JPH09297449A - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JPH09297449A
JPH09297449A JP8112630A JP11263096A JPH09297449A JP H09297449 A JPH09297449 A JP H09297449A JP 8112630 A JP8112630 A JP 8112630A JP 11263096 A JP11263096 A JP 11263096A JP H09297449 A JPH09297449 A JP H09297449A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像上に横スジなどの不具合が発生することを
防止しつつ、最も効率良く連続時の単位時間当たりのプ
リント枚数を多くできるカラー画像形成装置を提供す
る。 【解決手段】本発明は、感光体1と、感光体上に形成さ
れた潜像を現像する複数の現像器7,22−Y,M,C
と、感光体上に形成された各色毎のトナー像が順次重ね
て1次転写される中間転写体10と、中間転写体上のト
ナー像を転写紙上に2次転写するための転写部材14
と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニングするた
めのクリーニング部材16Aを有するカラー画像形成装
置において、中間転写体10の周長を、出力可能とする
最大転写紙の長さと、感光体上の書込位置5Aから1次
転写位置までの距離との和より長く構成し、カラー画像
の連続プリント時、中間転写体上の1つの位置情報46
を基準として、中間転写体4回転毎に1プリント出力す
る構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー複写機、カ
ラープリンタ、カラーファクシミリ等に応用されるカラ
ー画像形成装置に関し、特に、複数の現像器と、カラー
トナー像を担持する中間転写体とを有する電子写真方式
のカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複数の現像器と、カラートナー像を担持
する中間転写体とを有する電子写真方式のカラー画像形
成装置に関する従来技術としては、例えば、本出願人が
先に出願公開した特開平6−289684号公報記載の
カラー画像形成装置がある。この発明は、複数色の現像
剤を担持搬送し、感光体に付与する複数色の現像ユニッ
トと、感光体上の現像剤が転写されカラートナー像を担
持する中間転写ベルトを備えたカラー画像形成装置にお
いて、中間転写ベルトに位置情報を知らせる複数個の位
置情報部を形成し、この位置情報部を検出し感光体上に
潜像形成を開始するための位置情報検出信号を得る位置
情報検出手段を設け、前記感光体上に潜像形成を開始す
るのに使用した位置情報検出信号をもとに、位置情報の
数をカウントし、次版の潜像形成開始までの判定を行う
潜像形成開始判定手段を設けたものであり、これによ
り、プリントイネーブル状態から最小ウエイト時間でス
タートさせ、プリント時間の短縮を図ることが可能とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来より電子写真法を
適用して多色再現を可能にするカラー画像形成装置にお
いては、色分解光像を感光体等の静電潜像担持体に露光
し、形成された各潜像を夫々色分解光の補色のトナーで
現像し、得られた複数のトナー像を同一の中間転写体上
に重ね合わせて転写してカラー像を形成し、そのカラー
像を静電転写により転写紙へ転写する方式のフルカラー
複写機等の画像形成装置が知られている。尚、静電潜像
担持体から中間転写体への転写を1次転写、中間転写体
から転写紙への転写を2次転写という。
【0004】一方、モノクロ複写機やモノクロプリンタ
において、トナー像を感光体から転写紙へ静電転写する
ための転写部材として、転写紙の搬送性に優れる転写ロ
ーラ方式が知られている。前述のフルカラー複写機にお
いても、中間転写体上のカラートナー像を転写紙へ静電
転写するために、2次転写部材として転写ローラを用い
ることができる。この場合には、中間転写体上には複数
の色のトナー像が順次感光体から転写されてくるため、
その間は2次転写ローラの汚れ防止のため、転写ローラ
を中間転写体から離間させた位置に待避させ、2次転写
を行うときには、転写ローラを転写紙を間に挾んで中間
転写体と当接する位置に移動させる必要がある。
【0005】ところで、このように2次転写部材(転写
ローラ)を中間転写体に接離させると、中間転写体の駆
動及びその駆動系が感光体ともつながっている場合には
感光体の駆動にも影響を与え、もし1次転写中及び/ま
たは光書込中に2次転写部材(転写ローラ)の中間転写
体への接離を行うと、画像上に横スジなどの不具合が発
生してしまうことが発覚した。
【0006】また、カラー像が中間転写体から転写紙上
へ転写された後、100%はトナーが転写されず多少の
トナーが中間転写体の表面に付着したままになってい
る。そこで、中間転写体に近接して設置されたクリーニ
ング部材が中間転写体から付着しているトナーをクリー
ニングし、その付着していたトナーが次の画像を汚すこ
とを防止している。この場合には、中間転写体上には複
数の色のトナー像が順次感光体から転写されてくるた
め、その間は中間転写体上のトナー像を保持していなけ
ればならないので、クリーニング部材を中間転写体から
離間させた位置に待避させ、クリーニングを行うときに
は、クリーニング部材を中間転写体と当接する位置に移
動させる必要がある。このようなカラー画像形成装置
が、特開平2−18591号公報に開示されている。す
なわち、上記公報記載の技術では、位置決め装置によっ
て清掃ブレードを転写媒体から離れた位置にロックし、
ソレノイドを介してロック解除、ロックを制御すること
により、清掃ブレードによる転写媒体の損傷を防止して
いる。
