JPH104841A - 魚釣用スピニングリ−ル - Google Patents
魚釣用スピニングリ−ルInfo
- Publication number
- JPH104841A JPH104841A JP18564996A JP18564996A JPH104841A JP H104841 A JPH104841 A JP H104841A JP 18564996 A JP18564996 A JP 18564996A JP 18564996 A JP18564996 A JP 18564996A JP H104841 A JPH104841 A JP H104841A
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- Japan
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- spool
- lock member
- fishing line
- fishing
- connecting member
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 釣糸放出時スプ−ルが回転せず、釣糸放
出後のベ−ル巻取位置への復帰操作と、スプ−ルの回転
不能状態の解除が自動的に容易に行われること。 【解決手段】 第1ロック部材7はスプ−ル5の大径の
筒部5cの内周に係合されて軸方向に移動自在で周方向に
回り止めされ、第1ロック部材7の筒部7cの透孔7dには
第2ロック部材8の中心筒部8aが嵌合されて抜け止めさ
れている。第2ロック部材8にスプ−ル軸6が軸方向に
移動自在で周方向に回り止めされると共に、回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて抜け止めされている。
第2ロック部材8の円板部8bに連結部材9が嵌合され、
軸方向に移動自在で周方向に回り止めされている。第1
ロック部材7の複数の係合部7eは硬質ゴムなどでリング
状に形成された連結部材9の環状部9aの係合部9bに当接
可能に臨まされている。
出後のベ−ル巻取位置への復帰操作と、スプ−ルの回転
不能状態の解除が自動的に容易に行われること。 【解決手段】 第1ロック部材7はスプ−ル5の大径の
筒部5cの内周に係合されて軸方向に移動自在で周方向に
回り止めされ、第1ロック部材7の筒部7cの透孔7dには
第2ロック部材8の中心筒部8aが嵌合されて抜け止めさ
れている。第2ロック部材8にスプ−ル軸6が軸方向に
移動自在で周方向に回り止めされると共に、回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて抜け止めされている。
第2ロック部材8の円板部8bに連結部材9が嵌合され、
軸方向に移動自在で周方向に回り止めされている。第1
ロック部材7の複数の係合部7eは硬質ゴムなどでリング
状に形成された連結部材9の環状部9aの係合部9bに当接
可能に臨まされている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、釣糸放出操作性
の向上を図った魚釣用スピニングリ−ルに関する。
の向上を図った魚釣用スピニングリ−ルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来スプ−ルの前側にドラグ機構を有す
る魚釣用スピニングリ−ルにおいて、ベ−ルを反転させ
て投擲で釣糸の放出操作を行う場合、魚がヒットした時
の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に設定してあった
時は、釣糸を放出する際の投げる瞬間に仕掛けの重さで
スプ−ルが回転して釣糸が出てしまい、そのため指を損
傷してしまうと共に、投擲が出来ない問題があった。そ
こで、この問題の解消を図るため、ベ−ルの釣糸放出操
作に連動してスプ−ルの回転をロックするようにしたも
のが、実公平6−37656 号公報で知られている。しか
し、前記公報の構成では、釣糸放出時にロ−タに支持さ
れたロック部材を介してスプ−ルをリ−ル本体にロック
係合させる構成のため、ロ−タの回転もロックされるこ
とになり、そのためベ−ルを放出位置から巻取位置へ直
接手で返さなければならず、釣糸放出後の連続的なベ−
ルの巻取位置への復帰操作が面倒であり、操作性が悪い
等の課題が残されている。
る魚釣用スピニングリ−ルにおいて、ベ−ルを反転させ
て投擲で釣糸の放出操作を行う場合、魚がヒットした時
の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に設定してあった
時は、釣糸を放出する際の投げる瞬間に仕掛けの重さで
スプ−ルが回転して釣糸が出てしまい、そのため指を損
傷してしまうと共に、投擲が出来ない問題があった。そ
こで、この問題の解消を図るため、ベ−ルの釣糸放出操
作に連動してスプ−ルの回転をロックするようにしたも
のが、実公平6−37656 号公報で知られている。しか
し、前記公報の構成では、釣糸放出時にロ−タに支持さ
れたロック部材を介してスプ−ルをリ−ル本体にロック
係合させる構成のため、ロ−タの回転もロックされるこ
とになり、そのためベ−ルを放出位置から巻取位置へ直
接手で返さなければならず、釣糸放出後の連続的なベ−
ルの巻取位置への復帰操作が面倒であり、操作性が悪い
等の課題が残されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、魚がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を
弱状態に設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投
げる瞬間に仕掛けの重さでスプ−ルが回転して釣糸が出
てしまう問題の解消を実公平6−37656 号公報の構成で
図っても、ロ−タに支持されたロック部材を介してスプ
−ルをリ−ル本体にロック係合させる構成のため、ロ−
タの回転もロックされることになり、そのためベ−ルを
放出位置から巻取位置へ直接手で返さなければならず、
釣糸放出後の連続的なベ−ルの巻取位置への復帰操作が
面倒であり、操作性が悪いことである。
点は、魚がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を
弱状態に設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投
げる瞬間に仕掛けの重さでスプ−ルが回転して釣糸が出
てしまう問題の解消を実公平6−37656 号公報の構成で
図っても、ロ−タに支持されたロック部材を介してスプ
−ルをリ−ル本体にロック係合させる構成のため、ロ−
タの回転もロックされることになり、そのためベ−ルを
放出位置から巻取位置へ直接手で返さなければならず、
釣糸放出後の連続的なベ−ルの巻取位置への復帰操作が
面倒であり、操作性が悪いことである。
【0004】本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣糸放出
時スプ−ルが回転せず、釣糸放出後のベ−ル巻取位置へ
の復帰操作と、スプ−ルの回転不能状態の解除が自動的
に容易に行われる魚釣用スピニングリ−ルを提供するこ
とである。
時スプ−ルが回転せず、釣糸放出後のベ−ル巻取位置へ
の復帰操作と、スプ−ルの回転不能状態の解除が自動的
に容易に行われる魚釣用スピニングリ−ルを提供するこ
とである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ハンドル操作に連動回転するロ−タにベ
−ル支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在
に支持し、該ロ−タの回転によりスプ−ル軸にドラグ機
構を介して回転可能に支持されたスプ−ルに釣糸を巻回
するようにした魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記
スプ−ルに軸方向に移動可能にかつ回り止めした第1ロ
ック部材を前記スプ−ル軸に対して回転可能に支持し、
前記スプ−ル軸上に第2ロック部材を回り止め支持し、
前記第1ロック部材と第2ロック部材の何れか一方に軸
方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材を前記第1
ロック部材と第2ロック部材の何れか他方のロック部材
に係・脱可能とし、前記ベ−ル支持部材の釣糸巻取位置
から釣糸放出位置への反転操作に連動して前記連結部材
の係合部を他方のロック部材の係合部に係合させてベ−
ルの釣糸放出位置でスプ−ルを回転不能状態とし、該ベ
−ルの釣糸巻取位置でスプ−ルを回転可能状態に夫々切
換可能とすると共に前記ロ−タの巻取方向の回転で前記
ベ−ル支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻取位置に反転
機構を介して復帰可能としたことを要旨とするものであ
る。
に、本発明は、ハンドル操作に連動回転するロ−タにベ
