JP2001249524A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001249524A
JP2001249524A JP2000062900A JP2000062900A JP2001249524A JP 2001249524 A JP2001249524 A JP 2001249524A JP 2000062900 A JP2000062900 A JP 2000062900A JP 2000062900 A JP2000062900 A JP 2000062900A JP 2001249524 A JP2001249524 A JP 2001249524A
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克彦 後藤田
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久信 稲田
Susumu Shoji
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T & M Kk
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラー画像の形成とモノクロ画像との形成と
を切換え可能とし、モノクロ画像形成の際にカラー画像
形成用の画像形成手段の像担持体の消耗を防ぐ。 【解決手段】 カラー画像形成の際には、画像形成手段
14,15,16,17が中間転写ベルト20に対し
て、各色のトナー像をそれぞれ転写させる。モノクロ画
像を形成する際には、押圧機構32によって押圧ローラ
31が中間転写ベルト20の表面を押圧し、中間転写ベ
ルト20が黒色のトナー像を形成する画像形成部17の
像担持体30のみに接触するように、循環経路を変更さ
せる。使用しない画像形成部14,15,16の像担持
体30は、中間転写ベルト20と接触しないので、消耗
を避けることができる。押圧ローラ31は、中間転写ベ
ルトの循環経路に関し、クリーニングユニット27の下
流側に配置され、循環経路の外側から押圧する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラープリンタや
カラー複写機などとして、カラー画像を形成したり、モ
ノクロの画像を形成したりすることができる画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図7に示すようなカラー画像
形成装置1が、たとえばカラーページプリンタやカラー
デジタル複写機などの印刷部として用いられている。カ
ラー画像形成装置1では、転写材供給部2に予め準備さ
れている印刷用紙などの転写材が、転写材搬送ベルト3
によって搬送されながら、タンデムに配置される複数の
画像形成部4,5,6,7を通過する間に、カラー画像
を形成するための複数色の画像が順次転写され、転写材
搬送ベルト3から定着部8に移行して、カラー画像が転
写材表面に定着し、転写材排出部9から転写材が排出さ
れる。画像形成部4,5,6,7は、たとえばイエロ
ー、マゼンタおよびシアンの3原色の画像と、黒の画像
とを、それぞれの色のトナーによって形成する。
【0003】形成する画像として、黒のトナーのみを使
用するモノクロ画像の場合は、イエロー、マゼンタおよ
びシアンの画像を形成する画像形成部を転写材が通過す
ることは好ましくない。各画像形成部4,5,6,7に
は、感光体などで形成される像担持体10が設けられ、
像担持体10の表面に形成されたトナー像が搬送される
転写材の表面に転写されるけれども、モノクロ画像の際
には、使用されない画像形成部の像担持体10に転写材
が接触しながら搬送されることになる。したがって、画
像を形成しない画像形成部でも、像担持体10は転写材
と接触して、相対的に移動する必要がある。像担持体1
0は、たとえば回転ドラムであり、その周方向に沿っ
て、クリーニングブレードなどが備えられ、像担持体1
0が回転すると、クリーニングブレードによってその表
面や、クリーニングブレード自体が消耗してしまう。
【0004】このため、図7に示すようなタンデム形の
カラー画像形成装置1では、モノクロの画像形成の際に
は、使用しない画像形成部を転写材搬送ベルト3から離
れるように移動させるか、転写材搬送ベルト3を変形さ
せて、モノクロ画像形成時には転写材搬送ベルト3が像
担持体10の表面から離れるような機構を設ける必要が
ある。
【0005】特開平10−221920号公報には、図
7の転写材搬送ベルト3としてトナー像が転写される転
写紙を搬送する機能と、中間転写体として直接トナー像
が転写され、さらに転写紙に転写する機能とを備えるベ
ルト部材を、4色の画像形成部に接触させる状態と、黒
色の画像形成部のみに接触させる状態とを切換える構成
が開示されている。ベルト部材は無端状のゴムベルトで
あり、左右に配設される駆動ローラと従動ローラとの間
に掛け渡されて循環する。4色の画像形成部は、ベルト
部材の上側に沿って、黒色の画像形成部がベルト部材の
搬送方向の最上流側あるいは最下流側となるように配置
される。ベルト部材は、循環経路の内側から押圧され、
循環経路の一部が変化して画像形成部への接触状態が変
化する。なお、ベルト部材には張力を一定に保つための
