JPH01255544A - 斜体文字生成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、レーザプリンタにおける印字用の斜体文字生
成装置に関し、さらに詳しくは、キャラクタジェネレー
タ内の文字データを読み出すタイミングの遅延制御に関
する。

［従来の技術］ 近時、図形１文字等の画像情報に基づいて変調したレー
ザビームを、帯電させた感光体上に露光走査して静電潜
像を形成し、現像（顕像化）、転写、定着などの複写工
程を経てＩＯ像情報のハードコピーを得るようにした、
いわゆるレーザプリンタか普及しつつあり、特に半導体
レーザを利用した小型で低廉な装置の実用化か非常に盛
んである。

このレーザプリンタの一般的な特徴としては。

高速で高品位な印字性、記録様式の多様性、コントラス
トの良好性、低騒音性、普通紙の利用性などが掲げられ
、特にコンピュータや０ＡＩＩ器の出力端末装置として
その需要が急増しつつある。

ところで、このレーザプリンタでは、印字文字の字体は
使用されるキャラクタジェネレータ内に予め記憶された
所定の字体により決定される。つまり、上記キャラクタ
ジェネレータ内の文字パターンかゴシウク体、イタリッ
ク体、ローマン体１等々、それがどんな字体を表わすか
により印字文字の字体が決定されるものである。

［従来技術の問題点］ しかしながら、実際の印字では、特別な印字情報あるい
は重要な印字情報などを、特に強調したいということが
しばしばある。これは、前記レーザプリンタがカラー印
字Ｏｆ能なものであれば、当該印字情報はその印字色を
変更することで簡単に強調されるが、カラー印字可能な
レーザプリンタは現状ではまたまだ大型て高価であると
いう問題がある。

そこで、前述の特に強調したい印字情報の字体を通常時
のそれとは別にすることも考えられている。しかしなが
ら、こうした場合、ゴシック体。

イタリック体、ローマン体９等々印字したい字体に応し
て複数のキャラクタジェネレータが必要となり、しかも
印字情報に応じた字体の選択およびそれらの読み出し制
御等が１４雑となるという問題がある。

［発明の目的］ 本発明は、上記のような背景に鑑みてなされたものであ
り、専用の斜体（イタリック体）文字を備えることなく
、予め備えられた字体から必要に応じて斜体文字を変換
生成できる斜体文字生成装置の提供、をその目的とする
。

Ｅ問題点を解決するための手段］ 上記目的達成のため、本発明による斜体文字生成装置は
、印字コートによりアドレス指定したキャラクタジェネ
レータを電子写真プロセスとの作動タイミング信号に同
期させて逐次アドレススキャンして得られる文字データ
から印字用画像信号を形成し、それによってレーザ素子
をオン・オフ変調するようにしたレーザプリンタにおい
て、上記作動タイミング信号をキャラクタジェネレータ
のアドレススキャンの際に文字データの先頭データては
遅くし、最終データのアドレススキャンまでに正常に戻
す遅延制御手段を備えて構成したちのである。

以上のように構成すると、上記印字用画像信号は１文字
データの先頭データか得られるタイミンクか正常時のそ
れよりも遅くなり、かつ最終データでは正常に戻される
のて、斜めに傾いた文字パターンの印字信号となる。

［発明の実施例］ 以下、本発明の実施例を添付図面を参照しながら説明す
る。

第１図は、本発明による斜体文字生成装置の好適な一叉
施例を適用したレーザプリンタの印字制御系を丞すプロ
・ンク図である。

同図において、半導体レーザｌから射出されたレーザビ
ームは、コリメータレンズ２．ビーム整形器３．ポリゴ
ンミラー４．ｆθレンズ５を介して感光体ドラム６上に
主走査されており、この主走査が繰り返し行なわれてい
る間、感光体ドラム６が矢印Ａ方向に回転して副走査が
行なわれ、それによって感光体トラム６上に潜像か形成
されると共に、該？＃！像は図示しない電子写真プロセ
スにより同じく図示しない記録紙に八−ドコピーされる
。なお、本実施例では、レーザプリンタはその印字の画
素密度、つまり印字の分解能か２４０ＤＰＩとなるよう
プリンタ各部を設計されている。

