JP6680928B1 - モード変換器及びモード変換器の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】モード変換器において製造方法を単純化すること。【解決手段】モード変換器(10)は、ポスト壁導波路(PW)と、マイクロストリップ線路(MS)と、ポスト壁導波路(PW)の導波モードとマイクロストリップ線路(MS)の導波モードとを変換するブラインドビア(BV)であって、複数の円柱(C1〜C4)の合併により近似される形状を有するブラインドビア(BV)と、を備え、複数の円柱(C1〜C4)の各々の直径は、スルービア14iの直径と同一である。【選択図】図1

Description

本発明は、ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するモード変換器及びモード変換器の製造方法に関する。
非特許文献1には、ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するモード変換器が記載されている。
これらのモード変換器において、ポスト壁導波路は、誘電体(例えば石英)製の基板と、基板の一対の主面の各々にそれぞれ形成された一対の導体層と、基板の内部に形成されたポスト壁と、を備えている。一対の導体層は、導波領域を2方向(例えば上下方向)から挟み込む一対の広壁として機能し、ポスト壁は、導波領域を4方向(例えば前後左右方向)から取り囲む一対の狭壁及び一対のショート壁として機能する。ポスト壁は、基板の内部に柵状に配置された複数のスルービアであって、一対の導体層を互いに短絡する複数のスルービアにより構成されている。
ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するために、上述したモード変換器は、マイクロストリップ線路を構成するマイクロストリップラインの一方の端部に接続されたブラインドビアであって、ポスト壁導波路の内部に形成されたブラインドビアを備えている。
上述したスルービアは、基板に貫通孔を形成したうえで、その貫通孔の側面を導体層で覆うことによって形成される。同様に、上述したブラインドビアは、基板に非貫通孔を形成したうえで、その非貫通孔の底面及び側面を導体層で覆うことによって形成される。ここで、基板に貫通孔及び非貫通孔を形成するためには、例えば、レーザ加工機とウェットプロセスによるエッチングとの組み合わせ又はドリルを好適に用いることができる。
ところで、非特許文献1に記載されたモード変換器において、基板の厚さが一定である場合、ポスト壁導波路の中心周波数は、ポスト壁導波路の幅(すなわち一対の狭壁同士の間隔)に依存する。したがって、所望の中心周波数が異なる複数の態様のモード変換器を設計する場合、まず、所望の中心周波数に対応したポスト壁導波路の幅を決定したうえで、ブラインドビアの長さなど他の設計パラメータを決定する。すなわち、所望の中心周波数が低いモード変換器ほどポスト壁導波路の幅は広くなり、所望の中心周波数が高いモード変換器ほどポスト壁導波路の幅は狭くなる。
そのうえで、本願発明者は、所望の特性を得るために、ポスト壁導波路の幅に応じて上述したブラインドビアの直径DBを定めることが好ましいことを見出した。具体的には、幅が広いポスト壁導波路ほど直径DBを大きくすることが好ましく、幅が狭いポスト壁導波路ほど直径DBを小さくすることが好ましい。なお、所望の特性の例としては、SパラメータS(1,1)が動作帯域において−20dBを下回ることが挙げられる。
例えば60GHz帯(例えば57GHz以上66GHz以下)を動作帯域とするポスト壁導波路における石英製の基板の厚さ及びポスト壁導波路の幅の例としては、それぞれ、500μm及び2.0mmが挙げられる。この場合、所望の特性を得るために好ましい直径DBの例としては100μmが挙げられる。
また、例えば28GHz帯(例えば27.0GHz以上29.5GHz以下)を動作帯域とするポスト壁導波路における石英製の基板の厚さ及びポスト壁導波路の幅の例としては、それぞれ、700μm及び4mmが挙げられる。この場合に、60GHz帯を動作帯域とするポスト壁導波路と同様に、直径DBとして100μmを採用した場合、図9に示すように所望の特性を得ることができない。図9は、本発明の比較例群であるモード変換器のSパラメータS(1,1)の周波数依存性を示すグラフである。したがって、28GHz帯を動作帯域とするポスト壁導波路においては、100μmを上回る直径DBを採用することになる。
