JP3592437B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー複写機、カラープリンタ、カラーファクシミリ等に応用されるカラー画像形成装置に関し、特に、複数の現像器と、カラートナー像を担持する中間転写体とを有する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の現像器と、カラートナー像を担持する中間転写体とを有する電子写真方式のカラー画像形成装置に関する従来技術としては、例えば、本出願人が先に出願公開した特開平6−289684号公報記載のカラー画像形成装置がある。この発明は、複数色の現像剤を担持搬送し、感光体に付与する複数色の現像ユニットと、感光体上の現像剤が転写されカラートナー像を担持する中間転写ベルトを備えたカラー画像形成装置において、中間転写ベルトに位置情報を知らせる複数個の位置情報部を形成し、この位置情報部を検出し感光体上に潜像形成を開始するための位置情報検出信号を得る位置情報検出手段を設け、前記感光体上に潜像形成を開始するのに使用した位置情報検出信号をもとに、位置情報の数をカウントし、次版の潜像形成開始までの判定を行う潜像形成開始判定手段を設けたものであり、これにより、プリントイネーブル状態から最小ウエイト時間でスタートさせ、プリント時間の短縮を図ることが可能となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来より電子写真法を適用して多色再現を可能にするカラー画像形成装置においては、色分解光像を感光体等の静電潜像担持体に露光し、形成された各潜像を夫々色分解光の補色のトナーで現像し、得られた複数のトナー像を同一の中間転写体上に重ね合わせて転写してカラー像を形成し、そのカラー像を静電転写により転写紙へ転写する方式のフルカラー複写機等の画像形成装置が知られている。尚、静電潜像担持体から中間転写体への転写を1次転写、中間転写体から転写紙への転写を2次転写という。
【0004】
一方、モノクロ複写機やモノクロプリンタにおいて、トナー像を感光体から転写紙へ静電転写するための転写部材として、転写紙の搬送性に優れる転写ローラ方式が知られている。前述のフルカラー複写機においても、中間転写体上のカラートナー像を転写紙へ静電転写するために、2次転写部材として転写ローラを用いることができる。この場合には、中間転写体上には複数の色のトナー像が順次感光体から転写されてくるため、その間は2次転写ローラの汚れ防止のため、転写ローラを中間転写体から離間させた位置に待避させ、2次転写を行うときには、転写ローラを転写紙を間に挾んで中間転写体と当接する位置に移動させる必要がある。
【0005】
ところで、このように2次転写部材(転写ローラ)を中間転写体に接離させると、中間転写体の駆動及びその駆動系が感光体ともつながっている場合には感光体の駆動にも影響を与え、もし1次転写中及び/または光書込中に2次転写部材(転写ローラ)の中間転写体への接離を行うと、画像上に横スジなどの不具合が発生してしまうことが発覚した。
【0006】
また、カラー像が中間転写体から転写紙上へ転写された後、100%はトナーが転写されず多少のトナーが中間転写体の表面に付着したままになっている。そこで、中間転写体に近接して設置されたクリーニング部材が中間転写体から付着しているトナーをクリーニングし、その付着していたトナーが次の画像を汚すことを防止している。
この場合には、中間転写体上には複数の色のトナー像が順次感光体から転写されてくるため、その間は中間転写体上のトナー像を保持していなければならないので、クリーニング部材を中間転写体から離間させた位置に待避させ、クリーニングを行うときには、クリーニング部材を中間転写体と当接する位置に移動させる必要がある。このようなカラー画像形成装置が、特開平2−18591号公報に開示されている。すなわち、上記公報記載の技術では、位置決め装置によって清掃ブレードを転写媒体から離れた位置にロックし、ソレノイドを介してロック解除、ロックを制御することにより、清掃ブレードによる転写媒体の損傷を防止している。
【0007】
ところで、このようにクリーニング部材を中間転写体に接離させると、中間転写体の駆動及びその駆動系が感光体ともつながっている場合には感光体の駆動にも影響を与え、もし1次転写中及び/または光書込中にクリーニング部材の中間転写体への接離を行うと、画像上に横スジなどの不具合が発生してしまうことが発覚した。
【0008】
本発明は上記不具合に鑑みてなされたものであって、その解決しようとする課題は以下の通りである。
発明は、連続プリント時の光書込中及び1次転写中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないようにして、中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与えることを防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生することを防止しつつ、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできるカラー画像形成装置を提供することを課題
(目的)としている。
また、本発明は、連続プリント時の、少なくとも光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないようにして、中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与えることを防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生することを防止し、さらに1次転写中においても最大限中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与えることを防止して、画像上に横スジなどの不具合の発生を防止し、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできるカラー画像形成装置を提供することを課題
