JP6632300B2 - 膜形成装置及び膜形成方法 - Google Patents

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本発明は、ノズルヘッドから膜材料を液滴化して吐出することにより基板に膜を形成する膜形成装置、及び膜形成方法に関する。
ソルダーレジストの液滴をノズルヘッドから吐出して、プリント基板にソルダーレジスト膜を形成する方法が公知である(特許文献1)。ノズルヘッドのノズル孔から吐出した液滴から分離した小さな液滴が、目標地点から外れた位置に着弾する場合がある。ソルダーレジスト膜の開口部の内側に小液滴が着弾すると、開口部内にソルダーレジストの微小な領域(以下、「サテライト」という。)が形成されてしまう。
サテライトにレーザビームを照射して、サテライトを除去する技術が公知である(特許文献2)。これにより、ソルダーレジスト膜形成工程における歩留りの低下を抑制することができる。
特開平7−263845号公報 特開2012−96286号公報
サテライトをレーザ照射によって除去する方法を実行するためには、ソルダーレジスト膜が形成された基板の表面を撮像するイメージセンサ、及び撮像された画像に基づいてサテライトの位置を検出する画像解析装置が必要である。
本発明の目的は、膜形成後の基板表面の画像解析を行うことなく、サテライトを除去することが可能な膜形成装置を提供することである。本発明の他の目的は、膜形成後の基板表面の画像解析を行うことなく、サテライトを除去することが可能な膜形成方法を提供することである。
本発明の一観点によると、
基板を保持するステージと、
前記ステージに保持された前記基板に対向し、前記基板に向かって膜材料を液滴化して吐出するノズルヘッドと、
前記ステージに保持された前記基板と、前記ノズルヘッドとの一方を他方に対して移動させる移動機構と、
形成すべき膜のイメージデータ、及び膜厚補正情報を記憶する記憶装置と、
前記イメージデータに基づいて、前記ノズルヘッド及び前記移動機構を制御することにより、前記イメージデータで定義されたパターンを有する膜を前記基板に形成する制御装置と、
前記制御装置へデータを入力するための入力装置と
を有し、
前記制御装置は、
前記入力装置から膜厚指令値が入力されると、前記膜厚指令値を、前記膜厚補正情報に基づいて補正することにより、前記膜厚指令値より厚い膜厚目標値を算出し、
前記膜厚目標値の厚さの膜が形成されるように前記ノズルヘッド及び前記移動機構を制御し、
前記膜厚補正情報は、前記制御装置の制御に基づいて前記基板に前記膜を形成した後に行われるプラズマ処理において、前記膜の表層部が除去される厚さに基づいて、前記膜厚指令値から前記膜厚目標値への増分が設定されるように定義されている膜形成装置が提供される。
本発明の他の観点によると、
ノズルヘッドから基板に向かって、イメージデータに基づいて、光硬化性の膜材料の液滴を吐出させることにより、前記イメージデータで定義されたパターンに基づいて前記基板に前記膜材料を付着させる工程と、
前記基板に付着している前記膜材料に仮硬化用の光を照射して前記膜材料の表面に皮膜を形成する工程と、
前記膜材料の表面に皮膜を形成した後、前記基板の全域に対してプラズマ処理することにより、不要な領域に付着した前記膜材料を除去する工程と
を有する膜形成方法が提供される。
プラズマ処理によって、不要な領域に付着した膜材料(サテライト)を除去することができる。プラズマ処理は、基板の全域に対して行われるため、サテライトの位置を特定するための画像解析等を行う必要がない。
図1は、実施例による膜形成装置の概略図である。 図2は、実施例による膜形成装置に用いられている塗布装置の概略図、及び制御装置のブロック図である。 図3は、実施例による膜形成方法のフローチャートである。 図4A〜図4Bは、膜形成方法の途中段階及び膜形成後における基板及び膜の断面図である。 図5A〜図5Cは、他の実施例による膜形成装置に用いられる複数の装置の配置を示す模式図である。 図6A〜図6Cは、それぞれ、さらに他の実施例による薄膜形成装置のノズルユニットの概略図である。 図7A及び図7Bは、さらに他の実施例による薄膜形成装置のノズルユニットの概略図である。 図8A及び図8Bは、それぞれ、さらに他の実施例による薄膜形成装置のノズルユニットの概略図である。
