JPH10307446A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH10307446A
JPH10307446A JP8287262A JP28726296A JPH10307446A JP H10307446 A JPH10307446 A JP H10307446A JP 8287262 A JP8287262 A JP 8287262A JP 28726296 A JP28726296 A JP 28726296A JP H10307446 A JPH10307446 A JP H10307446A
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JP
Japan
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roller
secondary transfer
transfer belt
transfer
belt
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Application number
JP8287262A
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English (en)
Inventor
Jun Okamoto
潤 岡本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】転写紙等に転写した画像に虫食い画像が発生し
たり、転写チリにより画像の一部に欠損が生じることを
防ぐ。 【解決手段】中間転写ベルト21に転写されたトナ−像
を転写材7に2次転写するとき、バイアス印加ロ−ラ3
4とア−スロ−ラ35を下流側に設けられた2次転写ロ
−ラ27側に移動し、下流側に設けられた2次転写ロ−
ラ27の位置で2次転写ベルト31を中間転写ベルト2
1に食い込ませて転写材7に一定の圧力を加えながら搬
送し、中間転写ベルト21や2次転写ベルト31と転写
材7との間にすき間があいて転写効率にムラを起こして
画像ムラが生じたり、搬送力不足による搬送不良が発生
することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】この発明は、フルカラ−の画像を形成する
画像形成装置、特に欠陥のない良質な画像の形成に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラ−の画像を形成する画像形成装
置には、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中間
転写ベルト上に転写させ、この中間転写ベルトに転写さ
れたトナ−像を転写紙に転写させる中間転写ベルト方式
による転写方法を採用した装置が、例えば特開平2−28
2491号公報,特開平5−210316号公報,特開平5−3135
25号公報等に示されている。この転写方法は、図4に示
すように、中抵抗(表面抵抗;1×107〜1013Ω)
の中間転写ベルト21の内側に接地して中抵抗の2次転
写ロ−ラ26を設け、この2次転写ロ−ラ26と対向す
る中間転写ベルト21の外側の位置に紙転写ロ−ラ41
を設け、中間転写ベルト21に転写されたトナ−像6を
転写紙7に転写するとき、紙転写ロ−ラ41に転写バイ
アスを印加しながら、2次転写ロ−ラ26と接触してい
る中間転写ベルト21の位置に紙転写ロ−ラ41を加圧
接触させて、中間転写ベルト21と紙転写ロ−ラ41と
の間を通る転写紙7にトナ−像6を転写している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように中間転写
ベルトに紙転写ロ−ラを加圧接触させてトナ−像を転写
紙に転写するときに、中間転写ベルトに転写されている
トナ−層が紙転写ロ−ラの局部的な加圧によって圧縮さ
れ、トナ−とベルト表面との間で離型性が低下し、トナ
−の一部が中間転写ベルトに残ってしまい、転写紙等に
転写した画像の一部に欠損がある、いわゆる虫食い画像
が発生する可能性があった。
【0004】また、紙転写入口付近にエア−ギャップが
存在し、図4に示すように、この部分で紙転写バイアス
による電気力線(電界)φが形成され、ニップ前でトナ
−が転写紙に飛び散り、転写紙に転写チリが発生する。
特に紙転写入口付近のエア−ギャップすなわち2次転写
ロ−ラ26と紙転写ロ−ラ41の接線のなす角θが大き
いと電界φが発生し易くなり転写チリの量が多くなり、
転写紙に転写された画像に欠陥が生じるという短所があ
った。
【0005】この発明はかかる短所を改善し、欠陥のな
い良質な画像を形成することができる画像形成装置を得
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中抵
抗の中間転写ベルト上に転写する1次転写ユニットと、
中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に転写さ
せる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置におい
て、上記1次転写ユニットには転写材の移動方向に沿っ
て一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置された2本