(目的)としている。
さらに本発明は、連続プリント時の光書込中及び1次転写中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないようにして、中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与えることを防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生することを防止しつつ、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできるカラー画像形成装置を提供することを課題
(目的)としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、第1の手段は、静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー画像形成装置において、前記中間転写体の周長を、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離との和より長く構成し、カラー画像の連続プリント時、前記中間転写体上の1つの位置情報を基準として、中間転写体4回転毎に1プリント出力する構成とした。
【0010】
第2の手段は、静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー画像形成装置において、前記中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1つの位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写体上に重ねて担持する画像形成装置であって、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離との和を、中間転写体周長より長く、かつ中間転写体周長と隣接する位置情報間距離との和より短く構成し、カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写体上の基準となる位置情報を1つ遅らせて、中間転写体4回転+位置情報間距離毎に1プリント出力する構成とした(請求項1)
【0011】
第3の手段は、静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー画像形成装置において、前記中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1つの位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写体上に重ねて担持する画像形成装置であって、カラーまたは単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする中間転写体上の位置情報を選択する構成とした。
【0012】
第4の手段は、第3の手段のカラー画像形成装置において、選択する位置情報は、出力する転写紙のサイズの1次転写終了後の最初の位置情報とする構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】
図1は本発明に関わる画像形成装置の一構成例を示すフルカラープリンタの概略構成図である。
図1のプリンタにおいて、静電潜像担持体であるベルト状の感光体(感光体ベルト)1は帯電チャージャ4により一様に帯電された後、レーザ光源、回転多面鏡等の光偏向器、各種レンズ、ミラー等からなるレーザ光学装置5により画像情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像情報である。感光体ベルト1上に形成された静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シアンのカラートナーを収容した3個の現像手段(各色現像器)を有する回転型カラー現像装置6及び、このカラー現像装置6とは別に設けてある黒のトナーを収容した現像手段である黒現像器7とにより各々所定のイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、感光体ベルト1上に各色毎の画像が形成される。
【0015】
前記カラー現像装置6及び黒現像器7は各々所定の位置で前記感光体ベルト1と近接あるいは接触する各現像ローラを備え、感光体ベルト1上の潜像を非接触現像あるいは接触現像により顕像化する機能を有している。
【0016】
図1において符号10は中間転写体たる中間転写ベルトであり、該中間転写ベルト10は回動ローラ11,12の間に架設され、回動ローラの駆動により図中矢印B方向に回動される。
感光体ベルト1は、回動ローラ2,3の間に架設され、回動ローラの駆動により図中矢印A方向に回動され、感光体ベルト1上に形成された各色画像は、感光体ベルト1と同期して図中矢印B方向に回動する中間転写ベルト10上に、イエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の単色毎に、中間転写ベルト10内に設けられた1次転写バイアスブラシ13に適正な電圧が印加されることにより、順次重ね転写(1次転写)される。中間転写ベルト10上に重ね合わされたイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、給紙カセット8から給紙ローラ9a、レジストローラ9bを経て転写部へ搬送された転写紙上に転写ローラ14により一括転写(2次転写)される。転写終了後、転写紙は定着装置18により定着されてフルカラー画像が完成する。
