JPH09269680A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09269680A JPH09269680A JP8106089A JP10608996A JPH09269680A JP H09269680 A JPH09269680 A JP H09269680A JP 8106089 A JP8106089 A JP 8106089A JP 10608996 A JP10608996 A JP 10608996A JP H09269680 A JPH09269680 A JP H09269680A
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- Japan
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- transfer belt
- transfer
- secondary transfer
- belt
- roller
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- Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
- Color Electrophotography (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写紙
に転写するときに虫食い画像が発生して画質が劣化す
る。 【解決手段】中間転写ベルト21に転写したトナ−像6
を転写材7に2次転写するときに、2次転写ベルト31
を1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−ラ26,27
間の中間転写ベルト21に圧接する。2次転写ベルト3
1と中間転写ベルト21を比較的大きな面積で接触さ
せ、2次転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触面
に加えられる圧力を小さくし、中間転写ベルト21に形
成されたトナ−像のトナ−に過大な圧力を加えることを
防ぎ、欠陥のない良質なトナ−像を転写材7に形成す
る。
に転写するときに虫食い画像が発生して画質が劣化す
る。 【解決手段】中間転写ベルト21に転写したトナ−像6
を転写材7に2次転写するときに、2次転写ベルト31
を1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−ラ26,27
間の中間転写ベルト21に圧接する。2次転写ベルト3
1と中間転写ベルト21を比較的大きな面積で接触さ
せ、2次転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触面
に加えられる圧力を小さくし、中間転写ベルト21に形
成されたトナ−像のトナ−に過大な圧力を加えることを
防ぎ、欠陥のない良質なトナ−像を転写材7に形成す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルカラ−の画
像を形成する画像形成装置、特に欠陥のない良質な画像
の形成に関するものである。
像を形成する画像形成装置、特に欠陥のない良質な画像
の形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラ−の画像を形成する画像形成装
置には、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中間
転写ベルト上に転写させ、この中間転写ベルトに転写さ
れたトナ−像を転写紙に転写させる中間転写ベルト方式
による転写方法を採用した装置が、例えば特開平2−28
2491号公報,特開平5−210316号公報,特開平5−3135
25号公報等に示されている。この転写方法は、図4に示
すように、中抵抗(表面抵抗;1×107〜1013Ω)
の中間転写ベルト21の内側に接地して中抵抗の2次転
写ロ−ラ26を設け、この2次転写ロ−ラ26と対向す
る中間転写ベルト21の外側の位置に紙転写ロ−ラ41
を設け、中間転写ベルト21に転写されたトナ−像6を
転写紙7に転写するとき、紙転写ロ−ラ41に転写バイ
アスを印加しながら、2次転写ロ−ラ26と接触してい
る中間転写ベルト21の位置に紙転写ロ−ラ41を加圧
接触させて、中間転写ベルト21と紙転写ロ−ラ41と
の間を通る転写紙7にトナ−像6を転写している。
置には、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中間
転写ベルト上に転写させ、この中間転写ベルトに転写さ
れたトナ−像を転写紙に転写させる中間転写ベルト方式
による転写方法を採用した装置が、例えば特開平2−28
2491号公報,特開平5−210316号公報,特開平5−3135
25号公報等に示されている。この転写方法は、図4に示
すように、中抵抗(表面抵抗;1×107〜1013Ω)
の中間転写ベルト21の内側に接地して中抵抗の2次転
