JP2535336Y2 - 両軸受けリールのブレーキ機構 - Google Patents

両軸受けリールのブレーキ機構

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JP2535336Y2
JP2535336Y2 JP2132891U JP2132891U JP2535336Y2 JP 2535336 Y2 JP2535336 Y2 JP 2535336Y2 JP 2132891 U JP2132891 U JP 2132891U JP 2132891 U JP2132891 U JP 2132891U JP 2535336 Y2 JP2535336 Y2 JP 2535336Y2
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Ryobi Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は両軸受リールに関するの
もであり、更に詳しくは、魚釣用両軸受リールのブレー
キ機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】両軸受リールに用いられるブレーキ機構
としては特開昭59-85241号公報や実開平1-84596号公報
に記載されているような機構が一般に知られている。
【0003】上記の特開昭59-85241号公報において開示
されているブレーキ機構は一対の側枠間に、スプールを
支持するスプール軸を回転自在に支持し、ハンドルに連
結されたリール駆動機構により該スプールを回転駆動
し、上記スプール上に釣糸を巻取る構造とした両軸受リ
ールであって、前記リール駆動機構に回転制御体を設
け、該回転制御体は上記ハンドルによる巻取駆動時に上
記駆動機構と共に回転する一方、上記スプールの逆回転
時においては上記駆動機構に回動抵抗を与える摩擦機構
を有しているものであることを特徴とするものである。
【0004】更に、上記実開平1−84569号公報に
おいて開示されているブレーキ機構は、スプール軸に対
し結合/離脱若しくは着脱自在に嵌合したピニオンと、
リール本体に基端が回転自在に支持され、先端にハンド
ルを付設したマスターギヤー軸のマスターギヤーとを噛
合してなるリール用のブレーキ機構であって、上記マス
ターギヤー軸の軸受にフランジを形成し、該軸受をリー
ル本体の側蓋に軸方向にのみ移動可能に嵌合して、その
フランジと側蓋の間にワッシャー、ラチェット等を回転
可能に嵌合配置すると共に、該軸受の上記側蓋のハンド
ルとの間にブレーキ調整カム部、ブレーキ調節レバー、
バネワッシャーを介在させてプリセットネジを螺合し、
一方上記マスターギヤーとラチェットをリール逆転時の
み係合させる一方向係合装置を介して連結してなること
を特徴とするブレーキ機構である。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記特開昭59−85
241号公報のブレーキ機構にあっては釣糸が放出され
る際、即ち、ハンドル及びスプールが逆回転する際に、
マスター軸と共にブレーキ調整ツマミも逆転するため、
逆回転時においてはブレーキの調整をすることが出来な
いという問題があった。
【0006】更に、上記実開平1-84569号公報のブレー
キ機構の一方向係合装置にあっては、マスターギヤーの
側面に爪軸で爪を回動自在に軸支し、一端を上記マスタ
ーギヤー軸に、他端を上記爪にそれぞれ掛止して爪軸に
外装したバネにより上記爪をラチェットと係合する方向
に付勢させている。マスターギヤーの正転時(釣糸の巻
取り時)に上記爪はラチェットにより押圧され、バネの
付勢力に抗して内側方向に回動される。その結果、爪と
ラチェットの係合が解かれた状態でマスターギヤーが回
転することとなる。爪は回転するラチェットの歯車部に
よって内側方向に押圧され、歯車部が通過した後、再び
バネの付勢力で外側方向に押し戻される。この押し戻さ