−ル支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在
に支持し、該ロ−タの回転によりスプ−ル軸にドラグ機
構を介して回転可能に支持されたスプ−ルに釣糸を巻回
するようにした魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記
スプ−ルに軸方向に移動可能にかつ回り止めした第1ロ
ック部材を前記スプ−ル軸に対して回転可能に支持し、
前記スプ−ル軸上に第2ロック部材を回り止め支持し、
前記第1ロック部材と第2ロック部材の何れか一方に軸
方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材を前記第1
ロック部材と第2ロック部材の何れか他方のロック部材
に係・脱可能とし、前記ベ−ル支持部材の釣糸巻取位置
から釣糸放出位置への反転操作に連動して前記連結部材
の係合部を他方のロック部材の係合部に係合させてベ−
ルの釣糸放出位置でスプ−ルを回転不能状態とし、該ベ
−ルの釣糸巻取位置でスプ−ルを回転可能状態に夫々切
換可能とすると共に前記ロ−タの巻取方向の回転で前記
ベ−ル支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻取位置に反転
機構を介して復帰可能としたことを要旨とするものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、課題を解決する手段に
よって、仕掛が投擲されて釣糸が遠方へ放出される際
は、ベ−ル支持部材が釣糸放出位置に反転されると、連
結部材が前進されて連結部材の係合部がロック部材の係
合部に当接係合される。この係合でスプ−ルに係合され
て回り止めされたロック部材と、スプ−ル軸に回り止め
されたロック部材に回り止めされた連結部材が係合状態
になるので、スプ−ルの回転が係止される。
よって、仕掛が投擲されて釣糸が遠方へ放出される際
は、ベ−ル支持部材が釣糸放出位置に反転されると、連
結部材が前進されて連結部材の係合部がロック部材の係
合部に当接係合される。この係合でスプ−ルに係合され
て回り止めされたロック部材と、スプ−ル軸に回り止め
されたロック部材に回り止めされた連結部材が係合状態
になるので、スプ−ルの回転が係止される。
【0007】仕掛の投擲後釣糸がスプ−ルに巻回される
方向にハンドルが回転されると、駆動歯車が回転されて
ピニオンを介して回転軸筒とロ−タが正回転される。ロ
−タが正回転されると、反転機能レバ−が反転機構に衝
接されてベ−ル支持部材が釣糸巻取位置に反転され、連
結部材が後退されて連結部材の係合部がロック部材の係
合部から離脱されてスプ−ルの回転が自由になる。
方向にハンドルが回転されると、駆動歯車が回転されて
ピニオンを介して回転軸筒とロ−タが正回転される。ロ
−タが正回転されると、反転機能レバ−が反転機構に衝
接されてベ−ル支持部材が釣糸巻取位置に反転され、連
結部材が後退されて連結部材の係合部がロック部材の係
合部から離脱されてスプ−ルの回転が自由になる。
【0008】
【実施例】以下、図示の実施例によって本発明を説明す
ると、図1から図8は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの要部断面平面図、図2は魚釣用スピニン
グリ−ルの要部拡大断面平面図、図3は第1ロック部材
と連結部材と第2ロック部材とスプ−ル軸の分解斜視
図、図4はスプ−ルの断面背面図と第1ロック部材の背
面図、図5は連結部材の底面図、図6は釣糸案内ロ−ラ
−を取り付けた一方のベ−ル支持部材とロ−タとスプ−
ルの側面図、図7は他方のベ−ル支持部材とロ−タとス
プ−ルの側面図、図8はスプ−ルが回転不能状態の魚釣
用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
ると、図1から図8は第1実施例で、図1は魚釣用スピ
ニングリ−ルの要部断面平面図、図2は魚釣用スピニン
グリ−ルの要部拡大断面平面図、図3は第1ロック部材
と連結部材と第2ロック部材とスプ−ル軸の分解斜視
図、図4はスプ−ルの断面背面図と第1ロック部材の背
面図、図5は連結部材の底面図、図6は釣糸案内ロ−ラ
−を取り付けた一方のベ−ル支持部材とロ−タとスプ−
ルの側面図、図7は他方のベ−ル支持部材とロ−タとス
プ−ルの側面図、図8はスプ−ルが回転不能状態の魚釣
用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図である。
【0009】魚釣用スピニングリ−ルは、リ−ル本体1
の一側に蓋体10が取り付けられてリ−ル本体1の軸受11
と蓋体10の軸受12で駆動歯車2の回転軸2aの両端が軸承
されている。回転軸2aの中心多角形孔にハンドル13が固
定されたハンドル軸14が左右交換自在に挿入嵌合されて
いる。リ−ル本体1の前部には軸受15で回転軸筒3が回
転自在に軸受されると共に前側に突出されている。軸受
15より前側の回転軸筒3の外周に逆転防止爪車16とロ−
タ4が回り止め嵌合されてナット17で固定されている。
回転軸筒3の基端は軸受部1aで回転自在に軸承され、基
端の前側に一体的に形成されたピニオン3aに駆動歯車2
が噛合されてロ−タ4はハンドル13の回転に連動して回
転されるように支持されている。
の一側に蓋体10が取り付けられてリ−ル本体1の軸受11
と蓋体10の軸受12で駆動歯車2の回転軸2aの両端が軸承
されている。回転軸2aの中心多角形孔にハンドル13が固
定されたハンドル軸14が左右交換自在に挿入嵌合されて
いる。リ−ル本体1の前部には軸受15で回転軸筒3が回
転自在に軸受されると共に前側に突出されている。軸受
15より前側の回転軸筒3の外周に逆転防止爪車16とロ−
タ4が回り止め嵌合されてナット17で固定されている。
回転軸筒3の基端は軸受部1aで回転自在に軸承され、基
端の前側に一体的に形成されたピニオン3aに駆動歯車2
が噛合されてロ−タ4はハンドル13の回転に連動して回
転されるように支持されている。
【0010】前記回転軸筒3の中心孔には先端にスプ−
ル5が取り付けられたスプ−ル軸6が前後往復動可能に
摺動自在に挿入され、スプ−ル軸6の後端部6aには連結
体18がビス19で取り付けられている。リ−ル本体1の内
側には歯車20が軸部1bに軸承され、歯車20は駆動歯車2
の回転軸2aに形成された歯車2bに噛合されている。歯車
20には偏芯位置に突起が形成されて連結体18の穴に挿入
されている。回転軸筒3のナット17が螺合された位置よ
り前側に周溝3bが形成されている。
ル5が取り付けられたスプ−ル軸6が前後往復動可能に
摺動自在に挿入され、スプ−ル軸6の後端部6aには連結
体18がビス19で取り付けられている。リ−ル本体1の内
側には歯車20が軸部1bに軸承され、歯車20は駆動歯車2
の回転軸2aに形成された歯車2bに噛合されている。歯車
20には偏芯位置に突起が形成されて連結体18の穴に挿入
されている。回転軸筒3のナット17が螺合された位置よ
り前側に周溝3bが形成されている。
【0011】ロ−タ4は筒部4aで回転軸筒3に取り付け
られ、筒部4aと前壁4bと大径の筒部4cと大径の筒部4cの
基部4d、4eの外周から前方に向けて突出された一対の支
持腕4f、4gとで形成されている。一対のベ−ル支持腕4
f、4gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材21と他方の
ベ−ル支持部材22がビス23、24で図6、図7の実線の釣
糸巻取位置と2点鎖線の釣糸放出位置に反転自在に軸承
されている。一方のベ−ル支持部材21には釣糸案内ロ−
ラ25の取付部26が取り付けられている。他方のベ−ル支
持部材22と釣糸案内ロ−ラ25の取付部26の間にベ−ル27
が取り付けられている。ロ−タ4の大径の筒部4cの内側
に軸線方向の凹溝と透孔4hが形成されて突き当て杆28が
前後方向に移動自在に嵌合されている。
られ、筒部4aと前壁4bと大径の筒部4cと大径の筒部4cの
基部4d、4eの外周から前方に向けて突出された一対の支
持腕4f、4gとで形成されている。一対のベ−ル支持腕4
f、4gの先端部外側に一方のベ−ル支持部材21と他方の
ベ−ル支持部材22がビス23、24で図6、図7の実線の釣
糸巻取位置と2点鎖線の釣糸放出位置に反転自在に軸承
されている。一方のベ−ル支持部材21には釣糸案内ロ−
ラ25の取付部26が取り付けられている。他方のベ−ル支
持部材22と釣糸案内ロ−ラ25の取付部26の間にベ−ル27
が取り付けられている。ロ−タ4の大径の筒部4cの内側
に軸線方向の凹溝と透孔4hが形成されて突き当て杆28が
前後方向に移動自在に嵌合されている。
【0012】一方の支持腕4f内には図1、図6のよう
に、ト−ションバネ29が設けられて一端が支持腕4f内
に、他端がベ−ル支持部材21に係止されて一方のベ−ル
支持部材21と他方のベ−ル支持部材22と釣糸案内ロ−ラ
25の取付部26とベ−ル27を釣糸巻取位置と釣糸放出位置
に振分け付勢するように構成され、ト−ションバネ29は
ビス30で固定されたカバ−31で覆われている。他方のベ
