JP3557103B2 - 魚釣用リ−ル - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、スプ−ルに釣り糸を巻き取る際に駆動歯車が滑ることなくハンドル軸の回転駆動力が完全にスプ−ルに伝達される駆動力直結型魚釣用リ−ルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の魚釣用リ−ルは、例えば特開昭59−35241 号公報や実開平4−100381号公報で見られるように、ハンドル軸に駆動歯車が一体的に設けられてスプ−ルを直結状態で巻き取りでき、そして、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時にスプ−ルに回転抵抗を付与するために、一方向クラッチ(ラチェット式や転がり式一方向クラッチ等で構成)を介して逆回転時のみハンドル軸と一体回転する回転体を軸方向に押圧して該回転体の回転に回転抵抗を付与する制動機構を備えており、該制動機構は、ハンドル軸に進退自在に螺合した調節体を回転操作して前記回転体を軸方向に押圧することで該回転体の摩擦結合力を強弱に調節、つまり、制動力の調節が行えるように構成されている。
【0003】
しかしながら、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時には、ハンドル軸に螺合した制動力を調節する調節体も一緒に回転してしまうので、魚が掛かり釣り糸が引き出されている時にドラグ力の設定を変更したくてもハンドルを停止する必要があり、それを行うと釣り糸(ハリス)が切れる可能性があると共に状況に対応したドラグ力の設定ができないと釣り糸が不必要に引き出されてしまい、適切な魚との対応ができず、釣果に影響を及ぼしてしまう等の課題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、ハンドル軸に駆動歯車が一体的に設けられてスプ−ルを直結状態で巻き取りできる駆動機構で、ハンドル軸に制動力を調節する調節体も螺合しているので、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時に調節体も一緒に回転してしまい、ドラグ力の設定を変更したくてもハンドルを停止する必要があり、それを行うと釣り糸(ハリス)が切れる可能性があると共に状況に対応したドラグ力の設定の変更操作をトラブルなく容易に行えず、釣り糸が不必要に引き出されてしまい、適切な魚との対応ができず、釣果に影響を及ぼしてしまうことである。
【0005】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣り糸引き出し時において、ドラグ力の設定の変更操作をトラブルなく容易に行える魚釣用リ−ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルを巻き取り駆動する駆動機構の駆動歯車をハンドル軸と一体回転するように直結すると共に該駆動歯車とハンドル軸の釣り糸繰り出し方向の回転を阻止する回転規制体を一方向クラッチを介して連結し、該回転規制体の回転方向の阻止力を発生する制動機構と、該制動機構の制動力を調節する調節体を備えた魚釣用リ−ルにおいて、
前記リール本体の側板に突出形成された軸筒部の内側に前記制動機構を収容する凹部を形成すると共に、前記調節体を前記軸筒部の外周に螺合し、該調節体の回転操作により押圧部材を介して前記制動機構の制動力を調節することにより前記回転規制体の回転方向の阻止力を調節可能としたことを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、釣り糸19引き出し時のスプ−ル12の回転に制動力を付与する調節体8を、ハンドル軸24と離間してリ−ル本体Aの右側側板2に回転可能に支持して回転規制体9、9′の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸19引き出し時に調節体8は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体8を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図5は第1実施例で、図1は魚釣用リ−ルの要部断面平面図、図2はハンドル側の拡大要部断面平面図、図3は回転規制体ところがり式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図、図4は回転規制体の要部拡大平面図、図5はころがり式一方向クラッチ位置を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【0009】
