JP2018040894A - 定着装置 画像形成装置 定着方法 - Google Patents

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弘朗 森山
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Abstract

【課題】中間層として粘着層を有するラベル基材に転写されたトナー画像を、熱と圧力とで定着する構成において、回転する加熱部材の回転方向における温度が一定の場合と比して、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる定着装置、画像形成装置、定着方法を得る。
【解決手段】遮蔽部材58を設けることで、円筒部材54の装置奥行方向の端部に、装置奥行方向の中央部の温度と比して低い温度の、低温度領域が形成される。このため、装置奥行方向の端部の粘着剤が軟化してラベル基材Fからはみ出るのが抑制される。
【選択図】図1

Description

本発明は、定着装置、画像形成装置、及び定着方法に関する。
特許文献1に記載の定着装置は、可撓性を有する無端状の回転可能な定着部材と、定着部材を加熱する加熱源と、定着部材に圧接する加圧部材とを備えている。
特開2014−59335号公報
本発明の課題は、中間層として粘着層を有するラベル基材に転写されたトナー画像を、熱と圧力とで定着する構成において、回転する加熱部材の回転軸方向における温度が一定の場合と比して、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することである。
本発明の請求項1に係る定着装置は、中間層として粘着層を有するラベル基材に転写されたトナー画像を、回転しながら加熱する加熱部材であって、回転軸方向の外側の部分に、前記回転軸方向の中央部の温度と比して低い温度の、低温度領域が形成されている前記加熱部材と、前記ラベル基材を前記加熱部材側に加圧する加圧部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項2に係る定着装置は、請求項1に記載の定着装置において、前記加熱部材は、前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に延び、発熱する発熱部材と、前記回転軸方向において前記円筒部材の外側の部分と、前記発熱部材との間に配置され、前記発熱部材から前記円筒部材へ供給される熱を遮蔽すると共に、前記回転軸方向における遮蔽範囲を変えることができる構造の遮蔽部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項3に係る定着装置は、請求項1に記載の定着装置において、前記加熱部材は、前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に並ぶ複数の発熱体を含んで構成され、発熱させる発熱体を変えることで、前記回転軸方向における発熱範囲を変えることができる構造の発熱部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項4に係る定着装置は、請求項1に記載の定着装置において、前記加熱部材は、前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に延びると共に前記回転軸方向の長さが異なる複数の発熱体を有し、発熱させる発熱体を変えることで、前記回転軸方向における発熱範囲を変えることができる構造の発熱部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項5に係る画像形成装置は、中間層として粘着層を有し、搬送されるラベル基材に、トナー画像を形成する画像形成部と、前記ラベル基材に形成されたトナー画像を、前記ラベル基材に定着する請求項1〜4の何れか1項に記載の定着装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項6に係る画像形成装置は、中間層として粘着層を有し、搬送されるラベル基材に、トナー画像を形成する画像形成部と、前記ラベル基材に形成されたトナー画像を、加熱、加圧して前記ラベル基材に定着させる定着装置と、前記ラベル基材の搬送方向において、前記定着装置の上流側に配置され、前記ラベル基材の幅方向の端部を冷却する冷却部材と、を備えることを特徴とする。
本発明の請求項7に係る定着方法は、中間層として粘着層を有するラベル基材の一部が回転軸方向の外側にはみ出し、回転しながら前記ラベル基材を加熱する加熱部材を用い、前記ラベル基材を前記加熱部材側に加圧することで、前記ラベル基材に転写されたトナー画像を前記ラベル基材に定着することを特徴とする。