また、モード変換器を構成するスルービアの直径DTには、直径DBとは関係なく好ましい値がある。この好ましい直径DTは、平面視した場合のポスト壁導波路の形状の複雑さに依存しており、ポスト壁導波路の形状が複雑であるほど直径DTを小さくすることになる。大きな直径DTを採用した場合、複雑な形状のポスト壁導波路を製造することが難しいためである。複雑な形状を有するポスト壁導波路を製造することを考慮した場合、好ましい直径DTは、100μm程度である。
以上のように、ポスト壁導波路を設計することを想定した場合、直径DB及び直径DTを別個の独立した設計パラメータとして扱うことが好ましい。その一方で、所望の中心周波数が異なる複数の態様のモード変換器を製造することを想定した場合、直径DBと、モード変換器を構成するスルービアの直径DTとは、同一であることが好ましい。直径DTと直径DBとが互いに異なる場合、スルービアを基板に形成する工程と、ブラインドビアを基板に形成する工程とを別とする必要が生じ、モード変換器の製造方法における工数が増加するためである。
本発明の一態様は、上述した課題に鑑みなされたものであり、その目的は、ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するモード変換器において、製造方法を単純化することである。
上記の課題を解決するために、本発明の第1の態様に係るモード変換器は、ポスト壁導波路と、前記ポスト壁導波路の主面に形成されたマイクロストリップ線路と、前記ポスト壁導波路の内部に形成されたブラインドビアであって、前記ポスト壁導波路の導波モードと前記マイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するブラインドビアと、を備え、前記ブラインドビアは、前記主面に直交する中心軸を有する複数の円柱の合併により近似される形状を有し、前記複数の円柱の各々の直径は、前記ポスト壁導波路のポスト壁を構成するスルービアの形状を近似する円柱の直径と同一である。
上記の課題を解決するために、本発明の第5の態様に係るモード変換器の製造方法は、狭壁が柵状に配置された複数のスルービアからなるポスト壁導波路と、前記ポスト壁導波路の主面に形成されたマイクロストリップ線路と、前記ポスト壁導波路の内部に形成されたブラインドビアであって、前記ポスト壁導波路の導波モードと前記マイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するブラインドビアと、を備えたモード変換器の製造方法であって、(1)ポスト壁導波路を貫通する貫通孔を形成する作業を繰り返すことによって、各々が円柱状である複数の貫通孔を形成するとともに、(2)前記主面側から前記ポスト壁導波路の内部に向かって円柱状の非貫通孔を形成する作業を繰り返すことによって、前記主面に直交する中心軸を有する複数の円柱の合併により近似される形状を有する非貫通孔を形成する第1の工程と、前記複数の貫通孔の側面と、前記非貫通孔の底面及び側面とを導体層で覆う、又は、前記複数の貫通孔及び前記非貫通孔の各々に導体を充填することによって、前記複数のスルービア及び前記ブラインドビアを形成する第2の工程と、を含んでおり、前記第1の工程は、各々の直径が同一となるように前記複数の貫通孔及び複数の前記円柱状の非貫通孔を形成する。
本発明の第1の態様に係るモード変換器及び本発明の第5の態様に係るモード変換器の製造方法によれば、互いに直径が異なるスルービア及びブラインドビアを有するモード変換器であって、ブラインドビアの直径DBがスルービアの直径DTを上回るモード変換器を製造する場合に、ブラインドビアの形状を近似する複数の非貫通孔の直径及び複数のスルービアに対応する複数の貫通孔の直径の各々を同一にすることができる。すなわち、モード変換器の製造方法において、スルービアを基板に形成する工程と、ブラインドビアを基板に形成する工程とを別としなくてよい。したがって、ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するモード変換器において、製造方法を単純化することができる。
また、本発明の第2の態様に係るモード変換器は、上記第1の態様において、以下のように構成されている。すなわち、前記複数の円柱は、1個の円柱と、前記1個の円柱を取り囲むn個の円柱と、からなり、合併された前記複数の円柱は、前記1個の円柱の中心軸を対称軸とするn回の回転対称性を有する、ように構成されている。
