JPH0580634A - 中間転写方式の画像形成装置及び方法 - Google Patents

中間転写方式の画像形成装置及び方法

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JPH0580634A
JPH0580634A JP3268964A JP26896491A JPH0580634A JP H0580634 A JPH0580634 A JP H0580634A JP 3268964 A JP3268964 A JP 3268964A JP 26896491 A JP26896491 A JP 26896491A JP H0580634 A JPH0580634 A JP H0580634A
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JP3268964A
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Toru Obuchi
徹 大渕
Masahiro Ito
政宏 伊藤
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Canon Inc
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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間転写方式の画像形成装置において、画像
乱れのない、かつ十分な濃度の高画質の多色複写物が得
られるようにする。 【構成】 一次転写部において中間転写体32と感光体
ドラム21とがなす角度を、その進入側角度をθ1と
し、その進出側角度をθ2としたときに、θ1<θ2と
なり、二次転写部において転写材311と中間転写体3
2とがなす角度を、その進入側角度をθ3とし、その進
出側角度をθ4としたときに、θ3<θ4となり、さら
にθ4>θ2となるように、中間転写体32を架張す
る。そして、一次転写部の一次転写ローラ33に、1色
目より2色目、2色目より3色目と、順次高くなる一次
転写電圧を印加し、また、二次転写部の二次転写ローラ
37に印加する二次転写電圧を、一次転写時の最終色の
トナー像の転写電圧よりも高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電子写真方式や静電記録
方式などの複写機、プリンタ等の画像形成装置に関し、
特に、像担持体上に形成された可視の色現像画像(色ト
ナー像)を中間転写体上に転写、担持させ、続いて各色
現像画像を順次中間転写体上に重ね合わせて転写、担持
させた後で、この中間転写体から転写材に一括転写する
中間転写方式の画像形成装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、像担持体上に形成された可視の現
像画像(トナー像)を無端状に走行する中間転写体上に
一次転写し、この中間転写体上の一次転写トナー像をシ
ート状の転写材に二次転写する中間転写方式を利用する
複写機、プリンタ等の画像形成装置においては、例え
ば、図6に示すような転写技術を使用している。図6は
電子写真方式の複写装置等において感光体ドラム上のト
ナーが中間転写体へ転写される一次転写部の転写態様を
模式的に示したもので、まず、1色のトナー像の転写工
程について考察する。感光体ドラム1上に形成された画
像状の静電潜像は現像部にてトナー2により顕画化さ
れ、中間転写体3への一次転写部に至る。この一次転写
部において、中間転写体3を、上記トナー2による顕画
像に密着させ、トナーと逆極性の電界を該中間転写体3
の背面より、ローラ4又はコロナ放電器等により印加す
ることで、感光体ドラム1上のトナー2は中間転写体3
へ静電力により転写される。なお、この場合、転写効率
のみに限って考察すると、印加電圧は適当な範囲におい
て大きいほど好ましい結果が得られる。しかし、印加電
圧を大きくした場合には必然的に、感光体ドラム1上の
トナー2の一部が中間転写体3に密着する以前に中間転
写体へ転写されるため、中間転写体3上へ転写されたト
ナー位置が理想位置よりずれるという現象が起る。これ
は画像の乱れの原因となるので好ましくない。
【0003】この理由を図6を用いて説明する。中間転
写体3が感光体ドラム1に近接、接触、離間する工程を
5段階に分けて考察してみると、まず、第1段階(図の
A領域)においては中間転写体3は感光体ドラム1上の
トナー2と充分に離れており、かつ転写ローラ4による
転写電界の影響を受けないために、全く転写が行なわれ
ない。次に、第2段階(図のB領域)においては中間転