本発明の請求項1の定着装置によれば、回転する加熱部材の回転軸方向における温度が一定の場合と比して、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項2の定着装置によれば、発熱部材から円筒部材へ供給される熱を遮蔽する遮蔽範囲が一定である場合と比して、ラベル基材の幅が異なる場合であっても、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項3の定着装置によれば、回転軸方向における発熱範囲が一定である場合と比して、ラベル基材の幅が異なる場合であっても、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項4の定着装置によれば、回転軸方向における発熱範囲が一定である場合と比して、ラベル基材の幅が異なる場合であっても、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項5の画像形成装置によれば、請求項1〜4の何れか1項に記載の定着装置を備えていない場合と比して、定着装置のメンテナンス回数を少なくすることができる。
本発明の請求項6の画像形成装置によれば、ラベル基材の幅方向の端部を冷却する冷却部材を備えていない場合と比して、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の請求項7の定着方法によれば、回転軸方向においてラベル基材の一端から他端までが、加熱部材と接触している場合と比して、粘着層を構成する粘着剤が、ラベル基材からはみ出るのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を示した斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置に用いられるラベル基材を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る定着装置を示した断面図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置に備えられた画像形成ユニットを示した構成図である。 本発明の第1実施形態に係る画像形成装置を示した概略構成図である。 (A)(B)本発明の第1実施形態に係る定着装置に対する比較形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第2実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第3実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第3実施形態に係る定着装置を示した正面図である。 本発明の第4実施形態に係る画像形成装置を示した斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る画像形成装置を示した斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る定着方法に用いられる定着装置を示した斜視図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態に係る定着装置、及び画像形成装置の一例を図1〜図9に従って説明する。なお、図中に示す矢印Hは装置上下方向(鉛直方向)を示し、矢印Wは装置幅方向(水平方向)を示し、矢印Dは装置奥行方向(水平方向)を示す。
(全体構成)
図8に示されるように、画像形成装置10は、長尺状の記録媒体としてのラベル基材Fに画像を形成する画像形成ユニット12と、画像形成ユニット12に供給するラベル基材Fが収容される前処理ユニット14と、画像形成ユニット12と前処理ユニット14との間に配置され、前処理ユニット14から画像形成ユニット12に供給されるラベル基材Fの搬送量等を調整するバッファユニット16とを備えている。
さらに、画像形成装置10は、画像形成ユニット12から排出されるラベル基材Fを収容する後処理ユニット18と、画像形成ユニット12と後処理ユニット18との間に配置され、画像形成ユニット12から後処理ユニット18に排出されるラベル基材Fの搬送量等を調整するバッファユニット20とを備えている。
ここで、本実施形態のラベル基材Fは、中間層として粘着層を有する記録媒体である。具体的には、図5に示されるように、ラベル基材Fは、表面基材としての、樹脂フィルム、又は紙によって形成されている表面層F1と、粘着剤によって形成されている粘着層F2と、剥離基材としての、紙、又は樹脂フィルムによって形成されている剥離層F3とを有している。そして、表面層F1に画像が形成されるようになっている。また、一例として、表面層F1の厚さは、40〔μm〕とされ、粘着層F2の厚さは、40〔μm〕とされ、剥離層F3の厚さは、200〔μm〕とされている。
〔画像形成ユニット〕
画像形成ユニット12は、図8に示されるように、ラベル基材Fの搬送経路24に沿って搬送されるラベル基材Fに、画像を形成する画像形成部26を備えている。具体的には、画像形成ユニット12は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の画像形成部26Y、26M、26C、26Kを備えている。なお、以後の説明では、Y,M,C,Kを区別して説明する必要が無い場合は、Y,M,C,Kを省略して記載することがある。