の2次転写ロ−ラを有し、上記2次転写ユニットは中抵
抗の2次転写ベルトとア−スロ−ラとバイアス印加ロ−
ラとを有し、2次転写ベルトは転写材の移動方向に沿っ
て巻回され、ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の
2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内
に設けられ、バイアス印加ロ−ラは2本の2次転写ロ−
ラのうち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転
写ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けられ、紙
転写時にア−スロ−ラとバイアス印加ロ−ラのうちいず
れか一方又は双方を下流側に設けられた2次転写ロ−ラ
側に移動し、下流側に設けられた2次転写ロ−ラの位置
で2次転写ベルトを中間転写ベルトに食い込ませること
を特徴とする。
【0007】上記ア−スロ−ラとバイアス印加ロ−ラの
うちいずれか一方又は双方を下流側に設けられた2次転
写ロ−ラ側に移動したときに、下流側に設けられた2次
転写ロ−ラ部で中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触
幅が1.5mmから10mmの範囲になるように食い込ませ
ることが望ましい。
【0008】また、上記2次転写ユニットの2次転写ベ
ルトは、2次転写のときに1次転写ユニットの中間転写
ベルトに接触し、非転写のときに中間転写ベルトから離
れていることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、画像
形成ユニットと1次転写ユニットと2次転写ユニット及
び定着ユニットを有する。画像形成ユニットは感光体表
面に複数のトナ−像をそれぞれ形成する。1次転写ユニ
ットは中間転写ベルトと1次転写部と転写材の移動方向
に沿って一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置され
た2本の2次転写ロ−ラを有する。そして、感光体表面
に形成されたトナ−像を1次転写部で中間転写ベルトに
1次転写する。
【0010】2次転写ユニットは転写材の移動経路に沿
って巻回された2次転写ベルトと2次転写ベルトの内側
に設けられたバイアス印加ロ−ラとア−スロ−ラとを有
する。この2次転写ユニットのア−スロ−ラを1次転写
ユニットの2本の2次転写ロ−ラの中間位置と対向する
2次転写ベルト内に設け、バイアス印加ロ−ラを2本の
2次転写ロ−ラのうち転写材の移動方向の下流側に設け
られた2次転写ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に
設けて、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材
に2次転写するときに、バイアス印加ロ−ラとア−スロ
−ラのうちいずれか一方又は双方を下流側に設けられた
2次転写ロ−ラ側に移動し、下流側に設けられた2次転
写ロ−ラの位置で2次転写ベルトを中間転写ベルトに食
い込ませ、2次転写ロ−ラのところで中間転写ベルトと
2次転写ベルトの接触幅が1.5mmから10mmの範囲に
なるようにして、中間転写ベルトと2次転写ベルトの間
に送られる転写材に一定の圧力を加えながら搬送し、中
間転写ベルトや2次転写ベルトと転写材との間にすき間
があいて転写効率にムラを起こして画像ムラが生じた
り、搬送力不足による搬送不良が発生することを防止す
る。
【0011】また、中間転写ベルトと2次転写ベルトの
接触幅を1.5mmから10mmの範囲として、2次転写ベ
ルトと中間転写ベルトの接触面に加えられる圧力を一定
限度の抑えるから、中間転写ベルトに形成されたトナ−
像のトナ−に過大な圧力を加えることを防ぎ、転写材に
2次転写されたトナ−像にいわゆる虫食画像が発生する
ことを防ぐ。
【0012】また、バイアス印加ロ−ラは2本の2次転
写ロ−ラのうち転写材の搬送方向の下流側に設けられた
2次転写ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設け、
ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−
ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に設けてある
から、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2次
転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−ラ
より下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触領
域を転写領域として、接触領域の上流側に生じる電気力
線(電界)を抑制し、転写チリが発生して転写材に付着
することを防ぐ。
【0013】また、2次転写ユニットのは、転写材にト
ナ−像を2次転写するときに2次転写ベルトが中間転写
ベルトに圧接し、2次転写のときに中間転写ベルトと2
次転写ベルトの間にエア−ギャップが生じることを防
ぐ。また、2次転写をしないときは2次転写ベルトが中