ビームディテクタ７は、感光体ドラム６上での主走査方
向の書き始めのタイミングを取るための検出器であり、
レーザビームの走査範囲における感光体ドラム６の一端
部より所定距離だけ光学的に離れた位置に配置されてい
る。

ページメモリ８は、ｔｇ示しないホスト４Ｍ！（コンピ
ュータ等）から送られるプログラムリストなどの印字情
報の内容を示すＡＳＣＩＩコード等の印字コードＤＳが
一頁分順次所定のアドレスに書き込まれるようになって
おり、後述するコントローラｌｌがページメモリ８から
一頁分の印字コードＤＳ全てを読み出して、読み出し終
了信号ＲＱをホスト機に出力すると、ホスト機からは次
の頁の印字コードＤＳがページメモリ８に送出され始め
る。こうして、ページメモリ８には、ホスト機からの印
字コートＤＳが一頁分毎に順次書き込まれ、読み出され
る。なお、上記印字コートＤＳのページメモリ８への書
き込み順序は、ラスク走査顔となっている。

水平同期検出回路９は、前述したビームディテクタ７を
ｗＡ動する回路を含み、ビームディテクタ７をレーザビ
ームか通過する毎に水平同期信号Ｓ、ｌを形成して本発
明の遅延制御手段としての遅延制御回路１５に出力する
。

遅延制御回路１５は、水平同期検出回路９から入力され
た水平同期信号Ｓ、ｌあるいは水平同期信号Ｓｌｌを各
々所定時間ずつ遅延させた複数列の遅延同期信号（後述
するが、これらをＤ□と総称する）の何れかを、後述す
るコントローラ１１からの切り替え信号Ｃ８に従って選
択出力する。なお、遅延制御回路１５には、コントロー
ラ１１から遅延クロックＤＣＫが入力されており、上記
遅延同期信号ＤＨ，ｌの各々の遅延時間はこの遅延クロ
ックＤＣＫの周期により設定される。

スキャンアドレスカウンタｌＯは、後述するキャラクタ
ジェネレータ１２のスキャンアドレスＳＡｎを指定する
アドレスカウンタであり、遅延制御回路１５から出力さ
れる水平同期信号ＳＮあるいは遅延回期信号ＤＨｎの何
れかをカウントすると共に、所定アドレス（本実施例で
は４０アドレス）カウントすると、−行終了信号ＬＥを
コントローラ１１に出力すると共に、初期アドレス（例
えば「０」）にもどる。

コントローラ１１は、ホスト機による一頁分の印字コー
ドＤＳかページメモリ８に書き込まれた時点にホスト機
から出力される送り出し終了信号Ｓ１が入力されると、
ページメモリ８の各アドレスを順次指定して、つまりペ
ージメモリ８にアドレスデータＡＤを順次出力して、そ
の先頭アドレスから順次印字コードＤＳをキャラクタジ
ェネレータ１２のキャラクタアドレスＣＡとして読み出
すと共に、キャラクタジェネレータ１２をそのキャラク
タアドレスＣＡによってアドレシングする。また、コン
トローラ１１には、遅延制御回路１５から水平同期信号
Ｓ、あるいは遅延同期信号ＤＩＩｒ１の何れかが入力さ
れており、これを基準として感光体ドラム６上のレーザ
書き始めタイミングを計測し、イネーブル＠ＦｊＳＴを
レーザ書き始めタイミング毎に書き込み終了タイミング
まで後述するパラレル／シリアル変換回路１３に出力す
る。