さらに、画像形成ユニット12は、ラベル基材Fの搬送方向において、画像形成部26の下流側に配置されている定着装置30を備えている。
また、画像形成ユニット12は、バッファユニット16からラベル基材Fを受け取る搬送ロール48と、バッファユニット20にラベル基材Fを受け渡す搬送ロール50とを備えている。
各色の画像形成部26は、図7に示されるように、像保持体36と、像保持体36の表面を帯電させる帯電ロール38と、帯電した像保持体36に各色の露光光を照射して静電潜像を形成する露光装置42とを備えている。
さらに、画像形成部26は、像保持体36に形成された静電潜像を現像してトナー画像として可視化する現像装置40と、像保持体36に形成されるトナー画像をラベル基材Fに転写する転写ロール44とを備えている。
また、定着装置30(図8参照)は、熱と圧力とで、ラベル基材Fに転写されたトナー画像をラベル基材Fに定着するようになっている。なお、定着装置30については、詳細を後述する。
〔前処理ユニット〕
前処理ユニット14は、図8に示されるように、画像形成ユニット12へ供給されるラベル基材Fが巻き付けられている供給ロール22を備えており、この供給ロール22は、図示せぬフレーム部材に回転可能に支持されている。
〔後処理ユニット〕
後処理ユニット18は、画像が形成されたラベル基材Fを巻き取る巻取ロール28を備えている。この巻取ロール28が図示せぬモータから回転力を受けて回転することで、ラベル基材Fが搬送経路24に沿って搬送されるようになっている。
(全体作用)
画像形成装置10では、巻取ロール28を回転させることで、用紙搬送方向の張力がラベル基材Fに付与され、供給ロール22から供給されるラベル基材Fが搬送経路24に沿って搬送される。そして、各色の画像形成部26が、搬送されるラベル基材Fに各色のトナー画像を転写する。さらに、ラベル基材Fに転写されたトナー画像を、定着装置30が、ラベル基材Fに定着する。
そして、トナー画像が定着されたラベル基材Fは、巻取ロール28によって巻き取られる。
(要部構成)
次に、定着装置30について説明する。
定着装置30は、図6に示されるように、回転しながらラベル基材Fを加熱する加熱部材52と、ラベル基材Fを加熱部材52側に加圧する加圧部材60と、筐体57とを備えている。
〔加圧部材〕
加圧部材60は、搬送されるラベル基材Fの剥離層F3側に配置されている。そして、加圧部材60は、装置奥行方向を回転軸方向とする円柱状とされ、周方向に回転するようになっている。さらに、図示せぬ付勢部材の付勢力が加圧部材60に伝達され、加圧部材60は、前述したように、ラベル基材Fを加熱部材52側に加圧するようになっている。
この構成において、回転する加熱部材52の回転力が、ラベル基材Fを介して、加圧部材60に伝達され、加圧部材60は、加熱部材52に従動して回転するようになっている。
〔加熱部材〕
加熱部材52は、搬送されるラベル基材Fを挟んで加圧部材60の反対側に配置されている。そして、加熱部材52は、装置奥行方向を回転軸方向とする円筒状の円筒部材54と、円筒部材54の内部に配置され、装置奥行方向に延びている発熱部材56と、円筒部材54と発熱部材56との間に配置されている遮蔽部材58とを備えている。
円筒部材54は、図示せぬモータから回転力が伝達されて、図中矢印R1方向(時計方向)に回転するようになっている。
遮蔽部材58は、図1、図3に示されるように、2個設けられている。さらに、2個の遮蔽部材58は、ラベル基材Fの搬送方向(装置幅方向)から見て、加熱部材52の装置奥行方向の中央を通り、ラベル基材Fの板厚方向に延びる中心線C1に対して、対称の構造とされている。
そして、遮蔽部材58は、装置奥行方向(円筒部材54の回転軸方向)において円筒部材54の端部と、発熱部材56との間に夫々配置されている。
夫々の遮蔽部材58は、図2、図4に示されるように、円筒体58Aと、円筒体58Aの内部に収納される円筒体58Bと、円筒体58Bの内部に収納される円筒体58Cとを備えている。また、円筒体58Aは、円筒部材54の内周面と離間し、加熱部材52の装置奥行方向の外側(中心線C1に対して反対側)に配置されている図示せぬ支持部材によって、支持されている。これにより、円筒体58Aは、円筒部材54に対して、装置奥行方向に移動しないようになっている。
さらに、円筒体58Bは、円筒体58Aに対して、装置奥行方向に移動できるように、円筒体58Aに支持されている。具体的には、図示せぬストッパーによって、円筒体58Bの移動範囲は、規制されている。そして、円筒体58Bは、円筒体58Aに収納される収納位置(図1、図2参照)と、円筒体58Aに対して装置奥行方向の内側(中心線C1側)に突出する突出位置(図3、図4参照)との間を移動するようになっている。
さらに、円筒体58Cは、円筒体58Bに対して、装置奥行方向に移動できるように、円筒体58Bに支持されている。具体的には、図示せぬストッパーによって、円筒体58Cの移動範囲は、規制されている。そして、円筒体58Cは、円筒体58Bに収納される収納位置(図1、図2参照)と、円筒体58Bに対して装置奥行方向の内側(中心線C1側)に突出する突出位置(図3、図4参照)との間を移動するようになっている。
