JP2004347697A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】複数の像担持体1に当接して循環搬送せしめられる無端状のベルト部材2と、ベルト部材2若しくはベルト部材2上に保持された記録材に像担持体1上の画像を転写する転写部材3と、複数の作像モードを選択的に切替え、選択された作像モードに応じて、像担持体1の全部若しくは一部を使用して作像処理を行わせる作像モード選択手段4と、像担持体1の一部を使用する作像モ−ド選択時に、使用すべき像担持体1とベルト部材2との接触状態を保ち、非使用の像担持体1とベルト部材2とを非接触状態にすべく、像担持体1に対するベルト部材2の張架軌跡を部分的に退避させるリトラクト機構5とを備え、前記ベルト部材2は、その両端部に像担持体1側とは逆方向へ折曲形成された折曲部2aを備える。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置に係り、特に、複数の像担持体上の画像を、ベルト部材若しくはベルト部材上の記録材に転写する画像形成装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の画像形成装置として、例えば、電子写真方式を採用した所謂タンデム型カラー画像形成装置を例に挙げると、各色成分(例えばイエロ(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K))トナー像を形成するための複数の感光体ドラム等の像担持体を配列し、これを一次転写装置にて一時的に中間転写体上の同一箇所に多重転写(一次転写)した後、この多重トナー像を二次転写装置にて記録材に一括転写(二次転写)し、その後中間転写体上に残留したトナーをクリーニング装置によって除去するようにしたものがある。
この種の中間転写体としては、装置内でのレイアウトの自由度の高さや占有面積の小ささ等の構造的利点及び各種記録材に適応可能な利点等から、ベルト状の中間転写体が多用されている。
【0003】
ところで、この種のタンデム型カラー画像形成装置において、例えば、単色モードと複数色モードとを選択的に実行し得るように構成した画像形成装置では、単色モードを実行するときに、画像形成に用いない感光体ドラムと中間転写ベルトとが接触しているため、以下のような問題が発生する。
例えば、画像形成に用いない感光体ドラムが中間転写ベルトに接触し続けることにより、中間転写ベルトの摺擦を受け続け、感光体ドラムの寿命が短くなりやすい。また、感光体ドラム上に残留している現像剤が中間転写ベルトに接触または近接した状態が続くと、感光体ドラム上に残留している現像剤が中間転写ベルト表面に付着し、現像剤を無駄に消費するおそれもあった。
そこで、上記の問題を解決するため、例えば、単色モード選択時に、中間転写ベルトの内、使用する感光体ドラムに対応する領域を残し、不使用の感光体ドラムに対応する中間転写ベルト部分を退避させ、不使用の感光体ドラムと中間転写ベルトとを非接触配置するようにした画像形成装置が提案されている(特許文献1、特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開2001−242680号公報(発明の実施の形態の欄、図2)
【特許文献2】
特開2000−181184号公報(発明の実施の形態の欄、図6)
【特許文献3】
特開2002−148899号公報(実施例の欄)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、提案されたこれらの画像形成装置においては、不使用の感光体ドラムと中間転写ベルトとが非接触配置されるため、中間転写ベルト走行中のベルトのたわみ、うねり及びカール等のばたつきが、退避したロールや他の構成部品に接触し、ベルトや部品の摩耗及び不要な帯電による画像欠陥を発生させる可能性がある。
また、このような画像欠陥を防止するには、退避したロールや他の構成部品と中間転写ベルトとの間隔を確実に保つ必要があり、退避量を大きく採ることが必要で、装置の大型化に繋がる可能性がある。
尚、このような技術的課題は、中間転写型画像形成装置に限られるものではなく、記録材を搬送する記録材搬送ベルトを使用する画像形成装置においても同様に生ずる。
