JP4266693B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、シート等の記録媒体上に画像を形成する機能を備えた、例えば、複写機、プリンタ、あるいは、ファクシミリ装置などの電子写真方式を利用した画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置には、微小粉末からなる現像剤を静電的に制御吸着する電子写真技術を利用して、画像形成を行なうものがある。
【0003】
例えば、像担持体である感光ドラムや感光ベルト上の表面に静電潜像を形成し、像担持体上の静電潜像を現像剤であるトナー等によって現像して可視像化する。現像された画像を転写装置により転写材上に転写して画像を担持させ、圧力や熱等を用いる定着装置によって転写材上のトナー画像を転写材上に定着させる。これら各工程を順次行なうことによって画像を形成している。
【0004】
この技術をさらに応用して、複数色の画像(いわゆるカラー画像)を得るためには、複数の色の現像剤を使用することによって可能である。原理的にイエロー(Y)・マゼンタ(M)・シアン(C)色の現像剤を用いれば、混色によってフルカラーの画像を得ることができる(場合によって、前記三種類に加えてブラック(Bk)色の現像剤を用いる)。
【0005】
そして、カラー画像形成装置の構成として、前記現像剤を収納する現像装置を各色ごとに備え、それら複数の現像装置を直線または曲線上に並べ、各色の現像剤に対応した静電潜像を現像させるものがある。
【0006】
ここで、紙やプラスチックシートなどの転写材上に最終画像として得るまでの、カラー画像形成装置内の複数色画像の重ね合わせ工程の方法として、直接転写方式と中間転写方式がある。
【0007】
前者の直接転写方式とは、現像装置と隣接する(または内包する)像担持体上の現像画像を次工程で転写する相手が転写材である場合である。像担持体に対して転写材を接触または微小間隙にて通す際に、像担持体上の現像剤を転写材に引き寄せるように電気バイアスを形成し、像担持体から転写材に画像を直接転写させる。複数の現像装置および複数の像担持体を持つカラー画像形成装置では、各色に対応する像担持体のところに転写材を移動させ、各色に対応した現像画像を転写材に順次転写するのである。
【0008】
それに対して後者の中間転写方式では、像担持体から転写材に画像を転写する工程の途中に、各色の現像画像すべてを保持する第二の像担持体があるものである。各色に対応した像担持体から、一旦第二の像担持体に全ての現像画像を保持させ、第一・第二の像担持体間の転写位置より下流において第二の像担持体と転写材を接触、および接触点にて電気バイアスを形成して、第二の像担持体から転写材へ画像の転写を行なう。この第二の像担持体を中間転写体と呼ぶ場合がある。
【0009】
また、カラー画像形成装置の中間転写方式には、複数ある第一の像担持体を任意に配置して、かつ、第二の像担持体がすべての第一の像担持体から画像転写するように配置したものがある。
【0010】
第一の像担持体をそれぞれ持つ複数の現像装置(例えば、イエロー・マゼンタ・シアン・ブラックの色トナーを内包)を配置する。像担持体それぞれの現像画像を順次、第二の像担持体である中間転写体に静電転写する。4色のトナーで形成されたフルカラー画像を中間転写体から紙等の転写材に一括して静電転写(二次転写という場合がある)する。画像を担持した転写材は、熱や圧を利用した定着装置へと搬送され、転写材上のトナーを溶融・定着される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、画像形成装置の中間転写体には、ベルト・フィルム状のものやローラ状のものがある。これらはいずれも回転しながら転写工程(第一の像担持体から第二の像担持体へ、または第二の像担持体から転写材へ)を行なう。この二つの形状には、画像形成装置内部の配置において、異なる点がある。
【0012】
中間転写体が円筒ローラ形状の場合、中間転写体の外周上に第一の像担持体や二次転写装置を配置しなければならない。例えば、その外周上に配置されるものが大きくなると、それにともなって中間転写体も円筒状のまま大きくしなければならない。中間転写体の占有容積は指数的に大きくなって、しいては画像形成装置の巨大化を促してしまう。
