JP2001318508A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP2001318508A
JP2001318508A JP2000138658A JP2000138658A JP2001318508A JP 2001318508 A JP2001318508 A JP 2001318508A JP 2000138658 A JP2000138658 A JP 2000138658A JP 2000138658 A JP2000138658 A JP 2000138658A JP 2001318508 A JP2001318508 A JP 2001318508A
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忠 下唐湊
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Yuji Nagai
雄二 永井
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和大 緒方
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 感光体ドラムと中間転写ベルトとの摩擦によ
る損傷を緩和する。 【解決手段】 露光器9によって静電潜像が形成される
感光体ドラム5a,6a,7a,8aおよび静電潜像に
トナーを付着させてトナー像を形成する現像ユニットを
それぞれ備え、相互に異なる色のトナーが収容されてタ
ンデム式に配列された複数の画像形成ユニット5,6,
7,8と、複数のローラに掛け渡され、画像形成ユニッ
ト5,6,7,8の配列方向に沿って周回走行して感光
体ドラム5a,6a,7a,8a上に形成された複数色
のトナー像が順次重ね転写されてカラートナー像が形成
される無端の中間転写ベルト3とを備え、感光体ドラム
5a,6a,7a,8a上のトナー像を中間転写ベルト
3に転写する期間のみ中間転写ベルト3を感光体ドラム
5a,6a,7a,8aに接触させるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真技術など
を利用して画像情報を重ね合わせて合成像を形成するカ
ラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子写真技術を採用した画像
形成装置においては、像担持体としての感光体を帯電器
により帯電し、この感光体に画像情報に応じた光照射を
行って潜像を形成し、この潜像を現像器によって現像し
て顕像化したトナー像をシート材等に転写して画像を形
成することが行われている。
【0003】一方、画像のカラー化に伴って、このよう
な一連の画像形成プロセスが展開される像担持体を複数
備えておき、シアン像、マゼンタ像、イエロー像、好ま
しくはブラック像の各色像をそれぞれの像担持体に形成
し、各像担持体の転写位置にて記録媒体に各色像を重ね
合わせて転写することによりフルカラー画像を形成する
タンデム方式、あるいは各色のトナー像を像担持体に形
成後、これを中間転写部材に順次転写し、その重ね合わ
せられたフルカラーのトナー像を一括して記録媒体上に
転写するタンデム方式のカラー画像形成装置も従来から
数多く提案されている。
【0004】このようなタンデム方式のカラー画像形成
装置は、各色ごとにそれぞれの画像形成部を有するた
め、高速化に有利であるとされている。
【0005】ここで、図20に従来のカラー画像形成装
置を示す概略図を示す。
【0006】図20に示すように、カラー画像形成装置
は、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)の各色のトナー像をそれぞれ形成するた
めの画像形成ユニット41,42,43,44と、画像
信号を出力して画像形成ユニット41,42,43,4
4に設けられた感光体ドラム41a,42a,43a,
44aに静電潜像を形成させるための露光器45と、閉
ループ状に形成されて走行する中間転写ベルト46と、
感光体ドラム41a,42a,43a,44a上に形成
されたトナー像を中間転写ベルト4に転写する転写器4
7とを備え、用紙カセット49から供給された用紙Pに
中間転写ベルト46上のトナー像を転写して定着器48
によりトナー像を用紙Pに定着させるというものであ
る。
【0007】画像形成ユニット41〜44の内部は、例
えばブラック(K)の画像形成ユニット41は、露光器
45からのレーザビームによって静電潜像がその周面に
形成される感光体ドラム41aと、感光体ドラム41a
の外周面を所定の電位に帯電させる帯電器41bと、感
光体ドラム41aに形成された静電潜像にトナーを付着
させてこれを顕像化する現像ローラ41cと、トナー像
を中間転写ベルト46に転写した後の感光体ドラム41
a上の残留トナーを除去するクリーナ41dとから構成
されている。そして、その他の画像形成ユニット42〜
44も同様の構成を持つ。
【0008】このような構成のカラー画像形成装置にお
いて、例えば、先ずブラックの感光体ドラム41a上を
帯電器41bによって一様に帯電させ、ホストコンピュ
ータ(図示せず)より露光器45へ伝達された画像情報
に基づいてレーザ光を照射し、ブラック成分色の潜像が
形成される。この潜像は現像ローラ41c上に薄層化さ
れたトナーによりブラックトナー像として可視像化され
る。可視像化されたトナー像は感光体ドラム41aと接
触周回走行(図中矢印A方向)している中間転写ベルト
46の内面より転写器47へ転写電圧を印加することに
より中間転写ベルト46上に転写される。
【0009】この間に次色のシアン成分潜像が形成さ
れ、現像ローラ42cでシアントナーによるシアントナ
ー像が顕像化される。そして、ブラックトナー像の転写
が終了した中間転写ベルト46にシアントナー像が転写
され、ブラックトナー像と重ね合わされる。
【0010】以降、マゼンタトナー像、イエロートナー
像についても同様な方法で画像形成が行われ、中間転写
ベルト46に4色のトナー像の重ね合わせが終了する。
【0011】その後、用紙カセット49から取り出され
て搬送される用紙Pに中間転写ベルト46上のトナー像
が転写ローラ50により転写された後、用紙Pは定着器
48を通過することでトナーが定着されて矢印B方向へ
と排紙される。
【0012】なお、トナー像が用紙Pへの転写された
後、用紙Pに転写されずに中間転写ベルト46上に残っ
たトナーは、ベルトクリーナ51により除去されること
になる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来の構成の画像形成装置では、感光体ドラムと
中間転写体ベルトが常時接触しているため、感光体ドラ
ムの周速と中間転写ベルトの走行速に速度差が生じると
両者の摺擦による損傷および摩耗が発生し、画像品質の
劣化や寿命低下を招くことになる。
【0014】そこで、感光体ドラムの回転駆動と中間転
写ベルトの走行駆動を同時に行う技術もあるが、完全に
同じタイミングで駆動を開始することは、それぞれの駆
動手段(モータ、ギア列、アクチュエータの応答等)に
存在するタイムラグのため困難であり、微細な摺擦傷の
発生は避けられない。
【0015】また、モータ回転に要する電流値のピーク
が回転開始時にあることから、これらの駆動手段を同時
に開始させることは消費電力の増加を誘発することにな
る。
【0016】さらに、各色単独で印字する必要がある場
合、特にモノクロ(ブラック)印字を必要とする場合も
ブラック以外の画像形成ユニットは同じように動作(い
わゆる白紙印字動作)をしなければならず、印字不要の
画像形成ユニットでも感光体ドラム、現像ローラ、クリ
ーナ、トナー等は各部材間に生じる摩擦を受け、摩耗に
よる寿命低下を招いている。
【0017】その他にも、紙詰まり等の動作不良で印字
動作が中断した場合は、次の印字動作に備えて、感光体
ドラムや中間転写ベルト上に残ったトナー像をクリーニ
ングしなければならない。しかしながら、タンデム式の