写ロ−ラ26を設け、この2次転写ロ−ラ26と対向す
る中間転写ベルト21の外側の位置に紙転写ロ−ラ41
を設け、中間転写ベルト21に転写されたトナ−像6を
転写紙7に転写するとき、紙転写ロ−ラ41に転写バイ
アスを印加しながら、2次転写ロ−ラ26と接触してい
る中間転写ベルト21の位置に紙転写ロ−ラ41を加圧
接触させて、中間転写ベルト21と紙転写ロ−ラ41と
の間を通る転写紙7にトナ−像6を転写している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように中間転写
ベルトに紙転写ロ−ラを加圧接触させてトナ−像を転写
紙に転写するときに、中間転写ベルトに転写されている
トナ−層が紙転写ロ−ラの局部的な加圧によって圧縮さ
れ、トナ−とベルト表面との間で離型性が低下し、トナ
−の一部が中間転写ベルトに残ってしまい、転写紙等に
転写した画像の一部に欠損がある、いわゆる虫食い画像
が発生する可能性があった。
ベルトに紙転写ロ−ラを加圧接触させてトナ−像を転写
紙に転写するときに、中間転写ベルトに転写されている
トナ−層が紙転写ロ−ラの局部的な加圧によって圧縮さ
れ、トナ−とベルト表面との間で離型性が低下し、トナ
−の一部が中間転写ベルトに残ってしまい、転写紙等に
転写した画像の一部に欠損がある、いわゆる虫食い画像
が発生する可能性があった。
【0004】また、紙転写入口付近にエア−ギャップが
存在し、図4に示すように、この部分で紙転写バイアス
による電気力線(電界)φが形成され、ニップ前でトナ
−が転写紙に飛び散り、転写紙に転写チリが発生し、転
写紙に転写された画像に欠陥が生じるという短所があっ
た。
存在し、図4に示すように、この部分で紙転写バイアス
による電気力線(電界)φが形成され、ニップ前でトナ
−が転写紙に飛び散り、転写紙に転写チリが発生し、転
写紙に転写された画像に欠陥が生じるという短所があっ
た。
【0005】この発明はかかる短所を改善し、欠陥のな
い良質な画像を形成することができる画像形成装置を得
ることを目的とするものである。
い良質な画像を形成することができる画像形成装置を得
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中抵
抗の中間転写ベルト上に転写する1次転写ユニットと、
中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に転写さ
せる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置におい
て、上記1次転写ユニットには転写材の移動方向に沿っ
て一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置された2本
の2次転写ロ−ラを有し、上記2次転写ユニットは中抵
抗の2次転写ベルトとア−スロ−ラとバイアス印加手段
とを有し、2次転写ベルトは転写材の移動方向に沿って
巻回され、ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2
次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に
設けられ、バイアス印加手段は2本の2次転写ロ−ラの
うち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ
−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けられたことを
特徴とする。
装置は、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中抵
抗の中間転写ベルト上に転写する1次転写ユニットと、
中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に転写さ
せる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置におい
て、上記1次転写ユニットには転写材の移動方向に沿っ
て一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置された2本
の2次転写ロ−ラを有し、上記2次転写ユニットは中抵
抗の2次転写ベルトとア−スロ−ラとバイアス印加手段
とを有し、2次転写ベルトは転写材の移動方向に沿って
巻回され、ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2
次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に
設けられ、バイアス印加手段は2本の2次転写ロ−ラの
うち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ
−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けられたことを
特徴とする。
【0007】上記2次転写ユニットの2次転写ベルトは