図1に、実施例による膜形成装置の概略図を示す。実施例による膜形成装置は、搬入装置20、塗布装置30、本硬化装置40、搬送装置50、及び制御装置60を含む。水平面をxy面とし、鉛直上方をz軸の正の向きとするxyz直交座標を定義する。搬入装置20、塗布装置30、本硬化装置40が、x軸の正の向きに向かってこの順番に配置されている。制御装置60が、搬入装置20、塗布装置30、本硬化装置40、及び搬送装置50を制御する。搬送装置50は、処理対象の基板70を、搬入装置20から搬出し、塗布装置30に搬入する。さらに、塗布装置30から基板70を搬出し、本硬化装置40に搬入する。
搬入装置20は、搬送ローラ21及びストッパ22を含む。搬送ローラ21が、処理対象の基板70をストッパ22に接触するまで搬送する。基板70がストッパ22に接触することにより、搬送方向に関して基板70の粗い位置決めが行われる。
搬送装置50は、ガイド51及びリフタ52を含む。リフタ52がガイド51に案内されて、x方向に移動する。搬入装置20で粗い位置決めが行われた基板70が、リフタ52で保持されて、塗布装置30まで搬送される。塗布装置30で膜材料が塗布された基板70が、リフタ52で保持されて、本硬化装置40まで搬送される。
塗布装置30は、定盤31、移動機構32、及びステージ33を含む。定盤31の上に、移動機構32を介してステージ33が支持されている。移動機構32は、制御装置60から制御されて、ステージ33をx方向及びy方向に移動させるとともに、z軸に平行な直線を回転中心としてステージ33の回転方向の姿勢を変化させる。
ステージ33に複数の昇降ピン34が組み込まれている。昇降ピン34は、その上端に基板70を保持して、ステージ33に対して基板70を昇降させる。基板70を上昇させた状態で、基板70とステージ33との間に空間が形成される。この空間に、リフタ52の支持アームを挿入することにより、リフタ52がステージ33から基板70を受け取ることができる。逆に、リフタ52からステージ33に基板70を引き渡すことができる。昇降ピン34を下降させることにより、基板70をステージ33に密着させることができる。ステージ33は、例えば真空チャックにより基板70を固定する。
塗布装置30は、ステージ33に保持された基板70の表面に光硬化性の樹脂からなる膜材料を塗布する。
本硬化装置40は、搬送ローラ41及び本硬化用光源42を含む。塗布装置30で処理された基板70が、搬送装置50により本硬化装置40に搬送され、搬送ローラ41の上に載せられる。搬送ローラ41は、基板70をx軸の正の方向に搬送する。基板70の搬送経路の上方に、本硬化用光源42が配置されている。本硬化用光源42は、搬送ローラ41によって搬送されている基板70に、膜材料を硬化させる波長成分を含む光を照射する。
図2に、塗布装置30の概略図、及び制御装置60のブロック図を示す。塗布装置30は、図1にも示したように、定盤31、移動機構32、ステージ33を含む。さらに、塗布装置30は、ノズルユニット35及び膜材料供給装置38を含む。
移動機構32は、制御装置60から制御されることにより、ステージ33をx方向及びy方向の2方向に移動させることができる。ステージ33に基板70が保持される。基板70の上方にノズルユニット35が支持されている。ノズルユニット35は、ステージ33に対向するノズルヘッド36及び仮硬化用光源37を含む。膜材料供給装置38が、ノズルヘッド36に液状の光硬化性の膜材料を供給し、ノズルヘッド36から余分な膜材料を回収する。
ノズルヘッド36に、x方向に並ぶ複数のノズル孔が設けられており、ノズル孔から基板70に向かって、膜材料が液滴化されて吐出される。ノズル孔から吐出されて基板70に付着した膜材料が、仮硬化用光源37から放射された光によって仮硬化される。ここで、「仮硬化」とは、膜材料の表面が硬化して皮膜が形成されるが、内部は液状のままである状態まで硬化することを意味する。これに対し、「本硬化」とは、膜材料の内部まで硬化することを意味する。本硬化装置40(図1)によって、膜材料の本硬化処理が行われる。
移動機構32として、ステージ33に対してノズルヘッド36を移動させる機構を採用してもよい。すなわち、移動機構32として、ステージ33に保持された基板70と、ノズルヘッド36との一方を他方に対して移動させる機構を採用することが可能である。
