JP6635985B2 - 免疫測定用試薬、免疫測定用キット及び免疫測定方法 - Google Patents
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Description
酵素で標識された抗体は特に低濃度では不安定なことが多く、保存中に劣化することが知られている。この問題を解決するため、いくつかの技術が知られている。例えば、マレイミドヒンジ法による標識化、クエン酸緩衝液の使用、標識抗体の凍結乾燥等の報告がなされている。その他、酵素標識された抗体が含まれる溶液中に、遊離した酵素を共存させる方法なども提案がなされている(特許文献1及び特許文献2)。
このように酵素標識された抗体の安定化には様々な工夫がなされてきたが、少なくとも1年以上の安定性が求められる市販試薬としての使用に耐えるだけの保存性を有するものは少ない。また、凍結乾燥すれば安定性は保持されるが、使用する際に操作が煩雑になるといった別の問題が生じ、更なる改良が望まれている。
即ち本発明は、物質(FC)及び親水性タンパク質(D)を含有する免疫測定用試薬(X)であって、物質(FC)が物質(F)が酵素(C)により標識されてなる物質であり、物質(F)が測定対象物質(F1)、測定対象物質の類似物質(F2)及び測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質であり、前記測定対象物質が癌胎児性抗原、前立腺特異抗原又は遊離チロキシンであり、親水性タンパク質(D)が25℃、pH7.0の水100gに2.0g以上溶解するタンパク質であり、親水性タンパク質(D)が親水性カゼインタンパク質(D1)であり、免疫測定用試薬(X)中の親水性タンパク質(D)の含有量が(X)の重量を基準として2〜6重量%である免疫測定用試薬(X);標識試薬(A)及び固相担体試薬(E)を含む免疫測定用キットであって、標識試薬(A)が請求項1〜3のいずれか1項に記載の免疫測定用試薬(X)であり、固相担体試薬(E)が固相担体(B)の表面に物質(F)が固定化された固相担体(BF)を含有するものである免疫測定用キット;該免疫測定用キットを使用する免疫測定方法でる。
本発明における測定対象物質(F1)は、例えば血清,血液,血漿,尿等の生体体液、リンパ液、血球、各種細胞類等の生体由来の試料中に含まれるタンパク質、脂質タンパク質、核酸、免疫グロブリン、血液凝固関連因子、抗体、酵素、ホルモン、癌マーカー、心疾患マーカー及び各種薬物等が代表的なものとして挙げられる。更に具体的には、例えばアルブミン,ヘモグロビン,ミオグロビン,トランスフェリン,プロテインA,C反応性蛋白質(CRP)等のタンパク質、例えば高比重リポ蛋白質(HDL),低比重リポ蛋白質(LDL),超低比重リポ蛋白質等の脂質蛋白質、例えばデオキシリボ核酸(DNA),リボ核酸(RNA)等の核酸、例えばアルカリ性ホスファターゼ,アミラーゼ,酸性ホスファターゼ,γ−グルタミルトランスフェラーゼ(γ−GTP),リパーゼ,クレアチンキナーゼ(CK),乳酸脱水素酵素(LDH),グルタミン酸オキザロ酢酸トランスアミナーゼ(GOT),グルタミン酸ピルビン酸トランスアミナーゼ(GPT),レニン,プロテインキナーゼ(PK),チロシンキナーゼ等の酵素、例えばIgG,IgM,IgA,IgD,IgE等の免疫グロブリン(或はこれらの、例えばFc部,Fab部,F(ab)2部等の断片)、例えばフィブリノーゲン,フィブリン分解産物(FDP),プロトロンビン,トロンビン等の血液凝固関連因子、例えば抗ストレプトリジンO抗体,抗ヒトB型肝炎ウイルス表面抗原抗体(HBs抗原)、抗ヒトC型肝炎ウイルス抗体、抗リュウマチ因子等の抗体、例えば甲状腺刺激ホルモン(TSH)、甲状腺ホルモン[遊離トリヨードチロニン(FT3),遊離チロキシン(FT4),トリヨードチロニン(T3),チロキシン(T4)]、副甲状腺ホルモン(PTH)、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)エストラジオール(E2)等のホルモン、例えばα−フェトプロテイン(AFP)、癌胎児性抗原(CEA)、CA19−9、前立腺特異抗原(PSA)等の癌マーカー、例えばトロポニンT(TnT)、ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド前駆体N端フラグメント(NT−proBNP)等の心疾患マーカー、例えば抗てんかん薬、抗生物質、テオフィリン等の薬物等が挙げられる。
上記したものの中でも、商業的ニーズの観点から、抗体、ホルモン、癌マーカー及び心疾患マーカーからなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましい。
例えば、測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)が「抗原」であるときは測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)は「抗体」であり、測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)が「抗体」であるときは測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)は「抗原」である(以下、その他の上記各組合せにおいても同様である)。