【0013】
これに対し、ベルト状の中間転写体では、張架ローラの配置によってベルト断面形状を設定することができる。したがって、画像形成装置内の配置に自由度が増す、という長所がある。これにより、像担持体や転写装置を直線上に並べることもできるのである。また例えば、張架ローラを二本にすれば、ローラ径と同等の厚みがベルト占有分となり、ベルト占有容積を小さくすることも可能となる。結果的に、画像形成装置のスペース効率を高め、装置の小型化を実現できるのである。
【0014】
しかしながら、ベルト状の中間転写体(以下、ベルトと称す)を回転させる際には、張架ローラ相互のアライメント不良などによってベルトに走行とは垂直方向に力(“寄り力“と言い換えることもできる)が発生してしまう恐れがある。このため、ベルトが走行とは垂直な方向に移動してしまい、張架ローラの支持部材(壁や側板など)に接触してしまうことなどが起こる可能性がある。
【0015】
したがって、ベルト走行安定性を確保するための方法を施さなければならない。
【0016】
その一つとして、ベルト内面周方向に貼り付けた規制部材としてのビード状部材によってベルト走行を規制する方法がある。そのビード状部材はゴムやプラスチックなどの柔軟性または伸縮性のある材質でできており、ベルトとは接着剤や両面テープによって結合されている。ベルトの張架ローラ側には回転方向でビード状部材に対向する溝が設けられている。ビード状部材が対向溝にはまることによって、ベルトのスラスト方向に発生する寄り力に抗し、ベルトを安定的に走行させるのである。
【0017】
ここで問題となるのが、このビード状部材の限界保持力よりもベルト寄り力が大きい場合である。ビード状部材が溝にとどまろうとする保持力よりもベルト寄り力が大きくなると、ビード状部材が引っ張られるような形で溝から外れ、ローラ部に乗り上げてしまう。そうすると、張架ローラとそれに対向接触しているローラやクリーニング部材にビード状部材とともにベルトが挟まれる。または、ベルトが壁や側板などと接触してしまう。その結果、ベルト走行が不安定となり、横ずれしたような画像不良が起き、さらにベルトが破断する可能性がある。
【0018】
ビード状部材の限界保持力を高め、ローラへの乗り上げを抑制するためには、次のような方法がある。
【0019】
乗り上げ時のメカニズムは、次のように考えられる。ベルトに強い寄り力が発生した時、ビード状部材の限界保持力がその力より大きい場合、ベルトが走行方向と垂直な方向に寄らないように作用する。限界保持力が小さい場合には、ビード状部材が変形、またはその部材の結合部付近の中間転写ベルト屈曲により、ビード状部材が溝から外れてローラへの乗り上げが起きてしまう。
【0020】
前者の原因のビード状部材変形に対しては、硬度など適当なものを選定すればよい。後者のベルト屈曲に関しては、ベルトの剛性を上げればよい。しかし、ベルト自身は現像画像を静電的に吸着する機能を担っており、むやみにその膜厚を上げると電気抵抗値が高くなり、現像材の静電吸着力を弱めてしまう。結果的に画像不良に至るのである。
【0021】
ベルト剛性を上げるのは、ビード状部材の結合部とその付近の剛性を持たせればよい。
【0022】
そこで、ビード状部材が結合している面と反対側にそのビード状部材投影面よりも広い範囲に補強テープを貼り付ければよい。これにより、補強テープの剛性をベルト剛性に寄与させることができる。また、画像担持部には貼らずに従来どおり中間転写ベルトの非画像部のみにすることによって、電気抵抗を上げることなく画像安定性を確保できる。
【0023】
しかしながら、従来では、図9に示すように、ベルト6bに補強テープ63を貼り付けた場合に、ベルト6bにシワが発生してしまう場合があり、このベルトシワが画像転写部上にある場合には、その凹凸により画像転写不良となってしまう可能性がある。
【0024】
本発明は上記の従来技術の課題を解決するためになされたもので、中間転写体の強度の向上を図ることにより中間転写体の走行性の安定化を図り、かつ、転写不良を防止することを目的とするものである。