テンションローラが循環経路の内側から接触しており、
画像形成部への接触状態が変化しても、周長には変化が
生じないで、常に同一の周期をもって、循環して搬送さ
れる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図7に示すようなカラ
ー画像形成装置1で、フルカラー画像の形成以外のと
き、たとえば黒色の画像のみを形成する場合は、シア
ン、マゼンタ、イエローの画像形成用の像担持体10に
はトナー画像を形成せず、黒色の像担持体10にのみト
ナー画像を形成し、転写材搬送ベルト3を移動させた
り、画像形成に供されないシアン、マゼンタおよびイエ
ローの画像形成用の像担持体10を移動させたりして、
使用しない像担持体10と転写材搬送ベルト3によって
搬送される転写材とが接触しないようにすることが提案
されている。
【0007】転写材搬送ベルト3の搬送経路を変えるた
めには、転写材搬送ベルト3の表面には転写材が載置さ
れて搬送されるので、転写材搬送ベルト3の裏面側、す
なわち循環している転写材搬送ベルト3の循環経路の内
側から外方に向って転写材搬送ベルト3を押圧し、循環
経路を変更するか、フルカラーモードで内側から押圧し
ておき、単色モードなどに切換える際には内側の押圧状
態を解除して循環経路を内側寄りに変更するかを行う必
要がある。無用な像担持体10への転写材の接触を避け
て、像担持体10の消耗や、クリーニングブレードなど
の消耗を避けるためである。
【0008】しかしながら、転写材搬送ベルト3は、印
刷用紙などの転写材を搬送しながら、循環経路を変更す
る必要があるので、循環経路の変更のための機構は、搬
送される転写材への影響が生じないように循環経路を変
更する必要があり、循環経路変更のための構成が複雑化
してしまう問題がある。
【0009】前述の特開平10−221920号公報に
開示されている構成では、ベルト部材の循環経路の内側
の各画像形成部に対応する位置毎に、ベルト部材を外側
に押圧して接触状態を変化させる機構を配置し、いずれ
の機構も作動させないときはベルト部材がどの画像形成
部にも接触しないようにしている。また、カラー画像の
形成時には、全ての機構を作動させ、ベルト部材が全て
の画像形成部に接触するようにしている。さらに、任意
の画像形成部に選択的にベルト部材を接触させることも
できる。しかしながら、カラー画像形成時には、全部の
画像形成部にベルト部材が接触するようにベルト部材を
循環経路の内側から外側に押圧して循環経路を変更する
ので、ベルト部材と各画像形成部との接触位置の精度を
向上させることに困難性が生じる。カラー画像形成時に
は、各色のトナー像を正確に重ね合せる必要があるの
で、位置合せは重要である。
【0010】本発明の目的は、簡単な構成で画像形成部
などの像担持体の消耗を避けるように中間転写ベルトの
循環経路を変えることができ、かつカラー画像形成時の
位置精度を向上させることができる画像形成装置を提供
することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、像担持体を備
え、像担持体の表面を現像して現像剤による画像形成を
行う画像形成手段を複数配列し、現像剤によって形成さ
れる画像を転写材の表面に転写させて定着させることに
よって、転写材表面に該複数色の現像剤を重ねたカラー
画像を形成可能な画像形成装置において、該複数全部の
画像形成手段の像担持体に接触して循環するように張架
され、各像担持体から現像剤による画像を順次重なるよ
うに転写可能な中間転写ベルトと、中間転写ベルトの循
環経路に臨んで設けられ、中間転写ベルト上に転写され
た現像剤の画像を、転写材上に再転写させる転写手段
と、中間転写ベルトの循環経路で中間転写ベルトが転写
手段から画像形成手段に移行する途中の位置に臨んで設
けられ、該循環経路の外側から該中間転写ベルトを押圧
することによって、該中間転写ベルトの循環経路を移動
させ、該中間転写ベルトと接触する画像形成手段の数を
減少可能な押圧部材とを含むことを特徴とする画像形成
装置である。
【0012】本発明に従えば、画像形成装置には、複数
の画像形成手段が配列される。各画像形成手段は、像担
持体を備え、像担持体の表面を現像して現像剤による画
像形成を行う。複数の画像形成手段の像担持体に形成さ
れる現像剤の画像は、各像担持体に接触して循環するよ
うに張架されている中間転写ベルト上に順次転写され、
カラー画像が形成される。中間転写ベルト上に転写され
た現像剤の画像は、転写手段によって転写材上に再転写
される。中間転写ベルトが転写手段から画像形成手段に
移行する途中の位置に臨んで押圧部材が設けられる。押
圧部材は、循環経路の外側から中間転写ベルトを押圧す
ることによって、中間転写ベルトの循環経路を移動さ
せ、中間転写ベルトと接触する画像形成手段の数を減少
させることができる。中間転写ベルトを循環経路の外側
から押圧することによって、容易に循環経路を移動さ
せ、中間転写ベルトと接触する画像形成手段の数を減少
させることができる。中間転写ベルトの表面では、転写
材を搬送したりしないので、転写手段で転写材に現像剤
の画像が転写されてから画像形成手段によって表面に現
像剤の画像が転写されるまでの間に、現像剤による画像
が転写される中間転写ベルトの表面を押圧することによ