リ−ル本体Aは側枠1と側枠1の左右両側枠1a、1bに取り付けられた左側側板10と右側側板2で構成されている。
側枠1は左右両側枠1a、1bと図示しない支柱とリ−ル脚11の固定板1cと指載せ板1dが一体的に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持されている。
両側枠1a、1b間にはスプ−ル12が回転可能に支持され、スプ−ル12が固定されたスプ−ル軸3は側枠1a側に取り付けられたスプ−ルカバ−4に取り付けられた一方の軸受13と側枠1b側のスプ−ルカバ−5に取り付けられた他方の軸受14で回転可能に軸承されている。
スプ−ルカバ−5に取り付けられた他方の軸受14の右側には軸受15が取り付けられ、右側側板2に軸受16が取り付けられて軸受15にピニオン6の大径の軸筒6aが、軸受16にピニオン6の小径の軸筒6bが夫々回転自在にかつ軸方向に移動可能に軸承されている。
ピニオン6の中心孔に押圧軸杆17が軸方向に移動可能に嵌合されている。
【0010】
スプ−ル軸3は軸受13に軸承される小径部3aとスプ−ル12が固定される太径部3bと軸受14に軸承されると共に、ピニオン6側に突出された小径の外方延出端部3cとで形成され、外方延出端部3cの端部に押圧軸杆17の一側が当接されている。小径の外方延出端部3cにクラッチ機構Bを構成するピンからなる係合突起18が固定されている。
スプ−ル12は中心軸部12a に中心孔12b が穿設されてスプ−ル軸3の太径部3bが嵌合固定されている。
スプ−ル12の釣糸巻回胴部12c に釣り糸19が巻回される。
【0011】
スプ−ルカバ−4のカバ−部4aの外側外周は側枠1aの透孔1eに装脱自在に嵌合されて図示しないビスでスプ−ルカバ−4は側枠1aの外側に取り付けられている。
スプ−ルカバ−4の内側中心には筒部4bが形成されて筒部4b内にスラスト軸受20と前記軸受13が取り付けられている。
スプ−ルカバ−5の外側には筒部5aが形成されて筒部5aは側枠1bの透孔1fに嵌合固定されている。
スプ−ルカバ−5の内側には二段の筒部5bと筒部5cが一体に形成されている。筒部5bの内側には前記軸受14が装脱自在に嵌合され、その右側の筒部5cの内側には筒状のスペ−サ21と前記軸受15が取り付けられて抜け止めされている。
【0012】
ピニオン6の大径の軸筒6aの外周にピニオン歯6cと周溝6dが形成されている。ピニオン6の大径の軸筒6aの一側端面にはクラッチ機構Bを構成するU字状の係合凹部6eが軸芯に直交するように形成されている。
スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eは、クラッチ操作レバ−22で作動板23が操作されて係合・離脱され、周溝6dに作動板23が係合されている。
ピニオン6のピニオン歯6cにはハンドル軸24に嵌合された駆動歯車7が噛合されて駆動機構Cが構成されている。
【0013】
右側側板2の内側に軸筒部2aが突出形成されて前記軸受16が取り付けられ、軸受16の外側には軸筒部2bが突出形成されて外周に螺子部2cが形成されている。
軸筒部2bの外周螺子部2cには調整ツマミ25の外側の筒部内側の螺子部25a が螺合されている。
調整ツマミ25の内側の筒部内にはスラスト軸受26が取り付けられ、スラスト軸受26に押圧軸杆17の他側が当接されている。
ハンドル軸24は右側枠1bに設けられた軸受27と右側側板2の外側の軸筒部2dに取り付けられた軸受28で軸承され、軸受27側のハンドル軸24の一端鍔部24a は止め板29で抜け止めされている。
【0014】
駆動歯車7は中心に回り止め透孔7aが形成され、駆動歯車7のハンドルがわ側面に筒部7bが形成されて筒部7b内にころがり式一方向クラッチDの外輪30が嵌合固定されている。
右側側板2の外側に軸筒部2dが突出形成されて外周に螺子部2eが形成されている。
軸筒部2dの外周螺子部2eには調節体8の筒部8a内の螺子部8bが螺合されている。
調節体8の中心には段付透孔8cが形成されてフェルト等の防塵部材31が固定されている。