−ル支持腕4g内には図1、図7のように、一方のベ−ル
支持部材21と他方のベ−ル支持部材22と釣糸案内ロ−ラ
25の取付部26とベ−ル27を2点鎖線の釣糸放出位置から
実線の釣糸巻取位置側に反転させるL字形の反転機能レ
バ−32が載せられている。
に、ト−ションバネ29が設けられて一端が支持腕4f内
に、他端がベ−ル支持部材21に係止されて一方のベ−ル
支持部材21と他方のベ−ル支持部材22と釣糸案内ロ−ラ
25の取付部26とベ−ル27を釣糸巻取位置と釣糸放出位置
に振分け付勢するように構成され、ト−ションバネ29は
ビス30で固定されたカバ−31で覆われている。他方のベ
−ル支持腕4g内には図1、図7のように、一方のベ−ル
支持部材21と他方のベ−ル支持部材22と釣糸案内ロ−ラ
25の取付部26とベ−ル27を2点鎖線の釣糸放出位置から
実線の釣糸巻取位置側に反転させるL字形の反転機能レ
バ−32が載せられている。
【0013】他方のベ−ル支持腕4g内で反転機能レバ−
32はビス33で固定されたカバ−34で覆われている。反転
機能レバ−32の一端は他方のベ−ル支持部材22に係合さ
れ、他端は中心方向ら向けて形成されて基部4eに形成さ
れた透孔4iに挿入されて大径の筒部4cの内側に突出され
ている。反転機能レバ−32の他端はリ−ル本体1に形成
されたカム1cに衝接可能に臨まされると共に突き当て杆
28を押し上げ可能に臨まされている。
32はビス33で固定されたカバ−34で覆われている。反転
機能レバ−32の一端は他方のベ−ル支持部材22に係合さ
れ、他端は中心方向ら向けて形成されて基部4eに形成さ
れた透孔4iに挿入されて大径の筒部4cの内側に突出され
ている。反転機能レバ−32の他端はリ−ル本体1に形成
されたカム1cに衝接可能に臨まされると共に突き当て杆
28を押し上げ可能に臨まされている。
【0014】スプ−ル5は、釣糸35が巻回される外周の
釣糸巻回胴部5aと、前側の鍔部5bと、後側の大径の筒部
5cと、中心にスプ−ル軸6の先端小径部6bが嵌合される
透孔5dと、スプ−ル5の前部にドラグ機構の制動部材の
制動板36と制動板37と摩擦板38が収容される凹部5eと後
側の軸筒部5fとで形成されている。凹部5e内には制動板
37の外周の凸部が係合される2条の凹部5gと、凹部5e内
の前側内周の周方向に該内周より径方向外方に制動部材
の抜け止め用止め輪39が係止される凹部からなる係止段
部5hとが形成されている。スプ−ル5の大径の筒部5cの
内周には軸線方向の溝5iが複数本形成されている。スプ
−ル軸6の先端小径部6bの外周には回り止め部6cと、小
径部6bの先端にネジ部6dが形成されている。スプ−ル軸
6の大径部6eに回り止め部6fが形成されている。
釣糸巻回胴部5aと、前側の鍔部5bと、後側の大径の筒部
5cと、中心にスプ−ル軸6の先端小径部6bが嵌合される
透孔5dと、スプ−ル5の前部にドラグ機構の制動部材の
制動板36と制動板37と摩擦板38が収容される凹部5eと後
側の軸筒部5fとで形成されている。凹部5e内には制動板
37の外周の凸部が係合される2条の凹部5gと、凹部5e内
の前側内周の周方向に該内周より径方向外方に制動部材
の抜け止め用止め輪39が係止される凹部からなる係止段
部5hとが形成されている。スプ−ル5の大径の筒部5cの
内周には軸線方向の溝5iが複数本形成されている。スプ
−ル軸6の先端小径部6bの外周には回り止め部6cと、小
径部6bの先端にネジ部6dが形成されている。スプ−ル軸
6の大径部6eに回り止め部6fが形成されている。
【0015】スプ−ル軸6の先端小径部6bの外周には制
動部材の制動板36と制動板37と摩擦板38が嵌合され、制
動板36は回り止め部6cに回り止めされている。制動板37
の外周の凸部はスプ−ル5の2条の凹部5gに係合されて
回り止めされている。スプ−ル軸6の先端小径部6bにス
プ−ル5が嵌合される時、先端小径部6bの段部と軸筒部
5fの間に摩擦板40と制動板41が挾み込まれている。スプ
−ル軸6の先端小径部6bの回り止め部6c外周にはドラグ
機構の押圧部材42の回り止め孔42a が回り止め嵌合さ
れ、発条43が挿入されている。スプ−ル軸6の先端小径
部6bのネジ部6dにはドラグ機構のツマミ44の凹部44a内
に取り付けられたナット45が螺合されている。
動部材の制動板36と制動板37と摩擦板38が嵌合され、制
動板36は回り止め部6cに回り止めされている。制動板37
の外周の凸部はスプ−ル5の2条の凹部5gに係合されて
回り止めされている。スプ−ル軸6の先端小径部6bにス
プ−ル5が嵌合される時、先端小径部6bの段部と軸筒部
5fの間に摩擦板40と制動板41が挾み込まれている。スプ
−ル軸6の先端小径部6bの回り止め部6c外周にはドラグ
機構の押圧部材42の回り止め孔42a が回り止め嵌合さ
れ、発条43が挿入されている。スプ−ル軸6の先端小径
部6bのネジ部6dにはドラグ機構のツマミ44の凹部44a内
に取り付けられたナット45が螺合されている。
【0016】リ−ル本体1の前側とスプ−ル5の間には
図1、図2のように第1ロック部材7と第2ロック部材
8と連結部材9が設けられている。第1ロック部材7は
図3のように円板部7aの外周に一対の突起7bが形成さ
れ、中心のリ−ル本体1側に筒部7cと透孔7dが形成され
ている。円板部7aのリ−ル本体1側に図4のように複数
の突起からなる係合部7eが形成されている。第2ロック
部材8は中心筒部8aと円板部8bとで形成されている。筒
部8a内に回り止め透孔8cと大径の筒孔8dが、筒部8aの外
周に周溝8eとピン46の固定孔8fが形成されている。円板
部8bの外周には複数の凹部8gが形成されている。
図1、図2のように第1ロック部材7と第2ロック部材
8と連結部材9が設けられている。第1ロック部材7は
図3のように円板部7aの外周に一対の突起7bが形成さ
れ、中心のリ−ル本体1側に筒部7cと透孔7dが形成され
ている。円板部7aのリ−ル本体1側に図4のように複数
の突起からなる係合部7eが形成されている。第2ロック
部材8は中心筒部8aと円板部8bとで形成されている。筒
部8a内に回り止め透孔8cと大径の筒孔8dが、筒部8aの外
周に周溝8eとピン46の固定孔8fが形成されている。円板
部8bの外周には複数の凹部8gが形成されている。
【0017】連結部材9は硬質ゴムなどでリング状に形
成されている。連結部材9の環状部9aの一側面が係合部
9bに構成され、環状部9aに中心に向けて複数の弾性を有
する腕部9cが中心側を上方に突出させて形成されてい
る。環状部9aの内周には図5のように複数の凸部9dが形
成されている。環状部9aの底面と外周には金属または合
成樹脂の硬質キャップ47が嵌合固定され、凸部9d位置の
硬質キャップ47に凸部が形成されている。
成されている。連結部材9の環状部9aの一側面が係合部
9bに構成され、環状部9aに中心に向けて複数の弾性を有
する腕部9cが中心側を上方に突出させて形成されてい
る。環状部9aの内周には図5のように複数の凸部9dが形
成されている。環状部9aの底面と外周には金属または合
成樹脂の硬質キャップ47が嵌合固定され、凸部9d位置の
硬質キャップ47に凸部が形成されている。
【0018】第1ロック部材7と第2ロック部材8と連
結部材9が組み合わされる時、第1ロック部材7の一対
の突起7bはスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方向
の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り止
めされる。第1ロック部材7の筒部7cの透孔7dには第2
ロック部材8の中心筒部8aが嵌合されてEリング48で抜
け止めされる。第2ロック部材8の円板部8bには連結部
材9が嵌合され、凹部8fには凸部9dが係合されて第2ロ
ック部材8に対して連結部材9は軸方向に移動自在で周
方向に回り止めされる。第2ロック部材8の筒部8a内の
回り止め透孔8cにはスプ−ル軸6の大径部6eの回り止め
部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止めされて挿入
され、大径の筒孔8dに回転軸筒3の先端部が回転自在に
嵌合されて周溝3bにピン46が挿入されて抜け止めされ
る。第1ロック部材7の複数の突起からなる係合部7eは
連結部材9の環状部9aの係合部9bに当接可能に臨まされ
る。
結部材9が組み合わされる時、第1ロック部材7の一対
の突起7bはスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方向
の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り止
めされる。第1ロック部材7の筒部7cの透孔7dには第2
ロック部材8の中心筒部8aが嵌合されてEリング48で抜
け止めされる。第2ロック部材8の円板部8bには連結部
材9が嵌合され、凹部8fには凸部9dが係合されて第2ロ
ック部材8に対して連結部材9は軸方向に移動自在で周
方向に回り止めされる。第2ロック部材8の筒部8a内の