って、画像形成に影響を与えずに中間転写ベルトの循環
経路を変更し、たとえばモノクロモードの画像形成の際
に、カラー画像形成用の画像形成手段の像担持体の表面
から中間転写ベルトを分離して、像担持体やクリーニン
グブレードの消耗を避けることができる。
【0013】また本発明は、前記中間転写ベルトの循環
経路で、前記転写手段と前記押圧部材との間に設けら
れ、中間転写ベルトの表面を清浄化するクリーニングユ
ニットをさらに含むことを特徴とする。
【0014】本発明に従えば、中間転写ベルトの循環経
路で、押圧部材の上流側には中間転写ベルトの表面を清
浄化するクリーニングユニットが設けられる。転写手段
で中間転写ベルト上の現像剤像が全部転写材上に再転写
されずに、中間転写ベルト上に残っていても、クリーニ
ングユニットによって清浄化される。押圧部材が設けら
れる位置は、最初の画像形成手段よりは上流側となるの
で、押圧部材が中間転写ベルトの表面を押圧して循環経
路を移動させる際に、押圧部材の表面に現像剤が付着し
ないようにすることができる。現像剤が押圧部材の表面
に付着すると、押圧時に中間転写ベルトに再付着して、
中間転写ベルトの表面を現像剤で汚してしまうけれど
も、押圧部材がクリーニングユニットの下流側で画像形
成手段の上流側に位置するので、現像剤の押圧部材への
付着を有効に防ぐことができる。
【0015】また本発明は、前記中間転写ベルトの循環
経路に臨んで、前記押圧部材による中間転写ベルトの移
動に連動して転写手段までの周長の変化を補正し、中間
転写ベルト全体の周長を同一に保つ周長補正機構をさら
に含むことを特徴とする。
【0016】本発明に従えば、周長補正機構によって、
押圧部材が中間転写ベルトの循環経路を変化させても中
間転写ベルトの周長を同一に保つので、搬送速度が同一
なら、画像形成部での画像形成のタイミングと転写手段
で現像剤の画像を中間転写ベルト上から転写材上に転写
させるタイミングとを同一に保つことができる。また本
発明は、前記押圧部材による中間ベルトの循環経路の移
動に応じて、前記現像剤の画像を再転写させために転写
材を転写手段に供給するタイミングを調整する制御を行
う制御手段をさらに含むことを特徴とする。本発明に従
えば、押圧部材が中間転写ベルトの表面を循環経路の外
側から押圧すると、中間転写ベルトの周長は、画像形成
手段が設けられている側で、たとえば長くなるように変
化するとともに、画像形成手段によって現像剤の画像が
形成されてから転写手段に至る側でも逆方向に、たとえ
ば短くなるように変化する。周長が変化しても、中間転
写ベルト上から転写材上に現像剤の画像を転写するため
に、転写手段に転写材を供給するタイミングは、制御手
段によって調整される。これによって、画像を形成する
中間転写ベルト上の現像剤の画像を転写手段に精度よく
再転写することができる。
【0017】また本発明で前記押圧部材は、前記中間転
写ベルトの表面を押圧する部分に、回転体を備えること
を特徴とする。
【0018】本発明に従えば、押圧部材は、中間転写ベ
ルトの表面を押圧する部分に回転体を備えるので、中間
転写ベルトの搬送に合わせて回転体を回転させることに
よって、中間転写ベルトの表面との押圧部分で中間転写
ベルトの搬送に合わせて円滑に表面を押圧することがで
きる。
【0019】また本発明で前記回転体は、金属製である
ことを特徴とする。本発明に従えば、押圧部材が金属製
の回転体を中間転写ベルトの表面に押圧して、中間転写
ベルトの循環経路を変更するので、確実に循環経路を変
更させることができる。
【0020】また本発明で前記回転体は、前記中転写ベ
ルトの表面を研磨可能であることを特徴とする。
【0021】本発明に従えば、回転体によって中間転写
ベルトの表面を研磨することができるので、中間転写ベ
ルトの表面に、たとえば現像剤としてのトナーの外添剤
や、転写材として用いる印刷用紙などから分離した紙粉
などが付着しても、研磨によって除去することができ
る。
【0022】また本発明で前記回転体は、弾性体または
導電性弾性体で形成されることを特徴とする。
【0023】本発明に従えば、弾性体または導電性弾性
体で形成される回転体を用いるので、循環経路を変更す
る際に中間転写ベルトの表面に押付けても、中間転写ベ
ルトを疵付けることなく、押圧して循環経路を変更させ
ることができる。
【0024】また本発明の前記押圧部材で前記中間転写
ベルトの表面を押圧する部分は、所定の電圧が印加、ま
たは接地されていることを特徴とする。
【0025】本発明に従えば、中間転写ベルトの表面を
押圧する押圧部材には、所定の電圧が印加または接地さ
れているので、現像剤などの残留分やごみなどを、電気
的に吸引したりすることができる。
【0026】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施の一形態と
してのカラー画像形成装置11の概略的な構成を示す。
カラー画像形成装置11は、転写材供給部12から供給
される印刷用紙などの転写材に対して、カラー画像と、
モノクロ画像とを形成することができる。転写材供給部
12から1枚ずつ供給される転写材は、転写材搬送ベル
ト13上に載置されて、ほぼ水平な方向に搬送される。
転写材上に形成する画像は、フルカラー画像形成用の画