軸筒部2dの内側に制動機構Eの部品と前記軸受28を収納する凹部2fが形成され、凹部2fの底面壁2fの中心に透孔2gが穿設されてOリング32が嵌め込まれている。
軸筒部2dの凹部2f内周には軸方向に2条の溝2hが形成されている。
【0015】
右側側板2の軸筒部2dの凹部2f内には制動機構Eの部品の摩擦板33と回転規制体9の鍔部9aと摩擦板33と制動板34と摩擦板33と制動板35と軸受28と押圧部材36が順次挿入されている。
回転規制体9は筒部9aと中心透孔9bと外周の大径の鍔部9cと鍔部9cよりハンドル側の外周の回り止め部9dとで形成されている。
ハンドル軸24の外周には一端鍔部24a と鍔部24b と回り止め部24c と他端に回り止め部24d と螺子部24e とが形成されている。
ハンドル軸24の鍔部24b よりハンドル側外周に歯車37と摩擦板38と駆動歯車7の回り止め透孔7aと回転規制体9の中心透孔9bと軸受28と押圧部材36と発条39とワッシャ40が嵌合されている。
回り止め部24d にはハンドル41が回り止め嵌合されて螺子部24e にナット42が螺合されている。
【0016】
制動板34と押圧部材36は軸筒部2dの凹部2f内周の2条の溝2hに係合されて右側側板2に回り止めされ、制動板35は回転規制体9の回り止め部9dに嵌合されて回り止めされている。
押圧部材36にはカバ−筒43が固定されると共にその外側に右側側板2の軸筒部2dに固定されたカバ−筒44が設けられている。
ころがり式一方向クラッチDは外輪30と回転規制体9の筒部9aを内輪とし、筒部9aの外周に回転可能に載せられた複数個の棒状ころがり部材45と合成樹脂材の保持体46と発条47とで構成されている。
【0017】
魚釣用リ−ルの動作は、スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eが係合されたクラッチON状態で、スプ−ル12に釣り糸19が巻回される方向にハンドル41でハンドル軸24が回転されると、直結された駆動歯車7とピニオン6とスプ−ル軸3とスプ−ル12が正回転される。
この時図5でハンドル軸24と駆動歯車7は時計方向に回転され、回転規制体9の筒部9aは静止状態にあり、ピニオン6は反時計方向に回転される。
【0018】
獲物の引きでスプ−ル12に巻回された釣り糸19が引き出されると、ころがり式一方向クラッチDを介して回転規制体9の筒部9aが逆回転されて制動が掛けられる。
この時図5でピニオン6は時計方向に回転されるから、駆動歯車7とハンドル軸24は反時計方向に回転され、ころがり式一方向クラッチDの外輪30に複数個の棒状ころがり部材45が食い込むので回転規制体9の筒部9aが反時計方向に回転されて制動が掛けられることになる。
【0019】
制動機構Eの制動力が調節される時は、右側側板2の軸筒部2d外周に螺合された調節体8が回動されて発条39と押圧部材36が押圧され、軸受28を介して摩擦板33と回転規制体9の鍔部9aと摩擦板33と制動板34と摩擦板33と制動板35が押圧されて調節される。
スプ−ル12の回転に制動力を付与するために調整ツマミ25が回動される時は、スプ−ル軸3の外方延出端部3cの端部に押圧軸杆17を介して押圧力が加減調整される。
【0020】
前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、釣り糸19引き出し時のスプ−ル12の回転に制動力を付与する調節体8を、ハンドル軸24と離間してリ−ル本体Aの右側側板2に回転可能に支持して回転規制体9の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸19引き出し時に調節体8は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体8を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【0021】
前記説明では、ころがり式一方向クラッチDを駆動歯車7の筒部7b内に設けたが、回転規制体9の筒部9aを大径に変形してその筒部内に設け、ハンドル軸24の外周を真円に形成して内輪としてもよい。
【0022】