【0007】ところで、このようにクリーニング部材を
中間転写体に接離させると、中間転写体の駆動及びその
駆動系が感光体ともつながっている場合には感光体の駆
動にも影響を与え、もし1次転写中及び/または光書込
中にクリーニング部材の中間転写体への接離を行うと、
画像上に横スジなどの不具合が発生してしまうことが発
覚した。
【0008】本発明は上記不具合に鑑みてなされたもの
であって、その解決しようとする課題は以下の通りであ
る。請求項1記載の発明は、連続プリント時の光書込中
及び1次転写中に、2次転写部材やクリーニング部材が
中間転写体に接触・離間動作することがないようにし
て、中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与
えることを防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生
することを防止しつつ、最も効率良く連続時のプリント
枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできるカ
ラー画像形成装置を提供することを課題(目的)として
いる。請求項2記載の発明は、連続プリント時の、少な
くとも光書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が
中間転写体に接触・離間動作することがないようにし
て、中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与
えることを防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生
することを防止し、さらに1次転写中においても最大限
中間転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与える
ことを防止して、画像上に横スジなどの不具合の発生を
防止し、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間
当たりのプリント枚数)を多くできるカラー画像形成装
置を提供することを課題(目的)としている。請求項3
及び4記載の発明は、連続プリント時の光書込中及び1
次転写中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転
写体に接触・離間動作することがないようにして、中間
転写ベルト及び感光体ベルトの駆動に影響を与えること
を防止し、画像上に横スジなどの不具合が発生すること
を防止しつつ、最も効率良く連続時のプリント枚数(単
位時間当たりのプリント枚数)を多くできるカラー画像
形成装置を提供することを課題(目的)としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、静電潜像担持体と、該静電
潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異なった色の
トナーにより現像する複数の現像器と、静電潜像担持体
上に形成された各色毎のトナー像が順次転写(1次転
写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持する中間転
写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上に転写す
る2次転写工程を行うための、中間転写体に接離可能な
転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをクリーニン
グするための、中間転写体に接離可能なクリーニング部
材を有するカラー画像形成装置において、前記中間転写
体の周長を、出力可能とする最大転写紙の長さと、静電
潜像担持体上の書込位置から1次転写位置までの距離と
の和より長く構成し、カラー画像の連続プリント時、前
記中間転写体上の1つの位置情報を基準として、中間転
写体4回転毎に1プリント出力する構成とした。
【0010】請求項2記載の発明は、静電潜像担持体
と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異
なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電
潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写
(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持す
る中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上
に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接
離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをク
リーニングするための、中間転写体に接離可能なクリー
ニング部材を有するカラー画像形成装置において、前記
中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1つの
位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写体上
に重ねて担持する画像形成装置であって、出力可能とす
る最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位置か
ら1次転写位置までの距離との和を、中間転写体周長よ
り長く、かつ中間転写体周長と隣接する位置情報間距離
との和より短く構成し、カラー画像の連続プリント時、
1プリント毎に中間転写体上の基準となる位置情報を1
つ遅らせて、中間転写体4回転+位置情報間距離毎に1
プリント出力する構成とした。
【0011】請求項3記載の発明は、静電潜像担持体
と、該静電潜像担持体上に形成された潜像をそれぞれ異
