JP4863928B2 - スピニングリールのスプール - Google Patents

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Description

本発明は、スプール、特に、釣り糸を前方に繰り出すスピニングリールのスプール軸に着脱自在に装着可能なスピニングリールのスプールに関する。
一般に、フロントドラグ型のスピニングリールのスプールには、スプールにドラグ力を作用させるためのドラグ機構のドラグ座金が装着されている。ドラグ機構を装着することで、仕掛けに魚がかかったときに負荷が急激に上昇しても釣り糸が切れにくくなる。ドラグ機構は、スプール軸とスプール軸に回転自在に支持されたスプールとの間に設けられている。ドラグ機構は、スプール軸に螺合するドラグ調整部材によりドラグ力が調整される。ドラグ機構は、ドラグ調整部材とスプールとの間でスプール軸又はスプールに回転不能に設けられた複数のドラグ座金を備えている。ドラグ調整部材は、ドラグ座金に接触可能に配置されており、ドラグ座金は、通常、スプールの前部に形成された円形の収納凹部に装着されている。
この種のドラグ機構では、ドラグ調整部材を回してドラグ座金をスプールに押圧することでスプールにドラグ力を作用させる。この押圧力を調整することでドラグ力を調整できる。また、ドラグ調整部材をスプール軸から外すとスプールをスプール軸から取り外すことができる。
ドラグ座金を有するドラグ機構では、2枚のドラグ座金の摩擦面が水濡れすると、摩擦力が変動しドラグ調整部材を同じ位置にしてもドラグ力が変化する。そこで、ドラグ座金の前方でドラグ調整部材とスプールの円形凹部との間にシール部材を装着し、ドラグ調整部材の外周側から水が摩擦板に侵入しないようにしたものが従来知られている(たとえば、特許文献1参照)。
従来のドラグ機構では、ドラグ調整部材の操作により発音させるためにドラグ調整部材がスプール軸に対して回転自在な部材とスプール軸に対して回転不能な部材との2つの部材で構成されている。このため、ドラグ調整部材の2つの部材間に隙間が生じる。したがって、ドラグ調整部材とスプールとの間にシール部材を装着しても、この隙間からドラグ調整部材の内部に水が侵入すると、侵入した水がドラグ調整部材の中心部を貫通するスプール軸に沿ってドラグ座金側に侵入するおそれがある。そこで、従来のスプールでは、ドラグ調整部材とスプールとの間だけでなく、ドラグ調整部材の2つの部材の間にもシール部材を配置している。
特開平11−196729号公報
前記従来の構成では、スプールがスプール軸に装着された状態では、ドラグ座金に液体が浸入しにくくなる。しかし、シール部材がいずれもドラグ調整部材に設けられているため、ドラグ調整部材をスプール軸から外すと、ドラグ座金が外部に露出する。この状態でスプールを外して単独で洗浄しようとすると、液体がスプール内部に浸入してドラグ座金の摩擦面が濡れてしまう。このため、再度スプールを使用する際には、ドラグ座金を完全に乾燥させなければならない。
本発明の課題は、ドラグ座金が装着されるスプールにおいて、スプールの着脱に係わらず、ドラグ座金への液体の浸入を防止できるようにすることにある。
発明1に係るスピニングリールのスプールは、釣り糸を前方に繰り出すスピニングリールのスプール軸の先端に螺合するドラグ調整部材によって着脱自在に装着可能なスプールであって、支持部材と、スプール本体と、ドラグ機構と、第1シール部材と、第2シール部材と、を備えている。支持部材は、スプール軸に回転不能かつ着脱自在に装着可能な筒状の部材である。スプール本体は、前方に実質的に円形に開口する第1収納凹部を有し、後方への移動が規制された状態で支持部材に回転自在に支持された糸巻用のものである。ドラグ機構は、支持部材の前部外周面に対向する内周面を有しドラグ調整部材に接触する押圧座金を含み、第1収納凹部に収納される前摩擦部を有し、スプール本体を制動するものである。第1シール部材は、押圧座金の内周面と支持部材の外周面との隙間をシールする部材である。第2シール部材は、押圧座金の外周面と第1収納凹部との隙間をシールする部材である。
このスプールでは、釣り糸を巻き付け可能なスプール本体は支持部材に後方への移動が規制された状態で装着され、押圧座金を含む前摩擦部はスプール本体の前方に開口する第1収納凹部に収納されている。スプールをスプール軸から取り外す際には、ドラグ調整部材をスプール軸から取り外す。すると、支持部材に装着されたスプール本体と前摩擦部とが、支持部材とともにまとまってスプール軸から外れる。スプール軸から外れた状態のスプールでは、最前方に位置する押圧座金の内周面と支持部材の外周面との隙間は第1シール部材でシールされ、押圧座金の外周面の第1収納凹部との隙間は第2シール部材でシールされている。このため、最前方に位置する押圧座金の内外周面がシールされ、押圧座金より後方に液体が浸入しにくくなる。もちろん、スプールをスプール軸に装着した状態でも同様である。このため、押圧座金が装着されるスプールにおいて、スプールの着脱に係わらず、ドラグ座金への液体の浸入を防止できるようになる。
発明2に係るスピニングリールのスプールは、発明1に記載のスプールにおいて、前摩擦部は、押圧座金により押圧される1又は複数の前ドラグ座金をさらに含む。この場合には、ドラグ座金が追加されるので、ドラグ機構の耐久性が向上するとともに、ドラグ作動時の逆転が滑らかになる。
発明3に係るスピニングリールのスプールは、発明1又は2に記載のスプールにおいて、スプール本体は、支持部材に回転自在に装着され外周面に釣り糸を巻き付け可能な糸巻胴部と、糸巻胴部の前後に設けられた大径の前後のフランジ部と、後フランジ部から後方に延びる筒状のスカート部とを有し、第1収納凹部は糸巻胴部の前部に設けられている。この場合には、通常よく知られているフロントドラグ型のスプールにおいて、スプールの着脱に関わらず液体の浸入を防止できる。
発明4に係るスピニングリールのスプールは、発明3に記載のスプールにおいて、後フランジ部は、後方に実質的に円形に開口する第2収納凹部を有し、ドラグ機構は、第2収納凹部に収納された1又は複数の後ドラグ座金を有する後摩擦部と、第2収納凹部を後方から覆うカバー部材と、をさらに有する、この場合には、第1収納凹部が設けられる糸巻胴部に比べて大径の後フランジ部の第2収納凹部に後摩擦部を配置できるので、摩擦トルクが大きくなり強力なドラグ力が得られる。
発明5に係るスピニングリールのスプールは、発明4に記載のスプールにおいて、カバー部材と支持部材との隙間をシールする第3シール部材をさらに備える。この場合には、スプール本体の後方内周側にある支持部材とカバー部材との隙間からの液体の浸入を防止できる。このため、スプールが横倒しや逆さまの状態でシャワー等を利用して水洗いしても、第2収納凹部に水が入りにくくなる。
発明6に係るスピニングリールのスプールは、発明5に記載のスプールにおいて、カバー部材と第2収納凹部との隙間をシールする第4シール部材をさらに備える。この場合には、スプール本体の後方外周側にあるカバー部材と第2収納凹部との隙間からの液体の浸入を防止できる。スプールを真水に浸漬して洗浄しても第2収納凹部に水が入りにくくなる。
発明7に係るスピニングリールのスプールは、発明1から6のいずれかに記載のスプールにおいて、スプール本体は押圧座金の外周面に装着された軸受により支持部材に回転自在に支持されている。この場合には、押圧座金の外周面に装着された軸受でスプール本体を回転自在に支持しているので、第2シール部材を軸受の近傍に配置できる。このため、ドラグ作動時などにスプールが回転してもの回転ぶれが第2シール部材に影響を与えにくくなる。
発明8に係るスピニングリールのスプールは、発明7に記載のスプールにおいて、第2シール部材は、第2軸受の前面に配置され、第2シール部材を抜け止めする抜け止め部材をさらに備える。この場合には、抜け止め部材で第2シール部材を抜け止めすることにより、第2シール部材で第2軸受を抜け止めすることができ、1つの抜け止め部材で2つの部材を抜け止めできる。
発明9に係るスピニングリールのスプールは、発明7又は8に記載のスプールにおいて、第1収納凹部は、軸受が装着される軸受支持部と、軸受支持部より小径であり、前摩擦部が収納される第1ドラグ収納部とを有する。この場合には、第1ドラグ収納部と軸受収納部との段差を利用して軸受を位置決めできる。
発明10に係るスピニングリールのスプールは、発明3に記載のスプールにおいて、糸巻胴部は、後方に実質的に円形に開口する第2収納凹部を有し、ドラグ機構は、第2収納凹部に収納された1又は複数の後ドラグ座金を有する後摩擦部をさらに有する。この場合には、後摩擦部が糸巻胴部内に設けられた第2収納凹部に配置されるので、軽量かつコンパクトなスプールを実現できる。
発明11に係るスピニングリールのスプールは、発明10に記載のスプールにおいて、後ドラグ座金と第2収納凹部との隙間をシールする第5シール部材をさらに備える。この場合には、糸巻胴部内に第2収納凹部を設けても、後摩擦部への液体の浸入を防止できる。このため、スプールが横倒しや逆さまの状態でシャワー等を利用して水洗いしても、第2収納凹部に水がさらに入りにくくなる。