本発明は、以上の技術的課題を解決するためのものであり、単色モード、複数色モードの選択を行う画像形成装置に対し、簡単な構成で、部品消耗も少なく、画像欠陥のない画像形成装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本発明は、図1(a)(b)に示すように、各色成分画像を形成担持する複数の像担持体1(具体的には1a〜1d)と、この像担持体1に当接して循環搬送せしめられる無端状のベルト部材2と、ベルト部材2若しくはベルト部材2上に保持された記録材に像担持体1上の画像を転写する転写部材3(具体的には3a〜3d)と、複数の作像モードを選択的に切替え、選択された作像モードに応じて、像担持体1の全部若しくは一部を使用して作像処理を行わせる作像モード選択手段4と、像担持体1の一部を使用する作像モ−ド選択時に、使用すべき像担持体1とベルト部材2との接触状態を保ち、非使用の像担持体1とベルト部材2とを非接触状態にすべく、像担持体1に対するベルト部材2の張架軌跡を部分的に退避させるリトラクト機構5とを備え、前記ベルト部材2は、その両端部に像担持体1側とは逆方向へ折曲形成された折曲部2aを備えていることを特徴とするものである。
尚、符号7は、ベルト部材2を張架する張架ロールであり、符号8は、張架ロールの一つとして働き、ベルト部材2に張力を付与せしめるテンションロールである。
【0007】
このような技術的手段において、像担持体1としては、画像を担持し得るものであれば、感光体、誘電体等適宜選定してよく、その形態についてもドラム状、ベルト状いずれであってもよい。また、ベルト部材2としては、中間転写体及び記録材搬送体を含む。
尚、本件では、作像モード選択時にベルト部材2が退避する態様であり、像担持体1が退避する態様は、像担持体1の退避前後における位置精度及び退避機構の複雑さの観点から、考慮していない。
【0008】
更に、本態様におけるベルト部材2の態様としては、剛性状ベルトが好ましく、金属製ベルトであってもよい。また、ベルト部材2の形状が、本件の特徴点である両端に折曲部2aを備えたものであれば、弾性状ベルトであっても差し支えない。
また、ベルト部材2の両端部位にある折曲部2aは、最大画像形成領域を超えた部位にあり、この折曲部2aの領域には、転写部材3の両端が位置するようにすることが好ましい。この場合、折曲部2aが画像形成領域外にあることや、ベルト部材2が走行中に退避した転写部材3と接触しても、折曲部2aのみで接触することから、ベルト部材2の画像形成領域での不要な接触帯電等の可能性もなく、良好な画像形成ができるようになる。尚、ベルト部材2の両端の折曲部2aの形状は、像担持体1側とは逆方向に延びる形状であれば直線状、曲線状いずれであっても差し支えない。
【0009】
本態様においてリトラクト機構5は、作像モード選択手段4からの情報を下に、制御装置9によって制御されるように構成されている。
また、リトラクト機構5は、ベルト部材2に対して退避自在なリトラクト部材6を有しており、また、リトラクト部材6が退避する際、退避すべき転写部材3も連動して退避するように構成することが、リトラクト機構5や装置の小型化等にとって一層好ましい。
更に、リトラクト機構5は、単一若しくは複数のリトラクト部材6で構成されるが、装置の小型化の観点からは、単一のリトラクト部材6で構成される態様が好ましい。
本態様におけるリトラクト部材6は、通常ベルト部材2と接触する態様であることから、ベルト部材2との接触帯電を防止するために、導電性部材で構成され且つ接地されていることが好ましい。
本態様におけるリトラクト機構5は、退避後のベルト部材2と転写部材3との接触帯電を防止するためには、リトラクト部材6の退避と共に、転写部材3も退避する態様が好ましく、リトラクト部材6の退避量より転写部材3の退避量を大きくすることが好ましいが、特にこれに限定するものではなく、リトラクト部材6の退避によってベルト部材2の張架軌跡を退避させ、退避したベルト部材2の張力により、転写部材3が押されることで、ベルト部材2と像担持体1とが離間する態様であってもよい。
【0010】
また、本態様におけるベルト部材2の幅は、リトラクト部材6の幅より狭く且つ転写部材3の幅より広くすれば、リトラクト部材6及び転写部材3とベルト部材2が接触しても画像形成領域とは接触せず、接触帯電や摺動摩耗を防ぐことが可能となる。
更に、本態様における転写部材3は、ロール状であってもよいし、他の形状(例えばコロトロン)であってもよい。