具体的には、測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)に対する抗体、測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)が結合する抗原及び測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)に結合するタンパク質が好ましく、測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)に対する抗体及び測定対象物質(F1)又はその類似物質(F2)に結合するタンパク質が更に好ましい。
これらの内、感度等の観点から、好ましいのはアルカリホスファターゼ、ペルオキシダーゼ及びグルコースオキシダーゼであり、特に好ましいのはペルオキシダーゼである。
(D)は1種用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
親水性タンパク質(D)としては、親水性カゼインタンパク質(D1)、ペプチド(D2)、アルブミン(D3)等が挙げられる。
(D1)としては例えばカゼイン加水分解物、κ−カゼイン及びブロックエース(DSファーマバイオメディカル(株)製)等が挙げられる。
ペプチド(D2)としては、例えばコラーゲンペプチド、ミルクペプチド及び大豆ペプチド等が挙げられる。
アルブミン(D3)としては、例えば卵アルブミン、牛血清アルブミン(BSA)等の血清アルブミン、及び乳アルブミン等が挙げられる。
上記(D)のうちで、保存安定性の観点から親水性カゼインタンパク質(D1)が好ましく、さらに好ましくはカゼイン加水分解物である。
(D)の含有量が2重量%以上であることで、親水性タンパク質(D)が免疫測定用試薬(X)中の物質(FC)の親水性を向上させることができ、物質(FC)の溶液中(特に水溶液中)での活性を維持することができるので、免疫測定試薬(X)としての保存安定性が向上する。また、(D)の含有量が6重量%以下であることで、疫測定用試薬(X)中への溶解が容易である。また、上記範囲であることで、特に磁性シリカ粒子(B1)を用いた酵素免疫測定法における磁性シリカ粒子(B1)の分散性を向上させることができる。
磁性シリカ粒子(B1)としては、特開2014−210680号公報及び特開2013−019889号公報等に記載の公知の磁性シリカ粒子等が挙げられる。
これらのうち、免疫測定時に親水性タンパク質(D)の影響を受けにくい観点から、磁性シリカ粒子(B1)が好ましい。
超常磁性金属酸化物の含有量が60重量%以上であると、得られた磁性シリカ粒子(B1)の磁性が十分であるため、実際の用途面における分離操作に時間がかからないので好ましい。また95重量%以下であると、合成が容易であるので好ましい。
上記及び以下において、(アルキル)アルコキシシランとは、アルキルアルコキシシラン又はアルコキシシランを意味する。
ルミノール発光試薬(K)は、上記標識試薬(A)中に含まれる物質(FC)を標識するものとして用いられている酵素(C)に基づき選択され、例えば、酵素(C)がペルオキシダーゼである場合、2,3−ジヒドロ−1,4−フタラジンジオン化合物及び化学発光増強剤を必須構成成分としてなるルミノール発光試薬等が挙げられる。
過酸化物水溶液(L)は、過酸化物及び水を必須構成成分としてなる過酸化物水溶液である。
これらの内、ルミノール、イソルミノール、N−アミノヘキシル−N−エチルイソルミノール(AHEI)、N−アミノブチル−N−エチルイソルミノール(ABEI)及びこれらの金属塩(アルカリ金属塩等)からなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましく、更に好ましいのはルミノール及び/又はその金属塩、特に好ましいのはルミノールのナトリウム塩である。
これらの内、化学発光増強効果等の観点から、フェノールが好ましく、更に好ましいのはP−ヨードフェノール、4−(シアノメチルチオ)フェノール及び4−シアノメチルチオ−2−クロロフェノールからなる群より選ばれる少なくとも1種であり、特に好ましいのは4−(シアノメチルチオ)フェノールである。
これらの内、化学発光増強効果及び保存安定性等の観点から、3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸/水酸化ナトリウム緩衝液、2−ヒドロキシ−3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸・1水和物/水酸化ナトリウム緩衝液及びピペラジニル−1,4−ビス(2−ヒドロキシ−3−プロパンスルホン酸)・2水和物/水酸化ナトリウム緩衝液からなる群より選ばれる少なくとも1種が好ましく、更に好ましいのは3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸/水酸化ナトリウム緩衝液及び2−ヒドロキシ−3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸・1水和物/水酸化ナトリウム緩衝液からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、特に好ましいのは3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸/水酸化ナトリウム緩衝液である。
これらの内、化学発光増強効果及び保存安定性等の観点から、4配位キレート剤が好ましく、更に好ましいのはエチレンジアミン四酢酸(EDTA)及びその塩(エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸三ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸四ナトリウム、エチレンジアミン四酢酸二カリウム及びエチレンジアミン四酢酸三カリウム等)並びにトランス−1,2ジアミノシクロヘキサン−N,N,N’,N’−四酢酸(CyDTA)からなる群より選ばれる少なくとも1種であり、特に好ましいのはエチレンジアミン四酢酸(EDTA)及び/又はその塩である。
第1液のpHは、7〜11が好ましく、更に好ましくは8〜10である。尚、pHは、JIS K0400−12−10:2000に準拠して測定される(測定温度25℃)。
これらの内、保存安定性等の観点から、過酸化水素水溶液、過ホウ酸ナトリウム水溶液及び過ホウ酸カリウム水溶液が好ましく、更に好ましいのは過酸化水素水溶液である。
キレート剤としては、上述のルミノール発光試薬に含むことができるキレート剤として例示したものと同様のものが挙げられ、好ましいものも同様である。
過酸化物水溶液(L)は、過酸化物、水及び必要によりキレート剤を均一混合することにより容易に得られる。
また、B/F分離工程は標識複合体{(F3)/(F1)/(F3C)}の形成後には必須の工程であるが、磁性シリカ粒子(B1)表面に測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)と測定対象物質(F1)との複合体{(F3)/(F1)}を形成させた後においても実施することができる。
また、B/F分離工程は標識複合体の形成後には必須の工程であるが、測定対象物質(F1)と測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)を担持させた磁性シリカ粒子とを接触させた後においても実施することができる。
固相担体試薬(E−1)(抗CEAモノクローナル抗体(F3)が固定化された磁性シリカ粒子(B1F3)を含有する試薬)、免疫測定用試薬(X)である標識試薬(A−1)(POD標識抗CEA抗体(F3C)試薬)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される本発明の免疫測定用キット(S−1)を得た。
反応容器に塩化鉄(III)6水和物186部、塩化鉄(II)4水和物68部及び水1288部を仕込んで溶解させて50℃に昇温し、撹拌下温度を50〜55℃の保持しながら、25重量%アンモニア水280部を1時間かけて滴下し、水中にマグネタイト粒子を得た。得られたマグネタイト粒子に分散剤であるオレイン酸64部を加え、2時間撹拌を継続した。室温に冷却後、デカンテーションにより固液分離して得られたオレイン酸が吸着したマグネタイト粒子を水1000部で洗浄する操作を3回行い、さらにアセトン1000部で洗浄する操作を2回行い、40℃で2日間乾燥させることで、超常磁性金属酸化物粒子を得た。
1重量%γ−アミノプロピルトリエトキシシラン含有アセトン溶液40mLの入った蓋付きポリエチレン瓶に製造した磁性シリカ粒子(B1−1)40mgを加え、25℃で1時間反応させ、ネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を集磁後、液をアスピレーターで吸引除去した。次いで脱イオン水40mLを加えて蓋をし、ポリスチレン瓶をゆっくりと2回倒置攪拌した後、ネオジウム磁石で磁性シリカ粒子(B1−1)を集磁後、液をアスピレーターで吸引除去して磁性シリカ粒子を洗浄した。この洗浄操作を5回行った。次いで、この洗浄後の磁性シリカ粒子を2重量%グルタルアルデヒド含有水溶液40mLの入った蓋付きポリエチレン瓶に加え、25℃で1時間反応させた。そして、脱イオン水40mLを加えて蓋をし、ポリスチレン瓶をゆっくりと2回倒置攪拌したのち、ネオジウム磁石で磁性シリカ粒子(B1−1)を集磁後、液をアスピレーターで吸引除去して磁性シリカ粒子(B1−1)を洗浄した。この洗浄操作を10回行った。更にこの洗浄後の磁性シリカ粒子(B1−1)を抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製、後述する標識試薬(A−1)で用いている抗CEAモノクローナル抗体と認識部位が異なるもの。)(F3−1’)10μg/mLの濃度で含む0.02Mリン酸緩衝液(pH8.7)120mLの入った蓋付きポリエチレン瓶に加え、25℃で1時間反応させた。反応後、ネオジウム磁石で抗CEAモノクローナル抗体が固定化された磁性シリカ粒子(B1F3)を集磁後、残留抗CEAモノクローナル抗体(F3−1’)含有リン酸緩衝液を除去した。次いで、磁性シリカ粒子(B1F3)を1重量%の牛血清アルブミン含有の0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)40mLの入った蓋付きポリエチレン瓶に加え、25℃で12時間浸漬させたのち、ネオジウム磁石でシリカ粒子(B1F3)を集磁後、1重量%の牛血清アルブミン含有のリン酸緩衝液を除去した。抗CEAモノクローナル抗体が固定化された磁性シリカ粒子(B1F3)濃度として1.0mg/mLの濃度に希釈し、固相担体試薬(E−1)を調製し、冷蔵(2〜10℃)で保存した。
抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1)、西洋ワサビ由来POD(東洋紡製)(C−1)を用い、文献(エス・ヨシタケ、エム・イマガワ、イー・イシカワ、エトール;ジェイ.バイオケム,Vol.92,1982,1413−1424)に記載の方法でPOD標識抗CEA抗体(F3C)を調製した。これを3.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)含有の0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で、POD標識抗CEA抗体(F3C)の濃度として20nMの濃度に希釈し、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−1)を調製し、冷蔵(2〜10℃)で保存した。
ルミノールのナトリウム塩[シグマ アルドリッチ ジャパン(株)製]0.7g及び4−(シアノメチルチオ)フェノール0.1gを1,000mLメスフラスコに仕込んだ。3−[4−(2−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジニル]プロパンスルホン酸/水酸化ナトリウム緩衝液(10mM、pH8.6)を溶液の容量が1,000mLになるように仕込み、25℃で均一混合してルミノール発光試薬(K−1)を調製した。測定に用いるまで冷蔵(2〜10℃)保存した。
過酸化水素[和光純薬工業(株)製、試薬特級、濃度30重量%]6.6gを1,000mLメスフラスコに仕込んだ。脱イオン水を溶液の容量が1,000mLになるように仕込み、25℃で均一混合して過酸化水素水(L−1)を調製した。測定に用いるまで冷蔵(2〜10℃)保存した。
標識試薬(A−1)の作製における「カゼイン加水分解物(D−1)」を「ブロックエース(DSファーマバイオメディカル(株)製)(D−2)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−2)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−2)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」を「6.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−3)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される及び免疫測定用キット(S−3)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」を「3.0重量%の牛血清アルブミン(以下においてBSAと略記する)(D−3)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−4)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−4)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」を「4.0重量%の牛血清アルブミン(BSA)(D−3)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−5)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−5)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」を「2.0重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−6)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−6)を得た。
固相担体試薬(E−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1’)」を「抗PSAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製、標識試薬(A−7)で用いている抗PSAモノクローナル抗体と認識部位が異なるもの。)(F3−2’)」に変更して固相担体試薬(E−2)を得て、標識試薬(A−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1)」を「抗PSAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−2)」に変更する以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−2)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−7)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−7)を得た。
固相担体試薬(E−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1’)10μg/mL」を「抗T4モノクローナル抗体(ダコジャパン(株))(F3−3)2μg/mL」に変更して固相担体試薬(E−3)を得て、標識試薬(A−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1)」を「L−チロキシンナトリウム五水和物(和光純薬工業(株)製)(以下、T4と表記)(F1−1)」に変更し、「POD標識抗CEA抗体(F3C)の濃度として20nMの濃度に希釈」を、「POD標識T4(F1C)の濃度として2nMの濃度に希釈」に変更する以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−3)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−8)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−8)を得た。
固相担体試薬(E−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1’)10μg/mL」を「T4(F1−1)2μg/mL」に変更して固相担体試薬(E−4)を得て、標識試薬(A−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1)」を「抗T4モノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−3)」に変更し、「POD標識抗CEA抗体(F3C)の濃度として20nMの濃度に希釈」を、「POD標識抗T4抗体(F3C)の濃度として2nMの濃度に希釈」に変更する以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−4)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−9)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−9)を得た。
固相担体試薬(E−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1’)10μg/mL」を「抗T4モノクローナル抗体(ダコジャパン(株))(F3−3)2μg/mL」に変更して固相担体試薬(E−3)を得て、標識試薬(A−1)の作製において、「抗CEAモノクローナル抗体(ダコジャパン(株)製)(F3−1’)」を「3,3’,5−トリヨード−L−チロニン(和光純薬工業(株)製)(以下、T3と表記)(F2−1)」に変更し、「POD標識抗CEA抗体(F3C)濃度として20nMの濃度に希釈」を、「POD標識T3(F2C)濃度として2nMの濃度に希釈」に変更する以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−3)、免疫測定用試薬(X)に該当する標識試薬(A−10)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される免疫測定用キット(S−10)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D)」を「1.0重量%のカゼインナトリウム塩」に変更し、カゼインナトリウム塩をpH10.0で溶解後pH7.0に調整した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、比較用の免疫測定用試薬である標識試薬(A−11)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される比較免疫測定用キット(H−1)を得た。カゼインナトリウム塩はpH7.0の水100gに対する溶解性が1.0g以下であり、疎水性タンパク質である。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D)」を「カゼイン加水分解物(D)を添加しない」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、比較用の免疫測定用試薬である標識試薬(A−12)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される比較免疫測定用キット(H−2)を得た。
標識試薬(A−1)の作製における「3.0重量%のカゼイン加水分解物(D)」を「0.5重量%のカゼイン加水分解物(D−1)」に変更した以外は、実施例1と同様にして固相担体試薬(E−1)、比較用の免疫測定用試薬である標識試薬(A−13)、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)から構成される比較免疫測定用キット(H−3)を得た。
磁性シリカ粒子を含有する固相担体試薬(E−1)0.025mLと0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で調製したCEA(F1)濃度が1.0ng/mLの標準CEA(F1)液0.025mLを試験管に入れて混合し、試験管中で37℃3分間反応させ、抗CEA抗体(F3)結合磁性シリカ粒子/CEA(F1)複合体を形成させた。反応後、試験管の外側からネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を10秒間集め、試験管中の液をアスピレーターで除き、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、生理食塩水0.5mLを加えて磁性シリカ粒子を分散させて集磁後、アスピレーターで液を除く洗浄操作を3回行った。
最後に、ルミノール発光試薬(K−1)0.07mLと過酸化水素水(L−1)0.07mLとを同時に加え、37℃で43秒間発光反応させ、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)を添加後43〜45秒の平均発光量をルミノメーター[ベルトールドジャパン(株)製「Lumat LB9507」]で測定した。
安定率(%)=B/A×100
(A:初期発光量、B:1年間、5日間又は10日間保管後の発光量)
磁性シリカ粒子を含有する固相担体試薬(E−2)0.025mLと0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で調製したPSA(F1)濃度が0.1ng/mLの標準PSA(F1)液0.025mLを試験管に入れて混合し、試験管中で37℃3分間反応させ、抗PSA抗体(F3)結合磁性シリカ粒子/PSA(F1)複合体を形成させた。反応後、試験管の外側からネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を10秒間集め、試験管中の液をアスピレーターで除き、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、生理食塩水0.5mLを加えて磁性シリカ粒子を分散させて集磁後、アスピレーターで液を除く洗浄操作を3回行った。
最後に、ルミノール発光試薬(K−1)0.07mLと過酸化水素水(L−1)0.07mLとを同時に加え、37℃で43秒間発光反応させ、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)を添加後43〜45秒の平均発光量をルミノメーター[ベルトールドジャパン(株)製「Lumat LB9507」]で測定した。
安定率(%)=B/A×100
(A:初期発光量、B:1年間、5日間又は10日間保管後の発光量)
磁性シリカ粒子を含有する固相担体試薬(E−3)0.025mLと0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で調製したFT4(F1)濃度が1ng/dLの標準FT4(F1)液0.025mL、及び標識試薬(A−8)0.025mLを試験管に入れて混合し、試験管中で37℃6分間反応させ、磁性シリカ粒子(B−1)上に抗T4抗体(F3)/T4(F1)の複合体、又は抗T4抗体(F3)/POD標識T4(F1C)の複合体を形成させた。反応後、試験管の外側からネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を10秒間集め、試験管中の液をアスピレーターで除き、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、生理食塩水0.5mLを加えて磁性シリカ粒子を分散させて集磁後、アスピレーターで液を除く洗浄操作を3回行った。最後に、ルミノール発光試薬(K−1)0.07mLと過酸化水素水(L−1)0.07mLとを同時に加え、37℃で43秒間発光反応させ、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)を添加後43〜45秒の平均発光量をルミノメーター[ベルトールドジャパン(株)製「Lumat LB9507」]で測定した。
安定率(%)=B/A×100
(A:初期発光量、B:1年間、5日間又は10日間保管後の発光量)