写体3とトナー2とが近接しており、かつ転写ローラ4
による転写電界の影響を受けるために、若干のトナー2
が中間転写体3へ転写する。次の第3段階(図のC領
域)、即ち、実質的に転写を行なう領域においては、中
間転写体3の背面からトナー粒子が有する電荷極性とは
逆極性の電圧が転写ローラ4により中間転写体3に印加
される。その結果、トナー粒子は印加電圧による電界の
作用下で静電力によって中間転写体3に転写する。次の
第4段階(図のD領域)においては中間転写体3の体積
抵抗率の大小によってその挙動が異なる。まず、中間転
写体3の体積抵抗率が1012Ω・cm以上の比較的値の
大きい場合について説明する。この第4段階(D領域)
においては、中間転写体3が感光体ドラム1との密着状
態より近接離間状態になるため、中間転写体3と感光体
ドラム1のトナー付着面間に第3段階で充電された電荷
による電界が存在し、一定電荷に対し、両部材間の距離
が増大するために電圧が上昇し、両部材間の間隙で放電
が生じ、トナー像が乱れたり、又は感光体ドラム表面を
劣化させたりする。次に、中間転写体3の体積抵抗率が
108 Ω・cm以下の比較的値の小さい場合について説
明する。この場合には第3段階で充電された電荷が周辺
の構成部材又は空気中の水分を介して逃げ易く、トナー
像の乱れを引き起こす。最後の第5段階(図のE領域)
においては転写工程が終了している。中間転写体3上の
トナー粒子は転写ローラ4による転写電界の影響を受け
ないし、また、感光体ドラム1の電位の影響も受けな
い。このように、実質的な転写工程(C領域)の前後で
中間転写体3が感光体ドラム1のトナー付着面と近接し
ている場合、種々の問題を生じるものである。
【0004】次に、像担持体上に順次に形成された複数
のトナー像を中間転写体上に順次に重ね転写する工程に
ついて図7〜図9を参照して考察する。
【0005】図7〜図9は電子写真方式のカラー複写装
置等で用いられる一次転写部における転写態様を模式的
に示したものである。まず、図7に示すように、感光体
ドラム11上に形成された画像状の第1の静電潜像は現
像部にて、例えばイエロートナーTY により顕画化さ
れ、中間転写体12へ転写される一次転写部に至る。こ
の一次転写部において、中間転写体12を感光体ドラム
11上のトナーTY による第1のトナー像に密着させ、
トナーと逆極性の電界を該中間転写体12の背面よりロ
ーラ13又はコロナ放電器等により印加することで、感
光体ドラム11のトナー付着面上のトナーTY は中間転
写体12へ静電力により転写される。次に、図8に示す
ように、感光体ドラム11上に形成された画像状の第2
の静電潜像が現像部にて、例えばシアントナーTC によ
り顕画化され、この第2のトナー像は、一次転写部にお
いて、第1のトナー像(TY )を担持している中間転写
体12へ静電力により転写される。従って、第1のトナ
ー像の上に第2のトナー像が重なった状態で中間転写体
12上に担持される。同様に、図9に示すように、画像
状の第3の静電潜像を、例えばマゼンタトナーTM によ
って顕画化した第3のトナー像も一次転写部で中間転写
体12上に重畳転写され、かくして第1、第2及び第3
のトナー像は重なった状態で中間転写体12上に担持さ
れる。
【0006】一次転写が終了すると、中間転写体12上
の3色の重畳転写されたトナー像は、図10に示すよう
に、二次転写部に至り、ここで転写材14を中間転写体
12上の重畳された3色のトナー像に密着させ、これら
トナーと逆極性の電圧をこの転写材14の背面よりロー
ラ15又はコロナ放電器等により印加することで、中間
転写体12上の各色トナー像は転写材14に静電力によ
り一括転写される。
【0007】さて、図8の第2色目の転写工程において
は、負極性電荷を帯びたイエロートナーTY が図7の第
1色目の転写工程により中間転写体12上に既に転写さ
れ、担持されている。このため、第2色目のシアントナ
ーTC を転写する際に、その転写電界が弱められる。図
9の第3色目の転写工程においても同様に、負極性電荷
を帯びたイエロートナーTY 及びシアントナーTC が中
間転写体12上に重ね転写され、担持されている。よっ
て、マゼンタトナーTM を転写するための転写電界はさ
らに弱められることになる。
【0008】以上の結果、第2色目以降の転写効率が低
下する。中間転写体の体積抵抗率が1012Ω・cm以上
の比較的値の大きい場合には、上述したように、一次転
写終了後、中間転写体が感光体ドラムとの密着状態より
離間状態に移行すると、中間転写体と感光体ドラム面間
に転写時に充電された電荷による電界が存在するため、
一定電荷に対し、両部材間の距離が増大する。それ故、