図6から図10は第2実施例で、図6は魚釣用リ−ルの要部断面平面図、図7はハンドル側の拡大要部断面平面図、図8は回転規制体と爪車式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図、図9は回転規制体の要部拡大平面図、図10は爪車式一方向クラッチの爪車手前側を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【0023】
第2実施例では、回転規制体9′の駆動歯車7′側筒部9eがハンドル側の筒部9aより大径に形成され、筒部9eに小径部9fと回り止め部9gと周溝9hが形成されている。
回り止め部9gには爪車式一方向クラッチD′の爪車48が回り止め嵌合されてEリング49で抜け止めされている。
駆動歯車7′の爪車48側には軸部50が固定されて係止爪51が回動自在に嵌合されてEリング52で抜け止めされている。
係止爪51には板ばね53が固定されると共に、板ばね53は爪車48を両側から挟み込んでいる。
係止爪51の側部には度当りピン54が駆動歯車7′に固定されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0024】
第2実施例の魚釣用リ−ルの動作は、スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eが係合されたクラッチON状態で、スプ−ル12に釣り糸19が巻回される方向にハンドル41でハンドル軸24が回転されると、直結された駆動歯車7′とピニオン6とスプ−ル軸3とスプ−ル12が正回転される。
この時図10でハンドル軸24と駆動歯車7′は時計方向に回転され、係止爪51は板ばね53で爪車48に対して離間する方向に回動され、駆動歯車7′の回転は爪車48と回転規制体9′に伝達されず、筒部9e、9aは静止状態にあり、ピニオン6は反時計方向に回転される。
【0025】
獲物の引きでスプ−ル12に巻回された釣り糸19が引き出されると、爪車式一方向クラッチD′を介して回転規制体9′の筒部9e、9aが逆回転されて制動が掛けられる。
この時図10でピニオン6は時計方向に回転されるから、駆動歯車7′とハンドル軸24は反時計方向に回転され、係止爪51は板ばね53で爪車式一方向クラッチD′の爪車48の歯先に係合されて爪車48と回転規制体9′の筒部9e、9aが反時計方向に回転されて制動が掛けられることになる。
【0026】
前記説明では、側枠1の左右両側枠1a、1bと固定板1cと指載せ板1dが一体的に形成されたが、別体に形成して両側枠1a、1bを平行に保持してもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】
釣り糸引き出し時のスプ−ルの回転に制動力を付与する調節体を、ハンドル軸と離間してリ−ル本体の側板に回転可能に支持して回転規制体の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸引き出し時に調節体は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図2】同ハンドル側の拡大要部断面平面図である。
【図3】同回転規制体ところがり式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図である。
【図4】同回転規制体の要部拡大平面図である。
【図5】同ころがり式一方向クラッチ位置を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【図6】第2実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図7】同ハンドル側の拡大要部断面平面図である。
【図8】同回転規制体と爪車式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図である。
【図9】同回転規制体の要部拡大平面図である。
【図10】同爪車式一方向クラッチの爪車手前側を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【符号の説明】
A リ−ル本体
C 駆動機構
D、D′ 一方向クラッチ
7、7′ 駆動歯車
8 調節体
9、9′ 回転規制体
10、2′ リ−ル側板
12 スプ−ル
19 釣り糸
24 ハンドル軸
36 押圧部材
41 ハンドル
【発明の属する技術分野】