本発明によれば、スプール軸から外れた状態のスプールでは、最前方に位置する押圧座金の内周面と支持部材の外周面との隙間は第1シール部材でシールされ、押圧座金の外周面の第1収納凹部との隙間は第2シール部材でシールされている。このため、最前方に位置する押圧座金の内外周面がシールされ、押圧座金より後方に液体が浸入しにくくなる。もちろん、スプールをスプール軸に装着した状態でも同様である。このため、ドラグ座金が装着されるスプールにおいて、スプールの着脱に係わらず、ドラグ座金への液体の浸入を防止できるようになる。
<第1実施形態>
<スピニングリールの概略構成>
図1において、本発明の一実施形態を採用したスピニングリールは、釣り糸を前方に繰り出すリールであって、ハンドル1を回転自在に支持するリール本体2と、ロータ3と、スプール4とを備えている。ロータ3は、リール本体2の前部に回転自在に支持されている。スプール4は、釣り糸を外周面に巻き取るものであり、ロータ3の前部に前後移動自在に配置されている。
リール本体2は、リールボディ2aと、リールボディ2aから斜め上前方に延びる竿取付脚2bとを有している。リールボディ2aは、図2に示すように内部に空間を有しており、その空間内には、ロータ3をハンドル1の回転に連動して回転させるロータ駆動機構5と、スプール4を前後に移動させて釣り糸を均一に巻き取るためのオシレーティング機構6とが設けられている。リールボディ2aの前部には、前方に突出する筒状部2cが設けられている。
ロータ駆動機構5は、ハンドル1が連結されたハンドル軸10とともに回転するフェースギア11と、このフェースギア11に噛み合うピニオンギア12とを有している。ピニオンギア12は前後方向に配置され筒状に形成されており、その前部12aはロータ3の中心部を貫通しており、ナット13によりロータ3と固定されている。ピニオンギア12は、その軸方向の中間部と後端部とが、それぞれ軸受14a,14bを介してリール本体2に回転自在に支持されている。ピニオンギア12の前部12aには所定長さの平行な面取り部が形成されている。面取り部は、ロータ3及びロータ3の糸繰り出し方向の回転を禁止するワンウェイクラッチ(後述)をピニオンギア12に回転不能に連結するために形成されている。
オシレーティング機構6は、トラバースカム方式の機構であり、スプール4の中心部に連結されたスプール軸15を前後方向に移動させてスプール4を同方向に移動させるための機構である。オシレーティング機構6は、スプール軸15の下方に平行に配置された螺軸21と、螺軸21に沿って前後方向に移動するスライダ22と、螺軸21の先端に固定された中間ギア23とを有している。スライダ22は、リール本体2に回転不能かつ軸方向移動自在に支持されている。スライダ22にはスプール軸15の基端部が回転不能に固定されている。したがって、スプール軸15もリール本体2に対して回転不能である。中間ギア23は、図示しない減速機構を介してピニオンギア12に噛み合っている。
ロータ3は、図2に示すように、円筒部30と、円筒部30の側方に互いに対向して設けられた第1及び第2ロータアーム31,32とを有している。円筒部30と両ロータアーム31,32とは、たとえばアルミニウム合金製であり一体成形されている。
円筒部30の前部には前壁33が形成されており、前壁33の中央部にはボス部33aが形成されている。ボス部33aの中心部には面取り部12bに回転不能に係止される小判形状の貫通孔33bが形成されており、この貫通孔33bをピニオンギアの前部12a及びスプール軸15が貫通している。前壁33の前部にナット13が配置されており、ナット13の内部には、スプール軸15を回転自在に支持する軸受35が配置されている。この軸受35によりピニオンギア12とスプール軸15との間に隙間を形成している。これにより、スプール軸15がたわんでもロータ3の回転に影響を与えにくくなり、ロータ3の回転が軽くなる。
第1ロータアーム31は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前方に延びており、円筒部30との接続部は円筒部30の周方向に広がり湾曲している。第1ロータアーム31の先端の外周側には、第1ベール支持部材40が揺動自在に装着されている。第1ベール支持部材40の先端には、釣り糸をスプール4に案内するためのラインローラ41が装着されている
2ロータアーム32は、円筒部30から外方に凸に湾曲して前方に延びており、円筒部30との接続部は円筒部30の周方向に広がり湾曲している。第2ロータアーム32の先端周側には、第2ベール支持部材42が揺動自在に装着されている。
ラインローラ41と第2ベール支持部材42との間には線材を略U状に湾曲させた形状のベール43が固定されている。これらの第1及び第2ベール支持部材40,42、ラインローラ41及びベール43により釣り糸をスプール4に案内するベールアーム44が構成される。ベールアーム44は、図2に示す糸案内姿勢とそれから反転した糸開放姿勢との間で揺動自在である。
円筒部30の内側において、リールボディ2aの筒状部2cの内部にはロータ3の逆転を常時禁止するための逆転防止機構50が配置されている。逆転防止機構50は、内輪が遊転するローラ型のワンウェイクラッチ51を有している。
ワンウェイクラッチ51の前方において、筒状部2cには、リールボディ2a内部への液体の浸入を防止するためのリップ付きのシール板58が装着されている。シール板58 は、5角形状に折り曲げられた抜け止めばねにより抜け止めされている。
<スプールの構成>
スプール4は、図2に示すように、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されている。スプール4は、前後方向に沿って配置されたスプール軸15に着脱自在に装着可能なものである。
スプール軸15は、図3及び図4に示すように、先端に向かって2段階に直径が小さくなっている。先端側の第1軸部15aの外周面には、ドラグ調整用の雄ねじ部15bが形成されている。第1軸部15aに隣接する第2軸部15cは、第1軸部15aより僅かに大径である。第1軸部15aと第2軸部15cの外周面には、互いに平行な面を有する回り止め部15dが形成されている。回り止め部15dは、スプール軸15に後述するドラグ機構8の部材を回転不能に連結するために形成されている。スプール軸15の基端側(図2右側)の第3軸部15fは、第2軸部15cより僅かに大径である。したがって、第2軸部15cと第3軸部15fとの間には段差15eが形成されている。
スプール4は、図3〜図5に示すように、スプール軸15に回転不能かつ着脱自在に装着可能な筒状の支持部材25と、実質的に円形に前方に開口する第1収納凹部65を有する糸巻用のスプール本体7と、スプール本体7を制動するドラグ機構8と、を備えている。また、スプール4は、ドラグ機構8が収納される第1収納凹部65への液体の浸入を防止する第1及び第2シール部材59,60と、スプール4後方からドラグ機構8への液体の侵入を防止する第3及び第4シール部材61,62と、を備えている。
<支持部材25の構成>
支持部材25は、筒状の支持部本体26と、支持部本体26の後方への移動を規制するとともに支持部本体26をスプール軸15に対して回転不能に規制する規制部27と、を有している。支持部本体26は、スプール本体7を回転自在に支持する第1軸受63が装着された筒状の軸受装着部26aと、前部外周面に設けられドラグ機構8の後述する第1摩擦部(前摩擦部の一例)71を回転不能に係止するための互いに平行な面で構成された第1係止部26bと、後部外周面に設けられドラグ機構8の後述する第2摩擦部(後摩擦部の一例)72を回転不能に係止するために径方向外方に突出する4つの突起を有する第2係止部26cと、を有している。
第1軸受63の外輪63aの後面は、金属ばね線材を折り曲げて形成された第1抜け止め部材36により抜け止めされている。支持部本体26は、スプール軸15に回転自在かつ軸方向移動自在に装着されている。支持部本体26の先端には、小径のシール装着部26dが形成されている。シール装着部26dには、環状のシール装着溝26eが形成されている。シール装着溝26eに第1シール部材59が装着されている。第1シール部材59は、たとえはOリングであり、ドラグ機構8の後述する押圧座金29との隙間をシールする部材である。
規制部27は、図4に示すように、支持部本体26の後面に固定された1枚のワッシャ78と、2枚の規制ディスク79,80とを有している。ワッシャ78は、第3シール部材61を規制ディスク80とで挟持する。規制ディスク79は、規制ディスク80より小径であり、第3シール部材61が外周に装着される。規制ディスク79は、中心にスプール軸15の回り止め部15dに回転不能に係止される実質的に矩形状の貫通孔79aを有している。規制ディスク80は、規制ディスク79より大径であり、中心にスプール軸15の回り止め部15dに回転不能に係止される実質的に矩形状の貫通孔80aを有している。これらの3枚のワッシャ及び規制ディスク78〜80は、規制ディスク80の後方から貫通して支持部本体26の後面にねじ込まれた4本の皿ボルト81により支持部本体26に固定されている。この結果、支持部本体26は、スプール軸15に対して回転不能になる。