像形成手段である複数の画像形成部14,15,16,
17で、トナー像として形成することができる。
【0027】フルカラー画像を形成する際には、たとえ
ば3つの画像形成部14,15,16で、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)およびシアン(C)の3原色の
各色の現像剤であるトナーでそれぞれ画像を形成し、最
後の画像形成部17で黒色(K)のトナー像を形成す
る。トナー像が表面に形成された転写材は、定着部18
で加熱されて、トナー像が転写材の表面に定着され、転
写材排出部19からカラー画像形成装置11の外部に排
出される。
【0028】本実施形態のカラー画像形成装置11で
は、複数の画像形成部14,15,16,17でそれぞ
れ形成されるトナー像を、一旦中間転写ベルト20上に
転写させ、転写材の表面にトナー像を形成している。す
なわち図7に示すカラー画像形成装置1のように、転写
像を直接画像形成部4,5,6,7の像担持体10に接
触させながら転写材上にトナー像を形成するのではな
く、一旦中間転写ベルト20上にトナー像を形成させて
から、転写部21で転写材上に中間転写ベルト20上か
らトナー像を再転写させる。
【0029】中間転写ベルト20から転写部21で転写
材上にトナー像を転写させるために、転写材供給部12
から供給される転写材は、レジストローラ22を経て転
写材搬送ベルト13上に供給される。レジストローラ2
2の直前に転写材が到着すると、転写材センサ23によ
って検出される。制御部24は、転写材センサ23によ
って転写材がレジストローラ22の直前まで到達してい
ることが検出されると、中間転写ベルト20上でトナー
像が形成されている部分が所定の位置に達した時点で、
レジストローラ22を制御して転写材を転写材搬送ベル
ト13上に供給する。転写材搬送ベルト13は、供給さ
れた転写材を転写部21の方向へ搬送し、転写材が転写
部21に到達した時点で、トナー像が形成されている中
間転写ベルト20も転写部21に到達し、中間転写ベル
ト20上のトナー像が転写材の表面に転写される。
【0030】中間転写ベルト20は、大略的に縦長の形
状に張架され、転写部21に設けられる転写ローラ25
によって押圧され、トナー像を転写すべき転写材の表面
と接触する。中間転写ベルト20の上部には、駆動ロー
ラ26が設けられ、中間転写ベルト20を一定の速度で
搬送するように駆動する。中間転写ベルト20が転写ロ
ーラ25から駆動ローラ26に搬送される経路に沿っ
て、画像形成部14,15,16,17が縦方向に配置
されている。中間転写ベルト20が転写部21の転写ロ
ーラ25から最初の画像形成部14に搬送される経路の
途中に、クリーニングユニット27が設けられ、転写部
21で転写材上に転写しなかったトナーなどを、中間転
写ベルト20の表面から除去する。
【0031】本実施形態のカラー画像形成装置11で
は、中間転写ベルト20に関連する搬送経路と、複数の
画像形成部14,15,16,17とを、画像形成ユニ
ット28としてまとめて、転写材搬送ベルト13などを
含む本体29と分離することができる。本実施形態の画
像形成ユニット28には、4色分の画像形成部14,1
5,16,17が設けられているけれども、単色用にし
たり、2色用にしたりあるいはさらに多色の画像形成部
を備えるような構成にしたりする仕様変更を、容易に行
うことができる。また、画像形成ユニット28を分離し
た状態の方が、各画像形成部14,15,16,17へ
の現像剤であるトナーの補給や、廃トナーの排出などの
メンテナンスを容易に行うことができる。また、画像形
成ユニット28が除去されている状態の方が、本体29
側のメンテナンスも容易に行うことができる。
【0032】本実施形態のカラー画像形成装置11で
も、各画像形成部14,15,16,17には、感光体
ドラムなどの像担持体30がそれぞれ設けられ、像担持
体30の表面にトナー像が一旦形成されてから、中間転
写ベルト20の表面に転写される。フルカラーモード印
刷時は、4つの画像形成部14,15,16,17に中
間転写ベルト20が接触しながら循環する必要があるけ
れども、画像形成部17のみを使用するモノクロ印刷時
には、他の画像形成部14,15,16の像担持体30
に中間転写ベルト20は接触しない方が好ましい。中間
転写ベルト20が画像形成部14,15,16の像担持
体30に接触すると、感光体ドラムなどの像担持体30
は中間転写ベルト20に同期して変位する必要があり、
クリーニングブレードなどと接触しているので、像担持
体の表面が摩耗したりクリーニングブレードが摩耗した
りする恐れがある。
【0033】本実施形態では、モノクロ印刷時に、押圧
ローラ31で中間転写ベルト20の表面を循環経路の外
側から押圧し、中間転写ベルト20が黒色トナー像を形
成する画像形成部17のみで像担持体30と接触するよ
うに、循環経路を仮想線で示すように変更することがで
きる。押圧機構32は、押圧部材である押圧ローラ31
を押圧して、中間転写ベルト20を元の循環経路の内側
に移動させることができる。押圧ローラ31が中間転写
ベルト20を循環経路の内側に移動させても、中間転写
ベルト20の周長が変わらないように、周長補正機構3
3が設けられている。押圧機構32が押圧ローラ31を
変位させると、周長補正機構33が連動する。押圧機構