この発明は、スプ−ルに釣り糸を巻き取る際に駆動歯車が滑ることなくハンドル軸の回転駆動力が完全にスプ−ルに伝達される駆動力直結型魚釣用リ−ルの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の魚釣用リ−ルは、例えば特開昭59−35241 号公報や実開平4−100381号公報で見られるように、ハンドル軸に駆動歯車が一体的に設けられてスプ−ルを直結状態で巻き取りでき、そして、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時にスプ−ルに回転抵抗を付与するために、一方向クラッチ(ラチェット式や転がり式一方向クラッチ等で構成)を介して逆回転時のみハンドル軸と一体回転する回転体を軸方向に押圧して該回転体の回転に回転抵抗を付与する制動機構を備えており、該制動機構は、ハンドル軸に進退自在に螺合した調節体を回転操作して前記回転体を軸方向に押圧することで該回転体の摩擦結合力を強弱に調節、つまり、制動力の調節が行えるように構成されている。
【0003】
しかしながら、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時には、ハンドル軸に螺合した制動力を調節する調節体も一緒に回転してしまうので、魚が掛かり釣り糸が引き出されている時にドラグ力の設定を変更したくてもハンドルを停止する必要があり、それを行うと釣り糸(ハリス)が切れる可能性があると共に状況に対応したドラグ力の設定ができないと釣り糸が不必要に引き出されてしまい、適切な魚との対応ができず、釣果に影響を及ぼしてしまう等の課題が残されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、ハンドル軸に駆動歯車が一体的に設けられてスプ−ルを直結状態で巻き取りできる駆動機構で、ハンドル軸に制動力を調節する調節体も螺合しているので、釣り糸繰り出しに伴うスプ−ル逆回転時に調節体も一緒に回転してしまい、ドラグ力の設定を変更したくてもハンドルを停止する必要があり、それを行うと釣り糸(ハリス)が切れる可能性があると共に状況に対応したドラグ力の設定の変更操作をトラブルなく容易に行えず、釣り糸が不必要に引き出されてしまい、適切な魚との対応ができず、釣果に影響を及ぼしてしまうことである。
【0005】
本発明の目的は前記欠点に鑑み、釣り糸引き出し時において、ドラグ力の設定の変更操作をトラブルなく容易に行える魚釣用リ−ルを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルを巻き取り駆動する駆動機構の駆動歯車をハンドル軸と一体回転するように直結すると共に該駆動歯車とハンドル軸の釣り糸繰り出し方向の回転を阻止する回転規制体を一方向クラッチを介して連結し、該回転規制体の回転方向の阻止力を発生する制動機構と、該制動機構の制動力を調節する調節体を備えた魚釣用リ−ルにおいて、
前記リール本体の側板に突出形成された軸筒部の内側に前記制動機構を収容する凹部を形成すると共に、前記調節体を前記軸筒部の外周に螺合し、該調節体の回転操作により押圧部材を介して前記制動機構の制動力を調節することにより前記回転規制体の回転方向の阻止力を調節可能としたことを要旨とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明は、釣り糸19引き出し時のスプ−ル12の回転に制動力を付与する調節体8を、ハンドル軸24と離間してリ−ル本体Aの右側側板2に回転可能に支持して回転規制体9、9′の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸19引き出し時に調節体8は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体8を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【0008】
【実施例】
以下、図示の実施例によって本発明を説明すると、図1から図5は第1実施例で、図1は魚釣用リ−ルの要部断面平面図、図2はハンドル側の拡大要部断面平面図、図3は回転規制体ところがり式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図、図4は回転規制体の要部拡大平面図、図5はころがり式一方向クラッチ位置を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【0009】