上記の構成によれば、ブラインドビアの横断面における形状の対称性が高まり、円形に近づく。したがって、モード変換器の特性を向上させることができる。
また、本発明の第3の態様に係るモード変換器は、上記第2の態様において、以下のように構成されている。すなわち、前記1個の円柱の高さは、前記n個の円柱の高さよりも高い、構成を有する。
上記の構成によれば、ブラインドビアの中心近傍における深さを、ブラインドビアの外縁近傍における深さよりも深くすることができる。そのことにより、モード変換器の特性を向上させることができる。
また、本発明の第4の態様に係るモード変換器は、上記第2又は第3の態様において、以下のように構成されている。すなわち、前記1個の円柱の底面及び前記n個の円柱の底面は、球面の一部により近似される、ように構成されている。
上記の構成によれば、ブラインドビアの底面の形状を球面の一部に近づけることができる。そのことにより、モード変換器の特性を向上させることができる。
本発明の一態様によれば、ポスト壁導波路の導波モードとマイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するモード変換器において、製造方法を単純化することができる。
(a)は、本発明の第1の実施形態に係るモード変換器の平面図である。(b)は、(a)に示したモード変換器の拡大断面図である。 (a)は、図1の(a)に示したモード変換器が備えているブラインドビアの平面図及び側面図である。(b)は、(a)に示したブラインドビアの第1の変形例の平面図及び側面図である。 (a)及び(b)の各々は、それぞれ、図2の(a)に示したブラインドビアの第2の変形例及び第3の変形例の平面図及び断面図である。 図1に示したモード変換器の製造方法のフローチャートである。 本発明の第1の実施例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。 本発明の第1の実施例、第3の実施例、及び第4の実施例であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。 本発明の参考例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。 本発明の比較例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態に係るモード変換器について、図1〜図3を参照して説明する。図1の(a)は、本実施形態に係るモード変換器10の平面図である。図1の(b)は、モード変換器10が備えているブラインドビアBVの近傍を拡大した拡大断面図である。図2の(a)は、ブラインドビアBVの平面図及び側面図である。図2の(b)は、ブラインドビアBVの第1の変形例であるブラインドビアBVAの平面図及び側面図である。図3の(a)は、ブラインドビアBVの第2の変形例であるブラインドビアBVBの平面図及び側面図である。図3の(b)は、ブラインドビアBVの第3の変形例であるブラインドビアBVCの平面図及び側面図である。
<モード変換器10の構成>
図1の(a)及び(b)に示すように、モード変換器10は、ポスト壁導波路PWと、マイクロストリップ線路MSと、ブラインドビアBVとを備えている。
(ポスト壁導波路PW)
図1の(b)に示すように、ポスト壁導波路PWは、基板11と、導体層12,13と、ポスト壁14と、誘電体層15とを備えている。
基板11は、誘電体からなる板状部材であり、本実施形態においては石英製である。基板11を構成する誘電体は、石英に限定されるものではなく、例えばモード変換器10の中心周波数などに応じて適宜選択することができる。
導体層12及び導体層13の各々は、基板11の互いに対向する一対の主面の各々にそれぞれ形成された層状部材である。導体層12,13は、導体からなる層状部材であり、本実施形態においては銅製である。導体層12,13を構成する導体は、銅に限定されるものではなく、適宜選択することができる。また、導体層12,13の厚さも適宜選択することができ、厚さが相対的に薄い導体膜とよばれる層状部材であってもよいし、厚さが相対的に厚い導体板とよばれる層状部材であってもよい。