なった色のトナーにより現像する複数の現像器と、静電
潜像担持体上に形成された各色毎のトナー像が順次転写
(1次転写)され該複数の色のトナー像を重ねて担持す
る中間転写体と、該中間転写体上のトナー像を転写紙上
に転写する2次転写工程を行うための、中間転写体に接
離可能な転写部材と、中間転写体上の転写残トナーをク
リーニングするための、中間転写体に接離可能なクリー
ニング部材を有するカラー画像形成装置において、前記
中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1つの
位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写体上
に重ねて担持する画像形成装置であって、カラーまたは
単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイズに
応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準とす
る中間転写体上の位置情報を選択する構成とした。
【0012】請求項4記載の発明は、請求項3記載のカ
ラー画像形成装置において、選択する位置情報は、出力
する転写紙のサイズの1次転写終了後の最初の位置情報
とする構成とした。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図示
の実施例に基づいて詳細に説明する。
【0014】図1は本発明に関わる画像形成装置の一構
成例を示すフルカラープリンタの概略構成図である。図
1のプリンタにおいて、静電潜像担持体であるベルト状
の感光体(感光体ベルト)1は帯電チャージャ4により
一様に帯電された後、レーザ光源、回転多面鏡等の光偏
向器、各種レンズ、ミラー等からなるレーザ光学装置5
により画像情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像
が形成される。ここで、露光する画像情報は所望のフル
カラー画像をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色
情報に分解した単色の画像情報である。感光体ベルト1
上に形成された静電潜像は、イエロー、マゼンタ、シア
ンのカラートナーを収容した3個の現像手段(各色現像
器)を有する回転型カラー現像装置6及び、このカラー
現像装置6とは別に設けてある黒のトナーを収容した現
像手段である黒現像器7とにより各々所定のイエロー、
マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現像され、感光体ベ
ルト1上に各色毎の画像が形成される。
【0015】前記カラー現像装置6及び黒現像器7は各
々所定の位置で前記感光体ベルト1と近接あるいは接触
する各現像ローラを備え、感光体ベルト1上の潜像を非
接触現像あるいは接触現像により顕像化する機能を有し
ている。
【0016】図1において符号10は中間転写体たる中
間転写ベルトであり、該中間転写ベルト10は回動ロー
ラ11,12の間に架設され、回動ローラの駆動により
図中矢印B方向に回動される。感光体ベルト1は、回動
ローラ2,3の間に架設され、回動ローラの駆動により
図中矢印A方向に回動され、感光体ベルト1上に形成さ
れた各色画像は、感光体ベルト1と同期して図中矢印B
方向に回動する中間転写ベルト10上に、イエロー、マ
ゼンタ、シアン、及び黒の単色毎に、中間転写ベルト1
0内に設けられた1次転写バイアスブラシ13に適正な
電圧が印加されることにより、順次重ね転写(1次転
写)される。中間転写ベルト10上に重ね合わされたイ
エロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、給紙カセ
ット8から給紙ローラ9a、レジストローラ9bを経て
転写部へ搬送された転写紙上に転写ローラ14により一
括転写(2次転写)される。転写終了後、転写紙は定着
装置18により定着されてフルカラー画像が完成する。
【0017】図中符号15は感光体ベルト1表面を清掃
するクリーニングブレード15Aを含む廃棄トナー回収
容器、16は中間転写ベルト10のクリーニング装置で
あり、該クリーニング装置16のクリーニング部材(ク
リーニングブレード等)16Aは、画像形成中には中間
転写ベルト10の表面より離間した位置に保たれ、トナ
ー像の紙転写後のクリーニング時のみ図示のように中間
転写ベルト10の表面に圧接されるように、図示しない
接離機構が設けられている。
【0018】図2は本発明のカラー画像形成装置に関わ
る現像装置の実施例を示すものである。上述の感光体ベ
ルト1の近傍には、本発明に係るカラー現像装置として
の回転型(リボルバー型、ロータリー型とも言う)の現
像装置6及び、カラー現像装置6とは別に設けてある黒
現像器7が配置されている。この回転型現像装置6にお
いては、回転体を形成するケーシング20が回転中心O
を中心に回転自在に設けられ、ケーシング20は図示を
省略した駆動機構により矢印C方向に回転される。ま
た、上記ケーシング20は現像装置を3分割するような
形状を成し、これにより、イエロー、マゼンタ、シアン
の各色現像器22−Y,M,Cが形成されている。
【0019】図3は、カラー現像装置6内の一つの現像
器22Yが現像位置にある状態を示しており、図4はそ
の一つの現像器22Yのみを拡大して示した図である。
各現像器22−Y,M,Cには、現像剤搬送部材として
の円筒状の現像ローラ23−Y,M,Cが設けられてい
る。この各現像ローラ23−Y,M,Cは、上記ケーシ
ング20に設けられた開口部からその一部が外部に露出
するように配置され、色情報に同期してケーシング20
が図中矢印C方向に回転して、色情報に対応する色の現
像ローラで静電潜像を現像する。
【0020】本構成例のカラー現像装置6は、非磁性一
成分現像剤を用いた現像装置で、各現像器22−Y,
M,C内には、イエロー、マゼンタ、シアンの各色のト