リ−ル本体Aは側枠1と側枠1の左右両側枠1a、1bに取り付けられた左側側板10と右側側板2で構成されている。
側枠1は左右両側枠1a、1bと図示しない支柱とリ−ル脚11の固定板1cと指載せ板1dが一体的に、かつ左右両側枠1a、1bが平行に保持されている。
両側枠1a、1b間にはスプ−ル12が回転可能に支持され、スプ−ル12が固定されたスプ−ル軸3は側枠1a側に取り付けられたスプ−ルカバ−4に取り付けられた一方の軸受13と側枠1b側のスプ−ルカバ−5に取り付けられた他方の軸受14で回転可能に軸承されている。
スプ−ルカバ−5に取り付けられた他方の軸受14の右側には軸受15が取り付けられ、右側側板2に軸受16が取り付けられて軸受15にピニオン6の大径の軸筒6aが、軸受16にピニオン6の小径の軸筒6bが夫々回転自在にかつ軸方向に移動可能に軸承されている。
ピニオン6の中心孔に押圧軸杆17が軸方向に移動可能に嵌合されている。
【0010】
スプ−ル軸3は軸受13に軸承される小径部3aとスプ−ル12が固定される太径部3bと軸受14に軸承されると共に、ピニオン6側に突出された小径の外方延出端部3cとで形成され、外方延出端部3cの端部に押圧軸杆17の一側が当接されている。小径の外方延出端部3cにクラッチ機構Bを構成するピンからなる係合突起18が固定されている。
スプ−ル12は中心軸部12a に中心孔12b が穿設されてスプ−ル軸3の太径部3bが嵌合固定されている。
スプ−ル12の釣糸巻回胴部12c に釣り糸19が巻回される。
【0011】
スプ−ルカバ−4のカバ−部4aの外側外周は側枠1aの透孔1eに装脱自在に嵌合されて図示しないビスでスプ−ルカバ−4は側枠1aの外側に取り付けられている。
スプ−ルカバ−4の内側中心には筒部4bが形成されて筒部4b内にスラスト軸受20と前記軸受13が取り付けられている。
スプ−ルカバ−5の外側には筒部5aが形成されて筒部5aは側枠1bの透孔1fに嵌合固定されている。
スプ−ルカバ−5の内側には二段の筒部5bと筒部5cが一体に形成されている。筒部5bの内側には前記軸受14が装脱自在に嵌合され、その右側の筒部5cの内側には筒状のスペ−サ21と前記軸受15が取り付けられて抜け止めされている。
【0012】
ピニオン6の大径の軸筒6aの外周にピニオン歯6cと周溝6dが形成されている。ピニオン6の大径の軸筒6aの一側端面にはクラッチ機構Bを構成するU字状の係合凹部6eが軸芯に直交するように形成されている。
スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eは、クラッチ操作レバ−22で作動板23が操作されて係合・離脱され、周溝6dに作動板23が係合されている。
ピニオン6のピニオン歯6cにはハンドル軸24に嵌合された駆動歯車7が噛合されて駆動機構Cが構成されている。
【0013】
右側側板2の内側に軸筒部2aが突出形成されて前記軸受16が取り付けられ、軸受16の外側には軸筒部2bが突出形成されて外周に螺子部2cが形成されている。
軸筒部2bの外周螺子部2cには調整ツマミ25の外側の筒部内側の螺子部25a が螺合されている。
調整ツマミ25の内側の筒部内にはスラスト軸受26が取り付けられ、スラスト軸受26に押圧軸杆17の他側が当接されている。
ハンドル軸24は右側枠1bに設けられた軸受27と右側側板2の外側の軸筒部2dに取り付けられた軸受28で軸承され、軸受27側のハンドル軸24の一端鍔部24a は止め板29で抜け止めされている。
【0014】
駆動歯車7は中心に回り止め透孔7aが形成され、駆動歯車7のハンドルがわ側面に筒部7bが形成されて筒部7b内にころがり式一方向クラッチDの外輪30が嵌合固定されている。
右側側板2の外側に軸筒部2dが突出形成されて外周に螺子部2eが形成されている。
軸筒部2dの外周螺子部2eには調節体8の筒部8a内の螺子部8bが螺合されている。
調節体8の中心には段付透孔8cが形成されてフェルト等の防塵部材31が固定されている。
軸筒部2dの内側に制動機構Eの部品と前記軸受28を収納する凹部2fが形成され、凹部2fの底面壁2fの中心に透孔2gが穿設されてOリング32が嵌め込まれている。
軸筒部2dの凹部2f内周には軸方向に2条の溝2hが形成されている。
【0015】
右側側板2の軸筒部2dの凹部2f内には制動機構Eの部品の摩擦板33と回転規制体9の鍔部9aと摩擦板33と制動板34と摩擦板33と制動板35と軸受28と押圧部材36が順次挿入されている。