れる際に、爪部がラチェット等に衝突して音が生じる。
即ち、マスターギヤーの正転が連続すると、この音も連
続的に発生することとなる。この種のリールを使用する
釣りにおいては、魚への影響や他の釣人への配慮等から
騒音の発生を極力抑える必要があることからこの種の音
の発生は大きな問題となっていた。
【0007】本考案は上記問題点に鑑みなされたもので
あって、マスターギヤー逆転時(即ち、ハンドル及びス
プール逆転時)においてのみブレーキがかかり、容易に
そのブレーキ力調整をなすことが出来ブレーキ力による
糸切れ、バックラッシュを防止し得る両軸受リールブレ
ーキ機構を提供することを目的としている。
【0008】更に、本考案は騒音の発生を極力抑えつつ
容易にブレーキ力の調整を行い得る両軸受リールのブレ
ーキ機構を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は一端がハンドルに接続されたハンドル軸がリ
ール本体内部に枢支されており、前記リール本体に固定
された軸受と、上記ハンドル軸の他端に嵌合されたマス
ターギヤと、スプール軸上に該マスターギヤに対して着
脱自在に設けられたピニオンと、上記軸受に枢支された
ラチェットと、上記ラチェットと係合可能な爪部と、該
爪部を回動自在にマスターギヤに軸着するための爪軸
と、ラチェットに摩擦力の増減を図ることによってブレ
ーキ力の調整を行う両軸受リールのブレーキ機構におい
て、上記爪部を案内し該爪部とラチェットとの着脱を行
う弾性部材を軸受の一側端に把持すると共に、上記爪部
に長孔を設け、該長孔部に上記弾性部材の一端を挿入
し、上記マスターギヤの逆転時にラチェットと爪とが係
合し、正転時だけラチェットと爪部の係合が解かれるよ
うに構成してなることを特徴とする両軸受リールのブレ
ーキ機構を提供するものである。
【0010】
【作用】本考案の両軸受リールのブレーキ機構によれば
マスターギヤ逆転時においては爪部がマスターギヤの逆
転及び弾性部材の把持による摩擦力にてマスターギヤの
外周方向に案内されラチェットとを係合する。その結
果、マスターギヤはラチェットと一体的に回転し、必要
なブレーキ力が発生する。一方、マスターギヤ正転時に
おいては上記爪部材はマスターギヤの正転及び上記弾性
部材の付勢力によってマスターギヤの中心方向に押圧さ
れ、ラチェットとの係合、接触は解除される。その結
果、マスターギヤは単独で回転することとなる。
【0011】
【実施例】以下、第1図乃至第5図に従って本考案の第
1の実施例に係る両軸受リールのブレーキ機構について
詳述する。尚、本明細書において、正転方向とはリール
に釣糸を巻取る際のそれぞれ部材の回転方向を、又、逆
転方向とはリールから釣糸が放出される際のそれぞれ部
材の回転方向を指称するものとする。
【0012】図1に示すように本実施例のブレーキ機構
が使用される両軸受リールはリール駆動機構、ブレーキ
機構等を内蔵した本体1と、リールを駆動するためのハ
ンドル20とから主に構成されている。
【0013】リール駆動機構はその一端が上記ハンドル
20に固着され、該ハンドルの回転をリール本体内に伝
達するハンドル軸12と、上記本体1上に設けられたス
プール30を回転させるスプール軸31と、上記ハンド
ル軸12の他端に固着され該ハンドル軸12の回転運動
をスプール軸31に伝達するマスターギヤー5とから構
成される。上記スプール軸31のマスターギヤー5との
接続部分には該軸31と結合/離脱若しくは着脱自在に
構成されたピニオン6が形成されており、該ピニオン6
とマスターギヤー5とが噛合している。尚、ピニオン6
スプール軸31に対する固定/釈放は不図示のクラッ
チ機構によって行われる。該クラッチ機構により上記ピ
ニオン6をスプール軸31と固定した際には、ハンドル
20とスプール30はハンドル軸12、マスターギヤー
5、ピニオン6、スプール軸31を介して連動されるこ
ととなり、ハンドル20の回転はスプール30に伝達さ
れることとなる。一方、上記クラッチの操作によって上
