JP3275050B2 - 所定の装置解像度を有する画像記録装置に所望の画像を複製する方法及び装置 - Google Patents

所定の装置解像度を有する画像記録装置に所望の画像を複製する方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 関連する特許出願 この特許出願は、本件出願と同じ発明者及び譲受人に
よる1990年11月7日付けのアメリカ合衆国特許出願第61
0,094号、発明の名称「ラスタ式レーザプリンタにおけ
る垂直画素のインターリーブ方法」に関連する。
産業上の利用分野 本発明は、一般的には、表示装置の出力を向上させる
技術に関し、より詳しくは、ラスタ状に配列された表示
装置の出力の解像度を修正することによって、文字、画
像及び写真の品質を改良する技術に関する。出力は、表
示装置の解像度とは異なる(高いか或いは低い)解像度
を付与するように、及び/又は、表示装置の軸線と異な
る軸に沿ってドットを整列させるように、あるいはドッ
トを整列させないようになされ、ドットの寸法及び/又
は濃淡値が制御可能とされる。
発明の背景 ある種の表示装置においては、画像は、直接、あるい
は適当な中間工程を介して間接的に表示装置あるいは印
刷媒体にエネルギー群の与えることによって形成され
る。
周知のインインパクトプリンタやデジタル型複写機に
通常使用されている印画機械などの表示装置は、デジタ
ルラスタによって規定される仮想位置にドットを配置す
ることにより、紙やその他の印刷材料に画像を形成して
おり、ラスタにおけるこれらの仮想位置は、画像要素を
略した画素として知られている。ラスタの量子化の度合
は、通常、解像度と称され、たとえば、300DPI(1イン
チあたりのドット数)の解像度を有するプリンタは、中
心間の距離が1/300インチのドットラスタを形成するも
のである。この意味で、「解像度」とは、プリンタが記
録し得る線の細かさでも、線の組の解像性でもないこと
に留意されるべきである。
電子写真画像プリンタなどの印画機械では、画像は、
まず光電材料などの帯電面に、たとえばレーザビームな
どによって光電材料を時系列的に走査することによって
形成される。走査線の走査に際して、レーザビームは、
画像中の所望のドットに対応する各画素の範囲内で励起
される。(代表的には、レーザプリンタとして知られ
る)この種の印画機械は、黒色記録機として知られてお
り、白色のドットを記録するようにレーザビームを励起
する機械は、白色記録機として知られている。
レーザビームが励起されると、光電材料のレーザエネ
ルギーが照射された部分が放電する。レーザによる順次
走査は、光電材料に、所望の画像の電荷−パターン複製
を形成する。電荷パターンにトナーを引き付けて現像
し、現像されたパターンを、紙やその他の材料に転写す
ることによって、印刷物が得られる。
レーザビームは、画素の領域のみで励起されるが、し
かし、光電材料上にビームが形成する電荷は、光電材料
上の周辺の画素も同様に取り囲む領域内でほぼ円形ない
し楕円形の電荷群は、画素の中心の電荷が高い釣鐘形の
非線形に分布される。出力画像を形成する現像処理にお
いて、或る特定のしきい値より高い値に帯電した領域の
光電材料だけが、画像ドットを形成する。
画像ドットは、無階調の複数画素領域を背後の画像が
透過することを防止するために、また、細い傾斜したビ
ーズ状の線を減少させるように形成される。オーバラッ
プを形成するために、ドットの直径を、1つの画素より
も相当大きく、約2倍ないし3倍の大きさに形成され
る。たとえば、300DPIのレーザプリンタにおけるドット
の直径は、ほぼ/100インチないし1/150インチ(3/300イ
ンチないし2/300インチ)である。
レーザビームを励起するかしないかを決定して仮想画
素を得るために、印刷すべき画像は、通常、まずラスタ
化される。すなわち、通常はアナログである原画データ
が、重なりあわない仮想画素中に量子化される。画素ラ
スタは、時には、ビットマップと参照される。レーザー
ビームプリンタでは、画素(或いはビットマップ要素)
は、通常は2値である。すなわち、表現する画素が黒あ
るいは白のいずれかを表し、他の種類の表示装置では、
複合ビット画素が、ドットの寸法あるいは濃淡値を表示
する。
ラスタ化処理において、連続した線や文字の輪郭など
の画像要素は、ほぼ原画の形状に沿った画素パターンに
変換される。写真データなどの連続段調のデータは、対
応する原画データの平均濃淡値に相当する一定寸法の複
合画素群に変換され、6×6個の複合画素群では36段階
の、8×8個の画素群では64段階の、濃淡値を表現する
ことができる。
レーザは、比較的任意の周波数でオン・オフ点滅する
ことができるので、レーザビームプリンタは、所望の解
像度を得るために、レーザ走査方向に沿って解像度を連
続的に変えることができる。他の軸線方向の解像度は、
通常は一定で、記録紙の搬送機構とレーザの走査速度と
の相互作用により決定される。これは、LEDやLCDの固定
ヘッドアレイを使用して、固定ヘッドアレイにより記録
紙の長さ方向に走査する印刷機械でも同様である。ま
た、本発明は、解像度が両方の軸線方向とも固定された
印刷機械についても、適用できるものである、 従来装置の問題点 一般に、原画データに対する出力画像の忠実度は、出
力画像におけるドットの解像度に依存している。任意の
アナログ画像は、量子化されたラスタによっては正確に
複製することができず、アナログ原画データの細かさが
量子化するラスタのサンプリング間隔を超える場合に
は、歪みを生じる。
歪みは、少なくとも肉眼の許容範囲では、連続調デー
タの中に最もよく見え、印刷された画像が粗く粒状にな
り、微細なディテールがぼけ、さらに多くのコントラス
ト(濃淡の調子)が失われる。文書データでは、文字が
最も近接する画素だけが位置決めされるために、リズム
が損なわれ、文字の形状、特に縦線の幅やセリフは、最
も近い画素で近似され、文字の線や輪郭は、不連続な画
素段階で近似されるために、(輪郭線の方向がラスタの
いずれかの軸に一致する場合を除いて)ぎざぎざにな
る。
印刷すべき原画データが、既にデジタル形式になって
いる場合でも、デジタル化されたデータと表示装置との
解像度が適合しない場合には、歪みが生じる。これは、
表示装置の解像度がデジタル化されたデータのそれより
も高い場合にも生じる。
この不適合の問題は、約200DPIの解像度のデジタルデ
ータで伝送されるファクシミリデータが、300DPIのプリ
ンタで印刷される場合に遭遇する。たとえば、ファクシ
ミリデータにおける(1/200インチの)1個の画素の大
きさの要素を、(300×300DPIプリンタにおける)33%
大きい1/300インチか、33%小さい2/300インチで印刷し
なければならない場合などである。
現在の画像強調方法 出力画像の品質を改良する各種の技術が提案されてい
る。これらの画像強調技術には、エッジの平滑化、線幅
の拡大、鋸歯防止(「鋸歯状」のぎざぎざを減少させ
る)及び表示装置の解像度の向上等が含まれる。
画像強調技術の多くは、データが既にラスタ化された
後、従って、微細なディテールが既に失われているが、
表示装置が送られる前に、データに施される。画像強調
技術は、通常、表示装置への信号を変換して、通常、画
素の中心から偏位した小さなドットを形成したり、ある
いは濃淡のドットを形成する。
アメリカ合衆国特許第4,437,122号(ウォルシュ
他)、同第4,847,641号(ツング)、及び第4,933,689号
(ヨンキス)などの印刷強調技術は、エッジの平滑化に
有用であるが、一部の線の微細な解像度が失われる。
アメリカ合衆国特許第4,864,326号(カワムラ他)
は、興味深いシステムを開示しており、これは、2個の
レーザビームを交互に使用するものであるが、きわめて
複雑で、通常の商業用としては高価にすぎるものであ
る。
上述の技術は、原画データが所定の解像度でデジタル
化されてしまった後に適用されるが、連続階調画像の忠
実度の損失、文字の位置決めの精度の低下、あるいは文
字やその他の画像要素の形状の低下などを補正できな
い。
各種の周知の鋸歯防止技術は、隣接する画素の濃度或
いは濃淡値を平均することによって、ぎざぎざなエッジ
を平滑にするものであり、所望の平均濃度を作るため
に、可変寸法ドットまたは濃淡ドットを使用する。鋸歯
防止は、ぎざぎざなエッジを平滑にするために有効であ
るが、細い画線が太くなり、エッジの鮮鋭度が鈍くな
る。
出力画像の解像度の増加は、アナログ(原画)画像の
サンプリング率が増加して、データ全体について細かい
ディテールが保全されるので、基本的に、画像の品質を
改善する。
従来、出力画像の解像度の増加には、表示装置の解像
度の増加を必要とし、同様に、デジタルラスタデータを
蓄積するためのメモリ容量を増加させる必要があると考
えられてきた。たとえば、解像度を300×300DPIから600
×600DPIに増加させるといった暴力的な提案は、600×6
00DPIで表示できるような高価な表示装置を必要とし、
かつ、ラスタ化された画像データを保持するために、4
倍のメモリ容量を必要とするものとされてきた。
印画機械の従来の使用法 印画機械の従来の使用法は、デジタルデータ中の仮想
画素と表示装置が形成するエネルギー群との間、及びエ
ネルギー群と出力画像のドットとの間の、1対1の対応
関係に依存している。すなわち、各データ画素は、対応
するエネルギー群が形成されるか否かを決定するのであ
り、各エネルギー群は、出力画像にドットを形成する。
従来の表示装置を改善する方法は、デジタル化された
ラスタと表示装置によるエネルギー群の形成との間に、
回路を挿入するものである。これらの改善は、エッジの
平滑化のために3つの手段を使用する。即ち、ドットの
寸法を正規より小さくすることと、正規より小さいドッ
トをエッジに沿って追加することと、正規より小さいド
ットを、画素中で走査線に沿った方向に中心位置をずら