ナーが収納され、回転中心Oを中心に選択的に現像位置
に回転して、順次感光体ベルト1上に形成された静電潜
像を現像する。そして感光体ベルト1上に形成された各
現像像(各色トナー像)は、上述のように中間転写ベル
ト10上に順次重ね合わせて転写され、この後、中間転
写ベルト10上の複数色のトナー像を転写紙上に一括転
写することにより、フルカラー画像が形成される。
【0021】尚、図4にはイエロー現像器22Yの構成
のみを示すが、マゼンタ、シアンの各色現像器22−
M,Cの構成も同じである。現像ローラ23Y(M,
C)は、感光体ベルト1との対向位置において、感光体
ベルト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動
方向(図中矢印A方向)と同方向に回転するように図中
矢印D方向に回転される。現像ローラ23Y(M,C)
の近傍には、発泡ポリウレタン等の弾性体からなる供給
ローラ31Y(M,C)が設けられており摺擦部におい
て現像ローラ23Y(M,C)と摺擦し、かつ摺擦部に
おいて両ローラの移動方向が同方向になるように、現像
ローラ23Y(M,C)はD方向に回転し、供給ローラ
31Y(M,C)は現像ローラと所定の線速比をもって
E方向に回転するように設けられている。また、ユニッ
ト内には、厚さ0.1mm程度のステンレス薄板やまた
はウレタンゴム等の弾性体からなる薄層ブレード32Y
(M,C)が、その一端が現像ローラ23Y(M,C)
に接するように設けられている。さらに現像器のユニッ
ト内のトナー搬送スペース34Y(M,C)には、図示
しないトナー収容部からユニット内にトナーを供給する
ための第1のトナー搬送部材(コイルスクリュー等)3
3Y(M,C)が設けられており、また、ユニット内の
余剰トナーをトナー収容部へ回収する第2のトナー搬送
部材(コイルスクリュー等)35Y(M,C)が設けら
れており、これら第1、第2のトナー搬送部材でトナー
を循環している。
【0022】次に図2,3に示すように、黒現像器7は
現像容器41内に黒トナーを内包したタイプの現像器
で、トナーエンド時が現像器の寿命交換とする、いわゆ
る現像カートリッジとして一体的に形成された現像器で
ある。この黒現像器7も、カラー現像装置6の各現像器
22−Y,M,Cと同様に現像ローラ23が感光体ベル
ト1と所定の線速比をもって感光体ベルト1の移動方向
(図中矢印A方向)と同方向に回転するように、感光体
ベルト1に対向して配設される。また、現像ローラ23
の上方には、発泡ポリウレタン等の弾性体からなる供給
ローラ31が配設され摺擦部において現像ローラ23と
摺擦し、かつ摺擦部において現像ローラ23と同方向に
移動するように、所定の線速比をもって回転するように
設けられている。さらに、現像容器41内には、厚さ
0.1mm程度のステンレス薄板やまたはウレタンゴム
等の弾性体からなる薄層ブレード32が、その一端が現
像ローラ23に接するように設けられている。現像容器
41内には、薄層ブレード32近傍のトナーを撹拌する
複数の羽根状部を有するパドル42が設けられ、また、
供給ローラ31及び現像ローラ23側にトナーを搬送し
撹拌する第1のアジテータ43と第2のアジテータ44
が設けられている。尚、黒現像器7は図示しない加圧手
段により、感光体ベルト1から離間する方向に加圧され
ており、カム45の回転により、現像ローラ23が感光
体ベルト1に対して接離されるようになっている。
【0023】以上、本発明に関わるカラー画像形成装置
の一構成例をフルカラープリンタを例に上げて説明した
が、以下に、本発明によるカラー画像形成装置の実施例
について説明する。
【0024】
【実施例】まず、請求項1記載の発明を実施したカラー
画像形成装置について図5に基づいて説明する。図5に
示すフルカラープリンタの構成は基本的には図1と同様
の構成であり、同符号を付したものは同様の構成部材で
あるが、本実施例では図5に示すように、中間転写ベル
ト10の長さが図1の構成のものより長くなっており、
さらに、中間転写ベルト10の周長を、出力可能とする
最大転写紙の長さと、静電潜像担持体である感光体ベル
ト1上の書込位置から1次転写位置までの距離との和よ
り長く構成するように、感光体ベルト廻りに、光書込位
置5Aと1次転写バイアスブラシ13が配置されてい
る。
【0025】具体例としては、中間転写ベルト10の周
長を442.1mmとし、出力可能な最大転写紙長をA
4縦の297mmとし、感光体ベルト1上の光書込位置
5Aから1次転写位置までの距離を128.1mmとし
て、その和を425.1mmとした。このように構成す
ることにより、中間転写ベルト10が1周する前に、光
書込開始から1次転写までが完全に終了することができ
る。従って、1次転写工程と次の版の光書込工程が時間
的に重なることなく、1次転写終了後、次の版の光書込
までに時間的な隙間が存在することになる。この時間的
な隙間に、2次転写ローラ14の中間転写ベルト10へ
の接離及び、中間転写ベルトクリーニング部材16Aの
中間転写ベルト10への接離を実行することができる。
そして、中間転写ベルト10上の1つの位置情報46を
基準として、中間転写ベルト4回転毎に1プリント出力
することによって、最も効率良く連続時のプリント枚数
(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0026】ここで、図6に請求項1記載のカラー画像
形成装置のタイミングチャートの概略を示し、その動作
について説明する。図5,6において、まず感光体ベル
ト1の駆動が行われ、それと同時に帯電チャージャ4に
より帯電が行われる。次に、レーザ光学装置5により露
光工程(光書込)が行われ、感光体ベルト1上にイエロ
ーの静電潜像が形成される。その静電潜像が現像位置に
移動してくると、イエロー現像器22Yにより現像が行
われる。そのトナー像は、1次転写バイアスブラシ13
によるバイアス印加により、中間転写ベルト10に転写