特に、本態様では、ベルト部材2を中間転写体とした画像形成装置が好適である。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に示す実施の形態に基づいてこの発明を詳細に説明する。
◎実施の形態1
図2は、本発明が適用されたタンデム型カラー画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。
本実施の形態において、タンデム型カラー画像形成装置は、四つの色(本実施の形態ではY(イエロ)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック))の各色成分トナー像を形成する四つの画像形成ユニット20(具体的には20a〜20d)を並列配設し、この画像形成ユニット20にて形成した各色成分トナー像を中間転写ベルト32上に一次転写器22(具体的には22a〜22d)にて順次一次転写させ、二次転写部位にて記録シートに中間転写ベルト32上の各色成分トナー像を二次転写させ、この記録シートを定着器38に導くようにしたものである。
【0012】
各画像形成ユニット20は、感光体ドラム21(具体的には21a〜21d)を有しており、この感光体ドラム21の周囲には、感光体ドラム21を帯電する帯電ロール23(具体的には23a〜23d)、感光体ドラム21上に静電潜像を書込むレーザ露光器(図示外)、各色成分トナーが収容されて感光体ドラム21上の静電潜像を可視像化する現像器(図示外)、感光体ドラム21上の各色成分トナー像を中間転写ベルト32に転写せしめる一次転写器22及び感光体ドラム21上の残留トナーなどを除去するクリーナ等の電子写真用デバイスが配設されている。
【0013】
また、中間転写ベルト32は複数の張架ロール25〜31に張架されて循環搬送されるものであり、例えば張架ロール31を駆動ロールとすると共に、他の張架ロール25〜30を従動ロールとし、更に張架ロール27は中間転写ベルト32に張力を付与せしめるテンションロールとして機能させるようにしたものである。
尚、符号24は、中間転写ベルト32の軌道を退避させるリトラクトロールであり、中間転写ベルト32に接触する位置と離間する位置との間で進退することにより、中間転写ベルト32の軌道を変更することができるように構成されている。
【0014】
そして、本実施の形態では、中間転写ベルト32の張架ロール29に対向する部位が二次転写部位として設定されており、この中間転写ベルト32の二次転写部位表面側には二次転写ロール33が接触配置され、この二次転写ロール33とこれに対向する張架ロール29(バックアップロールとして機能)との間に転写バイアスが印加されるようになっている。
【0015】
また、二次転写ロール33の周辺には、記録シートを規制するレジロール34、上流側搬送ガイド35、下流側搬送ガイド36、搬送ロール37、定着器38が配設されている。
尚、符号39及び40は、中間転写ベルト32上の残留トナーを除去するためのブレード及びスクレーパ、符号41は、中間転写ベルト32の移動を検知するセンサ、符号42は、中間転写ベルト32の蛇行を検知するエッジセンサ、符号43は、ホームポジションセンサである。
【0016】
本実施の形態において、リトラクト機構は、図3に示すように、中間転写ベルト32の張架軌跡を変えるリトラクトロール24と、このリトラクトロール24を支持する支持機構46と、この支持機構46へ駆動力を伝達する駆動力伝達機構70とで構成されている。
支持機構46は、リトラクトロール24を支持し、符号47aを中心軸にして回動するリトラクトアーム47と、このリトラクトアーム47の一端に配設され、リトラクトロール24を中間転写ベルト32に圧接する方向に付勢するばね48と、リトラクトアーム47の回動を抑止するストッパ49とで構成されている。
【0017】
また、図4〜図7に示すように、駆動力伝達機構70は、駆動モータ71からの駆動力をリトラクトアーム47に伝達する多数のギアや軸等で構成されている。
図に示すように、駆動モータ71にはギア72が装着されており、このギア72と噛合するギア73の軸には、もう一つのギア74が装着されている。このギア74と対向する位置には、軸76に装着されたウォームギア75があり、ギア74と噛合している。また、この軸76の両端部には、偏芯カム77が設けられ、この偏芯カム77の外側面には突起部78が配設されている。そして、この偏芯カム77の円周面上には、前記リトラクトアーム47の端部が圧接している。