電圧が上昇し、両部材間の間隙で放電を起こし、トナー
像が乱れたり、又は感光体表面を劣化させることにな
る。同様に、二次転写終了後においても同現象が生じや
すくなり、画像の乱れは増幅される。また、複写2枚目
以降においては、中間転写体の充電電荷は減衰しきれ
ず、二次転写点から一次転写点に戻る途中で中間転写体
の除電が必要となり、このことは、例えば特開昭56−
1477166号に開示されている。これに対し、中間
転写体の体積抵抗率が108Ω・cm以下の比較的小さ
い値の場合には、上述したように、転写時における充電
した電荷が周辺の構成部材又は空気中の水分を介して逃
げやすくなり、同じくトナー像の乱れを引き起こす。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、像担持
体上に形成した各色のトナー像を中間転写体上に重ね転
写し、しかる後に中間転写体から転写材に一括転写する
ようにしたカラー画像形成装置においては、一括転写と
いう長所として、色ズレの軽減、紙種の拡大、転写条件
の拡大があげられる。しかし、像担持体上のトナー粒子
を中間転写体へ転写する工程が芳しくなければ、上記の
効果は得られない。よって、2回の転写工程があるた
め、1回の転写工程しか必要としない画像形成装置と比
較して転写時の問題を増大するという欠点が顕著とな
る。上記従来の技術では、像乱れの決定的な要因は一次
転写工程にあった。それ故、従来は一次転写における効
率を低くすることによって、見かけ上の画像の乱れを軽
減する方法を取ってきた。このため、中間転写方式を用
いた場合には、十分な濃度が得られかつ画像乱れのない
高画質の多色複写物を得ることは困難であった。
【0010】また、複数のトナー像を中間転写体に順次
重ね転写する場合、第1色目のトナー像の転写時におけ
る画像乱れの問題の他に、第2色目、第3色目、・・・
になると、前回に転写されたトナー像の帯電電荷によっ
て第2色目以降の転写効率が低下するという欠点があっ
た。従って、この点からも中間転写方式を用いた場合に
は、十分な濃度が得られかつ画像乱れのない高画質の多
色複写物を得ることは困難であった。
【0011】従って、本発明の1つの目的は、画像乱れ
のない、かつ十分な濃度の高画質の多色複写物を常時得
ることができる中間転写方式の画像形成装置を提供する
ことである。
【0012】本発明の他の目的は、一次転写工程におけ
る2色目以降の転写効率を第1色目の転写効率と同程度
に引き上げることができ、その上、高い転写効率で二次
転写を行なうことができる中間転写方式の画像形成方法
を提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
中間転写方式の画像形成装置及び方法によって達成され
る。要約すれば、本発明は、像担持体上に形成される可
視の色現像画像を中間転写体上に転写、担持し、すべて
の色現像画像を該中間転写体上に重ね合わせて転写した
後、転写材に一括転写する中間転写方式の画像形成装置
において、一方向に無端移動する中間転写体と、該中間
転写体の前記像担持体への進入側角度が進出側角度より
小さくなり、かつ前記転写材の前記中間転写体への進入
側角度が進出側角度より小さくなり、かつ前記中間転写
体の前記像担持体からの進出側角度が、前記転写材の前
記中間転写体からの進出側角度より小さくなるように、
前記中間転写体を架張する架張手段と、前記像担持体上
の可視の色現像画像を前記中間転写体へ転写する一次転
写部において、前記中間転写体を挟んで前記像担持体面
と対向配置された電界形成手段と、該電界形成手段に、
1色目より2色目、2色目より3色目と、順次高くなる
直流電圧を印加する可変直流電源手段とを具備すること
を特徴とする中間転写方式の画像形成装置、並びに、像
担持体上に形成される可視の色現像画像を中間転写体上
に転写、担持し、すべての色現像画像を該中間転写体上
に重ね合わせて転写した後、転写材に一括転写する中間
転写方式の画像形成装置において、前記中間転写体の前
記像担持体への進入側角度を進出側角度より小さくし、
かつ前記転写材の前記中間転写体への進入側角度を進出
側角度より小さくし、かつ前記中間転写体の前記像担持
体からの進出側角度を前記転写材の前記中間転写体から
の進出側角度より小さくし、さらに前記色現像画像を前
記像担持体から前記中間転写体に転写する一次転写部に
おける転写電界を1色目、2色目、3色目、・・・と順
次大きくして一次転写を行なうことを特徴とする画像形
成方法である。
【0014】本発明の一実施態様においては、可視の色
現像画像を前記中間転写体から前記転写材に転写する二
次転写部において、前記転写材を挟んで前記中間転写体
