JP6682253B2 - スピニングリールのスプール、及びスピニングリール - Google Patents

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Description

本発明は、スピニングリールのスプール、特にスプール軸に装着されるスピニングリールのスプールに関する。また、本発明は、スピニングリール、特に上記スプールを有するスピニングリールに関する。
従来のスピニングリールは、スプール軸に装着されたスプール本体と、スプール本体の内部においてドラグ収容空間に配置されたドラグ機構とを、有するものがある。
このスピニングリールでは、釣り糸に発生する引張力によりドラグ機構が作動すると、ドラグ機構は発熱するおそれがある。この問題を解決するために、従来のスピニングリールでは、スプール本体及びドラグ収容空間の間に放熱用の空間(通路)が設けられている(特許文献1を参照)。この場合、ドラグ収容空間内のドラグ機構が発熱すると、放熱用の空間の空気をスプール本体の内部から外部へと排出することによって、ドラグ機構の温度上昇を抑制している。
特開2006−42771号公報
従来のスピニングリールでは、放熱用の空間の空気をスプール本体の内部から外部へと排出することによって、ドラグ機構の温度上昇を抑制していた。
この場合、ドラグ機構の熱を、放熱用の空間の空気を介して間接的に放熱しているので、ドラグ機構の温度を十分に抑制することができないおそれがある。また、ドラグ機構はドラグ収容空間の内部に配置されているので、ドラグ収容空間の内部の温度が上昇すると、ドラグ機構のグリース及びライニング等が、所望の性能を発揮できないおそれがある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであって、本発明の目的は、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減可能なスピニングリールのスプールを、提供することにある。また、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減可能なスピニングリールを、提供することにある。
(1)本発明の一側面に係るスピニングリールのスプールは、スプール軸に装着される。本スプールは、スプール本体と、ドラグ機構と、放熱部とを、備える。スプール本体は、スプール軸に対して回転可能に構成される。ドラグ機構は、スプール本体及びスプール軸の間に配置される。ドラグ機構は、スプール本体の回転を制動する。放熱部は、スプール本体の内部においてドラグ機構に接触する。放熱部は、スプール本体及びスプール軸のいずれか一方に対して回転可能に構成される。放熱部は、スプール本体及びスプール軸のいずれか他方に対して回転不能に構成される。
本スプールでは、スプール本体がスプール軸に対して相対回転すると、ドラグ機構が作動する。すると、ドラグ機構に接触する放熱部によって、ドラグ機構において発生した熱が、放熱される。このように、本スプールでは、ドラグ機構の熱を、放熱部によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(2)本発明の別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、放熱部が、スプール本体に対して回転可能且つスプール軸に対して回転不能に構成されることが好ましい。
この場合、スプール本体が、スプール軸及び放熱部に対して相対回転可能である。このように構成しても、放熱部をドラグ機構に接触させているので、ドラグ機構の熱を、放熱部によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(3)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールは、筒状の支持部を、さらに備えることが好ましい。支持部は、スプール軸に回転不能に構成される。スプール本体は、支持部に対して回転可能に構成される。ドラグ機構は、スプール本体及び支持部の間に配置される。放熱部は、支持部に回転不能に装着される。
この場合、ドラグ機構がスプール本体及び支持部の間に配置された状態で、スプール本体が、スプール軸及び支持部に対して相対回転可能である。このように構成しても、放熱部をドラグ機構に接触させているので、ドラグ機構の熱を、放熱部によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(4)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、スプール本体が、糸巻胴部と、1対のフランジ部と、筒状部とを、有していることが好ましい。糸巻胴部には、釣り糸が巻き付けられる。1対のフランジ部は、糸巻胴部の両端部に設けられる。筒状部は、1対のフランジ部のいずれか一方に設けられる。放熱部は、筒状部の内側に配置される。
このように放熱部を筒状部の内側に配置したとしても、放熱部をドラグ機構に接触させているので、ドラグ機構の熱を、放熱部によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(5)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、放熱部が、接触部と、拡張部とを、有していることが好ましい。接触部は、ドラグ機構に接触する部分である。拡張部は、接触部から径方向外側に延びる部分である。拡張部は、ドラグ機構の熱を排熱するための第1排熱孔を、有する。
この場合、ドラグ機構の熱が接触部に伝達され、接触部の熱は拡張部によって径方向外側へと伝達され、放熱される。また、ドラグ機構の熱によって温められた空気が、第1排熱孔によって排出される。これにより、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(6)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、ドラグ機構が、第1ドラグ板と、第2ドラグ板とを、有していることが好ましい。第1ドラグ板は、スプール軸に対して回転不能に構成される。第2ドラグ板は、第1ドラグ板に接触し且つスプール本体に対して回転不能に構成される。放熱部は、第1ドラグ板及び第2ドラグ板のいずれか一方に、接触する。
この場合、ドラグ機構の作動時には、第1ドラグ板及び第2ドラグ板が互いに接触した状態で相対回転する。これにより、ドラグ機構が発熱したとしても、放熱部が、第1ドラグ板及び第2ドラグ板のいずれか一方に、接触しているので、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