従って、駆動モータ71の回転により、軸76が回転し、偏芯カム77が回転することで、リトラクトアーム47が回動し、リトラクトロール24が中間転写ベルト32から退避するようになっている。
尚、符号79は軸76の回転状況をモニタするように軸76に固定された回動片であり、符号80は、この回動片79の移動状態を検知するセンサである。
【0018】
本実施の形態においては、更に、偏芯カム77の突起部78は、一次転写器22が支持されている架台64の溝64aに係合し、その中で摺動可能に構成されており、この架台64には、中間転写ベルト32の進行方向に沿った長穴64bを設け、この長穴64bには固定片65に装着された摺動片66が嵌合し、架台64の一方向移動を可能にする構成を採っている。
【0019】
また、本実施の形態では、図3に示すように、一次転写器22は三個(具体的には22a〜22c)が同じ架台64上に設置され、他の一個(具体的には22d)とは異なる形態となっている。
更に、一次転写器22は、一次転写ロール62(具体的には62a〜62d)と、この一次転写ロール62の両端の軸に係合したばね等の弾性部材とで構成され、この弾性部材は一次転写ロール62を図の上方(感光体ドラム21側)に付勢するようにしている。
更にまた、三個の一次転写ロール62(具体的には62a〜62c)の両端の軸には、可動片63(具体的には63a〜63c)が嵌合しており、一次転写ロール62の上方への動きを抑止している。尚、この可動片63は、その一端を架台64に係止されており、架台64の移動により、回転軸を中心に回動するように構成されている。
従って、一次転写器22は、リトラクトロール24の退避と連動して退避する機構に構成されている。
【0020】
また、本実施の形態における中間転写ベルト32は、ポリイミド樹脂を主成分とする剛性状ベルトで、ポリイミド樹脂中に酸化処理カーボンブラックを含有し、ベルト中央付近の表面粗度(Ra)が1.5μm以下、ベルト厚100μmのものを使用している。そして、その両端部には感光体ドラム21側とは逆方向に、略直線状に折曲形成された折曲部32a(図10(b)参照)を有している。
ポリイミド樹脂のベルトの作製方法としては、ポリアミド酸溶液を円筒状金型内面に供給・展開して被膜とし、加熱によりベルトとして保持できるまで硬化させた後、金型からベルトを取り出して金属製シリンダ外面に差し替え、加熱によりイミド転化反応を行う工程を経て実施される(例えば、特許文献3参照)。
【0021】
次に、本実施の形態に係る画像形成装置の作動について説明する。
今、フルカラー(四色)モードの画像選択が行われた場合、本実施の形態に係る画像形成装置は、図2に示すように、各色の画像形成ユニット20に配設された感光体ドラム21(具体的には21a〜21d)が、中間転写ベルト32と接触する形態となっている。
このとき、感光体ドラム21上には、各色の所定のトナー画像が作成され、これらの感光体ドラム21上のトナー画像は、一次転写器22に所定のバイアス電圧を印加することで、張架ロール31を駆動ロールとして循環搬送される中間転写ベルト32上に静電気的に転写される。
中間転写ベルト32上に多重転写されたトナー画像は、二次転写ロール33及びバックアップロール29より構成される二次転写装置にて、記録シート搬送路45を搬送された記録シート上に二次転写され、記録シート上に転写されたトナー画像は、その後定着器38にて定着される。
【0022】
ここで、単色モード(具体的には黒色)が選択されると、リトラクトロール24が作動し、図8に示すように、中間転写ベルト32が感光体ドラム21a〜21c及び一次転写器22a〜22cと離間する(図8の実線で表す中間転写ベルト32の軌跡をとる)。尚、図中の仮想線は、フルカラーモード時の中間転写ベルト32の軌跡を示す。
単色モードに切り替わった中間転写ベルト32は、駆動ロール31と張架ロール25との間でその軌跡が短くなるため、たわみを生じるが、このたわみはテンションロール27によって吸収される。
【0023】
そして、黒色の感光体ドラム21d上に形成されたトナー画像は、一次転写器22dによって、中間転写ベルト32上に転写され、二次転写装置にて記録シート搬送路45を搬送された記録シート上に二次転写され、記録シート上に転写されたトナー画像は、その後定着器38にて定着される。
【0024】