この構成において、加熱部材52の装置奥行方向の両端部で、遮蔽部材58は、発熱部材56から円筒部材54に供給される熱を遮蔽するようになっている。そして、遮蔽部材58の円筒体58B、58Cを収納位置、又は突出位置に移動させることで、遮蔽部材58は、装置奥行方向(加熱部材52の回転軸方向)における遮蔽範囲を変えるようになっている。
(作用)
次に、定着装置30の作用について、比較形態に係る定着装置100と比較しつつ説明する。先ず、比較形態に係る定着装置100の構成について、定着装置30と異なる部分を主に説明する。その後に、定着装置100の作用、及び定着装置30の作用について説明する。
比較形態に係る定着装置100の加熱部材102は、図9(A)に示されるように、発熱部材56から円筒部材54に供給される熱を遮蔽する遮蔽部材を備えていない。
そして、定着装置100は、回転する加熱部材102と、加圧部材60との間で、トナー画像が転写されたラベル基材Fを挟み込みながら搬送する。これにより、定着装置100は、ラベル基材Fを、加熱、加圧し、ラベル基材Fに転写されたトナー画像を、ラベル基材Fに定着する。
ここで、加熱部材102は、前述したように、遮蔽部材を備えていない。このため、円筒部材54の装置奥行方向の一端から他端までが、発熱部材56によって同様に加熱されている。これにより、この加熱部材102によって加熱されるラベル基材Fは、装置奥行方向に亘って同様の温度で加熱される。また、加圧部材60は、ラベル基材Fを加熱部材102側に加圧している。
このため、図9(B)に示されるように、粘着層F2において装置奥行方向の端部の粘着剤が、軟化し、ラベル基材Fからはみ出る(溢れ出る)。このはみ出た粘着剤が、円筒部材54に付着して、円筒部材54が汚染される。
なお、前述したように、円筒部材54の装置奥行方向の一端から他端までの温度が、同様に上昇している。このため、幅の広いラベル基材Fを用いても、幅の狭いラベル基材Fを用いても、粘着剤が、ラベル基材Fからはみ出る。
一方、本実施形態の定着装置30の加熱部材52は、発熱部材56から円筒部材54に供給される熱を遮蔽する遮蔽部材58を備えている。
このため、幅の広い(装置奥行方向に長い)ラベル基材Fを用いる場合には、画像形成装置10を稼動させる前に、作業者が、図1、図2に示されるように、円筒体58B、58Cを収納位置に配置する。
そして、遮蔽部材58は、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に、発熱部材56から供給される熱を遮蔽する。これにより、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側(中心線C1側)の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。つまり、円筒部材54の装置奥行方向の端部に、装置奥行方向の中央部の温度と比して低い温度の、低温度領域が形成される。
また、幅の狭い(装置奥行方向に短い)ラベル基材Fを用いる場合には、画像形成装置10を稼動させる前に、作業者が、図3、図4に示されるように、円筒体58B、58Cを突出位置に配置する。
これにより、遮蔽部材58は、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に、発熱部材56から供給される熱を遮蔽する。そして、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側(中心線C1側)の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。つまり、円筒部材54の装置奥行方向の端部に、装置奥行方向の中央部の温度と比して低い温度の、低温度領域が形成される。
(まとめ)
以上説明したように、幅の広いラベル基材Fを用いる場合には、円筒体58B、58Cが収納位置に配置される。これにより、幅の広いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
また、幅の狭いラベル基材Fを用いる場合には、円筒体58B、58Cが突出位置に配置される。これにより、幅の狭いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
このため、定着装置30では、定着装置100を用いる場合と比して、装置奥行方向の端部の粘着剤が軟化してラベル基材Fからはみ出るのが、抑制される。なお、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度が低く、この温度が低い部分に対して装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度は、高い。このため、ラベル基材Fに転写されたトナー画像は、加熱部材52によって加熱されてラベル基材Fに定着される。
また、円筒体58B、58Cを移動させることで、発熱部材56から円筒部材54に供給される熱を遮蔽する遮蔽範囲が変えられる。これにより、遮蔽範囲が一定の場合と比して、ラベル基材Fの幅が異なる場合であっても、装置奥行方向の端部の粘着剤が、ラベル基材Fからはみ出るのが抑制される。