(7)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールは、排熱部をさらに備えることが好ましい。排熱部は、スプール本体の内部の熱を径方向外側に案内するために、スプール本体の内部において放熱部に対して回転可能に構成される。
この場合、ドラグ機構の熱によって温められた空気が、排熱部によって、スプール本体の内部において径方向外側に案内される。これにより、スプール本体の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構の温度上昇をより効果的に低減できる。
(8)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、排熱部が、スプール本体に一体回転可能に装着されることが好ましい。
この場合、スプール本体がスプール軸に対して相対回転すると、排熱部もスプール軸に対して相対回転する。この排熱部の回転によって、ドラグ機構の熱によって温められた空気が、スプール本体の内部において径方向外側に、案内される。これにより、スプール本体の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構の温度上昇をより効果的に低減できる。
(9)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、スプール本体は、糸巻胴部と、1対のフランジ部と、筒状部とを、有している。糸巻胴部には、釣り糸が巻き付けられる。1対のフランジ部は、糸巻胴部の両端部に設けられる。筒状部は、1対のフランジ部のいずれか一方に設けられる。排熱部は、いずれか一方のフランジ部に一体回転可能に装着される。筒状部は、スプール本体の内部の熱をスプール本体の外部に排熱するための第2排熱孔を、有する。
この場合、ドラグ機構の熱によって温められた空気が、第2排熱孔を介して、スプール本体の内部からスプール本体の外部に排出される。これにより、スプール本体の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構の温度上昇をより効果的に低減できる。
(10)本発明のさらに別の側面に係るスピニングリールのスプールでは、排熱部が、複数の羽根部を有していることが好ましい。複数の羽根部は、スプール本体の内部の熱を径方向外側に案内するためのものである。
この場合、排熱部が回転すると、複数の羽根部によって、スプール本体の内部の熱をスプール本体の内部において径方向外側に効果的に案内することができる。これにより、スプール本体の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構の温度上昇をより効果的に低減できる。
(11)本発明の一側面に係るスピニングリールは、スプール軸と、スプール軸に装着される上記のいずれかに記載のスプールとを、備えている。
本スピニングリールは、上記のいずれかに記載のスプールを備えているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
本発明では、スピニングリールのスプールにおいて、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。また、本発明では、スピニングリールにおいて、ドラグ機構の温度上昇を効果的に低減できる。
本発明の一実施形態によるスピニングリールの側面図。 前記スピニングリール前部の拡大断面図。 前記スピニングリールにおけるスカート部の内部を部分的に拡大した斜視図。 他の実施形態によるスピニングリールのスプールを後方から見た斜視図。 他の実施形態によるスピニングリール前部の拡大断面図。
本発明の一実施形態を採用したスピニングリール1が、図1に示されている。スピニングリール1は、リール本体2と、ロータ3と、スプール4とを、備えている。
以下では、スプール軸15が延びる方向を「軸方向」と記す。「軸方向」には、スプール軸15に沿った方向も含まれる。なお、「軸方向」において、釣り糸が繰り出される方向を「前方(前)」と記し、「前方(前)」とは反対の方向を「後方(後)」と記すことがある。
また、スプール軸15から離れる方向を「径方向」と記す。ここで、リール本体2が釣り竿(図示しない)に装着された状態で、「径方向」においてスプール軸15から釣り竿に向かう方向を「上方(上)」と記し、径方向において釣り竿から離れる方向を、「下方(下)」と記すことがある。
なお、図1では、「前方(前)」は紙面の左側に対応し、「後方(後)」は紙面の右側に対応している。また、図1では、「上方(上)」は紙面の上方に対応し、「下方(下)」は紙面の下方に対応している。
さらに、スプール軸15の軸芯Xは、ロータ3の回転中心及びピニオンギア12の回転中心と同芯であり、各部材において軸芯Xの周辺部を「中心部」と記すことがある。
<リール本体の構成>
リール本体2には、ハンドル(図示しない)が回転自在に支持されている。ハンドルは、リール本体2の左右いずれにも装着可能である。図1に示すように、リール本体2は、リールボディ2aと、蓋部材(図示しない)と、本体ガード2dとを、有している。
リールボディ2aの上部には、竿取付脚2cが一体に形成されている。リールボディ2aの前部は、ロータ3の後部内側に配置される。リールボディ2aには、スプール軸15が回転不能且つ前後方向に移動可能に装着されている。
スプール軸15の前端部には、ドラグ機構43のドラグ調整つまみ70(後述する)が、装着される。スプール軸15の後端部には、スライダ22が回転不能に固定されている。スプール軸15の中央部には、ピニオンギア12を介して、ロータ3が装着されている。
リールボディ2aは、内部空間を有している。リールボディ2aの内部空間には、ロータ駆動機構5と、オシレーティング機構6とが、設けられている。蓋部材は、リールボディ2aの内部空間を塞ぐためにリールボディ2aに装着されている。本体ガード2dは、リールボディ2a及び蓋部材2bの後部を覆うために、リールボディ2aに装着されている。
ロータ駆動機構5は、フェースギア11と、ピニオンギア12とを有している。フェースギア11は、ハンドルが固定されたマスターギア軸10とともに回転する。ピニオンギア12は、筒状に形成されている。ピニオンギア12には、スプール軸15が挿通される。ピニオンギア12は、フェースギア11に噛み合う。ピニオンギア12は、フェースギア11の回転に連動して、回転する。