面に対向配置された電界形成手段と、該電界形成手段
に、前記一次転写時の最終色の現像画像の転写電圧より
も高い直流電圧を印加する第2の直流電源手段とが設け
られ、二次転写効率を高くしている。
【0015】本発明の他の実施態様においては、可視の
色現像画像を前記像担持体から前記中間転写体に転写す
る一次転写部の直前において、前記中間転写体を挟んで
前記像担持体面に対向配置された転写電界規制手段を含
み、該転写電界規制手段が、前記像担持体と前記中間転
写体間の空間を転写電界が通り抜けないように、前記像
担持体と前記中間転写体とを接触させるための手段を兼
ねている。
【0016】本発明のさらに他の実施態様においては、
前記中間転写体を架張する架張手段が複数個のローラか
らなり、前記二次転写部における前記電界形成手段に前
記転写材及び前記中間転写体を挟んで対向配置されたロ
ーラが駆動モータによって回転駆動されることにより、
前記中間転写体を無端移動させている。
【0017】
【作用】本発明においては、一次転写部及び二次転写部
における中間転写体の進入側角度(転写部接近側角度)
を進出側角度(転写部離間側角度)より小さくし、かつ
一次転写部における進出側角度を二次転写部における進
出側角度より小さく構成する。この構成において一次転
写時の転写電界を、1色目より2色目、2色目より3色
目のように順次大きくする。この方法により、2色目以
降の転写効率を1色目と同程度に維持する。また、二次
転写時の転写電界を一次転写時の最大電界より大きくす
ることにより、高効率の二次転写を行なう。これによっ
て、一次転写及び二次転写での前転写を防止する構成を
とり、転写工程での像の乱れを防止するものである。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。なお、以下に説明する実施例は
電子写真方式のカラーレーザービームプリンタに適用し
た場合であるが、本発明は電子写真方式の他のプリン
タ、複写機等のカラー画像形成装置、或は電子写真方式
以外の画像形成装置にも適用できるものである。
【0019】まず、図5を参照して本発明を適用した電
子写真方式のカラーレーザビームプリンタの全体構成に
ついて説明する。このカラーレーザビームプリンタは像
担持体としてOPC(有機半導体)の感光体ドラム21
を使用し、この感光体ドラム21の周辺には、前露光手
段22、一次帯電器23、各色の信号に応じてレーザ光
を照射するレーザスキャナ24、ブラック、イエロー、
シアン、マゼンタのトナーをそれぞれ収容した4つの現
像器BK、Y、C、Mを具備する現像ユニット25がそ
れぞれ順に配設されている。各現像器は、図示しない
が、現像シリンダと非磁性体のブレードで構成されてい
る。現像剤はトナーとキャリアで構成され、一定比率で
混合されている。トナーとキャリアは、摩擦帯電によ
り、トナーはマイナスに、キャリアはプラスに帯電され
る。この現像剤は、固定マグネットの磁界により、現像
シリンダ表面にブラシ状に穂立ちされ、かつブレードに
より均一な厚さの現像剤層に形成されている。現像シリ
ンダには現像バイアスが同時に印加されている。そのた
め、現像バイアスのマイナス成分はプラス成分より多く
なっている。トナーは、感光体ドラム21の表面電位と
現像バイアスのマイナス成分とにより感光体ドラム表面
の明部に引きつけられ、静電潜像を可視像にする。この
場合、イエロー画像用の潜像が形成された場合には、イ
エロー色の現像のみが行なわれる。そして、感光体ドラ
ム21上に形成されたイエローのトナー像は、感光体ド
ラム21の対向電極となる一次転写ローラ33に第1の
直流電源38からプラス電圧を印加することによって、
図示矢印方向に無端走行するベルト状の中間転写体32
上へ静電転写される。この一次転写に際しては給紙箱6
0上の給紙ローラ61は作動されない。また、このと
き、二次転写ローラ37は解除されており、中間転写体
32から離間されているので、上記イエロートナー像は
転写材311へは転写されず、中間転写体32上に保持
されたままこの中間転写体32の移動に伴って再び一次
転写部へと搬送される。
【0020】このようにして、イエロートナー像が中間
転写体32上に転写された後、感光体ドラム21上の残
留トナーはドラムクリーナ26によって完全にクリーニ
ングされる。また、次の色の潜像形成の前に、前露光手
段(ランプ)22からの光を感光体ドラム21の表面に
照射し、ドラム表面上の残留電荷を消去する。上記した
前露光、一次帯電、レーザ露光、現像、一次転写、ドラ
ムクリーニングの一連のプロセスは、シアントナー、マ
ゼンタトナー、ブラックトナーについても同様に繰り返