せる(即ち、水平方向走査レーザなら、画素中心の左ま
たは右にずらせる)ことである。
これらの改善手段は、デジタル化されたデータとエネ
ルギー群との1対1の対応関係を、充分に維持すること
ができない。デジタル化されたデータ中の対応する画素
が、画像中のドットの位置を指定しなくても、エッジを
平滑にする追加のドットを形成するエネルギー群が選択
的に追加される。これらの追加されたエネルギー群及び
得られたドットは、通常、表示装置用のドットより小さ
い。しかし、これらの改善は、エネルギー群の配置と出
力画像中のドットとの1対1の対応関係を維持する。換
言すれば、すべてのエネルギー群が、出力ドットを形成
するためのしきい値を超える値である。
関連の特許出願 前述した関連特許出願における、出力画像をある程度
強調するための基本的な装置は、レーザビームを、縦方
向に隣接する走査線上に配列された2列の画素点に重ね
あうように使用し、選択的に励起して、走査線上に縦方
向に配列された2列の画素点の一方又は両方にドットが
形成されないようにして、中間あるいはインターリーブ
されたドットを形成するものである。しかし、この基本
的な装置には限界がある。特に、インターリーブされた
走査線上の1つの画素が励起されるには、レーザがこの
画素点の直上及び直下の走査線を通過する場合のみが、
この画素点を励起する機会であり、かつ、励起レベルを
決定するための入力は、3つの画素点入力、すなわち、
走査線上の2個の画素と所望のインターリーブされたド
ットとのビットマップ値である。この露光機会の限界及
び入力の限界は、物理的走査線とインターリーブされた
走査線のドットの寸法、形状及びトナー付着面積をバラ
ンスさせなくなる。一方、本発明は、オーバーラップを
形成する機会が比較的限界されないものであり、オーバ
ーラップを形成するために単に追加画素を使用するだけ
でなく、画素中でパルスを偏位させ、1つの画素中に複
合パルスを有して、ビームの形状を変更し、かつ、ビー
ムのエネルギーレベルを変更するものである。
本発明の概要 広い概念における本発明は、プリンタの正規の1イン
チ当りのドット数(DPI)に対応する1インチ当り所定
の数の走査線を有するレーザプリンタの解像度を、 (1) レーザビームを、プリンタの正規DPIに対し
て、たとえば2倍の高速度で励起させ、 (2) レーザビームが走査している画素点及びその近
辺の所望のビットマップを示す水平及び垂直方向のデジ
タル情報の論理的組合せに基づいて、レーザプリンタが
走査している走査線の両側の走査線の間の隙間のある走
査線上の所望の画素を含む各画素においてレーザビーム
を可変的に励起させ、 (3) 走査線上の3個もしくはそれ以上の画素点から
の励起の総和により、1個又はそれ以上の隙間のある画
素点にドットを形成し、さらに、 (4) 励起レベルに基づいて、走査線上の画素点にド
ットを選択的に形成しまたは形成しないようにするもの
である。
本発明の好ましい実施例においては、各画素点におけ
るレーザビームの励起は、走査中の走査線及びその上下
の隙間のある走査線の3個のビットを含む、レーザビー
ムの走査点を中心とするデジタルビットマップの9個の
ビットからのデジタル入力の論理回路によって決定され
る。
この実施例では、2本の走査線間の1つのインターリ
ーブされた画素は、6回評価され、対応するドットは、
走査線に近接する画素点における6個のレーザパルスの
合計値によって形成される。これらのレーザパルスは、
ある場合には、パルスの中心が照査される走査線上の画
素点に、ドットを形成するためには不十分な強度のもの
である。
本発明のより一般的な概念では、1個のドットが、励
起され得る近辺の画素群からの多数のエネルギーパルス
の総和によって形成される。
本発明は、出力の解像度を増加又は減少させることが
でき、及び/又は表示装置における軸線以外の軸線に沿
わせるように出力ドットの配列角度を変換したり、ある
いはドットを非整列パターンで出力させることができ
る、マトリックス型表示装置に適用される方法を提供す
るものである。
表示装置の通常の使用手法と異なり、本発明は、1対
多数の対応関係の組、たとえば、デジタル化されたデー
タにおける複合画素と与えられたエネルギー群との対応
関係、及び複合エネルギー群と出力画像における所要の
ドットとの対応関係に依存するものである。換言すれ
ば、複合画素は、与えられたエネルギー群をどのように
形成するかを決定するために使用され、複合エネルギー
群は、独立に、かつ、それらが重ねあわされた結果とし
て、出力画像のどこにドットを形成するかを決定する。
また本発明は、表示装置の出力しきい値を超える重ね
あわせ領域を創出するために、出力しきい値より低いエ
ネルギー群を使用するものである。
エネルギー群の重なりは、結果のエネルギー界に対し
て、したがって出力材料に形成される画像に対して追加
される。これにより、出力画像中の表示装置の解像度に
無関係な位置にドットを創成することができる。
たとえば、しきい値以下の4個のエネルギー群を重ね
あわせると、それらの重なり部分は、出力しきい値を超
えるエネルギーとなり、それによって、表示装置の(レ
ーザプリンタの走査線上などの)4つの作動可能な位置
の間に、ただし作動可能な位置ではない位置に、1つの
ドットを形成する。より複雑な重ねあわせ効果も、当然
に可能である。
留意すべきことは、本発明によれば、通常の300DPIプ
リンタを使用して、600×600あるいは1200×1200DPIの
画像を出力すること、約200DPIのファクシミリデータを
印刷すること、任意角度の可変寸法ドットによる網目版
を出力すること、及び、ある角度の可変寸法あるいは濃
淡ドットで、もしくは600×600又は1200×1200DPIなど
の高解像度の一定寸法のドットによって、連続階調出力
を改善することができる。
本発明は、ラスタ状ビットマップの部分を保持するた
めに一時蓄積したり、(ビットマップの区画と比較する
ために)パターンと表示装置へ出力する対応信号を恒久
的に蓄積したりする、データ圧縮技術を使用するように
してもよい。
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、以下の説明
及び添付図面から明らかにされよう。
図面の簡単な説明 図1及び図2は、解像度及び「ビットマップ」情報を
説明する図である。
図3及び図4は、レーザプリンタなどのプリンタに使
用される特別な解像度及びドット寸法の事例を説明する
図である。
図5は、典型的なレーザプリンタの対応しきい値を示
すグラフである。
図6は、4個の光源を重ねあわせた光学露光の追加特
性を示す図である。
図7は、多数の露光光源の露光を示す図である。
図8は、高解像度を得るために重ねあわせた露光パタ
ーンの別の事例を示す図である。
図9は、1インチ当り600個のドットのビットマップ
パターンを、通常の1インチあたり約300線のレーザプ
リンタの走査線と対比した図である。
図10は、通常のデータプリンタと、望ましい高解像度
のプリンタとの関係を考察するための図である。
図11及び図12は、レーザビームの適切な励起レベルを
決定するための好適な実施例としてのビットマップ及び
関連する型板又はビットの組合わせを示す図である。
図13は、それぞれ9ビットからなる各種のビットマッ
プ入力と、対応するレーザビーム励起時間を示す図であ
る。
図14は、本発明の図示実施例を実施する好ましい回路
を示すブロック図である。
図15A、図15B及び図15Cは、図14のブロック回路の部
分詳細図である。
図16は、レーザプリンタの励起時間に対するトナー濃
度の関係を、より詳細に示すグラフである。
図17は、中心画素の作動を決定するための25画素の型
板の1例である。及び 図18は、中間画素とその励起に寄与する近接の走査線
の画素群を示す模式図である。
好ましい実施例の詳細な説明 本発明を実施する図示の回路を説明する前に、解像度
に関する基本的な要件及びレーザプリンタ及びその他の
印刷装置の解像度の改善について、検討することが有用
である。
最初に、プリンタの解像度の最も一般的な単位は、1
インチ当りのドット数で、「DPI」と称する。DPIは、ド
ットを形成し得るプリンタの精度を示す単位である。正
確に説明すると、これは、各々別々に視認し得る、ある
いは解像可能な1インチ当りのドットの数であるが、無
論そうでない場合もある。300DPIのプリンタは、直径が
1インチの1/300であるドットを印刷するのではなく、
その理由は、図面により後述する。デジタルプリンタの
目的は、ビットマップのページを最も有効に表現するこ
とである。図1に示すように、直径が解像度の1単位で
ある円形のドットは、平滑な線を作ることができない。
また、図2に示すように、一辺の長さが解像度に1単位
である正方形の領域は、45度の斜線を平滑につくること
ができない。
切れ目のない連続した領域と平滑な水平及び垂直な線
とを形成するには、図3に示すように、直径が解像度の
約2単位のドット寸法が必要である。45度の斜線を平滑
に形成することは、もっと難しく、アドレス可能な解像
度の最近接した点を、解像度の2単位の平方根に等しい
間隔で配置することになる。この場合、平滑な線を形成
するためのドットの直径は、図4に示すように、解像度
の約3単位を必要とする。したがって、印刷機械は、通
常、解像度の2ないし3倍の直径で記録している。たと
えば、300DPIのプリンタは、直径がほぼ1/100インチの
ドットを、1インチ当り300個印刷しており、これらの
ドットは、互いに重なりあっているために、独立に解像
することができない。実際には、DPIとは、プリンタの
ドットのアドレス可能な解像度を現わすものと考えるこ
とができる。
図5に示すように、露光の静電機能とトナー濃度との
関係は、直線ではない。図5のグラフに経験的に示すよ
うに、露光量に対応するトナー濃度は、高度な2段階シ
ステムである。図5において、露光時間は、所与の画素