される。次に、カラー現像装置6が回転駆動機構により
回転し、マゼンタ現像器22Mが感光体ベルト1上の現
像位置に対向する。さらに中間転写ベルト10上のトナ
ー像に同期するようにレーザ光学装置5による露光工程
(光書込)が行われ、感光体ベルト1上にマゼンタの静
電潜像が形成され、その静電潜像が現像位置に移動して
くるのと同期して現像が行われる。そして、マゼンタト
ナー像は同様に1次転写バイアスブラシ13によるバイ
アス印加により、中間転写ベルト10上に重ね転写され
る。尚、ここまでの工程は、図6中の第3版のシアンと
同様であり、図6では第1,2版の画像形成工程の図示
を省略している。
【0027】次に図6に示すように、シアンの潜像形
成、現像及びシアントナー像の1次転写が行われる。シ
アン現像後、カラー現像装置6は回転駆動機構により回
転し、いずれの現像器も感光体ベルト1と対向しない基
準位置に停止される。最後に、中間転写ベルト10上の
トナー像に同期するように黒の静電潜像が形成され、そ
の静電潜像が現像位置に移動してくるのと同期して、黒
現像器7がカム45の回転により感光体ベルト1上の現
像位置に移動し、黒現像が行われる。そして黒トナー像
も同様に中間転写ベルト10上に重ね転写される。黒ト
ナー像の1次転写が全て終了後、2次転写ローラ14が
中間転写ベルト10から待避した位置から中間転写ベル
ト10との接触位置へ転写紙を挾むように移動し、2次
転写が行われる。それと同時に、中間転写ベルトのクリ
ーニング装置16のクリーニング部材(クリーニングブ
レード等)16Aが中間転写ベルト10へ接触し、クリ
ーニングが行われる。
【0028】本タイミングチャートは連続プリント時で
あり、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写が
全て終了後、次のプリントの第1版(イエロー)の光書
込が行われる。図6のように本実施例のカラー画像形成
装置では、2次転写ローラ14の接触動作及び中間転写
ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベルト
10への接触動作は、次のプリントの第1版(イエロ
ー)の光書込開始以前に行われる。
【0029】このように2次転写ローラ14の接触動作
及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中
間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後でか
つ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以前
に行うことにより、1次転写中及び次のプリントの光書
込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動
に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不具
合が発生することがない。また、次のプリントの第1版
(イエロー)トナー像の1次転写が全て終了後、次のプ
リントの第2版(マゼンタ)の光書込が行われる。図6
のように本実施例のカラー画像形成装置では、2次転写
ローラ14の離間動作及び中間転写ベルト10のクリー
ニング部材16Aの中間転写ベルト10からの離間動作
は、次のプリントの第2版(マゼンタ)の光書込開始以
前に行われる。
【0030】このように、2次転写ローラ14の離間動
作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの
中間転写ベルト10からの離間動作を、次のプリントの
第1版(イエロー)の1次転写終了後でかつ次のプリン
トの第2版(マゼンタ)の光書込開始以前に行うことに
より、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間
転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与え
ることがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生する
ことがない。そして、中間転写ベルト10上の1つの位
置情報46を基準として、中間転写ベルト10の4回転
毎に1プリント出力することによって、最も効率良く連
続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)
を多くできる。
【0031】次に、請求項2記載の発明を実施したカラ
ー画像形成装置について図7に基づいて説明する。図7
に示すフルカラープリンタの構成は基本的には図1と同
様の構成であり、同符号を付したものは同様の構成部材
であるが、本実施例では図7に示すように、中間転写ベ
ルト10上に複数の位置情報(例えば、中間転写ベルト
の周方向に等間隔に設置されたマーク等)46を有し、
その中の1つの位置情報を基準として(例えば、その基
準となる位置情報を反射型フォトセンサ等の位置情報検
出手段で検出して)、複数色のトナー像を中間転写ベル
ト10上に重ねて担持する画像形成装置であって、出力
可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体である
感光体ベルト1上の光書込位置5Aから1次転写位置ま
での距離との和を、中間転写ベルト10の周長より長
く、かつ中間転写ベルト周長と隣接する位置情報間距離
との和より短く構成している。
【0032】具体的には、出力可能な最大転写紙長をA
4縦の297mmとし、感光体ベルト1上の光書込位置
5Aから1次転写位置(1次転写バイアスブラシ13位
置)までの距離を128.1mmとして、その和を42
5.1mmとし、中間転写ベルト10の周長を393m
mとし、中間転写ベルト10上に8つの位置情報46を
等間隔に設けているので、中間転写ベルト10の周長と
隣接する位置情報間距離49.1mmとの和を442.