され、上記のイエロートナー像の上に、シアントナー
像、マゼンタトナー像、ブラックトナー像の3色のトナ
ー像が順次重なった状態で転写され、かくして中間転写
体32上には一次転写された全部で4色のトナー像が重
なった状態で担持されている。
【0021】上記4色のトナー像が中間転写体32上に
転写されると、給紙ローラ61が作動し、転写材311
がレジストローラ対62を経て、上記4色像の位置と同
期して二次転写部へ送られる。転写材311が二次転写
部に接近すると、二次転写ローラ37が付勢されて中間
転写体32に当接し、対向する押圧ローラ35とこの二
次転写ローラ37間で、中間転写体32及び転写材31
1を共に挟着することになる。このとき、二次転写ロー
ラ37には第2の直流電源39からプラス電圧が印加さ
れ、中間転写体32とトナー間の結合力より転写材31
1とトナー間の結合力の方が強くなり、中間転写体32
上のトナーは転写材311に付着する。転写材311は
さらに一対の定着ローラ63よりなる定着部に移動され
る。各定着ローラ63にはヒータランプがそれぞれ内蔵
されているので、転写材311がこれら定着ローラ63
間を通過するときに、熱と圧力によって4色のトナー像
が同時に定着される。なお、二次転写後に中間転写体3
2上に残留するトナーは中間転写体クリーナ31によっ
て除去される。
【0022】以上は中間転写方式を採用した電子写真方
式のカラーレーザビームプリンタの全体的な構成及び動
作を説明したものであるが、次に、このカラーレーザビ
ームプリンタに適用した本発明の一実施例について図1
を参照して詳細に説明する。なお、図1は主としてプリ
ンタの転写装置部分を示し、図5と対応する部品、部材
等には同一符号を付して必要のない限りその説明を省略
する。
【0023】本実施例では中間転写体32は体積抵抗率
108 〜1012Ω・cmの材料より形成され、一次転写
ローラ33、テンションローラ34及び36、並びに押
圧ローラ35間に架張され、図示矢印方向に走行する。
今、一次転写部において中間転写体32と感光体ドラム
21のトナー付着面とがなす角度を、その進入側角度
(中間転写体32が接近する側の角度)をθ1とし、そ
の進出側角度(中間転写体32が離間する側の角度)を
θ2としたときに、本実施例ではθ1<θ2の構成を取
っている。この構成の理由は実質的な転写領域以前での
前転写を極力避けるため、転写位置上流の感光体ドラム
21面と中間転写体32間のニップ幅を大きく取ること
による。一方、二次転写部において転写材311と中間
転写体32とがなす角度を、その進入側角度(転写材3
11が接近する側の角度)をθ3とし、その進出側角度
(転写材311が離間する側の角度)をθ4としたとき
に、本実施例ではθ3<θ4の構成を取っている。この
構成の理由は上述の前転写を低減することである。な
お、前転写防止のため、θ1とθ3は同程度で、θ4は
転写材分離のためθ2より大きい方が好ましい。
【0024】このように、一次転写部及び二次転写部に
おける進入側角度と進出側角度に対する条件が、θ1=
θ3<θ2<θ4なる構成において、本実施例ではさら
に、一次転写ローラ33に印加する電圧を、1色目より
2色目、2色目より3色目、・・・というように、順次
大きくする。また、複数のすべての色トナー像が中間転
写体32上に順次重ね転写された後、二次転写部におい
て中間転写体32より転写材311に一括転写されるこ
とになるが、この二次転写工程において、モータ310
に結合された押圧ローラ35によって中間転写体32上
の重畳されたトナー像は転写材311に押圧され、か
つ、二次転写ローラ37には、一次転写工程の最終色の
トナー像の転写時に印加した直流電圧よりも大きい直流
電圧が、第2の直流電源39により印加される。
【0025】図2に第1の直流電源38の構成を示す。
DCコントローラ40のマイクロコンピュータ41から
一次転写部における転写回数を報知する転写回数報告信
号がDCバイアス値設定回路42に供給される。このD
Cバイアス値設定回路42は転写回数に応じた直流電圧
を出力する。上述したように、この直流出力電圧値は転
写回数が大きくなるほど大きくなるように設定されてい
る。DCバイアス値設定回路42より直流電圧が出力さ
れると、差動増幅回路43、パルス幅可変発振回路4
4、電流増幅回路45及びトランス46が作動して交流
出力が発生され、この交流出力は整流回路47を通じて
直流電圧に整流された後、一次転写ローラ33に印加さ
れる。なお、環境センサ48が設けられており、この環
境センサ48からのデータに基づいて、環境変動分の電
圧がDCバイアス値設定回路42より出力される直流電
圧に重畳される。
【0026】二次転写ローラ37に直流転写電圧を印加
