JP3582593B2 - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、ファクシミリ、プリンター等の画像形成装置及び画像形成方法に係り、詳しくは、像担持体上のトナー像を転写しうる中間転写体と、該像担持体上のトナー像を中間転写体上に転写する転写手段とを備えた画像形成装置及び画像形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような中間転写体を用いた画像形成装置としては、例えば像担持体上に順次形成される互いに色の異なるトナー像を、順次中間転写体上に転写して重ね合わせた後に、中間転写体から紙などの転写材に一括して転写するカラー画像形成装置が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記中間転写体を備えた画像形成装置において転写材の両面に画像形成を行う場合、一度装置外に排出された転写材を再度手差しトレイや給紙カセットにセットする方法、反転・両面トレイをオプションでとりつける方法などが考えられる。しかしながら、上記転写材を再度手差しトレイなどにセットする方法では操作性が悪く、画像の天地を間違いやすいという不具合があった。また、上記反転・両面トレイを用いた方法ではコストが高く、特にフルカラー画像形成時には転写材上のトナー量が増加して転写材がカールしやすく、複雑な搬送経路をとった場合に転写材のジャムなどのトラブルを起こしやすい。また、これらの方法をフルカラー画像形成装置に採用しようとすると、定着装置でオイルを使用するために一旦定着装置を通過した転写材に含有するオイルの給紙、中間転写体への悪影響の危険性が高い。
【0004】
なお、中間転写体を備えた画像形成装置であって反転手段を用いずに転写材の両面に多色画像を形成するものとしては、従来より、像担持体及び中間転写体の表面に多色のトナー像を重ね合わせて形成し、この両トナー像を像担持体と中間転写体との間に搬送されてきた転写材に転写するものが知られている。しかしながら、この種の画像形成装置では像担持体上にトナー像を重ね合わせるために一成分系現像剤を用いた非接触現像方式が採用されるので、中間調の画像の再現性が悪いなど画像品質が劣るという不具合がある。
【0005】
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的とするところは、転写材の反転手段を設けることなく、転写材の表面、裏面または両面に高画質の多色画像を自在に形成することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、像担持体上のトナー像を転写しうるベルト状の第1の中間転写体と、該像担持体上のトナー像を第1の中間転写体上に転写する第1の転写手段とを備えた画像形成装置であって、転写材を搬送可能で、且つ第1の中間転写体上のトナー像を転写しうるベルト状の第2の中間転写体と、第1の中間転写体上のトナー像を第2の中間転写体で搬送されている転写材の表面、又は第2の中間転写体上に転写するように、第2の中間転写体を間に挟んで第1の中間転写体とは反対側に配置した転写バイアスローラと、第2の中間転写体上のトナー像を第2の中間転写体で搬送されている転写材の裏面に転写する第3の転写手段とを設け、第2の中間転写体の電気抵抗が第1の中間転写体の電気抵抗よりも大きく、第2の中間転写体は、第1の中間転写体との接触位置及び転写バイアスローラとの接触位置を経由して直線的に移動する張架部を形成するように2つの支持ローラに支持され、第3の転写手段は、第2の中間転写体の張架部の移動方向の最下流側で第2の中間転写体を支持する支持ローラに対向するように設けたことを特徴とするものである。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第3の転写手段として、非接触型の転写手段を用いたことを特徴とするものである。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1の画像形成装置において、上記第2の中間転写体のトナー像が転写される表面が無端移動面であり、第2の中間転写体の表面をクリーニングするクリーニングユニットを設けたことを特徴とするものである。