間転写ベルトから離れるようにして、複数色のトナ−像
を中間転写ベルトに重ね合わせるときに異常画像が生じ
ることを防ぐ。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト1と1次転写ユニット2と2次転写ユニット3及び定
着ユニット4とを有する。画像形成ユニット1は、感光
体11の周囲に配置された帯電チャ−ジャ−12とレ−
ザビ−ム13の照射部とイエロ−(Y),マゼンタ
(M),シアン(C),ブラック(BK)からなるカラ
−現像部14及びドラムクリ−ニング部15を有する。
【0015】1次転写ユニット2は中間転写ベルト21
とバイアス印加ロ−ラ23とア−スロ−ラ24を有する
1次転写部22とテンションロ−ラ25と2本の2次転
写ロ−ラ26,27とクリ−ニング部28及びクリ−ニ
ング部28の対向ロ−ラ29を有する。中間転写ベルト
21は表面抵抗が1×108〜1010Ωである中抵抗の電気
特性を有する材料で形成され、ア−スロ−ラ24とバイ
アス印加ロ−ラ23,テンションロ−ラ25,2次転写
ロ−ラ26,27及び対向ロ−ラ29に巻回されてい
る。この中間転写ベルト21は感光体11上のトナ−像
を1次転写するとき以外は図示しない接離機構によって
感光体11表面から離れ、中間転写ベルト21に1次転
写するときだけ感光体11表面に圧接される。中間転写
ベルト21の内側に設けられた2本の2次転写ロ−ラ2
6,27は金属ロ−ラ上に厚さ0.3mmのヒドリンゴム
を被覆し、表面抵抗が1×107〜109Ω程度に形成さ
れている。この2本の2次転写ロ−ラ26,27は、図
2に示すように、転写材7の移動方向に沿って一定間隔
Lをおいて中間転写ベルト21内に配置されている。
【0016】2次転写ユニット3は転写材7の移動経路
に沿って設けられた駆動ロ−ラ32と従動ロ−ラ33に
巻回された2次転写ベルト31と、2次転写ベルト31
の内側に設けられたバイアス印加ロ−ラ34とア−スロ
−ラ35とを有する。2次転写ベルト31は表面抵抗が
1×108〜1010Ωである中抵抗の電気特性を有する材料
で形成されている。ア−スロ−ラ35は導電性の弾性体
又は金属ロ−ラからなり、1次転写ユニット2の2本の
2次転写ロ−ラ26,27の中間位置と対向する2次転
写ベルト31内に設けられ、バイアス印加ロ−ラ34も
導電性の弾性体又は金属ロ−ラからなり、2本の2次転
写ロ−ラ26,27のうち転写材7の移動方向の下流側
に設けられた2次転写ロ−ラ27より下流側の2次転写
ベルト31内に設けられている。この2次転写ユニット
3のバイアス印加ロ−ラ34とア−スロ−ラ35は、図
2に示すように接離機構36,37によって2次転写ロ
−ラ27側に移動できるようになっており、中間転写ベ
ルト21に転写された画像を転写材7に2次転写すると
きバイアス印加ロ−ラ34とア−スロ−ラ35は下流側
の2次転写ロ−ラ27側に移動し、2次転写ベルト31
を2次転写ロ−ラ27に接触している中間転写ベルト2
1に食い込ませて2次転写ベルト31に一定の張力を与
え、2次転写をしないとき、図3に示すように、バイア
ス印加ロ−ラ34とア−スロ−ラ35は2次転写ロ−ラ
27と反対側に移動し、2次転写ベルト31が中間転写
ベルト21から離れるようになっている。この中間転写
ベルト21に転写された画像を転写材7に2次転写する
ときのバイアス印加ロ−ラ34とア−スロ−ラ35の移
動量は2次転写ロ−ラ27のところで中間転写ベルト2
1と2次転写ベルト31の接触幅aが1.5mmから10m
mの範囲になるように設定してある。
【0017】上記のように構成された画像形成装置でフ
ルカラ−画像を形成するときは、帯電チャ−ジャ−12
で帯電した感光体11の表面にレ−ザビ−ム13を照射
して静電的な潜像を形成する。この感光体11上の潜像
をイエロ−(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(BK)からなるカラ−現像部14により各色毎
にトナ−を付着した可視化する。感光体11上のトナ−
像は1次転写ユニット2の中間転写ベルト21に1次転
写されたのちドラムクリ−ニング部15で除去される。
この中間転写ベルト21に感光体11上のトナ−像を1
次転写をするときに、中間転写ベルト21は感光体11
表面に接触し、1次転写部22で電荷を間接印加して
Y,M,C,Bのトナ−毎に1次転写が行われる。すな
わち、感光体11上に形成した第1回目のトナ−像を中
間転写ベルト21に1次転写するときに、中間転写ベル
ト21を図示しない接離機構によって感光体11表面に
圧接して第1回目のトナ−像を1次転写する。第1回目
のトナ−像の1次転写が終了したら、中間転写ベルト2
1を感光体11表面から離し、次のトナ−像が正確に重
ね合うように中間転写ベルト21の回転が制御され、再
び感光体11表面に圧接して第2回目のトナ−像を1次
転写する。この1次転写をトナ−毎に逐次繰り返して、
中間転写ベルト21上にY,M,C,Bのトナ−像を順
次重ね合わせる。この中間転写ベルト21上に転写され
たフルカラ−のトナ−画像6は2次転写ユニット3上に
搬送された転写材7に2次転写される。
【0018】中間転写ベルト21上に転写されたフルカ
ラ−のトナ−画像6を転写材7に2次転写するときは、
図2に示すように、バイアス印加ロ−ラ34とア−スロ