さらに、このコントローラ１１は、パラレル／シリアル
変換回路１３に木レーザプリンタの分解能である２４０
ＤＰＩ相当の主走査クロックＣＫを出力する。また、遅
延制御回路１５には、その出力信号の切り替えを制御す
る切り替え信号Ｃ８と、遅延同期信号ＤＨｒ＋の遅延時
間の変更および設定を制御する遅延クロックＤＣＫとを
出力している。

なお、このコントローラ１１のページメモリ８へのアド
レス方法は、スキャンアドレスカウンタｌＯから一行走
査終了信号ＬＥか入力されるまでは、−打鈴の各印字コ
ートＤＳの記憶された各アドレスを綴り返し順にアドレ
シングするようになっており、−行走査終了信号ＬＥが
入力されると、次の行の各印字コートＤＳの記憶された
各アドレスを繰り返し順にアドレシングし、−亘の最終
行のアドレシング中に一行走査終了信号ＬＥか入力され
ると、ホスト機に読み出し終了信号ＲＱを出力するよう
になっている。

キャラクタジェネレータ１２は１例えばＡＳＣＩ　Ｉコ
ートで定義された英文字、数字、記号等のフォントを全
て記憶してあり、その文字構成は文字ｒＡＪを例にとる
と、第３図に示すように構成しである。すなわち１本レ
ーザプリンタは２４０ＤＰ＋の分解能であるから、　１
／６インチのエリートサイズの文字を１２文字／インチ
、６行／インチで印字しようとした場合、−学会のフレ
ームサイズ（行間スペースを含む一学会の割り当て枠）
は２０ドツト（横）×４０ドツト（縦）となる、また、
本実施例のキャラクタジェネレータ１２は、実際には一
文字複数チツブのＩＣで構成されている。

パラレル／シリアル変換回路１３は、コントローラ１１
からイネーブル信号ＳＴか入力されている間、やはりコ
ントローラ１１からの前述した主走査クロックＣＫに同
期して、キャラクタジェネレータ１２から出力されるパ
ラレルの文字データＤＰをシリアルデータである印字用
画像信号ＳＷに変換する。すなわち、第３図のスキャン
アドレスＳＡＩを例にとると、パラレルテーダ（Ｏｕｏ
ｏｏｏｏｌｌｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏｏ）か主走査クロッ
クＧＫに同期した（０）、（１）のクロックパルス列で
ある印字用画像信号ＳＷに変換される。

このパラレル／シリアル変換回路１３の主走査クロック
ＣＫの周期（周波数）は、前述したように２４０ＤＰＩ
にしであるが、これはキャラクタジェネレータ１２の出
力ビツト数を２４０ＤＰＩ相当にしであるためてあり１
両者は比例関係にある。

ドライブ回路１４は、パラレル／シリアル変換回路１３
からのシリアルの印字用画像信号ＳＷによって半導体レ
ーザｌを０Ｎ−ＯＦＦ　１ｌｔＡする他、半導体レーザ
ｌに内蔵されたピンフォトダイオードからのモニタ値と
基準値とに基づいて、半導体レーザｌの駆動電流を一定
に制御するいわゆるオートパワーコントロール（ＡＰＣ
）　機能も有している。なお、本実施例では、パラレル
／シリアル変換回路１３からのシリアルの印字用画像信
号ＳＷによって直接半導体レーザｌをＯＮ・ＯＦＦ変調
していることから明らかなように、レーザのＯＮ・ＯＦ
Ｆ変調のデユーティ比は１００％である。

第２ＵＡは、第１図に示す遅延制御回路１５の概略構成
を示すブロック図である。同図において、１５０はシフ
トレジスタ、デバイダ、デイレーライン等により構成さ
れる遅延回路、１５１は遅延回路１５０より出力される
複数（本実施例ては、４０出力ある）の遅延同期信号Ｄ
ｈから一信号を指示に従つて選択するセレクタ、１５２
はセレクタ１５１に遅延同期信号Ｄｎｎの選択指示を与
えるカウンタ、１５３は水平同期信号Ｓ□あるいはセレ
クタ１５１からの遅延同期信号ＤＨａの何れかを指示に
従って選択するセレクタである。