回り止め透孔8cにはスプ−ル軸6の大径部6eの回り止め
部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止めされて挿入
され、大径の筒孔8dに回転軸筒3の先端部が回転自在に
嵌合されて周溝3bにピン46が挿入されて抜け止めされ
る。第1ロック部材7の複数の突起からなる係合部7eは
連結部材9の環状部9aの係合部9bに当接可能に臨まされ
る。
【0019】前記魚釣用スピニングリ−ルの動作は、一
方のベ−ル支持部材21と他方のベ−ル支持部材22が釣糸
巻取位置にあって釣糸35がスプ−ル5に巻回される方向
にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回転されて
ピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正回転され
る。更に駆動歯車2の回転で歯車2bで歯車20が回転され
てスプ−ル軸6とスプ−ル5が前後に往復動される。ド
ラグ機構の制動部材の制動力が調節される時は、ツマミ
44が回動されると、押圧部材42が軸方向に前進後退され
て前進された時に制動部材の制動板36と制動板37と摩擦
板38と摩擦板40と制動板41が押圧されて制動力が増大調
節される。ロ−タ4が逆回転防止される時は、図示しな
い操作ツマミと操作杆と逆転防止爪が回動されて逆転防
止爪が逆転防止爪車16に係合される。ロ−タ4が逆回転
防止されて釣が行われ、獲物の引きで釣糸35が引かれて
スプ−ル5が逆回転されると、スプ−ル5とスプ−ル軸
6の間でドラグ機構の制動力が働く。
方のベ−ル支持部材21と他方のベ−ル支持部材22が釣糸
巻取位置にあって釣糸35がスプ−ル5に巻回される方向
にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回転されて
ピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正回転され
る。更に駆動歯車2の回転で歯車2bで歯車20が回転され
てスプ−ル軸6とスプ−ル5が前後に往復動される。ド
ラグ機構の制動部材の制動力が調節される時は、ツマミ
44が回動されると、押圧部材42が軸方向に前進後退され
て前進された時に制動部材の制動板36と制動板37と摩擦
板38と摩擦板40と制動板41が押圧されて制動力が増大調
節される。ロ−タ4が逆回転防止される時は、図示しな
い操作ツマミと操作杆と逆転防止爪が回動されて逆転防
止爪が逆転防止爪車16に係合される。ロ−タ4が逆回転
防止されて釣が行われ、獲物の引きで釣糸35が引かれて
スプ−ル5が逆回転されると、スプ−ル5とスプ−ル軸
6の間でドラグ機構の制動力が働く。
【0020】仕掛が投擲されて釣糸35が遠方へ放出され
る際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転さ
れて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−ル支持部材2
1、22が釣糸放出位置に反転されると、反転機能レバ−3
2の他端は前進され、この反転機能レバ−32の他端の前
進でリ−ル本体1に設けられたカム1cに対し衝接位置に
臨まされる。更に図8のように反転機能レバ−32の他端
の前進で突き当て杆28が前進されて突き当て杆28が連結
部材9の硬質キャップ47に当接されて連結部材9が前進
される。連結部材9が前進されると、連結部材9の環状
部9aの係合部9bが第1ロック部材7の複数の突起からな
る係合部7eに当接係合される。この係合でスプ−ル5に
係合されて回り止めされた第1ロック部材7と、スプ−
ル軸6に回り止めされた第2ロック部材8に回り止めさ
れた連結部材9が係合状態になるので、スプ−ル5の回
転が係止される。
る際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転さ
れて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−ル支持部材2
1、22が釣糸放出位置に反転されると、反転機能レバ−3
2の他端は前進され、この反転機能レバ−32の他端の前
進でリ−ル本体1に設けられたカム1cに対し衝接位置に
臨まされる。更に図8のように反転機能レバ−32の他端
の前進で突き当て杆28が前進されて突き当て杆28が連結
部材9の硬質キャップ47に当接されて連結部材9が前進
される。連結部材9が前進されると、連結部材9の環状
部9aの係合部9bが第1ロック部材7の複数の突起からな
る係合部7eに当接係合される。この係合でスプ−ル5に
係合されて回り止めされた第1ロック部材7と、スプ−
ル軸6に回り止めされた第2ロック部材8に回り止めさ
れた連結部材9が係合状態になるので、スプ−ル5の回
転が係止される。
【0021】仕掛の投擲後釣糸35がスプ−ル5に巻回さ
れる方向にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回
転されてピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正
回転される。ロ−タ4が正回転されると、反転機能レバ
−32の他端がリ−ル本体1のカム1cに衝接されて後方に
押し込まれてベ−ル支持部材21、22が釣糸巻取位置に反
転される。反転機能レバ−32の他端が後方に押し込まれ
ると、突き当て杆28と連結部材9が後退されて連結部材
9の係合部9bが第1ロック部材7の複数の突起からなる
係合部7eから離脱されてスプ−ル5の回転が自由にな
る。
れる方向にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回
転されてピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正
回転される。ロ−タ4が正回転されると、反転機能レバ
−32の他端がリ−ル本体1のカム1cに衝接されて後方に
押し込まれてベ−ル支持部材21、22が釣糸巻取位置に反
転される。反転機能レバ−32の他端が後方に押し込まれ
ると、突き当て杆28と連結部材9が後退されて連結部材
9の係合部9bが第1ロック部材7の複数の突起からなる
係合部7eから離脱されてスプ−ル5の回転が自由にな
る。
【0022】第1実施例では、スプ−ル5に軸方向に移
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7をスプ−ル
軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第2
ロック部材8を回り止め支持し、第2ロック部材8に軸
方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材9を第1ロ
ック部材7に係・脱可能とし、ベ−ル支持部材21、22の
釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転操作に連動して
連結部材9の係合部9bを第1ロック部材7の係合部7eに
係合させるように構成されている。仕掛の投擲の折りス
プ−ル5の回転が係止されると、魚がヒットした時の糸
切れを考慮してドラグ力を弱状態に設定して投擲を行う
時、釣糸を放出する際の投げる瞬間に仕掛けの重さでス
プ−ルが回転されることが防止されて指を損傷するこが
ないと共に、投擲が確実に出来る。
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7をスプ−ル
軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第2
ロック部材8を回り止め支持し、第2ロック部材8に軸
方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材9を第1ロ
ック部材7に係・脱可能とし、ベ−ル支持部材21、22の
釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転操作に連動して
連結部材9の係合部9bを第1ロック部材7の係合部7eに
係合させるように構成されている。仕掛の投擲の折りス
プ−ル5の回転が係止されると、魚がヒットした時の糸
切れを考慮してドラグ力を弱状態に設定して投擲を行う
時、釣糸を放出する際の投げる瞬間に仕掛けの重さでス
プ−ルが回転されることが防止されて指を損傷するこが
ないと共に、投擲が確実に出来る。
【0023】魚釣用スピニングリ−ルが前記のように構
成されると、仕掛の投擲の折りベ−ル支持部材21、22が
釣糸放出位置に反転された時、スプ−ル軸6に対してス
プ−ル5の回転が係止され、ドラグ機構を緩めて設定し
ても仕掛けの重さによるスプ−ル5の回転が防止されて
指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
又、仕掛の投擲後釣糸35がスプ−ル5に巻回される方向
にハンドル13が回転されると、ロ−タ4が正回転され、
反転機能レバ−32の他端がリ−ル本体1のカム1cに衝接