32が作動すると、中間転写ベルト20は、クリーニン
グユニット27と駆動ローラ26との間で、押圧ローラ
31による押込み分だけ長くなるように張架されるよう
になる。これに対し、駆動ローラ26から転写部21の
転写ローラ25まで中間転写ベルト20が搬送される経
路側では、途中に周長補正機構33に従って変位する支
持ローラ34が設けられ、押圧機構32の作動によっ
て、支持ローラ34が内側に移動し、全体として中間転
写ベルト20に弛みが生じないように、周長を同一に保
つように補正している。また、各画像形成部14,1
5,16,17では、像担持体30と押えローラ35と
で中間転写ベルト20を挟むように構成されている。Y
MC三原色用の画像形成部14,15,16に設けられ
る押えローラ35は、支持部材36によって支持され
る。支持部材36は、押圧機構32による押圧ローラ3
1の変位に連動して、押えローラ35が像担持体30の
表面に中間転写ベルト20を押圧する位置から後退し、
中間転写ベルト20が画像形成部14,15,16の像
担持体30の表面から離れられるようにする。
【0034】なお、押圧ローラ31が中間転写ベルト2
0の表面を押圧する位置は、中間転写ベルト20の循環
経路に関し、クリーニングユニット27の下流側で、最
初の画像形成部14の上流側となる。押圧ローラ31
は、中間転写ベルト20の循環経路の外側から表面に接
触し、本実施形態では各画像形成部14,15,16,
17によって、中間転写ベルト20の外側の表面に現像
剤であるトナーの像が形成される。したがって、押圧ロ
ーラ31が中間転写ベルト20の表面を押圧する位置
は、トナーが中間転写ベルト20の表面に付着していな
い位置であり、押圧ローラ31の表面へのトナーの付着
を避けることができる。トナーが押圧ローラ31の表面
に付着すると、さらに中間転写ベルト20の表面に再付
着してしまい、中間転写ベルト20の表面を汚してしま
うことになる。本実施形態では、押圧ローラ31の位置
を適切に選定して、トナーによる汚れを避けることがで
きる。
【0035】本実施形態のカラー画像形成装置11で
は、たとえば名刺やカードなどの比較的小さな印刷用紙
を転写材として、中間転写ベルト20上に連続的に画像
を形成しながら、転写材供給部12から転写材を転写材
搬送ベルト13上に順次供給し、連続的な画像形成が可
能にしている。印刷効率を上げるため、中間転写ベルト
20の搬送速度などを高くすると、モノクロ印刷時には
使用しないカラー用の画像形成部14,15,16の像
担持体30などの消耗も激しくなる。本実施形態では、
押圧機構32によって押圧ローラ31を押圧して、モノ
クロ印刷時には中間転写ベルト20が使用しない画像形
成部14,15,16の像担持体30に接触しないよう
にするので、これらの像担持体30などの消耗を避ける
ことができる。
【0036】図2は、図1の各画像形成部14,15,
16,17の構成を示す。各画像形成部14,15,1
6,17には、像担持体30として、感光体ドラムが含
まれる。中間転写ベルト20は、像担持体30と押えロ
ーラ35との間で挟まれて像担持体30の表面に接触
し、像担持体30の表面に形成されるトナー像が転写さ
れる。中間転写ベルト20は、たとえば導電性のポリイ
ミドフィルムによって形成され、一定の電位が与えられ
る。像担持体30の表面は、光導電性物質によって覆わ
れ、帯電部37で一定の電位となるように帯電される。
発光ダイオード(LED)を複数個配列したLED露光
部38で像担持体30の表面を露光すると、光導電性で
光が照射されている部分の荷電が消失し、静電潜像が形
成される。現像剤ユニット39から、一定の電位に帯電
されている粉末状の現像剤であるトナーを供給すると、
像担持体30の表面には、静電潜像に対応したトナー像
が形成される。像担持体30の表面のトナー像は、中間
転写ベルト20に転写された後、残留分はクリーニング
部40によって除去される。現像ユニット39には、ト
ナーの供給部分に、像担持体30の表面に接触あるいは
所定の間隔をあけて非接触状態を保ちながらトナーの移
行による現像を行う現像ローラ39aが設けられてい
る。
【0037】図3は、図1の実施形態のカラー画像形成
装置11で、中間転写ベルト20の循環経路を変更する
押圧機構32に関連する構成を簡略化して示す。押圧機
構32は、中間転写ベルト20の表面を、中間転写ベル
ト20の循環経路の外側から押圧する押圧ローラ31を
備える。回転体としての押圧ローラ31は、たとえば金
属製である。押圧ローラ31は金属製で導電性を有する
ので、所定の電位が印加され、または接地される。前述
のように、中間転写ベルト20は導電性を有するので、
押圧ローラ31が導電性を有する金属製であり、かつ所
定の電位が印加されたり接地されたりしているので、中
間転写ベルト20にも所定の電位または接地電位を与え
ることができる。押圧機構32によって押圧ローラ31
を押込むと、図1に仮想線で示すように、押圧ローラ3
1とともに支持ローラ34や各押えローラ35も変位し
て、中間転写ベルト20の循環経路が変わる。
【0038】図4は、押圧ローラ31の押圧に伴う中間
転写ベルトの循環経路変更時に、中間転写ベルト20の
周長を変えないように補正する周長補正機構33の構成