回転規制体9は筒部9aと中心透孔9bと外周の大径の鍔部9cと鍔部9cよりハンドル側の外周の回り止め部9dとで形成されている。
ハンドル軸24の外周には一端鍔部24a と鍔部24b と回り止め部24c と他端に回り止め部24d と螺子部24e とが形成されている。
ハンドル軸24の鍔部24b よりハンドル側外周に歯車37と摩擦板38と駆動歯車7の回り止め透孔7aと回転規制体9の中心透孔9bと軸受28と押圧部材36と発条39とワッシャ40が嵌合されている。
回り止め部24d にはハンドル41が回り止め嵌合されて螺子部24e にナット42が螺合されている。
【0016】
制動板34と押圧部材36は軸筒部2dの凹部2f内周の2条の溝2hに係合されて右側側板2に回り止めされ、制動板35は回転規制体9の回り止め部9dに嵌合されて回り止めされている。
押圧部材36にはカバ−筒43が固定されると共にその外側に右側側板2の軸筒部2dに固定されたカバ−筒44が設けられている。
ころがり式一方向クラッチDは外輪30と回転規制体9の筒部9aを内輪とし、筒部9aの外周に回転可能に載せられた複数個の棒状ころがり部材45と合成樹脂材の保持体46と発条47とで構成されている。
【0017】
魚釣用リ−ルの動作は、スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eが係合されたクラッチON状態で、スプ−ル12に釣り糸19が巻回される方向にハンドル41でハンドル軸24が回転されると、直結された駆動歯車7とピニオン6とスプ−ル軸3とスプ−ル12が正回転される。
この時図5でハンドル軸24と駆動歯車7は時計方向に回転され、回転規制体9の筒部9aは静止状態にあり、ピニオン6は反時計方向に回転される。
【0018】
獲物の引きでスプ−ル12に巻回された釣り糸19が引き出されると、ころがり式一方向クラッチDを介して回転規制体9の筒部9aが逆回転されて制動が掛けられる。
この時図5でピニオン6は時計方向に回転されるから、駆動歯車7とハンドル軸24は反時計方向に回転され、ころがり式一方向クラッチDの外輪30に複数個の棒状ころがり部材45が食い込むので回転規制体9の筒部9aが反時計方向に回転されて制動が掛けられることになる。
【0019】
制動機構Eの制動力が調節される時は、右側側板2の軸筒部2d外周に螺合された調節体8が回動されて発条39と押圧部材36が押圧され、軸受28を介して摩擦板33と回転規制体9の鍔部9aと摩擦板33と制動板34と摩擦板33と制動板35が押圧されて調節される。
スプ−ル12の回転に制動力を付与するために調整ツマミ25が回動される時は、スプ−ル軸3の外方延出端部3cの端部に押圧軸杆17を介して押圧力が加減調整される。
【0020】
前記のように魚釣用リ−ルが構成されると、釣り糸19引き出し時のスプ−ル12の回転に制動力を付与する調節体8を、ハンドル軸24と離間してリ−ル本体Aの右側側板2に回転可能に支持して回転規制体9の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸19引き出し時に調節体8は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体8を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【0021】
前記説明では、ころがり式一方向クラッチDを駆動歯車7の筒部7b内に設けたが、回転規制体9の筒部9aを大径に変形してその筒部内に設け、ハンドル軸24の外周を真円に形成して内輪としてもよい。
【0022】
図6から図10は第2実施例で、図6は魚釣用リ−ルの要部断面平面図、図7はハンドル側の拡大要部断面平面図、図8は回転規制体と爪車式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図、図9は回転規制体の要部拡大平面図、図10は爪車式一方向クラッチの爪車手前側を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【0023】
第2実施例では、回転規制体9′の駆動歯車7′側筒部9eがハンドル側の筒部9aより大径に形成され、筒部9eに小径部9fと回り止め部9gと周溝9hが形成されている。