磁性シリカ粒子を含有する固相担体試薬(E−4)0.025mLと0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で調製したFT4(F1)濃度が1ng/dLの標準FT4(F1)液0.025mL、及び標識試薬(A−9)0.025mLを試験管に入れて混合し、試験管中で37℃6分間反応させ、磁性シリカ粒子(B−1)上にT4(F1)/POD標識抗T4モノクローナル抗体(F3C)複合体を形成させた。反応後、試験管の外側からネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を10秒間集め、試験管中の液をアスピレーターで除き、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、生理食塩水0.5mLを加えて磁性シリカ粒子を分散させて集磁後、アスピレーターで液を除く洗浄操作を3回行った。最後に、ルミノール発光試薬(K−1)0.07mLと過酸化水素水(L−1)0.07mLとを同時に加え、37℃で43秒間発光反応させ、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)を添加後43〜45秒の平均発光量をルミノメーター[ベルトールドジャパン(株)製「Lumat LB9507」]で測定した。
安定率(%)=B/A×100
(A:初期発光量、B:1年間、5日間又は10日間保管後の発光量)
磁性シリカ粒子を含有する固相担体試薬(E−3)0.025mLと0.02Mリン酸緩衝液(pH7.0)で調製したFT4(F1)濃度が1ng/dLの標準FT4(F1)液0.025mL、及び標識試薬(A−10)0.025mLを試験管に入れて混合し、試験管中で37℃6分間反応させ、磁性シリカ粒子(B−1)上に抗T4抗体(F3)/T4(F1)複合体、又は抗T4抗体(F3)/POD標識T3(F2C)複合体を形成させた。反応後、試験管の外側からネオジウム磁石で磁性シリカ粒子を10秒間集め、試験管中の液をアスピレーターで除き、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、生理食塩水0.5mLを加えて磁性シリカ粒子を分散させて集磁後、アスピレーターで液を除く洗浄操作を3回行った。最後に、ルミノール発光試薬(K−1)0.07mLと過酸化水素水(L−1)0.07mLとを同時に加え、37℃で43秒間発光反応させ、ルミノール発光試薬(K−1)及び過酸化水素水(L−1)を添加後43〜45秒の平均発光量をルミノメーター[ベルトールドジャパン(株)製「Lumat LB9507」]で測定した。
安定率(%)=B/A×100
(A:初期発光量、B:1年間、5日間又は10日間保管後の発光量)
1.0mgの抗CEAモノクローナル抗体が固定化された磁性シリカ粒子(B1F3)を2mLのイオン交換水に分散させ、口内径×胴径×全高=φ10.3mm×φ12.0mm×35mmのガラス容器に入れ、1cm×1cm×1cmのネオジウム磁石を側面につけて、磁性シリカ粒子を完全に集磁し、上清を除去し、ネオジウム磁石を側面から十分に離し、2mLの免疫測定用試薬(S−1〜S−10)または免疫測定用試薬(H−1〜H−3)を磁性シリカ粒子に噴きつけながら加え、3回のピペッティングにより混合した後、10秒以内に走査型電子顕微鏡(型番JSM−7000F、日本電子株式会社)で5,000〜20,000倍で撮影し、画像中の全粒子数に対する凝集した粒子数の割合を算出して以下の基準で分散性判定した。
○:凝集粒子が5%未満
△:凝集粒子が5%以上かつ20%未満
×:凝集粒子が20%以上
また、本発明の免疫測定用キットは、磁性シリカ粒子分散性の評価結果において、凝集粒子が5%未満と低く、比較用の免疫測定用キットを用いた場合に比べて、抗体が固定化された固相担体(BF)の分散性が優れていることが分かる。
したがって、本発明の免疫測定用試薬である標識試薬(A)を含む免疫測定用キットを用いれば、固相担体が凝集することなく長期間保管後も安定して免疫測定を行うことができる。
Claims (6)
- 物質(FC)及び親水性タンパク質(D)を含有する免疫測定用試薬(X)であって、物質(FC)が物質(F)が酵素(C)により標識されてなる物質であり、物質(F)が測定対象物質(F1)、測定対象物質の類似物質(F2)及び測定対象物質と特異的に結合する物質(F3)からなる群より選ばれる少なくとも1種の物質であり、前記測定対象物質が癌胎児性抗原、前立腺特異抗原又は遊離チロキシンであり、親水性タンパク質(D)が25℃、pH7.0の水100gに2.0g以上溶解するタンパク質であり、親水性タンパク質(D)が親水性カゼインタンパク質(D1)であり、免疫測定用試薬(X)中の親水性タンパク質(D)の含有量が(X)の重量を基準として2〜6重量%である免疫測定用試薬(X)。
- 親水性タンパク質(D)がカゼイン加水分解物である請求項1に記載の免疫測定用試薬。
- 標識試薬(A)及び固相担体試薬(E)を含む免疫測定用キットであって、標識試薬(A)が請求項1又は2に記載の免疫測定用試薬(X)であり、固相担体試薬(E)が固相担体(B)の表面に物質(F)が固定化された固相担体(BF)を含有するものである免疫測定用キット。
- さらにルミノール発光試薬(K)及び過酸化物水溶液(L)を含む免疫測定用キットであって、酵素(C)がペルオキシダーゼである請求項3に記載の免疫測定用キット。
- 固相担体(B)が磁性シリカ粒子(B1)である請求項3又は4に記載の免疫測定用キット。
- 請求項3〜5のいずれか1項に記載の免疫測定用キットを使用する免疫測定方法。
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