制御装置60は、成膜処理部61、膜厚補正処理部62、及び記憶装置63を含む。成膜処理部61及び膜厚補正処理部62の機能は、例えば中央処理ユニット(CPU)が、記憶装置63に格納されているコンピュータプログラムを実行することにより実現される。記憶装置63は、RAM及びROMを含む。
入力装置65を通して、膜形成に必要なデータが制御装置60に入力される。膜形成に必要なデータには、形成すべき膜の平面形状(パターン)を定義するイメージデータ、形成すべき膜の厚さを規定する膜厚指令値等が含まれる。このイメージデータ、膜厚指令値等は、記憶装置63に格納される。入力装置65は、キーボード、タッチパッド、通信装置、リムーバブル記憶装置用の端子等で構成される。制御装置60による種々の処理結果が、出力装置66に出力される。出力装置66は、ディスプレイ、プリンタ等で構成される。
基板70をy方向に移動させながら、イメージデータに基づいて、ノズルヘッド36から膜材料を液滴化して吐出することにより、基板70の表面に、所望のパターンを有する膜を形成することができる。膜材料の吐出時に仮硬化用光源37が点灯されている。このため、基板70に付着した膜材料は、基板70への着弾後、直ちに仮硬化される。ノズルヘッド36から吐出される液滴の体積、基板70の表面における液滴の着弾点の分布密度、膜材料の重ね塗りの回数等を調節することにより、膜の厚さを変化させることができる。
次に、図3及び図4を参照して、実施例による膜形成方法について説明する。図3は、実施例による膜形成方法のフローチャートを示し、図4は、膜形成方法の途中段階及び膜形成後における基板及び膜の断面図を示す。
ステップS1(図3)において、オペレータが入力装置65(図2)を通して制御装置60に、形成すべき膜のパターンを定義するイメージデータ、及び膜厚を規定する膜厚指令値を入力する。入力されたイメージデータ及び膜厚指令値は、記憶装置63(図2)に格納される。
ステップS2において、膜厚補正処理部62(図2)が、記憶装置63に記憶されている膜厚補正情報に基づいて膜厚指令値を補正することにより、膜厚目標値を決定する。膜厚目標値は、膜厚指令値よりやや厚い。一例として、膜厚補正情報は、例えば膜厚指令値から膜厚目標値までの増分を示す情報で構成される。膜厚指令値に、膜厚補正情報で示された増分を加算することにより、膜厚目標値が算出される。
ステップS3において、基板70を塗布装置30(図1)に搬入し、ステップS2で決定された膜厚目標値で指定された厚さの膜が形成されるように、成膜処理部61(図2)がノズルヘッド36及び移動機構32を制御する。例えば、ステージ33(図2)に保持された基板70をy方向に移動させながら、膜のパターンを定義するイメージデータに基づいてノズルヘッド36から膜材料を液滴化して吐出させる。その後、膜が形成された基板70を塗布装置30(図1)から本硬化装置40に搬入し、膜を本硬化させる。
図4Aに、膜が形成された後の基板70の部分断面図を示す。基板70の表面に、膜71が形成されている。膜71の厚さは、膜厚指令値Trよりも厚く、膜厚目標値Ttにほぼ等しい。膜71の開口部73に、ノズルヘッド36から吐出された液滴から分離した小液滴が付着することにより、サテライト72が形成される場合がある。サテライト72の厚さは、形成すべき膜71の厚さに比べて十分薄く、高々1μm〜3μm程度である。
ステップS4(図3)において、基板70の表面の全域をプラズマ処理する。例えば、図4Bに示すように、基板70をプラズマ処理装置に搬入し、基板70の表面の全域をプラズマ75に晒す。プラズマ75には、膜71をエッチングすることが可能なものが用いられる。例えば、プラズマ75として、膜71の還元処理を行うプラズマを用いることができる。還元処理を行うプラズマの例として、水素ガスを含むプラズマが挙げられる。
図4Cに、プラズマ処理後の基板の断面図を示す。プラズマ処理されることによって、基板70の不要な領域に付着した膜材料、すなわちサテライト72(図4B)が完全に除去される。このとき、膜71の表層部も除去されるため、膜71が薄くなる。ステップS2の補正処理で用いられる膜厚補正情報は、膜厚指令値Trと膜厚目標値Ttとの差が、膜71のエッチング厚さとほぼ等しくなるように予め定義されている。このため、プラズマ処理後の膜71の厚さが、膜厚指令値Trとほぼ等しくなる。
ステップS5(図3)において、膜71(図4C)の熱処理を行う。この熱処理により、膜71の硬化がさらに進む。