【0025】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、
トナー像を担持する像担持体と、
内周面に突起部を有する回転可能な中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを張架する回転部材であって、前記中間転写ベルトが前記回転部材の軸方向に寄った時に前記突起部と接触可能なフランジを前記軸方向の両端に備える回転部材と、
前記中間転写ベルトの外周面で前記突起部の真裏の位置に貼られた前記中間転写ベルトを補強する補強テープと、
を有する画像形成装置において、
前記補強テープは、前記中間転写ベルトの回転方向の所定範囲に関して、前記中間転写ベルトに貼る前の自然長の長さが、前記中間転写体の回転方向の長さよりも短いことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状それらの相対配置などは、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものであり、この発明の範囲を以下の実施の形態に限定する趣旨のものではない。
【0033】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の一実施態様として、電子写真方式を利用したカラー画像形成装置の概略構成図である。なお、一例としたカラー画像形成装置Aは、4色フルカラー画像を形成できるレーザビームプリンタである。
【0034】
現像剤(例えば、トナー)で可視像化された画像を熱などによって転写材に定着させる過程を経て画像形成を行なうカラー画像形成装置Aは、第1の像担持体としてドラム型の電子写真感光体である、感光ドラム1Y,1M,1C,1BKを備えている。感光ドラム1(Y,M,C,BKに対して共通な場合、これらの記号は省略する)は駆動手段(図示せず)によって、例えば反時計周りに回転駆動されるようになっている。
【0035】
感光ドラム1の表面を均一に帯電させる帯電装置2(2Y,2M,2C,2BK)、画像情報に基づいて光源(例えば、レーザ光やLED光)を点滅させ、感光ドラム1上に静電潜像を形成する露光装置3(3Y,3M,3C,3BK)、感光ドラム1上の静電潜像にトナーを付着させて現像化する現像装置4(4Y,4M,4C,4BK)は、感光ドラム1Y,1M,1C,1BKに対してそれぞれ設けられており、また、感光ドラム1上のトナー像が転写される第二の像担持体として中間転写ユニット5などが設置されている。中間転写ユニット5は、ベルト形状の中間転写体としての中間転写ベルト5bを備えており、中間転写ベルト5bは時計回りに回転している。本実施の形態では、中間転写ベルト5bは、回転部材としての3つのローラ58により支持されており、これら3つのローラ58により張架され、駆動されている。
【0036】
感光ドラム1を含む現像装置4は中間転写ユニット5に対して、並列に固定配置されている。感光ドラム1上の静電潜像を現像する現像装置4は、4色のトナーを収容する4つの現像剤収容部を有している。各現像剤収容部には、表面に現像剤であるトナーを担持するとともに、現像剤収容部が感光ドラム1と対峙したときに感光ドラム1と対向する現像剤担持ローラ4aがそれぞれ設けられており、現像剤担持ローラ4aにより感光ドラム1上の静電潜像を現像化できるようになっている。
【0037】
感光ドラム1上の現像画像を対向した一つの中間転写ユニット5に各色順次転写、重ね合わせることにより、中間転写ベルト5b上に静電吸着された一つのフルカラー現像画像が形成される。なお、感光ドラム1から中間転写ベルト5bにトナーを転写させるために、感光ドラム1に対して電気バイアスを発生させる転写手段5d(転写手段5dY,5dM,転写手段5dC,転写手段5dBk)を、中間転写ベルト5bを挟んで感光ドラム1の反対側にそれぞれ設けている。
【0038】
中間転写ベルト5b上に一つの現像画像を形成した後、中間転写ベルト5bは転写材へ現像画像を転写させる場所Eまでさらに回転する。転写材収納箱6内の転写材は、給搬送装置7によって所定のタイミングで前記転写場所Eへ供給される。この転写場所Eでは、中間転写ベルト5bに対して電気バイアスを発生させる転写手段5eが、転写材を挟んで中間転写ベルト5bの反対側に設けられている。
【0039】
このように静電吸着力を利用して、トナー画像を転写材まで転写させる。さらに、転写材へトナー像を固定化させるために、転写材は定着装置8へと搬送される。定着装置8では熱・圧力などを利用して、転写材上のトナーを溶融・定着させるのである。
【0040】
定着装置8を通過した転写材は搬送ユニット9により、排紙トレイ10に排出される。なお、図において曲線20は転写材の搬送経路を示している。
【0041】
図2は、中間転写ベルト5bの概略斜視図である。
【0042】
中間転写ベルト5bの外側端部には、図2に示されるように、中間転写ベルト5bの剛性や強度を上げるための補強テープ53,54が貼られている。特に、端部の引き裂き強度を上げるために両端に貼られている場合が多い。また、中間転写ベルト5bの内側に規制部材(突起部)としてのビード状部材51,52が貼られている。このビード状部材51,52はゴムやプラスチックなどの軟質材からできており、柔軟性または伸縮性を有する。中間転写ベルト5bへは接着剤や両面テープなどによって貼り付けられている。
【0043】
図3は、図2のA−A断面図である。図3においては、補強テープ53,54、及び、ビード状部材51,52を中間転写ベルト5bの両端に貼る場合を示しているが、ベルトの片端のみに貼ってもよい。
【0044】
また、中間転写ベルト5bの張架ローラ58側には回転方向でビード状部材51,52に対向する溝が設けられている。ビード状部材51,52が対向溝にはまることによって、中間転写ベルト5bのスラスト方向に発生する寄り力に抗し、中間転写ベルト5bを安定的に走行させるのである。
【0045】
図4では片側のビード状部材51を利用した例を示している。中間転写ベルト5bの両端にある場合には、ビード状部材の片側ずつを使って、中間転写ベルト5bのスラスト方向での走行性を確保している。
【0046】
図4(a)は、ビード状部材51の当て面がテーパとなっているフランジ55を使用している例を示しており、図4(b)は、ビード状部材51の側面にフランジ56を当てた例を示している。これらは、中間転写ベルト5bやビード状部材51の材質によって効果的に使い分けられるとよい。
【0047】
図5は、ビード状部材51と補強テープ53の位置関係を示す概略図である。ビード状部材51は、両面テープ57によって中間転写ベルト5bに貼り付けられている。
【0048】
(第一の実施の形態)
以下に、本発明の第一の実施の形態について説明する。図6は、中間転写ベルト5bに対する補強テープ53の貼り付け状態を示す概略図であり、図7は、ビード状部材51と補強テープ53の貼り付け状態を示す概略図である。
【0049】
中間転写ベルト5bが回転走行中に、張架ローラ58のアライメントが崩れたり、中間転写ベルト5bに接触する別のローラなどの長手の当て方がベルト走行方向(周方向)に対して垂直になっていないと、中間転写ベルト5bに対してスラスト方向に“寄り力”が発生する。
【0050】
その寄り力に抗して、ビード状部材(51,52)が踏みとどまることができるならば、中間転写ベルト5bは移動せずに回転することができる。
【0051】
しかし、その寄り力がビード状部材(51,52)の能力よりも大きくなっていると、中間転写ベルト5bのビード状部材(51,52)の根元で座屈現象が起こり、ベルト応力が異常に高くなる。
【0052】
そのため、根元部分でベルトが破断したり、ビード状部材(51,52)とローラ58横のフランジ(55または56)との相対位置がずれて、ビード状部材(51,52)がフランジ(55または56)やローラ部に乗り上げたりしてしまう。
【0053】
ローラ部に乗り上げてしまうと、張架ローラ58とそれに対向接触しているローラやクリーニング部材にビード状部材(51,52)とともに中間転写ベルト5bが挟まれる。または、中間転写ベルト5bが壁や側板などと接触してしまう。
【0054】
その結果、中間転写ベルト5bにおいてベルト走行が不安定となり、横ずれしたような画像不良が起き、さらにベルト破断の恐れがある。
【0055】
そこで、ベルト端部のビード状部材(51,52)が貼られている個所やその根元部分の剛性を上げるために、プラスチック状の補強テープ(53,54)を、ベルトを挟んでビード状部材(51,52)の反対側に貼るのである。
【0056】
そして、この補強テープ(53,54)を中間転写ベルト5bに貼る際、中間転写ベルト5b(の搬送方向)が曲率を描いていないところで貼っていくのである。これには、例えば、中間転写ベルト5bが張架ローラ58の曲率から離れるところを利用して、貼り付けていくとよい。中間転写ベルト5b(の搬送方向)が曲率を描いていないところとは、2つのローラ58の間であってベルトがローラ58に接触していない領域、図6を用いて説明すると、Aで示す領域である。
【0057】
そうすれば、中間転写ベルト5b・補強テープ(53,54)それぞれの平面区間において長さが同じとなり、中間転写ベルト5bが平面搬送される場合、中間転写ベルト5b・補強テープ(53,54)それぞれの搬送距離が同じになり、距離違いによるベルトシワが発生しなくなる。また、中間転写ベルト5bと補強テープ(53,54)との搬送方向(周方向)の距離が同じであれば、中間転写ベルト5bにかかる張力を補強テープ(53,54)にも分散することができる。
【0058】
これは、感光ドラム上の現像画像が転写される中間転写ベルト上の領域が平面状の領域である場合や、中間転写ベルト上の現像画像が転写材に転写される際の中間転写ベルトの領域が平面状の領域である場合に特に効果的である。
【0059】
さらに、その平面区間において、補強テープ(53,54)の自然長の方を中間転写ベルト5bの自然長よりも短くするとよい。そうすると中間転写ベルト5bにかかる張力が直接ベルト自身にかかるのではなく、補強テープ(53,54)が受けるようになる。また、ローラ58により中間転写ベルト5bを張架した状態では、ベルトシワが発生することはなく、中間転写ベルト5b・補強テープ(53,54)それぞれの平面区間における長さは同一となる。ここで、補強テープ(53,54)の自然長の方を中間転写ベルト5bの自然長よりも短くする範囲は、ローラ58により中間転写ベルト5bを張架した状態で、中間転写ベルト5bにシワが発生することなく補強テープ(53,54)が伸びる範囲である。
【0060】
このように、中間転写ベルト5bが平面状になった部分で、ベルトの長さと補強テープ(53,54)の長さが等しいか、または補強テープ(53,54)の方を短くすると、中間転写ベルト5bと補強テープ(53,54)を合わせた“ベルト体”としての強度が上がる。その強度が上がることによって、ベルト回転走行方向(周方向)に垂直方向(軸方向)に発生する“寄り力”に対して、ベルトを踏みとどまらせようとする力が発生し、中間転写ベルト5bの安定走行を実現することが可能となる。また、ベルト端部をテープによって補強できるので、その端部からの引き裂き亀裂に対しても効果があり、ビード状部材の根元部分でのベルト破断や、ビード状部材のローラ部への乗り上げを防止することが可能となる。
【0061】
さらに、本実施の形態では、中間転写ベルト5b・補強テープ(53,54)それぞれの平面区間における長さを同一とすることにより、平面区間での中間転写ベルト5b・補強テープ(53,54)それぞれの搬送距離が同じになり、距離違いによるベルトシワが発生しなくなり、転写不良を防止することができ、高品質の画像を得ることが可能となる。
【0062】
本実施の形態では、補強テープ(53,54)は中間転写ベルト5bの画像面側に貼られているが、画像面側の非画像担持領域に狭い幅であればよい。よって画像不良を起こさず、また中間転写ベルト5bの幅をあまり大きくしなくてもよい。これにより、画像形成装置の出力安定性、装置本体の縮小化を図ることが可能となる。
【0063】
(第二の実施の形態)
図8は、本発明の第二の実施の形態を示す中間転写ベルト5bの概略図である。
【0064】
第一の実施の形態に示したように、中間転写ベルト5bが平面状になった部分で、中間転写ベルト5bの長さと補強テープ(53,54)の長さが等しいか、または補強テープ(53,54)の方を短くすると、中間転写ベルト5bと補強テープ(53,54)を合わせた“ベルト体”としての強度が上がる。
【0065】
ただ、さらにベルトスピードが上がったり、ベルトテンションが大きくなると、“寄り力”は大きくなってしまう。それに対抗するため、より剛性の高い補強テープを貼ることが考えられる。しかし、テープの剛性が高くなると張架ローラ58などによる屈曲時に、テープ自身が座屈する可能性がある。また、補強テープを貼る作業性が悪くなったり、テープのコストが高くなったりしてしまう。
【0066】
そこで、比較的剛性の低い補強テープをベルトに対して2周以上の複数回、途中切断せずに連続して貼ることによって、ベルト剛性および走行性を安定させることができる。
【0067】
図8では、回転ベルトの一部を示しており、補強テープ53がベルト2周分貼られた様子を示している。また、貼り始めと貼り終わりを表わしており、それらが重なり合っているのである。
【0068】
このようにすることにより、補強テープを貼る作業性を悪化させることなく、また、テープコストをむやみに上げる要因もなくなる可能性がある。同時に、テープを貼った個所の剛性を高くすることができるのである。
【0069】
本実施の形態によれば、中間転写ベルト5bに対して補強テープ(53,54)を複数周にわたって貼ることによって、上述した第一の実施の形態の効果に加えて、テープを貼った個所の剛性をより高くすることができる。補強テープ(53,54)を貼る作業性の向上を図ることもでき、また、安価な補強テープ(53,54)を選べるのでコスト増をおさえることができる。
【0070】
以下に、本発明の実施態様を示す。
【0071】
(実施態様1)
静電潜像が形成される像担持体(例えば、感光ドラム1Y,1M,1C,1BKに相当)と、
前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像が転写される無端ベルト状の中間転写体(例えば、中間転写ベルト5bに相当)と、
前記中間転写体の外周側の非画像領域の少なくとも一端部に、周方向にわたって設けられる補強テープ(例えば、補強テープ53,54に相当)と、
を備え、前記中間転写体に転写されたトナー画像を転写材に転写する画像形成装置において、
前記像担持体上のトナー画像が前記中間転写体に転写される領域と、前記中間転写体に転写されたトナー画像が転写材に転写される際の該中間転写体の領域とのうち少なくとも一方が平面状の領域である場合に、
前記中間転写体の平面状の領域では、該中間転写体の長さと前記補強テープの長さとは同一であることを特徴とする画像形成装置。
【0072】
(実施態様2)
静電潜像が形成される像担持体(例えば、感光ドラム1Y,1M,1C,1BKに相当)と、
前記像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像が転写される無端ベルト状の中間転写体(例えば、中間転写ベルト5bに相当)と、
前記中間転写体の外周側の非画像領域の少なくとも一端部に、周方向にわたって設けられる補強テープ(例えば、補強テープ53,54に相当)と、
を備え、前記中間転写体に転写されたトナー画像を転写材に転写する画像形成装置において、
前記像担持体上のトナー画像が前記中間転写体に転写される領域と、前記中間転写体に転写されたトナー画像が転写材に転写される際の該中間転写体の領域とのうち少なくとも一方が平面状の領域である場合に、
前記中間転写体の平面状の領域では、該平面状の領域に相当する前記補強テープの自然長の長さは、該平面状の領域に相当する該中間転写体の自然長の長さよりも短いことを特徴とする画像形成装置。
【0073】
(実施態様3)
前記中間転写体は、少なくとも2つの回転部材(例えば、ローラ58に相当)に支持されて回転駆動されるものであり、
前記中間転写体の平面状の領域とは、前記2つの回転部材の間であって、該回転部材に接触していない領域であることを特徴とする実施態様1または2に記載の画像形成装置。
【0074】
(実施態様4)
前記中間転写体の非画像領域の内周側に周方向にわたって設けられるとともに、該中間転写体を回転させる回転部材(例えば、ローラ58に相当)に係合して、該中間転写体の軸方向への移動を規制する規制部材(例えば、ビード状部材51,52に相当)を備え、