また、ラベル基材Fからの粘着剤のはみ出しが抑制されることで、定着装置100を用いる場合と比して、はみ出た粘着剤が円筒部材54又は加圧部材60に付着することで生じる、円筒部材54又は加圧部材60の汚染が抑制される。
また、画像形成装置10においては、円筒部材54又は加圧部材60の汚染が抑制されることで、定着装置100を備える場合と比して、定着装置30をメンテナンスする回数が少なくなる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の定着装置150、及び画像形成装置140の一例を図10、図11に従って説明する。なお、第2実施形態については、第1実施形態と異なる部位を主に説明する。
定着装置150の加熱部材152は、第1実施形態と異なり、遮蔽部材を備えていない。
定着装置150の円筒部材54の内部には、図10に示されるように、装置奥行方向に延びる発熱部材156が配置されている。そして、発熱部材156は、装置奥行方向に並ぶ複数の発熱体158を含んで構成されている。
また、図示せぬ操作画面には、発熱させる発熱体158を選択することで、装置奥行方向における発熱部材156の発熱範囲を変えることができる、切換スイッチが表示されている。
このため、幅の広いラベル基材Fを用いる場合には、幅の広いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に供給される熱量を少なくする。そこで、作業者が、図10に示されるように、発熱部材156の発熱範囲を設定する。具体的には、幅の広いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の内周面と、円筒部材54の径方向で対向する部分の発熱体158を発熱させない。これにより、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側(中心線C1側)の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
また、幅の狭いラベル基材Fを用いる場合には、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に供給される熱量を少なくするため、作業者が、図11に示されるように、発熱部材156の発熱範囲を設定する。具体的には、幅の狭いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の内周面と、円筒部材54の径方向で対向する部分の発熱体158、及びこの発熱体158と比して装置奥行方向の外側に配置されている発熱体158を発熱させない。これにより、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
なお、定着装置150の他の作用は、遮蔽部材58を備えることで生じる以外の第1実施形態の定着装置30の作用と同様である。
<第3実施形態>
次に、第3実施形態の定着装置200、及び画像形成装置190の一例を図12、図13に従って説明する。なお、第3実施形態については、第1実施形態と異なる部位を主に説明する。
定着装置200の加熱部材202は、第1実施形態と異なり、遮蔽部材を備えていない。
定着装置200の円筒部材54の内部には、図12に示されるように、発熱部材206が配置されている。そして、この発熱部材206は、装置奥行方向に延びると共に、長さの異なる発熱体208、及び発熱体210を備えている。発熱体208、及び発熱体210は、ラベル基材Fの搬送方向から見て、中心線C1に対して、対称の形状とされている。また、発熱体208は、発熱体210と比して長くされている。
さらに、図示せぬ操作画面には、発熱体208、又は発熱体210を選択して発熱させることで、装置奥行方向における発熱部材206の発熱範囲を変えることができる、切換スイッチが表示されている。
また、加熱部材202と加圧部材60とで、幅の広いラベル基材Fを挟み込んだ状態で、図12に示されるように、発熱体208は、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の、円筒部材54の内周面と対向しない長さとなっている。具体的には、幅の広いラベル基材Fにおいて装置奥行方向の端部よりも内側と、接触する部分の円筒部材54の内周面と対向するように、発熱体208が、配置されている。
さらに、加熱部材202と加圧部材60とで、幅の狭いラベル基材Fを挟み込んだ状態で、図13に示されるように、発熱体210は、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の、円筒部材54の内周面と対向しない長さとなっている。具体的には、幅の狭いラベル基材Fの装置奥行方向の端部よりも内側と、接触する部分の円筒部材54の内周面と対向するように、発熱体210が、配置されている。