更に、本実施の形態の特徴点であるリトラクト機構に着目し、図3〜図7に基づいてその作動を詳しく説明する。
カラーモードから、単色モード(具体的には黒色)へ選択モードが切り替わると、図示外の制御装置からリトラクト機構を作動させるために駆動モータ71へ信号が伝達され、リトラクト機構が作動を開始する。
駆動モータ71が回転を始めると、ギア72〜74を介してウォームギア75が装着された軸76が回転するため、この軸76の両端部にある偏芯カム77が回転する。そこで、この偏芯カム77に圧接しているリトラクトアーム47は、その端部を中間転写ベルト32方向へ持ち上げ、中心軸47aを介して回動する。そのため、リトラクトロール24が感光体ドラム21側とは反対の方向へ移動し、中間転写ベルト32が感光体ドラム21から離間することとなる。
【0025】
一方、偏芯カム77に備わった突起部78が、架台64の溝64aを図5で示す左側に移動させるため、架台64に設けられた複数の突起67によって、可動片63(具体的には63a〜63c)が回動する。その結果、一次転写ロール(具体的には62a〜62c)が中間転写ベルト32と離間する方向に移動することとなる。
尚、駆動モータ71の停止は、回動片79によるセンサ80の通過信号によって行われるようになっている。
【0026】
図9(a)〜(c)は、偏芯カム77の回転によって行われるリトラクトアーム47の移動量と可動片63の移動量を模式的に示した説明図である。
仮に偏芯カム77が180°回転したとすると、偏芯カム77の回転軸の移動量α(具体的には偏芯カム77によるリトラクトアーム47の移動量)と突起部78の移動量β(具体的には可動片63の移動量)との関係は、図9(a)に示すように表わされる。
この移動量αは、図9(b)に示すようにリトラクトロール47をγだけ下げる(具体的には感光体ドラム21と反対方向へ退避する)こととなる。また、可動片63の移動量βは、図9(c)に示すように、一次転写ロール62をδだけ下げることとなる。
尚、本実施の形態では、γ<δとなるように構成されているため、リトラクトロール24の退避量より一次転写器22(具体的には一次転写ロール62)の退避量の方が大きくなっている。
【0027】
ここで、本実施の形態のもう一つの特徴点である中間転写ベルト32について説明する。
図10(a)(b)は、一次転写部位での感光体ドラム21、中間転写ベルト32及び一次転写器22との関係を示す断面図であり、図10(a)は選択された画像形成ユニットでの状態を示し、図10(b)は選択されなかった画像形成ユニットでの状態を示している。
図10(a)では、中間転写ベルト32は、感光体ドラム21及び一次転写器22(具体的には一次転写ロール)に密着し、中間転写ベルト32の端部にある折曲部は真っ直ぐに延びるように押さえつけられるが、図10(b)では中間転写ベルト32は感光体ドラム21及び一次転写器22(具体的には一次転写ロール)から離間しているため、中間転写ベルト32の折曲部32aもその形状が現れている。
【0028】
そのため、一次転写を要する部位では十分なニップ域を構成すると共に、一次転写を不要とする部位では、感光体ドラム21及び一次転写器22へ接触しないため、不要な接触帯電等を防止することができ、画像欠陥を防止できる。
また、中間転写ベルト32の両端に折曲部32aを有することから、中間転写ベルト32の剛性をより高める形状(面剛性が高まる形状)となり、中間転写ベルト32走行中のうねりやばたつきも小さくなる。更に、折曲部32aに一次転写器22の端部が位置することから、中間転写ベルト32が走行中に一次転写器22へ接触しても、特に接触帯電は生じない構造となっている。
尚、折曲部32aは、有効画像域を超えた位置にあることから、画像形成には特に支障がないことは言うまでもない。
【0029】
このように、単色モードの画像を形成するときは、三個のカラー用感光体ドラム21は中間転写ベルト32より退避すると共に、帯電器、クリーニング装置などの画像形成に関わる手段も停止あるいは頻度が少なくなるので、それらの無用な消耗が防がれ、長寿命化が図れる。
更に、中間転写ベルト32に折曲部32aを備えた構造のため、中間転写ベルト32の走行中のうねりやばたつきも軽減され、接触帯電等の画像欠陥への影響を防止することも可能である。そして、一次転写器22と中間転写ベルト32とが接触しても、中間転写ベルト32の折曲部32aで一次転写器22の両端が接触するのみのため、不要な接触帯電がなく、作像工程に影響を与えないため、画像欠陥を防止することが可能である