1mmとした。そして、カラー画像の連続プリント時、
1プリント毎に中間転写ベルト上の基準となる位置情報
を1つ遅らせて、中間転写ベルト4回転+位置情報間距
離毎に、1プリント出力するのである。
【0033】ここで、図8に請求項2記載のカラー画像
形成装置のタイミングチャートの概略を示す。尚、図8
のタイミングチャートでは、第1,第2版(イエロー,
マゼンタ)の画像形成動作部分を省略し、第3版(シア
ン)の光書込からの動作を示している。また、図中上部
の逆三角印が、作像プロセスの基準とする中間転写ベル
ト上の位置情報を示している。
【0034】図8に示すように、本実施例では、カラー
画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写ベルト
10上の基準となる位置情報46を1つ遅らせて中間転
写ベルト4回転+位置情報間距離毎に、1プリント出力
するので、前プリントの第4版(黒)トナー像の1次転
写工程と、次のプリントの第1版(イエロー)の光書込
工程とが時間的に重なることがない。また、図8のよう
に本実施例のカラー画像形成装置では、2次転写ローラ
14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリーニング
部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作は、前プ
リントの第4版(黒)トナー像の1次転写が全て終了後
でかつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始
以前に行われる。
【0035】このように、2次転写ローラ14の接触動
作及び中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの
中間転写ベルト10への接触動作を、1次転写終了後で
かつ次のプリントの第1版(イエロー)の光書込開始以
前に行うことにより、1次転写中及び次のプリントの光
書込中に、中間転写ベルト10及び感光体ベルト1の駆
動に影響を与えることがなく、画像上に横スジなどの不
具合が発生することがない。
【0036】また、2次転写ローラ14の離間動作及び
中間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転
写ベルト10からの離間動作は、少なくとも、次のプリ
ントの第1版(イエロー)の光書込工程終了後で、次の
プリントの第2版(マゼンタ)の光書込開始以前に行わ
れる。すなわち、2次転写ローラ14の離間動作及び中
間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写
ベルト10からの離間動作による、中間転写ベルト10
及び感光体ベルト1の駆動への影響は、光書込工程に与
える影響が大きく、1次転写工程に与える影響は小さい
ので、少なくとも光書込工程と時間的に重なることを回
避しているのである。
【0037】このように構成することにより、2次転写
ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のクリー
ニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動作に
よる、光書込工程及び1次転写工程中の、中間転写ベル
ト10及び感光体ベルト1の駆動への影響を無くすこと
ができ、かつ2次転写ローラ14の離間動作及び中間転
写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写ベル
ト10からの離間動作による、光書込中の、中間転写ベ
ルト10及び感光体ベルト1の駆動への影響を無くすこ
とができると共に、その条件において、中間転写ベルト
周長を最も短くできるので、その結果、最も効率良く連
続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)
を多くできる。
【0038】次に、請求項3記載の発明を実施したカラ
ー画像形成装置について図7に基づいて説明する。本実
施例では図7に示すように、中間転写ベルト10上に複
数の位置情報(例えば、中間転写ベルトの周方向に等間
隔に設置されたマーク等)46を有し、その中の1つの
位置情報を基準として(例えば、その基準となる位置情
報を反射型フォトセンサ等の位置情報検出手段で検出し
て)、複数色のトナー像を中間転写ベルト10上に重ね
て担持する画像形成装置であって、カラー画像の連続プ
リント時、出力する転写紙のサイズに応じて、その次の
プリントの、作像プロセスの基準とする中間転写ベルト
上の位置情報を選択する。
【0039】具体的には、中間転写ベルト10上に8つ
の位置情報46を等間隔に設け、ハガキサイズ(長さ1
48mm)の出力を行う場合には、次のプリントの作像
プロセスの基準(光書込開始)とする中間転写ベルト1
0上の位置情報として、前プリントの作像プロセスの基
準(光書込開始)としていた中間転写ベルト10上の位
置情報より、2つ手前の位置情報を選択する。
【0040】ここで、図9に請求項3記載のカラー画像
形成装置のタイミングチャートの概略を示す。尚、図9
のタイミングチャートでは、第1,第2版(イエロー,
マゼンタ)の画像形成動作部分を省略し、第3版(シア
ン)の光書込からの動作を示している。また、図中上部
の逆三角印が、作像プロセスの基準とする中間転写ベル
ト上の位置情報を示している。
【0041】図9に示すように、ハガキサイズのカラー
画像の連続プリント時、次のプリントの作像プロセスの
基準(光書込開始)とする中間転写ベルト上の位置情報
として、前プリントの作像プロセスの基準(光書込開
始)としていた中間転写ベルト10上の位置情報より、
2つ手前の位置情報を選択する。このことによって、前
プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写工程と、次
のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程とが時間
的に重なることなく、また最小限になる。そこで、2次
転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のク
リーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動
作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イ
エロー)の光書込開始以前に行うことにより、前プリン
トの1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転
写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与える
ことがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生するこ
とがない。そして、次のプリントの作像プロセスの開始
を、位置情報間距離の2倍分早めることができるので、
その結果、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時