されて後方に押し込まれてベ−ル支持部材21、22が釣糸
巻取位置に反転され、釣糸放出後のベ−ル巻取位置への
復帰操作が自動的に行われる。更に反転機能レバ−32の
他端が後方に押し込まれると、連結部材9が後退されて
連結部材9の係合部9bが第1ロック部材7の係合部7eか
ら離脱されてスプ−ル5の回転不能状態の解除が自動的
に容易に行われてスプ−ル5の回転が自由になる。
成されると、仕掛の投擲の折りベ−ル支持部材21、22が
釣糸放出位置に反転された時、スプ−ル軸6に対してス
プ−ル5の回転が係止され、ドラグ機構を緩めて設定し
ても仕掛けの重さによるスプ−ル5の回転が防止されて
指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
又、仕掛の投擲後釣糸35がスプ−ル5に巻回される方向
にハンドル13が回転されると、ロ−タ4が正回転され、
反転機能レバ−32の他端がリ−ル本体1のカム1cに衝接
されて後方に押し込まれてベ−ル支持部材21、22が釣糸
巻取位置に反転され、釣糸放出後のベ−ル巻取位置への
復帰操作が自動的に行われる。更に反転機能レバ−32の
他端が後方に押し込まれると、連結部材9が後退されて
連結部材9の係合部9bが第1ロック部材7の係合部7eか
ら離脱されてスプ−ル5の回転不能状態の解除が自動的
に容易に行われてスプ−ル5の回転が自由になる。
【0024】図9から図13は第2実施例で、図9は魚釣
用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図、図10は連結
部材の斜視図、図11は第1ロック部材をリ−ル本体側か
ら見た斜視図、図12はスプ−ルと第1ロック部材と連結
部材が断面の背面図、図13はスプ−ルが回転不能状態の
魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面図、図10は連結
部材の斜視図、図11は第1ロック部材をリ−ル本体側か
ら見た斜視図、図12はスプ−ルと第1ロック部材と連結
部材が断面の背面図、図13はスプ−ルが回転不能状態の
魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図である。
【0025】第2実施例では、リ−ル本体1の前側とス
プ−ル5の間には図9のように第1ロック部材7′と第
2ロック部材8′と連結部材9′が設けられている。第
1ロック部材7′の板部7fは図11、図12のように変形小
判形に形成されている。板部7fの両端7b、7bはスプ−ル
5の大径の筒部5cの内周の軸線方向の溝5iに係合されて
軸方向に移動自在で周方向に回り止めされている。板部
7fの上面には大径で軸方向に短い筒部7gが形成されて内
周に周溝7hが形成されている。板部7fの下面には大径の
筒部7iが形成され、筒部7i外周の2箇所に軸方向のスリ
割7j、7jが形成されると共に下端に周溝7kが形成されて
いる。筒部7iの中には仕切り部7mが形成されて仕切り部
7mにスリ割7j、7jに連通する切欠き7n、7nと中心透孔7o
が形成されている。
プ−ル5の間には図9のように第1ロック部材7′と第
2ロック部材8′と連結部材9′が設けられている。第
1ロック部材7′の板部7fは図11、図12のように変形小
判形に形成されている。板部7fの両端7b、7bはスプ−ル
5の大径の筒部5cの内周の軸線方向の溝5iに係合されて
軸方向に移動自在で周方向に回り止めされている。板部
7fの上面には大径で軸方向に短い筒部7gが形成されて内
周に周溝7hが形成されている。板部7fの下面には大径の
筒部7iが形成され、筒部7i外周の2箇所に軸方向のスリ
割7j、7jが形成されると共に下端に周溝7kが形成されて
いる。筒部7iの中には仕切り部7mが形成されて仕切り部
7mにスリ割7j、7jに連通する切欠き7n、7nと中心透孔7o
が形成されている。
【0026】第2ロック部材8′は図9、図12のように
円板部8hの中心に回り止め透孔8iが穿設され、円板部8h
の下面の周囲に複数の突起が突出形成されて突起間の凹
部が係合部8jに構成されている。連結部材9′は金属や
合成樹脂で図9、図10のようにリング状の板部9eの一側
に大径の筒部9fが形成され、筒部9fの内周に中心方向に
向けて舌状の係合部9gが形成されている。
円板部8hの中心に回り止め透孔8iが穿設され、円板部8h
の下面の周囲に複数の突起が突出形成されて突起間の凹
部が係合部8jに構成されている。連結部材9′は金属や
合成樹脂で図9、図10のようにリング状の板部9eの一側
に大径の筒部9fが形成され、筒部9fの内周に中心方向に
向けて舌状の係合部9gが形成されている。
【0027】第1ロック部材7′と第2ロック部材8′
と連結部材9′が組み合わされる時、第1ロック部材
7′の両端がスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方
向の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り
止めされる。更に仕切り部7mの中心透孔7oに回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて周溝3bにEリング49が
嵌められて抜け止めされる。第1ロック部材7′の上面
の筒部7gの中に第2ロック部材8′が挿入されて周溝7h
にEリング50が嵌められて抜け止めされる。第2ロック
部材8′の回り止め透孔8iにはスプ−ル軸6の大径部6e
の回り止め部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止め
されて挿入される。第1ロック部材7′の下面の大径の
筒部7i外周には連結部材9′が軸方向に移動自在で周方
向に回り止め嵌合される。この時連結部材9′の舌状の
係合部9gは第1ロック部材7′のスリ割7j、7jと切欠き
7n、7nに挿入される。
と連結部材9′が組み合わされる時、第1ロック部材
7′の両端がスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方
向の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り
止めされる。更に仕切り部7mの中心透孔7oに回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて周溝3bにEリング49が
嵌められて抜け止めされる。第1ロック部材7′の上面
の筒部7gの中に第2ロック部材8′が挿入されて周溝7h
にEリング50が嵌められて抜け止めされる。第2ロック
部材8′の回り止め透孔8iにはスプ−ル軸6の大径部6e
の回り止め部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止め
されて挿入される。第1ロック部材7′の下面の大径の
筒部7i外周には連結部材9′が軸方向に移動自在で周方
向に回り止め嵌合される。この時連結部材9′の舌状の
係合部9gは第1ロック部材7′のスリ割7j、7jと切欠き
7n、7nに挿入される。
【0028】第1ロック部材7′の板部7fと連結部材
9′の板部9eの間に発条51が挾み込まれ、連結部材9′
は周溝7kに嵌められたOリング52で抜け止めされる。ロ
−タ4の大径の筒部4cの内側に軸線方向の凹溝と透孔4h
が形成されて前後方向に移動自在に嵌合された突き当て
杆28の先端部にはくの字形の発条53の一端が固定されて
いる。発条53の他端は連結部材9′の板部9eの裏面に当
接されている。ロ−タ4の前壁4bには適宜の深さの凹部
が形成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一
である。
9′の板部9eの間に発条51が挾み込まれ、連結部材9′
は周溝7kに嵌められたOリング52で抜け止めされる。ロ
−タ4の大径の筒部4cの内側に軸線方向の凹溝と透孔4h
が形成されて前後方向に移動自在に嵌合された突き当て
杆28の先端部にはくの字形の発条53の一端が固定されて
いる。発条53の他端は連結部材9′の板部9eの裏面に当
接されている。ロ−タ4の前壁4bには適宜の深さの凹部
が形成されている。他の構成は前記第1実施例と略同一
である。
【0029】第2実施例で仕掛が投擲されて釣糸35が遠
方へ放出される際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出
位置に反転されて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−
ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転されると、反転
機能レバ−32の他端は前進され、この反転機能レバ−32
の他端の前進でリ−ル本体1に設けられたカム1cに対し
衝接位置に臨まされる。更に図13のように反転機能レバ
−32の他端の前進で突き当て杆28が前進されて突き当て
杆28に固定された発条53で連結部材9′が前進される。
連結部材9′が前進されると、連結部材9′の一対の係