【0017】
図中符号15は感光体ベルト1表面を清掃するクリーニングブレード15Aを含む廃棄トナー回収容器、16は中間転写ベルト10のクリーニング装置であり、該クリーニング装置16のクリーニング部材(クリーニングブレード等)16Aは、画像形成中には中間転写ベルト10の表面より離間した位置に保たれ、トナー像の紙転写後のクリーニング時のみ図示のように中間転写ベルト10の表面に圧接されるように、図示しない接離機構が設けられている。
【0018】
図2は本発明のカラー画像形成装置に関わる現像装置の実施例を示すものである。
上述の感光体ベルト1の近傍には、本発明に係るカラー現像装置としての回転型(リボルバー型、ロータリー型とも言う)の現像装置6及び、カラー現像装置6とは別に設けてある黒現像器7が配置されている。この回転型現像装置6においては、回転体を形成するケーシング20が回転中心Oを中心に回転自在に設けられ、ケーシング20は図示を省略した駆動機構により矢印C方向に回転される。また、上記ケーシング20は現像装置を3分割するような形状を成し、これにより、イエロー、マゼンタ、シアンの各色現像器22−Y,M,Cが形成されている。
【0019】
図3は、カラー現像装置6内の一つの現像器22Yが現像位置にある状態を示しており、図4はその一つの現像器22Yのみを拡大して示した図である。各現像器22−Y,M,Cには、現像剤搬送部材としての円筒状の現像ローラ23−Y,M,Cが設けられている。この各現像ローラ23−Y,M,Cは、上記ケーシング20に設けられた開口部からその一部が外部に露出するように配置され、色情報に同期してケーシング20が図中矢印C方向に回転して、色情報に対応する色の現像ローラで静電潜像を現像する。
【0020】
本構成例のカラー現像装置6は、非磁性一成分現像剤を用いた現像装置で、各現像器22−Y,M,C内には、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のトナーが収納され、回転中心Oを中心に選択的に現像位置に回転して、順次感光体ベルト1上に形成された静電潜像を現像する。そして感光体ベルト1上に形成された各現像像(各色トナー像)は、上述のように中間転写ベルト10上に順次重ね合わせて転写され、この後、中間転写ベルト10上の複数色のトナー像を転写紙上に一括転写することにより、フルカラー画像が形成される。
【0021】
尚、図4にはイエロー現像器22Yの構成のみを示すが、マゼンタ、シアンの各色現像器22−M,Cの構成も同じである。現像ローラ23Y(M,C)は、感光体ベルト1との対向位置において、感光体ベルト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方向(図中矢印A方向)と同方向に回転するように図中矢印D方向に回転される。現像ローラ23Y(M,C)の近傍には、発泡ポリウレタン等の弾性体からなる供給ローラ31Y(M,C)が設けられており摺擦部において現像ローラ23Y(M,C)と摺擦し、かつ摺擦部において両ローラの移動方向が同方向になるように、現像ローラ23Y(M,C)はD方向に回転し、供給ローラ31Y(M,C)は現像ローラと所定の線速比をもってE方向に回転するように設けられている。また、ユニット内には、厚さ0.1mm程度のステンレス薄板やまたはウレタンゴム等の弾性体からなる薄層ブレード32Y(M,C)が、その一端が現像ローラ23Y(M,C)に接するように設けられている。さらに現像器のユニット内のトナー搬送スペース34Y(M,C)には、図示しないトナー収容部からユニット内にトナーを供給するための第1のトナー搬送部材(コイルスクリュー等)33Y(M,C)が設けられており、また、ユニット内の余剰トナーをトナー収容部へ回収する第2のトナー搬送部材(コイルスクリュー等)35Y(M,C)が設けられており、これら第1、第2のトナー搬送部材でトナーを循環している。
【0022】
次に図2,3に示すように、黒現像器7は現像容器41内に黒トナーを内包したタイプの現像器で、トナーエンド時が現像器の寿命交換とする、いわゆる現像カートリッジとして一体的に形成された現像器である。この黒現像器7も、カラー現像装置6の各現像器22−Y,M,Cと同様に現像ローラ23が感光体ベルト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方向(図中矢印A方向)と同方向に回転するように、感光体ベルト1に対向して配設される。また、現像ローラ23の上方には、発泡ポリウレタン等の弾性体からなる供給ローラ31が配設され摺擦部において現像ローラ23と摺擦し、かつ摺擦部において現像ローラ23と同方向に移動するように、所定の線速比をもって回転するように設けられている。さらに、現像容器41内には、厚さ0.1mm程度のステンレス薄板やまたはウレタンゴム等の弾性体からなる薄層ブレード32が、その一端が現像ローラ23に接するように設けられている。現像容器41内には、薄層ブレード32近傍のトナーを撹拌する複数の羽根状部を有するパドル42が設けられ、また、供給ローラ31及び現像ローラ23側にトナーを搬送し撹拌する第1のアジテータ43と第2のアジテータ44が設けられている。
尚、黒現像器7は図示しない加圧手段により、感光体ベルト1から離間する方向に加圧されており、カム45の回転により、現像ローラ23が感光体ベルト1に対して接離されるようになっている。
【0023】
以上、本発明に関わるカラー画像形成装置の一構成例をフルカラープリンタを例に上げて説明したが、以下に、本発明によるカラー画像形成装置の実施例について説明する。
【0024】
【実施例】
まず、第1の手段を実施したカラー画像形成装置について図5に基づいて説明する。