上記実施例では、ステップS4でのプラズマ処理によって、サテライト72(図4A)を除去することができる。プラズマ処理は、基板70の表面の全域に対して行われるため、サテライト72の有無や、その位置を特定するための画像解析を行う必要はない。サテライト72の厚さは高々1μm〜3μmであるため、サテライト72の除去残りを生じさせないために、膜厚指令値から膜厚目標値までの増分が1μm〜3μmの範囲内になるように、膜厚補正情報を定義することが好ましい。
さらに、ステップS2において、プラズマ処理で除去される表層部の厚さを見込んで、膜厚目標値Ttが設定されているため、プラズマ処理後の膜71の厚さを、膜厚指令値Trとほぼ一致させることができる。
次に、図5A〜図5Cを参照して、他の実施例について説明する。以下、図1〜図4Cに示した実施例との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。
図5Aに示した実施例による膜形成装置においては、塗布装置30と本硬化装置40との間にプラズマ処理装置80が配置されている。塗布装置30で膜71(図4A)が形成された基板70(図4A)が、搬送装置50でプラズマ処理装置80まで搬送される。この段階で、基板に形成されている膜71は仮硬化された状態である。
プラズマ処理装置80でプラズマ処理を行うことにより、サテライト72(図4B)が除去される。プラズマ処理後の基板70(図4C)が、搬送装置50で本硬化装置40まで搬送される。本硬化装置40で、膜71(図4C)の本硬化処理が行われる。
図5Aに示した実施例のように、膜71が仮硬化された状態で、プラズマ処理を行ってもよい。この場合には、仮硬化によって膜71の表面に形成されている皮膜が、プラズマ処理によって完全に除去されてしまわない程度の厚さを有することが必要である。
図5Bに示した実施例による膜形成装置においては、図5Aに示した膜形成装置の本硬化装置40の後段に、さらに、反転装置83、塗布装置30A、プラズマ処理装置80A、本硬化装置40A、及び熱処理装置85が配置されている。本硬化装置40で本硬化処理を終了した基板70(図4C)が、反転装置83に搬入される。反転装置83は、基板70の上下を反転させる。これにより、膜71(図4C)が形成された面が下方を向き、膜が形成されていない面が上方を向く。
上下反転された基板70が、塗布装置30A、プラズマ処理装置80A、及び本硬化装置40Aで処理されることにより、裏面にも膜が形成される。その後、熱処理装置85で、両面に形成されている膜が熱処理される。
図5Bに示した実施例では、基板70の両面に膜を形成することができる。図5Bに示した実施例において、プラズマ処理装置80、80Aでプラズマ処理を行う前に、本硬化装置40、40Aで本硬化処理を行ってもよい。
図5Cに示した実施例による膜形成装置においては、図5Bに示したプラズマ処理装置80、80Aが除かれ、その代わりに、本硬化装置40Aと熱処理装置85との間に、両面プラズマ処理装置80Bが配置されている。この実施例では、両面プラズマ処理装置80Bで、基板70の両面に対して同時にプラズマ処理が行われる。このため、図5Bの実施例による膜形成装置に比べて、膜形成のための処理時間を短縮することができる。
次に、図6A〜図6Cを参照して、さらに他の実施例について説明する。以下、図1〜図4Cに示した実施例との相違点について説明し、同一の構成については説明を省略する。図6A〜図6Cは、ノズルユニット35(図2)の概略図を示す。
図6Aに示した実施例では、ノズルユニット35が、ノズルヘッド36及び仮硬化用光源37の他に、プラズマ照射装置90を含む。ステージ33が基板70をy方向の正の側に向って移動させながら、膜形成が行われる。プラズマ照射装置90は、移動機構32(図2)による移動方向(y方向)に関して、ノズルヘッド36から吐出された膜材料が付着する位置よりも下流側(y方向の正の側)において、基板70に大気圧ジェットプラズマ91を照射する。仮硬化用光源37は、大気圧ジェットプラズマ91が照射される位置よりも上流側において、基板70に硬化用の光を照射する。
ノズルヘッド36には、x方向に並ぶ複数のノズル孔が配置されている。大気圧ジェットプラズマ91は、x方向に関してノズル孔が並んでいる範囲に照射される。プラズマ照射装置90として、カーテン状の大気圧ジェットプラズマ91を発生するものを用いることが好ましい。