構成では必然的に感光体ドラム1回転に比べ中間転写ベ
ルト1周は大幅に長くなることから、中間転写ベルトを
最短でも1周走行させる間は感光体ドラムを不必要に何
回転もさせなければならず、画像形成ユニットを構成す
る部品の摩耗による寿命低下を招いている。
【0018】そこで、本発明は、感光体ドラムと中間転
写ベルトとの摩擦による損傷を緩和することのできるカ
ラー画像形成装置を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明のカラー画像形成装置は、露光手段によって
静電潜像が形成される感光体ドラムおよび静電潜像にト
ナーを付着させてトナー像を形成する現像ユニットをそ
れぞれ備え、相互に異なる色のトナーが収容されてタン
デム式に配列された複数の画像形成ユニットと、複数の
ローラに掛け渡され、画像形成ユニットの配列方向に沿
って周回走行して感光体ドラム上に形成された複数色の
トナー像が順次重ね転写されてカラートナー像が形成さ
れる無端の中間転写ベルトとを有し、感光体ドラム上の
トナー像を中間転写ベルトに転写する期間のみ中間転写
ベルトを感光体ドラムに接触させる構成としたものであ
る。
【0020】このように、トナー像を感光体ドラムから
中間転写ベルト上に転写する期間のみ中間転写ベルトと
感光体ドラムと接触させるようにしているので、感光体
ドラムと中間転写ベルトの回転開始時に生じる摺擦傷に
よる損傷や摩耗を緩和することができ、画像形成ユニッ
トおよび中間転写ベルトの寿命が長くなって耐用性を向
上させることが可能になる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、露光手段によって静電潜像が形成される感光体ドラ
ムおよび静電潜像にトナーを付着させてトナー像を形成
する現像ユニットをそれぞれ備え、相互に異なる色のト
ナーが収容されてタンデム式に配列された複数の画像形
成ユニットと、複数のローラに掛け渡され、画像形成ユ
ニットの配列方向に沿って周回走行して感光体ドラム上
に形成された複数色のトナー像が順次重ね転写されてカ
ラートナー像が形成される無端の中間転写ベルトとを有
し、感光体ドラム上のトナー像を中間転写ベルトに転写
する期間のみ中間転写ベルトを感光体ドラムに接触させ
るカラー画像形成装置であり、感光体ドラムが中間転写
ベルトと接触している時間が短縮化されて感光体ドラム
と中間転写ベルトとの摩擦による損傷を緩和することが
可能になるという作用を有する。
【0022】本発明の請求項2記載の発明は、請求項1
記載の発明において、中間転写ベルトは、その周回走行
開始後および感光体ドラムの回転開始後に感光体ドラム
に接触され、中間転写ベルトの周回走行と感光体ドラム
の回転は、中間転写ベルトが感光体ドラムから離間した
後に停止されるカラー画像形成装置であり、感光体ドラ
ムと中間転写ベルトを等速回転させた状態で中間転写ベ
ルトと感光体ドラムとの接触ができるため、速度差によ
る摺擦傷の発生を抑制でき、画質劣化防止と画像形成ユ
ニットと中間転写ベルトの長寿命化を図ることが可能に
なるという作用を有する。
【0023】本発明の請求項3記載の発明は、請求項2
記載の発明において、中間転写ベルトは、露光手段によ
る露光開始前に感光体ドラムに接触され、カラートナー
像を記録媒体上へ一括転写した後に感光体ドラムから離
間されるカラー画像形成装置であり、感光体ドラムに中
間転写ベルトを接触および離間させるときの衝撃振動な
どによる外乱がなくなるので、感光体ドラム上へ静電潜
像の形成精度と記録媒体上への転写精度を向上させるこ
とが可能になるという作用を有する。
【0024】本発明の請求項4記載の発明は、請求項2
記載の発明において、中間転写ベルトを周回走行させる
ベルト駆動手段と複数色の感光体ドラムを回転させるド
ラム駆動手段とがそれぞれ独立して備えられ、ベルト駆
動手段およびドラム駆動手段は相互に時間差をもって順
次駆動を開始するカラー画像形成装置であり、感光体ド
ラムと中間転写ベルトの駆動手段を同時に回転させる必
要がないので、消費電力を抑制することが可能になると
いう作用を有する。
【0025】本発明の請求項5記載の発明は、請求項1
記載の発明において、中間転写ベルトの内周側の感光体
ドラムに対応する位置において感光体ドラム方向に移動
可能に設けられ、中間転写ベルトを感光体ドラムに接触
させて感光体ドラム上に形成されたトナー像を中間転写
ベルトに順次重ね転写してカラートナー像を形成する複
数の可動ローラがそれぞれ配置されているカラー画像形
成装置であり、画像形成ユニットを固定した状態で感光
体ドラムと中間転写ベルトとが接触されるので、感光体
ドラム駆動に及ぼす振動や負荷変動がなく良好な静電潜
像の形成やトナー像の転写が可能になるという作用を有
する。
【0026】本発明の請求項6記載の発明は、請求項5
記載の発明において、可動ローラは金属製であるカラー
画像形成装置であり、感光体ドラムと中間転写ベルトの
接触量を一定に保つことができて感光体ドラム上のトナ
ー像は中間転写ベルトの理想的な位置に転写されるの
で、色ズレのないトナー像の転写を行うことが可能にな
るという作用を有する。
【0027】本発明の請求項7記載の発明は、請求項5
または6記載の発明において、可動ローラには、感光体
ドラム上に顕像化されたトナー像を中間転写ベルトに転
写させる転写電圧が印加されるカラー画像形成装置であ
り、特別な転写機構が不要になって簡単な構成の離接機
構によるトナー像の転写を行うことが可能になるという
作用を有する。
【0028】本発明の請求項8記載の発明は、請求項5
記載の発明において、画像形成ユニットの配列方向に沿
って往復移動可能なガイド部材が配列されるとともに、
可動ローラを軸支しつつガイド部材の動きに連動して回
動する複数のトリガが設けられ、ガイド部材によるトリ
ガの回動によって可動ローラの移動が回転的に操作され
て中間転写ベルトが感光体ドラムに接触されるカラー画
像形成装置であり、ガイド部材とトリガによる連動だけ
で複数の可動ローラの当接、離間を制御して感光体ドラ
ムと中間転写ベルトの接触動作を行わせることが可能に
なるという作用を有する。
【0029】本発明の本発明の請求項9記載の発明は、
請求項8記載の発明において、トリガは可動ローラの軸
支部と回動中心の支点部とを有し、中間転写ベルトを感
光体ドラムに接触させたとき軸支部と支点部とが略鉛直
線上とされているカラー画像形成装置であり、可動ロー
ラの当接バラツキが抑制されて感光体ドラムと中間転写
ベルトの接触量を一定に保つことができるので、感光体
ドラム上のトナー像が中間転写ベルトの理想的な位置に
転写されて色ズレを防止することが可能になるという作
用を有する。
【0030】本発明の請求項10記載の発明は、請求項
5〜8の何れか一項に記載の発明において、複数の画像
形成ユニットに対応してそれぞれ設けられた可動ローラ
は、全て同時期に移動するカラー画像形成装置であり、
可動ローラを離接させるための構成を全て同一にするこ
とが可能になるという作用を有する。
【0031】本発明の請求項11記載の発明は、請求項
5〜8の何れか一項に記載の発明において、複数の画像
形成ユニットは、モノクロ画像形成ユニットおよび少な
くとも2色以上のカラー画像形成ユニットからなり、モ
ノクロ画像形成時にはモノクロ画像形成ユニットに対応
した可動ローラが単独で移動して中間転写ベルトを感光
体ドラムに接触させ、カラー画像形成時には全ての可動
ローラが移動して中間転写ベルトを感光体ドラムに接触
させるカラー画像形成装置であり、モノクロ印字とカラ
ー印字のそれぞれのモードに対応できるので、モノクロ
印字に不必要な画像形成ユニットの動作を停止させるこ
とができて画像形成ユニットの長寿命化を図ることが可
能になるという作用を有する。
【0032】本発明の請求項12記載の発明は、請求項
5〜8の何れか一項に記載の発明において、複数の画像
形成ユニットは、モノクロ画像形成ユニットおよび少な
くとも2色以上のカラー画像形成ユニットを備え、モノ
クロ画像形成時にはモノクロ画像形成ユニットに対応し
た可動ローラが単独で移動して中間転写ベルトを感光体
ドラムに接触させ、カラー画像形成時にはモノクロ画像
形成ユニットに対応した可動ローラを除く可動ローラが
移動して中間転写ベルトを感光体ドラムに接触させるカ
ラー画像形成装置であり、モノクロ印字とカラー印字の
それぞれのモードに対応できるとともに、モノクロモー
ド時にはモノクロ印字に必要な画像形成ユニットのみ動
作させ、カラーモード時にはモノクロ印字に必要な画像
形成ユニットを除く画像形成ユニットに限定して動作を
させることができるので、さらに画像形成ユニットの長
寿命化を図ることが可能になるという作用を有する。
【0033】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図19を用いて説明する。なお、これらの図面にお
いて同一の部材には同一の符号を付しており、また、重
複した説明は省略されている。
【0034】図1は本発明の実施の形態によるカラー画
像形成装置の構成を示す概略図、図2(a)は図1のカ
ラー画像形成装置におけるイエローの画像形成ユニット
の概略を一次転写ローラの離接機構とともに示す説明
図、(b)は図1のカラー画像形成装置におけるイエロ
ーの画像形成ユニットの概略を一次転写ローラの離接機
構とともに示す説明図、図3は図1のカラー画像形成装
置における中間転写ベルトユニットの要部を示す斜視
図、図4は図3の中間転写ベルトユニットにおけるガイ
ド部材を示す斜視図、図5は図3の中間転写ベルトユニ
ットにおけるトリガを示す斜視図、図6は図1のカラー
画像形成装置において一次転写ローラが全て離間状態の
ときのトリガとガイド部材との連接関係を示す概略図、
図7は図1のカラー画像形成装置において一次転写ロー
ラが全て当接状態のときのトリガとガイド部材との連接
関係を示す概略図、図8は図1のカラー画像形成装置に
おける駆動ユニットを示す斜視図、図9は図1のカラー
画像形成装置における中間転写ユニットと画像形成ユニ
ットとの配列状態を示す斜視図、図10は図1のカラー
画像形成装置の動作を示すタイミングチャート、図11
は本発明の他の実施の形態であるトリガを示す概略図、
図12(a)は本実施の形態の2種類のトリガによる一
次転写ローラの当接バラツキを対比して示す説明図、
(b)は本実施の形態の2種類のトリガによる一次転写
ローラの当接バラツキを対比して示す説明図、図13は
本発明の他の実施の形態においてモノクロおよびカラー
モードに対応させたトリガとガイド部材との連接関係で
全ての一次転写ローラが離間した状態を示す概略図、図
14は本発明の他の実施の形態のカラー画像形成装置に
おいてモノクロおよびカラーモードに対応させたトリガ
とガイド部材との連接関係でブラックの一次転写ローラ
のみが当接した状態を示す概略図、図15は本発明の他
の実施の形態のカラー画像形成装置においてモノクロお
よびカラーモードに対応させたトリガとガイド部材との
連接関係で全ての一次転写ローラが当接した状態を示す
概略図、図16は本発明の他の実施の形態のカラー画像
形成装置におけるガイド部材とセンサの位置関係を示す
斜視図、図17は本発明のさらに他の実施の形態におい
てモノクロおよびカラーモードに対応させたトリガとガ
イド部材との連接関係で全ての一次転写ローラが離間し
た状態を示す概略図、図18は本発明のさらに他の実施
の形態のカラー画像形成装置においてモノクロおよびカ
ラーモードに対応させたトリガとガイド部材との連接関
係でブラックの一次転写ローラのみが当接した状態を示
す概略図、図19は本発明のさらに他の実施の形態のカ
ラー画像形成装置においてモノクロおよびカラーモード
に対応させたトリガとガイド部材との連接関係でブラッ
ク以外の一次転写ローラが当接した状態を示す概略図で
ある。
【0035】図1において、ベルト駆動ローラ1によっ
て走行駆動される中間転写ベルト3は、ベルト駆動ロー
ラ1とベルト支持ローラ2と中間転写ベルト3に張力を
与えるテンションローラ14とにより閉ループ状に掛け
渡され、この中間転写ベルト3の下方に配置された用紙
カセット10からの用紙Pが二次転写ローラ11と中間
転写ベルト3との間を抜けて定着器12へ通紙される概
略構成となっている。
【0036】つまり、中間転写ベルト3の上方には、画
像情報に基づいてレーザを照射する露光器9が配置さ
れ、この露光器9と中間転写ベルト3との間に、イエロ
ー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)の画像形成ユニット5,6,7,8が中間転写ベ
ルト3の走行方向に沿って順に配列されている。そし
て、中間転写ベルト3に形成されたカラーのトナー画像
は、用紙Pが二次転写ローラ11と中間転写ベルト3と
の間にニップされることによって、この用紙Pに転写さ
れ、転写されたトナー画像は定着器12によって用紙P
上に定着される。
【0037】なお、用紙P上に転写されずに中間転写ベ
ルト上3に残ったトナー画像を除去するベルトクリーニ
ングユニット4が、画像形成ユニット5とベルト支持ロ
ーラ2との間に配設されている。
【0038】なお、本発明では、ブラックつまりモノク
ロの画像形成ユニットと、少なくとも2色以上のイエロ
ーなどのカラー画像形成ユニットで構成されていればよ
く、本実施の形態に限定されるものではない。
【0039】画像形成ユニット5〜8は何れも相互に同
じ構成としたもので、感光体ユニットと現像ユニットと
から構成されている。
【0040】感光体ユニットは、感光体ドラム5a,6
a,7a,8aと、これらの感光体ドラム5a〜8aの
表面を所定の電位に一様に帯電させるコロナ式の帯電器
5b,6b,7b,8bと、残留トナーを感光体ドラム
5a〜8aの表面から除去するためのクリーニングブレ
ード5c,6c,7c,8cと、クリーニングブレード
5c〜8cに掻き取られた廃トナーを搬送する廃トナー
スクリュー5d,6d,7d,8dとを備えたものであ
る。また、現像ユニットは、感光体ドラム5a〜8a上
に形成された静電潜像にトナーを付着させてこれを顕像
化する現像ローラ5e,6e,7e,8eと、これらの
現像ローラ5e〜8eの表面にトナータンク(図示せ
ず)からトナーを供給するサプライローラ5f,6f,
7f,8fと、現像ローラ5e〜8e上のトナー厚を均
一にするとともに所定の電位に帯電する薄層化ブレード
5g,6g,7g,8gとを備えたものである。
【0041】また、中間転写ベルト3の内周側の感光体
ドラム5a〜8aに対応する位置には一次転写ローラ
(可動ローラ)13Y,13M,13C,13Bが設け
られている。それぞれの一次転写ローラ13Y〜13B
には矢印C方向、つまり中間転写ベルト3の内周面に対
して離接可能な機構が配備されており、中間転写ベルト
3を感光体ドラム5a〜8aに接触および非接触状態に
させることができる。これら、一次転写ローラ13Y〜
13Bは金属で構成されており、それぞれに高電圧を印
加させることによって感光体ドラム5a〜8aから中間
転写ベルト3上へのトナー像転写が行われるようになっ
ている。したがって、従来の画像形成装置のように特別
な転写部材は不要となり、コンパクトな転写機構部が実
現できる。
【0042】ここで、感光体ドラム5a〜8aと中間転
写ベルト3とを接触させる他の形態として、一次転写ロ
ーラ13Y〜13Bを固定し、画像形成ユニット5〜8
を上下方向に移動させ接触させる構成を採用しても、同
様の転写機構として効果を得ることができる。しかし、
画像形成ユニット5〜8を上下方向に移動させること
は、同時に感光体ドラム5a〜8aも移動することにな
り、潜像を形成する露光器9からの焦点距離にバラツキ
が生じたり、感光体ドラム5a〜8aを回転させる駆動
系にも駆動ムラが発生することになる。
【0043】よって、本実施の形態では、感光体ドラム
5a〜8aと中間転写ベルト3とを接触させる手段とし
て、中間転写ベルト3の内周側に一次転写ローラ13Y
〜13Bを設け、それぞれの一次転写ローラ13Y〜1
3Bが移動可能な機構とした。
【0044】次に、図2に図示するように、一次転写ロ
ーラ13Yは両端をトリガ15によって回転自在に軸支
されている。トリガ15はほぼL字状の形状を持ち、屈
曲部の位置で装置に固定された支点ピン15aを軸に回
動自在となっている。また、支点ピン15aから一次転
写ローラ13Yと反対方向の適切な距離だけ離れた部分
にはガイドピン15bが設けられており、ガイドピン1
5bの位置を制御することによって、一次転写ローラ1
3Yを所定の位置に規制することが可能になっている。
そのため、ガイドピン15bの位置を制御するためのガ
イド16Yが矢印D方向へスライドできるよう配置され
ている。
【0045】ガイド16Yはガイドピン15bが移動可
能に差し込まれる開口部と摺動面とを有しており、図示
の例では開口部として示している。ガイド16Yはその
スライド方向に平行な当接面17Yと離間面18Yとを
備え、ガイド16Yのスライドによってトリガ15を回
動させる機能を持っている。すなわち、(a)のように
ガイドピン15bが離間面18Y上にあるときは一次転
写ローラ13Yが離間位置にあるために中間転写ベルト
3は感光体ドラム5aから離間している。また(b)の
ように(a)の状態からガイド16Yが図において右方
向にスライドすると、ガイドピン15bが当接面17Y
上に移動し、一次転写ローラ13Yが当接位置に回動す
るとともに中間転写ベルト3を押圧しながら感光体ドラ
ム5aに対して所定の喰い込み量まで当接し、中間転写
ベルト3が感光体ドラム5aと接触する。
【0046】ここで、感光体ドラム5aはアルミの基体
に有機光導電体等の感光体受容層を薄膜塗布した繊細な
部品であるため、一次転写ローラ13Yによる感光体ド
ラム5aの破損を防止するために、一次転写ローラ13
Yの中間転写ベルト3への当接位置を感光体ドラム5a
と中間転写ベルト3との当接位置から所定の距離Xだけ
離れた場所に設置し、感光体ドラム5aと一次転写ロー
ラ13Yとが中間転写ベルト3を介して接触しない構成
にしている。なお、一次転写ローラ13Yを、金属製の
芯金に発泡もしくはゴム等の弾性部材でロール状に形成
し、感光体ドラム5aに中間転写ベルト3を介して喰い
込ませて接触させる構成でも同様の機能を有する。しか
し、このような構成では、弾性部材の発泡密度、硬度、
抵抗値等を全て管理しなければならず、それらのバラツ
キによって転写特性が変化して理想的な位置への転写が
できなくなる。また、転写トナー像に乱れが生じ、画像
不良を招くことにもなる。したがって、一次転写ローラ
13Yには金属製のローラを用いた構成の方が好まし
い。
【0047】このように、当接面17Yと離間面18Y
を持つガイド16Yにトリガ15のガイドピン15bを
連接させることにより、ガイド16Yの左右方向の移動
によってトリガ15を回動操作でき、感光体ドラム5a
に対して中間転写ベルト3を接触または離間状態にさせ
ることができる。なお、このトリガ15とガイド16Y
によって支持ピン15aを軸に一次転写ローラ13Yを
回転的に操作するための構成は、後述するように、他の
一次転写ローラ13M,13C,13Bについても同様
である。
【0048】図3において、中間転写ベルトユニット2
1は、ベルト駆動ローラ1、ベルト支持ローラ2、テン
ションローラ14、アイドルローラ22によって中間転
写ベルト3を閉ループ状に張帯する構成とされており、
中間転写ベルト3の内側には、一次転写ローラ13Y〜
13Bが配置されている。なお、便宜上、ローラ等を固
定するための中間転写ベルトユニット21の骨格となる
フレームは省略されている。
【0049】中間転写ベルト3の幅方向の一端に沿って
ガイド部材19が矢印E方向、つまり画像形成ユニット
5〜8の配列方向にスライド可能に取り付けられてお
り、他端側にはガイド部材20がガイド部材19と対称
形に備えられている。
【0050】ガイド部材19は図4に示すように側面
(内側)の4個所に画像形成ユニット5〜8にそれぞれ
対応させたガイド16Y,16M,16C,16Bが形
成されている。また、ガイド部材19の下面にはラック
19aが形成されるとともに、中間転写ベルトユニット
21に設けられた2本のガイド保持ピン23に外挿可能
な長孔19bが2個所設けられている。ラック19aは
中間転写ベルトユニット21側に回転駆動可能に配置さ
れたピニオン24と噛み合い、さらにピニオン24は本
体側の駆動系(図示せず)と係合するジョイントギア2
5と噛み合っているため、本体側から伝達される駆動制
御に順応してジョイントギア25は正逆回転し、その回
転方向によってガイド部材19は矢印E方向にスライド
する。なお、ガイド部材19とガイド部材20との同期
を確保するため、ガイド部材19およびガイド部材20
とピニオン24に刻まれたマーキング(図示せず)によ
って位置合わせが行われ、ガイド部材19とガイド部材
20が同位相で移動できるよう配慮されている。
【0051】トリガ15は、図2において図示したもの
と同様に、ほぼL字状に形成されて図5に示された支点
ピン15aを回転中心とし、ガイドピン15bと一次転
写ローラ13Y〜13Bを軸支するためのローラ軸受1
5cとを備えている。そして、中間転写ベルト3の上方
に配列される画像形成ユニット5〜8の位置に対応して
それぞれ中間転写ベルト3を挟んで一対ずつ、トリガ1
5と対称に形成したトリガ26が設けられ、ガイド部材
19とガイド部材20のスライドに連接してトリガ15
とトリガ26とが同位相で回動可能に構成されている。
ここで、本発明を説明する中で、ガイド部材19とこれ
に連接するトリガ15が動作するときは、ガイド部材2
0とトリガ26も同位相で動作しているものとする。
【0052】図6の画像形成ユニット5〜8は図2で示
したイエロー(Y)の画像形成ユニット5と同様の構成
であり、またガイド部材19に形成されたガイド16
Y,16M,16C,16Bにトリガ15のガイドピン
15bが係合する関係は、図2で示したものと同様にな
っている。すなわち、図6に示すように、ガイドピン1
5bがガイド16Y〜16Bの離間面18Y〜18Bの
位置にある場合は、一次転写ローラ13Y〜13Bが全
て離間位置にあり中間転写ベルト3と感光体ドラム5a
〜8aは非接触状態である。また、図7に示すように、
ガイド部材19の左右方向移動(図6の位置から右方向
にスライド)によって、ガイドピン15bがぞれぞれの
ガイド16Y〜16Bに形成された摺動面を移動し、当
接面17Y〜17Bの位置に到達するため、一次転写ロ
ーラ13Y〜13Bが当接位置に移動されて中間転写ベ
ルト3が感光体ドラム5a〜8aに接触することにな
る。
【0053】図8において、ドラムジョイントギア27
Y,27M,27C,27Bは外面にインボリュート形
状の歯形が形成された雄型のカップリング部材である。
ドラムジョイントギア27Y〜27Bにそれぞれ対応し
て、タイミングベルトとプーリを組み合わせたベルトモ
ジュール28Y,28M,28C,28Bとドラムモー
タ(ドラム駆動手段)29Y,29M,29C,29B
が各色毎に設けられている。そして、ドラムモータ29
Y〜29Bの回転力がベルトモジュール28Y〜28B
を介してドラムジョイントギヤ27Y〜27Bに伝達さ
れる。また、ベルトジョイントギア30も外面にインボ
リュート形状の歯形が形成された雄型のカップリング部
材で、ベルトジョイントギア30を回転駆動させるため
のベルトギアモジュール31とベルトモータ(ベルト駆
動手段)32が設けられている。
【0054】次に、図9に図示するように、感光体ドラ
ム5a〜8aの一方端には、それぞれ内面にインボリュ
ート形状の歯形が形成された雌型のカップリング部を有
するドラムギア5h,6h,7h,8hが同軸的に設け
られており、図8に示したドラムジョイントギア27Y
とドラムギア5h、ドラムジョイントギア27Mとドラ
ムギア6h、ドラムジョイントギア27Cとドラムギア
7h、ドラムジョイントギア27Bとドラムギア8hが
それぞれ結合する。また、ベルト駆動ローラ1の一方端
にも内面にインボリュート形状の歯形が形成された雌型
のカップリング部を有するベルトギア1aが同軸的に設
けられており、ベルトジョイントギア30と結合する。
【0055】以上の構成において、先ず印字開始の信号
とともにベルトモータ32の駆動を開始し、矢印A方向
に中間転写ベルト3を周回走行させる。次に、ドラムモ
ータ29Y〜29Bの駆動を開始し、感光体ドラム5a
〜8aを回転させる。その後、本体駆動系からジョイン
トギア25を介してピニオン24へ駆動力が伝達され、
図6で示す位置(初期位置)にあるガイド部材19がス
ライドを開始し、ストロークエンドまで移動する。そし
て、ガイド部材19のスライドに連接してガイドピン1
5bがガイド16Y〜16Bの摺動面を移動して当接面
17Y〜17Bまで達する。また、ガイドピン15bの
移動にともなって、支点ピン15aを回転軸に一次転写
ローラ13Y〜13Bが当接位置まで回動し、図7のよ
うに中間転写ベルト3と感光体ドラム5a〜8aとが接
触状態になる。
【0056】次に、画像形成ユニット5において、感光
体ドラム5aの表面が帯電器5bによって一様に帯電さ
れ、露光器4が出力するイエロー成分色の画像情報に従
って静電潜像が形成される。また、現像ローラ5e上に
はサプライローラ5fから供給されたイエロートナーが
薄層化ブレード5gによって摩擦帯電されるとともに均
一に薄層形成され、このトナーが感光体ドラム5aと現
像ローラ5e間に印加された電圧の電位差によって感光
体ドラム5a上の潜像に付着して可視像化される。さら
に、可視像化されたイエロートナーは、一次転写ローラ
13Yに高電位の電圧を印加することにより中間転写ベ
ルト3上にイエロートナー像として転写される。
【0057】一方、イエロートナー像が中間転写ベルト
3に転写されている間に、マゼンタの画像形成ユニット
6でもイエローの画像形成ユニット5と同様にマゼンタ
成分色の静電潜像が感光体ドラム6a上に形成され、続
いて現像ローラ6e上に均一薄層化されたマゼンタトナ
ーによってマゼンタトナー像が顕像化される。そして、
一次転写ローラ13Mに高電位の電圧を印加すると、先
の画像形成ユニット5でイエロートナー像の転写が終了
した中間転写ベルト3に重ね合わせてマゼンタトナー像
が感光体ドラム6aから転写される。
【0058】以降、シアントナー像およびブラックトナ
ー像についても同様に画像形成ユニット7,8で画像形
成が行われ、一次転写ローラ13C,13Bに高電位の
電圧を印加すると、中間転写ベルト3上に4色のトナー
像が重ね合わせられる。
【0059】その後、ジョイントギア25の逆回転とと
もにガイド部材19がスライドを開始し、逆側のストロ
ークエンドである初期位置まで移動する。ガイド部材1
9の移動に連接してガイドピン15bも当接時と逆過程
を辿り、離間面18Y〜18Bに戻る。そして、一次転
写ローラ13Y〜13Bが離間し、中間転写ベルト3が
感光体ドラム5a〜8aから離れることになる。中間転
写ベルト3が感光体ドラム5a〜8aから離れるとドラ
ムモータ29Y〜29Bの回転が停止し、感光体ドラム
5a〜8aの回転も停止する。
【0060】その後、用紙カセット4から搬送される用
紙Pが中間転写ベルト3と二次転写ローラ11との間を
通過するときに4色のトナー像が用紙P上に一括転写さ
れる。転写されたトナー像は定着器12によって用紙P
上に加熱定着されて機体外へ排出されるとともに、ベル
トモータ32の回転を停止させて中間転写ベルト3の周
回走行を停止させる。
【0061】以上のように、本実施の形態によれば、感
光体ドラム5a〜8aからトナー像を中間転写ベルト3
上に転写する期間のみ中間転写ベルト3と感光体ドラム
5a〜8aとをそれぞれ回転させながら接触させている
ので、両者の常時接触構造に比べると感光体ドラム5a
〜8aと中間転写ベルト3の回転開始時に生じる摺擦傷
による損傷や摩耗を緩和することができ、画像品質の劣
化や寿命低下を抑制することが可能になる。また、ベル
トモータ32とドラムモータ29Y〜29Bを同時に回
転させる必要もなくなるため、消費電力も削減すること
ができる。
【0062】一方、中間転写ベルト3を感光体ドラム5
a〜8aに接触および離間させる構造においては、微少
ではあるものの衝撃振動が発生してしまう。したがっ
て、両者の接触を露光器9が感光体ドラム5a〜8a上
に静電潜像を形成しているときに行うと、衝撃振動によ
って正規の潜像形成が行えないことになる。さらに、感
光体ドラム5a〜8aから中間転写ベルト3を離間させ
る動作を行うと、ベルト駆動ローラ1とベルト支持ロー
ラ2との間における画像形成ユニット5〜8側のベルト
周長が短くなり、瞬間的に中間転写ベルト3の周速が遅
くなる。したがって、中間転写ベルト3上のトナー像を
二次転写ローラ11によって用紙Pへ転写中に中間転写
ベルト3の離間を行うと、転写後のトナー像が乱れてし
まうことになる。よって、中間転写ベルト3を感光体ド
ラム5a〜8aに接触させるのは露光開始前に行い、離
間させるのは用紙P上にトナー像を転写させた後に行う
ことにより、衝撃振動の外乱がなく、精度良い転写を実
現することができる。
【0063】次に、これらのような画像を形成する一連
の過程において紙詰まり等の動作不良で装置本体が停止
した場合のリカバリーや、装置本体の電源投入時に行う
初期化動作の場合について、画像形成ユニット5〜8と
中間転写ベルトユニット21の動作を中心に説明する。
【0064】画像形成ユニット5〜8を初期化するのに
必要な主動作は、感光体ドラム5a〜8a上の中間転写
ベルト3へ転写されずに残った未転写トナーをクリーニ
ングすることである。そして、そのためには、感光体ド
ラム5a〜8aを1周以上回転させる必要がある。一
方、中間転写ベルトユニット21についての初期化に必
要な主動作は、用紙Pに転写されず中間転写ベルト3上
に残った未転写トナーをクリーニングすることである。
【0065】本実施の形態では、感光体ドラム5a〜8
aの外径をφ30mm(外周長94.2mm)、中間転
写ベルト3の外周長を848mmに構成しているため、
従来のように感光体ドラム5a〜8aと中間転写ベルト
3を常時接触させた構成では、感光体ドラム5a〜8a
と中間転写ベルト3を等速で回転させると、中間転写ベ
ルト3がクリーニングする1周の間に感光体ドラム5a
〜8aは約9回転させなければならない。つまり、画像
形成ユニット5〜8を必要以上に初期化動作させなけれ
ばならず、先に述べたように画像形成ユニット5〜8を
構成する感光体ドラム5a〜8a、クリーニングブレー
ド5c〜8c、現像ローラ5c〜8c、サプライローラ
5f〜8f、薄層化ブレード5g〜8g等は摩耗によっ
て著しく耐用性が低下する。
【0066】そこで、これまで説明したように、画像形
成ユニット5〜8を動作させるドラムモータ29Y〜2
9Bと中間転写ベルトユニット21を動作させるベルト
モータ32をそれぞれ独立して配置し、中間転写ベルト
3を感光体ドラム5a〜8aからトナー像を転写させる
期間のみ感光体ドラム5a〜8aに接触させる構成にし
たため、画像形成ユニット5〜8の初期化等の動作を必
要な期間だけ行うことができるようになり、画像形成ユ
ニット5〜8の耐用性を大幅に向上させることが可能に
なる。
【0067】さらに、モータの回転を開始させる瞬間が
最も電流を必要とするため、全てのモータ(ドラムモー
タ29Y〜29B、ベルトモータ32)の開始時間に時
間差を持たせることによって、消費電力を抑制すること
が可能になる。例えば、図10に示すタイミングチャー
トのように、ベルトモータ32とドラムモータ29Y〜
29Bの回転開始を所定の間隔をあけて順次行い、その
後、ガイド部材19を移動させる。このように、所定の
時間差を設けてベルトモータ32とドラムモータ29Y
〜29Bの回転を開始させることにより、消費電力を抑
制することが可能になる。
【0068】図11において、トリガ33は図2で示し
たトリガ15を変形させたもので、トリガ33の支点ピ
ン33aが一次転写ローラ13Yの鉛直線上に設けられ
ているものであり、基本的にはトリガ15と同様の構成
を有している。このトリガ33もほぼL字状の形状を持
ち、装置に固定された支点ピン33aを軸に回動するこ
とができるようになっている。また、支点ピン33aか
ら適切な距離だけ離れた部分にガイドピン33bが設け
られ、ガイドピン33bの位置を制御することによっ
て、一次転写ローラ13Yを所定の位置に規制すること
が可能になっている。
【0069】図12(a)において、トリガ33は一次
転写ローラ13Yから距離Lの鉛直下方に支点ピン33
aを有し、ガイドピン33bを水平線から30°の傾き
をもってL=Rになるよう配置されている。この構成に
おいて、トリガ33やガイド部材19の成形バラツキ、
ガイド部材19とガイド保持ピン23の嵌合によるガタ
ツキ、ガイド部材19の開口部とガイドピン33bとの
嵌合によるガタツキ等の誤差要因によって、実際にはガ
イドピン33bの位置が正規の設計値より角度で±αの
範囲内にあるため、一次転写ローラ13Yも±αの範囲
でバラツキを持つことになる。つまり、ガイドピン33
bが符号33b−1のときは一次転写ローラ13Yが符
号13Y−1の位置にあり、符号33b−2のときは一
次転写ローラ13Yが符号13Y−2の位置にあること
になる。
【0070】図12(b)において、トリガ15は一次
転写ローラ13Yの中心を通る鉛直線から60°の角度
を持って距離Lの位置に支点ピン15aを有し、ガイド
ピン15bを水平線から30°の傾きをもってL=Rに
なるよう配置されている。この構成において、トリガ1
5はトリガ33と同様に誤差要因によってガイドピン1
5bの位置が正規の設計値より角度で±αの範囲内にあ
り、一次転写ローラ13Yも±αの範囲でバラツキを持
つことになる。つまり、ガイドピン15bが符号15b
−1のときは一次転写ローラ13Yが符号13Y−1の
位置にあり、符号15b−2のときは一次転写ローラ1
3Yが符号13Y−2の位置にあることになる。
【0071】ここで、転写に必要な条件は、感光体ドラ
ム5aと中間転写ベルト3との喰い込みバラツキを抑え
ることにあり、この喰込み量の差が大きいほど感光体ド
ラム5aから転写されるトナー像の量に差が生じたり、
一次転写ローラ13Yに印加している高電圧が一定の場
合はトナー像の形態が乱れたりする。つまり、図12の
両モデルにおいて、正規の一次転写ローラ13Yの位置
と符号13Y−1あるいは符号13Y−2の位置との差
SとTを最小限に抑制することが必要である。
【0072】図12から判断できるように、図12
(a)ではガイドピン33bのバラツキによって差Sが
生じ、一方図12(b)ではガイドピン15bのバラツ
キによって差Tが生じており、明らかに図12(a)よ
りも図12(b)の方が大きい差になっていることが判
る。実際にL=R=40mm、α=1としてシミュレー
ションしてみると、S=0.006mm、T=0.60
2となり、10倍以上の開きが出てしまうことになる。
【0073】したがって、トリガ33のように、一次転
写ローラ13Yの鉛直下方に支点ピン33aを設けるこ
とにより、感光体ドラム5aからのトナー像転写を良好
に行うことが可能になる。この構成は、他色の一次転写
ローラ13M〜13Bを支持するトリガ15についても
同様である。
【0074】図13、図14、図15において、画像形
成ユニット5〜8は先述したものと同様の構成であり、
図中の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(B)の順に配列してある。一次転写
ローラ13Y〜13Bは各画像形成ユニット5〜8に対
応してそれぞれ設けられ、図11で説明したトリガ33
によって両端が支持されている。なお、トリガ33につ
いては先述のトリガ15であっても良い。ガイド部材3
4についてもガイド部材19と同様に、図中の左右方向
に移動可能でガイド35Y,35M,35C,35Bを
有しており、それぞれのガイド35Y〜35Bに当接面
36Y,36M,36C,36Bと離間面37Y,37
M,37C,37Bとが設けられている。
【0075】ここで、ブラック(B)の画像形成ユニッ
ト8に対応するガイド35Bとイエロー(Y)、マゼン
タ(M)、シアン(C)の画像形成ユニット5〜7に対
応するガイド35Y〜35Cのプロファイルが変えられ
ている。すなわち、ガイド35Bについては当接面36
Bの長さが他色の当接面36Y〜36Cより所定の距離
分だけ長く設けられており、ガイド35Y〜35Cにつ
いては離間面37Y〜37Cの長さが離間面37Bより
所定の距離分だけ長く設けられている。
【0076】図16において、センサ39は装置本体側
(図示せず)に設けられており、透過型の検知手段でセ
ンシング開口部38の移動方向に対し垂直方向に透過光
が出力されている。センシング開口部38にはスリット
38−a,38−b,38−cが設けられており、移動
しているガイド部材34の停止位置を各スリット38−
a〜38−cによって規定している。
【0077】ここで、図13〜図15にこのスリット3
8−a〜38−cとセンサ39およびガイド部材34と
の相関関係を合わせて示している。図13ではセンサ3
9の光軸とスリット38−aとが重なった状態、図14
では図13の状態から右方向にガイド部材34が移動し
てセンサ39の光軸とスリット38−bとが重なった状
態、図15では図14からさらにガイド部材34が移動
してセンサ39の光軸とスリット38−cとが重なった
状態を示している。
【0078】図13は、先にも述べたように、一次転写
ローラ13Y〜13Bが全て離間している状態を示して
おり、この状態ではセンサ39の光軸上にスリット38
−aが重なっている。この状態からガイド部材34が右
方向に一定速度で移動すると、ブラック(B)の画像形
成ユニット8に対応したトリガ33のガイドピン33b
がガイド35Bの斜面を移動して当接面36Bに到達す
る。そして、図14に示すように、スリット38−bと
センサ39の光軸とが重なった状態でガイド部材34の
移動が停止する。その間、トリガ33は支点ピン33a
を中心に反時計回りに回動し、一次転写ローラ13Bが
中間転写ベルト3を押し上げながら当接位置に達する。
その他の一次転写ローラ13Y〜13Cを支持するトリ
ガ33のガイドピン33bは、それぞれ離間面37Y,
37M,37C上を移動するだけでトリガ33の回動に
は寄与していない。したがって、この状態はブラック
(B)の感光体ドラム8aだけが中間転写ベルト3と接
触することになるため、ブラック(B)のトナー像だけ
を転写することが可能になり、その他の画像形成ユニッ
ト5〜7の動作は停止状態で良い。つまり、この動作は
モノクロ画像を形成させる場合に効果的であり、モノク
ロ画像形成が終了すると、再びガイド部材34が図中左
方向に移動し、図13に示した一次転写ローラ13Y〜
13Bが全て離間した状態で停止する。
【0079】次に、カラー画像を形成する場合は、図1
3で示した一次転写ローラ13Y〜13Bがすべて離間
している状態から、前述した図14の状態を経て図15
の状態に至ることによりカラー画像の形成が可能にな
る。つまり、ガイド部材34が図13で示したセンサ3
9の光軸上にスリット38−aが重なった状態から右方
向に移動し、スリット38−bで停止させずに通過し、
スリット38−cで停止させる。この間、スリット38
−bを通過するときは一次転写ローラ13Bが当接し、
さらにガイド部材34の移動によって一次転写ローラ1
3Y〜13Cを支持するトリガ33のガイドピン33b
が、それぞれのガイド35Y〜35Cの斜面を移動し当
接面36Y〜36Cに到達する。これにより、一次転写
ローラ13Bに続き一次転写ローラ13Y〜13Cも当
接を完了し、全ての感光体ドラム5a〜8aと中間転写
ベルト3とが接触状態になり、カラー画像を形成するこ
とができるようになる。そして、カラー画像形成後は逆
の過程を辿り初期状態に戻ることになる。
【0080】以上のように、ガイド部材33のガイド3
5Y〜35Bのプロファイルを、ブラック(B)対応の
ガイド35Bとその他のガイド35Y〜35Cとで異な
らせ、ガイド部材33の移動を段階的に行うことによっ
て、モノクロ画像形成とカラー画像形成の両モードを実
現することができ、モノクロ画像形成時にはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の画像形成
ユニット5〜7を動作させる必要がなくなるため、モノ
クロ画像を出力しても画像形成ユニット5〜7には影響
がない。よって、モノクロ印字に必要な画像形成ユニッ
ト8以外の画像形成ユニット5〜7の耐用性を向上させ
ることができる。
【0081】なお、ここでは画像形成ユニット5〜8の
配列を左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン
(C)、ブラック(B)としているが、特に配列を限定
する必要はなく、配列が異なる場合はブラック(B)に
対応したガイド部材34のガイド35Bの位置を配列に
合わせるようにすればよい。
【0082】図17、図18、図19において、画像形
成ユニット5〜8はこれまでの説明と同様の構成であ
り、図中の左からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シ
アン(C)、ブラック(B)の順に配列してある。一次
転写ローラ13Y〜13Bは各画像形成ユニット5〜8
に対応してそれぞれ設けられ、図13、図14、図15
で説明した同様のトリガ33を備えている。ガイド部材
40は、ガイド部材34と同様に、図中の左右方向に移
動可能でガイド35Y,35M,35C,35Bを有し
ており、それぞれのガイド35Y〜35Bに当接面36
Y,36M,36C,36Bと離間面37Y,37M,
37C,37Bが設けられている。
【0083】そして、ここでは、ブラック(B)の画像
形成ユニット8に対応するガイド35Bはイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の画像形成ユニ
ット5〜7に対応するガイド35Y〜35Cのプロファ
イルを図中で左右対称形に設けており、初期状態のガイ
ド35Y〜35Bとガイドピン33bの係合関係が異な
る。また、ガイド部材40の移動による位置をセンシン
グするセンサ39とガイド部材40のセンシング開口部
38の構成については図16と同様であり、ガイド部材
40とトリガ33をリンクさせた動作についても、基本
的には図13、図14、図15と同様である。
【0084】先ず、図17において、センサ39がスリ
ット38−bをセンシングしており、一次転写ローラ1
3Y〜13Bが全て離間した初期状態である。この状態
から、モノクロ画像を形成する場合は、ガイド部材40
が図中の左方向に一定速度でセンサ39がスリット38
−aをセンシングするまで移動する。移動中、ブラック
(B)の画像形成ユニット8に対応したトリガ33のガ
イドピン33bがガイド35Bの斜面を移動し、当接面
36Bに到達する。その間、トリガ33は支点ピン33
aを中心に反時計回りに回動し、一次転写ローラ13B
が中間転写ベルト3を押し上げながら図18で示す当接
位置に達する。その他の一次転写ローラ13Y〜13C
を支持するトリガ33のガイドピン33bは、それぞれ
離間面37Y,37M,37C上を移動するだけでトリ
ガ33の回動には寄与していない。したがって、この状
態はブラック(B)の感光体ドラム8aだけが中間転写
ベルト3と接触することになるため、ブラック(B)の
トナー像だけを転写することが可能になり、その他の画
像形成ユニット5〜7の動作は停止状態で良い。モノク
ロ画像の形成が終了すると、図18中において再びガイ
ド部材40が左方向にスリット38−bまで戻り、一次
転写ローラ13Bが離間した状態で停止する。
【0085】次に、カラー画像を形成する場合は、ガイ
ド部材40が図中の右方向に一定速度でセンサ39がス
リット38−cをセンシングするまで移動する。その
間、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の
画像形成ユニット5〜7に対応したトリガ33も回動
し、一次転写ローラ13Y〜13Cが当接する。一方、
一次転写ローラ13Bを支持するトリガ33のガイドピ
ン33bは離間面37B上を移動するだけで、トリガ3
3の回転には寄与していない。これにより、カラー画像
形成に最低限必要なイエロー(Y)、マゼンタ(M)、
シアン(C)の感光体ドラム5a〜7aだけに中間転写
ベルト3を接触させこるとが可能になる。そして、カラ
ー画像形成後は逆の過程を辿り初期状態に戻ることにな
る。
【0086】以上のように、ガイド部材40のガイド3
5Y〜35Bのプロファイルをブラック(B)対応のガ
イド35Bと、その他のガイド35Y〜35Cを異なら
せ、ガイド部材40を初期状態から左右方向に移動させ
ることによって、モノクロ画像形成とカラー画像形成の
両モードを実現することができる。この構成によれば、
カラー画像形成時はブラック(B)の画像形成ユニット
8を動作させる必要がないため、ブラック(B)の画像
形成ユニット8の耐用性を向上させることが可能にな
る。なお、ここでは画像形成ユニット5〜8の配列を左
からイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、
ブラック(B)としているが、特に配列を限定する必要
はなく、配列が異なる場合はブラック(B)に対応した
ガイド部材40のガイド35Bの位置を配列に合わせる
ようにすればよい。
【0087】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、感光体
ドラムから中間転写ベルトへトナー像を転写する期間の
み感光体ドラムが中間転写ベルトに接触させるため、感
光体ドラムおよび中間転写ベルトの摺擦傷や摩耗を抑え
ることが可能になるという有効な効果が得られる。
【0088】これにより、画像形成ユニットの寿命を支
配する感光体ドラムの寿命を大幅に延ばすことが可能に
なるとともに、画質の精度を左右する感光体ドラムと中
間転写ベルトの耐用性を向上させることが可能になると
いう有効な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるカラー画像形成装置
の構成を示す概略図
【図2】(a)図1のカラー画像形成装置におけるイエ
ローの画像形成ユニットの概略を一次転写ローラの離接
機構とともに示す説明図 (b)図1のカラー画像形成装置におけるイエローの画
像形成ユニットの概略を一次転写ローラの離接機構とと
もに示す説明図
【図3】図1のカラー画像形成装置における中間転写ベ
ルトユニットの要部を示す斜視図
【図4】図3の中間転写ベルトユニットにおけるガイド
部材を示す斜視図
【図5】図3の中間転写ベルトユニットにおけるトリガ
を示す斜視図
【図6】図1のカラー画像形成装置において一次転写ロ
ーラが全て離間状態のときのトリガとガイド部材との連
接関係を示す概略図
【図7】図1のカラー画像形成装置において一次転写ロ
ーラが全て当接状態のときのトリガとガイド部材との連
接関係を示す概略図
【図8】図1のカラー画像形成装置における駆動ユニッ
トを示す斜視図
【図9】図1のカラー画像形成装置における中間転写ユ
ニットと画像形成ユニットとの配列状態を示す斜視図
【図10】図1のカラー画像形成装置の動作を示すタイ
ミングチャート
【図11】本発明の他の実施の形態であるトリガを示す
概略図
【図12】(a)本実施の形態の2種類のトリガによる
一次転写ローラの当接バラツキを対比して示す説明図 (b)本実施の形態の2種類のトリガによる一次転写ロ
ーラの当接バラツキを対比して示す説明図
【図13】本発明の他の実施の形態においてモノクロお
よびカラーモードに対応させたトリガとガイド部材との
連接関係で全ての一次転写ローラが離間した状態を示す
概略図
【図14】本発明の他の実施の形態のカラー画像形成装
置においてモノクロおよびカラーモードに対応させたト
リガとガイド部材との連接関係でブラックの一次転写ロ
ーラのみが当接した状態を示す概略図
【図15】本発明の他の実施の形態のカラー画像形成装
置においてモノクロおよびカラーモードに対応させたト
リガとガイド部材との連接関係で全ての一次転写ローラ