図5に示すフルカラープリンタの構成は基本的には図1と同様の構成であり、同符号を付したものは同様の構成部材であるが、本実施例では図5に示すように、中間転写ベルト10の長さが図1の構成のものより長くなっており、さらに、中間転写ベルト10の周長を、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体である感光体ベルト1上の書込位置から1次転写位置までの距離との和より長く構成するように、感光体ベルト廻りに、光書込位置5Aと1次転写バイアスブラシ13が配置されている。
【0025】
具体例としては、中間転写ベルト10の周長を442.1mmとし、出力可能な最大転写紙長をA4縦の297mmとし、感光体ベルト1上の光書込位置5Aから1次転写位置までの距離を128.1mmとして、その和を425.1mmとした。このように構成することにより、中間転写ベルト10が1周する前に、光書込開始から1次転写までが完全に終了することができる。従って、1次転写工程と次の版の光書込工程が時間的に重なることなく、1次転写終了後、次の版の光書込までに時間的な隙間が存在することになる。この時間的な隙間に、2次転写ローラ14の中間転写ベルト10への接離及び、中間転写ベルトクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接離を実行することができる。そして、中間転写ベルト10上の1つの位置情報46を基準として、中間転写ベルト4回転毎に1プリント出力することによって、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0026】
ここで、図6に第1の手段のカラー画像形成装置のタイミングチャートの概略を示し、その動作について説明する。
図5,6において、まず感光体ベルト1の駆動が行われ、それと同時に帯電チャージャ4により帯電が行われる。次に、レーザ光学装置5により露光工程(光書込)が行われ、感光体ベルト1上にイエローの静電潜像が形成される。その静電潜像が現像位置に移動してくると、イエロー現像器22Yにより現像が行われる。そのトナー像は、1次転写バイアスブラシ13によるバイアス印加により、中間転写ベルト10に転写される。次に、カラー現像装置6が回転駆動機構により回転し、マゼンタ現像器22Mが感光体ベルト1上の現像位置に対向する。さらに中間転写ベルト10上のトナー像に同期するようにレーザ光学装置5による露光工程(光書込)が行われ、感光体ベルト1上にマゼンタの静電潜像が形成され、その静電潜像が現像位置に移動してくるのと同期して現像が行われる。そして、マゼンタトナー像は同様に1次転写バイアスブラシ13によるバイアス印加により、中間転写ベルト10上に重ね転写される。尚、ここまでの工程は、図6中の第3版のシアンと同様であり、図6では第1,2版の画像形成工程の図示を省略している。
【0027】
次に図6に示すように、シアンの潜像形成、現像及びシアントナー像の1次転写が行われる。シアン現像後、カラー現像装置6は回転駆動機構により回転し、いずれの現像器も感光体ベルト1と対向しない基準位置に停止される。最後に、中間転写ベルト10上のトナー像に同期するように黒の静電潜像が形成され、その静電潜像が現像位置に移動してくるのと同期して、黒現像器7がカム45の回転により感光体ベルト1上の現像位置に移動し、黒現像が行われる。そして黒トナー像も同様に中間転写ベルト10上に重ね転写される。
黒トナー像の1次転写が全て終了後、2次転写ローラ14が中間転写ベルト10から待避した位置から中間転写ベルト10との接触位置へ転写紙を挾むように移動し、2次転写が行われる。それと同時に、中間転写ベルトのクリーニング装置16のクリーニング部材(クリーニングブレード等)16Aが中間転写ベルト10へ接触し、クリーニングが行われる。
【0028】
本タイミングチャートは連続プリント時であり、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写が全て終了後、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込が行われる。図6のように本実施例のカラー画像形成装置では、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作は、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行われる。
【0029】
このように2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行うことにより、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生することがない。
また、次のプリントの第1版(イエロー)トナー像の1次転写が全て終了後、次のプリントの第2版(マゼンタ)の光書込が行われる。図6のように本実施例のカラー画像形成装置では、2次転写ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作は、次のプリントの第2版(マゼンタ)の光書込開始以前に行われる。
【0030】
このように、2次転写ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作を、次のプリントの第1版(イエロー)の1次転写終了後でかつ次のプリントの第2版(マゼンタ)の光書込開始以前に行うことにより、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生することがない。
そして、中間転写ベルト10上の1つの位置情報46を基準として、中間転写ベルト10の4回転毎に1プリント出力することによって、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0031】