ピニオンギア12は、ロータ3の中心部を貫通し、ナット13によりロータ3に固定されている。ピニオンギア12は、第1軸受53及び第2軸受54を介して、リールボディ2aに回転自在に支持されている。
オシレーティング機構6は、スプール4及びスプール軸15を軸方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、螺軸21と、スライダ22と、中間ギア23とを有している。螺軸21は、リールボディ2aに対して回転可能に設けられている。螺軸21は、スプール軸15の下方において、スプール軸15と平行に配置されている。
スライダ22は、スプール軸15の後端部に回転不能に固定されている。スライダ22は、螺軸21に係合している。中間ギア23は、螺軸21の前端部に固定されている。中間ギア23は、ピニオンギア12に噛み合っている。
ここで、フェースギア11が回転すると、ピニオンギア12が回転する。すると、ピニオンギア12に噛み合う中間ギア23を介して、螺軸21が回転する。すると、螺軸21の回転によって、スライダ22が、螺軸21に沿って軸方向に往復移動する。これにより、スプール軸15が、軸方向において往復移動する。
<ロータの構成>
ロータ3は、リール本体2に回転可能に支持されている。ロータ3は、スプール軸15まわりに回転可能である。
ロータ3は、ロータ本体7と、1対のロータアーム30と、ベールアーム31とを、有している。ロータ本体7は、リール本体2に回転可能に支持されている。詳細には、ロータ本体7は、実質的に筒状に形成されている。ロータ本体7は、ピニオンギア12に回転不能に連結されており、ピニオンギア12とともに回転可能である。1対のロータアーム30は、ロータ本体7に一体に形成される。ベールアーム31は、糸案内姿勢(図1の姿勢)と、糸案内姿勢から反転した糸開放姿勢との間で、揺動自在である。
<スプールの構成>
図2に示すように、スプール4は、ロータ3の前方において軸方向に移動自在に配置されている。スプール4は、ロータ3の1対のロータアーム30の間に、配置されている。スプール4は、スプール軸15に装着される。スプール4は、上述したオシレーティング機構6によって、スプール軸15とともに、軸方向において往復移動する。
図2に示すように、スプール4は、支持部41と、スプール本体42と、ドラグ機構43と、ヒートシンク44(放熱部の一例)と、排熱カバー45(排熱部の一例)とを、備えている。
(支持部)
支持部41は、スプール軸15に対して回転不能に装着されている。また、支持部41は、スプール軸15とともに軸方向に移動可能なように、スプール軸15に装着されている。
図2及び図3に示すように、支持部41は、支持部本体51と、規制部52とを、有している。支持部本体51は、筒状の軸受装着部51aと、複数の突出部51bとを、有している。軸受装着部51aは、第1軸受53を介して、スプール本体42を回転自在に支持する。
複数(例えば4個)の突出部51bは、軸受装着部51aの端部(後端)に設けられている。複数の突出部51bそれぞれは、軸受装着部51aから径方向に突出し、周方向に所定の間隔で配置されている。複数の突出部51bは、軸方向に見て、例えば十字形状に形成されている。また、複数の突出部51bは、ドラグ機構43の摩擦部72(後述する第1ドラグ座金73a,73b)を、係止する。
複数の突出部51bには、規制部52が固定される。規制部52は、スプール軸15に対する支持部本体51の回転を、規制するためのものである。具体的には、規制部52は、支持部本体51の端部(後端)に固定される。より具体的には、規制部52は、固定ボルト81により、支持部本体51の突出部51bに、固定される。
また、規制部52は、スプール軸15に対して回転不能に装着される。具体的には、規制部52には、孔部52aが設けられている。この孔部52aにスプール軸15を非円形係合することによって、規制部52はスプール軸15に回転不能に係止される。このように構成することによって、支持部本体51が、規制部52を介して、スプール軸15に対して回転不能に係止される。
また、規制部52は、ドラグ機構43の摩擦部72を軸方向に保持するためのものでもある。具体的には、規制部52は、ヒートシンク44(後述する接触部61)を介して、上記のように支持部本体51の突出部51bに固定される。このように構成することによって、摩擦部72の後方への移動が規制される。これにより、摩擦部72が、ヒートシンク44(後述する接触部61)を介して、規制部52及びフランジ部42c(後述する)の間で挟持される。
(スプール本体)
スプール本体42は、支持部41に対して回転可能に装着される。図2に示すように、スプール本体42は、筒状の糸巻胴部42aと、1対のフランジ部42b,42cと、筒状のスカート部42d(筒状部の一例)とを有している。
糸巻胴部42aの外周面には、釣り糸が巻き付けられる。図2に示すように、糸巻胴部42aの前側内部には、第2軸受54が配置されている。第2軸受54は、糸巻胴部42aとドラグ伝達機構71の押圧部材76(後述する)との間に配置される。この第2軸受54を介して、糸巻胴部42aは、ドラグ伝達機構71の押圧部材76に対して、回転自在に支持される。ここで、押圧部材76は、スプール軸15に対して回転不能に係止されているので、糸巻胴部42aは、第2軸受54を介して、スプール軸15に回転自在に支持されている。
糸巻胴部42aは、壁部42hを有している。壁部42hは、糸巻胴部42aの内周面から内方に突出するように、糸巻胴部42aに一体に形成されている。また、糸巻胴部42aの後側内部には、第1軸受53が配置されている。第1軸受53は、糸巻胴部42aと支持部41の支持部本体51との間に配置される。これにより、糸巻胴部42aは、第1軸受53を介して、支持部41の支持部本体51に回転自在に支持される。ここで、支持部本体51は、規制部52を介して、スプール軸15に対して回転不能に係止されているので、糸巻胴部42aは、第1軸受53を介して、スプール軸15に回転自在に支持されている。
1対のフランジ部42b,42cは、糸巻胴部42aの両端部に各別に設けられる。1対のフランジ部42b,42cそれぞれは、実質的に円環状に形成されている。以下では、一方のフランジ部42bを前フランジ部42bと記し、他方のフランジ部42cを後フランジ部42cと記す。
前フランジ部42bは、糸巻胴部42aと一体形成されている。後フランジ部42cは、糸巻胴部42aと一体形成されている。後フランジ部42cの後面には、筒状の後ドラグ装着部42eが一体に形成されている。例えば、後ドラグ装着部42eは、スカート部42dの内方において、スカート部42dと間隔を隔てて配置されている。後ドラグ装着部42eの外周面には、雄ネジ部42fが形成されている。
図2及び図3に示すように、後ドラグ装着部42e及び後フランジ部42cによって、収納凹部47が構成されている。収納凹部47は、後方に開口し、ドラグ機構43の摩擦部72を収納する。収納凹部47の底部には、糸巻胴部42aの内周面に連通する孔部47aが、形成されている。
収納凹部47は、複数(例えば4個)の係止溝69を、有している。複数の係止溝69は、収納凹部47の内周面に形成されている。具体的には、複数の係止溝69それぞれは、収納凹部47における壁部の内周面において、軸方向に延びている。また、複数の係止溝69それぞれは、収納凹部47における壁部の内周面において、周方向に互いに間隔を隔てて形成されている。複数の係止溝69によって、ドラグ機構43の摩擦部72(後述する第2ドラグ座金74a,74b)が、回転不能に係止される。
スカート部42dは、フランジ部42cから後方に延びる部分である。スカート部42dは、後フランジ部42cに設けられている。スカート部42dは、実質的に筒状に形成されている。スカート部42dは、複数の第2排熱孔42gを、有している。複数の第2排熱孔42gは、スプール本体42の内部の熱を、スプール本体42の外部に排熱するためのものである。複数の第2排熱孔42gは、径方向にスカート部42dを貫通し、且つ周方向に所定の間隔を隔てて配置されている。
(ドラグ機構)
ドラグ機構43は、スプール本体42の回転を制動するためのものである。図2に示すように、ドラグ機構43は、スプール本体42の内周部に配置される。詳細には、ドラグ機構43は、スプール本体42とスプール軸15との間に装着される。より詳細には、ドラグ機構43は、スプール本体42と支持部41(支持部本体51)との間に配置される。
ドラグ機構43は、ドラグ調整つまみ70と、ドラグ伝達機構71と、摩擦部72と、音出し機構75とを、有している。ドラグ調整つまみ70は、スプール軸15の先端部に装着される。
ドラグ伝達機構71は、糸巻胴部42aの前側内部に配置されている。ドラグ伝達機構71は、押圧部材76と、摺動部77とを、有している。
押圧部材76は、ドラグ調整つまみ70により押圧される。押圧部材76は、軸方向において、ドラグ調整つまみ70と摺動部77との間に配置される。
押圧部材76は、筒状部76aと、鍔部76bとを、有する。筒状部76aは、実質的に円筒状に形成されている。筒状部76aは、ドラグ調整つまみ70により押圧される。筒状部76aの外周部には、第2軸受54が配置される。筒状部76aの前側内部には、スプール軸15が挿通される。筒状部76aの内周面をスプール軸15に非円形係合することによって、筒状部76aはスプール軸15に対して回転不能に係止される。筒状部76aの後側内部には、支持部本体51の軸受装着部51aを介して、スプール軸15が配置される。
鍔部76bは、筒状部76aに設けられている。具体的には、鍔部76bは、筒状部76aの後端部において、筒状部76aから径方向内側に突出している。また、鍔部76bは、軸方向において、摺動部77に接触している。例えば、筒状部76aがドラグ調整つまみ70により押圧されると、鍔部76b及び糸巻胴部42aの壁部42hによって、摺動部77が挟持される。
摺動部77は、押圧部材76と糸巻胴部42aのフランジ部との間に配置される。摺動部77は、押圧部材76(鍔部76b)及び糸巻胴部42aの壁部42hによって挟持された状態で、押圧部材76と糸巻胴部42aのフランジ部との相対回転を、許可する。摺動部77は、環状に形成された部材、例えばワッシャである。
摩擦部72は、スプール本体42の回転を制動するためのものである。図2及び図3に示すように、摩擦部72は、スプール本体42のスカート部42dの内周部に、配置される。また、摩擦部72は、スプール本体42及び規制部52の間に、配置される。
具体的には、摩擦部72は、1又は複数(例えば2枚)の第1ドラグ座金73a,73b(第1ドラグ板の一例)と、1又は複数(例えば2枚)の第2ドラグ座金74a,74b(第2ドラグ板の一例)とを、有している。
第1ドラグ座金73a,73b及び第2ドラグ座金74a,74bは、収納凹部47に収納される。第1ドラグ座金73a,73b及び第2ドラグ座金74a,74bは、軸方向において交互に配置される。複数の第1及び第2ドラグ座金73a,73b、74a,74bは、スプール本体42及び規制部52によって、挟持される。詳細には、複数の第1及び第2ドラグ座金73a,73b、74a,74bは、スプール本体42の後フランジ部42c及び規制部52によって、挟持される。
第1ドラグ座金73a,73bは、支持部本体51に対して回転不能に装着されている。具体的には、複数の第1ドラグ座金73a,73bは、支持部本体51における複数の突出部51bによって、回転不能に係止される。より具体的には、複数の第1ドラグ座金73a,73bは、複数の突出部51bの外径に沿う孔部(図示しない)を、有している。孔部は、十字形状に形成されている。これら孔部を複数の突出部51bに嵌合することによって、複数の第1ドラグ座金73a,73bは、スプール軸15に対して回転不能に構成される。
第1ドラグ座金73bは、ヒートシンク44(後述する接触部61)に接触している。また、第1ドラグ座金73bは、ヒートシンク44(接触部61)を介して、規制部52によって後方への移動が規制されている。これにより、第1ドラグ座金73bは、ヒートシンク44(接触部61)を介して、規制部52によって押圧される。
第2ドラグ座金74a,74bは、第1ドラグ座金73a,73bと相対回転することによって、ドラグ力を発生する。第2ドラグ座金74a,74bは、収納凹部47に回転不能に装着されている。具体的には、第2ドラグ座金74a,74bそれぞれは、複数の爪部74c,74d(図2を参照)を、有している。これら爪部74c,74dを後ドラグ装着部42eの係止溝69に係合することによって、第2ドラグ座金74a,74bは、スプール本体42に対して回転不能、且つスプール軸15に対して回転可能に構成される。また、第2ドラグ座金74aは、スプール本体42の後フランジ部42cの後面に接触し、スプール本体42の後フランジ部42cにより押圧される。
図2に示すように、音出し機構75は、摩擦部72の作動時に発音する機構である。音出し機構75は、ばね装着部75aと、音出し部75bと、ばね部材75cと、音出しピン75dとを、有している。
ばね装着部75aは、第1ドラグ座金73bの後面に装着される。音出し部75bは、スプール本体42例えば後ドラグ装着部42eに、装着される。音出し部75bは、実質的に円筒状に形成されている。音出し部75bの内周部には、複数の凹部が形成されている。複数の凹部は、音出し部75bの内周部において周方向に所定の間隔を隔てて配置されている。
ばね部材75cは、例えばコイルばねである。ばね部材75cの一端部は、ばね装着部75aに装着される。ばね部材75cの他端部は、音出しピン75dの頭部を押圧する。音出しピン75dの軸部は、ばね部材75cの内周部に配置される。音出しピン75dの頭部は、音出し部75bの凹部に係合可能である。
このように構成することによって、スプール本体42(後ドラグ装着部42e)が、摩擦部72の第1ドラグ座金73bに対して回転すると、音出しピン75dの頭部が、音出し部75bにおける複数の凹部に、連続的に当接し、発音する。
(ヒートシンク)
ヒートシンク44は、ドラグ機構43において発生した熱を放熱するためのものである。図2及び図3に示すように、ヒートシンク44は、スプール本体42の内部、例えばスカート部42dの内側において、摩擦部72に接触している。ヒートシンク44は、熱伝導率が摩擦部72例えば第1ドラグ座金73bと実質的に同じ材質から、構成されている。ヒートシンク44は、スプール軸15に対して回転不能、且つスプール本体42に対して回転可能に、構成される。
具体的には、図3に示すように、ヒートシンク44は、接触部61と、拡張部62とを、有する。接触部61は、摩擦部72に接触する部分である。具体的には、接触部61は、実質的に円環状に形成されている。接触部61は、摩擦部72の第1ドラグ座金73bに接触する。この状態において、接触部61は、軸方向において規制部52と支持部本体51の突出部51bとの間に配置される。そして、接触部61は、固定ボルト81により、規制部52とともに、支持部本体51の突出部51bに固定される。
拡張部62は、接触部61から径方向外側に延びる部分である。拡張部62は、第1外側筒部63と、第1内側筒部64と、第1連結部65とを、有している。
第1外側筒部63は、実質的に筒状に形成されている。第1外側筒部63は、第1連結部65の外周部に一体に形成され、後フランジ部42cに向けて延びている。第1内側筒部64は、実質的に筒状に形成され、第1外側筒部63の内側に配置されている。第1内側筒部64は、第1連結部65の内周部に一体に形成されている。第1内側筒部64は、接触部61に向けて延びている。
第1連結部65は、第1内側筒部64及び第1外側筒部63を径方向に連結する部分である。第1連結部65は、実質的に円環状に形成されている。詳細には、第1連結部65は、円環部65cと、円環状の傾斜部65bと、複数の第1排熱孔65aとを、有している。
円環部65cは、実質的に円環板状に形成されている。円環部65cの外周部は、第1外側筒部63に一体に形成されている。傾斜部65bは、円環部65cの内周部及び第1内側筒部64に一体に形成されている。傾斜部65bは、円環部65cの内周部から接触部61側に向けて傾斜している。
複数の第1排熱孔65aは、摩擦部72において発生した熱によって暖められた空気を、排出するためのものである。複数の第1排熱孔65aそれぞれは、第1連結部65に設けられている。具体的には、複数の第1排熱孔65aそれぞれは、円環部65cに設けられている。複数の第1排熱孔65aそれぞれは、実質的に円形状に形成されている。複数の第1排熱孔65aそれぞれは、円環部65cを軸方向に貫通している。複数の第1排熱孔65aそれぞれは、周方向に間隔を隔てて配置されている。
上述したヒートシンク44では、接触部61が、スプール軸15に回転不能な規制部52とともに、支持部本体51の突出部51bに、固定されている。これにより、接触部61は、スプール軸15に対して回転不能である。すなわち、ヒートシンク44は、スプール軸15に対して回転不能である。
この状態で、スプール本体42が、ヒートシンク44及びスプール軸15に対して、相対回転すると、ドラグ機構43が作動する。すると、ドラグ機構43の摩擦部72において発生した熱が、接触部61(ヒートシンク44)に伝達され、接触部61から拡張部62(ヒートシンク44)へとさらに伝達される。このように、摩擦部72の熱をヒートシンク44に伝達することによって、この熱はヒートシンク44において放熱される。また、摩擦部72に熱が発生すると、この熱によって摩擦部72のまわりの空気が暖められる。この摩擦部72によって暖められた空気は、ヒートシンク44の第1排熱孔65aから、排熱される。
(排熱カバー)
排熱カバー45は、摩擦部72において発生した熱によって暖められた空気を、スプール本体42の内部から径方向外側に案内する。また、排熱カバー45は、摩擦部72を覆っており、摩擦部72への異物の侵入を防止する。
図2に示すように、排熱カバー45は、スプール本体42に一体回転可能に装着される。排熱カバー45は、スプール本体42の内部、例えばスカート部42dの内側において、後フランジ部42cとヒートシンク44との軸方向間に、配置されている。また、排熱カバー45は、摩擦部72とヒートシンク44との軸方向間に配置されている。
具体的には、図3に示すように、排熱カバー45は、第2外側筒部66と、第2内側筒部67と、第2連結部68とを、有している。第2外側筒部66は、実質的に筒状に形成されている。第2外側筒部66は、第2連結部68の外周部に一体に形成されている。第2外側筒部66は、第2連結部68の外周部から後フランジ部42cに向けて、延びている。
第2外側筒部66は、後フランジ部42cの後ドラグ装着部42eの外周部に、装着される。具体的には、第2外側筒部66の内周部と後ドラグ装着部42eの外周部との間には、第1シール部材82が配置されている。第2外側筒部66の内周面には、雌ねじ部66cが形成されている。雌ねじ部66cは、後ドラグ装着部42eの雄ネジ部42fに螺合する。これにより、第2外側筒部66は、後フランジ部42cに一体回転可能に装着される。
第2外側筒部66は、複数の羽根部66aを、有している。複数の羽根部66aによって、スプール本体42の内部の熱が、径方向外側に案内される。具体的には、複数の羽根部66aは、第2外側筒部66の外周部に設けられている。
より具体的には、複数の羽根部66aそれぞれは、第2外側筒部66の外周部から外方に突出している。また、複数の羽根部66aそれぞれは、先端部が基端部に対してスプール本体42の回転方向にオフセットするように、第2外側筒部66の外周部から外方に突出している。また、複数の羽根部66aそれぞれは、第2外側筒部66の外周部において、軸方向に延びている。さらに、複数の羽根部66aそれぞれは、第2外側筒部66の外周部において、周方向に間隔を隔てて配置されている。
第2内側筒部67は、実質的に筒状に形成され、第2外側筒部66の内側に配置されている。第2内側筒部67は、第2連結部68の内周部に一体に形成されている。第2内側筒部67は、第2連結部68の内周部から接触部61に向けて、延びている。
第2連結部68は、第2内側筒部67及び第2外側筒部66を径方向に連結する部分である。第2連結部68は、実質的に円環状に形成されている。第2連結部68は、摩擦部72とヒートシンク44の第1連結部65との軸方向間に、配置される。また、摩擦部72と第2連結部68との軸方向間には、上述した音出し機構75(図2を参照)が、配置される。また、第2連結部68には、突起68aが設けられている。突起68aは、第2連結部68からヒートシンク44の第1連結部65に向けて、突出している。
第2外側筒部66と第2内側筒部67との径方向間には、上述した音出し機構75(図2を参照)が、配置されている。第2内側筒部67の内周面とヒートシンク44の第1内側筒部64の外周面との間には、第2シール部材84が配置されている。第1及び第2シール部材82,84と、排熱カバー45と、ヒートシンク44とによって、摩擦部72への異物の浸入が、防止されている。
上述した排熱カバー45では、第2外側筒部66が、スプール本体42の後フランジ部42c(後ドラグ装着部42e)に一体回転可能に装着されている。これにより、排熱カバー45は、スプール本体42と一体回転可能である。
この状態で、スプール本体42が回転すると、ドラグ機構43が作動する。この際には、排熱カバー45は、スプール本体42とともに回転する。すると、スプール本体42及び排熱カバー45は、ヒートシンク44及びスプール軸15に対して、相対回転する。すると、排熱カバー45の複数の羽根部66aが、ドラグ機構43の摩擦部72によって暖められた空気を、スカート部42dの複数の第2排熱孔42gに案内する。すると、この空気は、複数の第2排熱孔42gからスカート部42dの外部へと排出される。
〔まとめ〕
上記実施形態は、下記のように表現可能である。
(1)スピニングリール1のスプール4は、スプール軸15に装着される。本スプール4は、スプール本体42と、ドラグ機構43と、ヒートシンク44とを、備える。スプール本体42は、スプール軸15に対して回転可能に構成される。ドラグ機構43は、スプール本体42及びスプール軸15の間に配置される。ドラグ機構43は、スプール本体42の回転を制動する。ヒートシンク44は、スプール本体42の内部においてドラグ機構43に接触する。ヒートシンク44は、スプール本体42に対して回転可能に構成される。ヒートシンク44は、スプール軸15に対して回転不能に構成される。
本スプール4では、スプール本体42がスプール軸15に対して相対回転すると、ドラグ機構43が作動する。すると、ドラグ機構43に接触するヒートシンク44によって、ドラグ機構43において発生した熱が、放熱される。このように、本スプール4では、ドラグ機構43の熱を、ヒートシンク44によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(2)スピニングリール1のスプール4では、ヒートシンク44が、スプール本体42に対して回転可能且つスプール軸15に対して回転不能に構成されることが好ましい。
この場合、スプール本体42が、スプール軸15及びヒートシンク44に対して相対回転可能である。このように構成しても、ヒートシンク44をドラグ機構43に接触させているので、ドラグ機構43の熱を、ヒートシンク44によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(3)スピニングリール1のスプール4は、筒状の支持部41を、さらに備えることが好ましい。支持部41は、スプール軸15に回転不能に構成される。スプール本体42は、支持部41に対して回転可能に構成される。ドラグ機構43は、スプール本体42及び支持部41の間に配置される。ヒートシンク44は、支持部41に回転不能に装着される。
この場合、ドラグ機構43がスプール本体42及び支持部41の間に配置された状態で、スプール本体42が、スプール軸15及び支持部41に対して相対回転可能である。このように構成しても、ヒートシンク44をドラグ機構43に接触させているので、ドラグ機構43の熱を、ヒートシンク44によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(4)スピニングリール1のスプール4では、スプール本体42が、糸巻胴部42aと、1対のフランジ部42b,42cと、スカート部42dとを、有していることが好ましい。糸巻胴部42aには、釣り糸が巻き付けられる。1対のフランジ部42b,42cは、糸巻胴部42aの両端部に設けられる。スカート部42dは、1対のフランジ部42b,42cのいずれか一方に設けられる。ヒートシンク44は、スカート部42dの内側に配置される。
このようにヒートシンク44をスカート部42dの内側に配置したとしても、ヒートシンク44をドラグ機構43に接触させているので、ドラグ機構43の熱を、ヒートシンク44によって直接的に放熱することができる。これにより、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(5)スピニングリール1のスプール4では、ヒートシンク44が、接触部61と、拡張部62とを、有していることが好ましい。接触部61は、ドラグ機構43に接触する部分である。拡張部62は、接触部61から径方向外側に延びる部分である。拡張部62は、ドラグ機構43の熱を排熱するための第1排熱孔65aを、有する。
この場合、ドラグ機構43の熱が接触部61に伝達され、接触部61の熱は拡張部62によって径方向外側へと伝達され、放熱される。また、ドラグ機構43の熱によって温められた空気が、第1排熱孔65aによって排出される。これにより、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(6)スピニングリール1のスプール4では、ドラグ機構43が、第1ドラグ座金73a,73bと、第2ドラグ座金74a,74bとを、有していることが好ましい。第1ドラグ座金73a,73bは、スプール軸15に対して回転不能に構成される。第2ドラグ座金74a,74bは、第1ドラグ座金73a,73bに接触し且つスプール本体42に対して回転不能に構成される。ヒートシンク44は、第1ドラグ座金73bに、接触する。
この場合、ドラグ機構43の作動時には、第1ドラグ座金73a,73b及び第2ドラグ座金74a,74bが互いに接触した状態で相対回転する。これにより、ドラグ機構43が発熱したとしても、ヒートシンク44が、第1ドラグ座金73bに、接触しているので、ドラグ機構43の温度上昇を効果的に低減できる。
(7)スピニングリール1のスプール4は、排熱カバー45をさらに備えることが好ましい。排熱カバー45は、スプール本体42の内部の熱を径方向外側に案内するために、スプール本体42の内部においてヒートシンク44に対して回転可能に構成される。
この場合、ドラグ機構43の熱によって温められた空気が、排熱カバー45によって、スプール本体42の内部において径方向外側に案内される。これにより、スプール本体42の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構43の温度上昇をより効果的に低減できる。
(8)スピニングリール1のスプール4では、排熱カバー45が、スプール本体42に一体回転可能に装着されることが好ましい。
この場合、スプール本体42がスプール軸15に対して相対回転すると、排熱カバー45もスプール軸15に対して相対回転する。この排熱カバー45の回転によって、ドラグ機構43の熱によって温められた空気が、スプール本体42の内部において径方向外側に、案内される。これにより、スプール本体42の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構43の温度上昇をより効果的に低減できる。
(9)スピニングリール1のスプール4では、スプール本体42は、糸巻胴部42aと、1対のフランジ部42b,42cと、スカート部42dとを、有している。糸巻胴部42aには、釣り糸が巻き付けられる。1対のフランジ部42b,42cは、糸巻胴部42aの両端部に設けられる。スカート部42dは、1対のフランジ部42b,42cのいずれか一方に設けられる。排熱カバー45は、いずれか一方のフランジ部42b,42cに一体回転可能に装着される。スカート部42dは、スプール本体42の内部の熱をスプール本体42の外部に排熱するための第2排熱孔42gを、有する。
この場合、ドラグ機構43の熱によって温められた空気が、第2排熱孔42gを介して、スプール本体42の内部からスプール本体42の外部に排出される。これにより、スプール本体42の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構43の温度上昇をより効果的に低減できる。
(10)スピニングリール1のスプール4では、排熱カバー45が、複数の羽根部66aを有していることが好ましい。複数の羽根部66aは、スプール本体42の内部の熱を径方向外側に案内するためのものである。
この場合、排熱カバー45が回転すると、複数の羽根部66aによって、スプール本体42の内部の熱をスプール本体42の内部において径方向外側に効果的に案内することができる。これにより、スプール本体42の内部の温度上昇を低減できる。すなわち、ドラグ機構43の温度上昇をより効果的に低減できる。
(11)スピニングリール1は、スプール軸15と、スプール軸15に装着される上記のいずれかに記載のスプール4とを、備えている。
本スピニングリール1は、上記のいずれかに記載のスプール4を備えているので、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、ヒートシンク44が第1ドラグ座金73bに接触する場合の例を示した。これに代えて、第1ドラグ座金73a,73b及び第2ドラグ座金74a,74bを軸方向に並べる順番を変更することによって、ヒートシンク44を第2ドラグ座金74bに接触させるようにしてもよい。このように構成しても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
(b)前記実施形態では、ヒートシンク44が、スプール本体42に対して回転可能、且つスプール軸15に対して回転不能である場合の例を示した。これに代えて、ヒートシンク44が、スプール軸15に対して回転可能、且つスプール本体42に対して回転不能であるように構成しても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
(c)前記実施形態では、排熱カバー45の第2外側筒部66に複数の羽根部66aが形成される場合の例を示した。これに加えて、図4に示すように、複数の羽根部66bが、排熱カバー45の第2連結部68に、さらに形成されていてもよい。なお、以下では、第2外側筒部66の羽根部66aを、第1羽根部66aと記し、第2連結部68の羽根部66bを、第2羽根部66bと記す。
この場合、複数の第2羽根部66bは、第2連結部68に設けられている。複数の第2羽根部66bそれぞれは、軸方向に突出し、且つ径方向に延びている。また、複数の第2羽根部66bそれぞれは、周方向に間隔を隔てて配置されている。複数の第2羽根部66bそれぞれは、円弧状に形成されている。
また、ヒートシンク44は、接触部61(図3を参照)と、拡張部62とを、有する。接触部61の構成は、前記実施形態の構成と実質的に同じであるため、ここでは説明を省略する。
また、拡張部62は、第1内側筒部64を有している。すなわち、拡張部62は、前記実施形態における第1外側筒部63及び第1連結部65を、有していない。第1内側筒部64は、接触部61に一体に形成され、接触部61から後方に延びている。第1内側筒部64は、第2連結部68の内方且つ第2内側筒部67の内方に配置される。
このように構成することによって、ドラグ機構43の作動時に排熱カバー45がスプール本体42とともにスプール軸15に対して回転すると、ヒートシンク44(第1内側筒部64)によって暖められた空気が、複数の第2羽根部66bによって、径方向外側に案内される。
そして、この空気が、複数の第1羽根部66aによって、スプール本体42のスカート部42dに向けて案内される。すると、この空気は、スカート部42dの複数の第2排熱孔42gを介して、スプール本体42の内部からスプール本体42の外部へと排出される。これにより、摩擦部72において発生した熱によって暖められた空気を、よりスムーズに排出することができる。
(d)前記実施形態では、ヒートシンク44に複数の第1排熱孔65aが設けられる場合の例を示した。これに代えて、図5に示すように、複数のスリット65d(第1排熱孔の一例)が、ヒートシンク44に設けられていてもよい。