1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−ラ間の中間転写
ベルトに接触し、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベ
ルトと2次転写ベルトの接触領域を非転写領域、ア−ス
ロ−ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの
接触領域を転写領域とする。
1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−ラ間の中間転写
ベルトに接触し、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベ
ルトと2次転写ベルトの接触領域を非転写領域、ア−ス
ロ−ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの
接触領域を転写領域とする。
【0008】また、上記2次転写ユニットの2次転写ベ
ルトは、2次転写のときに1次転写ユニットの中間転写
ベルトに接触し、非転写のときに中間転写ベルトから離
れていることが望ましい。
ルトは、2次転写のときに1次転写ユニットの中間転写
ベルトに接触し、非転写のときに中間転写ベルトから離
れていることが望ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、画像
形成ユニットと1次転写ユニットと2次転写ユニット及
び定着ユニットを有する。画像形成ユニットは感光体表
面に複数のトナ−像をそれぞれ形成する。1次転写ユニ
ットは中間転写ベルトと1次転写部と転写材の移動方向
に沿って一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置され
た2本の2次転写ロ−ラを有する。そして、感光体表面
に形成されたトナ−像を1次転写部で中間転写ベルトに
1次転写する。
形成ユニットと1次転写ユニットと2次転写ユニット及
び定着ユニットを有する。画像形成ユニットは感光体表
面に複数のトナ−像をそれぞれ形成する。1次転写ユニ
ットは中間転写ベルトと1次転写部と転写材の移動方向
に沿って一定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置され
た2本の2次転写ロ−ラを有する。そして、感光体表面
に形成されたトナ−像を1次転写部で中間転写ベルトに
1次転写する。
【0010】2次転写ユニットは転写材の移動経路に沿
って巻回された2次転写ベルトと2次転写ベルトの内側
に設けられたバイアス印加部とア−スロ−ラとを有す
る。そして中間転写ベルトに転写したトナ−像を転写材
に2次転写するときに、2次転写ベルトを1次転写ユニ
ットの2本の2次転写ロ−ラ間の中間転写ベルトに圧接
して、2次転写ベルトと中間転写ベルトを比較的大きな
面積で接触させ、2次転写ベルトと中間転写ベルトの接
触面に加えられる圧力を小さくし、中間転写ベルトに形
成されたトナ−像のトナ−に過大な圧力を加えることを
防ぐ。
って巻回された2次転写ベルトと2次転写ベルトの内側
に設けられたバイアス印加部とア−スロ−ラとを有す
る。そして中間転写ベルトに転写したトナ−像を転写材
に2次転写するときに、2次転写ベルトを1次転写ユニ
ットの2本の2次転写ロ−ラ間の中間転写ベルトに圧接
して、2次転写ベルトと中間転写ベルトを比較的大きな
面積で接触させ、2次転写ベルトと中間転写ベルトの接
触面に加えられる圧力を小さくし、中間転写ベルトに形
成されたトナ−像のトナ−に過大な圧力を加えることを
防ぐ。
【0011】また、ア−スロ−ラを1次転写ユニットの
2本の2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベ
ルト内に設け、バイアス印加部は2本の2次転写ロ−ラ
のうち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写
ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けて、中間転
写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に2次転写する
ときに、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2
次転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−
ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触
領域を転写領域として、接触領域の上流側に生じる電気
力線(電界)を抑制し、転写チリが発生して転写材に付
着することを防ぐ。
2本の2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベ
ルト内に設け、バイアス印加部は2本の2次転写ロ−ラ