次に、第2の手段を実施したカラー画像形成装置について図7に基づいて説明する。
図7に示すフルカラープリンタの構成は基本的には図1と同様の構成であり、同符号を付したものは同様の構成部材であるが、本実施例では図7に示すように、中間転写ベルト10上に複数の位置情報(例えば、中間転写ベルトの周方向に等間隔に設置されたマーク等)46を有し、その中の1つの位置情報を基準として(例えば、その基準となる位置情報を反射型フォトセンサ等の位置情報検出手段で検出して)、複数色のトナー像を中間転写ベルト10上に重ねて担持する画像形成装置であって、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体である感光体ベルト1上の光書込位置5Aから1次転写位置までの距離との和を、中間転写ベルト10の周長より長く、かつ中間転写ベルト周長と隣接する位置情報間距離との和より短く構成している。
【0032】
具体的には、出力可能な最大転写紙長をA4縦の297mmとし、感光体ベルト1上の光書込位置5Aから1次転写位置(1次転写バイアスブラシ13位置)までの距離を128.1mmとして、その和を425.1mmとし、中間転写ベルト10の周長を393mmとし、中間転写ベルト10上に8つの位置情報46を等間隔に設けているので、中間転写ベルト10の周長と隣接する位置情報間距離49.1mmとの和を442.1mmとした。そして、カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写ベルト上の基準となる位置情報を1つ遅らせて、中間転写ベルト4回転+位置情報間距離毎に、1プリント出力するのである。
【0033】
ここで、図8に第2の手段のカラー画像形成装置のタイミングチャートの概略を示す。尚、図8のタイミングチャートでは、第1,第2版(イエロー,マゼンタ)の画像形成動作部分を省略し、第3版(シアン)の光書込からの動作を示している。また、図中上部の逆三角印が、作像プロセスの基準とする中間転写ベルト上の位置情報を示している。
【0034】
図8に示すように、本実施例では、カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写ベルト10上の基準となる位置情報46を1つ遅らせて中間転写ベルト4回転+位置情報間距離毎に、1プリント出力するので、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写工程と、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程とが時間的に重なることがない。
また、図8のように本実施例のカラー画像形成装置では、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作は、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写が全て終了後でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行われる。
【0035】
このように、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行うことにより、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生することがない。
【0036】
また、2次転写ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作は、少なくとも、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程終了後で、次のプリントの第2版(マゼンタ)の光書込開始以前に行われる。
すなわち、2次転写ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作による、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動への影響は、光書込工程に与える影響が大きく、1次転写工程に与える影響は小さいので、少なくとも光書込工程と時間的に重なることを回避しているのである。
【0037】
このように構成することにより、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作による、光書込工程及び1次転写工程中の、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動への影響を無くすことができ、かつ2次転写ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作による、光書込中の、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動への影響を無くすことができると共に、その条件において、中間転写ベルト周長を最も短くできるので、その結果、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0038】
次に、第3の手段の発明を実施したカラー画像形成装置について図7に基づいて説明する。
本実施例では図7に示すように、中間転写ベルト10上に複数の位置情報(例えば、中間転写ベルトの周方向に等間隔に設置されたマーク等)46を有し、その中の1つの位置情報を基準として(例えば、その基準となる位置情報を反射型フォトセンサ等の位置情報検出手段で検出して)、複数色のトナー像を中間転写ベルト10上に重ねて担持する画像形成装置であって、カラー画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする中間転写ベルト上の位置情報を選択する。
【0039】
