JP2000118787A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000118787A
JP2000118787A JP10295906A JP29590698A JP2000118787A JP 2000118787 A JP2000118787 A JP 2000118787A JP 10295906 A JP10295906 A JP 10295906A JP 29590698 A JP29590698 A JP 29590698A JP 2000118787 A JP2000118787 A JP 2000118787A
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Naoto Yoshino
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写前シートガイドを、画像形成動作時に所
定の位置に移動させ、メンテナンス時には他の部材と干
渉しない位置に移動させること。 【解決手段】 ベルトモジュールBMをベルト使用位置
とベルトメンテナンス位置との間で移動可能に支持する
スライドフレームF1と、転写ユニット退避位置と転写
ユニット使用位置との間で移動可能な転写ユニットUt
と、前記ベルトモジュールBMが前記ベルト使用位置で
且つ転写ユニットUtが転写ユニット使用位置に移動し
た状態のときに録シートSを転写領域Q4に搬入する位
置に移動し、ベルトモジュールBMが前記ベルトメンテ
ナンス位置で且つ前記転写ユニットUtが転写ユニット
退避位置に移動した状態のときに前記スライドフレーム
F1の外部への引き出しを可能とする位置に移動する転
写前シートガイドSG1を有する記録シート搬送装置SH
とから構成される画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、感光体ベルトまた
は中間転写ベルト等の像担持ベルト表面に形成されたト
ナー像を記録シート(最終転写材)に転写する画像形成
装置に関し、特に像担持ベルトを支持するベルトモジュ
ールを画像形成装置本体に対して出入させる際に、転写
領域に記録シートをガイドする転写前シートガイドが他
の部材と干渉しない位置に自動的に移動するようにした
画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前記像担持ベルトとして中間転写
ベルトを使用し、前記中間転写ベルト上の1次転写トナ
ー像を記録シート(最終転写材)に2次転写する画像形
成装置として、次の構成要件(1)〜(7)を有する画
像形成装置が従来公知である。 (1)中間転写ベルトに1次転写するトナー像が形成さ
れる感光体ドラム(像担持ベルト)、 (2)前記画像形成装置本体に挿入された挿入位置と画
像形成装置本体から外部に引き出された引出し位置との
間で移動可能に支持されたスライドフレームであって、
中間転写ベルトを有するベルトモジュールをベルト使用
位置(画像形成動作を実行する位置)およびベルトメン
テナンス位置(画像形成装置本体に対する出入等のメン
テナンス作業を行う位置)の間で移動可能に支持する前
記スライドフレーム。
【0003】(3)前記ベルト使用位置に移動したとき
に像担持体表面に接触するとともに前記ベルトメンテナ
ンス位置に移動したときに像担持体表面から離れる前記
中間転写ベルトと、ベルト駆動ロール、テンションロー
ルおよびバックアップロールを含む複数のベルト支持ロ
ールを介して前記中間転写ベルトを回転移動可能に支持
するベルトフレームと、前記像担持体表面および中間転
写ベルトの接触領域である1次転写領域において前記像
担持体表面のトナー像を前記中間転写ベルトに1次転写
する1次転写器とを有するベルトモジュール。 (4)前記ベルトモジュールを支持するスライドフレー
ムの前記画像形成装置本体に対する出入が可能な転写ユ
ニット退避位置および前記中間転写ベルト上のトナーの
記録シートへの2次転写動作が可能な転写ユニット使用
位置の間で移動可能な2次転写ユニットであって、前記
転写ユニット使用位置に移動した状態で前記バックアッ
プロールに支持された中間転写ベルト表面に押圧される
転写位置および前記中間転写ベルト表面から離れた待機
位置の間で移動可能に支持された2次転写ロールを有
し、前記転写位置に移動した2次転写ロールおよび中間
転写ベルトの接触領域である2次転写領域を通過する記
録シートに中間転写ベルト上のトナー像を2次転写する
前記2次転写ユニット。
【0004】(5)画像形成装置本体内に配置され、前
記2次転写領域および定着領域に順次記録シートを搬送
して通過させるとともに、前記記録シート搬送方向にお
ける前記2次転写領域の上流側に配置され、前記2次転
写領域に搬入される前記記録シートをガイドする転写前
シートガイドを有する記録シート搬送装置であって、前
記転写前シートガイドはシート通路を形成する一対のベ
ルト側シートガイドおよびロール側シートガイドを有す
る前記記録シート搬送装置。 (6)互いに圧接する領域により定着領域を形成する一
対の定着用回転部材を有し、前記定着領域を通過する記
録シート上のトナー像を加熱定着する定着装置。 (7)前記トナー像が定着された用紙を収容する排紙ト
レイ。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記画像形成装置にお
いて、中間転写ベルトの交換時にベルトモジュールを画
像形成装置本体から引き出す際、中間転写ベルトを像担
持体から離間させるために、転写位置(通常の2次転写
位置)からある一定量下げる必要がある。一方、2次転
写領域への記録シート突入を案内する転写前シートガイ
ドは中間転写ベルトとの位置関係を精度よく実現させる
ために次の点が必要である。 (1)ベルトモジュール付きもしくは、2次転写領域の
中間転写ベルトに対して位置決めさせることが望まし
い。また、2次転写領域の上流側に配置されているレジ
ロールの下流であって、前記転写前シートガイドの上流
側にレジ側シートガイドが設けられている場合、レジ側
シートガイドと転写前シートガイドとの間で記録シート
受け渡しを確実に行うためには、次の点が必要である。 (2)シートガイドの間隔をなるべく小さくする必要が
ある。しかし、上記(1),(2)を同時に実現しよう
とすると、画像形成装置本体に支持されたレジ側シート
ガイドと、前記画像形成装置本体に対して出入されるベ
ルトモジュールに支持された転写前シートガイドとの間
で干渉が発生してしまう。
【0006】そこで、従来はレジ側シートガイドから記
録シートを受け取る転写前シートガイドの受け渡し部の
関口を広くすることで、干渉を回避していた。そのた
め、カールした用紙などの走行性に対しては性能を落と
さざるを得なかった。一方、特開平5−72910のよ
うに2次転写領上流側のシートガイドを全てレジ側シー
トガイドにより構成すると、2次転写領域の中間転写ベ
ルトに対する突入位置の精度がでにくい構造となってし
まう。また、ベルト交換のために、ベルトモジュールが
移動するような構造の場合、干渉を避けれるように用紙
案内板が待避できるような構成になっていないとシート
ガイドと中間転写ベルトとの干渉が発生してしまう。前
述の記載では中間転写ベルトに関して記載したが、本発
明は感光体ベルト表面から記録シートにトナー像を転写
させる場合にも適用可能である。
【0007】本発明は前述の事情に鑑み、画像形成動作
時にはベルト使用位置に保持され、且つメンテナンス作
業時にはベルトメンテナンス位置に保持される像担持ベ
ルトを有するベルトモジュールと、画像形成時には前記
像担持ベルトに接触し且つメンテナンス時には像担持ベ
ルトから離れた転写ユニット退避位置に移動する転写ロ
ールを有する転写ユニットと、前記像担持ベルトおよび
転写ロールが接触する転写領域に記録シートを搬入する
転写前シートガイドとを有する画像形成装置において、
下記の記載内容を課題とする。 (O01)転写前シートガイドを、画像形成動作時には転
写領域に記録シートを突入させる所定の位置に移動させ
るとともに、前記ベルトモジュールの画像形成装置本体
への出入移動時には、前記ベルトモジュールまたは転写
ユニットの移動に連動させて他の部材と干渉しない位置
に自動的に移動させること。
【0008】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0009】(第1発明)前記課題を解決するために、
本出願の第1発明の画像形成装置は、下記の要件(A0
1)〜(A06)を備えたことを特徴とする画像形成装
置、(A01)前記画像形成装置本体に対して挿入された
挿入位置と画像形成装置本体から外部に引き出された引
出し位置との間で出入可能に支持されたスライドフレー
ム(F1)であって、トナー像が形成される像担持ベル
ト(B)を有するベルトモジュール(BM)をベルト使
用位置およびベルトメンテナンス位置の間で移動可能に
支持する前記スライドフレーム(F1)、(A02)前記
ベルト使用位置に移動したときにトナー像が形成される
とともに前記ベルトメンテナンス位置に移動したときに
他の部材と干渉することなく前記画像形成装置本体に対
して出入可能となる像担持ベルト(B)と、ベルト駆動
ロール(Rd)およびバックアップロール(T2a)を含
む複数のベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2
a)を介して前記像担持ベルト(B)を回転移動可能に
支持するベルトフレーム(F2)を有する前記ベルトモ
ジュール(BM)、(A03)前記スライドフレーム(F
1)の画像形成装置本体に対する出入を可能とする転写
ユニット退避位置および前記像担持ベルト(B)上のト
ナーの記録シート(S)への転写動作が可能な転写ユニ
ット使用位置の間で移動可能な転写ユニット(Ut)で
あって、前記転写ユニット使用位置に移動した状態で前
記バックアップロール(T2a)に支持された像担持ベル
ト(B)表面に押圧される転写位置および前記像担持ベ
ルト(B)表面から離れた待機位置の間で移動可能に支
持された転写ロール(T2b)を有し、前記転写位置に移
動した転写ロール(T2b)および像担持ベルト(B)の
接触領域である転写領域を通過する記録シート(S)に
像担持ベルト(B)上のトナー像を転写する前記転写ユ
ニット(Ut)、(A04)画像形成装置本体内に配置さ
れ、前記転写領域(Q4)、定着領域(Q5)に順次記録
シート(S)を搬送するとともに、前記記録シート
(S)搬送方向における前記転写領域(Q4)の上流側
に配置され、前記転写領域(Q4)に搬入される前記記
録シート(S)をガイドする転写前シートガイド(SG
1)を有する記録シート搬送装置(SH)であって、前記
転写前シートガイド(SG1)は記録シート(S)の搬
送路を形成する一対のベルト側シートガイド(SG1a)
およびロール側シートガイドを有する前記記録シート搬
送装置(SH)、(A05)互いに圧接する領域により定
着領域(Q5)を形成する一対の定着用回転部材(Fh,
Fp)を有し、前記定着領域(Q5)を通過する記録シー
ト(S)上のトナー像を加熱定着する定着装置(F)、
(A06)前記ベルトモジュール(BM)が前記ベルト使
用位置で且つ前記転写ユニット(Ut)が転写ユニット
使用位置に移動した状態のときに前記記録シート(S)
を転写領域(Q4)に搬入するシート搬入位置に移動
し、且つ、前記ベルトモジュール(BM)が前記ベルト
メンテナンス位置で且つ前記転写ユニット(Ut)が転
写ユニット退避位置に移動した状態のときに前記スライ