の一例を概略的に示す。周長補正機構33は、先端アー
ム33a、基端アーム33bおよびピン33c,33d
を含む。先端アーム33aの基端および基端アーム33
bの先端は、ピン33cによって相互に揺動変位可能な
ように連結されている。さらに基端アーム33bの途中
は、ピン33dを中心として揺動変位可能に支持されて
いる。基端アーム33bの基端には、支持ローラ34が
取付けられている。ピン33dは、図1に示す画像形成
ユニット28に固定されている。
【0039】先端アーム33aの先端は、仮想線で示す
ように、押圧ローラ31によって中間転写ベルト20が
押圧されて循環経路が長くなるように変化すると、押圧
ローラ31とともに移動する部材によって押込まれる。
先端アーム33aと基端アーム33bとは、リンク機構
を形成しており、先端アーム33aの先端が押込まれる
と、先端アーム33aと基端アーム33bとの間でピン
33cを挟んでなす角度が小さくなるように変位し、ピ
ン33dを中心として基端アーム33bも仮想線で示す
ように変位する。基端アーム33bの変位に従って、支
持ローラ34の位置が変化し、中間転写ベルト20の循
環経路が短くなる。先端アーム33aの長さと基端アー
ム33bの長さとの比率、およびピン33dの位置など
を調整すれば、押圧ローラ31の押込みによる中間転写
ベルト20の循環経路の増加と、支持ローラ34の変位
による中間転写ベルト20の循環経路の減少とを均衡さ
せ、中間転写ベルトの周長が一定になるように補正する
ことができる。
【0040】周長補正機構33としては、以上説明した
ようなリンク機構等を用いて中間転写ベルト20の周長
を、循環経路変更時にも一定に保つように補正する構成
ばかりではなく、特開平10−221920号公報に開
示されている構成と同様に、中間転写ベルト20の張力
を一定に保つテンションローラ等を用いて、結果的に周
長を一定に保つようにすることもできる。
【0041】ただし、特開平10−221920号公報
に記載されている構成では、本実施形態の中間転写ベル
ト20に相当するベルト部材を循環経路の内側から外方
に押圧して循環経路を変化させ、全く押圧を行わない状
態では、ベルト部材はいずれの画像形成部にも接触しな
いようになる。したがって、フルカラーの画像形成時に
は、全ての画像形成部と接触するように押圧してベルト
部材の循環経路を変化させる必要があるけれども、ベル
ト部材に押圧に伴う変形が生じているので、フルカラー
画像形成のために各色のトナー像を重ね合せる位置精度
の確保が困難になってしまう。本実施形態では、フルカ
ラー画像形成の際の循環経路が中間転写ベルト20にと
って余分な変位を伴わない最も自然な状態となるので、
フルカラー画像形成のために各色のトナー像を重ね合せ
る位置精度を容易に確保することができる。
【0042】押圧ローラ31が実線で示すフルカラーの
印刷モードでの位置にあるとき、各押えローラ35は、
中間転写ベルト20を図1に示す各画像形成部14,1
5,16の像担持体30に押圧している。モノクロの印
刷モードでは、押圧ローラ31の押圧による中間転写ベ
ルト20の循環経路の変更を可能にするため、各押えロ
ーラ35が仮想線で示すように退避する必要がある。C
MYのトナー像を形成する画像形成部に対応して設けら
れている押えローラ35は、支持部材36によって支持
されているので、押圧ローラ31の押込み動作または周
長補正機構33の変形動作に機械的に連動して、仮想線
で示すように支持部材を変位させる。支持部材36の変
位は、中間転写ベルト20の循環経路変更時に、押えロ
ーラ35が中間転写ベルト20を画像形成部の像担持体
に接触させないようにするだけでよいので、機構を簡略
化することができる。支持部材36の変位は、機械的な
連動機構を用いないで、電磁力や流体圧を利用したアク
チュエータで行うこともできる。
【0043】図1を参照すれば、中間転写ベルト20全
体の周長を周長補正機構33によって一定に保つように
することは、押圧ローラ31の作動で転写ローラ25か
ら駆動ローラ26に至る側の循環経路が変化するとき
に、駆動ローラ26から転写ローラ25に至る側の周長
も逆方向に変化させることであることが判る。駆動ロー
ラ26によって駆動される中間転写ベルト20の周速
は、一定に保つことが好ましい。周速を一定に保つとき
に、中間転写ベルト20の循環経路が変れば、フルカラ
ーおよびモノクロの両方の印刷モードでトナー像を中間
転写ベルト20上に転写した後で、転写されたトナー像
が駆動ローラ26を経て転写ローラ25に移動する時間
が印刷モードに応じて変化する。制御部24は、転写材
を転写材搬送ベルト13上に供給するタイミングを印刷
モードに応じて補正する。制御部24によるタイミング
の補正によって、転写部21は、印刷モードが切換えら
れて中間ベルト20の循環経路が変化しても、転写材上
にトナー像を精度よく再転写することができる。
【0044】図5は、本発明の実施の他の形態の押圧ロ
ーラ41として、その表面の研磨層42で中間転写ベル
ト20の表面を研磨可能とする構成を示す。中間転写ベ
ルト20の表面には、トナーの外添剤として加えられる
シリカの微粉や、転写材として用いる印刷用紙から分離
した紙粉などが付着する恐れがある。これらの付着物
は、たとえば1μm以下の小さなものであるので、クリ