間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0042】次に、請求項4記載のカラー画像形成装置
のタイミングチャートの概略についても、図9に基づい
て説明する。図9のように、ハガキサイズのカラー画像
の連続プリント時、前プリントの第4版(黒)の光書込
工程終了直後に、2次転写ローラ14の接触動作及び中
間転写ベルト10のクリーニング部材16Aの中間転写
ベルト10への接触動作を行い、その後の最初の中間転
写ベルト10上の位置情報を次のプリントの作像プロセ
スの基準(光書込開始)とする。このことによって、前
プリントの第4版(黒)トナー像の1次転写工程と、次
のプリントの第1版(イエロー)の光書込工程とが時間
的に重なることなく、また最小限になる。そこで、2次
転写ローラ14の接触動作及び中間転写ベルト10のク
リーニング部材16Aの中間転写ベルト10への接触動
作を、1次転写終了後でかつ次のプリントの第1版(イ
エロー)の光書込開始以前に行うことにより、前プリン
トの1次転写中及び次のプリントの光書込中に、中間転
写ベルト10及び感光体ベルト1の駆動に影響を与える
ことがなく、画像上に横スジなどの不具合が発生するこ
とがない。そして、次のプリントの作像プロセスの開始
を、位置情報間距離の2倍早めることができるので、そ
の結果、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間
当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0043】以上の実施例の説明においては、出力可能
な最大転写紙長をA4縦の297mmとしたが、出力可
能な最大転写紙長をA3縦としたカラー画像形成装置に
おいては、A4縦297mmの変わりにA3縦420m
mを適用すれば、同様の装置構成及びタイミング制御を
適用でき、同様の作用効果を達成できる。また、中間転
写ベルト上にA4横のトナー像を2面担持することも可
能であり、この場合には、A4縦297mmの代わり
に、A4横210mm×2+紙間(例えば40mmとす
る)=460mmを適用すれば、同様の装置構成及びタ
イミング制御を適用でき、同様の作用効果を達成でき
る。
【0044】また、請求項3及び4においては、カラー
画像形成時だけでなく、単色画像の連続プリント時も同
様に、その次のプリントの、作像プロセスの基準とする
中間転写ベルト上の位置情報を選択することができる。
さらに実施例では、出力可能とする最大転写紙の長さを
A4縦とし、出力する転写紙のサイズを、ハガキサイズ
(148mm)として説明したが、最大転写紙サイズを
A3縦やA4横210mm×2+紙間(例えば40mm
とする)=460mmとし、出力する転写紙のサイズを
A4横、B5縦など小さいサイズを適宜適用することが
できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のカ
ラー画像形成装置においては、中間転写体の周長を、出
力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の
書込位置から1次転写位置までの距離との和より長く構
成し、カラー画像の連続プリント時、中間転写体上の1
つの位置情報を基準として、中間転写体4回転毎に1プ
リント出力するので、1次転写中及び次のプリントの光
書込中に、2次転写部材やクリーニング部材が中間転写
体に接触・離間動作することがないので、中間転写体及
び静電潜像担持体の駆動に影響を与えることが防止さ
れ、画像上に横スジなどの不具合が発生することがな
く、最も効率良く連続時のプリント枚数(単位時間当た
りのプリント枚数)を多くできる。
【0046】請求項2記載のカラー画像形成装置におい
ては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、出力可能
とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上の書込位
置から1次転写位置までの距離との和を、中間転写体周
長より長く、かつ中間転写体周長と隣接する位置情報間
距離との和より短く構成し、カラー画像の連続プリント
時、1プリント毎に中間転写体上の基準となる位置情報
を1つ遅らせて、中間転写体4回転+位置情報間距離毎
に1プリント出力するので、少なくとも光書込中に、2
次転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離
間動作することがなく、また1次転写中に、2次転写部
材やクリーニング部材が中間転写体に接触動作すること
がないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動への
影響による画像上の横スジなどの不具合が発生すること
を最小限にとどめ、最も効率良く連続時のプリント枚数
(単位時間当たりのプリント枚数)を多くできる。
【0047】請求項3記載のカラー画像形成装置におい
ては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、カラーま
たは単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイ
ズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準
とする中間転写体上の位置情報を選択するので、1次転
写中及び次のプリントの光書込中に、2次転写部材やク
リーニング部材が中間転写体に接触・離間動作すること
がないので、中間転写体及び静電潜像担持体の駆動に影
響を与えることが防止され、画像上に横スジなどの不具
合が発生することがなく、最も効率良く連続時のプリン
ト枚数(単位時間当たりのプリント枚数)を多くでき
る。
【0048】請求項4記載のカラー画像形成装置におい
ては、中間転写体上に複数の位置情報を有し、カラーま
たは単色画像の連続プリント時、出力する転写紙のサイ
ズに応じて、その次のプリントの、作像プロセスの基準
とする中間転写体上の位置情報として、出力する転写紙
のサイズの1次転写終了後の最初の位置情報を選択する
ので、1次転写中及び次のプリントの光書込中に、2次
転写部材やクリーニング部材が中間転写体に接触・離間
動作することがないので、中間転写体及び静電潜像担持
体の駆動に影響を与えることが防止され、画像上に横ス
ジなどの不具合が発生することがなく、最も効率良く連
続時のプリント枚数(単位時間当たりのプリント枚数)
を多くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に関わるカラー画像形成装置の一構成例
を示す概略構成図である。
【図2】図1に示すカラー画像形成装置のカラー現像装
置(回転型現像装置)及び黒現像器の一例を示す概略構
成図であり、各現像器が待機位置にある状態を示す図で
ある。
【図3】図1に示すカラー画像形成装置のカラー現像装
置(回転型現像装置)及び黒現像器の一例を示す概略構
成図であり、カラー現像装置内の1つの現像器が現像位
