JP4771239B2 - 剥離装置、定着装置および画像形成装置 - Google Patents

剥離装置、定着装置および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、剥離装置、定着装置および画像形成装置に関するものである。
トナー像の転写された用紙を定着装置で熱圧着してトナー像を用紙に定着させる形態の画像形成装置では、定着後の用紙を速やかに定着装置の加熱ロールから剥がして用紙の巻き付きを防止するために、剥離装置が設けられている。
剥離装置には先端が加熱ロールと微少なギャップ(例えば0.5mm程度)を保った剥離ガイド(剥離手段の一例)が設けられており、加熱ロールと加圧ロールとの定着部を通過した用紙の先端を剥離ガイドの先端ですくい上げるようにして剥離している。
ここで、高温となる加熱ロールに近接配置される剥離ガイドは、上記ギャップを安定して保つために熱変形量が僅かな金属製とすることが考えられる。しかしながら、剥離ガイドは用紙排出口近くでジャム解消の際にはユーザの手に触れる可能性のある場所にレイアウトされるために、金属製のために高温となってしまうのは好ましくない。
このような理由から剥離ガイドを樹脂製として金属を用いないことが望ましいが、樹脂製とした場合には剥離ガイドが局所的に変形して加熱ロールと接触してしまい、画質不良が発生することになる。
剥離ガイドを樹脂製とするとともに板金で裏打ちして熱変形を押さえ込むことも考えられるが、板金を接地電位に保って帯電を防止するための機構が必要となってしまう。
なお、定着装置から用紙を剥離する技術が開示された文献としては、例えば、特開平8−6415号公報、特開2003−122171号公報、特開2007−108496号公報などがある。
特開平8−6415号公報 特開2003−122171号公報 特開2007−108496号公報
本発明は、上述の技術的背景からなされたものであって、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することのない剥離装置に関する技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明の剥離装置は、記録媒体にトナー像の定着処理を行う定着手段の定着部よりも記録媒体の搬送方向下流側に配置され、トナー像定着後の記録媒体を前記定着手段から剥離させる樹脂製の剥離手段と、支持面で前記剥離手段を支持して当該剥離手段と前記定着手段とを非接触に保つ支持手段と、前記支持面に沿った方向に巻き進んで前記剥離手段を固定するネジと、前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に形成されるとともに形成されていない前記剥離手段または前記支持手段に接して設けられ、前記ネジと前記支持面との間の領域および当該領域の前記ネジの締め付け方向側の領域に跨って配置された突起部と、を有することを特徴とする。
請求項2に記載の本発明の剥離装置は、記録媒体にトナー像の定着処理を行う定着手段の定着部よりも記録媒体の搬送方向下流側に配置され、記録媒体の搬送方向に沿って形成されたリブを備えてトナー像定着後の記録媒体を前記定着手段から剥離させる樹脂製の剥離手段と、支持面で前記剥離手段を支持して当該剥離手段と前記定着手段とを非接触に保つ支持手段と、前記支持面に沿った方向に巻き進んで前記剥離手段を固定するネジと、前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に形成されるとともに形成されていない前記剥離手段または前記支持手段に接して設けられ、前記ネジと当該ネジと締め付け方向側で隣接する前記リブとの間に相当する領域を含んだ箇所に配置された突起部と、を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、上記請求項2に記載の発明において、前記突起部の前記ネジ側の面が前記ネジと締め付け方向側で隣接する前記リブと前記ネジとの間に相当する領域に位置している、ことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、上記請求項1、2または3に記載の発明において、前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に複数の突起部が形成され、請求項1、2または3記載の突起部は、他の突起部よりも高さが高く設定されている、ことを特徴とする。