ポスト壁14は、基板11の内部に柵状に配置された複数のスルービア141〜14nによって構成されている。ここで、nは、2以上の任意の整数である。また、以下において、スルービア141〜14nの各々を一般化してスルービア14iとも記載する。ここで、iは、1以上n以下の整数である。ポスト壁14は、互いに対向する一対の狭壁14a,14bと、ショート壁14cと、ショート壁14cに対向する別のショート壁(図1の(a)及び(b)には図示せず)とにより構成されている。各スルービア14iは、円筒形状又は円柱形状(本実施形態においては円筒形状)の導体により構成されている。中心軸近傍が中空であるか中実であるかにあるかに関わらず、各スルービア14iの外縁の形状は、円柱によって近似することができる。
各スルービア14iは、基板11の一方の主面から他方の主面に至っており、導体層12と導体層13とを短絡している。また、各スルービア14iの直径DTは、ポスト壁導波路PWの幅W1や、ポスト壁導波路PWの形状の複雑さ等に応じて適宜定めることができるが、本実施形態においては、DT=100μmとする。なお、直径DTは、各スルービア14iの外縁の形状を近似する円柱の直径でもある。
モード変換器10において、導体層12,13は、基板11を2方向(例えば上下方向)から挟み込み、且つ、狭壁14a,14bは、基板11の一部領域を2方向(例えば左右方向)から挟み込み、且つ、ショート壁14c及び上記他のショート壁は、基板11の一部領域を2方向(例えば前後方向)から挟み込む。導体層12,13と、狭壁14a,14bと、ショート壁14cと、上記他のショート壁とにより6方向から挟み込まれた基板11の一部領域は、モード変換器10の導波領域10aとして機能する。導波領域10aは、図1の(a)において2点鎖線で3方を囲まれた領域として図示されており、図2の(b)においてスルービア14iより右側の領域であって、導体層12と導体層13とにより挟まれた領域である。なお、図1の(a)に図示した2点鎖線は、各スルービア14iの中心を通る直線である。以下において、狭壁14aと狭壁14bとの間隔は、ポスト壁導波路PWの幅W1と呼ぶ。
誘電体層15は、導体層12の上に、導体層12を覆うように形成された層状部材である。誘電体層15は、誘電体からなる層状部材であり、本実施形態においてはポリイミド樹脂製である。誘電体層15を構成する誘電体は、ポリイミド樹脂に限定されるものではなく、適宜選択することができる。
(マイクロストリップ線路MS)
図1の(a)及び(b)に示すように、マイクロストリップ線路MSは、導体層12と、誘電体層15と、誘電体層15の上に形成されたマイクロストリップライン21とにより構成されている。
マイクロストリップライン21は、一方の端部である端部21aが円形状に成型された帯状の導体パターンである。端部21aを除いて、マイクロストリップライン21の幅は、幅W2で一定である。なお、端部21aの直径は、幅W2を上回るように構成されている。
マイクロストリップライン21は、ポスト壁導波路PWを平面視した場合に、端部21aが後述するブラインドビアBVを包含し、他方の端部である端部21bが導波領域10aの外部に配置されている。
(ブラインドビアBV)
図1の(a)及び(b)に示すように、ブラインドビアBVは、ポスト壁導波路PWの基板11の内部に形成された、筒形状又は柱形状(本実施形態においては筒形状)の導体により構成されている。ブラインドビアBVは、導波領域10aのうち所定の位置に、基板11の一方の主面(導体層12側の主面)から基板11の内部に至る非貫通孔を形成し、その非貫通孔の側面に導体膜を形成する(あるいは導体を充填する)ことによって得られる。したがって、ブラインドビアBVの底面端(導体層13側の端面)は、基板11の内部に位置し、導体層13とは離間している。
ポスト壁導波路PWを平面視した場合に、導体層12の一部は、ブラインドビアBVの周りを取り囲むように、円環状に除去されている。その結果、平面視において、(1)導体層12にはブラインドビアBVを取り囲む開口であるアンチパッド12cが形成されており、(2)アンチパッド12cの内側には、導体層12の一部であった導体パターン12bが形成されている。したがって、開口12aの直径D2は、導体パターン12bの直径D1を上回る。
平面視において、誘電体層15のブラインドビアBVを包含する領域には開口が形成されており、上述したマイクロストリップライン21の端部21aがブラインドビアBV及びその開口を包含するように形成されている。ブラインドビアBVは、導体パターン12b及び誘電体層15の開口の側壁に形成された導体層を介してマイクロストリップライン21と短絡されている。