このため、幅の広いラベル基材Fを用いる場合には、幅の広いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に供給される熱量を少なくするため、作業者が、図12に示されるように、発熱体208を発熱させる。これにより、幅の広いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
また、幅の狭いラベル基材Fを用いる場合には、幅の狭いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54に供給される熱量を少なくするため、作業者が、図13に示されるように、発熱体210を発熱させる。これにより、幅の狭いラベル基材Fの装置奥行方向の端部と接触する部分の円筒部材54の温度は、装置奥行方向の内側の部分の円筒部材54の温度と比して低くなる。
なお、定着装置200の他の作用は、遮蔽部材58を備えることで生じる以外の第1実施形態の定着装置30の作用と同様である。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態の画像形成装置240の一例を図14に従って説明する。なお、第4実施形態については、第1実施形態と異なる部位を主に説明する。
第4実施形態の画像形成装置240に備えられた定着装置250の加熱部材252は、図14に示されるように、遮蔽部材を備えていない。
画像形成装置240は、冷却部材の一例としてのファン256を備えている。ファン256は、2個設けられ、ラベル基材Fの搬送方向において、定着装置250の上流側に配置で、ラベル基材Fの装置奥行方向(幅方向)の端部に、空気を吹き付けるように夫々配置されている。
この構成において、2個のファン256が、定着装置250に向けて搬送されるラベル基材Fの装置奥行方向の端部に、空気を夫々吹き付ける。そして、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部の温度が、ファン256が設けられていない場合と比して、低くなる。
これにより、定着時に、ラベル基材Fにおいて、装置奥行方向の端部の粘着剤が軟化してラベル基材Fからはみ出るのが、ファン256が設けられていない場合と比して、抑制される。
なお、画像形成装置240の他の作用は、遮蔽部材を備えることで生じる作用以外の第1実施形態の画像形成装置10の作用と同様である。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態の画像形成装置270の一例を図15に従って説明する。なお、第5実施形態については、第1実施形態と異なる部位を主に説明する。
第5実施形態の画像形成装置270に備えられた定着装置280の加熱部材282は、図15に示されるように、遮蔽部材を備えていない。
画像形成装置270は、冷却部材の一例としての冷却ロール286を備えている。冷却ロール286は、2個設けられ、ラベル基材Fの搬送方向において、定着装置250の上流側に配置で、ラベル基材Fの装置奥行方向(幅方向)の端部に、夫々配置されている。そして、冷却ロール286の内部には、図示せぬ水管が通っており、冷却ロール286と接触する部分のラベル基材Fの温度は、他の部分の温度と比して、低くなるようになっている。
この構成において、2個の冷却ロール286が、定着装置250に向けて搬送されるラベル基材Fの装置奥行方向の端部に、接触する。そして、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部の温度が、冷却ロール286が設けられていない場合と比して、低くなる。
これにより、定着時に、ラベル基材Fにおいて、装置奥行方向の端部の粘着剤が軟化してラベル基材Fからはみ出るのが、冷却ロール286が設けられていない場合と比して、抑制される。
なお、画像形成装置270の他の作用は、遮蔽部材を備えることで生じる作用以外の第1実施形態の画像形成装置10の作用と同様である。
<第6実施形態>
次に、第6実施形態の定着方法の一例を図16に従って説明する。なお、第6実施形態については、第1実施形態と異なる部位を主に説明する。
第6実施形態の定着方法に用いられる画像形成装置290の定着装置300における加熱部材302は、図16に示されるように、遮蔽部材を備えていない。
さらに、加熱部材302に備えられた円筒部材304、及び発熱部材306の装置奥行方向の長さは、ラベル基材Fの装置奥行方向の長さと比して、短くされている。
この画像形成装置290を用いた定着方法では、加熱部材302の装置奥行方向の両端から、ラベル基材Fが装置奥行方向の外側にはみ出ている状態で、加熱部材302が、ラベル基材Fを加熱する。
これにより、ラベル基材Fの装置奥行方向の端部の温度が、他の部位の温度と比して低くなる。このため、ラベル基材Fの幅方向の一端から他端までが同様に加熱される場合と比して、装置奥行方向の端部の粘着剤が軟化してラベル基材Fからはみ出るのが、抑制される。
なお、本発明を特定の実施形態について詳細に説明したが、本発明は係る実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態をとることが可能であることは当業者にとって明らかである。例えば、上記実施形態では、ラベル基材Fが長尺状の記録媒体であったが、枚葉紙であってもよい。