また、退避する部品を必要以上に退避させる必要もなく、退避する部品に中間転写ベルト32が接触することを防止する部品、例えば、ストッパ等を設ける必要もない。
【0030】
本実施の形態では、黒色用感光体ドラム21dは、他の感光体ドラム21(具体的には21a〜21c)と同一の大きさで示しているが、例えば、黒色用感光体ドラム21dを他の感光体ドラム21a〜21cより大きくし、単色モード選択時には、中間転写ベルト32の速度を上げ、画像形成処理速度を向上させることも可能である。
また、本実施の形態では、リトラクトロール24の退避方向は、回動する方向としたが、直線方向に退避する方向でも差し支えなく、リトラクトロール24の退避方向としては、感光体ドラム21と逆方向であれば特に差し支えない。
更に、本実施の形態では、リトラクトロール24と機構的に連動して一次転写器22も退避する構成を採ったが、例えば、選択モードが切り替わるとその信号を基に一次転写器22が個々に退避する構成であっても、連動して退避する構成であることには変わりはない。
【0031】
◎実施の形態2
図11は、本発明が適用されたタンデム型カラー画像形成装置の実施の形態2を示す説明図である。
同図において、本実施の形態は実施の形態1における画像形成装置と略同様に構成されるが、画像形成ユニット20の数が実施の形態1と異なり、本実施の形態では、透明色の画像形成ユニット20eが、駆動ロール31の下流側で隣接する位置に配設されている。また、第二のリトラクトロール48が、画像形成ユニット20eと20aの間に配設されている。尚、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0032】
本実施の形態における画像形成装置の作動について、図12に基づいて説明する。
透明色+フルカラーモードから、透明色+黒色のモードに選択が切り替わると、リトラクト機構が作動し、リトラクトロール24の退避と連動して、一次転写器22(具体的には22a〜22c)が退避することで、中間転写ベルト32が実線で示す軌跡のように感光体ドラム21a〜21cから離間する。尚、図中仮想線は透明色及びフルカラーモード選択時の中間転写ベルト32の軌跡を示している。
本実施の形態では、リトラクトロール24の退避とは異なり、第二のリトラクトロール48は作動しない例を示しているが、この第二のリトラクトロール48も作動し、透明色の感光体ドラム21eからも中間転写ベルト32を離間させることも可能である。
【0033】
このように、単色+透明色モードの画像を形成するときは、三個のカラー用感光体ドラム21は中間転写ベルト32より退避すると共に、帯電器、クリーニング装置などの画像形成に関わる手段も停止あるいは頻度が少なくなるので、それらの無用な消耗が防がれ、長寿命化が図れる。
更に、中間転写ベルト32に折曲部32a(図10(b)参照)を備えた構造のため、中間転写ベルト32の走行中のうねりやばたつきも軽減され、接触帯電等の画像欠陥への影響を防止することも可能である。
また、退避する部品を必要以上に退避させる必要もなく、退避する部品に中間転写ベルト32が接触することを防止する部品、例えば、ストッパ等を設ける必要もない。
【0034】
◎実施の形態3
図13は、本発明が適用されたタンデム型カラー画像形成装置の実施の形態3を示す説明図である。
同図において、本実施の形態は実施の形態1における画像形成装置と略同様に構成されるが、退避する一次転写器22a〜22cは、リトラクト機構と連動していない点が実施の形態1と異なる。尚、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0035】
本実施の形態の画像形成装置の作動について、図14に基づいて説明する。
フルカラーモードから、単色モードに選択が切り替わると、リトラクト機構が作動し、中間転写ベルト32が図の実線のように感光体ドラム21a〜21cから離間する方向にその軌跡を変更する。尚、図中仮想線はフルカラー選択時の中間転写ベルト32の軌跡を示している。
すなわち、リトラクトロール24によって仮想線のように軌跡を維持していた中間転写ベルト32は、張架ロール25と駆動ロール31とで張架される軌跡に変更される。
この中間転写ベルト32の軌跡の変更が、そのまま一次転写器22a〜22cを夫々の感光体ドラム21a〜21cから離間させる。