記ピニオン6がスプール軸31に対して離脱された際に
は、ハンドル20とスプール30の連結はピニオン6と
マスターギヤー5間で途切れ、スプール30の回転はハ
ンドル20に伝達されなくなる。この釈放操作は通常釣
糸の放出時に行なわれるものである。
【0014】つぎに図2乃至図5に従って上記ブレーキ
機構について詳述する。ブレーキ機構は上記ハンドル軸
12が挿通されている軸受13と、ブレーキ力の調整を
行うためのブレーキ調整レバー4と、ブレーキ力の微調
整を行うためのプリセットネジ10と、ラチェット3
と、該ラチェット3に係合可能な爪16と、該爪16を
回動可能に支持する爪軸7と、該爪16を付勢するため
のガイドスプリング15と、ワッシャ8、9とから主に
構成されている。軸受13は欠円部を形成された円筒状
の形状を有している。そして、軸受13は本体1の側蓋
2に形成された孔部に、軸方向にのみ移動可能に回り止
め嵌合されている。図5に示すように、軸受13の内端
には外側方向に突出したフランジ13aが延設されてい
る。上記軸受13上においては、上記フランジ13aと
側蓋2との間には2枚のワッシャ8、8及びこれらには
さまれたラチェット3が軸受13に対してそれぞれ回転
可能な状態で重層的に外装されている。
【0015】図5に示すように、軸受13上には、本体
1の側蓋2の外側(ハンドル側)方向にブレーキ調整レ
バー4が挿通され、更に、2枚のバネワッシャ9、9と
を介してプリセットネジ10が軸受13上に形成された
雄ネジ部上に進退自在に螺合されている。上記側蓋2と
ブレーキ調整レバー4は当接しており、それぞれの当接
面には、カム部2a及び4aが形成されている。この結
果、ブレーキ調節レバー4を軸受13を中心に回転させ
ることにより、両カム部の当接状態が変化し、ブレーキ
力の調整が行い得るものである。
【0016】この種のブレーキ力調節機構は実開平1−
84569号公報において開示されているものである。
具体的には、ブレーキ調整レバー4を回転させることに
より、側蓋2上のカム部2aとブレーキ調整レバー4上
のカム部4aの当接状態が変化し、側蓋2に対しその軸
方向には移動可能な軸受13はハンドル20方向若しく
はマスターギヤ5方向に移動する。ハンドル20方向に
移動した場合には、軸受13のフランジ13aと側蓋2
の内側面間の距離が縮まり、ワッシャ8、8とラチェッ
ト3との間の摩擦保持力が増大する。この結果、ラチェ
ット3は回転しにくくなる。一方、軸受13がマスター
ギヤ5方向に移動すると軸受13のフランジ13aと側
蓋2の内側面の距離が増大し、上記の場合とは反対にワ
ッシャ8、8とラチェット3との間の摩擦保持力が減少
し、ラチェット3は回転し易くなる。更に、プリセット
ネジ10がハンドル軸12上に進退可能に螺合されてい
るため、プリセットネジ10を前進/後退させること
で、ワッシャ8、8とラチェット3との間の当接状態
(摩擦保持力)を変化させることによっても、同様にラ
チェット3の回転に必要な力を変化させることができ
る。このラチェット3の回転に必要な力を変化させるこ
とによってブレーキ力の調整を行うことが可能とされる
ものである。
【0017】上記ブレーキ機構には、更に、マスターギ
ヤー5等の逆転時のみブレーキ力を生じさせるための一
方向係合装置が含まれる。この一方向係合装置はラチェ
ット3の歯車部3aと選択的に係合可能な爪部16と、
該爪部を回動自在に軸支する爪軸7と、上記爪部16を
付勢するガイドスプリング15とから構成される。爪軸
7の一端はマスターギヤ5に固定されており、他端には
上記爪部16が回動自在に連結されている。この爪部1
6には長孔16aが穿設され、該長孔16aには軸受1
3の溝部13bに装着されたガイドスプリング15の足
部15aが挿入されている。
【0018】該ガイドスプリング足部15aは長孔16
a内を摺動可能であり、マスターギヤー5等の逆転時に
は爪部16をマスターギヤー外周方向に爪軸7を中心と
して回動させ、ラチェット3の歯車部3aに係合し得る