図6Aに示した実施例では、大気圧ジェットプラズマ91によって、膜71に対するプラズマ処理が行われる。このプラズマ処理によって、基板70に形成されたサテライト72(図4B)を除去することができる。大気圧ジェットプラズマ91として、空気プラズマ、水素(H)プラズマ、窒素(N)プラズマ等を用いることができる。
次に、図6Aに示した実施例の優れた効果について説明する。図1〜図5Cに示した実施例では、塗布装置30(図1、図5A〜図5C)で膜を形成した後、基板を塗布装置30から搬出し、プラズマ処理装置80(図5A)に搬入しなければならない。これに対して、図6Aに示した実施例では、膜材料を塗布するときに用いられるステージ33に基板70を保持したまま、プラズマ処理を行うことができる。このため、スループットの向上を図ることができる。
また、膜材料を複数回重ね塗りする場合、図1〜図5Cに示した実施例では、複数回の重ね塗りが完了した後の膜に対してプラズマ処理が行われる。これに対し、図6Aに示した実施例では、複数回の重ね塗りを行う場合に、1回ごとにプラズマ処理が行われる。このため、サテライト72(図4B)が微小なうちに、プラズマ処理を行うことができる。これにより、サテライト72の除去残りの発生を抑制することができる。
さらに、膜材料を複数回重ね塗りする場合、図1〜図5Cに示した実施例では、膜材料に硬化用の光が複数回照射された後に、プラズマ処理が行われる。これに対し、図6Aに示した実施例では、膜材料を重ね塗りする場合であっても、膜材料に硬化用の光が1回照射される毎に、プラズマ処理が行われる。このため、サテライト72を除去しやすい。
図6Bに示した実施例では、図6Aに示した実施例と比べて、仮硬化用光源37とプラズマ照射装置90との位置が入れ替わっている。すなわち、仮硬化用光源37は、大気圧ジェットプラズマ91が照射される位置よりも下流側において、基板70に硬化用の光を照射する。
図6Bに示した実施例では、基板70に塗布された膜材料が仮硬化する前に、プラズマ処理が行われる。このため、サテライト72の除去効果を高めることができる。ただし、膜材料が基板70に着弾してから仮硬化されるまでの時間が、図6Aに示した実施例と比べて長くなる。仮硬化までの時間が長くなると、にじみが発生しやすい。エッジのにじみを避けたい場合には、図6Aに示した実施例の構成を採用することが好ましい。逆に、ある程度のエッジのにじみが許容される場合には、図6Bに示した実施例の構成を採用することができる。
図6Cに示した実施例では、大気圧ジェットプラズマ91が照射される位置よりも上流側において、第1の仮硬化用光源37Aが基板70に硬化用の光を照射し、下流側において、第2の仮硬化用光源37Bが基板70に硬化用の光を照射する。
第1の仮硬化用光源37Aは、図6Aに示した仮硬化用光源37よりも弱い光を基板70に照射する。このため、第1の仮硬化用光源37Aによって仮硬化されたサテライト72(図4B)を、硬化度が高まる前に容易に除去することができる。第2の仮硬化用光源37Bは、サテライト72(図4B)が除去された後、膜71に光を照射することにより、膜の硬化度を高める。膜の硬化度を高めるために、第2の仮硬化用光源37Bから放射される光の強度を、第1の仮硬化用光源37Aから放射される光の強度より強くすることが好ましい。
図6Cに示した実施例では、膜のエッジのにじみを抑制しつつ、サテライト72の除去効果を高く維持することが可能である。
次に、図7A及び図7Bを参照して、さらに他の実施例について説明する。以下、図6Aに示した実施例との相違点について説明し、共通の構成については説明を省略する。
図7Aに、本実施例によるノズルユニット35の概略図を示す。図6Aに示した実施例では、ノズルヘッド36に対して、y方向の正の側にのみ仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90が配置されていた。図7Aに示した実施例では、ノズルヘッド36を中心としてy方向の正の側及び負の側の両方に、仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90が配置されている。2つの仮硬化用光源37は、ノズルヘッド36に関して対称の位置に配置されており、2つのプラズマ照射装置90も、ノズルヘッド36に関して対称の位置に配置されている。