請求項5に記載の本発明の定着装置は、請求項1〜4の何れかに記載の剥離装置を備えたことを特徴とする。
請求項6に記載の本発明の画像形成装置は、請求項5記載の定着装置を備えたことを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない剥離装置が得られる。
請求項2記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない剥離装置が得られる。
請求項3記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない剥離装置が得られる。
請求項4記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない剥離装置が得られる。
請求項5記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない剥離装置を備えた定着装置が得られる。
請求項6記載の発明によれば、樹脂製の剥離手段が熱変形して定着手段と接触することがない定着装置を備えた画像形成装置が得られる。
本発明の一実施の形態としての画像形成装置であるタンデム型のカラープリンタを示す概念図である。 本発明の一実施の形態に係る画像形成装置に設けられた定着装置の断面図である。 図2の定着装置の斜視図である。 図2の定着装置において用紙ガイドを開放位置とした斜視図である。 図2の定着装置において用紙ガイドとカバーパネルとを除いた斜視図である。 図5の定着装置から剥離ガイドが取り外された状態を示す分解斜視図である。 図2の定着装置の構成要素であるベース台を示す斜視図である。 ネジによるベース台と剥離ガイドとの固定の様子を示す斜視図である。 ネジとベース台と剥離ガイドとの位置関係を示す説明図である。 加熱ロールによる加熱前後における剥離ガイドの先端プロファイルを示すグラフである。 ベース台と剥離ガイドと突起部とを剥離ガイドの背面側から示す図である。 突起部と剥離ガイドとネジとの位置関係の一例を剥離ガイドの背面側から示す説明図である。 本実施の形態の突起部が設けられた場合における加熱ロールによる加熱前後における剥離ガイドの先端プロファイルを示すグラフである。 突起部と剥離ガイドとネジとの位置関係の他の一例を剥離ガイドの背面側から示す説明図である。 突起部と剥離ガイドとネジとの位置関係のさらに他の一例を剥離ガイドの背面側から示す説明図である。 突起部と剥離ガイドとネジとの位置関係のさらに他の一例を剥離ガイドの背面側から示す説明図である。
以下、本発明の一例としての実施の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
本実施の形態のカラープリンタは、例えば、パーソナルコンピュータやスキャナ等から送られてくる画像データに基づいてプリント動作を実行するように構成されている。なお、画像形成装置としては、スキャナを備えた複写機やファクシミリ、あるいはこれらの機能を備えた複合機等として構成してもよいことはもちろんである。さらに、モノクロプリンタでもよく、タンデム型以外のカラープリンタでもよい。
図1において、タンデム型のカラープリンタ本体1の内部には、その略中央部に、画像形成ユニット2が上下方向に沿って配置されている。また、カラープリンタ本体1の内部には、画像形成ユニット2の一方側(図示する場合には左側)に、画像形成ユニット2で形成された複数色のトナー像が転写される用紙(記録媒体の一例)を吸着した状態で搬送する用紙搬送ベルトユニット3が配置されているともに、当該画像形成ユニット2の他方(図示する場合には右側)には、制御回路等を備えた制御ユニット4が、画像形成ユニット2の斜め上方に、高圧電源回路等を備えた電源回路ユニット5が、それぞれ配置されている。
また、カラープリンタ本体1内の底部には、画像が転写形成されるシートとしての用紙18等を収容してこれを給紙する給紙カセット(シート収容手段)6が配置されている。
画像形成ユニット2は、下から順に、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像を形成する4つの画像形成部7Y、7M、7C、7Kを備えており、これらの4つの画像形成部7Y、7M、7C、7Kは、上下方向に沿って一定の間隔を隔てて直列的に配置されている。