する第2の直流電源39も上記第1の直流電源38と同
じ構成でよいのでその説明を省略するが、二次転写時に
おいては、一次転写時の最終の色トナー像の転写の際に
印加される直流電圧値よりも大きい直流電圧値に、環境
センサ48からのデータに基づいた環境変動分の電圧を
重畳させて出力する。
【0027】図3は第2の直流電源39から二次転写ロ
ーラ37に印加する直流電圧の決定方法を示す説明図で
ある。中間転写体32として体積抵抗率1010Ω・cm
の誘電体ベルトを用いて、第1の直流電源38から一次
転写ローラ33へ印加する一次転写電圧を、1色目、2
色目、3色目、4色目と順次高くし、そして第2の直流
電源39から二次転写ローラ37へ印加する二次転写電
圧を一次転写時の4色目(最終色)の転写電圧より高く
してカラー画像を出力させた。このときの温度は15
℃、湿度は30%であり、次の表1にその結果を示す。
【0028】
【表1】
【0029】上記表1から明白なように、一次転写時の
印加電圧は、1色目(黒)が0.8KV、2色目(イエ
ロー)が0.9KV、3色目(シアン)が1.0KV、
4色目(マゼンタ)が1.1KVであり、また、二次転
写時の印加電圧は1.5KVであった。このように一次
転写時の印加電圧を順次大きくし、二次転写時の印加電
圧を一次転写の最大印加電圧より大きくした場合には、
表1に示すように優れた転写効率を示している。
【0030】次の表2は一次転写及び二次転写における
すべての印加電圧を0.8KVにしたときの結果を示
す。この表2から明白なように、第2色目以降の転写効
率が順次に低下している。
【0031】
【表2】
【0032】次の表3は一次転写時の印加電圧は表1の
場合と同様に順次大きくし、二次転写時の印加電圧を一
次転写時の最大印加電圧と同じにしたときの結果を示
す。この表3から、二次転写での効率が良くないことが
分かる。
【0033】
【表3】
【0034】以上の結果から明瞭なように、一次転写時
の印加電圧を順次大きくし、二次転写時の電圧を、一次
転写時の最大印加電圧より大きくすることによって、出
力画像の濃度低下を防ぐことができた。また、図3に示
すように、二次転写電圧は湿度が高くなるに従って低く
すると好結果が得られた。この場合でも、一次転写時の
最終色の転写電圧VM よりは高くすることは言うまでも
ない。
【0035】ところで、体積抵抗率が大きい中間転写体
を用いると、同じ画像転写効率を得るのに、より高い転
写電圧が必要となる。中間転写体の帯電電位が高いと、
一次転写及び二次転写終了後に放電が生じ易くなる。そ
の結果、トナー飛散が発生して著しく画像を劣化させ
る。この対策として、交流コロナ放電器により除電する
等の方法があるが、効果が十分でなかったり、オゾンが
発生する、装置構成が複雑になる、コストアップになる
等の欠点がある。
【0036】また、体積抵抗率が小さい中間転写体を用
いると、転写時の充電電荷が、周辺の構成部材又は空気
中の水分を介して逃げ易くなり、トナー像の乱れを引き
起こす。以上の理由により、中間転写体の体積抵抗率は
108 Ω・cm〜1012Ω・cmの範囲内であることが
好ましい。
【0037】しかしながら、一次転写ローラに印加する
電圧の順次アップは、2色目以降の転写効率を改善する
が、前転写の発生を促進し、画像乱れの原因となる。こ
の転写印加電圧の順次アップによる前転写の発生を相殺
する構成が上述した図1に示す構成である。本実施例で
は、この前転写の発生を防止するために、中間転写体の
構成にさらに改良を加えている。次に、図1の拡大図で
ある図4を参照して本実施例の改良点について説明す
る。
【0038】図4に示すように、一次転写電界を規制
し、かつ中間転写体32を感光体ドラム21に押し当て
る電界規制・押し当て部材30を一次転写ローラ33の
前方側(中間転写体32の移動方向に対して)に配設
し、この電界規制・押し当て部材30によって、一次転
写ローラ33より発生される放射状電界を、一次転写領
域の前方には存在しないように規制する。同時に、この
部材30は中間転写体32を感光体ドラム21に密着す
るように押し当てるから、間隙間での放電による前転写
も有効に防止されることになる。また、二次転写部の押
圧ローラ35に駆動手段であるモータ310が結合され
ているため、この押圧ローラ35が原動ローラとして働
き、その他のローラである一次転写ローラ33、テンシ
ョンローラ34、36は従動ローラとなる。よって、押
圧ローラ35とその後方側のテンションローラ36間の
中間転写体領域がゆるみ側となり、その他の中間転写体
領域が張り側となる。即ち、一次転写部の前方及び後
方、並びに二次転写部の前方に張力をかけることによ