のうち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写
ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けて、中間転
写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に2次転写する
ときに、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2
次転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−
ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触
領域を転写領域として、接触領域の上流側に生じる電気
力線(電界)を抑制し、転写チリが発生して転写材に付
着することを防ぐ。
【0012】また、2次転写ユニットは、転写材にトナ
−像を2次転写するときに2次転写ベルトが中間転写ベ
ルトに圧接し、2次転写のときに中間転写ベルト21と
2次転写ベルトの間にエア−ギャップが生じることを防
ぐ。また、2次転写をしないときは2次転写ベルトが中
間転写ベルト21から離れるようにして、複数色のトナ
−像を中間転写ベルトに重ね合わせるときに異常画像が
生じることを防ぐ。
−像を2次転写するときに2次転写ベルトが中間転写ベ
ルトに圧接し、2次転写のときに中間転写ベルト21と
2次転写ベルトの間にエア−ギャップが生じることを防
ぐ。また、2次転写をしないときは2次転写ベルトが中
間転写ベルト21から離れるようにして、複数色のトナ
−像を中間転写ベルトに重ね合わせるときに異常画像が
生じることを防ぐ。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト1と1次転写ユニット2と2次転写ユニット3と搬送
ユニット4及び定着ユニット5とを有する。画像形成ユ
ニット1は、感光体11の周囲に配置された帯電チャ−
ジャ−12とレ−ザビ−ム13の照射部とイエロ−
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)からなるカラ−現像部14及びドラムクリ−ニン
グ部15を有する。
る。図に示すように、画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト1と1次転写ユニット2と2次転写ユニット3と搬送
ユニット4及び定着ユニット5とを有する。画像形成ユ
ニット1は、感光体11の周囲に配置された帯電チャ−
ジャ−12とレ−ザビ−ム13の照射部とイエロ−
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)からなるカラ−現像部14及びドラムクリ−ニン
グ部15を有する。
【0014】1次転写ユニット2は中間転写ベルト21
とバイアス印加ロ−ラ23とア−スロ−ラ24を有する
1次転写部22とテンションロ−ラ25と2本の2次転
写ロ−ラ26,27とクリ−ニング部28及びクリ−ニ
ング部28の対向ロ−ラ29を有する。中間転写ベルト
21は表面抵抗が1×107〜1013Ωである中抵抗の電気
特性を有する材料で形成され、ア−スロ−ラ24とバイ
アス印加ロ−ラ23,テンションロ−ラ25,2次転写
ロ−ラ26,27及び対向ロ−ラ29に巻回されてい
る。この中間転写ベルト21は感光体11上のトナ−像
を1次転写するとき以外は図示しない接離機構によって
感光体11表面から離れ、中間転写ベルト21に1次転
写するときだけ感光体11表面に圧接される。中間転写
ベルト21の内側に設けられた2本の2次転写ロ−ラ2
6,27は、図2の部分構成図に示すように、金属ロ−
ラ261,271上に厚さ0.3mmのヒドリンゴム26
2,272を被覆し、表面抵抗が1×107〜109Ω程
度に形成されている。この2本の2次転写ロ−ラ26,
27は、転写材7の移動方向に沿って一定間隔Lをおい
て中間転写ベルト21内に配置されている。
とバイアス印加ロ−ラ23とア−スロ−ラ24を有する
1次転写部22とテンションロ−ラ25と2本の2次転
写ロ−ラ26,27とクリ−ニング部28及びクリ−ニ
ング部28の対向ロ−ラ29を有する。中間転写ベルト
21は表面抵抗が1×107〜1013Ωである中抵抗の電気
特性を有する材料で形成され、ア−スロ−ラ24とバイ
アス印加ロ−ラ23,テンションロ−ラ25,2次転写
ロ−ラ26,27及び対向ロ−ラ29に巻回されてい
る。この中間転写ベルト21は感光体11上のトナ−像
を1次転写するとき以外は図示しない接離機構によって
感光体11表面から離れ、中間転写ベルト21に1次転
写するときだけ感光体11表面に圧接される。中間転写
ベルト21の内側に設けられた2本の2次転写ロ−ラ2
6,27は、図2の部分構成図に示すように、金属ロ−
ラ261,271上に厚さ0.3mmのヒドリンゴム26
2,272を被覆し、表面抵抗が1×107〜109Ω程
度に形成されている。この2本の2次転写ロ−ラ26,
27は、転写材7の移動方向に沿って一定間隔Lをおい