具体的には、中間転写ベルト10上に8つの位置情報46を等間隔に設け、ハガキサイズ(長さ148mm)の出力を行う場合には、次のプリントの作像プロセスの基準(光書込開始)とする中間転写ベルト10上の位置情報として、前プリントの作像プロセスの基準(光書込開始)としていた中間転写ベルト10上の位置情報より、2つ手前の位置情報を選択する。
【0040】
ここで、図9に第3の手段のカラー画像形成装置のタイミングチャートの概略を示す。尚、図9のタイミングチャートでは、第1,第2版(イエロー,マゼンタ)の画像形成動作部分を省略し、第3版(シアン)の光書込からの動作を示している。また、図中上部の逆三角印が、作像プロセスの基準とする中間転写ベルト上の位置情報を示している。
【0041】
図9に示すように、ハガキサイズのカラー画像の連続プリント時、次のプリントの作像プロセスの基準(光書込開始)とする中間転写ベルト上の位置情報として、前プリントの作像プロセスの基準(光書込開始)としていた中間転写ベルト10上の位置情報より、2つ手前の位置情報を選択する。
このことによって、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写工程と、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程とが時間的に重なることなく、また最小限になる。そこで、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行うことにより、前プリントの1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生することがない。そして、次のプリントの作像プロセスの開始を、位置情報間距離の2倍分早めることができるので、その結果、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0042】
次に、第4の手段のカラー画像形成装置のタイミングチャートの概略についても、図9に基づいて説明する。
図9のように、ハガキサイズのカラー画像の連続プリント時、前プリントの第4版(黒)の光書込工程終了直後に、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作を行い、その後の最初の中間転写ベルト10上の位置情報を次のプリントの作像プロセスの基準(光書込開始)とする。このことによって、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写工程と、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程とが時間的に重なることなく、また最小限になる。そこで、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前に行うことにより、前プリントの1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生することがない。そして、次のプリントの作像プロセスの開始を、位置情報間距離の2倍早めることができるので、その結果、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0043】
以上の実施例の説明においては、出力可能な最大転写紙長をA4縦の297mmとしたが、出力可能な最大転写紙長をA3縦としたカラー画像形成装置においては、A4縦297mmの変わりにA3縦420mmを適用すれば、同様の装置構成及びタイミング制御を適用でき、同様の作用効果を達成できる。
また、中間転写ベルト上にA4横のトナー像を2面担持することも可能であり、この場合には、A4縦297mmの代わりに、A4横210mm×2+紙間(例えば40mmとする)=460mmを適用すれば、同様の装置構成及びタイミング制御を適用でき、同様の作用効果を達成できる。
【0044】
また、第3の手段及び第4の手段においては、カラー画像形成時だけでなく、単色画像の連続プリント時も同様に、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする中間転写ベルト上の位置情報を選択することができる。
さらに実施例では、出力可能とする最大転写紙の長さをA4縦とし、出力する転写紙のサイズを、ハガキサイズ(148mm)として説明したが、最大転写紙サイズをA3縦やA4横210mm×2+紙間(例えば40mmとする)=460mmとし、出力する転写紙のサイズをA4横、B5縦など小さいサイズを適宜適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、第1の手段のカラー画像形成装置においては、中間転写体の周長を、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離との和より長く構成し、カラー画像の連続プリント時、中間転写体上の1つの位置情報を基準として、中間転写体4回転毎に1プリント出力するので、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動に影響を与えることが防止され、画像上に横スジなどの不具合が発生することがなく、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0046】