ドフレーム(F1)の画像形成装置本体の外部への引き
出しを可能とする非干渉位置に移動する前記転写前シー
トガイド(SG1)。
【0010】(第1発明の作用)前記構成を備えた本出
願の第1発明の画像形成装置では、スライドフレーム
(F1)は、画像形成装置本体に対して挿入された挿入
位置と画像形成装置本体から外部に引き出された引出し
位置との間で出入可能に支持される。前記スライドフレ
ーム(F1)は、ベルトモジュール(BM)をベルト使
用位置およびベルトメンテナンス位置の間で移動可能に
支持する。前記ベルトモジュール(BM)のベルトフレ
ーム(F2)は、ベルト駆動ロール(Rd)およびバック
アップロール(T2a)を含む複数のベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)を介して像担持ベルト
(B)を回転移動可能に支持する。前記ベルトフレーム
(F2)が前記ベルトメンテナンス位置に移動したとき
に前記像担持ベルト(B)は他の部材と干渉することな
く前記画像形成装置本体に対して出入可能となる。
【0011】前記ベルトモジュール(BM)が前記ベル
ト使用位置に移動して、前記像担持ベルト(B)にはト
ナー像が形成される。転写ユニット(Ut)は、転写ユ
ニット退避位置および転写ユニット使用位置の間で移動
し、前記転写ユニット退避位置では前記前記スライドフ
レーム(F1)が画像形成装置本体に対する出入可能と
なり、前記転写ユニット使用位置では前記像担持ベルト
(B)上のトナーの記録シート(S)への転写動作が可
能である。前記転写ユニット(Ut)は、転写ロール
(T2b)を転写位置および待機位置の間で移動可能に支
持され、前記転写位置では前記転写ロール(T2b)が前
記バックアップロール(T2a)に支持された像担持ベル
ト(B)表面に押圧される。前記待機位置では前記転写
ロール(T2b)が前記像担持ベルト(B)表面から離れ
る。前記転写位置に移動した転写ロール(T2b)と前記
像担持ベルト(B)との接触領域である転写領域(Q
4)は、記録シート(S)にトナー像を転写する。
【0012】画像形成装置本体内に配置された記録シー
ト搬送装置(SH)は、前記転写領域(Q4)、定着領域
(Q5)に順次記録シート(S)を搬送する。記録シー
ト搬送装置(SH)の転写前シートガイド(SG1)は、
前記記録シート(S)搬送方向における前記転写領域
(Q4)の上流側に配置される。前記転写前シートガイ
ド(SG1)は、一対のベルト側シートガイド(SG1
a)およびロール側シートガイド(SG1b)を有してお
り、前記ベルト側シートガイド(SG1a)は、前記ベル
トモジュール(BM)に支持され、前記ロール側シート
ガイド(SG1b)は、前記転写ユニット(Ut)に支持
される。前記ベルト側シートガイド(SG1a)は、前記
ベルトモジュール(BM)がベルト使用位置に移動した
ときにはシート搬入位置に移動し、前記ロール側シート
ガイド(SG1b)は、前記転写ユニット(Ut)が転写
ユニット使用位置および転写ロール(T2b)が転写位置
に移動したときにはシート搬入位置に移動する。このと
き、前記ベルト側シートガイド(SG1a)および前記ロ
ール側シートガイド(SG1b)は記録シート(S)の搬
送路を形成して前記転写領域(Q4)に搬入される前記
記録シート(S)をガイドする。前記転写領域(Q4)
に搬入された前記記録シート(S)には前記像担持ベル
ト(B)上のトナー像が転写される。
【0013】定着装置(F)は、互いに圧接する領域に
より定着領域(Q5)を形成する一対の定着用回転部材
(Fh,Fp)を有し、前記定着領域(Q5)を通過する
記録シート(S)上のトナー像を加熱定着する。前記ベ
ルトモジュール(BM)を前記ベルトメンテナンス位置
に移動させる場合、前記転写前シートガイド(SG1)
が転写ユニット退避位置に移動した状態のときに非干渉
位置に移動する。このとき、前記スライドフレーム(F
1)の画像形成装置本体の外部への引き出しが可能とな
る。
【0014】(第2発明)また、本出願の第2発明の画
像形成装置は、下記の要件(B01)〜(B07)を備えた
ことを特徴とする、(B01)画像形成装置本体により回
転移動可能に支持されて、回転移動する表面が帯電器
(CR)に対向する帯電領域(Q0)、画像に応じた光が
照射される潜像書込位置(Q1)、現像ロール(DR)
に対向する現像領域(Q2)、および1次転写領域(Q
3)を、順次通過する像担持体(PR)であって、前記
回転移動する表面が前記帯電領域(Q0)を通過する際
に帯電され、前記帯電された表面が潜像書込位置(Q
1)を通過する際に静電潜像が形成され、前記静電潜像
が現像領域(Q2)を通過する際にトナー像に現像さ
れ、前記トナー像が前記1次転写領域(Q3)において
中間転写ベルト(B)に転写される前記像担持体(P
R)、(B02)前記画像形成装置本体に挿入された挿入
位置と画像形成装置本体から外部に引き出された引出し
位置との間で移動可能に支持されたスライドフレーム
(F1)であって、中間転写ベルト(B)を有するベル
トモジュール(BM)をベルト使用位置(画像形成動作
を実行する位置)およびベルトメンテナンス位置(画像
形成装置本体に対する出入等のメンテナンス作業を行う
位置)の間で移動可能に支持する前記スライドフレーム
(F1)、(B03)前記ベルト使用位置に移動したとき
に像担持体(PR)表面に接触するとともに前記ベルト
メンテナンス位置に移動したときに像担持体(PR)表
面から離れる前記中間転写ベルト(B)と、ベルト駆動
ロール(Rd)、テンションロール(Rt)およびバック
アップロール(T2a)を含む複数のベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)を介して前記中間転写ベ
ルト(B)を回転移動可能に支持するベルトフレーム
(F2)と、前記像担持体(PR)表面および中間転写
ベルト(B)の接触領域である1次転写領域(Q3)に
おいて前記像担持体(PR)表面のトナー像を前記中間
転写ベルト(B)に1次転写する1次転写器(T1)と
を有するベルトモジュール(BM)、(B04)前記画像
形成装置本体に対するスライドフレーム(F1)の出入
が可能な転写ユニット退避位置および前記中間転写ベル
ト(B)上のトナーの記録シート(S)への2次転写動
作が可能な転写ユニット使用位置の間で移動可能な2次
転写ユニット(Ut)であって、前記転写ユニット使用
位置に移動した状態で前記バックアップロール(T2a)
に支持された中間転写ベルト(B)表面に押圧される転
写位置および前記中間転写ベルト(B)表面から離れた
待機位置の間で移動可能に支持された2次転写ロール
(T2b)を有し、前記転写位置に移動した2次転写ロー
ル(T2b)および中間転写ベルト(B)の接触領域であ
る2次転写領域(Q4)を通過する記録シート(S)に
中間転写ベルト(B)上のトナー像を2次転写する前記
2次転写ユニット(Ut)、(B05)画像形成装置本体
内に配置され、前記2次転写領域(Q4)、定着領域
(Q5)および排紙トレイ(TR2)に順次記録シート
(S)を搬送するとともに、前記記録シート搬送方向に
おける前記2次転写領域(Q4)の上流側に配置され、
前記2次転写領域(Q4)に搬入される前記記録シート
(S)をガイドする転写前シートガイド(SG1)を有
する記録シート搬送装置(SH)であって、前記転写前
シートガイド(SG1)は記録シート(S)の搬送路を
形成する一対のベルト側シートガイド(SG1a)および
ロール側シートガイド(SG1b)を有する前記記録シー
ト搬送装置(SH)、(B06)互いに圧接する領域によ
り定着領域(Q5)を形成する一対の定着用回転部材
(Fh,Fp)を有し、前記定着領域(Q5)を通過する
記録シート(S)上のトナー像を加熱定着する定着装置
(F)、(B07)前記ベルトモジュール(BM)が前記
ベルト使用位置で且つ前記2次転写ユニット(Ut)が
転写ユニット使用位置に移動した状態のときに前記記録
シート(S)を2次転写領域(Q4)に搬入するシート
搬入位置に移動し、且つ、前記ベルトモジュール(B
M)が前記ベルトメンテナンス位置で且つ前記2次転写
ユニット(Ut)が転写ユニット退避位置に移動した状
態のときに前記スライドフレーム(F1)の画像形成装
置本体の外部への引き出しを可能とする非干渉位置に移
動する前記転写前シートガイド(SG1)。
【0015】(第2発明の作用)前記構成を備えた本出
願の第2発明の画像形成装置では、スライドフレーム
(F1)は、画像形成装置本体に対して挿入された挿入
位置と画像形成装置本体から外部に引き出された引出し
位置との間で出入可能に支持される。前記スライドフレ
ーム(F1)は、ベルトモジュール(BM)をベルト使
用位置およびベルトメンテナンス位置の間で移動可能に
支持する。前記ベルトモジュール(BM)のベルトフレ
ーム(F2)は、ベルト駆動ロール(Rd)、テンション
ロール(Rt)およびバックアップロール(T2a)を含
む複数のベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2
a)を介して中間転写ベルト(B)を回転移動可能に支
持する。前記ベルトフレーム(F2)が前記ベルトメン
テナンス位置に移動したときに前記中間転写体ベルト
(B)は像担持体(PR)表面から離れる。このため、
前記中間転写体ベルト(B)が前記像担持体(PR)表
面に接触することなく前記画像形成装置本体に対して出
入可能となる。前記ベルトモジュール(BM)が前記ベ
ルト使用位置に移動したときに、前記中間転写ベルト
(B)は前記像担持体(PR)表面に接触し、前記中間
転写ベルト(B)および像担持体(PR)表面の接触領
域である1次転写領域(Q3)を形成する。
【0016】画像形成装置本体により回転移動可能に支
持された像担持体(PR)の回転移動する表面が帯電器
(CR)に対向する帯電領域(Q0)、画像に応じた光が
照射される潜像書込位置(Q1)、現像ロール(DR)
に対向する現像領域(Q2)、および1次転写領域(Q
3)を、順次通過する。前記像担持体(PR)の回転移
動する表面が前記帯電領域(Q0)を通過する際に帯電
され、前記帯電された表面が潜像書込位置(Q1)を通
過する際に静電潜像が形成され、前記静電潜像が現像領
域(Q2)を通過する際にトナー像に現像され、前記1
次転写領域(Q3)において前記1次転写器(T1)によ
り前記像担持体(PR)表面のトナー像が前記中間転写
ベルト(B)に1次転写される。
【0017】2次転写ユニット(Ut)は、転写ユニッ
ト退避位置および転写ユニット使用位置の間で移動し、
前記転写ユニット退避位置では前記2次転写ユニット
(Ut)が前記スライドフレーム(F1)が画像形成装置
本体に対して出入可能となり、前記転写ユニット使用位
置では前記中間転写ベルト(B)上のトナーの記録シー
ト(S)への転写動作が可能である。前記2次転写ユニ
ット(Ut)は、前記転写ユニット使用位置に移動した
状態で2次転写ロール(T2b)を転写位置および待機位
置の間で移動可能に支持し、前記転写位置では前記2次
転写ロール(T2b)が前記バックアップロール(T2a)
に支持された中間転写ベルト(B)表面に押圧される。
前記待機位置では前記2次転写ロール(T2b)が前記中
間転写ベルト(B)表面から離れる。前記転写位置に移
動した2次転写ロール(T2b)と前記中間転写ベルト
(B)との接触領域である2次転写領域(Q4)は、記
録シート(S)にトナー像を転写する。
【0018】画像形成装置本体内に配置された記録シー
ト搬送装置(SH)は、前記2次転写領域(Q4)、定着
領域(Q5)および排紙トレイ(TR2)に順次記録シー