以上のように構成されたブラインドビアBVは、ポスト壁導波路PWの導波モードと、マイクロストリップ線路MSの導波モードとを相互に変換する。
ブラインドビアBVは、円柱C1〜C4を合併により近似される形状を有する(図2の(a)参照)。換言すれば、円柱C1〜C4の各々を点の集合であると考えた場合に、ブラインドビアBVの形状は、円柱C1〜C4の和集合により近似される。
なお、円柱C1〜C4の各々は、それぞれ、導体層12に直交する中心軸A1〜A4を有する。また、円柱C1〜C4の各々は、何れも、直径DCが共通であり、且つ、高さHBが共通である。すなわち、円柱C1〜C4の各々は、何れも、合同である。その結果、ポスト壁導波路PWを平面視した場合に、ブラインドビアBVの輪郭は、円により近似することができる。以下において、この近似した円の直径DBをブラインドビアBVの直径とする。
モード変換器10において、円柱C1〜C4の直径DCは、上述した直径DTと同一である。本実施形態において、DC=DT=100μmである。
また、モード変換器10において、合併された円柱C1〜C4は、円柱C1〜C4の側面の交点に位置し、且つ、中心軸A1〜A4に平行な軸を対称軸として、4回の回転対称性を有する。
なお、ブラインドビアBVの形状は、製造上の公差などにより一定の範囲内で揺らぐことが考えられる。ブラインドビアBVの形状は、あくまでも円柱C1〜C4の合併により近似される形状であればよい。すなわち、ブラインドビアBVは、円柱C1〜C4を合併した形状と一致してもよいし、一致していなくてもよい。
(第1の変形例)
ブラインドビアBVの第1の変形例であるブラインドビアBVAにおいて、ブラインドビアBVの形状を近似する円柱C1〜CN(Nは、2以上の整数)の数Nは、4に限定されるものではなく、適宜定めることができる。円柱の数Nが増えれば増えるほど、ブラインドビアBVの形状をより円柱に近づけることができる。図2の(b)には、円柱の数Nが4ではない場合の一例として、N=8であるブラインドビアBVAを示す。
ブラインドビアBVAは、円柱C1〜C8の合併により近似される形状を有する。また、ブラインドビアBVAは、平面視において8回の回転対称性を有する。
(第2の変形例)
ブラインドビアBVの第2の変形例であるブラインドビアBVBは、上述した円柱C1〜C4と、更なる円柱C5Bとの合併により近似される形状を有する(図3の(a)参照)。
すなわち、ブラインドビアBVBは、5個の円柱C1〜C4,C5Bの合併により近似される形状を有し、円柱C1〜C4は、円柱C5Bを取り囲むように配置されている。
ここで、円柱C1〜C4の高さHBaは、図2の(a)に示した円柱C1〜C4の高さHBと共通であり、円柱C5Bの高さHBbは、高さHBaを上回る。すなわち、ブラインドビアBVBにおいては、円柱C5Bの底面(導体層13側の端面)が円柱C1〜C4の各々の底面(導体層13側の端面)から突出している。
また、合併された円柱C1〜C4,C5Bは、円柱C5Bの中心軸A5Bを対称軸とする4回の回転対称性を有する。
(第3の変形例)
ブラインドビアBVの第3の変形例であるブラインドビアBVCは、図3の(a)に示したブラインドビアBVBの変形例でもあり、ブラインドビアBVBの形状を近似する円柱C1〜C4,C5Bの底面の形状を、球面の一部により近似される形状に変更することによって得られる(図3の(b)参照)。
すなわち、ブラインドビアBVCにおいて、5個の円柱C1C〜C5Cの合併により近似される形状を有し、円柱C1C〜C4Cは、円柱C5Cを取り囲むように配置されている。そのうえで、円柱C1C〜C5Cの各々の底面は、球面の一部により近似される。
また、ブラインドビアBVBの場合と同様に、円柱C1C〜C4Cの高さHBaは、図2の(a)に示した円柱C1〜C4の高さHBと共通であり、円柱C5Cの高さHBbは、高さHBaを上回る。
また、合併された円柱C1C〜C5Cは、円柱C5Cの中心軸A5Cを対称軸とする4回の回転対称性を有する。
〔第2の実施形態〕
本発明の第2の実施形態に係る製造方法M10であって、上述したモード変換器10の製造方法M10について、図4を参照して説明する。本実施形態では、ブラインドビアBVを例にして製造方法M10について説明するが、ブラインドビアBVA,BVB,BVCの各々についても同様に製造することができる。なお、説明の便宜上、