また、上記第1実施形態では、円筒体58B、58Cを収納位置、又は突出位置に配置させたが、ラベル基材Fの幅に合わせて、円筒体58B、58Cを収納位置と突出位置との間の途中位置に配置させてもよい。
また、上記第3実施形態では、発熱部材206は、長さの異なる発熱体208、及び発熱体210を備えたが、発熱部材が、長さのことなる発熱体を、3個以上備えてもよい。
また、上記第4実施形態では、特に説明しなかったが、ラベル基材Fの幅に合わせて、装置奥行方向に、ファン256が移動できる構造としてもよい。
また、上記第5実施形態では、特に説明しなかったが、ラベル基材Fの幅に合わせて、装置奥行方向に、冷却ロール286が移動できる構造としてもよい。
また、上記実施形態では、特に説明しなかったが、用紙サイズを図示せぬ操作基板に入力すると、遮蔽範囲、また発熱範囲が、自動で変えられる構成としてもよい。
10 画像形成装置
26 画像形成部
30 定着装置
52 加熱部材
54 円筒部材
56 発熱部材
58 遮蔽部材
60 加圧部材
100 定着装置
102 加熱部材
140 画像形成装置
150 定着装置
152 加熱部材
156 発熱部材
158 発熱体
190 画像形成装置
200 定着装置
202 加熱部材
206 発熱部材
208 発熱体
210 発熱体
240 画像形成装置
250 定着装置
252 加熱部材
256 ファン(冷却部材の一例)
270 画像形成装置
280 定着装置
282 加熱部材
286 冷却ロール(冷却部材の一例)
290 画像形成装置
300 定着装置
302 加熱部材
304 円筒部材
306 発熱部材

Claims (7)

  1. 中間層として粘着層を有するラベル基材に転写されたトナー画像を、回転しながら加熱する加熱部材であって、回転軸方向の外側の部分に、前記回転軸方向の中央部の温度と比して低い温度の、低温度領域が形成されている前記加熱部材と、
    前記ラベル基材を前記加熱部材側に加圧する加圧部材と、
    を備える定着装置。
  2. 前記加熱部材は、
    前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、
    前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に延び、発熱する発熱部材と、
    前記回転軸方向において前記円筒部材の外側の部分と、前記発熱部材との間に配置され、前記発熱部材から前記円筒部材へ供給される熱を遮蔽すると共に、前記回転軸方向における遮蔽範囲を変えることができる構造の遮蔽部材と、
    を備える請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記加熱部材は、
    前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、
    前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に並ぶ複数の発熱体を含んで構成され、発熱させる発熱体を変えることで、前記回転軸方向における発熱範囲を変えることができる構造の発熱部材と、
    を備える請求項1に記載の定着装置。
  4. 前記加熱部材は、
    前記ラベル基材と外周面で接触し、前記回転軸方向に延びる円筒状の円筒部材と、
    前記円筒部材の内部に配置され、前記回転軸方向に延びると共に前記回転軸方向の長さが異なる複数の発熱体を有し、発熱させる発熱体を変えることで、前記回転軸方向における発熱範囲を変えることができる構造の発熱部材と、
    を備える請求項1に記載の定着装置。
  5. 中間層として粘着層を有し、搬送されるラベル基材に、トナー画像を形成する画像形成部と、
    前記ラベル基材に形成されたトナー画像を、前記ラベル基材に定着する請求項1〜4の何れか1項に記載の定着装置と、
    を備える画像形成装置。
  6. 中間層として粘着層を有し、搬送されるラベル基材に、トナー画像を形成する画像形成部と、
    前記ラベル基材に形成されたトナー画像を、加熱、加圧して前記ラベル基材に定着させる定着装置と、
    前記ラベル基材の搬送方向において、前記定着装置の上流側に配置され、前記ラベル基材の幅方向の端部を冷却する冷却部材と、
    を備える画像形成装置。
  7. 中間層として粘着層を有するラベル基材の一部が回転軸方向の外側にはみ出し、回転しながら前記ラベル基材を加熱する加熱部材を用い、前記ラベル基材を前記加熱部材側に加圧することで、前記ラベル基材に転写されたトナー画像を前記ラベル基材に定着する定着方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019020655A (ja) * 2017-07-20 2019-02-07 株式会社東芝 画像形成装置、及び制御方法

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