ないし画像要素を掃引する走査レーザビームの点灯時間
の比率である。
図5の光学応答特性曲線に示すように、記録ビーム
は、ページに記録することなく、ある時間内、点灯され
得る。応答しきい値より大きい光学露光は、視認可能な
差を作らない。
このような静電印刷工程の特性を考慮すると、任意寸
法で任意解像度のドットを作ることができる。1つの点
は、中心がその点から離れているビームの光により影響
を受ける。ある点に対する露光量の総和は、重なりあっ
たすべての光の合計値である。ドットは、合計露光量が
光学応答しきい値を超えた場合に形成される。合計露光
量が応答しきい値より少ない場合には、ドットは現われ
ない。
図6及び図7は、この理論の2つの事例を示す図であ
る。図6は、4つの光源が重なってページ上に照査され
た場合で、中心領域は、しきい値を超える光量で露光さ
れ、残りの領域は、トナーが付着しない状態である。同
様に図7は、多数の露光が、単一の中心の高濃度領域を
形成し、レーザビームの強度レベルと各パルスの持続時
間とによって、中心点あるいはより広い暗色になった領
域が形成される。
多重露光印刷の制御は、所定領域に照査される光の総
量を制御することである。光走査は、連続した走査線の
組に沿って行われるが、制御のために、走査光は、各走
査線上の等間隔の領域(画素)の組中に分割され得る。
これらの各小領域について、ビームを点灯する合計時間
を制御して、各領域に配分される光量を制御する。
各光源制御点は、多数の目的領域に効果を生じ、各目
的領域は、複合光源制御点から配分される光量を受け
る。光源制御点を適切に変調するには、不均一な組を同
時に解決することが必要である。これらのそれぞれの不
均一さは、目的領域の状態が、光学応答しきい値より小
さいか又は大きいかを限定する。別法として、走査中の
制御点に近接した領域から先行制御点の配分値を減算し
て、不均一な組を解決するようにしてもよい。実際に
は、レーザプリンタのレーザビームが走査している制御
点あるいは画素の周囲領域を、移動する「型板」あるい
は現走査位置の周囲の走査点の組によって検査し、型板
中の入力ビットマップからのビットの論理機能として、
かつ、先行制御点からの配分値を含む所望の励起時間を
与えるルックアップテーブルを用いるようにしてもよ
い。ルックアップテーブルは、リードオンリーメモリ、
ハードワイヤードロジック回路、もしくは同種の装置で
形状することができる。
前提知識として、及び完全な理解のために、たとえば
ヒューレット・パッカード社のレーザジェット・プリン
タなどの市版されているレーザプリンタについて説明す
ると、レーザビームは、約1.28ミリ秒で垂直方向に8イ
ンチ掃引し、同期パルスは、1.8ミリ秒ごとに掃引開始
を指示し、約2分の1ミリ秒で復帰する。レーザを1イ
ンチ当り600個のドットを形成するように励起すると、
各ビットの位置で、約268ナノ秒(nsecs)又は10億分の
268秒間、励起される。ヒューレット・パッカード・レ
ーザ・ジェットは、134ナノ秒から201ナノ秒の範囲で励
起され、134ナノ秒ではドットを形成せず、201ナノ秒以
上の励起によってドットを形成する。他の市販システム
でのしきい値は、これと異なる値である。したがって、
2本の(水平方向の300DPIの)走査線の間の1つの中間
画素位置に、1つのドットを配置しようとすれば、所望
のインターリーブ画素位置に重なる走査線上の画素群を
充分に励起して、光学しきい値以上にしなければならな
い。必要であれば、走査線上の配分パルスの持続時間は
134ナノ秒以下として、走査線上のこれらの点にドット
を現わさないようにする。特に、所望のインターリーブ
画素ドットの前後の2本の走査線上の4個の画素を比較
的低レベルで励起すると、図6と同様な手法で、所望の
1つのインターリーブ画素ドットが形成される。
追加のアドレス可能な画素要素を提供するために重ね
あわされる帯電領域を作る効果は、断面が平坦なエネル
ギー分布を有する装置、すなわち、エネルギー源が照査
された領域全体にエネルギーが均一に分布された装置で
形成することができる。実際により重要なことは、この
多重露光は、非線形のエネルギー分布を有する装置にも
使用できることである。たとえば、レーザプリンタにお
けるレーザ光源は、出力光の断面が完全な線形ではな
く、ビームの中心強度が強く、ビームの周辺付近では出
力強度が少ない。また、プリンタの光学系も完全なもの
ではなく、ビームが拡散する傾向がある。最後に、光電
材料の静電作用も、帯電量と露光レベルとの反応に差が
存在する。ここに説明する解像度変換効果は、これらの
不都合に適合して、解像力が低い性質の装置でより高い
解像度を得ることができる重ねあわせを創出するもので
あることに、留意されたい。
レーザによるドラム上への書きこみ作用、及び各制御
点におけるビームの持続時間を精密に制御することは、
ドラムの書きこみ部分が、周囲画素の「充満した」領域
を、現に走査中のアドレス可能で制御可能な画素に先立
って、走査できるようにする。走査線ごとにドラムに書
き込まれるパターンは、不揮発性であるので、レーザ光
(多重露光)の走行走査は、ビーム中心領域のみなら
ず、ビームの周辺部の領域も作用する。この効果を利用
するために、制御器は、源ビットマップ中の水平、垂直
及び対角線方向の画素を「観察」し、この制御点につい
てレーザビームを適切に変調する。
ビームの持続時間、形状及び強度を選択すれば、前述
の非線形を適正し、源ビットマップの「型板形状」に基
づく「ルックアップ」テーブルを使用することができる
システムを使用できる。この変調出力変換の源ビットマ
ップは、ほぼ完全な4倍の解像度を提供するために(ビ
ーム持続時間のみを変化させて)形状され、なお、より
高い出力解像度も可能にするものである。
図8は、3本の異なる走査線からのパルスで、走査線
の1つに近接した1個のビットを形成するようにした、
高解像度の画像を形成するための変調形状を示す。この
効果は、図8の中心の黒化領域で示されている。
図9は、走査線間隔が1/300インチのレーザプリンタ
に適用する解像度レベルが600DPIのビットマップを示
す。この種のレーザプリンタは、300DPIの出力解像度を
有するもので、後述する本発明の原理に基づくシステム
を用いて、600DPIの解像度を備えるように形状すること
ができる。
図10の図表には、周知のレーザプリンタにおける、1/
300インチの間隔の2本の走査線(3)及び(5)を示
してある。画像を600DPIで形成するために、中間ないし
インターリーブされた走査線(7)、(9)及び(11)
に沿った画像中に、追加のドットを配置することが望ま
れる。ドット(13)及び(15)の位置については、それ
らが走査線(3)及び(5)の上にあるので、なんら問
題はない。また、レーザビームを600DPIの高い周期で励
起することも、それが走査線に沿って掃引するので、通
常の300DPIのスキャナと比較しても問題はない。さら
に、走査線上の隣接又は近接する3個ないしそれ以上の
画素を、適切なレベルで励起して、これらの点に出力ド
ットを形成するエネルギー群を重ねあわせることによ
り、点(17)に出力ドットを形成させる。前述のよう
に、これらのドットの直径は、解像度レベルの2倍ない
し3倍に等しくして、例えば図4に示したように、連続
した画線を形成させる。600DPIの解像度のためには、ド
ットの直径を、2/600インチあるいは1/300インチと3/60
0インチあるいは1/200インチの間の寸法にする。
本発明の実施例の装置を、機能的な観点から、図11か
ら図13の図面に基づいて説明する。
図11において、レーザプリンタのレーザビームは、点
(19)に対応する点にあると仮定すると、この点におけ
る励起レベル又は持続時間は、中心に点(19)がある陰
を付けた正方形で示す型板(21)に含まれるビットマッ
プの9個のビットの総てによって決定される。それと対
照的に、図12では、レーザビームは、走査線に沿った次
の点(23)に照射され、型板(21)は、型板(21)に含
まれかつ点(23)を直接囲むビットマップの9個のビッ
トの連続するグループに移行されている。パルス(29)
で示すように、図12に示した状態では、出力を示してい
る唯一のビット(27)だけで、パルスには、点(23)に
対応する走査線において、レーザビームが供給される。
同様に、図11の領域(25)にパルスがないということ
は、型板が、走査点の下で走査点の右に予定された唯一
の出力ドットを含んでいる場合には、点(19)において
レーザビームが励起されないことを示している。図13
は、型板パターンに対するレーザビーム励起時間を、よ
り完全に示す図表である。特別な例として、参照符号
(31)で示すビットマップは、図12に示したものと同じ
であり、特定の画素間隔中の励起に適用可能な268ナノ
秒の中の150ナノ秒の出力を励起することを示す。
図13は、論理的に使用される型板の形状の各種の組合
せと、それぞれの組合せにおける変調を示す。即ち、図
13は、型板の中心で(装置解像度が300DPIである実際の
ドットである)ドットに必要なエネルギー化レベルを決
定するための照合表で、印刷しようとする所望の型板パ
ターン(ラスターの実効解像度が600DPIにおけるドット
パターン)が分かる。例えば、紙に印刷しようとする
(600DPIにおける)9−ドット型板パターンが、図13に
示してあるP1状態の2つの9−ドットパターンの何れか
とマッチすると、(装置解像度が300DPIにおけるドット
の中心でもある)この9−ドットパターンの正中心の位
置が、全起動時間の9/16である150ナノ秒間ターンオン
されなければならない。所望の9−ドット型板パターン
が、図13に示すパターンの一つとマッチするか否かは、
所望の9−ドットパターンを図示されている9−ドット
パターンと下記のドットと共に対照することによって決
定される: −その位置における所望の黒色ドットとマッチングす
る図13の暗く陰をつけたドット(“記録されるべきドッ
ト”) −その位置における所望の白色ドットとマッチングす
る図13の明灰色ドット(“記録されないドット”)、及
び −その位置における所望のドットが白色か或いは黒色
かに関係なく常にマッチングしている図13の空白化ドッ
ト(“無視されるドット”) 図13の型板の作動を、より完全に説明するために、各
状態についてそれぞれ説明する。
P1状態は、インターリーブされたドットが1個の場合
である。左の図は、下方の走査線からドットを見た場合
で、右の図は、上方の走査線からドットを見た場合であ
る。
P2状態は、最も複雑な状態が作られている。P2状態
は、1本のインターリーブされた走査線を検知する。こ
の状態は、評価されるドット位置に基づいて、幅が異な
る2個のパルスを使用する。図13に示す型板の2個の列
は、1本のインターリーブされた走査線を伴う2本の連
続した走査線を示している。走査線Aの第1と第3との
位置では、7/16幅のパルスが使用され、第2と第4の位
置では、8/16幅のパルスが使用される。走査線Bの第1
と第3との位置では、8/16幅のパルスが使用され、第2
と第4の位置では、7/16幅のパルスが使用される。この
交互のパルスパターンは、走査線の幅と走査線の濃度と
のバランスを提供する。
P3状態は、1本の物理的走査線を作るために使用され
る。
P4状態は、物理的走査線の両側に、2本のインターリ
ーブされた走査線を作るために使用される。
P5状態は、各1本の物理的走査線とインターリーブさ
れた走査線との2本の走査線を、互いに隣接させて作る
ために使用される。
P6状態は、1本の物理的走査線と2本のインターリー
ブされた走査線との3本の走査線を互いに隣接させて作
るために使用される。
P7状態は、走査線がない領域(白領域)を作るために
使用される。
要約すると、画素ドットは、走査線上の6個の隣接画
素を励起することによって、2本の水平な走査線のほぼ
中間に位置つけされて、中間の画素点に与えられるエネ
ルギーの総量がしきい値以上になるようにする。この実
施例は、インターリーブされた画素点を多重露光する機
会を提供するようにしてあることが重要である。実施例
により説明すると、図11、図12及び図13に示す3×3個
の型板の形状は、インターリーブされた画素は6回の作
用を受け、本来の画素は3回の作用を受けることを示し
ている。水平走査線の上及び中間の画素点の所望出力を
種々に組合せることにより、走査線に沿った画素点の励
起レベルを適切に変化させることができ、所要の励起レ
ベルは、図13の「変調表」に含まれる。ここで注意すべ
きことは、図13の変調表は、ヒューレット・パッカード
・ジェットプリンタを使用した場合に適用されるもので
あり、特性が異なる他のプリンタは、他の種類の同等な
異なる形状を用いて、解像度の増加を提供しているとい
うことである。
図14は、上述した作用効果を得るための、レーザプリ
ンタやその他の画像生成装置を制御する好適な装置(1
0)のブロック回路図である。装置(10)は、IBM AT
パーソナルコンピュータ(41)などの画像データ出力装
置と、ヒューレット・パッカード・レーザジェットなど
のレーザプリンタ(43)との間にインターリーブするの
が望ましい。装置(10)は、制御回路(12)、プリンタ
(43)に接続されて変調信号を提供する出力コネクタ
(14)、及び、PC(パーソナルコンピュータ)に接続さ
れて画像データを受け取るプリンタ用の入力コネクタ
(16)を備える。
制御回路(12)は、PCインターフェース回路(18)、
FIFO(ファストイン、ファストアウト)回路(20)、状
態回路(22)、及び、ビデオ信号発生回路(24)を備え
る。通常は、アドレス情報及び画像データは、FIFO回路
(20)へ送られる画像データを制御するインターフェー
ス回路(18)に受け取られる。続いて回路(20)は、3
走査線のデータを同時に、レーザプリンタ(13)に設け
たレーザの励起を制御する変調信号を作る解像度変換回
路(24)に送る。状態回路(22)は、PC(41)とプリン
タ(43)の間のデータの流れの同期性を確保する。
一般的に云うと、図14のブロック図は、直列に連続し
た多数のビデオ信号を記録できるものである。現在のデ
ータを直列の出力装置にするのに必要な電気回路は、設
計及び形状が同様なものである。この実施例解像度変換
の能力は、特別な装置あるいは源データを提供するイン
ターフェースには依存しない。解像度変換は、図14の
「解像度変換回路」(24)と表示したブロック中で行わ
れる。
ホストコンピュータ(41)は、ランダムアクセスメモ
リ(RAM)(45)を備えて、印刷すべき600×600DPIのビ
ットマップを保持するのに充分な蓄積容量を有する。レ
ーザプリンタ(43)は、1インチ300本の水平走査線を
有する通常型である。FIFO(プッシュプル)回路(20)
は、ランダムアクセスメモリ(45)に蓄積された600×6
00ビットマップからの画像ビット情報の線を蓄積する。
特に、FIFO回路(20)は、レーザプリンタの、走査中の
走査線及び隣接のインターリーブされた走査線(及び適
当であれば、走査線)に対する600DPIビットマップ情報
を蓄積する。解像度変換回路(24)は、FIFO回路(20)
からの3走査線のデータを受け取り、600×600ビットマ
ップからの、中心の画素ビットが本来の水平走査線上に
あり、3個ずつ2組のインターリーブされた画素が、中
央の3個の画素ビットのすぐ上下で、レーザプリンタの
本来の水平な走査線上にはない、9個の画素ビットに連
続的に作動する。解像度変換回路(24)からの出力は、
パルス幅が図13に規定した変調表に示した持続時間で変
調され、間隔が画素ごとに1パルス(約268ナノ秒)の
一連のパルスである。
また、ホストコンピュータ(41)は、RAM(45)に要
求される蓄積容量を減少させるための、圧縮/非圧縮回
路(49)を備える。回路(49)は、通常の特性のもの
で、走査線が、実質的にあるいは拡張された白領域と、
それに続く実質的に黒領域とからなり、これらが黒から
白へ、あるいは白から黒への変更がないビットマップの
走査線における多数の画素を示す2値数で現わされる場
合に用いられて、各画素ごとにRAMへ入力させる必要を
不用にするものである。この「ランレングス」型圧縮及
び非圧縮回路自体は、周知である。
解像度変換回路(24)は、「型板」回路(51)、ビデ
オ信号「ルックアップ」及び出力回路(53)、及び、タ
イミング信号発生及びFIFO制御回路(55)を備える。こ
れらの回路の機能は、図14の回路と、その詳細図である
図15A、図15B及び図15Cに示されている。
図15A、図15B及び図15Cは、図14の形状要素(14〜2
4)の部材と接続関係を示す回路図である。特に、図15A
に示すインターフェース回路(18)は、入力トランシー
バ(26)(受信及び伝送作動トランシーバ、75179型の
2分の1)、アドレス選択スイッチ(S1)、8段コンパ
レータ(28)(74ALS688)、バスコントローラ(30)
(プログラム可能なアレイロジック、22V10)、2方向
バッファ(34)(74LS245)、8段ラッチ(36)(74LS3
73)、プリンタデータ出力装置(38)(プログラム可能
なアレイロジック、18CV8)及び、プリンタデータ出力
装置(40)(プログラム可能なアレイロジック、16L8)
を備え、これらはすべて、図14のブロック図に示すよう
に接続されている。スイッチ(S1)は、8段コンパレー
タ(28)に基準アドレスを設定するために使用する4単
位のスイッチで、基準アドレスを装置(10)が接続して
あるPC(11)から受け取ったアドレスと比較するための
ものである。データ出力装置(38)は、プリンタとの間
に指令及びデータを伝送する導線によってプリンタに接
続されている。データ入力装置(40)も、プリンタの状
態を監視する線によってプリンタに接続されている。
PCは、画像データは、それぞれ低位及び高位のバイト
で形状された2バイトの語として現わす。バッファ(3
4)は、端子(A1−8)にPCからの8ビットの低位バイ
トデータ(D0−7)を受け取り、プリンタの状態、FIFO
の状態、及びエラー検知用のタイミング信号を読みとる
ために、PCへのD0−7線にデータを現わすために使用さ
れる。ラッチ(36)は、端子(D0−7)にPCからの8ビ
ットの高位バイトデータ(D8−15)を受け取る。
図15Bに示すFIFO(プッシュプル)回路(20)は、先
行の奇数走査線用FIFO(42)(MK4503)、後続の奇数走
査線用FIFO(44)(MK4503)及び偶数番目走査線用FIFO
(46)(MK4503)を備えて、これらはそれぞれ、プリン
タの走査線データ(2046バイト)の3走査線分を、少し
上回る蓄積容量を有している。ついでながら、本明細書
では、レーザプリンタの正規走査線を、「偶数走査線」
あるいは「名目走査線」、又は「物理的走査線」と称
し、インターリーブ又は中間の走査線を「奇数走査線」
と称している。これらのFIFO回路(42)(44)及び(4
6)は、PCから伝送される3本の水平な画像線に対応す
る画像データを受けとって蓄積し、PCからプリンタに伝
送される非同期データのデータ・バッファとしてはたら
く。FIFO回路は、通常、ランダムアクセスメモリ及び関
連する論理回路を備える。
状態回路(22)は、図15Aに示すタイマー(48)(LM5
55C)、及びFIFO状態読みとり装置(50)(プログラム
可能なアレイロジック、16L8)を備える。この回路は、
追加のデータが必要かどうかを決定するために、FIFO
(44)及び(46)の状態が空であるか、半ば充満してい
るか、もしくは充満しているかを、かつ、エラー状態を
示すプリンタ作動の遅延が生じているか否かを、PCに監
視させる。ビデオ信号発生回路(24)は、シフトレジス
タ(52)(54)及び(56)(それぞれ74F166)、クロッ
ク(58)、ビデオ信号タイミング制御器(60)(プログ
ラム可能なアレイロジック、22V10)、タイミング信号
デコーダ(62)(プログラム可能なアレイロジック、22
V10)、プリンタデータ出力装置(図15Aの40)(プログ
ラム可能なアレイロジック、22V10)及び変調出力トラ
ンシーバ(66)(トランシーバ(26)の残り半分、7517
9型)を備える。
作動に際して、スイッチ(S1)で設定され、PCからア
ドレス線A9〜3を通じて8段コンパレータ(28)に受け
取られるベースアドレスは、追加のアドレスビットA0〜
2、及びバス制御器(30)に受け取られる入力/出力
(I/O)と、読みだし(RD)及び書きこみ(WR)入力と
の組合せ中で使用される。PCからのこれらの入力のため
のI/Oマップは、次のとおりである。
IOマップ RD WP ベース+0(B0) FIFOリセット(F RS) 奇数/偶数(O/E) ベース+1(B1) プリンタ状態(P RD) プリンタ制御(P WR) ベース+2(B2) FIFO状態(ST RD) 走査線(1)の終端(F D8) ベース+3(B3) FIFO状態(ST RD) 走査線の(0)の中間(F D8) ベース+4(B4) FIFO状態(ST RD) 語:下位バイト/上位バイト ベース+6(B6) FIFO状態(ST RD) 語:上位バイト/下位バイト アドレス線A0〜2からの上位アドレスと読みとり/書
きこみ入力との組合せは、他の装置を制御するための導
線に出力されるために、バス制御器(30)及び(32)に
よってデコードされる。まず、PCからのベース+0(B
0)の入力は、I/O読みとり信号(B0/RD)と組み合わさ
れて、FIFO(44〜46)をリセットする線(F RS)をはた
らかせる。次に、入力B0/WRは、まず制御器(30)の線O
/Eをはたらかせて、偶数のFIFOを選択してデータを転送
する。そこで、信号B4/WRは、偶数のFIFO(46)が、PC
からバッファ(34)及びラッチ(36)を通してデータバ
ス(68)に送られるデータを受け取れるようにする。す
なわち、PCから受けとるデータは、16ビットの並列デー
タであるが、データバス(68)には、まず下位8ビット
が伝送され、次いで上位8ビットが伝送される。バス制
御器(32)は、出力線(L0 8)を作動させるPCからバッ
ファ(34)への入力にしたがって、このシーケンスを制
御する。FIFO(46)に送られるデータについて、データ
の各偶数線の第1バイトの上位2ビットは、変調出力
を、300×300DPI、300×600DPI、又は600×600DPIのい
ずれかに決定する。多くのPCは、その作動プログラムを
通して、ユーザが出力に接続されるプリンタの形式を指
定でき、また、出力も指定されたプリンタの解像度に対
応する固有のビットマップを含む出力データ用フォーマ
ットを指定できるようにする。たとえば、多くの市版の
ワードプロセッサプログラムは、600×600DPI用にビッ
トマップされた出力画像データを提供できるようになっ
ている。
下位の偶数走査線データ第1バイトの下位6ビット
は、後述するビデオ信号タイミング制御器(60)で使用
される係数データである。次の(約)20バイトは、通常
のプリンタにおいては、左端の余白を作るために、最初
の160〜180個の要素には印刷しないので、すべてゼロ
(白データ)である。次の600バイトのデータは、600DP
Iのモードを選択している場合には、8インチの走査線
データに対応して伝送される。
起動に際して、各FIFOは、3本の走査線に相当するデ
ータが、充満あるいは注入される必要がある。データ
は、偶数あるいは奇数番目の走査線の情報に一致する。
偶数走査線のデータは、偶数走査線FIFO(46)に伝送さ
れる。次の走査線のデータに相当する奇数走査線データ
は、奇数走査線FIFO(44)に伝送される。この奇数番目
走査線のデータは、次の偶数番目走査線のデータがFIFO
(46)に伝送されたときに、先行走査線のデータにな
る。したがって、FIFO(44)に伝送された奇数走査線の
データは、次に先行走査線のFIFO(42)に伝送される。
かくして、各FIFOは、起動時のデータを、3本の走査線
の情報に相当する走査線データとして、−−−1本の偶
数走査線データをFIFO(46)に、次の(奇数)走査線デ
ータをFIFO(44)に、そして、先行走査線(同じく奇
数)をFIFO(42)に−−−受けとる。
各FIFOにデータを最初に「注入」するために、アドレ
スB2/RDは、PCが選択したFIFOの状態が充満しているか
空であるかを読みとり、それが充満していないことを確
保させる。次に、1本の偶数番目走査線のデータが偶数
FIFO(46)に伝送される。この走査線の終端において、
アドレスB2/WRは、FIFOのビット(D8)がその走査線の
終端を示すように設定する。次に、アドレスB0/WRは、
奇数FIFO(44)をはたらかせて、次の走査線データを奇
数FIFO(44)に伝送されるように、データ伝送プロセス
が反復される。このデータ伝送プロセスは、FIFO(44)
及び(46)に走査線データが半分充満するまで継続す
る。この時点で、PCは、FIFOの空/充満の状態を点検し
て、各バイトのデータが送られた後に、それぞれのFIFO
の容量を超えるデータが伝送されないことを確実にす
る。
1つのFIFOの状態が「充満」したことが示されたとき
には、PCは、「非充満」を読みとるまで、追加のデータ
伝送を控える。印刷される各走査線の終端で、プリンタ
から水平同期信号が発生し、その信号を保持する入力ト
ランシーバ(26)の入力に受けとられて、装置(50)及
び(40)に、さらにビデオ信号タイミング制御器(60)
に送られる。各FIFOからのデータの読みとりは、水平同
期信号によって初期化される。
状態回路(22)中に設置されたFIFO状態読みとり装置
(50)は、FIFO(44)〜(46)から送られ、データバス
(68)上に現われる充満/空状態情報を受けとる。水平
同期情報は、装置(50)によって垂直同期信号に変換さ
れ、同じくバス(68)に現わされる。タイマー(48)
は、「番犬」として機能し、PCによって読みとられる装
置(50)に1/10秒パルスを発生する。垂直同期信号を10
秒間受信しない場合は、プリンタがエラー状態にあるこ
とを示し、PCはエラーが補正されるまで待機する。これ
は、プリンタの用紙がなくなったときなどに生じる。
解像度変換回路(24)は、ある程度独立して、FIFO
(42)〜(46)からのデータをインターフェース回路
(18)から引き出すように機能し、同時に、インターフ
ェース回路(18)は、データが供給されるFIFO(44)〜
(46)を保持している。一般に、解像度変換回路(24)
は、FIFO(42)〜(46)から並列データを受けとり、そ
れぞれシフトレジスタ(52)〜(56)に入力して、デー
タを直列に変換する。換言すれば、FIFO(42)〜(46)
からの出力は、入力に同期していない。これにより、異
なる運転速度のPCとプリンタとを連動させることができ
る。水平同期信号は、所要のマッチングを提供する。
シフトレジスタ(52)〜(56)からの直列化されたデ
ータは、ビットごとにロジック及びビデオ信号変調回路
(64)(図15C)に受信され、データのビットの組ある
いは型板に対応して、出力トランシーバ(66)の出力を
通じてプリンタに供給されるパルス幅変調信号に変換さ
れる。変調出力は、図13に示した本発明の好ましい実施
例に適用される9ビットの型板に従って形成される。ロ
ジック及びビデオ信号変調回路(64)(図15C)は、走
査中の走査線の入力ビット及びその上下のインターリー
ブ走査線からのロジック処理のための9ビットを提供す
る回路を備える。作動のシーケンスは、クロック(5
8)、制御器(60)、デコーダ(62)及びFIFOロジック
(20)により、偶数FIFO(46)に入力する各偶数走査線
の画像データの第1ビット中に受けとるタイミング情報
に応じて制御される。
最初の走査線のデータを受けとった後、水平同期信号
が出力し、FIFO(46)から最初のタイミング制御バイト
が読みだされる。このバイトは、この走査線のデータを
連続して読みだすフォーマットを確立する。
第1計数を受けとると、FIFOロジック(70)は、先行
走査線FIFO(42)に読みだし出力(RD 2)を提供して、
このFIFOのデータをシフトレジスタ(52)に出力させ、
同時に、FIFO(44)及び(46)のデータをシフトレジス
タ(54)及び(56)にそれぞれ出力させる。起動時に
は、次のFIFO(44)にデータが転送されていないので、
先行走査線FIFO(42)からの最初の走査線データは確定
していない。最初の走査線のデータは、プリンタで印刷
されないが、FIFO(42)からの最初の走査線のあいまい
なデータは、なんら影響しないものである。次いで、シ
フトレジスタ(52)〜(56)は、並列入力データを1ビ
ットずつ直列出力に変換し、それぞれのQH端子に出力す
る。QH端子の出力は、それぞれのプリンタデータ出力装
置(図15Aの40)の端子(I6)から(I8)に受けとられ
る。次いで、プリンタデータ出力装置(図15Aの40)
は、各3個の入力ビットの組を変調信号に変換して、出
力トランシーバ(66)を通じてプリンタに供給する。
図15Cは、プリンタデータ出力装置(図15Aの40)及び
FIFO制御器(70)に含まれる回路を示す。プリンタデー
タ出力装置(図15Aの40)は、変調ルックアップテーブ
ル、型板ビットメモリ及びビデオ信号出力ロジックを備
える。プリンタデータ出力装置(図15Aの40)は、ルッ
クアップテーブル入力としてのパルス幅を形成するため
に使用される。これらの入力は、ビデオ信号タイミング
制御器(60)中で発生され、マスタークロック(MCK)
信号のクロック位相を指定する。ドットクロック(DC
K)の周波数の解像度は、これらの入力を用いて行わ
れ、約17ナノ秒の間隔のタイミング解像度を提供する。
図15Cのビットマップを参照すると、入力(102)(10
4)及び(106)は、フリップフロップ回路(108)(11
0)及び(112)に入力して第1の組を形成し、かつ、フ
リップフロップ回路(114)(116)及び(118)に入力
して、ルックアップテーブル回路(120)の入力に第2
の組を形成する。「最後の」「次の」及び「現在の」入
力(106)(104)及び(102)は、それぞれ、シフトレ
ジスタ(52)〜(56)からの直列出力である。これらの
入力は、源ビットマップデータを現わし、直列接続され
たフリップフロップ回路を通って、それぞれの走査線の
ビットパターンの「型板形状」を提供する。元の「最後
の」「次の」及び「現在の」入力に沿った。各フリップ
フロップから出力は、各ドットクロック(DCK)の間隔
(268ナノ秒)の間に評価される型板データを提供す
る。ゲート信号は、垂直解像度モードの主制御信号とし
て使用される。ゲート信号がLOWであると、垂直方向の
出力が300DPIになる。ゲート信号がHIGHであると、垂直
方向の出力が600DPIになる。
指定入力、9個の型板入力及びゲート信号は、ルック
アップテーブルのロジック部回路(120)で作動し、各
画素の間隔に使用する適宜の変調パターンを決定する。
変調パルス幅は、図13で説明したものである。このパル
ス出力は、ビデオ信号変調回路(図15Cの64)中のフリ
ップフロップ(122)の出力を、所望の間隔の起動時に
出力するように設定することにより作られる。この信号
は、トランシバ(66)を解してレーザプリンタに送られ
る。
「ドットクロック」と称するクロック入力線は、6個
のフリップフロップに接続されて、レーザビームの走査
に同期してデータを進行させる。
図16は、600DPIの画素におけるパルス時間に対するト
ナー濃度を、より正確に示すグラフである。前述したよ
うに、各画素における合計時間は、約268ナノ秒であ
る。これは、レーザビームが画素全体に対してフルに励
起される時間である。この点は、図16に「1.0」として
示してあり、一方、より励起時間が短い低レベルの励起
は、図16のグラフ線に沿った変数で示してある。
図17は、25個の画素の型板を示し、図17の型板に対応
するビットマップの25個の画素からのデータ入力を示
す。図17において、中心の黒色の画素は、レーザビーム
の現在位置である選択された位置を示す。
この事例では、すべての円は、出力され得るドットの
位置にある。濃淡円は、物理的走査線に相当する位置に
あり、白色円は、走査線間のインターリーブ走査線に相
当する位置にある。濃淡と黒色円は、装置が作動されて
いる位置に対応する。黒色円における(その位置にドッ
トを形成するかしないかを決定する)結果エネルギは、
その位置(黒色円)でのエネルギ源の作動により分配さ
れるエネルギと、全体の濃淡円におけるエネルギ源の作
動により分配されるエネルギとを、加算したものであ
る。
この事例において、25個の円は、(黒色円のための)
型板に対応しており、すなわち、ビットマップデータの
(25個の円に対応する)25個の画素は、黒色円の位置で
のエネルギ源の作動を決定する。
図18の事例は、中心の円をインターリーブされた(か
つ、露光されない)位置に配置してあり、物理的走査線
上にある各濃淡円の露光を決定するために、図17の型板
を使用している。白色もしくは開放された円は、インタ
ーリーブ位置に対応する。配置された円における結果エ
ネルギは、すべての濃淡円におけるエネルギ源の作動で
分配されるエネルギの総和になる。レーザビーム走査プ
リンタの場合には、レーザビームが、中心に配置された
円の位置に重なりあうエネルギを生じるように作動され
る画素の位置に対応して、濃淡円が形成される。
本発明は、解像度を増加させるのと同様に、解像度を
減少させるためにも適用できることに留意すべきであ
る。たとえば、200DPIのファクス画像を300DPIのレーザ
プリンタを複写すると、1つの走査線の画素1個の幅
を、300DPIにおける1個の画素幅あるいは2個の画素幅
の両方で複製しなければならないために、結果画像に重
大な欠陥が生じる。
ツング特許のシステムは、出力画像を印刷する前に、
ビットマップドットのあるものを変形して、スムースな
画像を得るようにしている。これらの変形したドット
は、画線のエッジを滑らかにする局部的な効果を達成し
て、高い解像度の印象を生じる。これは、ツング特許の
明細書第4欄第24〜27行に、次のように説明されてい
る。「この技法を使用して出力した印刷物は、最初のビ
ットマップによる画像に比して、補正領域においてより
高い解像度を備える効果がある。」 しかし、ツング特許のシステムは、ビットマップの解
像度を変更すること、すなわち、ビットマップ中のドッ
トの個数を変更することができないものである。これに
関連して、ツング特許の明細書第1欄最下行から第2欄
最上行に、次の説明がある。「解像度の増加は、状態歪
みの寸法を減少させて、解像度が低い場合に失われる細
かいディテールを保持する。しかし、解像度を増加させ
ることは、高価につく。」続いてツング特許は、出力解
像度を増加させるためには、より高解像度の出力装置が
必要であり、ツング特許の発明が適用される低コストの
システムには、実用的ではないと説明している。さら
に、ツング特許の装置は、不正確な結果しか作ることが
できないことを指摘しておく。ツング特許の型板は、低
解像度のラスタ化されたビットマップの経験的に抽出さ
れたエラーパターン特性を現わすものである。したがっ
て、ビットマップがツング特許の型板に適合するパター
ンを含み、それらのパターンが、ラスタ化のエラーを現
わさなければ(もしくは、ツング特許の型板用の経験的
に抽出されたラスタ化のエラーの結果であれば)、ツン
グ特許のシステムは、やはり、誤差があり実際の原画像
に対して歪みがある「補正像」しか作れないものであ
る。
ツング特許のシステムに対して、本発明のシステム
は、レーザプリンタなどの印刷装置における、たとえば
1インチ当り300個ドットの走査解像度に対して、1イ
ンチ当り600個ドット(又は1インチ当り200個ドット)
などの、異なる解像度を有する入力ビットマップを使用
するものである。さらに、図10で説明したように、隣接
する走査線上にドットを形成することなく、走査線の間
に1個のドットを直接に配置することができるものであ
る。
ツング特許のシステムと本発明のシステムとは、とも
に型板を使用しているが、両者の用途が全く異なるもの
である。ツング特許のシステムは、型板入力がその出力
と同じ低解像度であり、ある可能性をもったエラーパタ
ーンが検知されたときに、出力ドットの形状を変更する
ものである。しかし、本発明のシステムでは、高い(又
は異なる)解像度入力が検知され、走査線に沿った点に
おける励起が、走査線上にドットを作ることなく、走査
線の間の出力ドットを生じる重ねあわされたパターンを
形成するための固有レベルで設定される。
また、本発明のシステムは、あらゆる可能性のある入
力パターンの型板の完全な組を備えるものであり、一
方、ツング特許のシステムは、ビットマップエラーを生
じる可能性がある選択されたパターンの型板を備えるに
すぎないものである。そのような型板の適合性がえられ
ない場合には、レーザプリンタへの正規励起信号を、変
化させることができない。(ツング特許の明細書第4欄
第7行参照) 結論として、上述した説明及び添付図面は、本発明の
好ましい一実施例に関するものであることが理解されよ
う。各種の変更及び変形は、本発明の本質から逸脱する
ことなく、行うことができるものである。たとえば、こ
の内容に限定されるものではないが、型板の大きさは、
図11から図13に示した9ビットよりもいくらか大きくて
も、あるいは小さくてもよく、また、インターリーブさ
れた又は中間の画素ドットを、より多数のパルスパター
ンの重ねあわせで形成してもよい。さらに、システム
を、上述したハードウエアに代わるソフトウエアで形成
してもよく、また、ハードウエア又はソフトウエアとを
交互に配列したものでも、同じ機能を遂行することがで
きる。さらに、パルスの持続時間を変更する代わりに、
もしくはそれに追加して、レーザビームの形状及び/又
は励起レベルを変更したり、パルス位置を画素の長さ又
は範囲内で移動させたり、1個のパルスの長さ又は持続
期間内に複数個のパルスを配置するようにしてもよい。
高周波数のエネルギ源の周波数及び/又は位相を変調し
て、出力エネルギの分配を変化させるようにしてもよ
い。また、機種が異なる印刷機械には、異なる型板が必
要であることは、前述したところである。さらに、先行
パルスデータを、現に出力しているレーザパルスの励起
及びパラメータを決定するのに用いてもよい。すなわ
ち、本発明は、上記の説明及び図面の内容に限定される
ものではない。
フロントページの続き (72)発明者 ピエルソン,ジェームス エス アメリカ合衆国 カンザス州 67010 オーグスタ ウエストクラーク 501 (56)参考文献 特開 平2−172766(JP,A) 特開 平2−155762(JP,A) 特開 昭63−146061(JP,A) 特開 昭60−165864(JP,A) 特開 昭63−203341(JP,A) 特開 昭63−172664(JP,A) 米国特許4856920(US,A) 米国特許4847641(US,A)

Claims (34)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の装置解像度を有する画像記録装置に
    所望の画像を複製する方法であって、 (イ) 前記装置解像度とは異なっている所定のラスタ
    解像度を有し、所望の画像を現わす画素のラスタを使用
    すること、 (ロ) 前記ラスタ中の前記画素にデータ信号を供給す
    ること、 (ハ) 同一線上にない少なくとも2方向に延伸する複
    数個の画素を含む複数の型板の組み合わせであって、前
    記型板中の前記画素が所定の形状を備え、 前記型板は、前記装置解像度に対して所定の型板位置を
    有し、かつ、 前記型板は、前記装置が作動され得る位置に対応する所
    定の型板参照点を有し、 かつ、 前記型板は、前記ラスタ解像度に等しい型板解像度及び
    前記形状に適した型板解像度を有し、かつ、 前記複数の型板が、画素のあらゆる可能性のある組合せ
    を前記ラスタ内に提供する複数の型板の組み合わせを提
    供すること、 (ニ) 前記組み合わせの前記型板内の前記画素にデー
    タ信号を供給すること、 (ホ) 前記画像記録装置を作動させる所定の型板画像
    信号、及び前記型板画像信号の少なくとも一つが、前記
    画像記録装置の第1の位置で前記画像記録に適用された
    ときに、少なくとも画像記録装置の第2の位置で適用さ
    れる前記型板画像信号の少なくとも他の一つと相互作用
    して、前記ラスタ中の画素に対応する多重露光画像を形
    成するような前記型板画像信号を前記組み合わせの前記
    型板に供給すること、 (ヘ) 前記画像記録装置が作動され、かつ前記型板参
    照点に対応するような位置を選択すること、 (ト) 前記形状を有し、かつ前記選択された位置に対
    応する画素の部分集合を前記ラスタから選択すること、 (チ) 前記画素の部分集合を前記組み合わせの前記型
    板にマッチングさせてマッチング型板を設定すること、 (リ) 前記画像記録装置を、前記選択された位置で、
    前記マッチング型板に対応する型板画像信号で作動さ
    せ、前記画像記録装置に露光領域、及び前記露光領域の
    少なくとも或る部分が、前記露光領域のその他の部分と
    相互作用をして多重露光画像を形成するような露光領域
    を生成させ、前記多重露光画像が、前記所定の画像の前
    記ラスタから前記画像記録装置に、画素を複製すること
    から成る所定の装置解像度を有する画像記録装置に所望
    の画像を複製する方法。
  2. 【請求項2】前記装置がレーザビームを有するレーザプ
    リンタであり、前記レーザビームが選択的に作動されて
    作動面に画像領域を形成し、前記レーザビームが前記作
    動面を一方向に横断して連続的に走査し、前記連続的走
    査が装置解像度に等しい量で横断方向に分割し、かつ、
    前記選択された位置を、作動面に対する前記レーザビー
    ムの前記走査に沿って中心に位置決めすることを含む請
    求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】前記レーザビームの走査方向に直交する軸
    に沿ったラスタが、装置解像度と等寸ないし2倍の解像
    度を有し、かつ少なくとも2回以上の作動を組合せて、
    前記レーザビームの連続走査の中間点に位置する前記作
    動面に実質的な画像領域を協働して形成し、そして前記
    2回以上の作動がその作動の選択位置に対応する各位置
    における作動面に、実質的な画像領域を形成しないよう
    にすることを備えている請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】前記レーザビームの走査方向に直交する軸
    に沿った前記ラスタが、装置解像度と等寸ないし2倍の
    解像度を有し、そして少なくとも3回以上の作動を組合
    せて、前記レーザビームの前記連続走査の中間の位置の
    作動面に実質的な画像領域を協働して形成し、前記3回
    以上の作動が、前記3回以上の作動の前記選択位置に対
    応する各位置における作動面に、実質的な画像領域を形
    成しないようにすることを含む請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】前記レーザプリンタが、前記レーザビーム
    に適用されて前記レーザプリンタに正規出力ドットを形
    成する所定の正規信号を有し、前記正規出力ドットが、
    前記装置解像度において、前記レーザビームが作動され
    る位置に対応する位置に中心を位置決めされ、前記正規
    信号が、所定の正規作動持続時間と所定の正規強度とを
    有し、そして前記レーザビームに正規持続時間又は正規
    強度と異なる持続時間又は強度を持たせるように、前記
    レーザビームを選択的に制御することを含む請求項2に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】前記レーザビームが、レーザビームが前記
    作動面に照査する所定の正規形状を有し、かつ、前記レ
    ーザビームの形状を前記正規の形状と異なるように選択
    的に制御することを含む請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】前記装置が、LEDプリンタのように、画像
    要素のアレイを有するプリンタであり、前記画像要素が
    作動面に画像領域を形成するように選択的に作動され、
    そして前記アレイは、作動面に対して1方向に所定速度
    で移動し、前記アレイの各画像要素を所定のタイミング
    で連続的に作動させ、画像要素は、アレイ上に所定の間
    隔で配置され、作動面に対するアレイの移動における各
    画像要素の作動距離間隔を、1つの軸線方向における装
    置解像度に等しくし、画像要素の間隔を他の軸線方向に
    おける装置解像度に等しくし、かつ、選択位置を作動面
    に対する画像要素の間隔に一致させるように中心位置決
    めすることを含む請求項1に記載の方法。
  8. 【請求項8】前記方法が、少なくとも2回以上の作動を
    組合せて、前記アレイの画像要素の作動に対応した位置
    の中間の作動面に、実質的な画像領域を協働して形成
    し、そして前記2回以上の作動が、前記2回以上の作動
    の前記選択位置に対応する各位置における作動面に、実
    質的な画像領域を形成しないようにすることを備えてい
    る請求項7に記載の方法。
  9. 【請求項9】前記装置解像度の軸線に一致する軸に沿う
    前記ラスタが、装置解像度と等寸ないし2倍のラスタ解
    像度を有し、前記方法が、少なくとも3回以上の作動を
    組合せて、前記作動面に対する前記アレイの前記画像要
    素の作動位置に対応する位置の中間の位置で、前記作動
    面に実質的な画像領域を協働して形成し、かつ、前記3
    回以上の作動が、前記3回以上の作動の選択位置に対応
    する各位置における作動面に、実質的な画像領域を形成
    しないようにすることを備えている請求項7に記載の方
    法。
  10. 【請求項10】前記プリンタが、前記プリンタに正規出
    力ドットを形成するための画像要素に与えられる所定の
    正規信号を有し、前記正規出力ドットが、前記装置解像
    度の位置に対応する位置に中心を位置決めされ、正規信
    号が、所定の正規作動持続時間と所定の正規強度とを有
    し、かつ、1個ないしそれ以上の型板画像信号を選択的
    に制御して、正規持続時間又は正規強度と異なる持続時
    間又は強度を持たせることを含む請求項7に記載の方
    法。
  11. 【請求項11】前記各画像要素が、エネルギ源を備え、
    前記エネルギ源が、前記作動面に所定の正規エネルギパ
    ターンを形成し、かつ、前記エネルギ源を制御して、前
    記正規パターンと異なるエネルギパターンを形成するこ
    とを含む請求項7に記載の方法。
  12. 【請求項12】前記ラスタの解像度を特定的に選択する
    ことを含む請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】前記画像記録装置が、1インチ当り300
    ドットの解像度を有し、ラスタ解像度を、1インチ当り
    200ドット、1インチ当り400ドット、1インチ当り600
    ドット及び1インチ当り1200ドットに切り替える制御を
    することを含む請求項12に記載の方法。
  14. 【請求項14】前記ラスタが、前記画素が配列される所
    定のラスタ軸を有し、そして前記少なくとも1つのラス
    タ軸の方向を、前記装置解像度に対応する軸に一致しな
    い方向にマッチングさせることを含む請求項1に記載の
    方法。
  15. 【請求項15】前記画像記録装置が所定の画像しきい値
    を有していて、その画像しきい値が、前記露光領域が前
    記画像しきい値より小さい場合、前記装置に実質的な画
    像領域が形成されないような描画しきい値であって、か
    つ前記方法が、複数のしきい値以下の露光領域からだけ
    多重露光画像を形成することを含む請求項1に記載の方
    法。
  16. 【請求項16】前記露光領域が周辺露光区域で囲まれた
    中心露光区域で形状され、少なくとも1つの多重露光画
    像が最も近い露光領域の組で形状され、最も近い組中の
    露光領域が互いに交差する2方向に延伸するものにおい
    て、最も近い組の少なくとも1つの露光領域の中心区域
    は、実質的に画像を形成するには不十分に露光され、一
    方、最も近い組の露光領域の各周辺区域が、画像を形成
    するために充分に露光される中間区域を形成するよう
    に、露光を制御することを含む請求項1に記載の方法。
  17. 【請求項17】前記所望の画像が網目版画像であって、
    前記方法が、前記ラスタ中の画素と、前記網目版画像の
    個々の単位網点との間を、1対1で対応させることを含
    む請求項1に記載の方法。
  18. 【請求項18】前記各網目版の単位網点が網目スクリー
    ン軸に沿って配置され、前記網目スクリーンの軸線が表
    示装置の解像度に対応する軸線と異なる方向に配置され
    ていて、そして前記方法が、前記ラスタを網目スクリー
    ンの軸線に沿う方向にマッチングさせることを含む請求
    項17に記載の方法。
  19. 【請求項19】前記画像記録装置が、所定の作動持続時
    間、所定の作動エネルギ強度、所定の作動エネルギ信号
    の周波数及び位相、及び画像記録装置中のエネルギ源の
    処与の作動により形成される所定のエネルギのパターン
    の、各種の作動状態を制御する所定のパラメータを有し
    ていて、そして前記方法が、前記作動持続時間、前記強
    度、前記周波数、前記位相、及び前記エネルギのパター
    ンの1つ又は複数を選択的に制御することを含む請求項
    1に記載の方法。
  20. 【請求項20】前記画像記録装置が、各種の寸法のドッ
    トを形成することができ、そして前記ラスタの前記画素
    中のドット寸法に関する情報を組み込むことを含む請求
    項1に記載の方法。
  21. 【請求項21】前記画像記録装置が、画素値ごとの複合
    ドットを有する灰色レベル或いは色の画素を備えてい
    て、そして前記方法が、前記ラスタの画素中の複合ビッ
    ト情報を組み込むことを含む請求項1に記載の方法。
  22. 【請求項22】前記方法が、前記ラスタの前記画素を現
    わすデータを、圧縮する又は圧縮しないことを含む請求
    項1に記載の方法。
  23. 【請求項23】前記画像記録装置がCRTであって、そし
    て前記方法が、前記CRTへの偏向信号を制御することを
    含む請求項1に記載の方法。
  24. 【請求項24】前記画像記録装置がフィルム記録器であ
    って、そして前記方法が、前記フィルム記録器のフィル
    ムの露光量を制御することを含む請求項1に記載の方
    法。
  25. 【請求項25】前記画像記録装置がデジタル複写機であ
    って、そして前記方法が、前記デジタル複写機のスキャ
    ナから、前記ラスタの前記画素に画像データを供給する
    ことを含む請求項1に記載の方法。
  26. 【請求項26】画像記録装置で所望の画像を複製する方
    法であって、前記画像記録装置がエネルギを蓄積し得る
    表面を有し、表面に蓄積されたエネルギが所定の画像し
    きい値を超えたときに画像を形成し、表面に蓄積された
    エネルギが画像しきい値より小さいときには実質的な画
    像を形成せず、表面は、装置がエネルギを照査し得る位
    置に所定の励起位置を有し、励起位置は作動面に対して
    1ないしそれ以上の軸線に沿って所定の間隔で位置つけ
    られている画像記録装置に所望の画像を複製する方法で
    あって、 (イ) 前記装置の表面に対して所定の位置を有し、所
    望の画像を現わす画像要素の一組であって、前記画像要
    素の前記位置の少なくとも一部が、前記装置の前記表面
    のエネルギが与えられている位置と一致しないような一
    組の画像要素を使用すること、 (ロ) 前記表面に、エネルギが蓄積された領域を形成
    するための露光信号を供給すること、 (ハ) 作動によって形成される少なくとも3個以上の
    領域が、協働して相互作用して前記表面上に多重露光領
    域を形成し、前記各多重露光領域が、前記画像要素の1
    つに対応する形状の画像しきい値を超えるエネルギを蓄
    積し、そして前記多重露光領域の少なくとも1つが、前
    記エネルギが付与された位置のいずれにも一致せず、少
    なくともその1つの対応領域が、画像しきい値より小さ
    くなるように、そして、前記作動の全てが、集まって前
    記装置に所望の画像を複製するような方法で複数の前記
    露光信号で前記装置を作動させることからなる方法。
  27. 【請求項27】前記方法中の作動工程が、作動によって
    形成される少なくとも3個以上の領域が、協働して相互
    作用して前記表面上に多重露光領域を形成し、前記各多
    重露光領域が、前記画像要素の1つに対応する形状の画
    像しきい値を超えるエネルギを蓄積し、そして前記多重
    露光領域の少なくとも1つが、前記エネルギが付与され
    た位置のいずれにも一致せず、少なくともその1つの対
    応領域が、画像しきい値より小さくなるように、そし
    て、前記作動の全てが、集まって前記装置に所望の画像
    を複製するような方法からなる請求項26に記載の方法。
  28. 【請求項28】前記所望の画像が網目版画像であって、
    そして前記方法が、前記網目版の単位網点と前記一組の
    画像要素中の画像要素との間を1対1で対応させること
    を含む請求項27に記載の方法。
  29. 【請求項29】前記網目版セルが、網目版スクリーンの
    軸線の方向が前記表示装置の解像度に対応する軸線の方
    向とは異なっているように、網目版スクリーンの軸線に
    沿ってマッチングされ、そして前記方法が、前記ラスタ
    を前記網目版スクリーンの軸線に沿ってマッチングさせ
    ることを含む請求項28に記載の方法。
  30. 【請求項30】1インチ当たり300本の走査線を有して
    いて所定の装置解像度を有する画像記録装置に、所望の
    画像を複製する装置であって、前記装置の解像度が、通
    常は、1インチ当たり300ドットである前記装置が、 (イ) 前記所望の画像を現わす画素の入力ラスタで、
    前記装置解像度とは異なる所定のラスタ解像度を有して
    いる入力ラスタから1本以上の軸を蓄積するための一時
    蓄積手段であって、1インチ当たり約600×600個ドット
    の解像度を有する入力ラスタから画素を供給する一時蓄
    積手段と、 (ロ) 前記ラスタ中の前記画素へデータ信号を送る手
    段と、 (ハ) 型板様状態を提供する手段であって、前記型板
    様状態が、一直線上にない少なくとも2つの方向に伸び
    る複数個の画素を含んでいて、前記型板中の前記画素が
    所定の配置形状を有し、前記型板が、前記装置解像度に
    対して所定の型板位置と、前記装置が作動され得る連続
    した位置に対応する所定の型板参照点とを有し、前記型
    板が、前記ラスタ解像度に等しい型板解像度を有し、前
    記型板様状態が、前記ラスタ中の画素のあらゆる可能性
    のある組合せを提供し、前記型板が、9個の画素の配列
    を形成する3×3の画素の配列を含んでいて、その配列
    の中心の画素が、型板参照点であるように、型板様状態
    を提供する手段と、 (ニ) 前記型板中の前記画素にデータ信号を送る手段
    と、 (ホ) 前記型板状態の各々に、前記画像記録装置を作
    動させるための複数の対応する所定の型板画像信号であ
    って、前記型板画像信号の少なくとも幾つかが、前記画
    像記録装置に適用されたときに、前記型板画像信号の他
    の画像信号と相互作用して、前記ラスタ中の画素に対応
    する多重露光画像を形成するような型板画像信号を供給
    する手段と、 (ヘ) 前記画像記録装置が作動され得る位置であっ
    て、前記型板参照点に対応する位置を選択する手段と、 (ト) 前記ラスタから、前記型板の配置形状を有しか
    つ前記選択された位置に対応する画素の部分集合を選択
    する手段と、 (チ) 前記画素の部分集合を前記型板様状態とマッチ
    ングさせてマッチングされた型板様状態を見つけるため
    の論理手段と、 (リ) 前記選択された位置において、前記マッチング
    された型板様状態に対応する型板画像信号によって、前
    記画像記録装置を作動させて前記画像記録装置に露光領
    域を形成させ、前記露光領域の少なくとも幾つかに、他
    の露光領域と協働的に相互作用させて多重露光画像を形
    成させる手段と、 を有していて、そして、ここに、前記型板画像信号が相
    互に協働して、1インチ当たり600×600個ドットの解像
    度を有する前記入力ラスタの中の画素のパターンを実質
    的に複製する画像信号を生成し、1インチ当たり約300
    本しか走査しない画像装置を用いて、1インチ当たり60
    0×600個ドットの解像度で、前記画像信号を生成するこ
    とを特徴とする、1インチ当たり300本の走査線を有し
    ていて所定の装置解像度を有する画像記録装置に、所望
    の画像を複製する装置。
  31. 【請求項31】前記画像記録装置が、解像度が1インチ
    当り300ドットに等しいレーザビームプリンタであり、
    前記ラスタ解像度が1インチ当り600ドットで、前記型
    板の前記形状が3×3の方形で、そして前記装置が、前
    記ラスタの3本の線を蓄積する手段として、FIFO回路を
    備える請求項30に記載の装置。
  32. 【請求項32】1個又は複数個の型板を提供する演算手
    段を備える請求項30に記載の装置。
  33. 【請求項33】1個又は複数個の型板を提供する論理手
    段を備える請求項30に記載の装置。
  34. 【請求項34】前記画像記録装置が1インチ当り300ド
    ットの解像度を有し、そして前記装置が、前記ラスタ解
    像度を、1インチ当り200ドット、1インチ当り400ドッ
    ト、1インチ当り600ドット及び1インチ当り1200ドッ
    トの間で切り替える手段を備える請求項30に記載の装
    置。
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