報部について説明する。
図1に示すように、ベルト情報8cはベルトを識別するための情報をベルト体8aの表面の非画像領域であって、ベルト幅方向の一方側端部にレーザ加工によって印字することで構成される。具体的には、レーザを前記ポリイミドで構成されるベルト体8aの表面に照射し、ベルト体8aの表面を彫ることによって刻印するものである。
前記レーザ印字によるベルト体8aを削る深さは、0.5μm〜1μmとなるようにしている。なお、印字の深さはベルト体8aの厚さにもよるが、本実施形態のベルト体8aの厚さ程度であれば10μm以下になるように構成するのが好ましい。印字深さが10μmより深くなると印字部分のベルト体強度が弱くなるからである。
そして、前記ベルト情報8cはベルト体8aに対するガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8dにかからないように彫られている。すなわち、ベルト情報は前記境界部8d以外に彫られている。本実施形態にあっては、図1に示すように、ベルト情報8cの印字端部がベルト体8aに対するガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8dよりも少なくとも0.1mm以上ベルト幅方向中央側(矢印c方向)に位置するように印字されている。
なお、図4及び図5に示すように、ガイド部材8bがベルト体8aの幅方向端部に設けられていない場合には、ベルト情報8cをガイド部材8bよりもベルト幅方向端部側に彫るようにしてもよい。図4の場合には、ベルト情報8cの印字端部がベルト体8aに対するガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8dよりも少なくとも0.1mm以上ベルト幅方向端部側(矢印e方向)に位置するように印字されている。
上記のようにベルト情報8cを彫ることにより、中間転写ベルト8へのクラックの発生を抑制することができる。
すなわち、ベルト体8aの内面側に接着されたガイド部材8bがローラ14の端部に設けられた規制部材16に当接して中間転写ベルト8が回転すると、前記ガイド部材8bが接着されている面Aと非接着面Bの境界である境界部8dにせん断応力が集中する。このとき、前記境界部8dにレーザ印字したベルト情報8cがあると、ベルトにせん断力が集中する部分が削られていることになり、クラックが発生し易くなる。そのため、該部分にフィルム等を貼ってクラック発生を抑制する必要が生ずる。
しかし、本実施形態の中間転写ベルト8は、前述のように前記せん断応力の集中する境界部8dにレーザ印字が設けられていない。このため、ベルトの境界部8dに削れはなくフィルム等を貼らなくてもクラックの発生が抑制し得る。よって、部品点数の増加やコスト上昇を招くことなく、耐久性のある中間転写ベルトを提供し得る。
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態に係る装置について図6及び図7を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
次に第2実施形態に係る装置について図6及び図7を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成は前述した実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
本実施形態のエンドレスベルトである中間転写ベルト8にもベルト情報8cがガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8d以外に彫られてている。その配置として、図6に示すように、ベルト情報8cがベルト幅方向両端部に設けられているベルト寄り防止用のガイド部材8bの少なくとも一方が設けられている領域と対向するベルト表面であって、前記領域と対向する範囲内に彫られている。
具体的には、ベルト情報8cの印字端部がガイド部材8bの両端の境界部8dから距離aが0.1mm以上離間するように彫られている。これにより、図7に示すように、ベルト体8aとガイド部材8bがローラ端部に設けられた規制部材16に当接して境界部8dにせん断力が集中してもレーザ印字部がその部分にないために、レーザ印字部を起点として発生するベルトクラックを抑制できる。
また、本実施形態を用いることにより、ベルト情報8cをレーザ加工で印字するために、中間転写ベルト8を所定の幅よりも広く設ける必要がなくなり、装置の小型化が可能となる。
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態に係る装置について図8を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成も前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
次に第3実施形態に係る装置について図8を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成も前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
本実施形態のエンドレスベルトである中間転写ベルト8は、図8に示すように、ベルト寄り防止用のガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8dを挟んでベルト幅方向両側にベルト情報8cが彫られている。そして、いずれの文字情報も境界部8d以外に彫られている。
このようにベルト情報の印字部分であるベルト情報8cが境界部8dをまたぐように配置されていたとしても、境界部8dにかからないように配置されていれば前述の実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔第4実施形態〕
次に第3実施形態に係る装置について図9及び図10を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成も前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
次に第3実施形態に係る装置について図9及び図10を参照して説明する。なお、本実施形態の装置の基本構成も前述した第1実施形態と同一であるため重複する説明は省略し、ここでは本実施形態の特徴となる構成について説明する。また、前述した実施形態と同一機能を有する部材には同一符号を付す。
本実施形態のエンドレスベルトである中間転写ベルト8はベルト寄り防止用のガイド部材8bがベルト幅方向の片側のみに設けられている。そして、ベルト寄り防止方法の一例は、図10に示すように、前記ガイド部材8bを中間転写ベルト8を架橋しているローラ14の長手方向一方端部に設けられた規制部材16によって規制され寄り防止を行う。そして、ベルト情報8cは前記ガイド部材8bが設けられている側にのみ彫られ、ガイド部材8bの設置部と非設置部との境界部8d以外に彫られている。これにより、前述した実施形態と同様の効果を得ることができる。
また、ベルト幅方向の片側にのみ寄り防止用のガイド部材8bを設けることにより、より装置の小型及びコストダウンが可能である。
〔他の実施形態〕
前述した実施形態ではエンドレスベルトとして中間転写ベルトを例示したが、本発明に係るエンドレスベルトとしては中間転写ベルトに限定されない。例えば、中間転写方式ではなく、エンドレスベルトによりシート搬送ベルトを構成し、このベルトにシートを静電吸着して搬送可能とした画像形成装置を構成する。これは各感光体ドラム2に形成されたトナー像を前記搬送ベルトで搬送されるシートに直接転写することでカラー画像を形成するものである。
前述した実施形態ではエンドレスベルトとして中間転写ベルトを例示したが、本発明に係るエンドレスベルトとしては中間転写ベルトに限定されない。例えば、中間転写方式ではなく、エンドレスベルトによりシート搬送ベルトを構成し、このベルトにシートを静電吸着して搬送可能とした画像形成装置を構成する。これは各感光体ドラム2に形成されたトナー像を前記搬送ベルトで搬送されるシートに直接転写することでカラー画像を形成するものである。
このような画像形成装置において、シート搬送ベルトとなるエンドレスベルトを前述した各実施形態に示したように構成することも可能である。
さらには、中間転写ベルトやシート搬送ベルトの他にも帯電装置や現像装置等をエンドレスベルトを用いて構成する場合には、前述した各実施形態で説明したように構成することでベルトクラックの発生を抑制することができる。
Pa,Pb,Pc,Pd …画像形成ステーション
S …シート
1 …装置本体
2 …感光体ドラム
3 …帯電手段
4 …現像手段
5 …クリーニング手段
6 …露光手段
7 …一次転写ローラ
8 …中間転写ベルト
8a …ベルト体
8b …ガイド部材
8c …ベルト情報
8d …境界部
9 …シートカセット
10 …搬送ローラ
11 …二次転写ローラ
12 …定着手段
13 …排出部
14a …駆動ローラ
14b …二次転写内側ローラ
14c …テンションローラ
15 …クリーニング装置
16 …規制部材
S …シート
1 …装置本体
2 …感光体ドラム
3 …帯電手段
4 …現像手段
5 …クリーニング手段
6 …露光手段
7 …一次転写ローラ
8 …中間転写ベルト
8a …ベルト体
8b …ガイド部材
8c …ベルト情報
8d …境界部
9 …シートカセット
10 …搬送ローラ
11 …二次転写ローラ
12 …定着手段
13 …排出部
14a …駆動ローラ
14b …二次転写内側ローラ
14c …テンションローラ
15 …クリーニング装置
16 …規制部材
Claims (7)
- ローラに橋架して回転可能なエンドレスのベルト体外表面に、所定のベルト情報の彫られたエンドレスベルトにおいて、
前記ベルト体の内面側に回転するベルト体の寄りを防止するためのガイド部材を設け、
前記所定のベルト情報は、前記ベルト体に対する前記ガイド部材の設置部と非設置部との境界以外に彫られ、境界には彫られないことを特徴とするエンドレスベルト。 - 前記ベルト情報は、前記ガイド部材が設けられている領域と対向するベルト外表面であって、前記領域と対向する範囲内に彫られていることを特徴とする請求項1記載のエンドレスベルト。
- 前記ガイド部材は前記ベルト体の回転方向と直交するベルト幅方向の両側端部に設けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンドレスベルト。
- 前記ガイド部材は前記ベルト体の回転方向と直交するベルト幅方向の片側端部のみに設けられ、前記所定のベルト情報は前記ガイド部が設けられている側にのみ彫られていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のエンドレスベルト。
- 前記所定のベルト情報はレーザ照射により深さ10μm以下に彫られた ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載のエンドレスベルト。
- シートを画像形成部へ搬送して画像を形成する画像形成装置において、
前記画像形成部に前記請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のエンドレスベルトを用いたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記エンドレスベルトは像担持体上の現像剤像を一次転写するための中間転写ベルトであることを特徴とする請求項6記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005117964A JP2006300986A (ja) | 2005-04-15 | 2005-04-15 | エンドレスベルト及び画像形成装置 |
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JP (1) | JP2006300986A (ja) |
Cited By (2)
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JP2013174652A (ja) * | 2012-02-23 | 2013-09-05 | Canon Inc | カートリッジ |
JP2017068224A (ja) * | 2015-09-29 | 2017-04-06 | キヤノン株式会社 | 回転部材とその製造方法及び加熱装置 |
-
2005
- 2005-04-15 JP JP2005117964A patent/JP2006300986A/ja active Pending
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Date | Code | Title | Description |
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