前記補強テープと前記規制部材とは、前記中間転写体に投影した場合に、お互いに重なる領域を有することを特徴とする実施態様1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0075】
(実施態様5)
前記補強テープの前記中間転写体への投影面は、前記規制部材の前記中間転写体への投影面を含んでいることを特徴とする実施態様4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0076】
(実施態様6)
前記補強テープは、前記中間転写体の外周側に連続して2周以上貼り付けられていることを特徴とする実施態様1〜5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0077】
(実施態様7)
前記像担持体は複数設けられており、
前記中間転写体は、前記複数の像担持体上から転写された複数のトナー画像を同時に担持することを特徴とする実施態様1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
【0078】
(実施態様8)
像担持体上に形成された静電潜像を現像して得られたトナー画像が転写される無端ベルト状の中間転写体の外周側の非画像領域の少なくとも一端部に、周方向にわたって補強テープを設けた画像形成装置の製造方法において、
前記中間転写体の平面状の領域に前記補強テープを貼り付ける工程を含むことを特徴とする画像形成装置の製造方法。
【0079】
(実施態様9)
前記中間転写体は、少なくとも2つの回転部材(例えば、ローラ58に相当)に支持されて回転駆動されるものであり、
前記中間転写体の平面状の領域とは、前記2つの回転部材の間であって、該回転部材に接触していない領域であることを特徴とする実施態様8に記載の画像形成装置の製造方法。
【0080】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、中間転写体にシワを発生させずに補強テープを貼ることができるので、中間転写体の強度の向上を図ることにより中間転写体の走行性の安定化を図ることが可能となり、かつ、転写不良を防止して高品質の画像を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るカラー画像形成装置を示す概略断面図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る中間転写体を示す概略斜視図である。
【図3】図2の断面の一部を示す概略図である。
【図4】ビード状部材の使用状態を示す概略図である。
【図5】ビード状部材と補強テープの位置関係を示す概略図である。
【図6】本発明の第一の実施の形態において、補強テープの貼り付け状態を示す図である。
【図7】本発明の第一の実施の形態において、補強テープの複数周貼り付け状態を示す図である。
【図8】本発明の第二の実施の形態において、ビード状部材と補強テープの貼り付け状態を示す図である。
【図9】従来技術を示す概略図で、補強テープの貼り付け状態を示す。
【符号の説明】
1 感光ドラム(像担持体)
5 中間転写ユニット
5b 中間転写ベルト
51,52 ビード状部材
53,54 補強テープ
55,56 フランジ
57 両面テープ
58 ローラ
Claims (1)
- トナー像を担持する像担持体と、
内周面に突起部を有する回転可能な中間転写ベルトと、
前記中間転写ベルトを張架する回転部材であって、前記中間転写ベルトが前記回転部材の軸方向に寄った時に前記突起部と接触可能なフランジを前記軸方向の両端に備える回転部材と、
前記中間転写ベルトの外周面で前記突起部の真裏の位置に貼られた前記中間転写ベルトを補強する補強テープと、
を有する画像形成装置において、
前記補強テープは、前記中間転写ベルトの回転方向の所定範囲に関して、前記中間転写ベルトに貼る前の自然長の長さが、前記中間転写体の回転方向の長さよりも短いことを特徴とする画像形成装置。
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