この場合、例えば、複数のスリット65dが、ヒートシンク44の拡張部62における、第1連結部65(円環部65c及び傾斜部65b)及び第1外側筒部63に、設けられる。複数のスリット65dそれぞれは、第1連結部65では径方向に延び且つ第1外側筒部63では軸方向に延びている。このように、ヒートシンク44に複数のスリット65dを設けたとしても、前記実施形態と同様に、摩擦部72において発生した熱によって暖められた空気を、排出することができる。
(e)前記実施形態では、後フランジ部42cの後面が、実質的に平面状である場合の例を示した。これに代えて、図5に示すように、複数の溝部142cが、後フランジ部42cの後面に形成されていてもよい。
この場合、複数の溝部142cは、ドラグ機構43の摩擦部72(第2ドラグ座金74a)に対向するように、後フランジ部42cに形成される。複数の溝部142cそれぞれは、後フランジ部42cの後面において周方向に延びている。また、複数の溝部142cそれぞれは、後フランジ部42cの後面において径方向に間隔を隔てて配置される。複数の溝部142cそれぞれの断面は、実質的にV字形状に形成されている。このように、後フランジ部42cの後面に複数の溝部142cを形成することによって、スプール本体42に対する、ドラグ機構43の摩擦部72の熱伝達を、低減することができる。
(f)前記実施形態では、摺動部77がワッシャである場合の例を示したが、摺動部77を、ドラグ機構43として、構成してもよい。この場合、ドラグ機構43は、第1摩擦部(前記実施形態の摩擦部72に対応)と、第2摩擦部(前記実施形態の摺動部77に対応)とから、構成される。この場合、第2摩擦部は、前記実施形態の摩擦部72と同様に、複数のドラグ座金から構成される。このように構成しても、上述した効果と同様の効果を得ることができる。
1 スピニングリール
4 スプール
15 スプール軸
41 支持部
42 スプール本体
42a 糸巻胴部
42b 前フランジ部
42c 後フランジ部
42d スカート部
42g 第2排熱孔
43 ドラグ機構
44 ヒートシンク
45 排熱カバー
61 接触部
62 拡張部
65a 第1排熱孔
66a 複数の羽根部
73a,73b 第1ドラグ座金
74a,74b 第2ドラグ座金

Claims (11)

  1. スプール軸に装着されるスピニングリールのスプールであって、
    前記スプール軸に対して回転可能に構成されるスプール本体と、
    前記スプール本体及び前記スプール軸の間に配置され、前記スプール本体の回転を制動するドラグ機構と、
    前記スプール本体の内部において前記ドラグ機構に接触し、前記スプール本体及び前記スプール軸のいずれか一方に対して回転可能に構成され、且つ前記スプール本体及び前記スプール軸のいずれか他方に対して回転不能に構成される放熱部と、
    を備え
    前記スプール本体は、釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部と、前記糸巻胴部の後端に設けられる後フランジ部と、前記後フランジ部に設けられる筒状部とを、有し、
    前記放熱部は、前記筒状部の内側に配置される、
    ピニングリールのスプール。
  2. 前記放熱部は、前記スプール本体に対して回転可能且つ前記スプール軸に対して回転不能に構成される、
    請求項1に記載のスピニングリールのスプール。
  3. 前記スプール軸に回転不能に構成される筒状の支持部、
    をさらに備え、
    前記スプール本体は、前記支持部に対して回転可能に構成され、
    前記ドラグ機構は、前記スプール本体及び前記支持部の間に配置され、
    前記放熱部は、前記支持部に回転不能に装着される、
    請求項2に記載のスピニングリールのスプール。
  4. 前記ドラグ機構は、前記スプール軸に対する前記スプール本体の回転を制動するための摩擦部を、有し、
    前記摩擦部は、前記筒状部の内側に配置され、
    前記放熱部は、前記摩擦部に接触する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  5. 前記放熱部は、前記ドラグ機構に接触する接触部と、前記接触部から径方向外側に延びる拡張部とを、有し、
    前記拡張部は、前記ドラグ機構の熱を排熱するための第1排熱孔を、有する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  6. 前記ドラグ機構は、前記スプール軸に対して回転不能に構成される第1ドラグ板と、前記第1ドラグ板に接触し且つ前記スプール本体に対して回転不能に構成される第2ドラグ板とを、有し、
    前記放熱部は、前記第1ドラグ板及び前記第2ドラグ板のいずれか一方に、接触する、
    請求項1から5のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  7. 前記筒状部の内部において前記放熱部に対して回転可能に構成される筒状の回転部と、前記回転部から径方向外側に突出する少なくとも1つの羽根部とを、有する排熱部、
    をさらに備え、
    前記羽根部は、前記回転部の回転によって、前記筒状部の内部の熱を前記筒状部の内部において径方向外側に案内する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  8. 前記排熱部は、前記スプール本体に一体回転可能に装着される。
    請求項7に記載のスピニングリールのスプール。
  9. 前記スプール本体は、釣り糸が巻き付けられる糸巻胴部と、前記糸巻胴部の後端に設けられる後フランジ部と、前記後フランジ部に設けられる筒状部とを、有し、
    前記排熱部は、前記後フランジ部に一体回転可能に装着され、
    前記筒状部は、前記スプール本体の内部の熱を前記スプール本体の外部に排熱するための第2排熱孔を、有する、
    請求項7又は8に記載のスピニングリールのスプール。
  10. 前記排熱部は、前記スプール本体の内部の熱を前記スプール本体の内部において径方向外側に案内するための複数の羽根部を、有している、
    請求項7から9のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  11. スプール軸と、
    前記スプール軸に装着され、請求項1から10のいずれか1項に記載の前記スプールと、
    を備えるスピニングリール。
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