ブラインドビアBVに関する説明は、ここでは繰り返さない。
図4に示すように、製造方法M10は、複数の貫通孔及び非貫通孔を形成する工程S11と、導体層12,13、スルービア14i、及びブラインドビアBVを形成する工程S12と、を含んでいる。工程S11及び工程S12の各々は、それぞれ、特許請求の範囲に記載の第1の工程及び第2の工程の一例である。なお、本実施形態においては、工程S12において、導体層12,13と、スルービア14iと、ブラインドビアBVとを形成するものとして説明する。ただし、導体層12,13は、スルービア14i及びブラインドビアBVを形成する工程S12とは別の工程により形成することもできる。
工程S11は、各スルービア14iに対応する複数の貫通孔と、ブラインドビアBVに対応する非貫通孔とを、基板11に形成する工程である。より詳しくは、工程S11は、(1)ポスト壁導波路PWの基板11を貫通する貫通孔を、図1に図示した各スルービア14iに対応する位置に形成する作業を繰り返すことによって、各々が円柱状である複数の貫通孔を形成するとともに、(2)基板11の一方の主面側からポスト壁導波路PWの基板11の内部に向かって円柱状(すなわち図2の(a)に図示する円柱C1〜C4の形状)の非貫通孔を形成する作業を繰り返すことによって、円柱C1〜C4の合併により近似される形状を有する非貫通孔を、図1に図示したブラインドビアBVに対応する位置に形成する。なお、上述したように、円柱C1〜C4の各々は、それぞれ、導体層12に直交する中心軸A1〜A4を有する。工程S11は、各々の直径が同一となるように各スルービア14iに対応する複数の貫通孔及びブラインドビアBVに対応する複数の円柱状の非貫通孔を形成する。
これらの複数の貫通孔及び円柱状の非貫通孔は、レーザ加工機とウェットプロセスによるエッチングとの組み合わせ又はドリルを用いて形成することもできる。本実施形態においては、レーザ加工機を用いて工程S11を実施する。具体的には、(1)レーザ加工機が生成するレーザ光を基板11の予め定められた位置に照射することによって、基板11を構成する石英に対して改質処理を施し、(2)改質処理を施した基板11をフッ酸溶液に浸すことによって、基板11のうち改質された領域(すなわち複数の貫通孔及び円柱状の非貫通孔に対応する領域)をエッチングすることによって、複数の貫通孔及び円柱状の非貫通孔を形成する。
工程S12は、工程S11により形成された複数の貫通孔の側面と、工程S11により形成された非貫通孔の底面及び側面とを導体層で覆うことによって、各スルービア14i及びブラインドビアBVを形成する工程である。また、本実施形態において、工程S12は、各スルービア14i及びブラインドビアBVを形成するとともに導体層12,13も併せて形成する。具体的には、(1)工程S11により複数の貫通孔及び非貫通孔が形成された基板11の一方の主面の上に、導体層12となる銅の薄膜を形成し、(2)導体層12が形成された基板11の他方の主面の上に、導体層13となる銅の薄膜を形成する。導体層12を形成する工程において、各スルービア14iの大部分と、ブラインドビアBVとが形成され、導体層13を形成する工程において、各スルービア14iの全体が形成される。なお、導体層12を形成する工程と、導体層13を形成する工程とを実施する順番は、何れを先にしてもよい。
なお、工程S12においては、工程S11により形成された複数の貫通孔の側面と、工程S11により形成された非貫通孔の底面及び側面とを導体層で覆うことによって、各スルービア14i及びブラインドビアBVを形成する代わりに、前記複数の貫通孔及び前記非貫通孔の各々に導体を充填することによって、各スルービア14i及びブラインドビアBVをしてもよい。この場合、工程S12とは別に導体層12,13を基板11の主面の上に形成する工程が必要となる場合がある。
〔参考例群〕
第1の実施形態において説明したモード変換器10の実施例群(後述する第1の実施例群及び第2の実施例群)の特性について説明する前に、本発明の参考例群であるモード変換器の特性について、図8を参照して説明する。図8は、参考例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。