【0009】
請求項4の発明は、像担持体に形成した裏面用のトナー像をベルト状の第1の中間転写体に転写し、第1の中間転写体よりも電気抵抗が大きいベルト状の第2の中間転写体の、2つの支持ローラに支持されて直線的に移動する張架部で、第2の中間転写体を間に挟んで第1の中間転写体とは反対側に配置した転写バイアスローラにより、第1の中間転写体上の該裏面用のトナー像を第2の中間転写体に転写し、該像担持体に形成した表面用のトナー像を第1の中間転写体に転写し、該転写バイアスローラにより、第1の中間転写体上の該表面用のトナー像を、第2の中間転写体の張架部で搬送されている転写材の表面に転写し、第2の中間転写体の張架部の移動方向の最下流側で第2の中間転写体を支持する支持ローラに対向する位置で、第2の中間転写体上の該裏面用のトナー像を該転写材の裏面に転写することを特徴とするものである。
【0010】
本発明においては、転写材の表面のみに画像を形成するときは、像担持体に所望画像の正像に対応するトナー像が形成される。このトナー像が第1の中間転写体に転写され、第1の中間転写体上のトナー像が第2の中間転写体で搬送されている転写材の表面に転写される。
また、転写材の裏面のみに画像を形成するときは、像担持体に所望画像の鏡像に対応するトナー像が形成される。このトナー像が第1の中間転写体に転写され、更に第2の中間転写体上に転写される。そして、第2の中間転写体上のトナー像が、第2の中間転写体で搬送されている転写材上に転写される。
また、転写材の両面に画像を形成するときは、像担持体に形成された裏面用の所望画像の鏡像に対応したトナー像が、第1の中間転写体を介して第2の中間転写体上に転写される。そして、像担持体に形成された表面用の所望画像の正像に対応したトナー像が、第1の中間転写体に転写される。この第1の中間転写体及び第2の中間転写体に転写されたトナー像がそれぞれ、第2の中間転写体で搬送されている転写材の表面及び裏面に転写される。
【0012】
なお、上記第1の中間転写体及び第2の中間転写体には単色のトナー像を転写してもいいし、あるいは多色のトナー像を重ね合わせて多層に転写してもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を画像形成装置であるカラー複写装置に適用した実施形態について説明する。図1は本実施形態に係るカラー複写装置全体の概略構成図、図2は同複写装置全体の主要部の概略構成図である。
まず、図1を用いて、このカラー複写装置を構成するカラー画像読み取り装置(以下「カラースキャナー」という。)1及びカラー画像記録装置(以下「カラープリンター」という。)2の概略について説明する。
【0014】
上記カラースキャナー1は、原稿3の画像を照明ランプ4、ミラー群5、及びレンズ6を介してカラーセンサー7に結像して、原稿のカラー画像情報を、例えばブルー(Blue、以下Bという)、グリーン(Green、以下Gという)、レッド(Red、以下Rという)の色分解光毎に読み取り、電気的な画像信号に変換する。そして、このカラースキャナー1で得たB、G、Rの色分解画像信号強度レベルをもとにして、画像処理部(図示なし)で色変換処理を行ない、ブラック(以下、Bkという)、シアン(Cyan、以下Cという)、マゼンタ(Magenta、以下Mという)、イエロー(Yellow、以下Yという)のカラー画像データを得る。
【0015】
上記カラープリンター2では、その書き込み光学ユニット8で、カラースキャナー1からのカラー画像データを光信号に変換して、原稿画像に対応した光書き込みを行ない、像担持体としての感光体9に静電潜像を形成する。この感光体9は、矢印の如く反時計方向に回転し、その回りには、感光体クリーニングユニット(クリーニング前除電器を含む)10、除電ランプ11、帯電器12、電位センサー13、Bk現像器14、C現像器15、M現像器16、Y現像器17、現像濃度パターン検出用の光学センサー18、第1の中間転写体としての第1中間転写ベルト19及び第1の転写手段としての第1転写バイアスローラ20aを有する第1の中間転写ベルトユニットなどが配置されている。