第2の手段(請求項1)のカラー画像形成装置においては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離との和を、中間転写体周長より長く、かつ中間転写体周長と隣接する位置情報間距離との和より短く構成し、カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写体上の基準となる位置情報を1つ遅らせて、中間転写体4回転+位置情報間距離毎に1プリント出力するので、少なくとも光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがなく、また1次転写中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触動作することがないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動への影響による画像上の横スジなどの不具合が発生することを最小限にとどめ、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0047】
第3の手段のカラー画像形成装置においては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、カラーまたは単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする中間転写体上の位置情報を選択するので、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動に影響を与えることが防止され、画像上に横スジなどの不具合が発生することがなく、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0048】
第4の手段のカラー画像形成装置においては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、カラーまたは単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする中間転写体上の位置情報として、出力する転写紙のサイズの1次転写終了後の最初の位置情報を選択するので、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間動作することがないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動に影響を与えることが防止され、画像上に横スジなどの不具合が発生することがなく、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるカラー画像形成装置の一構成例を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すカラー画像形成装置のカラー現像装置(回転型現像装置)及び黒現像器の一例を示す概略構成図であり、各現像器が待機位置にある状態を示す図である。
【図3】図1に示すカラー画像形成装置のカラー現像装置(回転型現像装置)及び黒現像器の一例を示す概略構成図であり、カラー現像装置内の1つの現像器が現像位置に来たときの状態を示す図である。
【図4】図1乃至3に示す回転型現像装置内の1つの現像器の構成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の概略構成図である。
【図6】図5に示す構成のカラー画像形成装置の画像形成動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の別の実施例を示すカラー画像形成装置の概略構成図である。
【図8】図7に示す構成のカラー画像形成装置の画像形成動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図9】図7に示す構成のカラー画像形成装置の画像形成動作の別の例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1:感光体ベルト(静電潜像担持体)
2,3:感光体ベルト回動ローラ
4:帯電チャージャ
5:レーザ光学装置
5A:光書込位置
6:カラー現像装置(回転型現像装置)
7:黒現像器
8:給紙カセット
9a:給紙ローラ
9b:レジストローラ
10:中間転写ベルト(中間転写体)
11,12:中間転写ベルト回動ローラ
13:1次転写バイアスブラシ
14:転写ローラ
15:廃棄トナー回収容器
15A:クリーニングブレード
16:中間転写ベルトのクリーニング装置
16A:クリーニング部材(クリーニングブレード等)
18:定着装置
20:ケーシング
22−Y,M,C:各色の現像器
23,23−Y,M,C:現像ローラ
31,31Y(M,C):供給ローラ
32,32Y(M,C):薄層ブレード
33Y(M,C):第1のトナー搬送部材
34Y(M,C):トナー搬送スペース
35Y(M,C):第2のトナー搬送部材
41:現像容器
42:パドル
43:第1のアジテータ
44:第2のアジテータ
45:カム
46:位置情報

Claims (1)

  1. 静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー画像形成装置において、
    前記中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1つの位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写体上に重ねて担持する画像形成装置であって、
    出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離との和を、中間転写体周長より長く、かつ中間転写体周長と隣接する位置情報間距離との和より短く構成し、
    カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写体上の基準となる位置情報を1つ遅らせて、中間転写体4回転+位置情報間距離毎に1プリント出力することを特徴とするカラー画像形成装置。
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