図7Aに示すように、基板70をy方向の正の側に向って移動させながら膜形成を行う場合には、ノズルヘッド36よりも正の側(基板70の移動方向の下流側)に位置する仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90を動作させる。
図7Bに示すように、基板70をy方向の負の側に向って移動させながら膜形成を行う場合には、ノズルヘッド36よりも負の側(基板70の移動方向の下流側)に位置する仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90を動作させる。
図7A及び図7Bに示した実施例では、基板70をy方向の正の側及び負の側のいずれに向って移動させる場合でも、膜形成を行うことができる。このため、スループットの向上を図ることが可能になる。
次に、図8A及び図8Bを参照して、さらに他の実施例について説明する。図8A及び図8Bに示した実施例では、ノズルヘッド36を中心として、y方向の正の側及び負の側の両方に、それぞれ仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90が配置されている。
図8Aに示した実施例では、y方向の正の側に配置された仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90の位置関係が、図6Bに示した実施例における両者の位置関係と同一である。y方向の負の側に配置された仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90は、ノズルヘッド36に関して、それぞれ正の側に配置された仮硬化用光源37及びプラズマ照射装置90と対称の位置関係を有する。
図8Bに示した実施例では、y方向の正の側に配置された第1の仮硬化用光源37A、第2の仮硬化用光源37B、及びプラズマ照射装置90の位置関係が、図6Cに示した実施例におけるこれらの位置関係と同一である。y方向の負の側に配置された第1の仮硬化用光源37A、第2の仮硬化用光源37B、及びプラズマ照射装置90は、ノズルヘッド36に関して、それぞれ正の側に配置された第1の仮硬化用光源37A、第2の仮硬化用光源37B、及びプラズマ照射装置90と対称の位置関係を有する。
図8A及び図8Bに示した実施例においても、基板70をy方向の正の側及び負の側のいずれに向って移動させる場合にも、膜形成を行うことができる。このため、スループットの向上を図ることが可能になる。
以上実施例に沿って本発明を説明したが、本発明はこれらに制限されるものではない。例えば、種々の変更、改良、組み合わせ等が可能なことは当業者に自明であろう。
20 搬入装置
21 搬送ローラ
22 ストッパ
30、30A 塗布装置
31 定盤
32 移動機構
33 ステージ
34 昇降ピン
35 ノズルユニット
36 ノズルヘッド
37 仮硬化用光源
37A 第1の仮硬化用光源
37B 第2の仮硬化用光源
38 膜材料供給装置
40、40A 本硬化装置
41 搬送ローラ
42 本硬化用光源
50 搬送装置
51 ガイド
52 リフタ
60 制御装置
61 成膜処理部
62 膜厚補正処理部
63 記憶装置
65 入力装置
66 出力装置
70 基板
71 膜
72 サテライト
73 開口部
75 プラズマ
80、80A プラズマ処理装置
80B 両面プラズマ処理装置
83 反転装置
85 熱処理装置
90 プラズマ照射装置
91 大気圧ジェットプラズマ
Tr 膜厚指令値
Tt 膜厚目標値

Claims (12)

  1. 基板を保持するステージと、
    前記ステージに保持された前記基板に対向し、前記基板に向かって膜材料を液滴化して吐出するノズルヘッドと、
    前記ステージに保持された前記基板と、前記ノズルヘッドとの一方を他方に対して移動させる移動機構と、
    形成すべき膜のイメージデータ、及び膜厚補正情報を記憶する記憶装置と、
    前記イメージデータに基づいて、前記ノズルヘッド及び前記移動機構を制御することにより、前記イメージデータで定義されたパターンを有する膜を前記基板に形成する制御装置と、
    前記制御装置へデータを入力するための入力装置と