【0016】
上記各現像器は、静電潜像を現像するために現像剤の穂を感光体9の表面に接触させて回転する現像スリーブ(14a、15a、16a、17a)と、現像剤を汲み上げ・撹拌するために回転する現像パドル(14b、15b、16b、17b)、及び現像剤のトナー濃度センサー(14c、15c、16c、17c)などで構成されている。
【0017】
図2において、第1中間転写ベルト19は、駆動ローラ21、第1転写バイアスローラ20a、及び従動ローラ群20b,20cに張架されており、図示していない駆動モータにより後述する如く駆動制御される。また、この第1中間転写ベルト19を感光体9に対して離接可能に駆動する図示しない離接機構が設けられている。
【0018】
また、第1中間転写ベルト19の表面に対向する所定位置に、ベルトクリーニングユニット22が設けられている。このユニット22は、ブラシローラ22a、ゴムブレード22b、及びベルトからの接離機構22cなどで構成されている。このベルトクリーニングユニット22の接離動作タイミングは、プリントスタートからY色(最終色の4色目)画像後端部のベルト転写が終了するまではベルト面から離間させておき、そして、その後の所定のタイミングに、接離機構22cによってベルト面に接触させてクリーニングを行う。
【0019】
また、第1中間転写ベルト19の駆動ローラ21に巻きついた部分に対向するように、第1中間転写ベルト19上のトナー像を転写しうる第2の中間転写体としての第2中間転写ベルト23、及び第2の転写手段としての第2転写バイアスローラ23aを備えた第2の中間転写ベルトユニットが設けられている。第2中間転写ベルト23は、第2転写バイアスローラ23a、駆動ローラ23b、従動ローラ23c,d等の複数の支持ローラによって、転写紙24を上記第1中間転写ベルト19の駆動ローラ21との対向部から後述の定着装置28まで直接搬送できるように張架されている。このように張架することにより、転写紙24の裏面(図中の下面)に画像を形成する際において、トナー像が転写されている第2中間転写ベルト23に転写紙24の裏面が接触して転写されるが、裏面にトナー像が転写された状態の転写紙が他の搬送部材等に接触することなく定着装置に直接導かれるため、転写紙24の裏面のトナー像が乱されることなく定着される。
【0020】
また、上記第2中間転写ベルト23の第2転写バイアスローラ23aと従動ローラ23dとの間の張架部は、第1中間転写ベルト19を介して駆動ローラ21に圧接するように各ローラが配設されている。このように第2中間転写ベルト23の張架部が第1中間転写ベルト19を介して駆動ローラ21にソフトに圧接するように構成しているため、転写ローラを第1中間転写ベルト19を介して駆動ローラ21に高めの圧接力で圧接する場合に比して、文字部中抜けの防止することができる。また、第2中間転写ベルト23の圧接位置で転写紙を直線搬送するとともに、後述のように第1中間転写ベルト19及び第2中間転写ベルト23の電気抵抗の大小関係を規定することにより、転写紙24を第2中間転写ベルト23に吸着する効果が得られるため、転写紙の第1の中間転写ベルト19からの分離性が良くなり、従来のように転写紙の分離を補助する除電針などの分離補助手段を設ける必要がない。
【0021】
また、後述する定着装置側で第2中間転写ベルト23の従動ローラ23bに巻きついた部分に上方から対向するように、第2中間転写ベルト23上のトナー像を転写紙24の裏面に転写する第3の転写手段としての転写チャージャ23eが設けられている。このように定着装置の直前で転写紙24の裏面にトナー像を転写することにより、例えば第2中間転写ベルト23の中ほどで転写する場合のように一旦転写された転写紙24の裏面のトナー像が第2中間転写ベルト23で乱されるということがなくなる。また、第2中間転写ベルト23の従動ローラ23cに巻きついた部分には、クリーニングブレードによるベルトクリーニングユニット23fが設けられている。
【0022】