このとき、一次転写器22a〜22cを中間転写ベルト32側へ付勢する弾性体(具体的にはばね等)の弾性力は、中間転写ベルト32の軌跡変更に対し、それに追随できる程度の付勢力で構成されているため、フルカラーモード選択時及び単色モード選択時共に、一次転写器22は中間転写ベルト32と接触した状態となっている。
【0036】
本実施の形態においては、一次転写器22と中間転写ベルト32とは常時接触した構成となるが、不要な感光体ドラム21とは接触せず、また、一次転写器22と中間転写ベルト32との接触は、中間転写ベルト32の折曲部32a(図10(b)参照)で生じるため、中間転写ベルト32の画像形成領域と一次転写器22とが接触することがないことから、不要な接触帯電がなく、作像工程に影響を与えないため、画像欠陥を防止することが可能である。
【0037】
◎実施の形態4
図15は、本発明が適用されたタンデム型カラー画像形成装置の実施の形態4を示す説明図である。
同図において、本実施の形態は実施の形態1の画像形成装置と略同様に構成されるが、画像形成ユニット20(具体的には20a〜20d)にて直接紙等の記録シート上に画像転写を行う点が実施の形態1と異なり、中間転写ベルトの代わりに、シート搬送ベルト51が多数の張架ロールに掛け渡されている。
また、駆動ロール31とシート搬送ベルト51を介して対向する位置には、記録シートをシート搬送ベルト51に吸着させるための電荷を印加する吸着ロール52を配設し、この吸着ロール52の記録シート搬送ルート上流側には、記録シートの姿勢制御を行うレジロール53を、また、黒色用感光体ドラム21dの記録シート搬送ルート下流側には、定着器54を配設している。尚、実施の形態1と同様な構成要素には同様の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0038】
本実施の形態における画像形成装置の作動を、図16に基づいて説明する。
同図において、記録シートはレジロール53で姿勢を制御された後、吸着ロール52を介してシート搬送ベルト51上に吸着される。そして、仮想線で示す軌跡に沿って、記録シート上に各色のトナー画像が転写され、記録シート上のトナー画像は定着器54によって定着される。
ここで、フルカラーモードから単色モードへ選択が切り替わると、リトラクトロール24が退避し、このリトラクトロール24と連動している一次転写器22(具体的には22a〜22c)が退避し、図の仮想線から実線のようにシート搬送ベルト51がその軌跡を変更する。そのため、三個の感光体ドラム21a〜21cがシート搬送ベルト51から離間する。
【0039】
このように、単色モードの画像を形成するときは、三個のカラー用感光体ドラム21はシート搬送ベルト51より退避すると共に、帯電器、クリーニング装置などの画像形成に関わる手段も停止あるいは頻度が少なくなるので、それらの無用な消耗が防がれ、長寿命化が図れる。
更に、シート搬送ベルト51に折曲部を備えた構造のため、シート搬送ベルト51の走行中のうねりやばたつきも軽減され、接触帯電等の画像欠陥への影響を防止することも可能である。
また、退避する部品を必要以上に退避させる必要もなく、退避する部品にシート搬送ベルト51が接触することを防止する部品、例えば、ストッパ等を設ける必要もない。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、像担持体の一部を使用する作像モ−ド選択時に、使用すべき像担持体とベルト部材との接触状態を保ち、非使用の像担持体とベルト部材とを非接触状態にすべく、像担持体に対するベルト部材の張架軌跡を部分的に退避させるようにしたので、単色モードの画像、複数色モードの画像双方に対応すると共に、画像形成に不要な像担持体等の動作頻度を少なくすることが可能になり、その分、像担持体等の長寿命化を図ることができる。
特に、本発明にあっては、ベルト部材の両端部に像担持体側とは逆方向へ折曲形成された折曲部を備えていることから、ベルト部材の面剛性が向上することで走行中のうねりやばたつきも軽減され、更に、転写部材との接触部位は前記折曲部となるため、接触帯電等の画像欠陥への影響を防止することも可能である。
また、退避する部品を必要以上に退避させる必要もなく、退避する部品にベルト部材が接触することを防止する部品、例えば、ストッパ等を設ける必要もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)(b)は本発明に係る画像形成装置の概要を示す説明図である。