が当接した状態を示す概略図
【図16】本発明の他の実施の形態のカラー画像形成装
置におけるガイド部材とセンサの位置関係を示す斜視図
【図17】本発明のさらに他の実施の形態においてモノ
クロおよびカラーモードに対応させたトリガとガイド部
材との連接関係で全ての一次転写ローラが離間した状態
を示す概略図
【図18】本発明のさらに他の実施の形態のカラー画像
形成装置においてモノクロおよびカラーモードに対応さ
せたトリガとガイド部材との連接関係でブラックの一次
転写ローラのみが当接した状態を示す概略図
【図19】本発明のさらに他の実施の形態のカラー画像
形成装置においてモノクロおよびカラーモードに対応さ
せたトリガとガイド部材との連接関係でブラック以外の
一次転写ローラが当接した状態を示す概略図
【図20】従来のカラー画像形成装置を示す概略図
【符号の説明】
3 中間転写ベルト 5,6,7,8 画像形成ユニット 5a,6a,7a,8a 感光体ドラム 9 露光器(露光手段) 13Y,13M,13C,13B 一次転写ローラ(可
動ローラ) 15 トリガ 19 ガイド部材 20 ガイド部材 26 トリガ 29Y,29M,29C,29B ドラムモータ(ドラ
ム駆動手段) 32 ベルトモータ(ベルト駆動手段) 33 トリガ P 用紙(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉原 孝史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 永井 雄二 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 緒方 和大 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H027 EC14 ED02 ED24 EE02 EE04 EF09 2H030 AA01 AA07 AB02 BB02 BB21 BB42 BB53 BB54 BB71 2H032 AA05 AA15 BA01 BA09 BA23 CA13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】露光手段によって静電潜像が形成される感
    光体ドラムおよび前記静電潜像にトナーを付着させてト
    ナー像を形成する現像ユニットをそれぞれ備え、相互に
    異なる色の前記トナーが収容されてタンデム式に配列さ
    れた複数の画像形成ユニットと、 複数のローラに掛け渡され、前記画像形成ユニットの配
    列方向に沿って周回走行して前記感光体ドラム上に形成
    された複数色のトナー像が順次重ね転写されてカラート
    ナー像が形成される無端の中間転写ベルトとを有し、 前記感光体ドラム上の前記トナー像を前記中間転写ベル
    トに転写する期間のみ前記中間転写ベルトを前記感光体
    ドラムに接触させることを特徴とするカラー画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記中間転写ベルトは、その周回走行開始
    後および前記感光体ドラムの回転開始後に前記感光体ド
    ラムに接触され、 前記中間転写ベルトの周回走行と前記感光体ドラムの回
    転は、前記中間転写ベルトが前記感光体ドラムから離間
    した後に停止されることを特徴とする請求項1記載のカ
    ラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記中間転写ベルトは、前記露光手段によ
    る露光開始前に前記感光体ドラムに接触され、前記カラ
    ートナー像を記録媒体上へ一括転写した後に前記感光体
    ドラムから離間されることを特徴とする請求項2記載の
    カラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】前記中間転写ベルトを周回走行させるベル
    ト駆動手段と前記複数色の感光体ドラムを回転させるド
    ラム駆動手段とがそれぞれ独立して備えられ、前記ベル
    ト駆動手段およびドラム駆動手段は相互に時間差をもっ
    て順次駆動を開始することを特徴とする請求項2記載の
    カラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記中間転写ベルトの内周側の前記感光体
    ドラムに対応する位置において前記感光体ドラム方向に
    移動可能に設けられ、前記中間転写ベルトを前記感光体
    ドラムに接触させて前記感光体ドラム上に形成されたト
    ナー像を前記中間転写ベルトに順次重ね転写してカラー
    トナー像を形成する複数の可動ローラがそれぞれ配置さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形
    成装置。
  6. 【請求項6】前記可動ローラは金属製であることを特徴
    とする請求項5記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】前記可動ローラには、前記感光体ドラム上
    に顕像化された前記トナー像を前記中間転写ベルトに転
    写させる転写電圧が印加されることを特徴とする請求項
    5または6記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記画像形成ユニットの配列方向に沿って
    往復移動可能なガイド部材が配列されるとともに、前記
    可動ローラを軸支しつつ前記ガイド部材の動きに連動し
    て回動する複数のトリガが設けられ、前記ガイド部材に
    よる前記トリガの回動によって前記可動ローラの移動が
    回転的に操作されて前記中間転写ベルトが前記感光体ド
    ラムに接触されることを特徴とする請求項5記載のカラ
    ー画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記トリガは前記可動ローラの軸支部と回
    動中心の支点部とを有し、前記中間転写ベルトを前記感
    光体ドラムに接触させたとき前記軸支部と前記支点部と
    が略鉛直線上とされていることを特徴とする請求項8記
    載のカラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】前記複数の画像形成ユニットに対応して
    それぞれ設けられた前記可動ローラは、全て同時期に移
    動することを特徴とする請求項5〜8の何れか一項に記
    載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記複数の画像形成ユニットは、モノク
    ロ画像形成ユニットおよび少なくとも2色以上のカラー
    画像形成ユニットからなり、 モノクロ画像形成時には前記モノクロ画像形成ユニット
    に対応した前記可動ローラが単独で移動して前記中間転
    写ベルトを感光体ドラムに接触させ、 カラー画像形成時には全ての前記可動ローラが移動して
    前記中間転写ベルトを感光体ドラムに接触させることを
    特徴とする請求項5〜8の何れか一項に記載のカラー画
    像形成装置。
  12. 【請求項12】前記複数の画像形成ユニットは、モノク
    ロ画像形成ユニットおよび少なくとも2色以上のカラー
    画像形成ユニットを備え、 モノクロ画像形成時には前記モノクロ画像形成ユニット
    に対応した前記可動ローラが単独で移動して前記中間転
    写ベルトを感光体ドラムに接触させ、 カラー画像形成時には前記モノクロ画像形成ユニットに
    対応した前記可動ローラを除く前記可動ローラが移動し
    て前記中間転写ベルトを感光体ドラムに接触させること
    を特徴とする請求項5〜8の何れか一項に記載のカラー
    画像形成装置。
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