り、中間転写体にゆるみがないように構成する。上記中
間転写体32の押圧ローラ35とその後方側のテンショ
ンローラ36間の領域のゆるみは押圧ローラ35と二次
転写ローラ37とによって中間転写体32及び転写材3
11を挟圧する二次転写時に、特に顕著である。従っ
て、上記のように中間転写体32を構成することは、一
次及び二次転写部における前転写の防止を促進すること
になる。また、二次転写後の中間転写体32のゆるみ領
域にはトナー像が存在しないから、転写工程の画像乱れ
には直接影響を与えない。その上、転写材311と中間
転写体32との同期が簡単に取れるという利点もある。
【0039】上記実施例では電界形成手段として転写ロ
ーラを使用したが、金属シート、導電性ブラシ等の他の
電界形成手段を使用してもよいし、或はコロナ帯電器等
の手段を用いても本発明は実施できる。また、二次転写
電圧の決定に際しては、簡易的に固定値としてもよい
し、さらに厳密な方法として、温度、湿度等多くの環境
データを用いて決定してもよい。この転写電界の決定方
法は、単色モード、2色モード、3色モード、4色モー
ド等においても適用できる。勿論、本発明は上記実施例
以外の電子写真方式、静電記録方式などの種々の構成の
カラー複写機、プリンタ等の画像形成装置に適用可能で
ある。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、像担
持体上に形成される可視の色現像画像を中間転写体上に
転写、担持し、すべての色現像画像を中間転写体上に重
ね合わせて転写した後、転写材に一括転写する中間転写
方式の画像形成装置において、中間転写体の像担持体へ
の進入側角度を進出側角度より小さくし、かつ転写材の
中間転写体への進入側角度を進出側角度より小さくし、
かつ中間転写体の像担持体からの進出側角度を、転写材
の中間転写体からの進出側角度より小さくしたので、さ
らに、現像画像を中間転写体に転写する一次転写時の転
写電圧を1色目、2色目、3色目、・・・と順次大きく
し、かつ中間転写体から転写材に一括転写する二次転写
時の転写電圧を一次転写時における最終色の転写電圧よ
り大きくしたので、一次転写工程における2色目以降の
転写効率を第1色目の転写効率と同程度に引き上げるこ
とができ、その上、高い転写効率で二次転写を行なうこ
とができる。しかも、一次及び二次転写時に画像ぬけ、
飛び散り等の画像乱れも発生しない。従って、本発明に
よれば、色味の変化、画像ぬけ、飛び散り等の画像劣化
のない、かつ十分な濃度の高画質の多色複写物を中間転
写方式によって得ることができるという顕著な効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電子写真方式のカラーレー
ザビームプリンタの中間転写装置部分を示す概略構成図
である。
【図2】本発明の一実施例において使用された直流電源
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施例において二次転写ローラに印
加する二次転写電圧の決定方法を説明する特性図であ
る。
【図4】図1の中間転写装置部分を拡大して示す概略構
成図である。
【図5】本発明を適用した電子写真方式のカラーレーザ
ビームプリンタの全体構成を示す概略構成図である。
【図6】従来の中間転写方式の電子写真複写装置等にお
いて感光体ドラム上のトナー像が中間転写体へ転写され
る一次転写態様を模式的に示す説明図である。
【図7】従来の中間転写方式のカラー電子写真複写装置
等において感光体ドラム上の1色目のトナー像が中間転
写体へ転写される一次転写態様を模式的に示す説明図で
ある。
【図8】従来の中間転写方式のカラー電子写真複写装置
等において感光体ドラム上の2色目のトナー像が中間転
写体へ重ね転写される一次転写態様を模式的に示す説明
図である。
【図9】従来の中間転写方式のカラー電子写真複写装置
等において感光体ドラム上の3色目のトナー像が中間転
写体へ重ね転写される一次転写態様を模式的に示す説明
図である。
【図10】従来の中間転写方式のカラー電子写真複写装
置等において感光体ドラム上の4色目のトナー像が中間
転写体へ重ね転写される一次転写態様を模式的に示す説
明図である。
【符号の説明】
21 感光体ドラム 22 前露光ランプ 23 一次帯電器 24 レーザスキャナ 25 現像ユニット 30 電界規制・押し当て部材 32 中間転写体 33 一次転写ローラ 34、36 テンションローラ 35 押圧ローラ 37 二次転写ローラ 38、39 直流電源 310 モータ 311 転写材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体上に形成される可視の色現像画