回り止め部9gには爪車式一方向クラッチD′の爪車48が回り止め嵌合されてEリング49で抜け止めされている。
駆動歯車7′の爪車48側には軸部50が固定されて係止爪51が回動自在に嵌合されてEリング52で抜け止めされている。
係止爪51には板ばね53が固定されると共に、板ばね53は爪車48を両側から挟み込んでいる。
係止爪51の側部には度当りピン54が駆動歯車7′に固定されている。
他の構成は前記第1実施例と略同一である。
【0024】
第2実施例の魚釣用リ−ルの動作は、スプ−ル軸3の係合突起18とピニオン6の係合凹部6eが係合されたクラッチON状態で、スプ−ル12に釣り糸19が巻回される方向にハンドル41でハンドル軸24が回転されると、直結された駆動歯車7′とピニオン6とスプ−ル軸3とスプ−ル12が正回転される。
この時図10でハンドル軸24と駆動歯車7′は時計方向に回転され、係止爪51は板ばね53で爪車48に対して離間する方向に回動され、駆動歯車7′の回転は爪車48と回転規制体9′に伝達されず、筒部9e、9aは静止状態にあり、ピニオン6は反時計方向に回転される。
【0025】
獲物の引きでスプ−ル12に巻回された釣り糸19が引き出されると、爪車式一方向クラッチD′を介して回転規制体9′の筒部9e、9aが逆回転されて制動が掛けられる。
この時図10でピニオン6は時計方向に回転されるから、駆動歯車7′とハンドル軸24は反時計方向に回転され、係止爪51は板ばね53で爪車式一方向クラッチD′の爪車48の歯先に係合されて爪車48と回転規制体9′の筒部9e、9aが反時計方向に回転されて制動が掛けられることになる。
【0026】
前記説明では、側枠1の左右両側枠1a、1bと固定板1cと指載せ板1dが一体的に形成されたが、別体に形成して両側枠1a、1bを平行に保持してもよい。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0028】
釣り糸引き出し時のスプ−ルの回転に制動力を付与する調節体を、ハンドル軸と離間してリ−ル本体の側板に回転可能に支持して回転規制体の回転方向の阻止力を調節可能とする構成としたので、釣り糸引き出し時に調節体は静止状態となっているから、リ−ルを保持する手で調節体を回転操作することが可能となり、状況に応じてドラグ力の設定及び変更が行え、実用面での幅広い対応が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図2】同ハンドル側の拡大要部断面平面図である。
【図3】同回転規制体ところがり式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図である。
【図4】同回転規制体の要部拡大平面図である。
【図5】同ころがり式一方向クラッチ位置を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【図6】第2実施例で、魚釣用リ−ルの要部断面平面図である。
【図7】同ハンドル側の拡大要部断面平面図である。
【図8】同回転規制体と爪車式一方向クラッチと制動機構の拡大断面平面図である。
【図9】同回転規制体の要部拡大平面図である。
【図10】同爪車式一方向クラッチの爪車手前側を断面にした駆動歯車のハンドル側拡大要部断面側面図である。
【符号の説明】
A リ−ル本体
C 駆動機構
D、D′ 一方向クラッチ
7、7′ 駆動歯車
8 調節体
9、9′ 回転規制体
10、2′ リ−ル側板
12 スプ−ル
19 釣り糸
24 ハンドル軸
36 押圧部材
41 ハンドル
Claims (1)
- リ−ル本体の側板間に回転自在に支持したスプ−ルを巻き取り駆動する駆動機構の駆動歯車をハンドル軸と一体回転するように直結すると共に該駆動歯車とハンドル軸の釣り糸繰り出し方向の回転を阻止する回転規制体を一方向クラッチを介して連結し、該回転規制体の回転方向の阻止力を発生する制動機構と、該制動機構の制動力を調節する調節体を備えた魚釣用リ−ルにおいて、
前記リール本体の側板に突出形成された軸筒部の内側に前記制動機構を収容する凹部を形成すると共に、前記調節体を前記軸筒部の外周に螺合し、該調節体の回転操作により押圧部材を介して前記制動機構の制動力を調節することにより前記回転規制体の回転方向の阻止力を調節可能としたことを特徴とする魚釣用リ−ル。
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