ト(S)を搬送する。記録シート搬送装置(SH)の転
写前シートガイド(SG1)は、前記記録シート(S)
搬送方向における前記2次転写領域(Q4)の上流側に
配置される。前記転写前シートガイド(SG1)は、一
対のベルト側シートガイド(SG1a)およびロール側シ
ートガイド(SG1b)を有しており、前記ベルト側シー
トガイド(SG1a)は、前記ベルトモジュール(BM)
に支持され、前記ロール側シートガイド(SG1b)は、
前記2次転写ユニット(Ut)に支持される。
【0019】前記ベルト側シートガイド(SG1a)は、
前記ベルトモジュール(BM)がベルト使用位置に移動
したときにはシート搬入位置に移動し、前記ロール側シ
ートガイド(SG1b)は、前記2次転写ユニット(U
t)が転写ユニット使用位置および2次転写ロール(T2
b)が転写位置に移動したときにはシート搬入位置に移
動する。このとき、前記ベルト側シートガイド(SG1
a)および前記ロール側シートガイド(SG1b)は記録
シート(S)の搬送路を形成して前記2次転写領域(Q
4)に搬入される前記記録シート(S)をガイドする。
前記2次転写領域(Q4)に搬入された前記記録シート
(S)には前記中間転写ベルト(B)上のトナー像が転
写される。定着装置(F)は、互いに圧接する領域によ
り定着領域(Q5)を形成する一対の定着用回転部材
(Fh,Fp)を有し、前記定着領域(Q5)を通過する
記録シート(S)上のトナー像を加熱定着する。前記ベ
ルトモジュール(BM)を前記ベルトメンテナンス位置
に移動させる場合、前記転写前シートガイド(SG1)
が転写ユニット退避位置に移動した状態のときに非干渉
位置に移動する。このとき、前記スライドフレーム(F
1)の画像形成装置本体の外部への引き出しを可能とな
る。
【0020】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)前記第2発明の
画像形成装置の実施の形態1は、前記第2発明において
下記の要件(B08),(B09)を備えたことを特徴とす
る、(B08)前記ベルトモジュール(BM)に移動可能
に支持されるとともに、前記ベルトモジュール(BM)
が前記ベルトメンテナンス位置で且つ前記2次転写ユニ
ット(Ut)が転写ユニット退避位置に移動した状態の
ときに、前記非干渉位置に保持される前記転写前シート
ガイド(SG1)、(B09)前記スライドフレーム(F
1)に設けられて、前記ベルトモジュール(BM)が前
記ベルト使用位置に移動した状態のときに前記転写前シ
ートガイド(SG1)を前記シート搬入位置に移動させ
るシートガイド位置調節部材(8)。
【0021】(実施の形態1の作用)前記構成を備えた
第2発明の画像形成装置の実施の形態1では、転写前シ
ートガイド(SG1)は、前記ベルトモジュール(B
M)に移動可能に支持されるとともに、前記ベルトモジ
ュール(BM)が前記ベルトメンテナンス位置で且つ前
記2次転写ユニット(Ut)が転写ユニット退避位置に
移動した状態のときに、前記非干渉位置に保持される。
前記スライドフレーム(F1)に設けられたシートガイ
ド位置調節部材(8)は、前記ベルトモジュール(B
M)が前記ベルト使用位置に移動した状態のときに前記
転写前シートガイド(SG1)を前記シート搬入位置に
移動させる。したがって、転写前シートガイド(SG
1)を、画像形成動作時には2次転写領域(Q4)に記録
シート(S)を突入させる所定の位置に移動させ、前記
ベルトモジュール(BM)の画像形成装置本体への出入
移動時には、他の部材と干渉しない位置に移動させるこ
とができる。
【0022】(実施の形態2)前記第2発明の画像形成
装置の実施の形態2は、前記第2発明において下記の要
件(B08),(B010)を備えたことを特徴とする、
(B08)前記ベルトモジュール(BM)に移動可能に支
持されるとともに、前記ベルトモジュール(BM)が前
記ベルトメンテナンス位置で且つ前記2次転写ユニット
(Ut)が転写ユニット退避位置に移動した状態のとき
に前記非干渉位置に保持される前記転写前シートガイド
(SG1)、(B010)前記2次転写ユニット(Ut)が
前記転写ユニット使用位置に移動し且つ2次転写ロール
(T2b)が転写位置に移動した状態では前記転写前シー
トガイド(SG1)を前記シート搬入位置に移動させる
シートガイド位置調節部材(12b)。
【0023】(実施の形態2の作用)前記構成を備えた
第2発明の画像形成装置の実施の形態2では、転写前シ
ートガイド(SG1)は、前記ベルトモジュール(B
M)に移動可能に支持されるとともに、前記ベルトモジ
ュール(BM)が前記ベルトメンテナンス位置で且つ前
記2次転写ユニット(Ut)が転写ユニット退避位置に
移動した状態のときに前記非干渉位置に保持される。前
記2次転写ユニット(Ut)に設けられたシートガイド
位置調節部材(12c)は、前記2次転写ユニット(U
t)が前記転写ユニット使用位置に移動し且つ2次転写
ロール(T2b)が転写位置に移動した状態では前記転写
前シートガイド(SG1)を前記シート搬入位置に移動
させる。したがって、前記転写前シートガイド(SG
1)を、画像形成動作時には2次転写領域(Q4)に記録
シート(S)を突入させる所定の位置に移動させ、前記
ベルトモジュール(BM)の画像形成装置本体への出入
移動時には、他の部材と干渉しない位置に移動させるこ
とができる。
【0024】(実施の形態3)前記第2発明の画像形成
装置の実施の形態3は、前記第2発明において下記の要
件(B011),(B012)を備えたことを特徴とする、
(B011)前記2次転写ユニット(Ut)に移動可能に支
持されるとともに、前記2次転写ユニット(Ut)が転
写ユニット退避位置に移動し且つ2次転写ロール(T2
b)が待機位置に移動した状態では前記非干渉位置に保
持される前記転写前シートガイド(SG1)、(B012)
前記2次転写ユニット(Ut)が前記転写ユニット使用
位置に移動し且つ2次転写ロール(T2b)が転写位置に
移動した状態では前記転写前シートガイド(SG1)を
前記シート搬入位置に移動させるシートガイド位置調節
部材(12c)。
【0025】(実施の形態3の作用)前記構成を備えた
第2発明の画像形成装置の実施の形態3では、転写前シ
ートガイド(SG1)は、前記2次転写ユニット(Ut)
に移動可能に支持されるとともに、前記2次転写ユニッ
ト(Ut)が転写ユニット退避位置に移動し且つ2次転
写ロール(T2b)が待機位置に移動した状態では前記非
干渉位置に保持される。シートガイド位置調節部材(1
2c)は、前記2次転写ユニット(Ut)が前記転写ユニ
ット使用位置に移動し且つ2次転写ロール(T2b)が待
機位置に移動した状態では前記転写前シートガイド(S
G1)を前記シート搬入位置に移動させる。したがっ
て、この第2発明の実施の形態3も前記第2発明と同様
の作用を奏する。
【0026】(実施の形態4)前記第2発明の画像形成
装置の実施の形態4は、前記第2発明において下記の要
件(B013)〜(B015)を備えたことを特徴とする、
(B013)前記ベルトモジュール(BM)に移動可能に
支持されるとともに、弾性力により前記非干渉位置に保
持される前記転写前シートガイド(SG1)の前記ベル
ト側シートガイド(SG1a)、および前記2次転写ユニ
ット(Ut)に設けられた前記転写前シートガイド(S
G1)のロール側シートガイド(SG1b)であって2次
転写ユニット(Ut)が転写ユニット退避位置に移動し
た状態で前記非干渉位置に移動し、且つ転写ユニット使
用位置に移動したときに前記シート搬入位置に移動する
前記ロール側シートガイド(SG1b)、(B014)前記
2次転写ユニット(Ut)が前記転写ユニット使用位置
に移動したときに前記ロール側シートガイド(SG1b)
により前記シート搬入位置に移動する前記ベルト側シー
トガイド(SG1a)、(B015)前記ロール側シートガ
イド(SG1b)およびベルト側シートガイド(SG1a)
の間隔を所定間隔に保持する間隔保持部材(56)。
【0027】(実施の形態4の作用)前記構成を備えた
第2発明の画像形成装置の実施の形態4では、転写前シ
ートガイド(SG1)の前記ベルト側シートガイド(S
G1a)は、前記ベルトモジュール(BM)に移動可能に
支持されるとともに、弾性力により前記非干渉位置に保
持される。前記2次転写ユニット(Ut)に設けられた
前記転写前シートガイド(SG1)のロール側シートガ
イド(SG1b)は、2次転写ユニット(Ut)が転写ユ
ニット退避位置に移動した状態で前記非干渉位置に移動
し、且つ転写ユニット使用位置に移動したときに前記シ
ート搬入位置に移動する。前記ベルト側シートガイド
(SG1a)は、前記2次転写ユニット(Ut)が前記転
写ユニット使用位置に移動したときに前記ロール側シー
トガイド(SG1b)により前記シート搬入位置に移動す
る。間隔保持部材(56)は、前記ロール側シートガイ
ド(SG1b)およびベルト側シートガイド(SG1a)の
間隔を所定間隔に保持する。このため、ベルト側シート
ガイド(SG1a)は、前記間隔保持部材(56)により
前記ロール側シートガイド(SG1b)に対して所定の間
隔を保持されるとともに位置決めされる。
【0028】
【実施例】次に図面を参照しながら、本発明の実施の形
態の例(実施例)を説明するが、本発明は以下の実施例
に限定されるものではない。なお、以後の説明の理解を
容易にするために、図面において、前後方向をX軸方
向、左右方向をY軸方向、上下方向をZ軸方向とし、矢
印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す方向または示す
側をそれぞれ、前方、後方、右方、左方、上方、下方、
または、前側、後側、右側、左側、上側、下側とする。
また、図中、「○」の中に「・」が記載されたものは紙
面の裏から表に向かう矢印を意味し、「○」の中に
「×」が記載されたものは紙面の表から裏に向かう矢印
を意味するものとする。
【0029】(実施例1)図1は本発明の実施例1の画
像形成装置の全体説明図である。図2は前記図1に示す
要部である2次転写部分の拡大説明図で、2次転写ロー
ルを有する2次転写ユニットUtを下方の離隔位置に移
動させ且つ2次転写ロールを支持する揺動レバーを下方
に回動させた状態を示す図である。図3は前記図2の状
態から2次転写ユニットUtを上方に回動させた状態を
示す図である。図4は前記図3の状態から2次転写ロー
ルを支持する揺動レバーを上方に回動させた状態を示す
図である。図5は前記図4と同じ状態における揺動レバ
ーの駆動装置および2次転写ロールの回転駆動装置を示
す図である。図6は前記図4、図5と同じ状態における
主要部材を示す図である。図7は前記図4〜図5と同じ
状態における2次転写ロールクリーナCL3を示す図で
ある。
【0030】図1において、画像形成装置Uは本体Ua
および本体Uaの上面のプラテンガラスPG上に置かれ
た自動原稿搬送装置Ubを有している。プラテンガラス
PG上面の原稿(図示せず)からの反射光は、露光光学
系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR(赤)、G
(緑)、B(青)の電気信号に変換される。IPS(イ
メージプロセッシングシステム)は、前記RGBの電気
信号をK(黒)、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C
(シアン)の画像データに変換して一時的に記憶し、前
記画像データを所定のタイミングでレーザ駆動回路DL
に出力する。
【0031】矢印Ya方向に回転移動する像担持体(像