【図2】本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実施の形態1を示す説明図である。
【図3】実施の形態1におけるリトラクト機構を示す説明図である。
【図4】リトラクト機構の要部を示す第一の説明図である。
【図5】リトラクト機構の要部を示す第二の説明図である。
【図6】リトラクト機構の要部を示す第三の説明図である。
【図7】リトラクト機構の要部を示す第四の説明図である。
【図8】実施の形態1における作用を示す説明図である。
【図9】(a)(b)(c)は実施の形態1での退避量を示す説明図である。
【図10】(a)(b)は実施の形態1での中間転写ベルト周囲の断面を示す説明図である。
【図11】本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実施の形態2を示す説明図である。
【図12】実施の形態2における作用を示す説明図である。
【図13】本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実施の形態3を示す説明図である。
【図14】実施の形態3における作用を示す説明図である。
【図15】本発明が適用されたタンデム型画像形成装置の実施の形態4を示す説明図である。
【図16】実施の形態4における作用を示す説明図である。
【符号の説明】
1(1a〜1d)…像担持体,2…ベルト部材,2a…折曲部,3(3a〜3d)…転写部材,4…作像モード選択手段,5…リトラクト機構,6…リトラクト部材,7…張架ロール,8…テンションロール,9…制御装置
Claims (9)
- 各色成分画像を形成担持する複数の像担持体と、この像担持体に当接して循環搬送せしめられる無端状のベルト部材と、ベルト部材若しくはベルト部材上に保持された記録材に像担持体上の画像を転写する転写部材と、複数の作像モードを選択的に切替え、選択された作像モードに応じて、像担持体の全部若しくは一部を使用して作像処理を行わせる作像モード選択手段と、像担持体の一部を使用する作像モ−ド選択時に、使用すべき像担持体とベルト部材との接触状態を保ち、非使用の像担持体とベルト部材とを非接触状態にすべく、像担持体に対するベルト部材の張架軌跡を部分的に退避させるリトラクト機構とを備え、
前記ベルト部材は、その両端部に像担持体側とは逆方向へ折曲形成された折曲部を備えていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
前記ベルト部材の両端部位にある折曲部は、最大画像形成領域を超えた部位にあることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
リトラクト機構は、ベルト部材に対して退避自在なリトラクト部材を有することを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
リトラクト機構は、ベルト部材に対して退避自在なリトラクト部材を有し、このリトラクト部材の退避動作に連動して転写部材が退避せしめられる連動機構を設けたことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
リトラクト機構は、単一のリトラクト部材からなることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
リトラクト部材は、導電性部材であり且つ接地されていることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項3記載の画像形成装置において、
リトラクト部材の退避量より転写部材の退避量が大であることを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
ベルト部材の幅は、リトラクト部材の幅より狭く且つ転写部材の幅より広いことを特徴とする画像形成装置。 - 請求項1記載の画像形成装置において、
ベルト部材は、中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。
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