    像を中間転写体上に転写、担持し、すべての色現像画像
    を該中間転写体上に重ね合わせて転写した後、転写材に
    一括転写する中間転写方式の画像形成装置において、前
    記中間転写体の前記像担持体への進入側角度を進出側角
    度より小さくし、かつ前記転写材の前記中間転写体への
    進入側角度を進出側角度より小さくし、かつ前記中間転
    写体の前記像担持体からの進出側角度を前記転写材の前
    記中間転写体からの進出側角度より小さくし、さらに前
    記色現像画像を前記像担持体から前記中間転写体に転写
    する一次転写部における転写電界を1色目、2色目、3
    色目、・・・と順次大きくして一次転写を行なうことを
    特徴とする画像形成方法。
  2. 【請求項2】 可視の色現像画像を前記中間転写体から
    前記転写材に転写する二次転写部における転写電界を前
    記一次転写時の最終色の現像画像の転写電界よりも大き
    くすることを特徴とする請求項1の画像形成方法。
  3. 【請求項3】 可視の色現像画像を前記像担持体から前
    記中間転写体に転写する一次転写部の直前において、転
    写電界を規制すると共に、転写電界が前記像担持体と前
    記中間転写体間の空間を通り抜けないようにすることを
    特徴とする請求項1の画像形成方法。
  4. 【請求項4】 像担持体上に形成される可視の色現像画
    像を中間転写体上に転写、担持し、すべての色現像画像
    を該中間転写体上に重ね合わせて転写した後、転写材に
    一括転写する中間転写方式の画像形成装置において、一
    方向に無端移動する中間転写体と、該中間転写体の前記
    像担持体への進入側角度が進出側角度より小さくなり、
    かつ前記転写材の前記中間転写体への進入側角度が進出
    側角度より小さくなり、かつ前記中間転写体の前記像担
    持体からの進出側角度が、前記転写材の前記中間転写体
    からの進出側角度より小さくなるように、前記中間転写
    体を架張する架張手段と、前記像担持体上の可視の色現
    像画像を前記中間転写体へ転写する一次転写部におい
    て、前記中間転写体を挟んで前記像担持体面と対向配置
    された電界形成手段と、該電界形成手段に、1色目より
    2色目、2色目より3色目と、順次高くなる直流電圧を
    印加する可変直流電源手段とを具備することを特徴とす
    る中間転写方式の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 可視の色現像画像を前記中間転写体から
    前記転写材に転写する二次転写部において、前記転写材
    を挟んで前記中間転写体面に対向配置された電界形成手
    段と、該電界形成手段に、前記一次転写時の最終色の現
    像画像の転写電圧よりも高い直流電圧を印加する第2の
    直流電源手段とをさらに含むことを特徴とする請求項4
    の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 可視の色現像画像を前記像担持体から前
    記中間転写体に転写する一次転写部の直前において、前
    記中間転写体を挟んで前記像担持体面に対向配置された
    転写電界規制手段をさらに含み、該転写電界規制手段
    が、前記像担持体と前記中間転写体間の空間を転写電界
    が通り抜けないように、前記像担持体と前記中間転写体
    とを接触させるための手段を兼ねていることを特徴とす
    る請求項4の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記中間転写体を架張する架張手段は、
    前記二次転写部における前記電界形成手段に前記転写材
    及び前記中間転写体を挟んで対向配置された押圧手段を
    含み、該押圧手段が駆動手段によって駆動されることに
    より、前記中間転写体を無端移動させることを特徴とす
    る請求項5の画像形成装置。
JP3268964A 1991-09-20 1991-09-20 中間転写方式の画像形成装置及び方法 Pending JPH0580634A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000075551A (ja) * 1998-06-18 2000-03-14 Canon Inc 画像形成方法
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