ーニングユニット27などとして用いられるブレードな
どでは、中間転写ベルト20の表面から除去することが
非常に困難である。研磨可能な押圧ローラ41を用いる
ことによって、微小な付着物も容易に中間転写ベルト2
0の表面から除去することができる。
【0045】図6は、本発明の実施のさらに他の形態と
しての押圧ローラ51を示す。本実施形態の押圧ローラ
51は、ゴムなどの弾性体や、さらに導電性を付与され
ている導電性弾性体によって形成される。本実施形態で
は、押圧ローラ51を弾性体または導電性弾性体によっ
て形成するので、中間転写ベルト20との接触部分での
押圧を円滑に行うことができる。さらに導電性弾性体を
用いれば、中間転写ベルト20に対して所定の電圧を印
加したり、接地電位に保ったりすることもできる。
【0046】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数の画
像形成手段で形成される現像剤の画像は、一旦中間転写
ベルト上に転写され、さらに画像を形成すべき転写材の
表面に一括して転写されるので、転写材が各画像形成手
段の像担持体に直接接触する必要はなく、中間転写ベル
トの循環経路を外側から押圧して変更するだけで、一部
の画像形成手段のみに中間転写ベルトが循環するよう
に、循環経路を切換えることができる。中間転写ベルト
を外側から押圧するだけで循環経路の変更を行うことが
できるので、画像形成手段自体を移動させたり、中間転
写ベルトの内側から押圧して循環経路を変えたりする場
合のような複雑な構成が不要となり、簡単な構成で効果
的に中間転写ベルトの循環経路を変更して、使用しない
画像形成手段での像担持体の消耗などを避けることがで
きる。さらに、フルカラー画像形成時には、中間転写ベ
ルトに余分な変形を与えないので、位置精度を向上させ
ることができる。
【0047】また本発明によれば、押圧部材が設けられ
る位置は、中間転写ベルトの循環経路に関し、最初の画
像形成手段よりは上流側となり、中間転写ベルトの表面
を清浄化するクリーニングユニットよりは下流側となる
ので、押圧部材が中間転写ベルトの表面を押圧して循環
経路を移動させる際に、現像剤の押圧部材への付着を有
効に防ぐことができる。
【0048】また本発明によれば、循環経路が変っても
周長補正機構によって中間転写ベルトの周長は同一に保
たれるので、中間転写ベルト上に形成される現像剤像を
転写材上に転写するために転写材を駆動するタイミング
を、フルカラー画像印刷時とモノクロ画像印刷時とで、
精度よく合わせることができる。また本発明によれば、
押圧部材が中間転写ベルトの表面を循環経路の外側から
押圧すると、中間転写ベルの周長は、画像形成手段が設
けられている側と画像形成手段によって現像剤の画像が
形成されてから転写手段に至る側とで逆方向に変化す
る。中間転写ベルトの周長が変化しても、転写手段に転
写材を供給するタイミングは制御手段によって調整され
るので、画像を形成する中間転写ベルト上の現像剤の画
像を転写手段に精度よく再転写することができる。
【0049】また本発明によれば、押圧部材で中間転写
ベルトの循環経路を変更する際に押圧する部分には回転
体が備えられるので、循環する中間転写ベルトの表面を
押圧しながら回転し、中間転写ベルトの表面を疵付けな
いように押圧することができる。
【0050】また本発明によれば、押圧部材で中間転写
ベルトの表面を押圧する回転体は金属製であるので、長
期間にわたって安定に押圧して、中間転写ベルトの循環
経路を移動させることができる。
【0051】また本発明によれば、中間転写ベルトの表
面を押圧する回転体は、中間転写ベルトの表面研磨が可
能であるので、中間転写ベルトの表面に付着する微細な
ごみなどを、確実に除去することができる。
【0052】また本発明によれば、中間転写ベルトの表
面を押圧する回転体は弾性体または導電性弾性体で形成
されるので、中間転写ベルトの表面に疵などを付けるこ
となく、確実に表面を押圧することができる。
【0053】また本発明によれば、押圧部材で中間転写
ベルトの表面を押圧する部分に所定の電圧を印加した
り、または接地したりするので、中間転写ベルトの押圧
部分の電位は安定し、画像形成手段から中間転写ベルト
への現像剤の画像の転写や、中間転写ベルトから転写材
表面への現像剤の画像の転写を、安定に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態としてのカラー画像形成装置1
1の概略的な構成を示す断面図である。
【図2】図1の画像形成部14,15,16,17の部
分的な構成を示す簡略化した断面図である。
【図3】図1で中間転写ベルト20の循環経路を変更す
る構成を示す簡略化した断面図である。
【図4】図1で中間転写ベルト20の循環経路変更時
に、周長変化を補正する構成を示す簡略化した断面図で
ある。
【図5】本発明の実施の他の形態として、中間転写ベル
ト20の循環経路を変更する構成を示す簡略化した断面
図である。
【図6】本発明の実施のさらに他の形態として、中間転
写ベルト20の循環経路を変更する構成を示す簡略化し
た断面図である。
【図7】従来のカラー画像形成装置1の概略的な構成を
示す断面図である。
【符号の説明】