これらの4つの画像形成部7Y、7M、7C、7Kは、形成する画像の色以外はすべて同様に構成されており、大別して、図1に示すように、所定の回転速度で回転する像保持体である感光体ドラム8(8Y、8M、8C、8K)と、この感光体ドラム8の表面を一様に所定電位に帯電する一次帯電用の帯電ロール9(9Y、9M、9C、9K)と、当該感光体ドラム8の表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する露光装置10(10Y、10M、10C、10K)と、感光体ドラム8上に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像する現像装置11(11Y、11M、11C、11K)と、現像後の感光体ドラム8上に残留した電荷を除去する除電装置21(21Y、21M、21C、21K)と、感光体ドラム8上に残留した転写残トナーをクリーニングするクリーニング装置12(12Y、12M、12C、12K)と、現像装置11にトナーを供給するトナーカートリッジ13(13Y、13M、13C、13K)とから構成されている。
現像装置11は、図1に示すように、内部に収容された二成分または一成分の現像剤を撹拌しながら現像ロール14(14Y、14M、14C、14K)へと供給し、当該現像ロール14に供給された現像剤の層厚を規制しながら、感光体ドラム8と対向する現像領域へと搬送し、当該感光体ドラム8の表面に形成された静電潜像を所定の色のトナーで現像するように構成されている。
そして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の現像装置11Y、11M、11C、11Kに対応して、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナーを供給する現像剤収容容器としてのトナーカートリッジ13Y、13M、13C、13Kを備えている。
また、除電装置21は、感光体ドラム8に光を照射することにより現像後の残留電荷を除去し、次の画像形成においてドラム表面が一様に帯電されるようにしている。
さらに、クリーニング装置12は、図1に示すように、感光体ドラム8の表面に残留した転写残トナーをクリーニングブレード15(15Y、15M、15C、15K)によって除去し、除去された転写残トナーをクリーニング装置12の内部に搬送して収容するようになっている。
カラープリンタ本体1の内部には、図1に示すように、制御ユニット4が配置されており、この制御ユニット4には、例えば、画像データに対して所定の画像処理を施す画像処理装置16が設けられている。この画像処理装置16からは、露光装置10にイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像データが順次出力され、この露光装置10から画像データに応じて出射される4本のレーザビームLBが、それぞれの感光体ドラム8Y、8M、8C、8K上に走査露光されて静電潜像が形成される。各感光体ドラム8Y、8M、8C、8K上に形成された静電潜像は、現像装置11Y、11M、11C、11Kによって、それぞれイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像として現像される。
また、用紙搬送ベルトユニット3は、無端状ベルトとして循環し移動する用紙搬送ベルト17を備えており、当該用紙搬送ベルト17は、各画像形成部7Y、7M、7C、7Kで形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が転写される転写材としての用紙18を静電的に吸着した状態で搬送するように構成されている。
用紙搬送ベルト17は、上下方向に沿って配置された張架ロールとしての駆動ロール19と従動ロール20との間に所定のテンションで張架されており、図示しない駆動モータによって回転駆動される駆動ロール19によって、所定の速度で図1においては反時計回りに循環移動するように構成されている。
駆動ロール19と従動ロール20との距離は、例えば、A3サイズの用紙18の長さと略等しい長さに設定されているが、これに限らず、任意に設定してよいことはもちろんである。また、用紙搬送ベルト17としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを無端ベルト状に形成したものが用いられる。
また、駆動ロール19の表面には、用紙18を用紙搬送ベルト17の表面に静電的に吸着させるための吸着ロール22が、用紙搬送ベルト17を介して当接するように配置されている。この吸着ロール22は、例えば、画像形成部7Y、7M、7C、7Kの帯電ロール9と同様に、金属製芯金の表面に導電性ゴムを被覆して構成されており、金属製芯金に所定の吸着用のバイアス電圧が印加されるようになっている。そして、吸着ロール22は、給紙カセット6から送られてくる用紙18を静電的に帯電して、用紙搬送ベルト17の表面に吸着させるように構成されている。なお、吸着ロール22は、必ずしも設けなくともよい。
各画像形成部7Y、7M、7C、7Kの感光体ドラム8Y、8M、8C、8K上に形成されたイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像は、図1に示すように、用紙搬送ベルト17の表面に吸着された状態で搬送される用紙18上に、転写ロール23Y、23M、23C、23Kによって互いに重ね合わされた状態で順次多重に転写される。なお、転写ロール23Y、23M、23C、23Kは、用紙搬送ベルトユニット3に一体的に取り付けられており、これらの転写ロール23Y、23M、23C、23Kが感光体ドラム8Y、8M、8C、8Kにそれぞれ圧接されたニップ部が、トナー像が用紙18上に転写される画像転写領域となる。
用紙18は、図示するように、プリンタ本体1の底部に配置された給紙カセット6から給紙されて、プリンタ本体1へと搬送される。この給紙カセット6は、所望のサイズや材質の用紙18が収容される用紙トレイ24を備えている。また、用紙トレイ24の直上には、最上部に位置する用紙18とニップするピックアップロール35が配置されている。これにより、当該用紙トレイ24からは、所望のサイズや材質の用紙18が一枚ずつピックアップロール35で取り出されて給送ロール(供給手段)25によって給送されるとともに、捌きロール26によって1枚ずつ分離された状態で給紙され、給紙手段としてのレジストロール27を介して所定のタイミングで用紙搬送ベルト17上の吸着位置へと搬送されるようになっている。
なお、給送ロール25およびピックアップロール35はカラープリンタ本体1側に設けられ、捌きロール26は給紙カセット6側に設けられている。
ここで、ピックアップロール35の機能と給送ロール25の機能とを一つにしたロールを用いてもよい。また、捌きロール26ではなく、取り出される用紙18に対して所定の摩擦抵抗をもったパッドタイプの捌き手段でもよい。
シートとしては、例えば、A4サイズやA3サイズ、あるいはB5サイズやB4サイズなど種々のサイズ、および、普通紙、コート紙等の厚紙やOHPシートなど、種々の材質のシート状のものが用いられる。
そして、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色のトナー像が多重に転写された用紙18は、図1に示すように、用紙18自体が有する剛性(いわゆるコシ)によって用紙搬送ベルト17から分離された後、搬送経路28に沿って定着装置29へと搬送される。そして、定着装置29において用紙18に熱および圧力が加えられることによりトナー像が用紙18上に定着される。
用紙搬送ベルト17と定着装置29は近接して配置されており、用紙搬送ベルト17から分離された用紙18は、用紙搬送ベルト17の搬送力によって定着装置29へと搬送される。この定着装置29は、定着手段29aとしての加熱ロール30と加圧ベルト31とを互いに圧接した状態で回転駆動し、加熱ロール30と加圧ベルト31の間に形成される定着部Pに用紙18を通過させることにより、熱および圧力で定着処理を施すように構成されている。
その後、各色のトナー像が定着された用紙18は、一対の排出ロール32によって、カラープリンタ本体1の上部に設けられた排紙トレイ33上にプリント面を下にした状態で排出口から排出され、プリント動作が終了する。
なお、カラープリンタでは、カラーの画像に限らず、モノクロなど所望の色の画像をプリントすることが可能となっており、プリントする画像の色に応じて、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の全てまたは一部の画像形成部7Y、7M、7C、7Kによってトナー像が形成される。
なお、図1中、符号34はプリンタ本体1の正面に取り付けられた液晶パネル等の表示部を備えた操作パネルを示しており、当該操作パネル34では、プリンタの状態を表示したり、必要な操作等を行うように構成されている。
次に、このような概略構成を有する画像形成装置の定着装置について説明する。
図2において、定着装置29は、回転駆動手段(図示せず)の回転力で回転するとともに、内部に例えばハロゲンランプなどの発熱源30aが取り付けられた加熱ロール30と、この加熱ロール30と圧接して従動回転する加圧ベルト31とを備えている。これら加熱ロール30と加圧ベルト31はベース台45(支持手段の一例)(図7)に回転可能に取り付けられており、カバーパネル47に覆われて隠蔽されている。なお、前述のように、加熱ロール30と加圧ベルト31とで本願にいう定着手段29aが構成される。
そして、画像形成ユニット2の画像転写部位に送られてトナー像Tが転写された用紙18が加熱ロール30と加圧ベルト31とが圧接している定着部Pを用紙搬送方向Dに向かって通過するときに熱と圧着力が加えられ、これによりトナー像Tが用紙18に定着される。
なお、図示するように、定着部Pの用紙搬送方向Dの上流側にはガイドプレート48が配置されており、トナー像Tの転写された用紙18がスムーズに定着部Pに案内されるようになっている。また、用紙18は、当該用紙18の加熱ロール30側の面がトナー像Tの形成面となるようにして搬送される。
定着装置29における定着部Pよりも用紙搬送方向Dの下流側には、トナー像Tの定着された用紙18を、プリンタ本体1外である排紙トレイ33(図1)上に排出する排出ロール32が配置されている。排出ロール32は、モータ40の回転力により回転する駆動ロール42と、トーションバネ43aのバネ力により駆動ロール42に圧接されて従動回転する従動ロール43とからなる。
駆動ロール42は、ベース台45に開閉可能に取り付けられたメンテナンス等のための蓋部46の内側に取り付けられており、蓋部46が閉まることにより駆動系と噛み合うとともにその外周面が従動ロール43に圧接する。そして、駆動ロール42の回転力が従動ロール43に伝達されることにより、駆動ロール42と従動ロール43とが協働して用紙18を搬送する。
定着部Pよりも用紙搬送方向Dの下流側には、トナー像Tの定着された用紙18を定着手段29a(の加熱ロール30)から剥離させる剥離ガイド(剥離手段の一例)60が配置されている。また、剥離ガイド60と用紙搬送路(用紙搬送方向Dと同一)を挟んで対向する位置には用紙ガイド70が配置されている。
剥離ガイド60は樹脂で形成されており、トナー像Tの転写された用紙18を、トナー像Tと直接接触する加熱ロール30から速やかに剥がして用紙18の巻き付きを防止するためのもので、その先端Sは加熱ロール30と、例えば0.46±0.1mmのギャップGが設けられている。
したがって、加熱ロール30と加圧ベルト31との定着部Pを通過した用紙18は、その先端が剥離ガイド60の先端Sですくい上げられて加熱ロール30から剥離される。その後、剥離ガイド60と用紙ガイド70との間を案内されて前述の排出ロール32へと導かれる。
なお、剥離ガイド60は定着手段29aの加熱ロール30と非接触となっていればよく、加熱ロール30とのギャップGの寸法はここに示す数字に限定されるものではない。
図3および図4に示すように、この用紙ガイド70は、ベース台45に回転自在に嵌め込まれた長手方向両端の取付軸70bを支点にして、剥離ガイド60と対向する閉鎖位置(図3)と、剥離ガイド60が露出する開放位置(図4)との2つの位置に移動する。なお、用紙ガイド70は、通常の使用時は閉鎖位置であるが、ジャム解消のために用紙18を用紙搬送路から取り除く場合には開放位置とされる。
ベース台45、剥離ガイド60および用紙ガイド70には、用紙搬送路に面してリブ45a,60a,70aが形成されている。図4、図5および図6に示すように、当該リブ45a,60a,70aは用紙搬送方向Dに沿って形成されており、用紙18と部分的に接触することにより用紙18の搬送抵抗を軽減しつつ、剥離ガイド60および用紙ガイド70の曲げ強度を高めている。
剥離ガイド60はベース台45(図7)に取り付けられている。図2に示すように、剥離ガイド60はベース台45に形成された支持面45bに支持されて下降(特に、先端Sの下降)が防止され、加熱ロール30との間で前述したギャップGが保たれている。
ベース台45には、剥離ガイド60との間に位置するようにして5つの突起部45c(45c−1〜45c−5)が支持面45b上に形成されている。したがって、剥離ガイド60はこれらの突起部45c上に載置されるようにして支持面45bに支持される。
剥離ガイド60は、支持面45bとほぼ90°の角度をなす取付面45dに、先端Sとは反対側に位置する背面が面接触して取り付けられている。すなわち、図7に示すように、取付面45dには剥離ガイド60に向けて開口するネジ孔45eが形成されており、このネジ孔45eにネジ49を挿入して剥離ガイド60を背面側からネジ止めすることにより(図8、図9)、当該剥離ガイド60はベース台45に固定される。
そして、本実施の形態の剥離装置は、剥離ガイド60、ベース台45およびネジ49で構成されている。
ここで、ネジ49は、ベース台45の取付面45dと面接触する剥離ガイド60の背面をネジ止めしていることから、図9に示すように、ネジ49の軸方向は取付面45dに対してほぼ90°の角度をなしている。そして、支持面45bも取付面45dに対してほぼ90°の角度をなしていることから、ネジ49の巻き進む方向Rは支持面45bに沿った方向となる。
このような構造であると、ネジ49の締め付けトルクによって剥離ガイド60の先端Sに応力集中が起こる。剥離ガイド60の先端は加熱ロール30と接近しており、当該剥離ガイド60は樹脂製であることから、加熱ロール30の加熱によって樹脂の結晶化が進む過程で残留応力が開放されて変形する。
この点について具体的に説明すると、図10に示すように、剥離ガイド60の先端プロファイルは、加熱ロール30の加熱前後で比較すると、加熱後では、ネジ止め位置で加熱ロール30側に向けて大きく変形している。そして、さらに注意深く観察すると、変形量が最大となっている箇所は、ネジの直下ではなく、ネジの直下からネジの締め付け方向にややずれた位置となっている。
このようなことから、本実施の形態の剥離ガイド60では、変形量が最大となる箇所(つまりネジの直下からネジの締め付け方向にややずれた箇所)に、変形をキャンセルするような構造が設けられている。
つまり、図11において、前述のようにベース台45に設けられた5つの突起部45cのうち、ネジ49の近傍に位置する突起部45c−4について、他の突起部45c−1〜45c−3,45c−5よりも高さを高く(例えば、0.2〜0.3mm程度)設定している。しかも、突起部45c−4を、ネジ49の直下ではなく、ネジ49の締め付け方向にややずれた位置に形成している。ネジ49の締め付け方向にややずれた位置とは、例えば、図12に示すように、ネジ49とベース台45の支持面45bとの間の領域V1、および当該領域V1のネジ49の締め付け方向側の領域に跨った位置をいう。
このような突起部45c−4を設けた剥離ガイド60の先端プロファイルを図13に示す。図13では2つの試料についての測定結果を示している。図示するように、加熱ロール30の加熱前後で比較すると、図10においてみられたように、加熱後でネジ止め位置で加熱ロール30側に向けて大きく変形した現象は現れていない。
このように、突起部45c−4を設けることにより、樹脂製の剥離ガイド60が加熱ロール30により加熱されても熱変形が防止され、剥離ガイド60が定着手段29a(の加熱ロール30)と接触することはない。
なお、ネジ49とベース台45の支持面45bとの間の領域V1、および当該領域V1のネジ49の締め付け方向側の領域に跨った位置、とはこれらの領域が含まれていればよいことから、例えば、図14に示すように、突起部45c−4がネジ49とベース台45の支持面45bとの間の領域V1の全てにわたっていてもよい。さらには、前述した領域が含まれている限り、突起部45c−4はネジ49の締め付け方向とは反対側の領域にわたってまで形成されていてもよい。
さらには、突起部45c−4は、ネジ49とベース台45の支持面45bとの間の領域V1には設けられていなく、図15に示すように、ネジ49と当該ネジ49の締め付け方向側で隣接した位置にあるリブ60a−1との間に相当する領域V2を含んだ箇所に配置してもよい。
この場合においても、突起部45c−4は領域V2内に形成されている必要はなく、図16に示すように、領域V2のネジ49側とは反対側領域にまでわたって形成されていてもよい。つまり、突起部45c−4のネジ49側の45c−41面がリブ60a−1とネジ49との間に相当する領域に位置していればよい。
なお、以上の説明においては、ベース台45に複数(ここでは5つ)の突起部45c−1〜45c−5が設けられ、突起部45c−4の高さを他の突起部45c−1〜45c−3,45c−5よりも高くしているが、他の突起部より高さを高くする代わりに、前述したネジ49の締め付け方向にややずれた位置のみに突起部45c−4を設け、他の箇所には突起部は設けないようにしてもよい。
以上本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本明細書で開示された実施の形態はすべての点で例示であって、開示された技術に限定されるものではないと考えるべきである。すなわち、本発明の技術的な範囲は、前記の実施の形態における説明に基づいて制限的に解釈されるものでなく、あくまでも特許請求の範囲の記載に従って解釈されるべきであり、特許請求の範囲の記載技術と均等な技術および特許請求の範囲の要旨を逸脱しない限りにおけるすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施の形態においては、突起部45cはベース台45に形成されているが、剥離ガイド60側に設けてもよい。つまり、突起部は、剥離ガイドとベース台との間に設けられていればよい。
また、本実施の形態においては、剥離装置は定着装置内に設けられているが、定着装置とは別体になっていてもよい。
以上の説明では、本発明の剥離装置をカラートナー記録する画像形成装置に適用した場合が示されているが、モノクロの画像形成装置に適用することができる。
また、搬送されるシートとしては、用紙やフィルム、はがき、現金など、シート状である様々なものが適用可能である。
18 用紙
29 定着装置
29a 定着手段
30 加熱ロール
30a 発熱源
31 加圧ベルト
45 ベース台
45a リブ
45b 支持面
45c,45c−1〜45c−5 突起部
45c−41 面
45d 取付面
45e ネジ孔
49 ネジ
60 剥離ガイド
60a,60a−1 リブ
D 用紙搬送方向
G ギャップ
P 定着部
R 締め付け方向
S 先端
V1 領域
V2 領域

Claims (6)

  1. 記録媒体にトナー像の定着処理を行う定着手段の定着部よりも記録媒体の搬送方向下流側に配置され、トナー像定着後の記録媒体を前記定着手段から剥離させる樹脂製の剥離手段と、
    支持面で前記剥離手段を支持して当該剥離手段と前記定着手段とを非接触に保つ支持手段と、
    前記支持面に沿った方向に巻き進んで前記剥離手段を固定するネジと、
    前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に形成されるとともに形成されていない前記剥離手段または前記支持手段に接して設けられ、前記ネジと前記支持面との間の領域および当該領域の前記ネジの締め付け方向側の領域に跨って配置された突起部と、
    を有することを特徴とする剥離装置。
  2. 記録媒体にトナー像の定着処理を行う定着手段の定着部よりも記録媒体の搬送方向下流側に配置され、記録媒体の搬送方向に沿って形成されたリブを備えてトナー像定着後の記録媒体を前記定着手段から剥離させる樹脂製の剥離手段と、
    支持面で前記剥離手段を支持して当該剥離手段と前記定着手段とを非接触に保つ支持手段と、
    前記支持面に沿った方向に巻き進んで前記剥離手段を固定するネジと、
    前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に形成されるとともに形成されていない前記剥離手段または前記支持手段に接して設けられ、前記ネジと当該ネジと締め付け方向側で隣接する前記リブとの間に相当する領域を含んだ箇所に配置された突起部と、
    を有することを特徴とする剥離装置。
  3. 前記突起部の前記ネジ側の面が前記ネジと締め付け方向側で隣接する前記リブと前記ネジとの間に相当する領域に位置している、
    ことを特徴とする請求項2記載の剥離装置。
  4. 前記支持手段と前記剥離手段との間に位置するようにして前記支持手段または前記剥離手段に複数の突起部が形成され、
    請求項1、2または3記載の突起部は、他の突起部よりも高さが高く設定されている、
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載の剥離装置。
  5. 請求項1〜4の何れかに記載の剥離装置を備えたことを特徴とする定着装置。
  6. 請求項5記載の定着装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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