遅延回路１５０は、水平同期検出回路９から出力される
水平同期信号ＳＨをリセット信号としており、コントロ
ーラ１１からの遅延クロックＤＣＫに同期した複数の遅
延同期信号（Ｄ＋＋ｔ−Ｄ□２．・−ＩＤＭ４゜）を次
段のセレクタ１５１に出力する。

なお、上記複数の遅延同期信号（Ｄ＋＋＋＋　ＤＮ！＋
−、ＤＨ４ｏ）は、′Ｍ延同期信号ＤＰ１１の２延時間
を最大とし、遅延同期信号り、、、ＤＨ，、・・・と順
次その遅延時間を短縮させ、遅延同期信号Ｄ　、４Ｇで
はその遅延時間を零として正常に戻すようになっている
。すなわち、各遅延同期信号の遅延時間は、遅延同期信
号り、、の最大遅延時間から遅延同期信号Ｄ　Ｈ４０の
零遅延時間までリニヤに変化するようになっている。な
Ｓ、本実施例では、′Ｎ延同期信号Ｄ１１１の最大遅延
時間はレーザビーム４ドツトの印字時間に相当するよう
設定されており、この遅延時間は、コントローラ１１か
ら入力される遅延クロックＤＣＫの周期（周波数）を変
更することで任意に変更および設定される。このため、
本実施例では、遅延クロ・ンクＤＣにの周期を４０ｎｓ
としてあり、本レーザプリンタの分解能である２４００
Ｐｌにおけるｌドゥトの印字時間より充分に小さくしで
ある。

カウンタ１５２は、遅延回路１５０からセレクタ１５１
に入力だれた前述の各遅延同期信号の選択指示をセレク
タ１５１に与えるカウンタであり、木モ同期検出回路９
から出力される水平同期信号Ｓ□をカウントすると共に
、そのカウント値によりセレクタ１５１に選択指示を与
え、所定数（本実施例では４０）カウントするとリセッ
トされて初期値に戻される。そして、カウンタ１５２の
選択指示により選択された遅延同期信号ＤＨｆｉは、セ
レクタ１５１からセレクタ１５３に送られる。

セレクタ１５３は、上記遅延同期信号ＤＩＩ１１あるい
は水平同期検出回路９から出力される水上同期信号Ｓ、
ｌの何れかを選択する。この選択は、コントローラ１１
からの切り替え信号Ｃ５により指祇できるよう構成され
ており、セレクタ１５３の出力信号は、切り替え信号Ｃ
８が１１″の場合に水平同期信号ＳＮとなり、切り替え
信号Ｃ８か”Ｌ″の場合に遅延同期信号Ｄ工となる。

このような構成によれば１例えばページメモリ８の一頁
分全てに、第３図に示す英文字「Ａ」の文字コートか書
かれた場合、先ず一頁の最初の行の主走査に注目すると
、スキャンアドレスカウンタｌＯの指定により最初のス
キャンアドレスＳＡｌのパラレルデータ（００００００
０１１０００００００００００）か出力され、それによ
ってパラレル／シリアル変換回路１３およびドライブ回
路１４を介して半導体レーザｌか一文字毎に主走査クロ
ックＣＫ７発分の時間たけＯＦＦの後、２充分ＯＮ　Ｌ
、、さらに１１発分ＯＦＦする動作を一行文学会繰り返
すことになる。

ここで、遅延制御回路１５か遅延同期信号り、ｌ、。

を出力するようコントローラ１１により切り替えられて
いたとすると、Ｅ記動作は、遅延同期信号ＤＨ１による
所定の遅延時間（前述の最大遅延時間てあり、本実施例
ではレーザビーム４ドツトの印字時間に相当する）だけ
遅れたものとなる。そして、スキャンアドレスカウンタ
１０が遅延同期信号Ｄ□７によってＳＡ、、ＳＡ、、−
・・Ｓ　Ａ　４゜とインクリメントされてゆくと、順次
その遅延時間か変更されつつ各スキャンアドレスＳＡｎ
の０Ｎ−ＯＦＦデータによって、第４図に示すような斜
めに傾いた文字ｒＡＪか一頁の第１行分感光体ドラム６
　にに潜像形成され、以後第２行〜最終行も同様に潜像
形成がなされる。