参考例群のモード変換器は、図1に示したモード変換器10の構成をベースにし、ブラインドビアの形状を、図2の(a)に示したブラインドビアBVの形状から、ブラインドビアBVに外接する単純な円柱状に変更することによって得られる。したがって、平面視において、参考例のブラインドビアの形状は、円形状であり、その直径は、ブラインドビアBVの直径DBと同一、すなわち200μmである。
参考例群のモード変換器においては、基板11に相当する基板の厚さを700μmとし、ポスト壁導波路PWの幅W1を4mmとし、マイクロストリップライン21の幅W2を200μmとした。そのうえで、参考例群のモード変換器においては、ブラインドビアの形状を近似する円柱C1〜C4に相当する円柱の高さHBを、550μm以上650μm以下の範囲内において12.5μmごとに変化させた(図8参照)。
このような参考例群のモード変換器のSパラメータS(1,1)の波長依存性(以下において反射特性と称する)をシミュレーションし、その結果を図8に示す。同様に、参考例群のモード変換器について、SパラメータS(2,1)の波長依存性(以下において透過特性と称する)もシミュレーションしたが、図8に図示した縦軸のスケールでは有意な差を見いだせないため、図8には図示していない。
モード変換器の好ましい特性は、その用途などに応じて適宜定めることができる。本参考例及び以下に説明する実施例群では、27.0GHz以上29.5GHz以下の帯域(中心周波数が28.25GHz)を動作帯域とし、この動作帯域において反射特性が−20dB以下であるモード変換器を好ましいモード変換器とした。
図8を参照すれば、参考例群のモード変換器は、高さHBが575μm以上637.5μm以下である場合に好ましい反射特性を示し、HB=625μmの場合に、動作帯域内において最もよい反射特性を示すことが分かった。
〔比較例群〕
本発明の比較例群であるモード変換器の特性について、図9を参照して説明する。図9は、比較例群であるモード変換器の反射特性を示すグラフである。
比較例群のモード変換器は、直径DBとして100μmを採用している点を除いて参考例群のモード変換器と同一に構成されている。
図9を参照すれば、比較例群のモード変換器は、高さHBを550μm以上650μm以下の範囲内において何れの値を採用した場合であっても、好ましい反射特性を示さないことが分かった。
〔第1の実施例群〕
図2の(a)に示したブラインドビアBVを備えたモード変換器10の実施例群を、本発明の第1の実施例群とする。図5は、第1の実施例群のモード変換器10の反射特性を示すグラフである。
第1の実施例群においても、参考例群と同様に、基板11の厚さを700μmとし、ポスト壁導波路PWの幅W1を4mmとし、マイクロストリップライン21の幅W2を200μmとした。そのうえで、ブラインドビアBVを近似する円柱C1〜C4の高さHBを、550μm以上650μm以下の範囲内において12.5μmごとに変化させた(図5参照)。
図5を参照すれば、第1の実施例群のモード変換器10は、高さHBが587.5μm以上637.5μm以下である場合に好ましい反射特性を示し、HB=625μmの場合に、動作帯域内において最もよい反射特性を示すことが分かった。特に、HB=625μmであるモード変換器10は、参考例群のモード変換器であってHB=625μmであるモード変換器よりも良好な反射特性を示すことが分かった。
以上のように、高さHBを適宜設定した第1の実施例群のモード変換器10は、参考例群のモード変換器と同様に好ましい反射特性を示すことが分かった。
〔第2の実施例群〕
図2の(b)に示したブラインドビアBVAを備えたモード変換器10の実施例群を、本発明の第2の実施例群とする。図6は、第2の実施例群のモード変換器10の反射特性を示すグラフである。
第2の実施例群においても、各設計パラメータは、第1の実施例群と同じとした。そのため、ここでは、その説明を省略する。
図6を参照すれば、第2の実施例群のモード変換器10は、高さHBが587.5μm以上637.5μm以下である場合に好ましい反射特性を示し、HB=612.5μmの場合に、動作帯域内において最もよい反射特性を示すことが分かった。
以上のように、高さHBを適宜設定した第2の実施例群のモード変換器10は、参考例群のモード変換器と同様に好ましい反射特性を示すことが分かった。
〔第3の実施例及び第4の実施例〕
図3の(a)に示したブラインドビアBVBを備えたモード変換器10を本発明の第3の実施例とし、図3の(b)に示したブラインドビアBVCを備えたモード変換器10を本発明の第4の実施例とする。図7は、第1の実施例のモード変換器10、第3の実施例のモード変換器10、及び第4の実施例の10の反射特性を示すグラフである。