−ラ35は下流側の2次転写ロ−ラ27側に移動し、2
次転写ベルト31を2次転写ロ−ラ27に接触している
中間転写ベルト21に食い込ませ、バイアス印加ロ−ラ
34にマイナス極性のトナ−像6と逆極性のプラスの印
加バイアスをかけて、中抵抗の2次転写ベルト31のバ
イアス印加ロ−ラ34の接触点からア−スロ−ラ35の
接触点の間で間接印加により、中間転写ベルト21と2
次転写ベルト31の間に搬送された転写材7に中間転写
ベルト21上のトナ−像6を2次転写する。このトナ−
像6を転写材7に転写するときに、2次転写ロ−ラ27
のところで中間転写ベルト21と2次転写ベルト31の
接触幅aが1.5mmから10mmの範囲になるように設定
して、中間転写ベルト21と2次転写ベルト31の間に
送られる転写材7に加える圧力を一定圧力に規制して転
写材7を搬送するから、中間転写ベルト21や2次転写
ベルト31と転写材7との間にすき間があいて転写効率
にムラを起こして画像ムラが生じたり、搬送力不足によ
る搬送不良が発生することを防止できる。ここで中間転
写ベルト21と2次転写ベルト31の接触幅aを1.5m
mから10mmの範囲としたのは、接触幅aが1.5mmよ
り小さくなると転写材7の搬送力が不足し、接触幅aが
10mmを超えると中間転写ベルト21と2次転写ベルト
31の間に送られる転写材7に加える圧力が大きくなる
からである。
【0019】また、2次転写ベルト31と中間転写ベル
ト21は比較的大きな面積で接触するから、2次転写ベ
ルト31と中間転写ベルト21の接触面に加えられる圧
力を小さくすることができ、中間転写ベルト21に形成
されたトナ−像6のトナ−に過大な圧力を加えることを
防ぐことができ、中間転写ベルト21に形成されたトナ
−像6とベルト表面との間の離型性が低下することを防
ぐことができる。したがって転写材7に2次転写された
トナ−像に、いわゆる虫食画像が発生することを防ぐこ
とができる。
【0020】また、バイアス印加ロ−ラ34は2本の2
次転写ロ−ラ26,27のうち転写材7の移動方向の下
流側に設けられた2次転写ロ−ラ27より下流側の2次
転写ベルト31内に設けられ、ア−スロ−ラ35は1次
転写ユニット2の2本の2次転写ロ−ラ26,27の中
間位置と対向する2次転写ベルト31内に設けられてい
るから、中間転写ベルト21上のトナ−像6を転写材7
に2次転写するときに、ア−スロ−ラ35より上流側の
2次転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域を
非転写領域とし、ア−スロ−ラ35より下流側の2次転
写ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域を転写領
域にすることができる。そして転写材7を挟んだ2次転
写ベルト31と中間転写ベルト21を2次転写ロ−ラ2
7の位置で1.5mmから10mmの接触幅で接触させ、か
つ2次転写ベルト31が中間転写ベルト21に食い込ん
でいるから、転写材7と2次転写ベルト31と中間転写
ベルト21を下流側に設けられた2次転写ロ−ラ27と
ア−スロ−ラ35との間でほぼ平行でかつ同じ速度で移
動することができ、転写材7と中間転写ベルト21との
間にエアギャップを発生せずに2次転写を行うことがで
きる。したがって、2次転写のときに、中間転写ベルト
21に印加している転写バイアスによって生じる電気力
線(電界)を抑制することができ、転写チリが発生して
転写材7に付着することを防止することができ、転写材
7に良質な画像を安定して形成することができる。
【0021】また、2次転写をしないときは2次転写ベ
ルト31が中間転写ベルト21から離れるから、複数色
のトナ−像を中間転写ベルト21に重ね合わせるときに
異常画像が生じることを防ぐことができる。
【0022】なお、上記実施例はバイアス印加ロ−ラ3
4とア−スロ−ラ35の双方を移動した場合について説
明したが、バイアス印加ロ−ラ34とア−スロ−ラ35
のいずれか一方を移動して下流側に設けられた2次転写
ロ−ラ27のところで2次転写ベルト31を中間転写ベ
ルト21に一定量食い込ませるようにしても良い。
【0023】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、2次転
写ユニットのア−スロ−ラを1次転写ユニットの2本の
2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内
に設け、バイアス印加ロ−ラを2本の2次転写ロ−ラの
うち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ
−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けて、中間転写
ベルトに転写されたトナ−像を転写材に2次転写すると
きに、バイアス印加ロ−ラとア−スロ−ラのうちいずれ
か一方又は双方を下流側に設けられた2次転写ロ−ラ側
に移動し、下流側に設けられた2次転写ロ−ラの位置で
2次転写ベルトを中間転写ベルトに食い込ませるように
したから、中間転写ベルトや2次転写ベルトと転写材と
の間にすき間があいて転写効率にムラを起こして画像ム
ラが生じることを防止することができる。
【0024】また、2次転写ロ−ラのところで中間転写
ベルトと2次転写ベルトの接触幅が1.5mmから10mm