担持体ドラム)PRの表面は、帯電領域Q0において帯
電器CRにより一様に帯電され、潜像書込位置Q1、現像
領域Q2、および1次転写領域Q3を順次通過する。前記
レーザ駆動回路DLにより駆動されるROS(潜像形成
装置)は、レーザビームLにより前記潜像書込位置Q1
において露光走査し像担持体PR表面に静電潜像を形成
する。フルカラー画像を形成する場合は、K(黒),Y
(イエロー),M(マゼンタ),C(シアン)の4色の
画像に対応した静電潜像が順次形成され、モノクロ画像
の場合はK(黒)画像に対応した静電潜像のみが形成さ
れる。前記ロータリ式の現像装置Dは、回転軸Daの回
転とともに前記現像領域Q2に順次回転移動するK
(黒),Y(イエロー),M(マゼンタ),C(シア
ン)の4色の現像器DK,DY,DM,DCを有している。
前記各色の現像器DK,DY,DM,DCはそれぞれ、前記
現像領域Q2に現像剤を搬送する現像ロールDRを有し
ており、現像領域Q2を通過する像担持体PR上の静電
潜像を所定の色のトナー像Tnに現像する。
【0032】前記像担持体PR表面に現像されたトナー
像Tnは前記1次転写領域Q3において、1次転写ロール
T1により中間転写ベルト(像担持ベルト)Bに1次転
写される。なお、フルカラー画像の場合、像担持体PR
表面に順次形成される各色のトナー像は中間転写ベルト
B表面に順次重ねて1次転写される。1次転写後、像担
持体PR表面は、残留トナーが像担持体クリーナCL1
によりクリーニングされ、除電器JRにより除電され
る。
【0033】前記像担持体PRの下方には左右一対のス
ライドレールSR,SRによりスライドフレームF1(2
点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にスライド
移動可能に支持されている。スライドフレームF1には
ベルトモジュールBMのベルトフレームF2がヒンジ軸
F3周りに回動して上下動可能に支持されている。な
お、前記ベルトモジュールBMは上下に平行移動可能に
支持することも可能である。前記ベルトモジュールBM
は、前記中間転写ベルトBと、ベルト駆動ロールRd、
テンションロールRt、ウォーキングロールRw、アイド
ラロール(フリーロール)Rfおよびバックアップロー
ルT2aを含むベルト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,
T2a)と、前記1次転写ロールT1とを有している。そ
して、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により矢印Ya方向に回
転移動可能に支持されている。
【0034】前記ベルトモジュールBMは前記ヒンジ軸
F3周りに回動して上下に移動し、中間転写ベルトBが
像担持体PRに接触するベルト使用位置(図1に示す位
置であり、画像形成動作を実行する位置)、およびベル
トメンテナンス位置(中間転写ベルトBが像担持体PR
から離れた位置であり、画像形成装置本体に対する出入
等のメンテナンス作業を行う位置、図示せず))の間で
上下移動可能である。前記ベルトモジュールBMが前記
ベルトメンテナンス位置に移動した状態では、前記スラ
イドフレームF1およびこれに支持されたベルトモジュ
ールBMを、前記像担持体PRと摩擦接触させることな
く、画像形成装置本体に対して出入させることができる
ように構成されている。このような、スライドフレーム
F1を前後移動させる構成およびベルトモジュールBM
を上下移動させる構成は、従来公知(例えば、特開平8
−171248号公報参照)であり、従来公知の種々の
構成を採用することが可能である。
【0035】前記バックアップロールT2aの下方には2
次転写ユニットUt(後で詳述)が配置されている。2
次転写ユニットUtの2次転写ロールT2bは、前記中間
転写ベルトBを挟んでバックアップロールT2aに離隔お
よび圧接可能(離接可能)に配置されており、前記2次
転写ロールT2bが中間転写ベルトBと圧接する領域(ニ
ップ)により2次転写領域Q4が形成されている。ま
た、前記バックアップロールT2aにはコンタクトロール
T2cが当接しており、前記ロールT2a〜T2cにより2次
転写器T2が構成されている。前記コントクトロールT2
cにはコントローラCにより制御される電源回路Eから
所定のタイミングでトナーの帯電極性と同極性の2次転
写電圧が印加される。
【0036】前記中間転写ベルトBの下方に配置された
給紙トレイTR1の記録シートSは、ピックアップロール
Rpにより取り出され、さばきロールRsにより1枚ずつ
分離されてからレジロールRrに送られる。レジロール
Rrは、前記中間転写ベルトB上に形成されたカラート
ナー像が2次転写領域Q4に搬送されるのにタイミング
を合わせて前記記録シートSをレジ側シートガイドSG
r、転写前シートガイドSG1を介して2次転写領域Q4
に搬送する。なお、レジ側シートガイドSGrはレジロ
ールRrとともに、画像形成装置本体により固定支持さ
れている。前記中間転写ベルトB上のカラートナー像
は、前記2次転写領域Q4を通過するする際に前記2次
転写器T2により前記記録シートSに転写される。な
お、フルカラー画像の場合は中間転写ベルトB表面に重
ねて1次転写されたトナー像が一括して記録シートSに
2次転写される。
【0037】2次転写後の前記中間転写ベルトBは、ベ
ルトクリーナCL2によりクリーニングされる。なお、
前記2次転写ロールT2bおよびベルトクリーナCL2
は、中間転写ベルトBと離接自在(離隔および接触自
在)に配設されており、カラー画像が形成される場合に
は最終色の未定着トナー像が中間転写ベルトBに1次転
写されるまで、中間転写ベルトBから離隔している。前
記トナー像が2次転写された記録シートSは、転写後シ
ートガイドSG2、シート搬送ベルトBHを通って定着
装置Fの一対の定着用回転部材Fh,Fpが互いに圧接す
る領域により形成される定着領域Q5に搬送される。前
記定着領域Q5では前記記録シートS上の前記トナー像
が加熱定着され、加熱定着された記録シートSは、排出
ローラRhから排紙トレイTR2に排出される。なお、前
記符号Rp,Rs,Rr,SGr,SG1,BH,Rhで示さ
れた要素から記録シート搬送装置SHが構成される。
【0038】(ベルトモジュールBM)次にベルトモジ
ュールBMの中間転写ベルトB、バックアップロールT
2a、前記ベルトフレームF2に固定されたガイドプレー
トPL、および転写前シートガイドSG1について詳細
に説明する。 (中間転写ベルトB)前記ベルトモジュールBMの前記
中間転写ベルトBは、ポリイミド、ポリカーボネイト、
ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタ
レート等の樹脂又は各種ゴムにカーボンブラック等を適
当量含有させて体積抵抗率が106〜1015Ω・cmと
なるように形成され、その厚みは例えばに0.1mmに
設定される。また、中間転写ベルトBの周長はバツクア
ップロールの整数倍としておく。
【0039】(バックアップロールT2a)上記バックア
ップロールT2aは、金属芯材の外周に内側に発泡弾性体
層と外側の導電層を被覆してなる2層構成のEPDMを
用いた。外側の導電層はカーボンブラックを15〜35
重量%分散した半導電性のEPDM(エチレンプロピレ
ンジエンゴム)発泡ゴムで、表面層の厚みは0.5〜1.
5mmに構成されている。表面抵抗率は107〜1010
Ω/□の抵抗領域に制御される。
【0040】(ガイドプレートPLおよび転写前シート
ガイドSG1)ベルトモジュールBMのベルトフレーム
F2には前記2次転写ロールT2bをバックアップロール
T2aに向けてガイドするためのガイドプレートPL(図
2参照)が固定されている。前記ガイドプレートPLに
は2次転写ロールガイド溝1が形成されている。図2に
おいて、ガイドプレートPLには、一対の下方突出部
2,2が設けられており、その下端にはガイド支持ピン
2a,2aが設けられている。転写前シートガイドSG1
は、所定間隔離れて配置されたベルト側シートガイドS
G1aおよびロール側シートガイドSG1bを有している。
前記ベルト側シートガイドSG1aは、一対の平行な連結
用ガイド溝3a,3aが形成された突出部3,3を有して
いる。前記ガイド支持ピン2a,2aは、転写前シートガ
イドSG1の前記一対の平行な連結用被ガイド溝3,3
にスライド可能に嵌合している。前記転写前シートガイ
ドSG1は一対の引張ばね4,4により常時上方に引っ
張られている。
【0041】前記ガイドプレートPLには回動レバー6
がヒンジ軸6a周りに回動可能に支持されており、常
時、引張ばね7により反時計方向の回転力を受けてい
る。前記回動レバー6は前記スライドフレームF1に固
定された位置決めピン(シートガイド位置調節部材)8
により回動位置が位置決めされている。そして、前記転
写前シートガイドSG1は前記回動レバー6の下端に当
接する位置に保持されている。そして、その状態の転写
前シートガイドSG1は、転写前シートガイドSG1の下
流端からバックアップロールT2aに搬送される記録シー
トSの先端が、バックアップロールT2aおよび2次転写
ロールT2bの接触領域である2次転写領域Q4(図1参
照)に対して所定の位置に突入するように設定されてい
る。前記転写前シートガイドSG1は、ベルトフレーム
F2(図1参照)に固定されたガイドプレートPLに支
持されており、前記バックアップロールT2aもベルトフ
レームF1に支持されているので、前記バックアップロ
ールT2aおよび2次転写ロールT2bの接触する2次転写
領域Q4に対して正確に位置決めすることができる。
【0042】(2次転写ユニットUt)次に2次転写ユ
ニットUtについて詳細に説明する。図1において、2
次転写ユニットUtは、2次転写回動フレームFt、前記
2次転写回動フレームFtに支持された2次転写ロール
T2b、転写後シートガイドSG2、およびシート搬送ベ
ルトBH等を有している。前記2次転写ユニットUtの
2次転写回動フレームFtは、2次転写スライドフレー
ムFsによりヒンジ軸Fa周りに回動可能に支持されてお
り、図示しないハンドルの操作によりヒンジ軸Fa周り
に回動される。また、前記2次転写スライドフレームF
sはスライドレールSR(図1参照)により、画像形成
装置本体に対して挿入された挿入位置と引き出された引
出位置との間でスライド移動可能である。すなわち、2
次転写回動フレームFtを支持する2次転写スライドフ
レームFsは画像形成装置本体に対して着脱可能であ
る。
【0043】図2において、図2〜図7において、2次
転写ユニットUtは、前記ベルトモジュールBMと前記
2次転写ユニットUtとの間で記録シートSがジャムし
た場合等には、2次転写回動フレームFtをヒンジ軸Fa
回りに反時計方向に回動させて、2次転写回動フレーム
Ftを下方に移動させることにより、ジャムした記録シ
ートを容易に取り出せるように構成されている。2次転
写回動フレームFtの前後両端部(X軸方向両端部)に
はそれぞれ揺動軸11回りに揺動可能な揺動レバー12
が支持されている。前記X軸方向両端部の揺動レバー1
2,12はそれぞれ前記2次転写回動フレームFtとの
間に設けた引張ばね13により、前記揺動軸11回りに
常時、反時計方向の回転力を受けている。前記揺動レバ
ー12,12によりベアリング14を介して2次転写ロ
ールT2bの軸が回転自在に支持されている。2次転写ロ
ールT2bの軸を回転自在に支持するベアリング14のア
ウタレースは、前記揺動レバー12,12が前記揺動軸
11回りに揺動したときには、前記2次転写ロールガイ