合部9gが第2ロック部材8′の一対の係合部8jに係合さ
れる。この係合でスプ−ル5に係合されて回り止めされ
た第1ロック部材7′に回り止めされた連結部材9′
と、スプ−ル軸6に回り止めされた第2ロック部材8′
が係合状態になるので、スプ−ル5の回転が係止され
る。
方へ放出される際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出
位置に反転されて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−
ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転されると、反転
機能レバ−32の他端は前進され、この反転機能レバ−32
の他端の前進でリ−ル本体1に設けられたカム1cに対し
衝接位置に臨まされる。更に図13のように反転機能レバ
−32の他端の前進で突き当て杆28が前進されて突き当て
杆28に固定された発条53で連結部材9′が前進される。
連結部材9′が前進されると、連結部材9′の一対の係
合部9gが第2ロック部材8′の一対の係合部8jに係合さ
れる。この係合でスプ−ル5に係合されて回り止めされ
た第1ロック部材7′に回り止めされた連結部材9′
と、スプ−ル軸6に回り止めされた第2ロック部材8′
が係合状態になるので、スプ−ル5の回転が係止され
る。
【0030】第2実施例では、スプ−ル5に軸方向に移
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7′をスプ−
ル軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第
2ロック部材8′を回り止め支持し、第1ロック部材
7′に軸方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材
9′を第2ロック部材8′に係・脱可能とし、ベ−ル支
持部材21、22の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転
操作に連動して連結部材9′の係合部9gを第2ロック部
材8′の係合部8jに係合させるように構成されている。
仕掛の投擲の折りスプ−ル5の回転が係止されると、魚
がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に
設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投げる瞬間
に仕掛けの重さでスプ−ルが回転されることが防止され
て指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7′をスプ−
ル軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第
2ロック部材8′を回り止め支持し、第1ロック部材
7′に軸方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材
9′を第2ロック部材8′に係・脱可能とし、ベ−ル支
持部材21、22の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転
操作に連動して連結部材9′の係合部9gを第2ロック部
材8′の係合部8jに係合させるように構成されている。
仕掛の投擲の折りスプ−ル5の回転が係止されると、魚
がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に
設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投げる瞬間
に仕掛けの重さでスプ−ルが回転されることが防止され
て指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
【0031】図14から図20は第3実施例で、図14は魚釣
用スピニングリ−ルの断面平面図、図15は図14の一部拡
大断面平面図、図16は第1ロック部材をリ−ル本体側か
ら見た斜視図、図17はスプ−ルと第1ロック部材と連結
部材が断面の背面図、図18は他方のベ−ル支持部材とロ
−タの他方の支持腕の要部を破截した拡大側面図、図19
は他方のベ−ル支持部材が反転された他方の支持腕の要
部を破截した拡大側面図、図20はスプ−ルが回転不能状
態の魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図であ
る。
用スピニングリ−ルの断面平面図、図15は図14の一部拡
大断面平面図、図16は第1ロック部材をリ−ル本体側か
ら見た斜視図、図17はスプ−ルと第1ロック部材と連結
部材が断面の背面図、図18は他方のベ−ル支持部材とロ
−タの他方の支持腕の要部を破截した拡大側面図、図19
は他方のベ−ル支持部材が反転された他方の支持腕の要
部を破截した拡大側面図、図20はスプ−ルが回転不能状
態の魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面側面図であ
る。
【0032】第3実施例では、リ−ル本体1の前側とス
プ−ル5の間には図14、図15のように第1ロック部材
7″と第2ロック部材8″と連結部材9″が設けられて
いる。第1ロック部材7″の板部7fの両端はスプ−ル5
の大径の筒部5cの内周の軸線方向の溝5iに係合されて軸
方向に移動自在で周方向に回り止めされている。板部7f
の上面には軸方向に大径の筒部7pが形成されて内周に周
溝7hが形成されている。板部7fの下面には図15、図16の
ように大径の筒部7iが形成され、筒部7i外周の2箇所に
板部7fに食い込む軸方向のスリ割7j、7jが形成されると
共に下端に周溝7kが形成されている。筒部7iの中には仕
切り部7mが形成されて仕切り部7mにスリ割7j、7jに連通
する切欠き7n、7nと中心透孔7oが形成されている。
プ−ル5の間には図14、図15のように第1ロック部材
7″と第2ロック部材8″と連結部材9″が設けられて
いる。第1ロック部材7″の板部7fの両端はスプ−ル5
の大径の筒部5cの内周の軸線方向の溝5iに係合されて軸
方向に移動自在で周方向に回り止めされている。板部7f
の上面には軸方向に大径の筒部7pが形成されて内周に周
溝7hが形成されている。板部7fの下面には図15、図16の
ように大径の筒部7iが形成され、筒部7i外周の2箇所に
板部7fに食い込む軸方向のスリ割7j、7jが形成されると
共に下端に周溝7kが形成されている。筒部7iの中には仕
切り部7mが形成されて仕切り部7mにスリ割7j、7jに連通
する切欠き7n、7nと中心透孔7oが形成されている。
【0033】第2ロック部材8″は図15、図17のように
円板部8hの中心に回り止め透孔8iが穿設され、円板部8h
の下面の周囲に複数の凹部からなる係合部8jが形成され
ている。連結部材9″は金属や合成樹脂で図15、図17の
ようにリング状の板部9eの一側に大径の筒部9fが形成さ
れ、筒部9fの内周に中心方向に向けて舌状の係合部9gが
形成されている。
円板部8hの中心に回り止め透孔8iが穿設され、円板部8h
の下面の周囲に複数の凹部からなる係合部8jが形成され
ている。連結部材9″は金属や合成樹脂で図15、図17の
ようにリング状の板部9eの一側に大径の筒部9fが形成さ
れ、筒部9fの内周に中心方向に向けて舌状の係合部9gが
形成されている。
【0034】第1ロック部材7″と第2ロック部材8″
と連結部材9″が組み合わされる時、第1ロック部材
7″の両端がスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方
向の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り
止めされる。更に仕切り部7mの中心透孔7oに回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて周溝3bにEリング54が
嵌められて抜け止めされる。第1ロック部材7″の上面
の筒部7pの中に第2ロック部材8″が挿入されて周溝7h
にOリング55が嵌められて抜け止めされる。第2ロック
部材8″の回り止め透孔8iにはスプ−ル軸6の大径部6e
の回り止め部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止め
されて挿入される。第1ロック部材7″の下面の大径の
筒部7i外周には連結部材9″が軸方向に移動自在で周方
向に回り止め嵌合される。この時連結部材9″の舌状の
係合部9gは第1ロック部材7″のスリ割7j、7jと切欠き
7n、7nに挿入される。
と連結部材9″が組み合わされる時、第1ロック部材
7″の両端がスプ−ル5の大径の筒部5cの内周の軸線方
向の溝5iに係合されて軸方向に移動自在で周方向に回り
止めされる。更に仕切り部7mの中心透孔7oに回転軸筒3
の先端部が回転自在に嵌合されて周溝3bにEリング54が
嵌められて抜け止めされる。第1ロック部材7″の上面