上記第1中間転写ベルト19としては、樹脂材料(例えば、ポリカーボネイト、フッ素系樹脂など)にカーボンを分散させた、厚さ約150μm、表面固有抵抗率1×10〜1×1012Ω、体積固有抵抗率1×10〜1×1014Ωcmの樹脂シートを用いることができる。この抵抗率の上限は、必要以上に電荷が残留しないように設定され、これにより残留電荷を除電する除電手段が必要なくなる。また、上記抵抗率の下限は転写電荷が周辺のアース部材に流れ込むことなく所定の転写電界が形成されるように設定されている。また、樹脂シートの表面固有抵抗率が体積固有抵抗率よりも大きい材料が選ばれ、これにより絶縁破壊が発生しにくくなっている。
【0023】
また、上記樹脂シートはゴム材に比較して伸びが少なく、高精度位置合わせを要する多色トナー像の重ね合わせを行う場合に適しているが、ベルト寄りが発生しやすいため、寄り規制手段が必要になってくる。図3は代表的な寄り規制手段を示しており、第1中間転写ベルト19の内側の幅方向の端部に、ゴム材からなる寄り規制部材19aを貼り付け、該ベルト19を支持するローラ20bの軸方向の端部にて規制するものである。
【0024】
また、上記第2中間転写ベルト23としては、図4(a)の断面図に示すように厚さt=0.5〜0.6mmのウレタン又はクロロプレンゴム等のベースゴム230の表層に厚さδ=10〜30μmのフッ素コート231を施したものを用いることができる。このようなゴム材を用いたベルトは、樹脂シートに比して伸びが大きいため複数のトナー像を高精度に重ね合わせる必要がない場合に適している。また、ゴム材の場合には図4(b)に示すように、ベルト23をロー23bの端部から突出させ、ベルト23の弾力性を利用してベルトの寄りを規制することができ、特別な寄り規制手段を設ける必要がない。更に、ゴム材の場合には、回転駆動時のスリップに対する余裕度も大きい。また、このベルト23のベースゴムの表面固有抵抗率は1×10〜1×1012Ω程度で、フッ素コート上の表面固有抵抗率は1×10〜1×1013Ωになっている。このような抵抗率のベルトを用いることにより、上記第1中間転写ベルト19の場合と同様に、転写電荷の低減及び除電手段が不要であることによるコストダウンを図ることができるメリットがある。
【0025】
なお、第2中間転写ベルト23に高精度位置合わせで複数のトナー像を順次重ね合わせる場合には、上記第1中間転写ベルトと同様に伸びが小さい樹脂シートを用いるのが好ましい。この場合には、第2中間転写ベルト23の表面離型性の劣化を防止し、寿命アップを図ることができるというメリットもある。
また、第1中間転写ベルト19から転写紙を良好に分離するためには、第2中間転写ベルト23の電気抵抗を第1中間転写ベルト19よりも大きくするのが好ましい。
【0026】
上記第2の中間転写ユニットから分離された転写紙が搬送される位置には、図5の拡大図に示すように上下一対の定着ローラ280a,bを備えた定着装置28が設けられている。各定着ローラ280a,bの芯金部上に高離型性を有し且つ表面粗さが小さい材料の層(例えばRTVシリコーンゴム層)が形成され、芯金部の内部にはヒータ281a,bを有している。このように表面部を高離型性を有し且つ表面粗さが小さく平滑性に優れた材料で構成することにより、色再現性を良くするために軟化温度の低いカラートナーによる画像が転写紙上に形成されている場合でも、定着ローラ280a,bへのトナーのオフセットを起こすことなく、転写紙の両面において良好なカラートナー像の定着を行うことができる。なお、上記定着ローラ280a,bの表面粗さは、JIS10点平均のRzで4μm以下が好ましく、更に2μm程度が好適である。
【0027】
また、上下定着ローラ280a,bの周辺には、クリーニング部材282a,b、オイル供給部材283a,b、剥離爪284a,b、温度検知部材285a,b、温度過昇防止部材286a,b等が設けられている。本実施形態の定着装置28では、上下定着ローラ280a,bが同一部品で構成されるとともに、各ローラ周辺に設けた各種部材を共通化することにより、低コスト化を図っている。
【0028】