ド溝1(図2参照)に嵌合してガイドされるように配置
されている。前記揺動レバー12,12は前記引張ばね
13により常時反時計方向の回転力を受けているので、
前記2次転写ロールT2bは前記バックアップロールT2a
に押圧される力を常時受けている。
【0044】前記2次転写領域Q4の前記記録シートS
の搬送方向下流側に配置された転写後シートガイドSG
2はその前後方向(X軸方向)の両端部がそれぞれ下流
側揺動レバー16に連結されており、前記前後両端部の
下流側揺動レバー16,16は前記ベアリング14のア
ウタレースに揺動自在に支持されている。前記ベアリン
グ14のアウタレース回りに揺動自在な下流側揺動レバ
ー16は、前記2次転写回動フレームFtとの間に設け
られた引張ばね17により常時時計方向の回転力を受け
ている。また、前記下流側揺動レバー16はその下縁
が、前記2次転写回動フレームFtに固定されたピン1
8によりスライド可能に支持されている。したがって、
前記揺動軸11回りに揺動レバー12が揺動して2次転
写ロールT2bが前記バックアップロールT2aに対して離
隔および接近した際、転写後シートガイドSG2の上流
端は前記2次転写ロールT2bとともに移動するので、2
次転写ロールT2bと転写後シートガイドSG2の上流端
との位置関係はほとんど変化しない。前記下流側揺動レ
バー16は、前記2次転写ロールT2bが転写位置(バッ
クアップロールT2aに接触する位置)に移動したときに
前記2次転写領域Q4を通過した記録シートSが前記転
写後シートガイドSG2にガイドされるように、前記2
次転写ロールT2bの移動に連動して前記転写後シートガ
イドSG2を移動させる機能を有している。
【0045】図5、図6において、モータM1は前記2
次転写ロールT2bを前記バックアップロールT2aに対し
て離隔および接近させるためのモータである。モータM
1を回転駆動すると、その出力軸に装着されたギヤ21
が回転し、その回転はギヤ21に噛み合うギヤ22に伝
達され、ギヤ22の回転はギヤ22と同軸のギヤ23に
伝達される。ギヤ23の回転はそれに噛み合うギヤ24
に伝達され、ギヤ24の回転は、ギヤ24の軸24aに
固着された偏心カム25および26に伝達される。偏心
カム25のカム面は前記揺動レバー12のカム係合面1
2aに係合可能に配置されている。偏心カム25が前記
揺動レバー12のカム係合面12aに当接して揺動レバ
ー12を左方に押圧すると、揺動レバー12は揺動軸1
1回りに時計方向に揺動する。このとき、図5、図6に
示すベアリング14は前記2次転写ロールガイド溝1か
ら離脱する方向(下方)に移動する。このとき、2次転
写ロールT2bは前記バックアップロールT2aに当接する
転写位置から離れて離隔位置に移動する。
【0046】図5〜図7において、前記2次転写ロール
T2bをクリーニングするためのウレタンゴム製のクリー
ニングブレード27を支持するブレードホルダ28は、
前記揺動軸11回りに揺動自在に支持されている。ブレ
ードホルダ28は2次転写回動フレームFtに固定され
たばね係止ピン29との間に設けられた引張ばね31に
より、常時反時計方向の回転力を受けている。このと
き、図5〜図7に示すように2次転写ロールT2bが転写
位置に移動している状態では、クリーニングブレード2
7は前記2次転写ロールT2b表面に当接する状態に保持
されている。前述したように、前記モータM1を回転駆
動するとその回転力はギヤ24に伝達され、ギヤ24の
軸24aに固着された偏心カム25に伝達される。前記
ギヤ24の軸には前記偏心カム25とともに偏心カム2
6が固着されている。
【0047】偏心カム26のカム面は前記ブレードホル
ダ28のカム係合面28aに係合可能に配置されてい
る。偏心カム26が前記ブレードホルダ28のカム係合
面28aに当接してブレードホルダ28を左方に押圧す
ると、ブレードホルダ28は揺動軸11回りに時計方向
に揺動する。このとき、クリーニングブレード27は2
次転写ロールT2bから離れる方向に移動すると同時に、
前記図5、図6で説明したように、ベアリング14は前
記2次転写ロールガイド溝1から離脱する方向に移動す
る。すなわち、前記ギヤ24の軸24aの回転に伴い、
図5〜図7に示す偏心カム25によりカム係合面12a
が係合し、且つ図5〜図7に示す偏心カム26によりカ
ム係合面28aが係合する。そして、2次転写ロールT2
bおよびクリーニングブレード27は共に前記バックア
ップロールT2aから離れる方向に移動するが、このとき
前記偏心カム26によるカム係合面28aの移動量を前
記偏心カム25によるカム係合面12aの移動量よりも
大きく設定して、クリーニングブレード27を2次転写
ロールT2bから離隔させるように構成されている。
【0048】前述のように、2次転写ロールT2bが転写
位置(バックアップロールT2aに向けて押圧される位
置)にあるときはクリーニングブレード27により、2
次転写ロールT2bのクリーニングを行う。しかしなが
ら、2次転写ロールT2bが離隔位置(バックアップロー
ルT2aから離れた位置)にあるときにはクリーニングブ
レード27を、2次転写ロールT2bから離して、2次転
写ロールT2bに余分なストレスを生じさせないように構
成されている。このため、2次転写ロールT2b表面の凹
み等が生じにくくなり、2次転写ロールT2bの寿命を延
ばすことができる。なお、前記クリーニングブレード2
7により擦り取られるトナーは非常にわずかである。こ
の擦り取られたわずかなトナーは、前記揺動レバー1
2,12に支持され且つ2次転写ロールT2bに隣接して
配置された2次転写クリーナ容器CL3(図7参照)内
部に蓄積される。
【0049】図5、図6において、揺動軸36回りに揺
動可能な揺動レバー37は、2次転写回動フレームFt
に固定された係止ピン38との間に設けた引張ばね39
により常時時計方向の回転力を受けている。前記揺動軸
36回りに回転可能に同軸ギヤ41および42が支持さ
れている。前記揺動軸36の上端部に回転可能に支持さ
れたギヤ43は前記ギヤ42と噛み合っている。前記揺
動レバー37は前記引張ばね39により常時時計方向の
回転力を受けており、前記ギヤ43は前記2次転写ロー
ルT2bと一体的に回転するギヤ44と噛み合っている。
モータM2を回転駆動すると、モータM2の出力軸に固着
された出力ギヤ46が回転し、その回転力はギヤ46と
噛み合うギヤ41およびこのギヤ41と同軸のギヤ42
に伝達され、ギヤ42の回転力はギヤ42と噛み合うギ
ヤ43に伝達される。ギヤ43の回転力はギヤ43と噛
み合うギヤ44と一体的に回転する2次転写ロールT2b
に伝達される。したがって、モータM2により2次転写
ロールT2bを回転させることができる。
【0050】(2次転写ロールT2b)2次転写ロールT
2bは芯金とこの芯金の周囲に固着されたカーボンブラッ
ク分散発泡EPDM材料からなるコア層にスキン層を介
して5〜20μmの厚みのカーボンブラック分散のフッ
素樹脂系材料でコーテイングし、芯金とコーテイング層
表面間を1層構造と仮定して測定した芯金およびコーテ
ィング層表面間の体積抵抗率が104Ωcmないし106
Ωcmであり、ロール硬度はアスカC硬度で20から4
5である。前記2次転写ユニットUtは、前記符号Fa,
Ft,11〜44,T2b,M1,M2等で示された要素に
より構成されている。
【0051】(実施例1の作用)2次転写回動フレーム
Ftを図2の状態(ヒンジ軸Fa周りに下方に回動した状
態)において、前記ベルトモジュールBMをヒンジ軸F
3(図1参照)周りに回動させてスライドフレームF1
(図1参照)に対して下がった状態とする。その状態で
はベルトモジュールBMおよびスライドフレームF1
は、前記像担持体PRまたは2次転写ユニットUtと干
渉することなく、画像形成装置本体に対して出入可能で
ある。図2は、前記2次転写スライドフレームFsに支
持された2次転写ユニットUtおよび前記スライドフレ
ームF1に支持されたベルトモジュールBMを画像形成
装置本体に装着し、且つ、前記ベルトモジュールBMが
ベルトメンテナンス位置(中間転写ベルトBが像担持体
PRから離隔した位置)に保持され、2次転写ユニット
Utがヒンジ軸Fa周りに下方に回動した転写ユニット退
避位置に保持された状態を示している。
【0052】図2の状態では、スライドフレームF1に
対してベルトモジュールBMが下方に回動したベルトメ
ンテナンス位置にあるので、スライドフレームF1の位
置決めピン8により前記回動レバー6は時計方向に回動
して、回動レバー6下端は上昇した位置に移動してい
る。なお、このとき、2次転写ロールT2bを支持する揺
動レバー12は前記偏心カム25により2次転写ロール
T2bがバックアップロールT2aから離れる待機位置に保
持されている。
【0053】図2の状態において、中間転写ベルトBが
像担持体PRに接触するベルト使用位置にベルトモジュ
ールBM(図1参照)を上昇させ、且つ、前記2次転写
回動フレームFtをヒンジ軸Fa周りに回動させて前記2
次転写ユニットUtを転写ユニット使用位置に上昇させ
た状態が図3に示す状態である。前記ベルトモジュール
BMをスライドフレームF1に対し、回動させて上昇さ
せたベルト使用位置では、前記回動レバー6は前記引張
ばね7により半時計方向に回動して、回動レバー6の下
端により前記転写前シートガイドSG1が図3に示すシ
ート搬入位置に保持される。このシート搬入位置では、
転写前シートガイドSG1は前記バックアップロールT2
aに対して所定の位置に正確に位置決めされる。
【0054】したがって、前記2次転写領域Q4の上流
側に配置され且つ前記シート搬入位置に保持された転写
前シートガイドSG1は、前記2次転写領域Q4に搬入さ
れる前記記録シートSを前記2次転写ロールT2b表面の
所定部分に突入させることができる。したがって、記録
シートSを2次転写領域Q4の適切な位置に容易に搬入
することができるので、良好な転写を行うことができ
る。
【0055】前記図3の状態において、前記モータM1
(図5参照)により偏心カム25および26を、回転さ
せて揺動レバー12およびブレードホルダ28のカム係
合面12aおよび28aから離隔させると、揺動レバー1
2およびブレードホルダ28が図3の状態から揺動軸1
1回りに反時計周りに回転して図4の状態となる。
【0056】図4〜図7において、前記モータM1の回
転により回転されるギヤ24の軸24aと一体的に回転
する偏心カム25および26は、カム係合面12aおよ
び28aから離れた位置にある。この状態では、揺動レ
バー12は引張ばね13により揺動軸11回りに揺動し
て、揺動レバー12に支持された2次転写ロールT2bは
転写位置(バックアップロールT2aに押圧される位置、
図4参照)に保持されている。前記図5〜図7に示す位
置から前記モータM1により前記ギヤ24の軸24aを回
転させて、偏心カム25および26を、カム係合面12
aおよび28aに当接させると、前記揺動レバー12は揺
動軸11回りに時計方向に揺動して、2次転写ロールT
2bは待機位置(バックアップロールT2aから離れた位
置、図3参照)に保持される。このとき、前記偏心カム
26により、ブレードホルダ28も時計方向に揺動し、
前記クリーニングブレード27が2次転写ロールT2bか
ら離れる。
【0057】前記画像形成装置の実施例によりフルカラ
ー画像を形成する場合には、2次転写ロールT2bを待機
位置に移動させた状態で、前記ROSにより像担持体P
R上に、順次、K(黒)、Y(イエロー)、M(マゼン
タ)およびC(シアン)の潜像を形成する。前記像担持
体PR上の静電潜像は順次K,Y,MおよびCの各現像