の筒部7pの中に第2ロック部材8″が挿入されて周溝7h
にOリング55が嵌められて抜け止めされる。第2ロック
部材8″の回り止め透孔8iにはスプ−ル軸6の大径部6e
の回り止め部6fが軸方向に移動自在で周方向に回り止め
されて挿入される。第1ロック部材7″の下面の大径の
筒部7i外周には連結部材9″が軸方向に移動自在で周方
向に回り止め嵌合される。この時連結部材9″の舌状の
係合部9gは第1ロック部材7″のスリ割7j、7jと切欠き
7n、7nに挿入される。
【0035】第1ロック部材7″の板部7fと連結部材
9″の板部9eの間に発条51が挾み込まれ、連結部材9″
は周溝7kに嵌められたOリング52で抜け止めされる。ロ
−タ4の大径の筒部4cの内側に軸線方向の凹溝と透孔4h
が形成されて前後方向に移動自在に引き板56が嵌合さ
れ、引き板56の先端部にはくの字形の発条57の一端が回
動自在に取り付けられている。発条57の他端は連結部材
9″の板部9eの裏面に当接されている。ロ−タ4の前壁
4bには適宜の深さの凹部が形成されている。
9″の板部9eの間に発条51が挾み込まれ、連結部材9″
は周溝7kに嵌められたOリング52で抜け止めされる。ロ
−タ4の大径の筒部4cの内側に軸線方向の凹溝と透孔4h
が形成されて前後方向に移動自在に引き板56が嵌合さ
れ、引き板56の先端部にはくの字形の発条57の一端が回
動自在に取り付けられている。発条57の他端は連結部材
9″の板部9eの裏面に当接されている。ロ−タ4の前壁
4bには適宜の深さの凹部が形成されている。
【0036】他方のベ−ル支持腕4g内には図18のように
反転機能レバ−58と回動レバ−59がビス33で固定された
カバ−34で覆われている。反転機能レバ−58の一端は他
方のベ−ル支持部材22に係合され、他端は回動レバ−59
にピン60で連結されている。回動レバ−59は一側がピ61
で他方のベ−ル支持腕4gに回動自在に軸承されている。
回動レバ−59の他側には太いピン軸62の一端が固定さ
れ、ピン軸62の他端は中心方向に向かって円弧状の透孔
4jを通して突出されて引き板56の長方形の透孔56a に挿
入されている。回動レバ−59の他端は他方のベ−ル支持
腕4gの基部4eから外部に突出可能で、突出時はリ−ル本
体1の上部に形成された図示しないリ−ル脚に設けられ
た衝接子63に衝接可能に臨まされる。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
反転機能レバ−58と回動レバ−59がビス33で固定された
カバ−34で覆われている。反転機能レバ−58の一端は他
方のベ−ル支持部材22に係合され、他端は回動レバ−59
にピン60で連結されている。回動レバ−59は一側がピ61
で他方のベ−ル支持腕4gに回動自在に軸承されている。
回動レバ−59の他側には太いピン軸62の一端が固定さ
れ、ピン軸62の他端は中心方向に向かって円弧状の透孔
4jを通して突出されて引き板56の長方形の透孔56a に挿
入されている。回動レバ−59の他端は他方のベ−ル支持
腕4gの基部4eから外部に突出可能で、突出時はリ−ル本
体1の上部に形成された図示しないリ−ル脚に設けられ
た衝接子63に衝接可能に臨まされる。他の構成は前記第
1実施例と略同一である。
【0037】第3実施例で仕掛が投擲されて釣糸35が遠
方へ放出される際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出
位置に反転されて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−
ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転されると、図1
9、図20のように反転機能レバ−58が前進され、この反
転機能レバ−58の前進で回動レバ−59が回動されると共
に回動レバ−59の他端は他方のベ−ル支持腕4gの基部4e
から外部に突出される。回動レバ−59が回動されると太
いピン軸62が回動されて引き板56がリ−ル本体1側に引
かれ、くの字形の発条57の他端で連結部材9″が押し上
げられる。連結部材9″が押し上げられると、第2ロッ
ク部材8″の複数の凹部からなる係合部8jの2つに連結
部材9″の舌状の係合部9gが係合される。この係合でス
プ−ル5に係合されて回り止めされた第1ロック部材
7″に回り止めされた連結部材9″と、スプ−ル軸6に
回り止めされた第2ロック部材8″が係合状態になるの
で、スプ−ル5の回転が係止される。
方へ放出される際は、ベ−ル支持部材21、22が釣糸放出
位置に反転されて釣竿が勢いよく振り下ろされる。ベ−
ル支持部材21、22が釣糸放出位置に反転されると、図1
9、図20のように反転機能レバ−58が前進され、この反
転機能レバ−58の前進で回動レバ−59が回動されると共
に回動レバ−59の他端は他方のベ−ル支持腕4gの基部4e
から外部に突出される。回動レバ−59が回動されると太
いピン軸62が回動されて引き板56がリ−ル本体1側に引
かれ、くの字形の発条57の他端で連結部材9″が押し上
げられる。連結部材9″が押し上げられると、第2ロッ
ク部材8″の複数の凹部からなる係合部8jの2つに連結
部材9″の舌状の係合部9gが係合される。この係合でス
プ−ル5に係合されて回り止めされた第1ロック部材
7″に回り止めされた連結部材9″と、スプ−ル軸6に
回り止めされた第2ロック部材8″が係合状態になるの
で、スプ−ル5の回転が係止される。
【0038】仕掛の投擲後釣糸35がスプ−ル5に巻回さ
れる方向にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回
転されてピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正
回転される。ロ−タ4が正回転されると、他方のベ−ル
支持腕4gの基部4eから外部に突出されいる回動レバ−59
の他端が衝接子63に衝接されて回動されることで反転機
能レバ−58が後退されてベ−ル支持部材21、22が釣糸放
出状態から釣糸巻取状態へ反転され、引き板56が前進さ
れてくの字形の発条57の他端による連結部材9″が押し
上げが解除される。連結部材9″の押し上げが解除され
ると、係合部8jと係合部9gの係合が離脱されてスプ−ル
5の回転が自由になる。
れる方向にハンドル13が回転されると、駆動歯車2が回
転されてピニオン3aを介して回転軸筒3とロ−タ4が正
回転される。ロ−タ4が正回転されると、他方のベ−ル
支持腕4gの基部4eから外部に突出されいる回動レバ−59
の他端が衝接子63に衝接されて回動されることで反転機
能レバ−58が後退されてベ−ル支持部材21、22が釣糸放
出状態から釣糸巻取状態へ反転され、引き板56が前進さ
れてくの字形の発条57の他端による連結部材9″が押し
上げが解除される。連結部材9″の押し上げが解除され
ると、係合部8jと係合部9gの係合が離脱されてスプ−ル
5の回転が自由になる。
【0039】第3実施例では、スプ−ル5に軸方向に移
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7″をスプ−
ル軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第
2ロック部材8″を回り止め支持し、第1ロック部材
7″に軸方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材
9″を第2ロック部材8″に係・脱可能とし、ベ−ル支
持部材21、22の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転
操作に連動して連結部材9″の係合部9gを第2ロック部
材8″の係合部8jに係合させるように構成されている。
仕掛の投擲の折りスプ−ル5の回転が係止されると、魚
がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に
設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投げる瞬間
に仕掛けの重さでスプ−ルが回転されることが防止され
て指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
動可能にかつ回り止めした第1ロック部材7″をスプ−
ル軸6に対して回転可能に支持し、スプ−ル軸6上に第
2ロック部材8″を回り止め支持し、第1ロック部材
7″に軸方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材
9″を第2ロック部材8″に係・脱可能とし、ベ−ル支
持部材21、22の釣糸巻取位置から釣糸放出位置への反転
操作に連動して連結部材9″の係合部9gを第2ロック部
材8″の係合部8jに係合させるように構成されている。
仕掛の投擲の折りスプ−ル5の回転が係止されると、魚
がヒットした時の糸切れを考慮してドラグ力を弱状態に
設定して投擲を行う時、釣糸を放出する際の投げる瞬間
に仕掛けの重さでスプ−ルが回転されることが防止され