また、規制ディスク80の後端面には、スプール軸15の回り止め部15dの後端部に装着された合成樹脂製の3枚の調整ワッシャ76が接触している。調整ワッシャ76は、スプール4のスプール軸方向の前後位置を調整するためのものであり、その後面にはスプール本体7の後方への移動を規制するためのスプールワッシャ89が回り止め部15d最後端部に回り止めされた状態で装着されている。このスプールワッシャ89が、スプール軸15の段差15eに接触して軸方向後方に移動不能なっている。これにより、支持部本体26のスプール軸方向後方への移動が規制される。なお、回り止め部15dの後端部の調整ワッシャ76装着部分は他の部分に比べて僅かに小径に形成されており、スプール本体7が支持部材25とともにスプール軸15から外れたときに、調整ワッシャ76がスプール軸15に残るようになっている。
<スプール本体7の構成>
スプール本体7は、たとえばアルミニウム合金を鍛造成形して得られた大小2段の円筒状の部材である。スプール本体7は、後方への移動が規制された状態で支持部材25に回転自在に装着された糸巻用のものである。スプール本体7は、外周面に釣り糸を巻き付け能な実質的に筒状の糸巻胴部7aと、糸巻胴部7aの前後に設けられた大径の前後のフランジ部7b,7cと、後フランジ部7cから後方に延びる筒状のスカート部7dとを有している。
糸巻胴部7aは、支持部材25に第1及び第2軸受63,64により回転自在に支持されている。糸巻胴部7aの前側内部には、ドラグ機構8の第1摩擦部71を収納する実質的に円形の開口を有する筒状の第1収納凹部65が形成されている。第1収納凹部65は、第2軸受64の外輪64aが装着される軸受支持部65aと、軸受支持部65aより小径であり、第1摩擦部71が収納される第1ドラグ収納部65bとを有している。また、軸受支持部65aの前方には、第2シール部材60が装着されるシール装着部65cと、第2シール部材60及び第2軸受64をまとめて抜け止めするための第2抜き止め部材48が装着される環状溝65dとが形成されている。
第1収納凹部65の内周面には、第1摩擦部71を回転不能に係止する周方向に間隔を隔てて形成された複数(たとえば4つ)の第1係止溝65eが軸方向に沿って形成されている。糸巻胴部7aの後側面には、環状の肉盗み部7fが形成されている。この肉盗み部7fは、スプール4の軽量化を図るために形成されている。この肉盗み部7fの後部に第1軸受63装着されている。
前フランジ部7bは、糸巻胴部7aと一体形成された内側フランジ部66aと、内側フランジ部66aの外周部に装着された、たとえば硬質セラミック等の硬質材料製の環状の外側フランジ部66bとを有している。外側フランジ部66bは、スプール4から放出される釣り糸との接触による傷付きや磨耗を防止するために設けられている。外側フランジ部66bは、糸巻胴部7aから前方に突出する筒状固定部7gの外周面にねじ込み固定されたフランジ固定部材67により内側フランジ部66aに固定されている。
後フランジ部7cは、前フランジ部7bより僅かに大径に糸巻胴部7aと一体形成されている。後フランジ部7cの後面にはスカート部7dの内周側に間隔を隔てて筒状の後ドラグ装着部7eが後方に突出して形成されている。後ドラグ装着部7eは内部に実質的に円形に後方に開口する第2収納凹部68が形成されている。この第2収納凹部68にドラグ機構8の第2摩擦部72が収納されている。後ドラグ装着部7eの外周面には、雄ねじ部7hが形成されている。また、第2収納凹部68の内周面には、第2摩擦部72を回転不能に係止するための周方向に間隔を隔てて配置された複数(たとえば4つ)の第2係止溝69が形成されている。第2係止溝69は周方向に間隔を隔てて配置されスプール軸方向に沿って形成されている。
スカート部7dは、後フランジ部7cと一体形成され後フランジ部7cの外周部から後方に筒状に延びている。この延びた先端は、スプール4の前進端に移動したとき、ロータ3の円筒部30の先端と僅かに重なる位置に配置される。
<ドラグ機構8の構成>
ドラグ機構8は、スプール本体7とスプール軸15との間に装着され、スプール4にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ機構8は、ドラグ力を手で調整するためにスプール軸15の先端に配置されたドラグ調整部材70により押圧される第1摩擦部71を有している。また、ドラグ機構8は、第2収納凹部68に収納された第2摩擦部72と、第2収納凹部68を後方から覆うカバー部材9と、を有している。
ドラグ調整部材70は、図3及び図4に示すように、ドラグ調整時に発音するドラグ調整発音機構70aと、スプール軸15の先端に形成された雄ねじ部15bに螺合するナット70bと、ドラグ力を増減するコイルばね70cとを内部に有している。ドラグ調整部材70は、スプール軸15に対して回動することによりナット70bをスプール軸15に対して前後移動させる。このナット70bの移動により、コイルばね70cを伸縮させてドラグ機構8の第1摩擦部71及び第2摩擦部72への押圧力を変化させてドラグ力を調整する。
<第1摩擦部71の構成>
第1摩擦部71は、図4に示すように、スプール軸15に回転不能に装着された押圧座金29と、支持部本体26に対して回転不能な1又は複数(たとえば2枚)の第1ドラグ座金86a,86bと、糸巻胴部7aに対して一体回転可能な1又は複数(たとえば2枚)の第2ドラグ座金87a,87bとを有している。
押圧座金29は、第1ドラグ座金86aとドラグ調整部材70との間に配置され、ドラグ調整部材70に接触する座金である。押圧座金29は、支持部本体26の前部外周面に設けられたシール装着部26dに対向して配置される内周面29eを有する対向筒部29aと、後部に配置され第1ドラグ座金86aに接触する大径の鍔部29bとを有している。対向筒部29aの前端部には、ドラグ調整部材70の後面に接触して押圧される押圧部29cが形成され、押圧部29cの内周面には、スプール軸15の回り止め部15dに係合する長孔29dが形成されている。これにより、押圧座金29は、スプール軸15に対して回転不能かつ軸方向移動自在に装着される。
対向筒部29aの外周面には、第1収納凹部65の軸受支持部65aに外輪64aが装着された第2軸受64の内輪64bが装着されている。また、第2軸受64の前方には、第2軸受64に接触して第2シール部材60が装着されている。
第2シール部材60は、たとえば、ニトリルゴムやウレタンゴム等の弾性体製の座金形状の部材であり、先端に前方に傾斜した先細りのリップ60aを有している。第2シール部材60は、基端が第1収納凹部65のシール装着部65cに装着され、リップ60aが対向筒部29aの外周面に接触している。これにより、第2シール部材60が対向筒部29aの外周面と第1収納凹部65との隙間をシールしている。第2シール部材60は、金属ばね線材を折り曲げて形成された第2抜け止め部材48により第2軸受64とともに抜け止めされている。
対向筒部29aの押圧部29cを除く内周面は、長孔29dより大径に形成され、支持部本体26のシール装着部26dに対向して配置されている。この内周面は第1シール部材59に接触可能である。これにより、第1シール部材59が支持部材25と対向筒部29aの周面との隙間をシールしている。
第1及び第2ドラグ座金86a,86b、87a,87bは、前ドラグ座金に相当し押圧座金29により押圧される。第1ドラグ座金86a,86bと第2ドラグ座金87a,87bとは交互に配置されている。第1ドラグ座金86a,86bは、たとえばステンレス合金製である。第1ドラグ座金86a,86bは、支持部本体26の第1係止部26bに回転不能に係止される長孔形状の貫通孔86cが内周部に形成されている。これにより、第1ドラグ座金86a,86bは、スプール軸15に対して回転不能になっている。
第2ドラグ座金87a,87bの外周部には、第1収納凹部65に形成された第1係止溝65eに係合する、周方向に間隔を隔てて配置された複数(たとえば4つ)の耳部87cが径方向に突出して形成されている。これにより第2ドラグ座金87a,87bはスプール本体7に対して回転不能かつ支持部本体26に対して回転自在になっている。第2ドラグ座金87a,87bは、たとえばカーボンクロス製である。第2ドラグ座金87bは、第1収納凹部65の壁部に接触可能であり、スプール本体7を後方に押圧する。
<第2摩擦部72の構成>
第2摩擦部72は、スプール軸15に対して回転不能な第3ドラグ座金73a,73bと、第3ドラグ座金73a,73bと押圧可能に配置されスプール本体7に対して回転不能な第4ドラグ座金74a,74bと、を有している。これらの第3及び第4ドラグ座金73a,73b、74a,74bが後ドラグ座金に相当し、スプール本体7を介して押圧座金29により押圧される。
第3ドラグ座金73a,73bと第4ドラグ座金74a,74bとは交互に配置されており、第4ドラグ座金74aがスプール本体7の後フランジ部7cの後面に接触している。また、第2摩擦部72は、規制部27によりスプール軸方向後方への移動が規制されている。第2摩擦部72は、カバー部材9により覆われており、第3及び第4シール部材61,62により後方から内部への液体の浸入が防止されている。