の範囲になるようにしたから、中間転写ベルトと2次転
写ベルトの間に送られる転写材に一定の圧力を加えなが
ら搬送することができ、中間転写ベルトや2次転写ベル
トと転写材との間にすき間があいて転写効率にムラを起
こして画像ムラが生じることを防止するとともに搬送力
不足による搬送不良が発生することを防止することがで
きる。
【0025】また、中間転写ベルトと2次転写ベルトの
接触幅を1.5mmから10mmの範囲として、2次転写ベ
ルトと中間転写ベルトの接触面に加えられる圧力を一定
限度の抑えるから、中間転写ベルトに形成されたトナ−
像のトナ−に過大な圧力を加えることを防ぎ、転写材に
2次転写されたトナ−像にいわゆる虫食画像が発生する
ことを防ぐことができる。
【0026】また、バイアス印加ロ−ラは2本の2次転
写ロ−ラのうち転写材の搬送方向の下流側に設けられた
2次転写ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設け、
ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−
ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に設けてある
から、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2次
転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−ラ
より下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触領
域を転写領域として、接触領域の上流側に生じる電気力
線(電界)を抑制するから、転写チリが発生して転写材
に付着することを防ぐことができる。
【0027】さらに、2次転写をしないときは2次転写
ベルトが中間転写ベルトから離れるようにしたから、複
数色のトナ−像を中間転写ベルトに重ね合わせるときに
異常画像が生じることを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】上記実施例の2次転写動作状態を示す部分構成
図である。
【図3】上記実施例の2次転写ユニットの可動状態を示
す部分構成図である。
【図4】従来例の2次転写部を示す構成図である。
【符号の説明】
1 画像形成ユニット 2 1次転写ユニット 3 2次転写ユニット 11 感光体 14 カラ−現像部 21 中間転写ベルト 22 1次転写部 26 2次転写ロ−ラ 27 2次転写ロ−ラ 31 2次転写ベルト 34 バイアス印加ロ−ラ 35 ア−スロ−ラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に形成された複数色のトナ−像
    を中抵抗の中間転写ベルト上に転写する1次転写ユニッ
    トと、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に
    転写させる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置に
    おいて、 上記1次転写ユニットには転写材の移動方向に沿って一
    定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置された2本の2
    次転写ロ−ラを有し、上記2次転写ユニットは中抵抗の
    2次転写ベルトとア−スロ−ラとバイアス印加ロ−ラと
    を有し、2次転写ベルトは転写材の移動方向に沿って巻
    回され、ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2次
    転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に設
    けられ、バイアス印加ロ−ラは2本の2次転写ロ−ラの
    うち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ
    −ラより下流側の2次転写ベルト内に設けられ、紙転写
    時にア−スロ−ラとバイアス印加ロ−ラのうちいずれか
    一方又は双方を下流側に設けられた2次転写ロ−ラ側に
    移動し、下流側に設けられた2次転写ロ−ラの位置で2
    次転写ベルトを中間転写ベルトに食い込ませることを特
    徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 上記ア−スロ−ラとバイアス印加ロ−ラ
    のうちいずれか一方又は双方を下流側に設けられた2次
    転写ロ−ラ側に移動したときに、下流側に設けられた2
    次転写ロ−ラ部で中間転写ベルトと2次転写ベルトの接
    触幅が1.5mmから10mmの範囲になるように食い込ま
    せる請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 上記2次転写ユニットの2次転写ベルト
    は、2次転写のときに1次転写ユニットの中間転写ベル
    トに接触し、非転写のときに中間転写ベルトから離れて
    いる請求項1又は2記載の画像形成装置。
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