また、カラープリンター2には、転写紙24を所定のタイミングで給紙するための給紙ローラ25、レジストローラ26が設けられている。また、画像形成プロセスを制御する制御手段として、例えばCPU,ROM,RAM,I/Oインターフェースからなる図示しないシステム制御板が設けられ、このシステム制御板には、画像モードを選択する画像モード選択手段としてのモード選択ボタンを有する操作部、ベルト駆動モータ、ベルトの接離機構におけるソレノイド、現像スリーブモータ等の各種駆動装置、各種検知装置等が接続されている。
【0029】
また、転写紙カセット30、31、32、33は、各種サイズの転写紙が収納されており、操作パネル(図示なし)で指定されたサイズ紙の収納カセットから、タイミングを取ってレジストローラ26方向に給紙、搬送される。符号34は、OHP用紙や厚紙などの手差し給紙トレイである。
【0030】
次に、上記構成のカラー画像形成装置におけるトナー像形成プロセス及び転写プロセスを、Bk、C、M、Yの形成順序の場合で説明する(ただし、トナー像形成順序はこれに限定されるものではない)。
コピー動作が開始されると、カラースキャナー1で所定のタイミングからBk画像データの読み取りがスタートし、この画像データに基づき、帯電器12で一様に帯電された感光体9に対してレーザー光による光書き込み、潜像形成が始まる(以下、Bk画像データによる静電潜像をBk潜像という。C、M、Yについて、それぞれC潜像、M潜像、Y潜像という)。このBk潜像の先端部から現像可能とすべくBk現像器14の現像位置に潜像先端部が到達する前に、現像スリーブ14aを回転開始して、Bk潜像を負帯電のBkトナーで現像する。そして以後、Bk潜像領域の現像動作を続け、潜像後端部がBk現像位置を通過した時点で、現像不作動状態にする。これは少なくとも、次のC画像データによるC潜像先端部が到達する前に完了させる。
【0031】
そして、感光体9に形成したBkトナー像を、感光体9と等速駆動されている第1中間転写ベルト19の表面に転写する(以下、感光体9から中間転写ベルトへのトナー像転写を「ベルト転写」という)。このベルト転写は、感光体9と第1中間転写ベルト19とが接触した状態において、第1転写バイアスローラ20aに所定のバイアス電圧(本例では正電圧)を印加することで行う。
【0032】
ここで、感光体9側ではBk工程の次にC工程に進むが、所定のタイミングからカラースキャナー1によるC画像データ読み取りが始まり、その画像データによるレーザー光書き込みで、C潜像形成を行う。C現像器15はその現像位置に対して、先のBk潜像後端部が通過した後で、かつC潜像の先端が到達する前に現像スリーブ15aを回転開始して、C潜像をCトナーで現像する。以後、C潜像領域の現像を続け、潜像後端部が通過した時点で、先のBk現像器の場合と同様に現像不作動状態にする。これもやはり次のM潜像先端部が到達する前に完了させる。なお、M及びYの各工程についても、それぞれの画像データ読み取り、潜像形成及び現像の動作が上述のBk、Cの工程と同様に行なわれる。
【0033】
このように第1中間転写ベルト19には、感光体9に順次形成するBk、C、M、Yのトナー像が同ー面に順次位置合せされて転写され、4色重ねのトナー像を形成する。その後、第1中間転写ベルト19上の4色重ねのトナー像は、第1中間転写ベルト19が転写紙24又は第2中間転写ベルト23に接触した状態において、第2転写バイアスローラ23aに所定のバイアス電圧(本例では正電圧)を印加することによって、転写紙24の表面又は第2中間転写ベルト23上にー括転写される。ここで、第2中間転写ベルト23上に4色重ねのトナー像がー括転写された場合には、転写チャージャ23eによる正極性の転写放電によって第2中間転写ベルト23上のトナー像が更に転写紙24の裏面に転写される。
【0034】
ここで、前述したように第1中間転写ベルト19及び第2中間転写ベルト23を中抵抗にすることで除電手段を不要とすることが可能であるが、転写バイアスローラ以外の各ベルトの支持ローラは、アースに落すことで自己除電を行う必要がある。
【0035】