第3ドラグ座金73a,73bは、たとえばステンレス合金製の部材であり、支持部本体26に形成された第2係止部26cに回転不能に係止される十字形状の係止孔73cを中心部に有している。第3ドラグ座金73a,73bは支持部本体26を介してスプール軸15に対して回転不能であり、スプール軸15はリール本体2に対して回転不能なため、第3ドラグ座金73a,73bは、リール本体2に対して回転不能になる。最も後方の第3ドラグ座金73bは、規制部27に接触して後方への移動が規制されている。第3ドラグ座金73bの後面には、音出しピン(後述)84を装着するピン装着部83が固定されている。
ピン装着部83は、図5に示すように、音出しピン84が一端に装着されるコイルばねの形態のばね部材85を装着するばね装着部83aと、ばね部材85の基端が係止されるばね係止ピン83bとを有している。
図3〜図5に示すように、第4ドラグ座金74a,74bは、たとえば、カーボンクロス製であり、第3ドラグ座金73a,73bと相対回転してドラグ力を発生するものである。第4ドラグ座金74a,74bの外周部には、第2収納凹部68の内周面に形成された第2係止溝69に係合する、周方向に間隔を隔てて配置された複数(たとえば6つ)の耳部74cが、径方向に突出して形成されている。第4ドラグ座金74a,74bの内周部には、第2係止部26cが係合せずに貫通する貫通孔74dが形成されている。これにより、第4ドラグ座金74a,74bはスプール本体7に対して回転不能である。
<ドラグ発音機構77の構成>
第3ドラグ座金73bの後面には、ドラグ作動時に発音するドラグ発音機構77が配置されている。ドラグ発音機構77は、後ドラグ装着部7eの後端面に装着された音出しディスク82と、第3ドラグ座金73bのピン装着部83にばね部材85を介して揺動自在に装着された音出しピン84と、を有している。
音出しディスク82は、金属製のリング状の部材であり、内周面に音出し用の山形の多数の凹凸を有する凹凸部82aを有している。また、音出しディスク82は、後ドラグ装着部7eの後端面に形成された1対の装着穴7jに係合する1対の係合ピン82bを前端面に有している。このため、音出しディスク82は、スプール本体7とともに回転する。音出しディスク82は、カバー部材9により抜け止めされており、後ドラグ装着部7eに対しては装着穴7jと係合ピン82bとが遊びがあるように装着されている。このため、音出しディスク82は、後ドラグ装着部7eに対して振動可能に装着されている。
音出しピン84は、凹凸部82aに接触する頭部84aと、頭部84aより小径の軸部84bとを有している。軸部84bは、ばね部材85の先端内に挿入されて固定されている。ばね部材85は、基端がばね係止ピン83bに係止され、それより先端側がばね装着部83a内に装着されている。これにより、スプール本体7が回転すると、音出しピン84は凹凸部82aと衝突を繰り返し、ばね部材85に装着された状態でスプール本体7の回転方向に振動する。このとき、音出しディスク82は、後ドラグ装着部7eに対しては装着穴7jと係合ピン82bとが遊びがあるように装着されているので、音出しディスク82も振動して歯切れのよい大きい音が発生する。
<カバー部材9の構成>
カバー部材9は、ドラグ調整部材70をスプール軸15から外して、第2摩擦部72を覆ってスプール本体7を支持部材25とともにスプール軸15から取り外すとき、第2摩擦部72及び支持部材25をスプール本体7とともに着脱するために設けられている。カバー部材9は、図5に示すように、後ドラグ装着部7eの外周部に配置される第1円筒部9aと、第1円筒部9aから内方に延び第摩擦部7の後方に配置される円板部9bと、円板部9bの途中から前方に延びる第2円筒部9cとを有している。
第1円筒部9aの内周面には、後ドラグ装着部7eの外周面に形成された雄ねじ部7hに螺合する雌ねじ部9dが形成されている。雌ねじ部9dの先端側には、後ドラグ収納部7eの外周部との間に第4シール部材62が装着されている。第4シール部材62は、後ドラグ装着部7eの外周面に形成されたシール装着溝7iに装着されている。円板部9bの後面には、カバー部材9を後ドラグ装着部7eねじ込む際に使用される工具係止ピン9eが後方に突出して形成されている。円板部9bの内周部9fは、図3に示すように、規制ディスク80と径方向に重なり合う位置に配置されており、ドラグ調整部材70を外してスプール4をスプール軸15から外すときに、規制ディスク80に接触して押圧できるようになっている。これにより、支持部材25がスプール本体7とともにスプール軸15から外れる。
第2円筒部9cの内周面には、規制ディスク79に装着された第3シール部材61の先端が接触している。カバー部材9の外周面とスカート部7dとの間には隙間が形成されており、この隙間にロータ3の円筒部30の先端が配置可能である。これにより、スプール4が後退したときに、スプール4の後退位置をリール本体2側に近づけることができ、リールの前後長さをコンパクトに維持できる。
第4シール部材62はOリングからなり、カバー部材9の周部と後ドラグ装着部7eとの隙間をシールし、カバー部材9の周部から第2摩擦部72への液体の浸入を防止する。第3シール部材61は、先端に後方に向けて傾いたリップを有するシール部材である。第3シール部材61は、カバー部材9の内周部と支持部材25との隙間をシールし、カバー部材9の内周部から第2摩擦部72への液体の浸入を防止する。このように、第3及び第4シール部材61,62により第2摩擦部72がシールされているとともに、第1摩擦部71も第1及び第2シール部材59,60によりシールされているので、スプール本体7を支持部材25とともにスプール軸15から取り外しても、第1摩擦部71や第2摩擦部72に液体が侵入しにくくある。このため、取り外したスプール4を水洗いなどして、水ぬれによるドラグ力の変動が生じにくくなる。
〔リールの操作及び動作〕
釣りを行う前に魚の大きさや種類に合わせてドラグ力を調整する。ドラグ力を調整するには、釣り糸の適宜の長さ繰り出し、釣り糸の先端に対象魚に応じた重りを装着する。そして、ドラグ調整部材70を回して適当なドラグ力を設定してハンドル1を回し、ドラグが作動することを確認する。ドラグ調整部材70をたとえ時計回りに回すとスプール軸15に螺合するナット70bによりドラグ調整部材70が後方に移動し、さらにコイルばね70cを介して押圧座金29を押圧し、この押圧力が第1摩擦部71に伝達されるとともに、スプール本体7を介してさらに第2摩擦部72にも伝達される。これによりドラグ力が大きくなる。このとき、ドラグ調整発音機構70aが軽快なクリック音を発生する。ここでは、スプール本体7の後部の比較的大きな空間に第2摩擦部72を配置したので、糸巻胴部7aの径を小さくした深溝型のスプール4であっても、大きなドラグ力を得ることができる。
キャスティング時にはベールアーム44を糸開放姿勢に反転させる。これにより第1ベール支持部材40及び第2ベール支持部材42は揺動する。この状態で釣り竿を握る手の人差し指で釣り糸を引っかけながら釣り竿をキャスティングする。すると釣り糸は仕掛けの重さにより勢いよく放出される。仕掛けが着水した後ハンドル1を糸巻取方向に回転させると、ロータ駆動機構5によりロータ3が糸巻取方向に回転する。ロータ3が回転すると、ベールアーム44がベール反転機構(図示せず)により糸巻取位置に復帰しロータ3の逆転が禁止されているので釣り糸の放出が止まる。
釣り糸を巻き取る際には、ハンドル1を糸巻取方向に回転させる。すると、その回転がフェースギア11、ピニオンギア12を介してロータ3に伝達されロータ3が回転する。ロータ3が回転すると、ラインローラ41に案内された釣り糸がスプール4に巻き付けられる。このとき、糸巻胴部7aの径が前後のフランジ部7b,7cに比べて小径な深溝型のスプール4では、スプール全体の径を小さく維持して糸巻き量を多くすることができる。
仕掛けに魚がかかると、ロータ3が糸繰り出し方向に逆転しようとする。しかし、ピニオンギア12が逆転防止機構50により逆転禁止されているのでピニオンギア12に回転不能に連結されたロータ3は逆転しない。このとき、ワンウェイクラッチ51では、ピニオンギア12を介してロータ3に回転不能に連結された連結部材が糸繰り出し方向に逆転しようとする。しかし、連結部材に係止された内輪本体が逆転しようとすると、ローラが輪に形成されたカム面に食い込み、リールボディ2aに回転不能に係止された外輪に内輪本体が固定され内輪本体が逆転不能になる。この結果、ロータ3の逆転が禁止される。
魚の引きが強いと、ドラグ機構8が作動することがある。ドラグ機構8が作動すると、第2摩擦部72の第3ドラグ座金73a,73bと第4ドラグ座金74a,74b及び第1摩擦部71の第1ドラグ座金86a,86bと第2ドラグ座金87a,87bとの間でそれぞれ滑りが生じ、設定されたドラグ力で釣り糸が繰り出される。
スプール4をスプール軸15から外す場合には、ドラグ調整部材70を反時計回りに回転させる。すると、ドラグ調整部材70がスプール軸15から外れて、図6に示すように、スプール本体7と支持部材25とをスプール軸15から取り出すことができる。このとき、第2抜け止め部材48により第2シール部材60や第2軸受64が抜け止めされているので、その奥側に配置された第1摩擦部71が第1収納凹部65内に残った状態でスプール軸15から外れる。また、第2摩擦部72は、後フランジ部7cに装着されたカバー部材9により覆われているので、第1抜け止め部材36により抜け止めされた第1軸受63とともにスプール軸15から外れる。さらに支持部材25は、カバー部材9の内周部9fにより規制ディスク80が押圧されるので、スプール軸15から外れる。このように、ドラグ機構8は、スプール本体7とともに一体で着脱でき、かつスプール軸15から外しても、4つのシール部材59〜62により第1及び第2摩擦部71,72の前後がシールされた状態が維持される。したがって、スプール4をスプール軸15から取り外した状態でも第1及び第2摩擦部71,72が確実にシールされる。このため、ドラグ座金74a,74b、86a,86bが装着されるスプールにおいて、スプールの着脱に係わらず、ドラグ座金74a,74b、86a,86bへの液体の浸入を防止できるようになる。
<第1実施形態の変形例>
前記第1実施形態では、スプール4の前後位置の調整を容易にするために、スプール4をスプール軸15から取り外したときに3枚の調整ワッシャ76がスプール軸15に残るように構成したが、図7に示すように、調整ワッシャ176がスプール104とともにスプール軸15から外れるように構成してもよい。3枚の調整ワッシャ176は、第3シール部材161が装着された規制ディスク179の図7前側に配置されている。また、カバー部材109の円板部109bの内周部109fは、突出しておらず、規制ディスク180と径方向に重ならないように配置されている。
支持部本体126にねじ止め固定された規制ディスク180は、スプール104の最も後側に配置されており、スプール軸15の段差部15eに接触し後方への移動が規制されている。したがって、この変形例ではスプールワッシャ89は設けられていない。規制ディスク180の後面には、スプール104の前後位置の調整のために支持部本体126及びそれにねじ止め固定された規制ディスク180や規制ディスク179や調整ワッシャ176を抜きやすくするために段付きボルト190が、たとえば2本立設されている。スプール104をスプール軸15から外した状態で、この段付きボルト190を利用して規制ディスク180を引っ張ることにより調整ワッシャ176を露出させることができ、調整ワッシャ176の枚数を変更できる。
このような変形例の構成では、カバー部材109の内周部109fが規制ディスク180には接触しないが、第1摩擦部71や第2摩擦部72のドラグ座金86a,86b,87a,87b、73a,73b,74a,74bが傾いてこぜることにより支持部本体126がスプール本体107とともにスプール軸15から外れる。
<第2実施形態>
前記第1実施形態では、後フランジ部7cに第2摩擦部72を有するドラグ機構8が装着されたスプール4を例に本発明を説明したが、第2実施形態では、図8及び図9に示すようにスプール204の後述する糸巻胴部207a内にドラグ機構208の第1及び第2摩擦部271,272が収納されている。
スプール204は、図8に示すように、ロータ3の第1ロータアーム31と第2ロータアーム32との間に配置されている。スプール204は、前後方向に沿って配置されたスプール軸215に着脱自在に装着可能なものである。
スプール軸215は、図9に示すように、先端に向かって1段階に直径が小さくなっている。先端側の第1軸部215aの外周面には、ドラグ調整用の雄ねじ部215bが形成されている。第1軸部215aに隣接する第2軸部215cは、第1軸部215aより僅かに大径である。第1軸部215aと第2軸部215cの外周面には、互いに平行な面を有する回り止め部215dが形成されている。回り止め部215dは、スプール軸215に後述するドラグ機構208の部材を回転不能に連結するために形成されている。スプール軸215の基端側(図9右側)の第3軸部215fは、第2軸部215cと同径であるが、回り止め部215dが形成されていない。したがって、第2軸部215cと第3軸部215fとの間には回り止め部215dの後端部で段差215eが形成されている。
<スプール204の構成>
スプール204は、図9に示すように、スプール軸215に回転不能かつ着脱自在に装着可能な筒状の支持部材225と、実質的に円形に前方及び後方に開口する第1及び第2収納凹部265,268を有する糸巻用のスプール本体207と、スプール本体207を制動するドラグ機構208と、を備えている。また、スプール204は、ドラグ機構208が収納される第1収納凹部265への液体の浸入を防止する第1及び第2シール部材259,260と、第2収納凹部268への液体の侵入を防止する第5シール部材261と、を備えている。
<支持部材225の構成>
支持部材225は、筒状の支持部本体226と、支持部本体226の後方への移動を規制するとともに支持部本体226をスプール軸215に対して回転不能に規制する規制部227と、を有している。支持部本体226は、図9及び図10に示すように、スプール本体207を回転自在に支持する第1及び第2軸受263,264が装着された筒状の軸受装着部226aと、後部外周面に設けられドラグ機構208の後述する第2摩擦部(後摩擦部の一例)272を構成する円板状の座金部(後ドラグ座金の一例)226bと、を有している。
支持部本体226は、スプール軸215に回転自在かつ軸方向移動自在に装着されている。支持部本体226の軸受装着部226aの先端には、環状のシール装着溝226eが形成されている。シール装着溝226eに第1シール部材259が装着されている。第1シール部材259は、たとえはOリングであり、ドラグ機構208の後述する押圧座金229との隙間をシールする部材である。支持部本体226の座金部226bの後面には、座金部226bより小径のシール装着部226cが形成されている。シール装着部226cには、第5シール部材261が装着されている。第5シール部材261は、後述する第2シール部材260と同様な形状であり、たとえば、ニトリルゴムやウレタンゴム等の弾性体製の座金形状の部材である。第5シール部材261は、外周側の先端に後方に傾斜した先細りのリップ261aを有している。第5シール部材261は、内周側の基端がシール装着部226cの外周面に装着され、リップ261aが第2収納凹部268の内周面に接触している。これにより、第5シール部材261が支持部本体226のシール装着部226cの外周面と第2収納凹部268との隙間をシールしている。
規制部227は、図9に示すように、支持部本体226の後面に固定された1枚の音出しディスク278と、規制ディスク280とを有している。音出しディスク278は、後述するドラグ発音機構277を構成する。音出しディスク278及び規制ディスク280は、中心にスプール軸215の回り止め部215dに回転不能に係止される実質的に矩形状の貫通孔278a,280aを有している。これらの2枚のディスク278,280は、規制ディスク280の後方から貫通して支持部本体226の後面にねじ込まれた4本の皿ボルト281により支持部本体226に固定されている。この結果、支持部本体226は、スプール軸215に対して回転不能になる。
また、規制ディスク280の後端面には、スプール軸215の回り止め部15dの後端部に装着された合成樹脂製の3枚の調整ワッシャ276が接触している。調整ワッシャ276は、スプール204のスプール軸方向の前後位置を調整するためのものであり、その後面にはスプール本体207の後方への移動を規制するためのスプールワッシャ289が回り止め部215d最後端部に回り止めされた状態で装着されている。このスプールワッシャ289が、スプール軸215の段差215eに接触して軸方向後方に移動不能なっている。これにより、支持部本体226のスプール軸方向後方への移動が規制される。なお、回り止め部215dの後端部の調整ワッシャ276装着部分は他の部分に比べて僅かに小径に形成されており、スプール本体207が支持部材225とともにスプール軸215から外れたときに、調整ワッシャ276がスプール軸215に残るようになっている。
<スプール本体207の構成>
スプール本体207は、たとえばアルミニウム合金を鍛造成形して得られた大小2段の円筒状の部材である。スプール本体207は、後方への移動が規制された状態で支持部材225に回転自在に装着された糸巻用のものである。スプール本体207は、外周面に釣り糸を巻き付け能な実質的に筒状の糸巻胴部207aと、糸巻胴部207aの前後に設けられた大径の前後のフランジ部207b,207cと、後フランジ部207cから後方に延びる筒状のスカート部207dとを有している。
糸巻胴部207aは、支持部本体226に第1及び第2軸受263,264により回転自在に支持されている。第1軸受263と第2軸受264は、支持部本体226の軸受装着部226aの外周面にスプール軸方向に間隔を隔てて並べて配置され、第2軸受264が前方に配置されている。
糸巻胴部207aの前側内部には、ドラグ機構208の第1摩擦部271を収納する実質的に円形の開口を有する筒状の第1収納凹部265が形成されている。第1収納凹部265の内周面は、円筒形状の滑らかな面でありその先端部には、第2シール部材260及び第摩擦部271をまとめて抜け止めするための抜け止め部材248が装着される環状溝265dが形成されている。抜け止め部材248は、弾性金属線材を多角形状に折り曲げて形成されている。
糸巻胴部207aの後側内部には、ドラグ機構208の第2摩擦部272を収納する実質的に円形の開口を有する筒状の第2収納凹部268が形成されている。第1収納凹部265と第2収納凹部268との間には、隔壁部265cが形成されており、隔壁部265cの内周側には、前方に突出する内筒部265eが形成されている。内筒部265eの外周面には、周方向に間隔を隔てて配置され径方向に突出する4つの回り止め部265fが形成されている。回り止め部265fは、内筒部265eより前方に突出して形成された、略矩形断面の棒状の形状であるが、内周面と外周面は同心円の円弧で形成されている。回り止め部265fの内周面に第2軸受264が装着されている。第2軸受264の外輪は、内筒部265eの前端面で位置決めされている。第1軸受263の外輪は、隔壁部265cの内周面に形成された段差により位置決めされている。
前フランジ部207bは、糸巻胴部207aと一体形成された内側フランジ部266aと、内側フランジ部266aの外周部に装着された、たとえば硬質セラミック等の硬質材料製の環状の外側フランジ部266bとを有している。外側フランジ部266bは、スプール204から放出される釣り糸との接触による傷付きや磨耗を防止するために設けられている。外側フランジ部266bは、糸巻胴部207aから前方に突出する筒状固定部207gの外周面にねじ込み固定されたフランジ固定部材267により内側フランジ部66aに固定されている。
後フランジ部207cは、前フランジ部207bより僅かに大径に糸巻胴部207aと一体形成されている。後フランジ部207cの後面にはドラグ発音機構277を装着するための環状突出部207eが形成されている。
スカート部207dは、後フランジ部207cと一体形成され後フランジ部207cの外周部から後方に筒状に延びている。この延びた先端は、スプール204の前進端に移動したとき、ロータ3の円筒部30の先端と僅かに重なる位置に配置される。
<ドラグ機構208の構成>
ドラグ機構208は、スプール本体207とスプール軸215との間に装着され、スプール204にドラグ力を作用させるための機構である。ドラグ機構208は、ドラグ力を手で調整するためにスプール軸215の先端に配置されたドラグ調整部材270によりドラグ力が調整される。ドラグ機構208は、ドラグ調整部材270により押圧される第1摩擦部271と、第2収納凹部268に収納された第2摩擦部272と、を有している。
ドラグ調整部材270は、図9に示すように、ドラグ調整時に発音するドラグ調整発音機構270aと、スプール軸215の先端に形成された雄ねじ部215bに螺合するナット270bと、ドラグ力を増減するコイルばね270cとを内部に有している。ドラグ調整部材270は、スプール軸215に対して回動することによりナット270bをスプール軸215に対して前後移動させる。このナット270bの移動により、コイルばね270cを伸縮させて第1摩擦部271及び第2摩擦部272への押圧力を変化させてドラグ力を調整する。
<第1摩擦部271の構成>
第1摩擦部271は、図9及び図10に示すように、スプール軸215に回転不能に装着された押圧座金229と、押圧座金229に対して回転不能な1又は複数(たとえば1枚)のたとえばステンレス合金製の第1ドラグ座金286と、糸巻胴部207aに対して一体回転可能な1又は複数(たとえば2枚)の第2ドラグ座金287a,287bとを有している。
図9及び図10示すように、押圧座金229は、第2ドラグ座金287aとドラグ調整部材270との間に配置され、ドラグ調整部材270に接触する座金である。押圧座金229は、支持部本体226の前部外周面に設けられたシール装着部分に対向して配置される内周面229eを有する対向筒部229a(図9)と、後部に配置され第2ドラグ座金287aに接触する大径の鍔部229bとを有している。対向筒部229aの前端部には、ドラグ調整部材270の後面に接触して押圧される押圧部229cが形成され、押圧部229cの内周面には、スプール軸215の回り止め部215dに係合する長孔229dが形成されている。これにより、押圧座金229は、スプール軸215に対して回転不能かつ軸方向移動自在に装着される。鍔部229bの外周面には、第1ドラグ座金286が回転不能に連結される、複数(たとえば4つ)の回り止め凹部229fが形成されている。対向筒部229aの外周面には、第2シール部材260が装着されている。
第2シール部材260は、たとえば、ニトリルゴムやウレタンゴム等の弾性体製の座金形状の部材であり、外周側の先端に前方に傾斜した先細りのリップ260aを有している。第2シール部材260は、内周側の基端が対向筒部229aの外周面に装着され、リップ260aが第1収納凹部265の内周面に接触している。これにより、第2シール部材260が対向筒部229aの外周面と第1収納凹部265との隙間をシールしている。第2シール部材260は、前述したように抜け止め部材248により第1摩擦部271とともに抜け止めされている。
対向筒部229aの押圧部229cを除く内周面は、長孔229dより大径に形成され、支持部本体226のシール装着部分に対向して配置されている。この内周面は第1シール部材259に接触可能である。これにより、第1シール部材259が支持部材225の支持部本体226と対向筒部229aの外周面との隙間をシールしている。
第1及び第2ドラグ座金286、287a,287bは、前ドラグ座金に相当し押圧座金229により押圧される。第2ドラグ座金287a,287bと第1ドラグ座金286とは交互に配置されており、押圧座金229と第2ドラグ座金287bとの間には、カーボングラファイト製の3枚のドラグディスク288a〜288cが装着されている。
第1ドラグ座金286は、2枚の第2ドラグ座金287a,287bの間に配置される円板状の座金部286aと、座金部286aの外周部から前方に突出する外筒部286bとを有している。外筒部286bの先端には、押圧座金229の回り止め凹部229fに係合する回り止め突起286cが形成さている。回り止め突起286cは、周方向に間隔を隔てて複数(たとえば4つ)配置され、外筒部286bの先端から回り止め凹部229fに噛み合い可能に前方に突出して形成されている。この回り止め突起286cが回り止め凹部229f噛み合って係合することにより、第1ドラグ座金286は、押圧座金229を介してスプール軸215に対して回転不能になっている。
第2ドラグ座金287aは、第1ドラグ座金286の外筒部286bの内周側に2枚のドラグディスク288a,288bに挟まれた状態で一緒に収納されている。第2ドラグ座金287bは、第1ドラグ座金286の座金部28bの後面(図10右側面)にドラグディスク288cを介して接触するように配置されている。したがって、第2ドラグ座金287bは、第2ドラグ座金287aより大径であり、ドラグディスク288cは、ドラグディスク288a,288bより大径である。
第2ドラグ座金287a,287bの内周面には、糸巻胴部207aの内筒部265eの外周面に形成された回り止め部265fに係合する回り止め凹部287cがそれぞれ形成されている。回り止め凹部287cは、第2ドラグ座金287a,287bの内周面に、回り止め部265fに噛み合い可能に周方向に間隔を隔てて複数(たとえば4つ)凹んで形成されている。これにより、第2ドラグ座金287a,287bはスプール本体207に対して回転不能かつスプール軸215に対して回転自在になっている。第2ドラグ座金287aは、ステンレス合金製である。第2ドラグ座金287bは、たとえば、カーボンクロスを加工したものであり、隔壁部265cの前面に接触可能であり、スプール本体207を後方に押圧する。
<第2摩擦部272の構成>
第2摩擦部272は、スプール軸215に対して回転不能な支持部本体226の座金部226bを有している。座金部226bと隔壁部265cの後面との間には、ドラグディスク288dが配置されており、座金部226bは、ドラグディスク288dを介して隔壁部265cに接触可能である。この座金部226bが後ドラグ座金に相当し、スプール本体207を介して押圧座金229により押圧される。また、第2摩擦部272は、規制部227によりスプール軸方向後方への移動が規制されている。
<ドラグ発音機構277の構成>
支持部本体226の後面には、図9に示すように、ドラグ作動時に発音するドラグ発音機構277が配置されている。ドラグ発音機構277は、前述した音出しディスク278と、スプール本体207の後フランジ部207bの後面に揺動自在に装着された打撃爪284と、を有している。
音出しディスク278は、スプール軸215と一体回転可能な内側部材282と、内側部材282に回転自在に装着された外側部材283と、外側部材283を内側部材282に摩擦係合させるばね部材285とを有している。外側部材283の外周面には、スプール204が糸巻取方向に回転するときに打撃爪284に噛み合い、ドラグ作動時のように糸繰り出し方向に回転するときに噛み合わない、鋸歯状のラチェット歯283aが形成されている。これにより、糸巻取方向にスプール204が回転すると、外側部材283が内側部材282に対して回転してドラグ発音機構277は発音せず、糸繰り出し方向に回転するときだけ、外側部材283が内側部材282に対して回転せずに打撃爪284がラチェット歯283aと衝突を繰り返して発音する。
リールの操作及び動作については第1実施形態と同様なため、説明を省略する。
このように、第5シール部材261により第2摩擦部272がシールされているとともに、第1摩擦部271も第1及び第2シール部材259,260によりシールされているので、スプール本体207を支持部材25とともにスプール軸215から取り外しても、第1実施形態と同様に第1摩擦部271や第2摩擦部272に液体が侵入しにくくある。このため、取り外したスプール204を水洗いなどして、水ぬれによるドラグ力の変動が生じにくくなる。
また、第2実施形態のスプール204では、スプール本体207と一体回転する第2ドラグ座金287a,287bの外周部に突起を設けていない。さらに、スプール軸215に対して回転不能な第1ドラグ座金286は、第2ドラグ座金287aの外周側で押圧座金229を介してスプール軸215に回転不能に連結されている。このため、第1摩擦部271が収納される第1収納凹部265の内周面に従来のように回り止めのための溝部を設ける必要がなくなり、第1収納凹部265の内周面を凹凸がない円周面に形成できる。この結果、ドラグ力に寄与するドラグ座金の実効直径を大きくすることができるとともに、内周面に凹凸がないのでシール部材の配置も容易である。また、同じドラグ力であれば、スプールの直径を小さくすることができ、スプールの軽量化を図ることができる。
<第2実施形態の変形例>
第2実施形態では、ドラグ機構208の第1摩擦部271を、押圧座金229を含めて第1ドラグ座金286と第2ドラグ座金287a,287bの4枚で構成し、第2摩擦部272を、支持部本体226の座金部226bの1枚で構成した。本発明はこれに限定されない。
なお、以降の変形例の説明では、第2実施形態と同様な構成については説明を省略する。
<スプール本体307の構成>
図11及び図12に示すように、スプール本体307の糸巻胴部307aの隔壁部365cの内周側には、前方及び後方に突出する内筒部365eが形成されている。内筒部365eの前部及び後部には、内外周面を貫通して形成された回り止め溝部365f,365gが径方向に沿って形成されている。回り止め溝部365f,365gは、後述する第1及び第2摩擦部371,372を回り止めするために形成されている。
<支持部材325の構成>
図11に示すように、支持部材325は、筒状の支持部本体326と、支持部本体326の後方への移動を規制するとともに支持部本体326をスプール軸315に対して回転不能に規制する規制部327と、を有している。支持部本体326は、図11及び図12に示すように、スプール本体307を回転自在に支持する第1及び第2軸受363,364が装着された筒状の軸受装着部326aと、後部外周面に設けられドラグ機構308の後述する第2摩擦部(後摩擦部の一例)372の後方への移動を規制する円板状の円板部326bと、を有している。変形例では、円板部326bは、第2摩擦部372を構成しない
支持部本体326は、スプール軸315に回転自在かつ軸方向移動自在に装着されている。支持部本体326の軸受装着部326aの先端には、環状のシール装着溝326eが形成されている。シール装着溝326eに第1シール部材359が装着されている。第1シール部材359は、たとえはOリングであり、ドラグ機構308の後述する押圧座金329との隙間をシールする部材である。
支持部本体326の円板部326bの後面には、円板部326bより小径のシール装着部326cが形成されている。シール装着部326cには、第5シール部材361が装着されている。第5シール部材361は、後述する第2シール部材360と同様な形状であり、たとえば、ニトリルゴムやウレタンゴム等の弾性体製の座金形状の部材である。第5シール部材361は、外周側の先端に後方に傾斜した先細りのリップ361aを有している。第5シール部材361は、内周側の基端がシール装着部326cの外周面に装着され、リップ361aが第2収納凹部368の内周面に接触している。これにより、第5シール部材361が支持部本体326のシール装着部326cの外周面と第2収納凹部368との隙間をシールしている。
円板部326bの前面には、第2摩擦部372を回り止めするために周方向に間隔を隔てて配置された複数(たとえば4つ)の回り止め突起326fが前方に突出して形成されている。回り止め突起326fは、第2摩擦部372の後述する第3ドラグ座金373aに係合して第3ドラグ座金373aをスプール軸315に対して回転不能に連結する。
<第1摩擦部371の構成>
ドラグ機構308の第1摩擦部371は、スプール軸315に回転不能に装着された押圧座金329と、押圧座金329に対して回転不能な1又は複数(たとえば1枚)のたとえばステンレス合金製の第1ドラグ座金386と、糸巻胴部307aに対して回転不能な1又は複数(たとえば1枚)の第2ドラグ座金387とを有している。
押圧座金329は、第2ドラグ座金387とドラグ調整部材370との間に配置され、ドラグ調整部材370に接触する座金である。押圧座金329は、支持部本体326の前部外周面に設けられたシール装着部分に対向して配置される内周面329eを有する対向筒部329aと、後部に配置され第2ドラグ座金387に接触する大径の鍔部329bとを有している。対向筒部329aの前端部には、ドラグ調整部材370の後面に接触して押圧される押圧部329cが形成され、押圧部329cの内周面には、スプール軸315の回り止め部315dに係合する長孔329dが形成されている。これにより、押圧座金329は、スプール軸315に対して回転不能かつ軸方向移動自在に装着される。鍔部329bの外周面には、第1ドラグ座金386が回転不能に連結される、複数(たとえば4つ)の回り止め凹部329fが形成されている。対向筒部329aの外周面には、第2シール部材360が装着されている。
第2シール部材360は、たとえば、ニトリルゴムやウレタンゴム等の弾性体製の座金形状の部材であり、外周側の先端に前方に傾斜した先細りのリップ360aを有している。第2シール部材360は、内周側の基端が対向筒部329aの外周面に装着され、リップ360aが第1収納凹部365の内周面に接触している。これにより、第2シール部材360が対向筒部229aの外周面と第1収納凹部365との隙間をシールしている。第2シール部材360は、抜け止め部材348により第1摩擦部371とともに抜け止めされている。
対向筒部329aの押圧部329cを除く内周面は、長孔329dより大径に形成され、支持部本体326のシール装着部分に対向して配置されている。この内周面は第1シール部材359に接触可能である。これにより、第1シール部材359が支持部材325の支持部本体326と対向筒部329aの外周面との隙間をシールしている。
第1及び第2ドラグ座金386、387は、前ドラグ座金に相当し押圧座金329により押圧される。第2ドラグ座金387は、第1ドラグ座金386の前方に配置されており、押圧座金329と隔壁部365cとの間には、カーボングラファイト製の3枚のドラグディスク388a〜388cが装着されている。ドラグディスク388cは、ドラグディスク388a,388bより大径である。
第1ドラグ座金386は、第2ドラグ座金387とスプール本体307の隔壁部365cとの間に配置される円板状の座金部386aと、座金部386aの外周部から前方に突出する外筒部386bとを有している。外筒部386bの先端には、押圧座金329の回り止め凹部329fに係合する回り止め突起386cが形成されている。回り止め突起386cは、周方向に間隔を隔てて複数(たとえば4つ)配置され、外筒部386bの先端から回り止め凹部329fに噛み合い可能に前方に突出して形成されている。この回り止め突起386cが回り止め凹部329f噛み合って係合することにより、第1ドラグ座金386は、押圧座金329を介してスプール軸315に対して回転不能に連結されている。第1ドラグ座金386は、ドラグディスク388cを介して隔壁部365cの前面に接触可能であり、スプール本体307を後方に押圧する。
第2ドラグ座金387は、第1ドラグ座金386の外筒部386bの内周側に2枚のドラグディスク388a,388bに挟まれた状態で一括して収納されている。
第2ドラグ座金387の内周面には、内筒部365eの回り止め溝部365fに係合する回り止め凸部387cが形成されている。回り止め凸部387cは、第2ドラグ座金387の内周面に、回り止め溝部365fに噛み合い可能に内方に突出して形成され、対向して配置されている。これにより、第2ドラグ座金387はスプール本体307に対して回転不能かつスプール軸315に対して回転自在になっている。第2ドラグ座金387は、ステンレス合金製である。
<第2摩擦部372の構成>
第2摩擦部372は、スプール軸315に対して回転不能な1又は複数(たとえば2枚)の第3ドラグ座金373a,373bと、糸巻胴部307aに対して一体回転可能な1又は複数(たとえば1枚)の第4ドラグ座金374と、を有している。第3及び第4ドラグ座金373a,373b、374は、前ドラグ座金に相当し隔壁部365cにより押圧される。第4ドラグ座金374は、第ドラグ座金373a,373bに挟まれて配置されており、隔壁部365cと第ドラグ座金373aの間には、カーボングラファイト製の3枚のドラグディスク375a〜375cが装着されている。ドラグディスク375aは、ドラグディスク375b,375cより大径である。
第3ドラグ座金373aは、支持部本体326の円板部326bに対向して配置される円板状の部材である。第3ドラグ座金373aの外周部には、押圧座金329と同様な複数(たとえば、4つ)の回り止め凹部373cが形成されている。また、内周部には、支持部本体326の円板部326bに形成され回り止め突起326fに係合する複数(たとえば4つ)の回り止め凹部373dが形成されている。回り止め凹部373dと回り止め突起326fとが係合することにより、第3ドラグ座金373aが支持部本体326を介してスプール軸315に回転不能に連結される。
第3ドラグ座金373bは、第ドラグ座金386を反転させた形状であり、実質的に同じ形状である。第3ドラグ座金373は、隔壁部365cと第4ドラグ座金374との間に配置される円板状の座金部373eと、座金部373eの外周部から後方に突出する外筒部373fとを有している。外筒部373fの先端には、第3ドラグ座金373aの回り止め凹部373cに係合する回り止め突起373gが形成されている。回り止め突起373gは、周方向に間隔を隔てて複数(たとえば4つ)配置され、外筒部373fの先端から回り止め凹部373cに噛み合い可能に後方に突出して形成されている。この回り止め突起373が回り止め凹部373c噛み合って係合することにより、第3ドラグ座金373bは、第3ドラグ座金373aを介してスプール軸315に対して回転不能に連結されている。第3ドラグ座金373bは、ドラグディスク375aを介して隔壁部365cの後面に接触可能であり、スプール本体307により後方に押圧される。
第4ドラグ座金374は、第ドラグ座金387と同様な形状であり、第3ドラグ座金373bの外筒部373fの内周側に2枚のドラグディスク375b,375cに挟まれた状態で一括して収納されている。
第4ドラグ座金374の内周面には、内筒部365eの回り止め溝部365gに係合する回り止め凸部374cが形成されている。回り止め凸部374cは、第4ドラグ座金374の内周面に、回り止め溝部365gに噛み合い可能に内方に突出して形成され、対向して配置されている。これにより、第4ドラグ座金374はスプール本体307に対して回転不能かつスプール軸315に対して回転自在になっている。第4ドラグ座金374は、ステンレス合金製である。また、第2摩擦部372は、規制部327によりスプール軸方向後方への移動が規制されている。
この変形例の動作については第1実施形態と同様であるので説明を省略する。
このような変形例においても、前記第2実施形態と同様な作用効果を得ることができる。また、第2実施形態に比べて後摩擦部372の座金の枚数が多いので、ドラグ機構308の耐久性が向上する。
<他の実施形態>
(a)前記第1及び第2実施形態では、第2摩擦部を有するドラグ機構を例示したが、第1摩擦部だけのドラグ機構を有するスプールにも本発明を適用できる。
(b)前記第1及び第2実施形態では、規制ディスクを介して支持部材の支持部本体をスプール軸に回転不能に連結したが、支持部本体をスプール軸に直接回転不能に連結してもよい。
(c)前記第実施形態では、支持部本体226の軸受装着部226aと、座金部226bとを一体形成したが、座金部を軸受装着部と別体にし、両者を回転不能に連結してもよい。
(d)前記第1及び第2実施形態では、ドラグ作動時のスプールの回転を滑らかにするために2つの軸受を有するスプールを例示したが、軸受を設けずに、支持部本体に回転自在にスプール本体を直接装着してもよい。もちろん支持部本体を摺動性がよい金属や合成樹脂で形成して、滑り軸受として作用させてもよい。
本発明の第1実施形態を採用したスピニングリールの左側面図。 その左側面断面図。 そのスプール部分の断面拡大図。 ドラグ機構の分解斜視図。 第2摩擦部の断面拡大図。 スプールを外した状態の断面拡大図。 第1実施形態の変形例の図3に相当する図。 本発明の第2実施形態を採用したスピニングリールの左側面図。 そのスプール部分の断面拡大図。 ドラグ機構の分解斜視図。 第2実施形態の変形例の図9に相当する図。 第2実施形態の変形例の図10に相当する図。
4,104,204,304 スプール
7,107,207,307 スプール本体
7a,207a,307a 糸巻胴部
7b,207b 前フランジ部
7c,207c 後フランジ部
7d,207d スカート部
8,208,308 ドラグ機構
9 カバー部材
15,215,315 スプール軸
25,25,325 支持部材
29,229,329 押圧座金
29e,229e,329e 内周面
59,259,359 第1シール部材
60,260,360 第2シール部材
61,161 第3シール部材
62 第4シール部材
63,263,363 第1軸受
64,264,364 第2軸受
65,265,365 第1収納凹部
65a 軸受支持
65b 第1ドラグ収納部
68,268,368 第2収納凹部
70,270,370 ドラグ調整部材
71,271,371 第1摩擦部(前摩擦部の一例)
72,272,372 第2摩擦部(後摩擦部の一例)
73a,73b,373a,373b 第3ドラグ座金(後ドラグ座金の一例)
74a,74b,374 第4ドラグ座金(後ドラグ座金の一例) 86a,86b,286,386 第1ドラグ座金(前ドラグ座金の一例)
87a,87b,287a,287b,387 第2ドラグ座金(前ドラグ座金の一例)
226b 座金部(後ドラグ座金の一例)
261,361 第5シール部材

Claims (11)

  1. 釣り糸を前方に繰り出すスピニングリールのスプール軸の先端に螺合するドラグ調整部材によって前記スプール軸に着脱自在に装着可能なスピニングリールのスプールであって、
    前記スプール軸に回転不能かつ着脱自在に装着可能な筒状の支持部材と、
    前方に実質的に円形に開口する第1収納凹部を有し、後方への移動が規制された状態で前記支持部材に回転自在に支持された糸巻用のスプール本体と、
    前記支持部材の前部外周面に対向する内周面を有し前記ドラグ調整部材に接触する押圧座金を含み、前記第1収納凹部に収納される前摩擦部を有し、前記スプール本体を制動するドラグ機構と、
    前記押圧座金の内周面と前記支持部材の外周面との隙間をシールする第1シール部材と、
    前記押圧座金の外周面と前記第1収納凹部との隙間をシールする第2シール部材と、
    を備えたスピニングリールのスプール。
  2. 前記前摩擦部は、前記押圧座金により押圧される1又は複数の前ドラグ座金をさらに含む、請求項1に記載のスピニングリールのスプール。
  3. 前記スプール本体は、前記支持部材に回転自在に支持され外周面に釣り糸を巻き付け可能な糸巻胴部と、前記糸巻胴部の前後に設けられた大径の前後のフランジ部と、前記後フランジ部から後方に延びる筒状のスカート部とを有しており、
    前記第1収納凹部は前記糸巻胴部の前部に設けられている、請求項1又は2に記載のスピニングリールのスプール。
  4. 前記後フランジ部は、後方に実質的に円形に開口する第2収納凹部を有し、
    前記ドラグ機構は、前記第2収納凹部に収納された1又は複数の後ドラグ座金を有する後摩擦部と、前記第2収納凹部を後方から覆うカバー部材と、をさらに有する、請求項3に記載のスピニングリールのスプール。
  5. 前記カバー部材と前記支持部材との隙間をシールする第3シール部材をさらに備える、請求項4に記載のスピニングリールのスプール。
  6. 前記カバー部材と前記第2収納凹部との隙間をシールする第4シール部材をさらに備える、請求項5に記載のスピニングリールのスプール。
  7. 前記スプール本体は、前記押圧座金の外周面に装着された軸受により前記支持部材に回転自在に支持されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のスピニングリールのスプール。
  8. 前記第2シール部材は、前記軸受の前面に配置され、
    前記第2シール部材を抜け止めする抜け止め部材をさらに備える、請求項7に記載のスピニングリールのスプール。
  9. 前記第1収納凹部は、前記軸受が装着される軸受支持部と、前記軸受支持部より小径であり、前記前摩擦部が収納される第1ドラグ収納部とを有する、請求項7又は8に記載のスピニングリールのスプール。
  10. 前記糸巻胴部は、後方に実質的に円形に開口する第2収納凹部を有し、
    前記ドラグ機構は、前記第2収納凹部に収納された1又は複数の後ドラグ座金を有する後摩擦部をさらに有する、請求項3に記載のスピニングリールのスプール。
  11. 前記後ドラグ座金と前記第2収納凹部との隙間をシールする第5シール部材をさらに備える、請求項10に記載のスピニングリールのスプール。
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