置に来たときの状態を示す図である。
【図4】図1乃至3に示す回転型現像装置内の1つの現
像器の構成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例を示すカラー画像形成装置の
概略構成図である。
【図6】図5に示す構成のカラー画像形成装置の画像形
成動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図7】本発明の別の実施例を示すカラー画像形成装置
の概略構成図である。
【図8】図7に示す構成のカラー画像形成装置の画像形
成動作の一例を示すタイミングチャートである。
【図9】図7に示す構成のカラー画像形成装置の画像形
成動作の別の例を示すタイミングチャートである。
【符号の説明】
1:感光体ベルト(静電潜像担持体) 2,3:感光体ベルト回動ローラ 4:帯電チャージャ 5:レーザ光学装置 5A:光書込位置 6:カラー現像装置(回転型現像装置) 7:黒現像器 8:給紙カセット 9a:給紙ローラ 9b:レジストローラ 10:中間転写ベルト(中間転写体) 11,12:中間転写ベルト回動ローラ 13:1次転写バイアスブラシ 14:転写ローラ 15:廃棄トナー回収容器 15A:クリーニングブレード 16:中間転写ベルトのクリーニング装置 16A:クリーニング部材(クリーニングブレード等) 18:定着装置 20:ケーシング 22−Y,M,C:各色の現像器 23,23−Y,M,C:現像ローラ 31,31Y(M,C):供給ローラ 32,32Y(M,C):薄層ブレード 33Y(M,C):第1のトナー搬送部材 34Y(M,C):トナー搬送スペース 35Y(M,C):第2のトナー搬送部材 41:現像容器 42:パドル 43:第1のアジテータ 44:第2のアジテータ 45:カム 46:位置情報

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に
    形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現
    像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された
    各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の
    色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転
    写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を
    行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間
    転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中
    間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー
    画像形成装置において、 前記中間転写体の周長を、出力可能とする最大転写紙の
    長さと、静電潜像担持体上の書込位置から1次転写位置
    までの距離との和より長く構成し、 カラー画像の連続プリント時、前記中間転写体上の1つ
    の位置情報を基準として、中間転写体4回転毎に1プリ
    ント出力することを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に
    形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現
    像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された
    各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の
    色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転
    写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を
    行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間
    転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中
    間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー
    画像形成装置において、 前記中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1
    つの位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写
    体上に重ねて担持する画像形成装置であって、 出力可能とする最大転写紙の長さと、静電潜像担持体上
    の書込位置から1次転写位置までの距離との和を、中間
    転写体周長より長く、かつ中間転写体周長と隣接する位
    置情報間距離との和より短く構成し、 カラー画像の連続プリント時、1プリント毎に中間転写
    体上の基準となる位置情報を1つ遅らせて、中間転写体
    4回転+位置情報間距離毎に1プリント出力することを
    特徴とするカラー画像形成装置。
  3. 【請求項3】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体上に
    形成された潜像をそれぞれ異なった色のトナーにより現
    像する複数の現像器と、静電潜像担持体上に形成された
    各色毎のトナー像が順次転写(1次転写)され該複数の
    色のトナー像を重ねて担持する中間転写体と、該中間転
    写体上のトナー像を転写紙上に転写する2次転写工程を
    行うための、中間転写体に接離可能な転写部材と、中間
    転写体上の転写残トナーをクリーニングするための、中
    間転写体に接離可能なクリーニング部材を有するカラー
    画像形成装置において、 前記中間転写体上に複数の位置情報を有し、その中の1
    つの位置情報を基準として複数色のトナー像を中間転写
    体上に重ねて担持する画像形成装置であって、 カラーまたは単色画像の連続プリント時、出力する転写
    紙のサイズに応じて、その次のプリントの、作像プロセ
    スの基準とする中間転写体上の位置情報を選択すること
    を特徴とするカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のカラー画像形成装置におい
    て、選択する位置情報は、出力する転写紙のサイズの1
    次転写終了後の最初の位置情報とすることを特徴とする
    カラー画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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