(図3)ように構成されている。この係合によって、ラ
チェット3とマスターギヤー5は一体的に回転すること
とななる。
【0019】一方、マスターギヤー5等の正転時におい
ては、該足部15aは長孔16a内を摺動し、爪部16
をマスターギヤー5の中心方向に押圧回動させ、爪部1
6とラチェット3の歯車部の係合のみならず両者間の接
触をも解除させる(図4)。この係合、接触の解除によ
って、マスターギヤー5はブレーキ調整機構のラチェッ
ト3等の部材とは切り放されて単独で回転し得るもので
ある。
【0020】つぎに、上記実施例の両軸受リールの動作
について説明する。釣糸巻取り動作時(正転時)に使用
者がハンドル20を回転させると、これに連結されたハ
ンドル軸12が回転する。更に、ハンドル軸12はマス
ターギヤー5、ピニオンギヤ6、スプール軸31を介し
てスプール30に伝達され、該スプール30が正転方向
に回転し、釣糸がスプール30上に巻取られることとな
る。この際、上記一方向係合装置が作用し、爪部16は
マスターギヤー5の中心方向に押圧回動させられる。即
ち、正転時にはマスターギヤ5及びこれに固定された爪
軸7さらには該爪軸7に枢着された爪部16は図4にお
ける時計まわり方向に回転することとなる。この時、ガ
イドスプリング15の足部15aは爪部16の長孔16
aの爪軸7とは反対側の端部に位置することとなる。ガ
イドスプリング15は軸受13の溝部13bに軸を把持
(若しくは掴持)する方向に弾性をもって嵌め込まれて
いるので、軸受13が回転すると共に回転しようとする
が、ガイドスプリング15が軸受13の溝部13bに把
持される力より大きい力が作用すると軸受13だけが回
ってガイドスプリング15は静止する。一方、爪部16
は自由回転するごとく爪軸7に軸支されているので爪部
16の長孔16aに嵌合するガイドスプリング15の足
部15aの力を受けて軸受13の回転方向によって例え
ば図3に図示する矢印方向に軸受13が回転すると爪部
16の先端は軸受13に近づく方向へ回転し、又、図4
に示す矢印方向に軸受13が回転すると爪部16の先端
はマスターギヤ5に近づく方向に回転して移動しようと
する構成となっているので、爪部16は爪軸7を中心と
してマスターギヤ5の中心方向に押圧回動させられるも
のである。その結果、爪部16とラチェット3の歯車部
3aとの係合、接触は解除され(図4)、マスターギヤ
5はブレーキ機構と切り放され独自に回転する。このと
き、歯車部3aと爪部16間では係合のみならず、両者
の接触も解除されているので、マスターギヤ5の回転と
共に爪部16が回転する際、該爪部16がラチェット3
の歯車部3aに接触することがなく従来例のように音が
発生することがない。
【0021】魚の引き等によってリールが逆転すると、
マスターギヤ5等は反時計まわり方向に回転することと
なる。逆転開始時においてはガイドスプリング15の足
部15aは長孔16aの爪軸7側と反対側の端部(図4
に示す位置)に位置する。逆回転が進むにしたがって該
足部15aは長孔16a内を爪軸7側端部まで摺動す
る。この間、ガイドスプリング15は軸受13、マスタ
ーギヤー5に対して回転しない。このため爪部16はマ
スタギヤー5の回転に伴って、爪軸7を中心にマスター
ギヤ5の外周方向に回動する。この際、爪部16にはガ
イドスプリング15による中心方向への付勢力が働いて
いるが、上記外周方向への回動は、この付勢力にマスタ
ーギヤ5の逆転によって生じた外周方向への力が打ち勝
って生じるものである。この回動により、爪部16はマ
スターギヤ5の外周方向に押圧され、ラチェット3の歯
車部3aと係合しする。この結果、マスターギヤー5と
ラチェット3が一体的に回転することとなる。このた
め、上記のようにブレーキ調整レバー4を回転させ(図
2)若しくはプリセットネジ10を回転させておくこと
によってラチェット3とこれを挟むワッシャ8、8間の
摩擦力を変化させ、マスターギヤー5の回転を制御し、
ひいてはリール逆転時のブレーキ力を調節し得ることと
なる。