器Gk,Gy,GmおよびGcにより各色のトナー像に現像
される。前記像担持体PR上に順次形成される各色のト
ナー像は、1次転写領域Q3で1次転写器T1により順次
前記中間転写ベルトB上に重ねて転写される。
【0058】図4、図5において、前記4色のトナー像
が重ねて転写された中間転写ベルトBが2次転写領域Q
4に接近したとき、前記モータM1によりギヤ24の軸2
4aを回転させて前記偏心カム25および26を、カム
係合面12aおよび28aから離れさせる。このとき、前
記引張ばね13および31により、揺動レバー12およ
びブレードホルダ28は反時計方向に揺動して、2次転
写ロールT2bが転写位置に移動するとともに前記クリー
ニングブレード27が2次転写ロールT2bに当接する。
このとき、2次転写ロールT2bのベアリング14回りに
揺動する下流側揺動レバー16に支持された転写後シー
トガイドSG2も移動する。このとき、前記ロール側シ
ートガイドSG1aの下流端(2次転写ロールT2bに近接
した端部)と2次転写ロールT2bとの位置関係はほとん
ど変化しない。
【0059】前記2次転写ロールT2bのベアリング14
回りに揺動する下流側揺動レバー(ロール・ガイド連結
装置)16は、前記2次転写ロールT2bの転写位置およ
び待機位置間の移動に連動して前記転写後シートガイド
SG2を移動させる。このように、2次転写ロールT2b
の移動に連動して転写後シートガイドSG2を移動させ
ることにより転写位置に有る2次転写ロールT2bと前記
転写後シートガイドSG2との位置関係を所定の関係に
容易に保持することができる。このため、転写後シート
ガイドSG2の上流端(2次転写ロールT2bに近接する
端部)を、2次転写領域Q4を通過した記録シートSの
中間転写ベルトBからの剥離に最も適した位置に容易に
保持することができる。また、2次転写動作以外のとき
は2次転写ロールT2bを中間転写ベルトBに接触しない
待機位置に保持することにより中間転写ベルトBおよび
2次転写ロールT2bの圧接、摩擦接触等による変形、磨
耗および損傷等を防止して、寿命を長くすることができ
る。
【0060】図8は、実施例1のベルトモジュールBM
および2次転写ユニットUtを、画像形成動作時からメ
ンテナンス時の状態に移動させるときの転写前シートガ
イドSG1の位置の変化を説明する図で、図8Aは画像
形成動作時の状態を示す図、図8Bは前記揺動レバー1
2により2次転写ロールT2bを転写位置から待機位置に
移動させ、且つ2次転写ユニットUtをヒンジ軸Fa周り
に下方に回動させて転写ユニット退避位置に移動させた
状態を示す図、図8CはベルトモジュールBMをヒンジ
軸F3(図1参照)周りに下方に回動させてメンテナン
ス位置に移動させた状態を示す図である。図8Bの状態
から図8Cの状態に移ったときの転写前シートガイドS
G1の姿勢の変化から分かるように、ベルトモジュール
BMをメンテナンス位置に回動させたとき(中間転写ベ
ルトBを像担持体PRから離隔させたとき)、回動レバ
ー6が回動してその下端が上昇する。そのとき、転写前
シートガイドSG1の上流端が上方に回動して、レジ側
シートガイドSGrと干渉しない位置に移動する。この
図8Cの状態ではベルトモジュールBMを支持するスラ
イドフレームF1を、前記レジ側シートガイドSGrと干
渉することなく、画像形成装置本体に対して出入させる
ことができる。
【0061】(実施例2)図9は、本発明の実施例2の
ベルトモジュールBMおよび2次転写ユニットUtを画
像形成動作時からメンテナンス時の状態に移動させると
きの転写前シートガイドSG1の位置の変化を説明する
図で、図9Aは画像形成動作時の状態を示す図、図9B
は前記揺動レバー12により2次転写ロールT2bを転写
位置から待機位置に移動させ、且つ2次転写ユニットU
tをヒンジ軸Fa(図1、図2参照)周りに下方回動させ
て転写ユニット退避位置に移動させた状態を示す図、図
9CはベルトモジュールBMをヒンジ軸F3(図1参
照)周りに下方に回動させてベルトメンテナンス位置に
移動させた状態を示す図である。なお、この実施例2の
説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構成
要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略す
る。この実施例2は、下記の点で前記実施例1と相違し
ているが、他の点では前記実施例1と同様に構成されて
いる。
【0062】図9において、転写前シートガイドSG1
は、連結レバー51により、前記ベルトモジュールBM
のガイドプレートPLにヒンジ軸51a周りに回動可能
に支持されている。また、前記ガイドプレートPLには
ストッパ52が設けられており、ストッパ52は前記連
結レバー51の回転位置を規制する。転写前シートガイ
ドSG1の上流端は引張ばね4により上方に引っ張られ
ている。また、図9Aの状態では転写前シートガイドS
G1は、揺動レバー12の位置決めピン(シートガイド
位置調節部材)12bにより先端部の位置決めが行われ
ている。この図9Aに示す状態転写前シートガイドSG
1がシート搬入位置に保持された状態では、前記位置決
めピン12bにより位置決めされた転写前シートガイド
SG1は、その下流端から送り出される記録シートSの
先端が、バックアップロールT2aおよび2次転写ロール
T2bの接触領域である2次転写領域Q4に対して所定の
位置に突入するように設定されている。前記転写前シー
トガイドSG1および前記バックアップロールT2aはベ
ルトフレームF1に支持され、前記2次転写ロールT2b
および位置決めピン12bは揺動レバー12に支持され
ているので、前記転写前シートガイドSG1は、前記バ
ックアップロールT2aおよび2次転写ロールT2bの接触
する2次転写領域Q4に対して正確に位置決めすること
ができる。
【0063】図9Aの状態から図9Bの状態に移ったと
きの転写前シートガイドSG1の姿勢の変化から分かる
ように、2次転写ユニットUtの揺動アーム12が待機
位置に回動し且つ2次転写ユニットUtがヒンジ軸Fa
(図1、図2参照)周りに回動して転写ユニット退避位
置に移動したとき、転写前シートガイドSG1は、引張
ばね4により前記連結レバー51と共にヒンジ軸51a
周りに時計方向に回動し、前記レジ側シートガイドSG
rから上方に離れる。図9Bにおいて、転写前シートガ
イドSG1は、ストッパ52により回動位置が規制され
ており、また、転写前シートガイドSG1の上流端はレ
ジ側シートガイドSGrから上方に離れた位置に移動し
ている。図9Bの状態において、ベルトモジュールBM
を下方のメンテナンス位置に回動させたとき(中間転写
ベルトBを像担持体PRから離隔させたとき)、ベルト
モジュールBMおよび転写前シートガイドSG1は下方
に移動して図9Cの状態となる。この場合、前記図9B
において前記転写前シートガイドSG1の上流端が前記
レジ側シートガイドSGrから上方に離れた位置に移動
していたので、図9Cの状態になっても、転写前シート
ガイドSG1の上流端は、レジ側シートガイドSGrと干
渉しない位置(非干渉位置)に保持される。この図9C
の状態ではベルトモジュールBMを支持するスライドフ
レームF1(図1参照)を、前記レジ側シートガイドS
Grと干渉することなく、画像形成装置本体に対して出
入させることができる。
【0064】(実施例3)図10は、本発明の実施例3
のベルトモジュールBMおよび2次転写ユニットUtを
画像形成動作時からメンテナンス時の状態に移動させる
ときの転写前シートガイドSG1の位置の変化を説明す
る図で、図10Aは画像形成動作時の状態を示す図、図
10Bは前記揺動レバー12により2次転写ロールT2b
を転写位置から待機位置に移動させた状態を示す図、図
10Cは2次転写ユニットUtを転写ユニット退避位置
に移動させ且つベルトモジュールBMをベルトメンテナ
ンス位置に移動させた状態を示す図である。なお、この
実施例3の説明において、前記実施例1の構成要素に対
応する構成要素には同一の符号を付して、その詳細な説
明を省略する。この実施例3は、下記の点で前記実施例
1と相違しているが、他の点では前記実施例1と同様に
構成されている。
【0065】図10において、転写前シートガイドSG
1は、2次転写ユニットUtの2次転写回動フレームFt
にヒンジ軸53a周りに回動可能に支持されている。転
写前シートガイドSG1は2次転写回動フレームFtに連
結された引張ばね54により下方に引っ張られている。
また、図10Aの状態では転写前シートガイドSG1
は、揺動レバー12の位置決めピン(シートガイド位置
調節部材)12cにより先端部の位置決めが行われて、
シート搬入位置に保持されている。この図10Aに示す
状態(転写前シートガイドSG1が搬入位置に保持され
ている状態)では、前記位置決めピン12cにより位置
決めされた転写前シートガイドSG1は、その下流端か
ら送り出される記録シートSの先端が、バックアップロ
ールT2aおよび2次転写ロールT2bの接触領域である2
次転写領域Q4に対して所定の位置に突入するように設
定されている。前記位置決めピン12cおよび前記2次
転写ロールT2bは揺動レバー12に支持されているの
で、前記転写前シートガイドSG1は、前記2次転写ロ
ールT2bがバックアップロールT2aに接触する2次転写
領域Q4に対して正確に位置決めすることができる。
【0066】図10Aの状態から図10Bの状態に移っ
たときの転写前シートガイドSG1の姿勢の変化から分
かるように、2次転写ユニットUtの揺動アーム12が
待機位置に回動したとき、転写前シートガイドSG1
は、引張ばね54により前記ヒンジ軸53a周りに時計
方向に回動し、前記レジ側シートガイドSGrから上方
に離れる。図10Bにおいて、転写前シートガイドSG
1は、位置決めピン12cにより回動位置が規制されてお
り、また、転写前シートガイドSG1の上流端はレジ側
シートガイドSGrから上方に離れた位置に移動してい
る。図10Bの状態において、2次転写ユニットUtを
ヒンジ軸Fa(図1、図2参照)周りに下方に回動して
転写ユニット退避位置に移動させたとき、前記転写前シ
ートガイドSG1が下降するが、前記転写前シートガイ
ドSG1の上流端が前記レジ側シートガイドSGrから上
方に離れた位置に移動していたので、図10Cの状態に
なっても、転写前シートガイドSG1の上流端は、レジ
側シートガイドSGrと干渉しない位置(非干渉位置)
に保持される。
【0067】図10Cに示すように、ベルトモジュール
BMを下方に回動させてメンテナンス位置に移動させた
とき(中間転写ベルトBを像担持体PRから離隔させた
とき)、ベルトモジュールBMは下方に移動するが、転
写前シートガイドSG1が2次転写ユニットUtと共に下
方に移動しているため、干渉しない。この図10Cの状
態ではベルトモジュールBMを支持するスライドフレー
ムF1を、前記レジ側シートガイドSGrと干渉すること
なく、画像形成装置本体に対して出入させることができ
る。
【0068】(実施例4)図11は、本発明の実施例4
のベルトモジュールBMおよび2次転写ユニットUtを
画像形成動作時からメンテナンス時の状態に移動させる
ときの転写前シートガイドSG1の位置の変化を説明す
る図で、図11Aは画像形成動作時の状態を示す図、図
11Bは前記揺動レバー12により2次転写ロールT2b
を転写位置から待機位置に移動させ、且つ2次転写ユニ
ットUtをヒンジ軸Fa周りに回動させて転写ユニット退
避位置に移動させた状態を示す図、図11Cはベルトモ
ジュールBMをヒンジ軸F3(図1参照)周りに下方に
回動させてメンテナンス位置に移動させた状態を示す図
である。なお、この実施例4の説明において、前記実施
例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を付
して、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、下
記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では前
記実施例1と同様に構成されている。
【0069】図11に示す実施例4では転写前シートガ
イドSG1は、ベルト側シートガイドSG1aおよびロー
ル側シートガイドSG1bが分離して構成されている。図
11において、転写前シートガイドSG1のベルト側シ
ートガイドSG1aは、連結レバー51により、前記ベル
トモジュールBMのガイドプレートPLにヒンジ軸51
a周りに回動可能に支持されている。また、前記ガイド
プレートPLにはストッパ52が設けられており、連結
レバー51の回動位置を規制している。ベルト側シート
ガイドSG1aの上流端は引張ばね4により上方に引っ張
られている。前記ロール側シートガイドSG1bは2次転
写ユニットUtの揺動レバー12に固定されており、下
流部上面に小さく突出する間隔保持部材56が設けられ
ている。図11Aの状態ではロール側シートガイドSG
1bの前記間隔保持部材56が前記ベルト側シートガイド
SG1aの下面に当接している。すなわち、ベルト側シー
トガイドSG1aは、2次転写ユニットUtの揺動レバー
12に固定されたロール側シートガイドSG1bの間隔保
持部材56により前記ロール側シートガイドSG1bに対
して所定の間隔を保持されるとともに先端部の位置決め
が行われている。
【0070】この図11Aに示す状態(転写前シートガ
イドSG1がシート搬入位置に保持されている状態)で
は、前記ベルト側シートガイドSG1aおよびロール側シ
ートガイドSG1bにより構成される転写前シートガイド
SG1は、その下流端から送り出される記録シートSの
先端が、バックアップロールT2aおよび2次転写ロール
T2bの接触領域である2次転写領域Q4に対して所定の
位置に突入するように設定されている。前記ベルト側シ
ートガイドSG1aおよび前記バックアップロールT2aは
ベルトフレームF1に支持され、前記2次転写ロールT2
bおよびロール側シートガイドSG1bは揺動レバー12
に支持されているので、前記ベルト側シートガイドSG
1aおよびロール側シートガイドSG1bにより構成される
転写前シートガイドSG1は、前記バックアップロール
T2aおよび2次転写ロールT2bの接触する2次転写領域
Q4に対して正確に位置決めすることができる。
【0071】図11Aの状態から図11Bの状態に移っ
たときのベルト側シートガイドSG1aおよびロール側シ
ートガイドSG1bの位置の変化から分かるように、2次
転写ユニットUtの揺動アーム12が待機位置に回動し
且つ2次転写ユニットUtがヒンジ軸Fa(図1、図2参
照)周りに下方に回動して転写ユニット退避位置に移動
したとき、ロール側シートガイドSG1bは揺動レバー1
2と共に下方に移動し、ベルト側シートガイドSG1a
は、引張ばね4により前記ヒンジ軸51a周りに時計方
向に回動し、前記レジ側シートガイドSGrから離れ
る。図11Bにおいて、ベルト側シートガイドSG1a
は、ストッパ52により回動位置が規制されており、そ
の上流端はレジ側シートガイドSGrから上方に離れた
位置に移動している。図11Bの状態において、ベルト
モジュールBMを下方に回動させてベルトメンテナンス
位置に移動させたとき(中間転写ベルトBを像担持体P
Rから離隔させたとき)、ベルトモジュールBMおよび
転写前シートガイドSG1は下方に移動して図11Cの
状態となる。この場合、前記図11Bにおいて前記転写
前シートガイドSG1の上流端が前記レジ側シートガイ
ドSGrから上方に離れた位置に移動していたので、図
11Cの状態になっても、転写前シートガイドSG1の
上流端は、レジ側シートガイドSGrと干渉しない位置
に保持される。この図11Cの状態ではベルトモジュー
ルBMを支持するスライドフレームF1(図1参照)
を、前記レジ側シートガイドSGrと干渉することな
く、画像形成装置本体に対して出入させることができ
る。
【0072】(実施例5)図12は本発明の実施例5の
画像形成装置の全体説明図である。なお、この実施例5
の説明において、前記実施例1の構成要素に対応する構
成要素には同一の符号を付して、その詳細な説明を省略
する。この実施例5は、下記の点で前記実施例1と相違
しているが、他の点では前記実施例1と同様に構成され
ている。図12に示す画像形成装置はタンデム型のカラ
ー画像形成装置であり、4個の像担持体PRk〜PRcを
備えており、それに応じて、4個の潜像形成装置ROS
k〜ROSc、4個の現像器Dk〜Dc、4個の1次転写器
T1k〜T1c、4個の像担持体クリーナCL1、4個の帯
電器CRk〜CRcを有している。なお、前記各像担持体
PRを帯電する前に除電する除電器は省略されている。
【0073】図12において、2次転写器T2、2次転
写ユニットUtおよび前記2次転写ユニットUtを2次転
写スライドフレームFsの構成は前記実施例1と同様で
ある。すなわち、前記実施例1の画像形成装置がロータ
リー式の現像装置と1個の像担持体PRを使用していた
のに対し、実施例5の画像形成装置はタンデム型の画像
形成装置である点で相違しているが他の構成では同一で
ある。実施例5の転写前シートガイドSG1は前記実施
例1と同様の作用を奏する。
【0074】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。(H01)本発明は、デジタル
複写機以外に、アナログ複写機、プリンタ、ファクシミ
リ等に適用することが可能である。(H02)ベルトモジ
ュールBMのベルトフレームF2には前記2次転写ロー
ルT2bをバックアップロールT2aに向けてガイドするた
めのガイドプレートPL(図2参照)を設け、前記ガイ
ドプレートPLに2次転写ロールガイド溝1を形成する
代わりに、前記2次転写ロールT2bがバックアップロー
ルT2aに向けてガイドされるガイドプレートを揺動レバ
ー12に設け、前記ガイドプレートPLにバックアップ
ロールT2aをガイドするガイド溝を形成することが可能
である。(H03)本発明は、中間転写ベルトの代わりに
感光体ベルトを有する画像形成装置にも適用可能であ
る。
【0075】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果を奏することができる。 (E01)転写前シートガイドを、画像形成動作時には転
写領域に記録シートを突入させる所定の位置に移動させ
るとともに、前記ベルトモジュールの画像形成装置本体
への出入移動時には、前記ベルトモジュールまたは転写
ユニットの移動に連動させて他の部材と干渉しない位置
に自動的に移動させることができる。 (E02)転写領域において離隔位置および転写位置の間
で移動する転写ロールを使用した画像形成装置におい
て、前記転写位置に移動したときの転写ロールに対する
下流側シートガイドの位置出しが容易になる。また前記
位置を安定して保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は本発明の実施例1の画像形成装置の全
体説明図である。
【図2】 図2は前記図1に示す要部である2次転写部
分の拡大説明図で、2次転写ロールを有する2次転写ユ
ニットUtを下方の離隔位置に移動させ且つ2次転写ロ
ールを支持する揺動レバーを下方に回動させた状態を示
す図である。
【図3】 図3は前記図2の状態から2次転写ユニット
Utを上方に回動させた状態を示す図である。
【図4】 図4は前記図3の状態から2次転写ロールを
支持する揺動レバーを上方に回動させた状態を示す図で
ある。
【図5】 図5は前記図4と同じ状態における揺動レバ
ーの駆動装置および2次転写ロールの回転駆動装置を示
す図である。
【図6】 図6は前記図4、図5と同じ状態における主
要部材を示す図である。
【図7】 図7は前記図4〜図5と同じ状態における2
次転写ロールクリーナCL3を示す図である。
【図8】 図8は、実施例1のベルトモジュールBMお
よび2次転写ユニットUtを、画像形成動作時からメン
テナンス時の状態に移動させるときの転写前シートガイ
ドSG1の位置の変化を説明する図で、図8Aは画像形
成動作時の状態を示す図、図8Bは前記揺動レバー12
により2次転写ロールT2bを転写位置から待機位置に移
動させ、且つ2次転写ユニットUtをヒンジ軸Fa周りに
下方に回動させて転写ユニット退避位置に移動させた状
態を示す図、図8CはベルトモジュールBMをヒンジ軸
F3(図1参照)周りに下方に回動させてメンテナンス
位置に移動させた状態を示す図である。
【図9】 図9は、本発明の実施例2のベルトモジュー
ルBMおよび2次転写ユニットUtを画像形成動作時か
らメンテナンス時の状態に移動させるときの転写前シー
トガイドSG1の位置の変化を説明する図で、図9Aは
画像形成動作時の状態を示す図、図9Bは前記揺動レバ
ー12により2次転写ロールT2bを転写位置から待機位
置に移動させ、且つ2次転写ユニットUtをヒンジ軸Fa
周りに下方回動させて転写ユニット退避位置に移動させ
た状態を示す図、図9CはベルトモジュールBMをヒン
ジ軸F3(図1参照)周りに下方に回動させてベルトメ
ンテナンス位置に移動させた状態を示す図である。
【図10】 図10は、本発明の実施例3のベルトモジ
ュールBMおよび2次転写ユニットUtを画像形成動作
時からメンテナンス時の状態に移動させるときの転写前
シートガイドSG1の位置の変化を説明する図で、図1
0Aは画像形成動作時の状態を示す図、図10Bは前記
揺動レバー12により2次転写ロールT2bを転写位置か
ら待機位置に移動させた状態を示す図、図10Cは2次
転写ユニットUtを転写ユニット退避位置に移動させ且
つベルトモジュールBMをベルトメンテナンス位置に移
動させた状態を示す図である。
【図11】 図11は、本発明の実施例4のベルトモジ
ュールBMおよび2次転写ユニットUtを画像形成動作
時からメンテナンス時の状態に移動させるときの転写前
シートガイドSG1の位置の変化を説明する図で、図1
1Aは画像形成動作時の状態を示す図、図11Bは前記
揺動レバー12により2次転写ロールT2bを転写位置か
ら待機位置に移動させ、且つ2次転写ユニットUtをヒ
ンジ軸Fa周りに回動させて転写ユニット退避位置に移
動させた状態を示す図、図11CはベルトモジュールB
Mをヒンジ軸F3(図1参照)周りに下方に回動させて
メンテナンス位置に移動させた状態を示す図である。
【図12】 図12は本発明の実施例5の画像形成装置
の全体説明図である。
【符号の説明】
B…中間転写ベルト(像担持ベルト)、BM…ベルトモ
ジュール、CR…帯電器、DR…現像ロール、F…定着
装置、F1…スライドフレーム、F2…ベルトフレーム、
(Fh,Fp)…一対の定着用回転部材、Rd…ベルト駆
動ロール、(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)…複数のベル
ト支持ロール、S…記録シート、PR…像担持体、Rt
…テンションロール、Q0…帯電領域、Q1…潜像書込位
置、Q2…現像領域、Q3…1次転写領域、Q4…2次転
写領域(転写領域)、Q5…定着領域、SG1…転写前シ
ートガイド、SH…記録シート搬送装置、SG1a…ベル
ト側シートガイド、SG1b…ロール側シートガイド、T
2a…バックアップロール、T2b…2次転写ロール(転写
ロール)、TR2…排紙トレイ、Ut…2次転写ユニット
(転写ユニット)、8,12b,12c…シートガイド位
置調節部材、56…間隔保持部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A06)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(A01)前記画像形成
    装置本体に対して挿入された挿入位置と画像形成装置本
    体から外部に引き出された引出し位置との間で出入可能
    に支持されたスライドフレームであって、トナー像が形
    成される像担持ベルトを有するベルトモジュールをベル
    ト使用位置およびベルトメンテナンス位置の間で移動可
    能に支持する前記スライドフレーム、(A02)前記ベル
    ト使用位置に移動したときにトナー像が形成されるとと
    もに前記ベルトメンテナンス位置に移動したときに他の
    部材と干渉することなく前記画像形成装置本体に対して
    出入可能となる像担持ベルトと、ベルト駆動ロールおよ
    びバックアップロールを含む複数のベルト支持ロールを
    介して前記像担持ベルトを回転移動可能に支持するベル
    トフレームを有する前記ベルトモジュール、(A03)前
    記スライドフレームの画像形成装置本体に対する出入を
    可能とする転写ユニット退避位置および前記像担持ベル
    ト上のトナーの記録シートへの転写動作が可能な転写ユ
    ニット使用位置の間で移動可能な転写ユニットであっ
    て、前記転写ユニット使用位置に移動した状態で前記バ
    ックアップロールに支持された像担持ベルトに押圧され
    る転写位置および前記像担持ベルト表面から離れた待機
    位置の間で移動可能に支持された転写ロールを有し、前
    記転写位置に移動した転写ロールおよび像担持ベルトの
    接触領域である転写領域を通過する記録シートに像担持
    ベルト上のトナー像を転写する前記転写ユニット、(A
    04)画像形成装置本体内に配置され、前記転写領域、定
    着領域に順次記録シートを搬送するとともに、前記記録
    シート搬送方向における前記転写領域の上流側に配置さ
    れ、前記転写領域に搬入される前記記録シートをガイド
    する転写前シートガイドを有する記録シート搬送装置で
    あって、前記転写前シートガイドは記録シートの搬送路
    を形成する一対のベルト側シートガイドおよびロール側
    シートガイドを有する前記記録シート搬送装置、(A0
    5)互いに圧接する領域により定着領域を形成する一対
    の定着用回転部材を有し、前記定着領域を通過する記録
    シート上のトナー像を加熱定着する定着装置、(A06)
    前記ベルトモジュールが前記ベルト使用位置で且つ前記
    転写ユニットが転写ユニット使用位置に移動した状態の
    ときに前記記録シートを転写領域に搬入するシート搬入
    位置に移動し、且つ、前記ベルトモジュールが前記ベル
    トメンテナンス位置で且つ前記転写ユニットが転写ユニ
    ット退避位置に移動した状態のときに前記スライドフレ
    ームの画像形成装置本体の外部への引き出しを可能とす
    る非干渉位置に移動する前記転写前シートガイド。
  2. 【請求項2】 下記の要件(B01)〜(B07)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(B01)画像形成装置
    本体により回転移動可能に支持されて、回転移動する表
    面が帯電器に対向する帯電領域、画像に応じた光が照射
    される潜像書込位置、現像ロールに対向する現像領域、
    および1次転写領域を、順次通過する像担持体であっ
    て、前記回転移動する表面が前記帯電領域を通過する際
    に帯電され、前記帯電された表面が潜像書込位置を通過
    する際に静電潜像が形成され、前記静電潜像が現像領域
    を通過する際にトナー像に現像され、前記トナー像が前
    記1次転写領域において中間転写ベルトに転写される前
    記像担持体、(B02)前記画像形成装置本体に挿入され
    た挿入位置と画像形成装置本体から外部に引き出された
    引出し位置との間で移動可能に支持されたスライドフレ
    ームであって、中間転写ベルトを有するベルトモジュー
    ルをベルト使用位置およびベルトメンテナンス位置の間
    で移動可能に支持する前記スライドフレーム、(B03)
    前記ベルト使用位置に移動したときに像担持体表面に接
    触するとともに前記ベルトメンテナンス位置に移動した
    ときに像担持体表面から離れる前記中間転写ベルトと、
    ベルト駆動ロール、テンションロールおよびバックアッ
    プロールを含む複数のベルト支持ロールを介して前記中
    間転写ベルトを回転移動可能に支持するベルトフレーム
    と、前記像担持体表面および中間転写ベルトの接触領域
    である1次転写領域において前記像担持体表面のトナー
    像を前記中間転写ベルトに1次転写する1次転写器とを
    有するベルトモジュール、(B04)前記画像形成装置本
    体に対するスライドフレームの出入が可能な転写ユニッ
    ト退避位置および前記中間転写ベルト上のトナーの記録
    シートへの2次転写動作が可能な転写ユニット使用位置
    の間で移動可能な2次転写ユニットであって、前記転写
    ユニット使用位置に移動した状態で前記バックアップロ
    ールに支持された中間転写ベルト表面に押圧される転写
    位置および前記中間転写ベルト表面から離れた待機位置
    の間で移動可能に支持された2次転写ロールを有し、前
    記転写位置に移動した2次転写ロールおよび中間転写ベ
    ルトの接触領域である2次転写領域を通過する記録シー
    トに中間転写ベルト上のトナー像を2次転写する前記2
    次転写ユニット、(B05)画像形成装置本体内に配置さ
    れ、前記2次転写領域、定着領域および排紙トレイに順
    次記録シートを搬送するとともに、前記記録シート搬送
    方向における前記2次転写領域の上流側に配置され、前
    記2次転写領域に搬入される前記記録シートをガイドす
    る転写前シートガイドを有する記録シート搬送装置であ
    って、前記転写前シートガイドは記録シートの搬送路を
    形成する一対のベルト側シートガイドおよびロール側シ
    ートガイドを有する前記記録シート搬送装置、(B06)
    互いに圧接する領域により定着領域を形成する一対の定
    着用回転部材を有し、前記定着領域を通過する記録シー
    ト上のトナー像を加熱定着する定着装置、(B07)前記
    ベルトモジュールが前記ベルト使用位置で且つ前記2次
    転写ユニットが転写ユニット使用位置に移動した状態の
    ときに前記記録シートを2次転写領域に搬入するシート
    搬入位置に移動し、且つ、前記ベルトモジュールが前記
    ベルトメンテナンス位置で且つ前記2次転写ユニットが
    転写ユニット退避位置に移動した状態のときに前記スラ
    イドフレームの画像形成装置本体の外部への引き出しを
    可能とする非干渉位置に移動する前記転写前シートガイ
    ド。
  3. 【請求項3】 下記の要件(B08),(B09)を備えた
    ことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置、(B0
    8)前記ベルトモジュールに移動可能に支持されるとと
    もに、前記ベルトモジュールが前記ベルトメンテナンス
    位置で且つ前記2次転写ユニットが転写ユニット退避位
    置に移動した状態のときに、前記非干渉位置に保持され
    る前記転写前シートガイド、(B09)前記スライドフレ
    ームに設けられて、前記ベルトモジュールが前記ベルト
    使用位置に移動した状態のときに前記転写前シートガイ
    ドを前記シート搬入位置に移動させるシートガイド位置
    調節部材。
  4. 【請求項4】 下記の要件(B08),(B010)を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置、(B
    08)前記ベルトモジュールに移動可能に支持されるとと
    もに、前記ベルトモジュールが前記ベルトメンテナンス
    位置で且つ前記2次転写ユニットが転写ユニット退避位
    置に移動した状態のときに前記非干渉位置に保持される
    前記転写前シートガイド、(B010)前記2次転写ユニ
    ットが前記転写ユニット使用位置に移動し且つ2次転写
    ロールが転写位置に移動した状態では前記転写前シート
    ガイドを前記シート搬入位置に移動させるシートガイド
    位置調節部材。
  5. 【請求項5】 下記の要件(B011),(B012)を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置、(B
    011)前記2次転写ユニットに移動可能に支持されると
    ともに、前記2次転写ユニットが転写ユニット退避位置
    に移動し且つ2次転写ロールが待機位置に移動した状態
    では前記非干渉位置に保持される前記転写前シートガイ
    ド、(B012)前記2次転写ユニットが前記転写ユニッ
    ト使用位置に移動し且つ2次転写ロールが転写位置に移
    動した状態では前記転写前シートガイドを前記シート搬
    入位置に移動させるシートガイド位置調節部材。
  6. 【請求項6】 下記の要件(B013)〜(B015)を備え
    たことを特徴とする請求項2記載の画像形成装置、(B
    013)前記ベルトモジュールに移動可能に支持されると
    ともに、弾性力により前記非干渉位置に保持される前記
    転写前シートガイドの前記ベルト側シートガイド、およ
    び前記2次転写ユニットに設けられた前記転写前シート
    ガイドのロール側シートガイドであって2次転写ユニッ
    トが転写ユニット退避位置に移動した状態で前記非干渉
    位置に移動し、且つ転写ユニット使用位置に移動したと
    きに前記シート搬入位置に移動する前記ロール側シート
    ガイド、(B014)前記2次転写ユニットが前記転写ユ
    ニット使用位置に移動したときに前記ロール側シートガ
    イドにより前記シート搬入位置に移動する前記ベルト側
    シートガイド、(B015)前記ロール側シートガイドお
    よびベルト側シートガイドの間隔を所定間隔に保持する
    間隔保持部材。
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JP2008225306A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
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US7894744B2 (en) 2000-07-14 2011-02-22 Ricoh Company, Ltd. Color image forming apparatus, and toner replenishing apparatus
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