て指を損傷するこがないと共に、投擲が確実に出来る。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0041】仕掛の投擲の折りベ−ル支持部材が釣糸放
出位置に反転された時、スプ−ル軸に対してスプ−ルの
回転が係止され、ドラグ機構を緩めて設定しても仕掛け
の重さによるスプ−ルの回転が防止されて指を損傷する
こがないと共に、投擲が確実に出来る。又、仕掛の投擲
後釣糸がスプ−ルに巻回される方向にハンドルが回転さ
れると、ロ−タが正回転され、反転機構でベ−ル支持部
材が釣糸巻取位置に反転され、釣糸放出後のベ−ル巻取
位置への復帰操作が自動的に行われる。更にベ−ル支持
部材が釣糸巻取位置に反転されると、連結部材が後退さ
れて連結部材がロック部材から離脱され、スプ−ルの回
転不能状態の解除が自動的に容易に行われてスプ−ルの
回転が自由になる等優れた効果を奏する魚釣用スピニン
グリ−ルを提供することが出来る。
出位置に反転された時、スプ−ル軸に対してスプ−ルの
回転が係止され、ドラグ機構を緩めて設定しても仕掛け
の重さによるスプ−ルの回転が防止されて指を損傷する
こがないと共に、投擲が確実に出来る。又、仕掛の投擲
後釣糸がスプ−ルに巻回される方向にハンドルが回転さ
れると、ロ−タが正回転され、反転機構でベ−ル支持部
材が釣糸巻取位置に反転され、釣糸放出後のベ−ル巻取
位置への復帰操作が自動的に行われる。更にベ−ル支持
部材が釣糸巻取位置に反転されると、連結部材が後退さ
れて連結部材がロック部材から離脱され、スプ−ルの回
転不能状態の解除が自動的に容易に行われてスプ−ルの
回転が自由になる等優れた効果を奏する魚釣用スピニン
グリ−ルを提供することが出来る。
【図1】第1実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
断面平面図である。
断面平面図である。
【図2】同魚釣用スピニングリ−ルの要部拡大断面平面
図である。
図である。
【図3】同第1ロック部材と連結部材と第2ロック部材
とスプ−ル軸の分解斜視図である。
とスプ−ル軸の分解斜視図である。
【図4】同スプ−ルの断面背面図と第1ロック部材の背
面図である。
面図である。
【図5】同連結部材の底面図である。
【図6】同釣糸案内ロ−ラ−を取り付けた一方のベ−ル
支持部材とロ−タとスプ−ルの側面図である。
支持部材とロ−タとスプ−ルの側面図である。
【図7】同他方のベ−ル支持部材とロ−タとスプ−ルの
側面図である。
側面図である。
【図8】同スプ−ルが回転不能状態の魚釣用スピニング
リ−ルの要部拡大断面平面図である。
リ−ルの要部拡大断面平面図である。
【図9】第2実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの要部
拡大断面平面図である。
拡大断面平面図である。
【図10】同連結部材の斜視図である。
【図11】同第1ロック部材をリ−ル本体側から見た斜視
図である。
図である。
【図12】同スプ−ルと第1ロック部材と連結部材が断面
の背面図である。
の背面図である。
【図13】同スプ−ルが回転不能状態の魚釣用スピニング
リ−ルの要部拡大断面側面図である。
リ−ルの要部拡大断面側面図である。
【図14】第3実施例で、魚釣用スピニングリ−ルの断面
平面図である。
平面図である。
【図15】同図14の一部拡大断面平面図である。
【図16】同第1ロック部材をリ−ル本体側から見た斜視
図である。
図である。
【図17】同スプ−ルと第1ロック部材と連結部材が断面
の背面図である。
の背面図である。
【図18】同他方のベ−ル支持部材とロ−タの他方の支持
腕の要部を破截した拡大側面図である。
腕の要部を破截した拡大側面図である。
【図19】同他方のベ−ル支持部材が反転された他方の支
持腕の要部を破截した拡大側面図である。
持腕の要部を破截した拡大側面図である。
【図20】同スプ−ルが回転不能状態の魚釣用スピニング
リ−ルの要部拡大断面側面図である。
リ−ルの要部拡大断面側面図である。
4 ロ−タ 5 スプ−ル 6 スプ−ル軸 7、7′、7″ 第1ロック部材 7e、8j、9b、9g 係合部 8、8′、8″ 第2ロック部材 9、9′、9″ 連結部材 13 ハンドル 21、22 ベ−ル支持部材 35 釣糸
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンドル操作に連動回転するロ−タにベ
−ル支持部材を釣糸巻取位置と釣糸放出位置に反転自在
に支持し、該ロ−タの回転によりスプ−ル軸にドラグ機
構を介して回転可能に支持されたスプ−ルに釣糸を巻回
するようにした魚釣用スピニングリ−ルにおいて、前記
スプ−ルに軸方向に移動可能にかつ回り止めした第1ロ
ック部材を前記スプ−ル軸に対して回転可能に支持し、
前記スプ−ル軸上に第2ロック部材を回り止め支持し、
前記第1ロック部材と第2ロック部材の何れか一方に軸
方向に移動可能にかつ回り止めした連結部材を前記第1
ロック部材と第2ロック部材の何れか他方のロック部材
に係・脱可能とし、前記ベ−ル支持部材の釣糸巻取位置
から釣糸放出位置への反転操作に連動して前記連結部材
の係合部を他方のロック部材の係合部に係合させてベ−
ルの釣糸放出位置でスプ−ルを回転不能状態とし、該ベ
−ルの釣糸巻取位置でスプ−ルを回転可能状態に夫々切
換可能とすると共に前記ロ−タの巻取方向の回転で前記
ベ−ル支持部材を釣糸放出位置から釣糸巻取位置に反転
機構を介して復帰可能としたことを特徴とする魚釣用ス
ピニングリ−ル。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18564996A JP3256138B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 魚釣用スピニングリ−ル |
KR1019960043795A KR100404686B1 (ko) | 1995-10-04 | 1996-10-04 | 낚시용스피닝릴 |
EP96118303A EP0774206B1 (en) | 1995-11-14 | 1996-11-14 | Spinning reel for fishing |
DE69606497T DE69606497T2 (de) | 1995-11-14 | 1996-11-14 | Angelwinde |
US08/748,863 US5820053A (en) | 1995-11-14 | 1996-11-14 | Spinning reel for fishing having a mechanism for securing the spool during fishline casting |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18564996A JP3256138B2 (ja) | 1996-06-26 | 1996-06-26 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH104841A true JPH104841A (ja) | 1998-01-13 |
JP3256138B2 JP3256138B2 (ja) | 2002-02-12 |
Family
ID=16174470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18564996A Expired - Fee Related JP3256138B2 (ja) | 1995-10-04 | 1996-06-26 | 魚釣用スピニングリ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3256138B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009044459B4 (de) | 2008-11-07 | 2019-09-05 | Denso Corporation | Stator für eine dynamoelektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung desselben |
-
1996
- 1996-06-26 JP JP18564996A patent/JP3256138B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102009044459B4 (de) | 2008-11-07 | 2019-09-05 | Denso Corporation | Stator für eine dynamoelektrische Maschine und Verfahren zur Herstellung desselben |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3256138B2 (ja) | 2002-02-12 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |