JP2006217849A - スピニングリールの発音機構 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ドラグ発音機構77は、スプールに対して回転不能に装着されたカバー部材9と、スプール軸に対して回転不能に装着された第1ディスク73aとを有している。カバー部材9は、内周部に形成されスプールの回転方向に間隔を隔てて配置された複数の凹凸部82を有している。第1ディスク73aは、後面にねじ止め装着された保持部材83と、一端が保持部材83に固定されたコイルばね85と、基端がコイルばね85に固定され先端が凹凸部82に接触可能に配置されたピン部材84とを有している。ここでは、スプールが回転したときコイルばね85が凹凸部82の回転方向に撓み、ピン部材84が凹凸部82に接触を繰り返して発音するようになっている。
【選択図】 図8
Description
連結部材57は、外周部が略矩形の部材であり、中心にピニオンギア12の面取り部12bに回転不能に係止される小判形状の貫通孔57aが形成されている。連結部材57の外周部は、略矩形形状であり、内輪本体56の係止凹部56cに係合して内輪本体56を回転不能に係止する。これにより、内輪本体56は、ピニオンギア12と回転不能に連結される。
ワンウェイクラッチ51の前方において、筒状部2cには、リールボディ2a内部への液体の浸入を防止するためのリップ付きのシール板59が装着されている。シール板59は、5角形状に折り曲げられた抜け止めばね60により抜け止めされている。
コイルばね85の先端部85a側が外方に突出しコイルばね85の基端部85b側が収納される略半円筒状の筒状部83aと、筒状部83aの両側に配置され第1ディスク73aの後面にねじ止め装着するための板状の取付部83bと、筒状部83aの基端側内部において前端面から後方に向かって突出しコイルばね85の基端部85bが係止可能な係止突起83cとを有している。
釣りを行う前に魚の大きさや種類に合わせてドラグ力を調整する。ドラグ力を調整するには、釣り糸の適宜の長さ繰り出し、釣り糸の先端に対象魚に応じた錘を装着する。そして、ドラグ操作部70を回して適当なドラグ力を設定してハンドル1を回し、ドラグが作動することを確認する。ドラグ操作部70をたとえ時計回りに回すとスプール軸15に螺合するナット70bによりドラグ操作部70が後方に移動し、さらにコイルばね70cを介して第2支持部29の内側部材29aを押圧し、この押圧力が第2摩擦部72に点達されるとともに、スプール本体7を介してさらに第1摩擦部71に伝達される。これによりドラグ力が大きくなる。このとき、ドラグ調整発音機構70aが軽快なクリック音を発生する。ここでは、スプール本体7の後部の比較的大きな空間に第1摩擦部71を配置したので、糸巻胴部7aの径を小さくした深溝型のスプール4であっても、大きなドラグ力を得ることができる。
(a) 前記実施形態では、ドラグ機構8は、第1摩擦部71及び第2摩擦部72を有する、いわゆるダブルドラグ型のスピニングリールであったが、第2摩擦部72のみを有するドラグ機構8であってもよい。なお、この場合には、第1摩擦部71を有していないが、保持部材83が装着される第1ディスク73aや、凹凸部82が設けられるカバー部材9を有している必要がある。あるいは、第1ディスク73aを設けるかわりに、スプール軸15に対して回転不能に装着された環状部材であってもよいし、カバー部材9を設けるかわりに、スプール4に対して回転不能に一体または別体で設けられた別の筒状部材であってもよい。たとえば、凹凸部82を有するカバー部材9を設けるかわりに、スカート部7dの内周部に凹凸部82を設ける構成にしてもよい。
3 ロータ
4 スプール
7 スプール本体
7a 糸巻胴部
7b 前フランジ部
7c 後フランジ部
7d スカート部
7e ドラグ収納部
8 ドラグ機構
9 カバー部材
15 スプール軸
73a〜73d 第1ディスク
77 ドラグ発音機構
82 凹凸部
83 保持部材
83a 筒状部
83b 取付部
83c 係止突起
83d ねじ部材
84 ピン部材
84a 頭部
84b 軸部
84c 係止部
85 コイルばね
85a 先端部
85b 基端部
Claims (14)
- 釣り糸の巻き取り及び繰り出しを行うスプールと、前記スプールが装着されるスプール軸との相対回転により発音するスピニングリールの発音機構であって、
前記スプールに対して回転不能に設けられ、前記スプールの回転方向に間隔を隔てて配置された複数の凹凸部を有する第1部材と、
前記スプール軸に対して回転不能に装着された保持部材と、一端が前記保持部材に固定されたコイルばねと、基端が前記コイルばねに固定され先端が前記凹凸部に接触可能に配置されたピン部材とを有し、前記スプールが回転したとき前記コイルばねが前記凹凸部の回転方向に撓み前記ピン部材が前記凹凸部に接触を繰り返して発音する第2部材と、
を備えたスピニングリールの発音機構。 - 前記第1部材は、外周に前記釣り糸が巻きつけられ、前記スプールを構成する糸巻胴部である、請求項1に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記第1部材は、外周に前記釣り糸が巻きつけられる糸巻胴部の後端側に前記糸巻胴部より大径に設けられ、前記スプールを構成するスカート部である、請求項1に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記第1部材は、前記スプールに対して回転不能に装着された筒状部材である、請求項1に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記第1部材は、前記スプールの内部に配置されたドラグ機構の外周部を覆うドラグカバーである、請求項4に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記第2部材は、前記スプール軸に対して回転不能に装着された環状部材である、請求項1から5のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記第2部材は、前記スプールの内部に配置された前記ドラグ機構を構成するドラグディスクである、請求項6に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記複数の凹凸部は、前記第1部材の内周部に形成されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記保持部材は、前記第2部材の後端面にねじ止め装着されている、請求項1から8のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記保持部材は、前記コイルばねの基端が装着される筒状部材である、請求項1から9のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記保持部材は、前記コイルばねの一端が係止可能な係止突起を有している、請求項1から10のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記保持部材は、合成樹脂製部材である、請求項1から11のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 前記ピン部材は、先端部が略球形状となるように形成された硬質部材である、請求項1から12のいずれか1項に記載のスピニングリールの発音機構。
- 釣り糸の巻き取り及び繰り出しを行うスプールと、前記スプールが装着されるスプール軸との相対回転により発音するスピニングリールの発音機構であって、
前記スプール軸に対して回転不能に装着され、前記スプールの回転方向に間隔を隔てて配置された複数の凹凸部を有する第1部材と、
前記スプールに対して回転不能に設けられた保持部材と、一端が前記保持部材に固定されたコイルばねと、基端が前記コイルばねに固定され先端が前記凹凸部に接触可能に配置されたピン部材とを有し、前記スプールが回転したとき前記コイルばねが前記凹凸部の回転方向に撓み前記ピン部材が前記凹凸部に接触を繰り返して発音する第2部材と、
を備えたスピニングリールの発音機構。
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