すなわち、第３図に示すキャラクタジェネレータ１２上
に記憶された英文字ｒＡＪは、そのパラレルデータの印
字タイミングか遅延同期信号ＤＩＩｎに回期されるので
、最初のスキャンアドレスＳＡ、ではその印字タイミン
グが４ドツト遅れ、かつ最終のスキャンアドレスＳＡ、
。では正常に戻されて、斜めに傾いた斜字体のｒＡＪと
して印字される。もちろん、遅延制御回路１５が同期信
号ＳＨを出力するよう切り替えられていれば、スキャン
アドレスカウンタｌＯおよびコントローラ１１が正常の
タイミングで作動するので、第３図の英文字ｒＡＪはそ
のままの字体で印字される。

これにより、キャラクタジェネレータ１２上に記憶され
た通常の字体から必要に応じて任意に第４図に示すよう
な斜めに傾いた字体を変換生成することかでき、しかも
、その傾きを遅延クロックＤＣＫの周期（周波数）変更
によって簡単に変更設定できる。

なお、上記実施例では２４００１１を基準に考えたか、
規定の分解能は任意であることはいうまでもない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、キャラクタジ
ェネレータ、ヒに記憶された通常の字体から必要に応し
て任意に斜めに傾いた字体を変換生成することかでき、
しかも、その傾きを簡単に変更設定できる。したかって
、専用の斜体文字を用意する必要かなくなり、キャラク
タジェネレータ（字体パターン格納用メモリ）の容縫を
節約できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による斜体文字生成装置の好適な一実施
例を適用したレーザプリンタの印字制御系を示すブロッ
ク図、第２図は第１図に示す遅延制御回路１５の概略構
成を示すブロック図、第３図は第１図に示すキャラクタ
ジェネレータ１２）に記憶されたフォントの一例を示す
説明図、第４図は第３１：４に示すフォント例を本発明
による斜体文字生成装置により印字した印字例を示す説
明図である。 １−・−半導体レーザ（レーザ素子） ｌＯ・・・スキャンアドレスカウンタ １１・・・コントローラ １２・・・キャラクタジェネレータ １５・・・遅延制御回路（遅延制御手段）１５０・・・
遅延回路 １５１・・・セレクタ １５２・・・カウンタ １５３−・・セレクタ ＤＳ−・・印字コート ＤＰ・・・文字データ ＳＷ・・・印字用画像信号 Ｓ、・・・水平同期信号（作動タイミング信号）ＤＨｎ
・・・遅延同期信号（作動タイミング信号）特許出願人
　　　旭光学工Ｘ株式会社 第３図 第４図 手　　続　　補　　正　　書 平成　１年　４月　３日 特願昭６３−８３４８４号 住所　東京都板橋区前野町２丁目３６番９号ダ、補正の
対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 ６、補正の内容 明！ＩＩ書第１０頁第８行目〜第９行目の「エリートサ
イズの」を削除する。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 印字コードによりアドレス指定したキャラクタジェネレ
   ータを電子写真プロセスとの作動タイミング信号に同期
   させて逐次アドレススキャンして得られる文字データか
   ら印字用画像信号を形成し、それによってレーザ素子を
   オン・オフ変調するようにしたレーザプリンタにおいて
   、前記作動タイミング信号を前記キャラクタジェネレー
   タのアドレススキャンの際に前記文字データの先頭デー
   タでは遅くし、最終データのアドレススキャンまでに正
   常に戻す遅延制御手段を備えたこと、を特徴とする斜体
   文字生成装置。