また、両中間転写ベルト19,23上に同極性のトナー像を形成した場合には、一方のベルト上のトナー像の極性を転換して、第2バイアス転写ローラ23aで同時転写(一方が押し込み型転写法)することも可能であるが、本実施形態のカラー画像形成装置の構成の場合では、その同時転写位置から転写紙24が第2中間転写ベルト23から分離する分離位置までのスパンが長く、ベルト23の自己除電効果により該分離位置でのベルト電位が略0Vとなるため、転写不良となる可能性が高い。また、転写に用いる電荷としては、トナーと逆極性の電荷を用いるのが一般的であり、いわゆるトナーと同極性の電荷を用いる押し込み型転写法は転写性余裕度が小さい。かかる理由により、本実施形態では、第2中間転写ベルト23から転写紙24へのトナー像の転写には、第3の転写手段としての転写チャージャ23eを用いたトナーの極性とは逆極性の転写電荷を用いた方法を採用している。
【0036】
また、図6(a)〜(c)に示すように、例えば第1中間転写ベルト19上にBk,C,M,Yの順で4色重ねのトナー像を形成した場合、各色のトナー像の量を1とすると、転写率90%で転写した第2中間転写ベルト23上でのトナー像の量は、Bkのみ0.9となる。さらに転写紙24上に転写すると、今度はYのトナー像の量が0.9となる。つまり、最下層及び最上層のトナーのみが転写残としてトナー量が減ってしまう。そこで、本実施形態では、後述するように転写紙24の両面に画像を形成する場合には、第1中間転写ベルト19上での最下層のトナーだけでなく、最上層のトナーも予め増やしておくことで各色バランスのとれたトナー量となり、転写紙24の表面及び裏面のコピー画像の濃度、色合いを同等にすることができる。なお、各色のトナー像におけるトナー量の制御は、公知の書き込み光量や現像バイアス電圧の変更等で容易に可能である。
【0037】
以上のようにして、中間転写ベルト19,23面から4色重ねトナー像を表面及び裏面の少なくとも一方にー括転写された転写紙24は、定着装置28に搬送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ280a、bでトナー像を溶融定着してコピートレイ29に搬出され、フルカラーコピーを得る。
【0038】
なお、ベルト転写後の感光体9は、感光体クリーニングユニット10(クリーニング前除電器10a、ブラシローラ10b、ゴムブレード10c)で表面をクリーニングされ、また、除電ランプ11で均一に除電される。
【0039】
リピートコピーの時は、カラースキャナ1の動作及び感光体9への画像形成は、1枚目のY(4色目)画像工程に引き続き、所定のタイミングで2枚目のBk(1色目)画像工程に進む。また、第1中間転写ベルト19の方は、1枚目の4色重ね画像の転写紙へのー括転写工程に引き続き、表面をクリーニングユニット22でクリーニングされた領域に、2枚目のBkトナー像がベルト転写されるようにする。その後は、1枚目と同様の動作になる。
【0040】
以上は4色フルカラーを得るコピーモードの説明であったが、3色コピーモード、2色コピーモードの場合は、指定された色と回数の分について、上記と同様の動作を行うことになる。また、単色コピーモードの場合は、所定枚数が終了するまでの間、その色の現像器のみを現像作動(剤穂立て)状態にしてコピー動作を行う。
【0041】
次に、操作部から各画像形成モード(表面単色モード、裏面単色モード、表面多色モード、裏面多色モード)を選択した場合の画像形成動作について簡単に説明する。
【0042】
〔表面単色モード〕
感光体9上に正像のトナー像を形成し、所定の転写電圧が印加された第1バイアス転写ローラ23aによって第1中間転写ベルト19上に転写し、鏡像のトナー像を形成する。そして、この第1中間転写ベルト19上の鏡像のトナー像を、タイミングをとってレジストローラ26から送られてきた転写紙24の表面に、所定の転写電圧が印加された第2バイアス転写ローラ23aによって転写し、正像のトナー像を形成する。この正像のトナー像が最終的な画像として定着装置28で転写紙24の表面に定着される。
この画像形成モードにおいては、第2中間転写ベルト23は転写紙24を定着装置28まで搬送する転写搬送ベルトとして用いられ、転写チャージャ23eは不作動又は分離チャージャとして作動するように制御される。
【0043】
〔裏面単色モード〕
感光体9上に鏡像のトナー像を形成し、所定の転写電圧が印加された第1バイアス転写ローラ23aによって第1中間転写ベルト19上に転写し、正像のトナー像を形成する。そして、この第1中間転写ベルト19上の正像のトナー像を、所定の転写電圧が印加された第2バイアス転写ローラ23aによって第2中間転写ベルト23上に転写し、鏡像のトナー像を形成する。そして、この第2中間転写ベルト23上の鏡像のトナー像を、タイミングをとってレジストローラ26から送られてきた転写紙24の裏面に、所定の転写電圧が印加された転写チャージャ23eによって転写し、正像のトナー像を形成する。この正像のトナー像が最終的な画像として定着装置28で転写紙24の表面に定着される。
この画像形成モードにおいては、転写紙24の裏面へのトナー像の転写時に第2バイアス転写ローラ23aは不作動、又はトナーと同極性で作動するように制御される。
【0044】
〔表面多色モード(4色フルカラーの例)〕
感光体9上に正像のBkトナー像を形成し、所定の転写電圧が印加された第1バイアス転写ローラ23aによって第1中間転写ベルト19上に転写し、鏡像のBkトナー像を形成する。そして、感光体9及び第1中間転写ベルト19を高精度駆動して、Bkトナー像の上に位置を合わせてCトナー像を転写、更にMトナー像、Yトナー像を転写し、第1中間転写ベルト19上に鏡像の4色フルカラートナー像を形成する。この第1中間転写ベルト19上の鏡像の4色フルカラートナー像を、タイミングをとってレジストローラ26から送られてきた転写紙24の表面に、所定の転写電圧が印加された第2バイアス転写ローラ23aによって転写し、正像の4色フルカラートナー像を形成する。この正像のトナー像が最終的な画像として定着装置28で転写紙24の表面に定着される。
この画像形成モードにおいては、第2中間転写ベルト23は転写紙24を定着装置28まで搬送する転写搬送ベルトとして用いられ、転写チャージャ23eは不作動又は分離チャージャとして作動するように制御される。
【0045】
〔裏面多色モード(4色フルカラーの例)〕
感光体9上に鏡像のBkトナー像を形成し、所定の転写電圧が印加された第1バイアス転写ローラ23aによって第1中間転写ベルト19上に転写し、正像のBkトナー像を形成する。そして、感光体9及び第1中間転写ベルト19を高精度駆動して、Bkトナー像の上に位置を合わせてCトナー像を転写、更にMトナー像、Yトナー像を転写し、第1中間転写ベルト19上に正像の4色フルカラートナー像を形成する。そして、この第1中間転写ベルト19上の正像の4色フルカラートナー像を、所定の転写電圧が印加された第2バイアス転写ローラ23aによって第2中間転写ベルト23上に転写し、鏡像の4色フルカラートナー像を形成する。そして、この第2中間転写ベルト23上の鏡像の4色フルカラートナー像を、タイミングをとってレジストローラ26から送られてきた転写紙24の裏面に、所定の転写電圧が印加された転写チャージャ23eによって転写し、正像の4色フルカラートナー像を形成する。この正像の4色フルカラートナー像が最終的な画像として定着装置28で転写紙24の表面に定着される。
この画像形成モードにおいては、転写紙24の裏面へのトナー像の転写時に第2バイアス転写ローラ23aは不作動、又はトナーと同極性で作動するように制御される。
【0046】
なお、転写紙24の両面に画像形成を行う両面モードを選択した場合には、表面及び裏面の単色、多色を問わず、上記4種類のモードにおける動作を組み合わて制御することによって、転写紙24の表裏の両面に画像を形成することができる。
【0047】
以上、本実施形態によれば、反転手段を設けることなく、且つ感光体9上に複数のトナー像を重ね合わせて形成するものに比して接触現像方式も採用することができるため、より高画質の多色画像を転写紙24の表面、裏面または両面に面自在に形成することができる。
【0048】
なお、上記実施形態における第1、第2及び第3の転写手段としては、転写ローラ及び転写チャージャを適宜選択して用いることができるものである。ここで、第2の転写手段として転写チャージャを用いた場合には、第1中間転写ベルト19の駆動ローラ21の直下に配置しても、転写ローラを用いた場合と異なり、第2中間転写ベルト23と第1中間転写ベルト19との圧接力が増すことがない。
【0049】
【発明の効果】
本発明によれば、転写材の反転手段を設ける必要がないとともに、像担持体上に複数のトナー像を重ね合わせて形成するものと異なり、接触現像方式も採用することができるため、より高画質の多色画像を転写材の表面、裏面または両面に面自在に形成することができるという効果がある
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態に係るカラー画像形成装置の概略構成を示す正面図。
【図2】同カラー画像形成装置の感光体及び中間転写ベルト周りの拡大図。
【図3】同カラー画像形成装置の第1中間転写ベルトの説明図。
【図4】(a)は同カラー画像形成装置の第2中間転写ベルトの部分断面図。
(b)は同の第2中間転写ベルトの説明図。
【図5】同カラー画像形成装置の定着装置の概略構成を示す正面図。
【図6】(a)〜(c)は第1中間転写ベルト、第2中間転写ベルト及び転写紙上の4色トナー像の説明図。
【符号の説明】
9 感光体
19 第1中間転写ベルト
20a 第1バイアス転写ローラ
23 第2中間転写ベルト
23a 第2バイアス転写ローラ
23e 転写チャージャ
24 転写紙
28 定着装置
280a,b 定着ローラ

Claims (4)

  1. 像担持体上のトナー像を転写しうるベルト状の第1の中間転写体と、該像担持体上のトナー像を第1の中間転写体上に転写する第1の転写手段とを備えた画像形成装置であって、
    転写材を搬送可能で、且つ第1の中間転写体上のトナー像を転写しうる無端移動面を有するベルト状の第2の中間転写体と、
    第1の中間転写体上のトナー像を第2の中間転写体で搬送されている転写材の表面、又は第2の中間転写体上に転写するように、第2の中間転写体を間に挟んで第1の中間転写体とは反対側に配置した転写バイアスローラと、
    第2の中間転写体上のトナー像を第2の中間転写体で搬送されている転写材の裏面に転写する第3の転写手段とを設け、
    第2の中間転写体の電気抵抗が第1の中間転写体の電気抵抗よりも大きく、
    第2の中間転写体は、第1の中間転写体との接触位置及び転写バイアスローラとの接触位置を経由して直線的に移動する張架部を形成するように2つの支持ローラに支持され、
    第3の転写手段は、第2の中間転写体の張架部の移動方向の最下流側で第2の中間転写体を支持する支持ローラに対向するように設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第3の転写手段として、非接触型の転写手段を用いたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1の画像形成装置において、
    上記第2の中間転写体のトナー像が転写される表面が無端移動面であり、
    第2の中間転写体の表面をクリーニングするクリーニングユニットを設けたことを特徴とする画像形成装置。
  4. 像担持体に形成した裏面用のトナー像をベルト状の第1の中間転写体に転写し、
    第1の中間転写体よりも電気抵抗が大きいベルト状の第2の中間転写体の、2つの支持ローラに支持されて直線的に移動する張架部で、第2の中間転写体を間に挟んで第1の中間転写体とは反対側に配置した転写バイアスローラにより、第1の中間転写体上の該裏面用のトナー像を第2の中間転写体に転写し、
    該像担持体に形成した表面用のトナー像を第1の中間転写体に転写し、
    該転写バイアスローラにより、第1の中間転写体上の該表面用のトナー像を、第2の中間転写体の張架部で搬送されている転写材の表面に転写し、
    第2の中間転写体の張架部の移動方向の最下流側で第2の中間転写体を支持する支持ローラに対向する位置で、第2の中間転写体上の該裏面用のトナー像を該転写材の裏面に転写することを特徴とする画像形成方法。
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