【0022】尚、ブレーキ調整レバー4及びプリセット
ネジ10は側蓋2に対し回転不可能に固定された軸受1
3の外側に配置されているのでハンドル逆転時において
も該ブレーキ調整レバー4及びプリセットネジ10は回
転することはない。
【0023】図6は本考案の第2の実施例を示すもので
ある。基本的な構成は上記の第1の実施例と同じである
が、ブレーキ調整レバー4’が軸受13に対して前進/
後退可能に螺合されている点が異なる。本実施例におい
てはブレーキ調整レバー4’を軸受13上で前進若しく
は後退させることによって、ラチェット3とワッシャ
8、8間の摩擦力を変化させることによってブレーキ力
の調整が達成されるものである。又、止め輪11でプリ
セットネジ10のゆるみすぎを防止し、プリセットネジ
10とハンドルステイとの接触を防止している。又、O
リング14によってプリセットネジ10をゆるめた際に
生じるブレーキ調整レバー4のがたつきの発生を防止し
ている。
【0024】尚、本考案は上記実施例に限定されること
なく、種々の変更が可能なものである。
【0025】
【考案の効果】上記のように本考案に係る両軸受リール
のブレーキ機構においては一方向係合装置の作用により
リールの逆転時のみにおいてブレーキをかけることが出
来、かつブレーキ力の調整も容易に行うことができブレ
ーキ力による糸切れ、バックラッシュを防止することが
できる。
【0026】更に、リール逆転時に該一方向係合装置の
爪部がラチェットの歯車部と接触しないため、爪部とラ
チェットの歯車部との接触に起因する騒音の発生が防止
されるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例にかかる両軸受リールの
要部のみを断面にした正面図。
【図2】第1の実施例のブレーキ調整レバーの動きを示
す説明図。
【図3】第1実施例のマスターギヤ逆転時における図1
の−断面図。
【図4】第1実施例のマスターギヤ正転時における図1
の−断面図。
【図5】図1の断面部分を拡大した正面図。
【図6】本考案の第2の実施例にかかる両軸受リールの
要部のみを断面にした正面図。
【符号の説明】
1 リール本体 3 ラチェット 4 ブレーキ調整レバー 5 マスターギヤー 6 ピニオン 7 爪軸 8 ワッシャ 13 軸受 15 ガイドスプリング 16 爪部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端がハンドルに接続されたハンドル軸
    がリール本体内部に枢支されており、前記リール本体に
    固定された軸受と、上記ハンドル軸の他端に嵌合された
    マスターギヤと、スプール軸上に該マスターギヤに対し
    て着脱自在に設けられたピニオンと、上記軸受に枢支さ
    れたラチェットと、上記ラチェットと係合可能な爪部
    と、該爪部を回動自在にマスターギヤに軸着するための
    爪軸と、ラチェットに摩擦力の増減を図ることによって
    ブレーキ力の調整を行う両軸受リールのブレーキ機構に
    おいて、上記爪部を案内し該爪部とラチェットとの着脱
    を行う弾性部材を軸受の一側端に把持すると共に、上記
    爪部に長孔を設け、該長孔部に上記弾性部材の一端を挿
    入し、上記マスターギヤの逆転時にラチェットと爪とが
    係合し、正転時だけラチェットと爪部の係合が解かれる
    ように構成してなることを特徴とする両軸受リールのブ
    レーキ機構。
JP2132891U 1991-03-11 1991-03-11 両軸受けリールのブレーキ機構 Expired - Lifetime JP2535336Y2 (ja)

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JPH0523872U JPH0523872U (ja) 1993-03-30
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