JP2006235266A - ベルト搬送装置及び画像形成装置 - Google Patents

ベルト搬送装置及び画像形成装置 Download PDF

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Fumihiro Nakashige
文宏 中重
Kazuhiro Ogawa
和浩 小川
Tetsuya Sonoda
徹也 園田
Minoru Takahashi
実 高橋
Masaaki Takai
雅明 高井
Satoshi Imai
聡 今井
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Abstract

【課題】本発明は、搬送中の無端ベルトに衝撃的な負荷変動が発生しても他の部位への伝播を効果的に低減するベルト搬送装置及び当該ベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
【解決手段】画像形成装置1は、搬送駆動されて、感光体10K、10C、10M、10Yから転写されたトナー画像を転写ローラ6に搬送して、シート状部材Pに転写する中間転写ベルト2の内側面に、平行減衰板20を所定の圧力で接触させ、転写ローラ6部分等によって発生する負荷変動を減衰させる。したがって、中間転写ベルト2に発生する負荷変動を安価かつ確実に減衰させることができ、搬送性能を向上させて、画像品質を向上させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、ベルト搬送装置及び画像形成装置に関し、詳細には、無端ベルトに衝撃的な負荷変動が発生しても他の部位への伝播を効果的に低減しつつ無端ベルトを搬送するベルト搬送装置及び当該ベルト搬送装置を備えた画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、用紙やシート等のシート状部材を搬送して、当該シート状部材に画像形成を行っており、特に、電子写真方式の画像形成装置においては、感光体や中間転写ベルト等の像担持体と対向する位置にローラが配設されていて、回転する像担持体とローラとの間に記録紙等のシート状部材を送り込み、当該像担持体とローラによってシート状部材を搬送しつつ、当該シート状部材に感光体や中間転写部材上の現像剤像(トナー像等)を転写して画像形成を行う。
ところが、このような像担持体とローラとの間にシート状部材を送り込んで、シート状部材を像担持体とローラで搬送する場合、シート状部材が連続的に送り込まれてくる場合には、問題とならないが、シート状部材が非連続に像担持体とローラとの間に送り込まれてくると、シート状部材が像担持体とローラの間に入り込むときと、出るときに、瞬間的に大きな負荷変動が発生し、像担持体とローラの回転の等速性が乱されて、シート状部材の搬送に等速性が失われて種々の問題を引き起こす。例えば、薄いフィルムを搬送する場合には、当該フィルムにシワが寄ったり、途中で断裂するおそれがあり、また、シート状部材の搬送速度の変動によって、ショックジターといわれる画像の位置ずれや色ずれが発生したり、さらには、速度変動による倍率誤差が発生する。
特に、中間転写ベルトを採用した画像形成装置、例えば、一般的な4連タンデム方式のカラー画像形成装置においては、4色に分解された4つの画像形成用の感光体が、無端リング状の中間転写ベルトに沿って配設されており、各感光体の周囲に、それぞれ帯電部、光書込部、現像部、転写部、クリーニング部、除電部が配設されていて、さらに、定着部を備えている。カラー画像形成装置は、中間転写ベルトを回転駆動するとともに、感光体を当該中間転写ベルトの回転方向に沿う方向に回転させ、当該回転駆動される感光体を帯電部で一様に帯電した後、各色毎に、当該色の画像信号で変調された書込光を光書込部から感光体に照射して、各色用の静電潜像を感光体上に形成する。カラー画像形成装置は、各感光体の静電潜像をそれぞれ各現像部で各色のトナーで現像して各色のトナー画像を形成し、当該トナー画像を上記中間転写ベルト上に順次タイミング調整して重ね合わせて転写して、フルカラー画像を形成する。カラー画像の転写の完了した各感光体は、さらに回転されて、クリーニング部で残留トナーが除去された後、除電部で除電され、帯電部で一様に帯電されて、再度、画像形成に供される。
中間転写ベルトは、所定方向に回転駆動されて、転写されたフルカラー画像を、転写紙との転写位置に搬送し、当該転写位置に搬送されてくる転写紙に中間転写ベルト上のフルカラー画像を転写して、当該フルカラー画像の転写された転写紙を定着部で搬送しつつ加熱・加圧して当該フルカラー画像を転写紙に定着させる。
このようなカラー画像形成装置は、上記中間転写ベルトの負荷変動による局所的な位置ずれが発生した場合、例えば、図11(a)に示すような画像品質の劣化が発生する。すなわち、本来は、図11(b)のように、均等な間隔でのラダーパターンの画像を形成する場合、負荷変動が発生したときに、画像が形成されることで、図11(a)に示すように、パターンのみだれが中央部に発生する。
そこで、本出願人は、先に、駆動ローラを含む複数のローラに架け渡された無端ベルトを、駆動ローラの回転によって移動するベルト駆動装置において、駆動ローラが無端ベルトにおける主たる負荷変動発生部に近接して配置したベルト駆動装置、このベルト駆動装置を中間転写体の搬送に適用した転写駆動システム及びこの転写駆動システムを備えた画像形成装置を提案している(特許文献1参照)。
この従来技術は、例えば、転写紙が中間転写ベルト上の像転写位置に侵入した際に生じる負荷変動を、転写部のローラまたはその近辺のローラを駆動することによって、転写紙が進入することによる衝撃的な負荷変動の大幅な低減を図っている。
特開2004−109706号公報
しかしながら、上記従来技術にあっては、複数位置で生じる負荷変動に対して、1つの駆動源では対応することができない。例えば、転写紙の進入による負荷変動とクリーニングブレードの接離による負荷変動とは、それぞれ発生部位が異なっており、対応することができない。また、負荷変動発生部に近接して駆動ローラを配設することは、レイアウト上制約があり、適用範囲が限定されるという問題がある。例えば、転写部等は、帯電機能や他のローラ類(レジストローラ等)が配置されており、駆動源であるモータやギヤのスペースを確保することが困難な場合がある。
そこで、本発明は、画像形成装置の駆動ローラを含む複数のローラに架け渡されて駆動ローラで搬送駆動される中間転写ベルト等の無端リング状ベルトに発生する負荷変動を、減衰板を接触させることで、安価かつ確実に減衰させ、搬送性能を向上させるベルト搬送装置及びこのベルト搬送装置を用いた画像形成装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明のベルト搬送装置は、駆動ローラを含む複数のローラに架け渡されるとともに、所定の負荷発生部で負荷変動の生じる無端リング状ベルトを、前記駆動ローラによって所定方向に所定速度で移動駆動させるベルト駆動装置において、前記無端リング状ベルトの内側面または外側面に、所定の大きさの減衰板を所定の圧力で接触させ、前記負荷発生部によって生じる負荷変動を減衰させることにより、上記目的を達成している。
この場合、例えば、請求項2に記載するように、前記減衰板は、前記負荷発生部の近傍に配置されていてもよい。
また、例えば、請求項3に記載するように、前記減衰板は、前記無端リング状ベルトに、所定の付勢部材で当該無端リング状ベルトの面に略直交する方向に所定の押圧力で押圧されていてもよい。
さらに、例えば、請求項4に記載するように、前記減衰板は、前記無端リング状ベルトの幅よりも長い幅を有し、当該幅方向両端部が、当該無端リング状ベルトの略幅方向両端面位置で、当該無端リング状ベルト側に曲げられた湾曲部を有しているものであってもよい。
また、例えば、請求項5に記載するように、前記減衰板は、前記無端リング状ベルトとの接触面に、当該無端リング状ベルトの略幅方向に延在する所定幅で所定深さの溝が少なくとも1つ形成されているものであってもよい。
さらに、例えば、請求項6に記載するように、前記溝は、前記無端リング状ベルトの幅方向に対して、当該無端リング状ベルトの搬送方向に所定角度傾斜して形成されていてもよい。
また、例えば、請求項7に記載するように、前記減衰板は、前記無端リング状ベルトの搬送方向上流側の先端面が、当該無端リング状ベルトの幅方向一方向または当該幅方向両方向において、当該無端リング状ベルトの搬送方向に傾斜した傾斜面に形成されているものであってもよい。
さらに、例えば、請求項8に記載するように、前記ベルト搬送装置は、所定の圧力で前記無端リング状ベルトに接触されている前記減衰板を当該無端リング状ベルト面と離接させる離接手段を備えていてもよい。
また、例えば、請求項9に記載するように、前記ベルト搬送装置は、前記無端リング状ベルトが、感光体上のトナー画像が転写され、当該転写されたトナー画像をシート部材に転写する転写位置に搬送して当該シート状部材に転写する中間転写ベルトであってもよい。
請求項10記載の発明の画像形成装置は、感光体上のトナー画像を、ベルト搬送部で搬送駆動される中間転写ベルト上に転写し、当該転写されたトナー画像を、当該中間転写ベルトと転写部との間に搬送されてくるシート状部材に当該転写部で転写して画像形成する画像形成装置において、前記ベルト搬送部として、請求項9記載のベルト搬送装置が用いられていることにより、上記目的を達成している。
本発明の搬送装置によれば、駆動ローラを含む複数のローラに架け渡されるとともに、所定の負荷発生部で負荷変動の生じる無端リング状ベルトを、駆動ローラによって所定方向に所定速度で移動駆動させるが、この無端リング状ベルトの内側面または外側面に、所定の大きさの減衰板を所定の圧力で接触させ、負荷発生部によって生じる負荷変動を減衰させているので、無端リング状ベルトに発生する負荷変動を安価かつ確実に減衰させることができ、搬送性能を向上させることができる。
本発明の画像形成装置によれば、搬送駆動されて、感光体から転写されたトナー画像を転写部に搬送して、シート状部材に転写する中間転写ベルトの内側面または外側面に、所定の大きさの減衰板を所定の圧力で接触させ、転写部等によって生じる負荷変動を減衰させているので、中間転写ベルトに発生する負荷変動を安価かつ確実に減衰させることができ、搬送性能を向上させて、画像品質を向上させることができる。
以下、本発明の好適な実施例を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述べる実施例は、本発明の好適な実施例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの態様に限られるものではない。
図1〜図4は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第1実施例を示す図であり、図1は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第1実施例を適用した画像形成装置1の要部概略正面図である。
図1において、画像形成装置1は、無端状の中間転写ベルト(無端リング状ベルト)2が駆動ローラ3、従動ローラ4及び対向ローラ5に張り渡されており、中間転写ベルト2を挟んで対向ローラ5に転写ローラ6が所定の予圧がかけられた状態で配設されている。
駆動ローラ3は、モータによって直接またはギア、タイミングベルト及びプーリ等の伝達機構を介して時計方向に回転駆動され、転写ローラ6と対向ローラ5に架け渡されている中間転写ベルト2との間には、画像形成装置1の図示しない給紙部から記録紙やフィルム等のシート状部材Pが、レジストローラ7でタイミング調整された後に、搬送されてくる。
画像形成装置1は、転写ローラ6よりもシート状部材Pの搬送方向下流側には、定着部8が配設されており、定着部8は、トナー画像の転写されたシート状部材Pを搬送しつつ加熱・加圧して、シート状部材Pに転写されたトナー画像をシート状部材Pに定着させる。また、中間転写ベルト2の対向ローラ5と従動ローラ4との間の外側位置に、中間転写ベルト2上の残留トナーを除去するクリーニング部9が配設されている。
画像形成装置1は、駆動ローラ3と従動ローラ4の間の中間転写ベルト2上に、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4組の感光体10K、10C、10M、10Yが並べられて配設されており、感光体10K、10C、10M、10Yの周囲には、現像部11K、11C、11M、11Y及び図示しない帯電部、転写部、クリーニング部、除電部が配設されているとともに、光書込部12が配設されている。感光体10K、10C、10M、10Yは、中間転写ベルト2の回転方向に双方向である図1中反時計方向に回転駆動され、それぞれ、帯電部で一様に帯電された後、光書込部12から各色用の画信号で変調された書込光が照射されることで、静電潜像が形成される。画像形成装置1は、静電潜像の形成された各色の感光体10K、10C、10M、10Yに、それぞれ各色のトナーを現像部11K、11C、11M、11Yから供給して現像し、各色のトナー画像を形成する。画像形成装置1は、各色の感光体10K、10C、10M、10Yに沿って移動する中間転写ベルト2上に、各色の感光体10K、10C、10M、10Y上のトナー画像を順次タイミング調整して重ね合わせて転写して、フルカラー画像を形成する。画像形成装置1は、カラー画像の転写の完了した各感光体10K、10C、10M、10Yを、さらに回転させて、クリーニング部で残留トナーを除去した後、除電部で除電し、帯電部で一様に帯電して、再度、画像形成に供する。
画像形成装置1は、フルカラーのトナー画像の転写された中間転写ベルト2を、さらに回転駆動させて、転写されたフルカラー画像を、シート状部材Pとの転写位置である対向ローラ5と転写ローラ6との間の位置に搬送し、当該転写位置にレジストローラ7でタイミング調整されて搬送されてくるシート状部材Pに、転写ローラ6の転写電位で、中間転写ベルト2上のフルカラー画像を転写して、当該フルカラー画像の転写されたシート状部材Pを定着部8で搬送しつつ加熱・加圧して当該フルカラー画像をシート状部材Pに定着させる。
画像形成装置1は、転写の完了した中間転写ベルト2をさらに回転させ、クリーニング部9で中間転写ベルト2上に残留する残留トナーを除去して、次のカラー画像の転写に供する。
そして、画像形成装置1は、図2に示すように、駆動ローラと対向ローラ5との間には、平行減衰板20が配設されており、平行減衰板20は、中間転写ベルト2の搬送方向に所定長さを有するとともに、中間転写ベルト2の幅方向の略全体に渡って中間転写ベルト2に接触する幅を有している。平行減衰板20は、中間転写ベルト2の面と直交する方向に所定の押圧力で常時中間転写ベルト2に接触する状態で配設されている。中間転写ベルト2との接触面が低摩擦面となっており、中間転写ベルト2の回転駆動に対して大きな負荷がかからないようになっている。この平行減衰板20は、その材質として、十分な強度と中間転写ベルト2との接触面の平滑性、低摩擦性を有し、経時によって腐食しない材質、例えば、ステンレス、強化プラスチック等を用いることができる。
また、図2では、平行減衰板20は、無端リング状の中間転写ベルト2の内側面に配置されているが、トナー画像形成側である外側面に配置してもよい。この場合、平行減衰板20が、トナー画像形成領域から外れた領域で中間転写ベルト2と接触するようにする。
上記中間転写ベルト2、駆動ローラ3、従動ローラ4、対向ローラ5及び駆動ローラ3を回転駆動する図示しない駆動モータは、全体として、ベルト搬送装置21として機能しており、平行減衰板20は、このベルト搬送装置21の無端ベルトとしての中間転写ベルト2の負荷変動の伝搬を減衰させる平行減衰板として機能している。
次に、本実施例の作用を説明する。本実施例の画像形成装置1は、中間転写ベルト2の負荷変動を適切に減衰させる。
すなわち、画像形成装置1は、上述のように、駆動モータにより回転駆動される駆動ローラ3により、駆動ローラ3、従動ローラ及び対向ローラ5に架け渡されている中間転写ベルト2を回転駆動させ、この中間転写ベルト2上に、各色の感光体10K、10C、10M、10Yから順次各色のトナー画像を重ねて転写することでフルカラートナー画像を形成する。画像形成装置1は、中間転写ベルト2上に形成したフルカラートナー画像を、中間転写ベルト2を回転駆動させることで、対向ローラ5と転写ローラ6との間に搬送し、この対向ローラ5の位置の中間転写ベルト2と転写ローラ6との間に給紙部から搬送されてきて、レジストローラ7でタイミング調整されたシート状部材Pがを搬送して、当該シート状部材Pに中間転写ベルト2上のフルカラートナー画像を転写する。
画像形成装置1は、フルカラートナー画像の転写の完了したシート状部材Pを定着部8に搬送して、定着部8で定着させた後、図示しない排紙トレイ上に排出する。
一方、画像形成装置1は、転写の完了した中間転写ベルト2をさらに回転させて、クリーニング部9で残留トナーを、例えば、クリーニングブレードを中間転写ベルト2に接触させること等の方法で、除去した後、再度、画像形成に供する。
そして、画像形成装置1は、上記一連の画像形成動作において、中間転写ベルト2には、各種負荷変動が発生する。例えば、シート状部材Pが中間転写ベルト2と転写ローラ6との間に進入する際及び出る際の抵抗によって負荷変動が発生し、また、クリーニング部9で、例えば、クリーニングブレードが中間転写ベルト2に接触することによって、負荷変動が発生する。
このような中間転写ベルト2にかかる負荷は、定常的にかかっている場合には、問題とならないが、上記シート状部材Pやクリーニング部9による負荷は、定常負荷ではなく、変動する負荷であり、このような負荷変動は、上述のように、形成画像の画像品質を悪化させる。
ところが、本実施例の画像形成装置1は、駆動ローラ3と対向ローラ5との間で、中間転写ベルト2の裏面側(内側)に平行減衰板20が常時接触する状態で配設されている。したがって、対向ローラ5部分でシート状部材Pが進入したり、出たりすることによって中間転写ベルト2に発生する負荷変動、クリーニング部9でクリーニングブレードが中間転写ベルト2に接触することで発生する負荷変動等の負荷変動によって中間転写ベルト2上を伝搬する振動エネルギーを、平行減衰板20が減衰させる。すなわち、負荷変動する中間転写ベルト2の面に、平行減衰板20の面が接触することで、急激な速度変動に対する摩擦抵抗が発生し、負荷変動による振動エネルギーを減衰させ、中間転写ベルト2に速度変動が発生することを抑制する。その結果、画像形成装置1の形成する画像品質を向上させることができる。
このように、本実施例の画像形成装置1は、搬送駆動されて、感光体10K、10C、10M、10Yから転写されたトナー画像を転写ローラ6に搬送して、シート状部材Pに転写する中間転写ベルト2の内側面に、平行減衰板20を所定の圧力で接触させ、転写ローラ6部分等によって発生する負荷変動を減衰させている。
したがって、中間転写ベルト2に発生する負荷変動を安価かつ確実に減衰させることができ、搬送性能を向上させて、画像品質を向上させることができる。
なお、上記説明では、平行減衰板20を、駆動ローラ3と対向ローラ5との間の中間転写ベルト2の裏面側(内側)にのみ配置しているが、平行減衰板20の配置位置は、これに限るものではなく、速度変動の発生位置の近傍に配置してもよい。
例えば、図3に負荷変動発生部位Aとして示すように、シート状部材Pが対向ローラ5部分で転写ローラ6と中間転写ベルト2との間に進入することで負荷変動が発生するため、平行減衰板20を、この負荷変動発生部位Aの近くの中間転写ベルト2の裏面に接触させて配置してもよい。また、図3では、1個の平行減衰板20を対向ローラ5の近くに配置しているが、対向ローラ5を挟んで、対向ローラ5の近くに、中間転写ベルト2の移動方向の上流側と下流側の双方に中間転写ベルト2に接触させて平行減衰板20を配置してもよい。
また、クリーニング部9が負荷変動の要因となっているときには、このクリーニング部9の近傍で中間転写ベルト2に接触させて配置してもよく、この場合もクリーニング部9を挟んで、中間転写ベルト2の前後に配置してもよい。
このように、負荷発生部に近接させて平行減衰板20を配設すると、発生した負荷変動を速やかにかつ効率的に減衰させることができる。
さらに、平行減衰板20は、中間転写ベルト2に当該中間転写ベルト2の面と直交する方向に所定ある力で接触させるのに、図4に示すように、バネ22等の付勢部材を使用してもよい。
このように、バネ22等の付勢部材で平行減衰板20を中間転写ベルト2に所定圧力で接触させると、例えば、対向ローラ5が偏心していて、中間転写ベルト2の位置が変動しても平行減衰板20がバネ22で中間転写ベルト2方向に付勢されているため、中間転写ベルト2の位置変動に追従して変動し、適切に中間転写ベルト2の速度変動を抑制して、画像品質を向上させることができる。
図5は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第2実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大斜視図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、図示しない部分についても、必要に応じて第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図5において、画像形成装置1は、そのベルト搬送装置21の中間転写ベルト2の駆動ローラ3と対向ローラ5の間には、平行減衰板30が所定圧力で中間転写ベルト2の裏面(内側面)に接触する状態で配設されており、平行減衰板30は、中間転写ベルト2の搬送方向に所定長さを有するとともに、中間転写ベルト2の幅方向の略全体に渡って中間転写ベルト2に接触する幅を有し、さらに、平行減衰板30の両端部は、中間転写ベルト2の表面側に湾曲した湾曲端部30a、30bを備えている。この平行減衰板30の湾曲端部30a、30bは、それぞれ中間転写ベルト2の両側端をガイドする状態で中間転写ベルト2の表面側に曲げられている。
すなわち、中間転写ベルト2は、対向ローラ5等のゆがみやベルトテンションのバランス崩れ等により、図5に矢印で示すように、搬送方向Aと直交する幅方向Hに曲がってしまうことがある。
このような中間転写ベルト2の挙動に対して、従来では、ベルト端部のローラとの接触面に、より止めのためのエッジを形成したりしていたが、ベルト部品全週に渡って正確に貼り付ける必要があり、適切な解決方法とはなっていなかった。
そこで、本実施例では、平行減衰板30の中間転写ベルト2の幅方向(H方向)両端部に、中間転写ベルト2方向に曲がった湾曲端部3a、3bを形成している。
したがって、平行減衰板30は、上記第1実施例と同様に、その平板部が、中間転写ベルト2の負荷変動を抑制するとともに、この湾曲端部3a、3bが、中間転写ベルト2のよりを防止し、中間転写ベルト2の搬送をより一層安定して行って、より一層画像品質を向上させることができる。
図6及び図7は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第3実施例を示す図であり、図6は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第3実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大斜視図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、図示しない部分についても、必要に応じて第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図6において、画像形成装置1は、そのベルト搬送装置21の中間転写ベルト2の駆動ローラ3と対向ローラ5の間には、平行減衰板40が所定圧力で中間転写ベルト2の裏面(内側面)に接触する状態で配設されており、平行減衰板40は、中間転写ベルト2の搬送方向に所定長さを有するとともに、中間転写ベルト2の幅方向の略全体に渡って中間転写ベルト2に接触する幅を有し、その中間転写ベルト2との対向面に、中間転写ベルト2の幅方向に略平行に延在して、両端面に開口する所定幅で所定深さの溝41が形成されている。この溝41は、中間転写ベルト2の搬送方向に対して略直交する方向(中間転写ベルト2の幅方向)に形成されている。
すなわち、画像形成装置1は、筐体内部にトナーや紙粉等が多数存在し、また、浮遊しており、このようなトナーや紙粉等が中間転写ベルト2に付着することがある。このようなトナーや紙粉等が中間転写ベルト2の裏面に付着し、平行減衰板40との接触位置に移動してくると、平行減衰板40部分に滞留する。このように平行減衰板40部分にトナーや紙粉等が滞留すると、中間転写ベルト2の裏面を傷つけたり、平行減衰板40と中間転写ベルト2との間の摩擦抵抗に変化を与えて、平行減衰板40の滑りを悪化させ、中間転写ベルト2の負荷変動の原因となる。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、その中間転写ベルト2の速度変動を抑制する平行減衰板40の裏面に、中間転写ベルト2の幅方向に略平行に延在し平行減衰板40の両側面に開口する溝41を形成している。
したがって、中間転写ベルト2に付着して、平行減衰板40まで搬送されてきたトナーや紙粉等を溝41内に滞留させ、中間転写ベルト2の裏面を傷つけたり、平行減衰板40と中間転写ベルト2との間の摩擦抵抗に変化を与えることを防止することができる。その結果、中間転写ベルト2に速度変動が発生することをより一層適切に抑制し、画像形成装置1の形成する画像品質をより一層向上させることができる。
なお、上記説明では、溝41を、平行減衰板40の裏面に、中間転写ベルト2の幅方向に平行に延在し平行減衰板40の両側面に開口する状態で形成しているが、溝41は、上記状態で形成するものに限るものではなく、例えば、図7(a)、(b)に示すように、溝42を、中間転写ベルト2の幅方向に所定角度中間転写ベルト2の搬送方向に傾斜した方向に延在し平行減衰板40の両側面に開口する状態で形成してもよい。
このように溝42を形成すると、中間転写ベルト2に付着して、平行減衰板40まで搬送されてきたトナーや紙粉等を溝42内に進入させるとともに、傾斜面に沿って溝42内を移動させて、平行減衰板40の側面の開口から中間転写ベルト2の裏面上から中間転写ベルト2の横方向に排出する。その結果、中間転写ベルト2に速度変動が発生することをより一層適切に抑制し、画像形成装置1の形成する画像品質をより一層向上させることができる。
図8及び図9は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第4実施例を示す図であり、図8(a)は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第4実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図、図8(b)は、図8(a)の裏面図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、図示しない部分についても、必要に応じて第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図8(a)、(b)において、画像形成装置1は、そのベルト搬送装置21の中間転写ベルト2の駆動ローラ3と対向ローラ5の間には、平行減衰板50が所定圧力で中間転写ベルト2の裏面(内側面)に接触する状態で配設されており、平行減衰板50は、中間転写ベルト2の搬送方向に所定長さを有するとともに、中間転写ベルト2の幅方向全体に渡って中間転写ベルト2に接触する幅を有している。
平行減衰板50は、その中間転写ベルト2の搬送方向上流側端面(最初に中間転写ベルト2と接触する側の端面)が、中間転写ベルト2の幅方向に対して、所定角度一方向に傾斜した先端傾斜面50aに形成されている。
すなわち、画像形成装置1は、筐体内部にトナーや紙粉等が多数存在し、また、浮遊しており、このようなトナーや紙粉等が中間転写ベルト2に付着することがある。このようなトナーや紙粉等が中間転写ベルト2の裏面に付着し、平行減衰板50との接触位置に移動してくると、平行減衰板50部分に滞留する。このように平行減衰板50部分にトナーや紙粉等が滞留すると、中間転写ベルト2の裏面を傷つけたり、平行減衰板50と中間転写ベルト2との間の摩擦抵抗に変化を与えて、平行減衰板50の滑りを悪化させ、中間転写ベルト2の負荷変動の原因となる。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、その中間転写ベルト2の速度変動を抑制する平行減衰板50の中間転写ベルト2の搬送方向上流側端面(最初に中間転写ベルト2と接触する側の端面)を、中間転写ベルト2の幅方向に対して、所定角度一方向に傾斜した先端傾斜面50aとしている。
したがって、中間転写ベルト2に付着して、平行減衰板50まで搬送されてきたトナーや紙粉等を、先端傾斜面50aで、中間転写ベルト2の裏面上から中間転写ベルト2の横方向に排出し、中間転写ベルト2の裏面を傷つけたり、平行減衰板50と中間転写ベルト2との間の摩擦抵抗に変化を与えることを防止することができる。その結果、中間転写ベルト2に速度変動が発生することをより一層適切に抑制し、画像形成装置1の形成する画像品質をより一層向上させることができる。
なお、上記説明では、先端傾斜面50aを、中間転写ベルト2の幅方向に対して、所定角度一方向に傾斜した傾斜面としているが、先端傾斜面は、上記状態で形成するものに限るものではなく、例えば、図9に示すように、先端傾斜面50bを、平行減衰板50の中間転写ベルト2の幅方向略中央部から中間転写ベルト2の幅方向に対して、中間転写ベルト2の搬送方向に所定角度傾斜した、略V字形状に形成してもよい。
このように、先端傾斜面50bを形成すると、中間転写ベルト2に付着して、平行減衰板50まで搬送されてきたトナーや紙粉等をV字形状の先端傾斜面50bで、中間転写ベルト2の裏面上から中間転写ベルト2の横方向に排出する。その結果、中間転写ベルト2に速度変動が発生することをより一層適切に抑制し、画像形成装置1の形成する画像品質をより一層向上させることができる。
図10は、本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第5実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図である。
なお、本実施例は、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の画像形成装置に適用したものであり、本実施例の説明においては、上記第1実施例の画像形成装置1と同様の構成部分には、同一の符号を付してその詳細な説明を省略するとともに、図示しない部分についても、必要に応じて第1実施例の説明で用いた符号をそのまま用いて説明する。
図10において、画像形成装置1は、そのベルト搬送装置21の中間転写ベルト2の駆動ローラ3と対向ローラ5の間には、平行減衰板60が中間転写ベルト2の裏面(内側面)に接触する状態で配設されており、平行減衰板60は、中間転写ベルト2の搬送方向に所定長さを有するとともに、中間転写ベルト2の幅方向全体に渡って中間転写ベルト2に接触する幅を有している。
平行減衰板60は、解除機構(接離手段)61に取り付けられており、解除機構61は、平行減衰板60を、所定圧力で中間転写ベルト2の裏面(内側面)に接触させるとともに、図10に破線で示すように、所定時期に、中間転写ベルト2の裏面から引き離す。
すなわち、画像形成装置1は、駆動ローラ3と対向ローラ5との間で、解除機構61により、中間転写ベルト2の裏面側(内側)に平行減衰板60を接触させ、対向ローラ5部分でシート状部材Pが進入することによって中間転写ベルト2に発生する負荷変動、クリーニング部9でクリーニングブレードが中間転写ベルト2に接触することで発生する負荷変動等の負荷変動が中間転写ベルト2上を伝搬する振動エネルギーを、平行減衰板60で減衰させる。すなわち、負荷変動する中間転写ベルト2の面に、平行減衰板60の平行面を所定圧力で接触させることで、急激な速度変動に対する摩擦抵抗を発生させ、負荷変動による振動エネルギーを減衰させ、中間転写ベルト2に速度変動が発生することを抑制すして、画像形成装置1の形成する画像品質を向上させることができる。
ところが、平行減衰板60を常に所定圧力で中間転写ベルト2に押圧させていると、中間転写ベルト2が変形癖がついて、円滑な搬送に支障をきたすことも考えられる。
そこで、本実施例の画像形成装置1は、中間転写ベルト2の非搬送時や中間転写ベルト2を利用しない場合等において、解除機構61により平行減衰板60を中間転写ベルト2から引き離し、中間転写ベルト2に対する負荷を解除する。この解除機構61の駆動動作は、手動により行ってもよいし、中間転写ベルト2の駆動タイミングによって、アクチュエータを用いて駆動制御することで、平行減衰板60の中間転写ベルト2への押圧と切り離しを行ってもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を好適な実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
無端ベルトを速度変動を抑制しつつ搬送させるベルト搬送装置及びこのベルト搬送装置を用いた電子写真方式の複写装置、プリンタ等の画像形成装置に適用することができる。
本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第1実施例を適用した画像形成装置の要部概略正面図。 図1の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図。 図1の平行減衰板を対向ローラ近傍に配設した中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図。 図1の平行減衰板をバネで押圧している中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図。 本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第2実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大斜視図。 本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第3実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大斜視図。 図6の溝を斜めに形成した平行減衰板部分の拡大正面図(a)と上面図(b)。 本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第4実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図(a)と裏面図(b)。 図8の先端傾斜面をV字形状に形成した平行減衰板の裏面図。 本発明のベルト搬送装置及び画像形成装置の第5実施例を適用した画像形成装置の中間転写ベルト搬送機構部の要部概略拡大正面図。 画像形成装置の中間転写ベルトの負荷変動によって画像品質が劣化した状態の説明図(a)と画像品質の劣化していない図(b)。
符号の説明
1 画像形成装置
2 中間転写ベルト
3 駆動ローラ
4 従動ローラ
5 対向ローラ
6 転写ローラ
7 レジストローラ
8 定着部
9 クリーニング部
10K、10C、10M、10Y 感光体
11K、11C、11M、11Y 現像部
12 光書込部
20 平行減衰板
21 ベルト搬送装置
22 バネ
30 平行減衰板
30a、30b 湾曲端部
40 平行減衰板
41 溝
42 溝
50 平行減衰板
50a 先端傾斜面
50b 先端傾斜面
60 平行減衰板
61 解除機構
P シート状部材

Claims (10)

  1. 駆動ローラを含む複数のローラに架け渡されるとともに、所定の負荷発生部で負荷変動の生じる無端リング状ベルトを、前記駆動ローラによって所定方向に所定速度で移動駆動させるベルト駆動装置において、前記無端リング状ベルトの内側面または外側面に、所定の大きさの減衰板を所定の圧力で接触させ、前記負荷発生部によって生じる負荷変動を減衰させることを特徴とするベルト搬送装置。
  2. 前記減衰板は、前記負荷発生部の近傍に配置されていることを特徴とする請求項1記載のベルト搬送装置。
  3. 前記減衰板は、前記無端リング状ベルトに、所定の付勢部材で当該無端リング状ベルトの面に略直交する方向に所定の押圧力で押圧されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載のベルト搬送装置。
  4. 前記減衰板は、前記無端リング状ベルトの幅よりも長い幅を有し、当該幅方向両端部が、当該無端リング状ベルトの略幅方向両端面位置で、当該無端リング状ベルト側に曲げられた湾曲部を有していることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載のベルト搬送装置。
  5. 前記減衰板は、前記無端リング状ベルトとの接触面に、当該無端リング状ベルトの略幅方向に延在する所定幅で所定深さの溝が少なくとも1つ形成されていることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載のベルト搬送装置。
  6. 前記溝は、前記無端リング状ベルトの幅方向に対して、当該無端リング状ベルトの搬送方向に所定角度傾斜して形成されていることを特徴とする請求項5記載のベルト駆動装置。
  7. 前記減衰板は、前記無端リング状ベルトの搬送方向上流側の先端面が、当該無端リング状ベルトの幅方向一方向または当該幅方向両方向において、当該無端リング状ベルトの搬送方向に傾斜した傾斜面に形成されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載のベルト駆動装置。
  8. 前記ベルト搬送装置は、所定の圧力で前記無端リング状ベルトに接触されている前記減衰板を当該無端リング状ベルト面と離接させる離接手段を備えていることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれかに記載のベルト搬送装置。
  9. 前記ベルト搬送装置は、前記無端リング状ベルトが、感光体上のトナー画像が転写され、当該転写されたトナー画像をシート部材に転写する転写位置に搬送して当該シート状部材に転写する中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載のベルト搬送装置。
  10. 感光体上のトナー画像を、ベルト搬送部で搬送駆動される中間転写ベルト上に転写し、当該転写されたトナー画像を、当該中間転写ベルトと転写部との間に搬送されてくるシート状部材に当該転写部で転写して画像形成する画像形成装置において、前記ベルト搬送部として、請求項9記載のベルト搬送装置が用いられていることを特徴とする画像形成装置。
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