て中間転写ベルト21内に配置されている。
【0015】2次転写ユニット3は転写材7の移動経路
に沿って設けられた駆動ロ−ラ32と従動ロ−ラ33に
巻回された2次転写ベルト31と、2次転写ベルト31
の内側に設けられたバイアス印加部34とア−スロ−ラ
35とを有する。2次転写ベルト31は表面抵抗が1×
107〜1013Ωである中抵抗の電気特性を有する材料で形
成されている。ア−スロ−ラ35は1次転写ユニット2
の2本の2次転写ロ−ラ26,27の中間位置と対向す
る2次転写ベルト31内に設けられ、バイアス印加部3
4は2本の2次転写ロ−ラ26,27のうち転写材7の
移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ−ラ27より
下流側の2次転写ベルト31内に設けられている。この
2次転写ユニット3は、図3の部分構成図に示すよう
に、駆動ロ−ラ32を中心にして1次転写ユニット2の
方向に回動自在に設けられ、転写材7に画像を2次転写
するときは2次転写ベルト31が中間転写ベルト21に
圧接し、2次転写をしないときは2次転写ベルト31が
中間転写ベルト21から離れるようになっている。
に沿って設けられた駆動ロ−ラ32と従動ロ−ラ33に
巻回された2次転写ベルト31と、2次転写ベルト31
の内側に設けられたバイアス印加部34とア−スロ−ラ
35とを有する。2次転写ベルト31は表面抵抗が1×
107〜1013Ωである中抵抗の電気特性を有する材料で形
成されている。ア−スロ−ラ35は1次転写ユニット2
の2本の2次転写ロ−ラ26,27の中間位置と対向す
る2次転写ベルト31内に設けられ、バイアス印加部3
4は2本の2次転写ロ−ラ26,27のうち転写材7の
移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ−ラ27より
下流側の2次転写ベルト31内に設けられている。この
2次転写ユニット3は、図3の部分構成図に示すよう
に、駆動ロ−ラ32を中心にして1次転写ユニット2の
方向に回動自在に設けられ、転写材7に画像を2次転写
するときは2次転写ベルト31が中間転写ベルト21に
圧接し、2次転写をしないときは2次転写ベルト31が
中間転写ベルト21から離れるようになっている。
【0016】上記のように構成された画像形成装置でフ
ルカラ−画像を形成するときは、帯電チャ−ジャ−12
で帯電した感光体11の表面にレ−ザビ−ム13を照射
して静電的な潜像を形成する。この感光体11上の潜像
をイエロ−(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(B)からなるカラ−現像部14により各色毎に
トナ−を付着した可視化する。感光体11上のトナ−像
は1次転写ユニット2の中間転写ベルト21に1次転写
されたのちドラムクリ−ニング部15で除去される。こ
の中間転写ベルト21に感光体11上のトナ−像を1次
転写をするときに、中間転写ベルト21は感光体11表
面に接触し、1次転写部22で電荷を間接印加してY,
M,C,Bのトナ−毎に1次転写が行われる。すなわ
ち、感光体11上に形成した第1回目のトナ−像を中間
転写ベルト21に1次転写するときに、中間転写ベルト
21を図示しない接離機構によって感光体11表面に圧
接して第1回目のトナ−像を1次転写する。第1回目の
トナ−像の1次転写が終了したら、中間転写ベルト21
を感光体11表面から離し、次のトナ−像が正確に重ね
合うように中間転写ベルト21の回転が制御され、再び
感光体11表面に圧接して第2回目のトナ−像を1次転
写する。この1次転写をトナ−毎に逐次繰り返して、中
間転写ベルト21上にY,M,C,Bのトナ−像を順次
重ね合わせる。この中間転写ベルト21上に転写された
フルカラ−のトナ−画像6は2次転写ユニット3上に搬
送された転写材7に2次転写される。
ルカラ−画像を形成するときは、帯電チャ−ジャ−12
で帯電した感光体11の表面にレ−ザビ−ム13を照射
して静電的な潜像を形成する。この感光体11上の潜像
をイエロ−(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(B)からなるカラ−現像部14により各色毎に
トナ−を付着した可視化する。感光体11上のトナ−像
は1次転写ユニット2の中間転写ベルト21に1次転写
されたのちドラムクリ−ニング部15で除去される。こ
の中間転写ベルト21に感光体11上のトナ−像を1次
転写をするときに、中間転写ベルト21は感光体11表
面に接触し、1次転写部22で電荷を間接印加してY,
M,C,Bのトナ−毎に1次転写が行われる。すなわ
ち、感光体11上に形成した第1回目のトナ−像を中間
転写ベルト21に1次転写するときに、中間転写ベルト
21を図示しない接離機構によって感光体11表面に圧
接して第1回目のトナ−像を1次転写する。第1回目の
トナ−像の1次転写が終了したら、中間転写ベルト21
を感光体11表面から離し、次のトナ−像が正確に重ね
合うように中間転写ベルト21の回転が制御され、再び
感光体11表面に圧接して第2回目のトナ−像を1次転
写する。この1次転写をトナ−毎に逐次繰り返して、中
間転写ベルト21上にY,M,C,Bのトナ−像を順次
重ね合わせる。この中間転写ベルト21上に転写された
フルカラ−のトナ−画像6は2次転写ユニット3上に搬
送された転写材7に2次転写される。
【0017】中間転写ベルト21上に転写されたフルカ
ラ−のトナ−画像6を転写材7に2次転写するときは、
2次転写ユニット3を1次転写ユニット2側に回動し
て、図2に示すように、2次転写ベルト31を2次転写
ロ−ラ26,27間の中間転写ベルト21に圧接し、バ
イアス印加部34でバイアスを印加し帯電させて、中間
転写ベルト21と2次転写ベルト31の間に搬送された
転写材7に中間転写ベルト21上のトナ−像6を2次転
写する。この2次転写のときに、2次転写ベルト31を
駆動ロ−ラを中心にして回動して2次転写ロ−ラ26,
27間の中間転写ベルト21に圧接するから、小さな加
圧力Fで圧接することができる。また2次転写ベルト3
1と中間転写ベルト21は比較的大きな面積で接触する
から、2次転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触
面に加えられる圧力を小さくすることができ、中間転写
ベルト21に形成されたトナ−像6のトナ−に過大な圧
力を加えることを防ぐことができ、中間転写ベルト21
に形成されたトナ−像6とベルト表面との間の離型性が
低下することを防ぐことができる。したがって転写材7
に2次転写されたトナ−像に、いわゆる虫食画像が発生
することを防ぐことができる。
ラ−のトナ−画像6を転写材7に2次転写するときは、
2次転写ユニット3を1次転写ユニット2側に回動し
て、図2に示すように、2次転写ベルト31を2次転写
ロ−ラ26,27間の中間転写ベルト21に圧接し、バ
イアス印加部34でバイアスを印加し帯電させて、中間
転写ベルト21と2次転写ベルト31の間に搬送された
転写材7に中間転写ベルト21上のトナ−像6を2次転
写する。この2次転写のときに、2次転写ベルト31を
駆動ロ−ラを中心にして回動して2次転写ロ−ラ26,
27間の中間転写ベルト21に圧接するから、小さな加
圧力Fで圧接することができる。また2次転写ベルト3
1と中間転写ベルト21は比較的大きな面積で接触する
から、2次転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触
面に加えられる圧力を小さくすることができ、中間転写
ベルト21に形成されたトナ−像6のトナ−に過大な圧
力を加えることを防ぐことができ、中間転写ベルト21
に形成されたトナ−像6とベルト表面との間の離型性が
低下することを防ぐことができる。したがって転写材7
に2次転写されたトナ−像に、いわゆる虫食画像が発生
することを防ぐことができる。
【0018】また、バイアス印加部34は2本の2次転
写ロ−ラ26,27のうち転写材7の移動方向の下流側
に設けられた2次転写ロ−ラ27より下流側の2次転写
ベルト31内に設けられ、ア−スロ−ラ35は1次転写
ユニット2の2本の2次転写ロ−ラ26,27の中間位
置と対向する2次転写ベルト31内に設けられているか
ら、中間転写ベルト21上のトナ−像6を転写材7に2
次転写するときに、ア−スロ−ラ35より上流側の2次
転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域aを非
転写領域とし、ア−スロ−ラ35より下流側の2次転写
ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域bを転写領
域にすることができる。そして転写材7を挟んだ2次転
写ベルト31と中間転写ベルト21は、ほぼ平行でかつ
同じ速度で移動しているから、2次転写ベルト31と中
間転写ベルト21との間にエアギャップを発生せずに2
次転写を行うことができる。したがって、2次転写のと
きに、中間転写ベルト21に印加している転写バイアス
によって2次転写ロ−ラ26より上流側に生じる電気力
線(電界)を抑制することができ、転写チリが発生して
転写材7に付着することを防止することができ、転写材
7に良質な画像を安定して形成することができる。
写ロ−ラ26,27のうち転写材7の移動方向の下流側
に設けられた2次転写ロ−ラ27より下流側の2次転写
ベルト31内に設けられ、ア−スロ−ラ35は1次転写
ユニット2の2本の2次転写ロ−ラ26,27の中間位
置と対向する2次転写ベルト31内に設けられているか
ら、中間転写ベルト21上のトナ−像6を転写材7に2
次転写するときに、ア−スロ−ラ35より上流側の2次
転写ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域aを非
転写領域とし、ア−スロ−ラ35より下流側の2次転写
ベルト31と中間転写ベルト21の接触領域bを転写領
域にすることができる。そして転写材7を挟んだ2次転
写ベルト31と中間転写ベルト21は、ほぼ平行でかつ
同じ速度で移動しているから、2次転写ベルト31と中
間転写ベルト21との間にエアギャップを発生せずに2
次転写を行うことができる。したがって、2次転写のと
きに、中間転写ベルト21に印加している転写バイアス
によって2次転写ロ−ラ26より上流側に生じる電気力
線(電界)を抑制することができ、転写チリが発生して
転写材7に付着することを防止することができ、転写材
7に良質な画像を安定して形成することができる。
【0019】また、2次転写をしないときは2次転写ベ
ルト31が中間転写ベルト21から離れるから、複数色
のトナ−像を中間転写ベルト21に重ね合わせるときに
異常画像が生じることを防ぐことができる。
ルト31が中間転写ベルト21から離れるから、複数色
のトナ−像を中間転写ベルト21に重ね合わせるときに
異常画像が生じることを防ぐことができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、中間転
写ベルトに転写したトナ−像を転写材に2次転写すると
きに、2次転写ベルトを1次転写ユニットの2本の2次
転写ロ−ラ間の中間転写ベルトに圧接して、2次転写ベ
ルトと中間転写ベルトを比較的大きな面積で接触させ、
2次転写ベルトと中間転写ベルトの接触面に加えられる
圧力を小さくし、中間転写ベルトに形成されたトナ−像
のトナ−に過大な圧力を加えることを防ぐようにしたか
ら、中間転写ベルトに形成されたトナ−像とベルト表面
との間の離型性が低下することを防ぐことができ、転写
材に2次転写されたトナ−像に虫食画像が発生すること
を防いで良質な画像を形成することができる。
写ベルトに転写したトナ−像を転写材に2次転写すると
きに、2次転写ベルトを1次転写ユニットの2本の2次
転写ロ−ラ間の中間転写ベルトに圧接して、2次転写ベ
ルトと中間転写ベルトを比較的大きな面積で接触させ、
2次転写ベルトと中間転写ベルトの接触面に加えられる
圧力を小さくし、中間転写ベルトに形成されたトナ−像
のトナ−に過大な圧力を加えることを防ぐようにしたか
ら、中間転写ベルトに形成されたトナ−像とベルト表面
との間の離型性が低下することを防ぐことができ、転写
材に2次転写されたトナ−像に虫食画像が発生すること
を防いで良質な画像を形成することができる。
【0021】また、ア−スロ−ラを1次転写ユニットの
2本の2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベ
ルト内に設け、バイアス印加部は2本の2次転写ロ−ラ
のうち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写
ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けて、中間転
写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に2次転写する
ときに、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2
次転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−
ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触
領域を転写領域とするから、接触領域の上流側に生じる
電気力線(電界)を抑制し、転写チリが発生して転写材
に付着することを防ぐことができ、欠陥のない画像を転
写材に形成することができる。
2本の2次転写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベ
ルト内に設け、バイアス印加部は2本の2次転写ロ−ラ
のうち転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写
ロ−ラより下流側の2次転写ベルト内に設けて、中間転
写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に2次転写する
ときに、ア−スロ−ラより上流側の中間転写ベルトと2
次転写ベルトの接触領域を非転写領域とし、ア−スロ−
ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルトの接触
領域を転写領域とするから、接触領域の上流側に生じる
電気力線(電界)を抑制し、転写チリが発生して転写材
に付着することを防ぐことができ、欠陥のない画像を転
写材に形成することができる。
【0022】また、2次転写ユニットは、転写材にトナ
−像を2次転写するときに2次転写ベルトが中間転写ベ
ルトに圧接し、2次転写のときに中間転写ベルト21と
2次転写ベルトの間にエア−ギャップが生じることを防
ぐから、転写チリが発生することを防ぐことができ、良
質な画像を安定して形成することができる。
−像を2次転写するときに2次転写ベルトが中間転写ベ
ルトに圧接し、2次転写のときに中間転写ベルト21と
2次転写ベルトの間にエア−ギャップが生じることを防
ぐから、転写チリが発生することを防ぐことができ、良
質な画像を安定して形成することができる。
【0023】さらに、2次転写をしないときは2次転写
ベルトが中間転写ベルトから離れるようにして、複数色
のトナ−像を中間転写ベルトに重ね合わせるときに異常
画像が生じることを防ぐことができる。
ベルトが中間転写ベルトから離れるようにして、複数色
のトナ−像を中間転写ベルトに重ね合わせるときに異常
画像が生じることを防ぐことができる。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】上記実施例の2次転写動作状態を示す部分構成
図である。
図である。
【図3】上記実施例の2次転写ユニットの可動状態を示
す部分構成図である。
す部分構成図である。
【図4】従来例の2次転写部を示す構成図である。
1 画像形成ユニット 2 1次転写ユニット 3 2次転写ユニット 11 感光体 14 カラ−現像部 21 中間転写ベルト 22 1次転写部 26 2次転写ロ−ラ 27 2次転写ロ−ラ 31 2次転写ベルト 34 バイアス印加部 35 ア−スロ−ラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小平 康弘 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上に形成された複数色のトナ−像
を中抵抗の中間転写ベルト上に転写する1次転写ユニッ
トと、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に
転写させる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置に
おいて、 上記1次転写ユニットには転写材の移動方向に沿って一
定間隔をおいて中間転写ベルト内に配置された2本の2
次転写ロ−ラを有し、上記2次転写ユニットは中抵抗の
2次転写ベルトとア−スロ−ラとバイアス印加手段とを
有し、2次転写ベルトは転写材の移動方向に沿って巻回
され、ア−スロ−ラは1次転写ユニットの2本の2次転
写ロ−ラの中間位置と対向する2次転写ベルト内に設け
られ、バイアス印加手段は2本の2次転写ロ−ラのうち
転写材の移動方向の下流側に設けられた2次転写ロ−ラ
より下流側の2次転写ベルト内に設けられたことを特徴
とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記2次転写ユニットの2次転写ベルト
は1次転写ユニットの2本の2次転写ロ−ラ間の中間転
写ベルトに接触し、ア−スロ−ラより上流側の中間転写
ベルトと2次転写ベルトの接触領域を非転写領域、ア−
スロ−ラより下流側の中間転写ベルトと2次転写ベルト
の接触領域を転写領域とする請求項1記載の画像形成装
置。 - 【請求項3】 上記2次転写ユニットの2次転写ベルト
は、2次転写のときに1次転写ユニットの中間転写ベル
トに接触し、非転写のときに中間転写ベルトから離れて
いる請求項1又は2記載の画像形成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106089A JPH09269680A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
KR1019970011173A KR100270058B1 (ko) | 1996-04-01 | 1997-03-28 | 화상형성장치 |
US08/831,018 US5873017A (en) | 1996-04-01 | 1997-03-31 | Image forming apparatus |
DE19713389A DE19713389B4 (de) | 1996-04-01 | 1997-04-01 | Bilderzeugungseinrichtung |
US09/161,215 US6067435A (en) | 1996-04-01 | 1998-09-28 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106089A JPH09269680A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269680A true JPH09269680A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14424831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106089A Pending JPH09269680A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09269680A (ja) |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP8106089A patent/JPH09269680A/ja active Pending
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