第3の実施例及び第4の実施例において、高さHBb以外の各設計パラメータは、第1の実施例群と同じとした。そのうえで、第3の実施例及び第4の実施例では、高さHBaを600μm、高さHBbを650μmとした。また、第1の実施例群のうち高さHBが600μmであるモード変換器10を第1の実施例とした。すなわち、第1の実施例の高さHBと、第3の実施例及び第4の実施例の高さHBaは、同じである。
図7を参照すれば、高さHBと高さHBaが同じ場合に、第3の実施例及び第4の実施例は、第1の実施例よりも好ましい反射特性を示すことが分かった。
〔実施例のまとめ〕
以上のように、本発明の一実施例によれば、28GHz帯を動作帯域とする幅W1が4mmであるモード変換器10であって、基板11に対して各スルービア14i及びブラインドビアBVを同じ工程により形成することによって得られたモード変換器10であっても、参考例群のモード変換器と遜色ない好ましい特性が得られることが分かった。
〔付記事項〕
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10 モード変換器
PW ポスト壁導波路
11 基板
12,13 導体層
14 ポスト壁
14a,14b 狭壁
14i スルービア
15 誘電体層
MS マイクロストリップ線路
21 マイクロストリップライン
BV,BVA,BVB,BVC ブラインドビア
C1〜C8,C5B,C5C 円柱
A1〜A4,A5B,A5C 中心軸

Claims (5)

  1. ポスト壁導波路と、
    前記ポスト壁導波路の主面に形成されたマイクロストリップ線路と、
    前記ポスト壁導波路の内部に形成されたブラインドビアであって、前記ポスト壁導波路の導波モードと前記マイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するブラインドビアと、を備え、
    前記ブラインドビアは、前記主面に直交する中心軸を有する複数の円柱の合併により近似される形状を有し、
    前記複数の円柱の各々の直径は、前記ポスト壁導波路のポスト壁を構成するスルービアの形状を近似する円柱の直径と同一である、
    ことを特徴とするモード変換器。
  2. 前記複数の円柱は、1個の円柱と、前記1個の円柱を取り囲むn個の円柱と、からなり、
    合併された前記複数の円柱は、前記1個の円柱の中心軸を対称軸とするn回の回転対称性を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のモード変換器。
  3. 前記1個の円柱の高さは、前記n個の円柱の高さよりも高い、
    ことを特徴とする請求項2に記載のモード変換器。
  4. 前記1個の円柱の底面及び前記n個の円柱の底面は、球面の一部により近似される、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載のモード変換器。
  5. 狭壁が柵状に配置された複数のスルービアからなるポスト壁導波路と、前記ポスト壁導波路の主面に形成されたマイクロストリップ線路と、前記ポスト壁導波路の内部に形成されたブラインドビアであって、前記ポスト壁導波路の導波モードと前記マイクロストリップ線路の導波モードとを相互に変換するブラインドビアと、を備えたモード変換器の製造方法であって、
    (1)ポスト壁導波路を貫通する貫通孔を形成する作業を繰り返すことによって、各々が円柱状である複数の貫通孔を形成するとともに、(2)前記主面側から前記ポスト壁導波路の内部に向かって円柱状の非貫通孔を形成する作業を繰り返すことによって、前記主面に直交する中心軸を有する複数の円柱の合併により近似される形状を有する非貫通孔を形成する第1の工程と、
    前記複数の貫通孔の側面と、前記非貫通孔の底面及び側面とを導体層で覆う、又は、前記複数の貫通孔及び前記非貫通孔の各々に導体を充填することによって、前記複数のスルービア及び前記ブラインドビアを形成する第2の工程と、を含んでおり、
    前記第1の工程は、各々の直径が同一となるように前記複数の貫通孔及び複数の前記円柱状の非貫通孔を形成する、
    ことを特徴とするモード変換器の製造方法。
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