11 カラー画像形成装置 12 転写材供給部 13 転写材搬送ベルト 14,15,16,17 画像形成部 18 定着部 19 転写材排出部 20 中間転写ベルト 21 転写部 24 制御部 25 転写ローラ 26 駆動ローラ 27 クリーニングユニット 28 画像形成ユニット 29 本体 30 像担持体 31,41,51 押圧ローラ 32 押圧機構 33 周長補正機構 34 支持ローラ 35 押えローラ 36 支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 後藤田 克彦 兵庫県神戸市西区伊川谷町布施畑567−1 ティー・アンド・エム株式会社内 (72)発明者 稲田 久信 兵庫県神戸市西区伊川谷町布施畑567−1 ティー・アンド・エム株式会社内 (72)発明者 庄司 進 兵庫県神戸市西区伊川谷町布施畑567−1 ティー・アンド・エム株式会社内 Fターム(参考) 2H027 DA38 EB04 EC20 ED17 ED24 EE02 EE07 EF09 FA28 2H030 AA01 AA06 AA07 AB02 AD03 AD05 AD16 BB42 BB44 BB46 BB53 2H032 AA05 BA09 BA19 BA23 BA30 CA01 CA12 CA13 9A001 JJ35 KK42

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体を備え、像担持体の表面を現像
    して現像剤による画像形成を行う画像形成手段を複数配
    列し、現像剤によって形成される画像を転写材の表面に
    転写させて定着させることによって、転写材表面に該複
    数色の現像剤を重ねたカラー画像を形成可能な画像形成
    装置において、 該複数全部の画像形成手段の像担持体に接触して循環す
    るように張架され、各像担持体から現像剤による画像を
    順次重なるように転写可能な中間転写ベルトと、 中間転写ベルトの循環経路に臨んで設けられ、中間転写
    ベルト上に転写された現像剤の画像を、転写材上に再転
    写させる転写手段と、中間転写ベルトの循環経路で中間
    転写ベルトが転写手段から最初の画像形成手段に移行す
    る途中の位置に臨んで設けられ、該循環経路の外側から
    該中間転写ベルトを押圧することによって、該中間転写
    ベルトの循環経路を移動させ、該中間転写ベルトと接触
    する画像形成手段の数を減少可能な押圧部材とを含むこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記中間転写ベルトの循環経路で、前記
    転写手段と前記押圧部材との間に設けられ、中間転写ベ
    ルトの表面を清浄化するクリーニングユニットをさらに
    含むことを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記中間転写ベルトの循環経路に臨ん
    で、前記押圧部材による中間転写ベルトの移動に連動し
    て転写手段までの周長の変化を補正し、中間転写ベルト
    全体の周長を同一に保つ周長補正機構をさらに含むこと
    を特徴とする請求項1または2記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記押圧部材による中間ベルトの循環経
    路の移動に応じて、前記現像剤の画像を再転写させため
    に転写材を転写手段に供給するタイミングを調整する制
    御を行う制御手段をさらに含むことを特徴とする請求項
    1〜3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記押圧部材は、前記中間転写ベルトの
    表面を押圧する部分に、回転体を備えることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記回転体は、金属製であることを特徴
    とする請求項5記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記回転体は、前記中転写ベルトの表面
    を研磨可能であることを特徴とする請求項5または6記
    載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記回転体は、弾性体または導電性弾性
    体で形成されることを特徴とする請求項5記載の画像形
    成装置。
  9. 【請求項9】 前記押圧部材で前記中間転写ベルトの表
    面を押圧する部分は、所定の電圧が印加、または接地さ
    れていることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記
    載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101314239B1 (ko) * 2006-11-13 2013-10-04 삼성전자주식회사 전사벨트 클리닝장치 및 이를 채용한 화상형성장치
JP2015055660A (ja) * 2013-09-10 2015-03-23 コニカミノルタ株式会社 画像形成装置

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