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記入力装置から膜厚指令値が入力されると、前記膜厚指令値を、前記膜厚補正情報に基づいて補正することにより、前記膜厚指令値より厚い膜厚目標値を算出し、
    前記膜厚目標値の厚さの膜が形成されるように前記ノズルヘッド及び前記移動機構を制御し、
    前記膜厚補正情報は、前記制御装置の制御に基づいて前記基板に前記膜を形成した後に行われるプラズマ処理において、前記膜の表層部が除去される厚さに基づいて、前記膜厚指令値から前記膜厚目標値への増分が設定されるように定義されている膜形成装置。
  2. さらに、
    前記プラズマ処理を施し、前記基板に形成された膜の表層部を除去するプラズマ処理装置と、
    前記ステージに保持されている膜形成後の前記基板を、前記プラズマ処理装置に搬入する搬送装置と
    を有し、
    前記制御装置は、
    前記搬送装置を制御して、膜形成後の前記基板を前記プラズマ処理装置に搬入する請求項1に記載の膜形成装置。
  3. 前記プラズマ処理装置は、搬入された前記基板の表面の全域に対してプラズマ処理を施す請求項2に記載の膜形成装置。
  4. 前記膜厚指令値から前記膜厚目標値への増分が1μm〜3μmの範囲内になるように、前記膜厚補正情報が定義されており、
    前記プラズマ処理装置において、プラズマを用いた還元処理が行われる請求項2または3に記載の膜形成装置。
  5. さらに、前記移動機構による移動方向に関して、前記ノズルヘッドから吐出された膜材料が付着する位置よりも下流側において、前記基板にプラズマを照射するプラズマ照射装置を有する請求項1に記載の膜形成装置。
  6. 前記ノズルヘッドから吐出される前記膜材料が光硬化性の樹脂を含み、
    さらに、前記移動機構による移動方向に関して、前記ノズルヘッドから吐出された膜材料が付着する位置よりも下流側において、前記基板に、前記膜材料を硬化させる光を照射する光源を有する請求項5に記載の膜形成装置。
  7. 前記プラズマ照射装置によってプラズマが照射される位置よりも、前記移動方向の上流側及び下流側の少なくとも一方において、前記光源が前記基板に前記光を照射する請求項6に記載の膜形成装置。
  8. 基板を保持するステージと、
    前記ステージに保持された前記基板に対向し、前記基板に向かって光硬化性の膜材料を液滴化して吐出するノズルヘッドと、
    前記ステージに保持された前記基板と、前記ノズルヘッドとの一方を他方に対して移動させる移動機構と、
    前記移動機構による移動方向に関して、前記ノズルヘッドから吐出された膜材料が付着する位置よりも下流側において、前記ステージに保持された前記基板にプラズマを照射するプラズマ照射装置と、
    前記基板に前記プラズマ照射装置からプラズマが照射される位置よりも上流側において、前記ステージに保持された前記基板に付着している膜材料に仮硬化用の光を照射する仮硬化用光源と
    を有する膜形成装置。
  9. 基板を保持するステージと、
    前記ステージに保持された前記基板に対向し、前記基板に向かって光硬化性の膜材料を液滴化して吐出するノズルヘッドと、
    前記ステージに保持された前記基板と、前記ノズルヘッドとの一方を他方に対して移動させる移動機構と、
    前記移動機構による移動方向に関して、前記ノズルヘッドから吐出された膜材料が付着する位置よりも下流側において、前記ステージに保持された前記基板にプラズマを照射するプラズマ照射装置と、
    前記基板に前記プラズマ照射装置からプラズマが照射される位置よりも下流側において、前記基板に付着している膜材料に仮硬化用の光を照射する仮硬化用光源と
    を有する膜形成装置。
  10. ノズルヘッドから基板に向かって、イメージデータに基づいて、光硬化性の膜材料の液滴を吐出させることにより、前記イメージデータで定義されたパターンに基づいて前記基板に前記膜材料を付着させる工程と、
    前記基板に付着している前記膜材料に仮硬化用の光を照射して前記膜材料の表面に皮膜を形成する工程と、
    前記膜材料の表面に皮膜を形成した後、前記基板の全域に対してプラズマ処理することにより、不要な領域に付着した前記膜材料を除去する工程と
    を有する膜形成方法。
  11. ノズルヘッド及び基板の一方を他方に対して移動させながら、前記ノズルヘッドから前記基板に向かって、イメージデータに基づいて、光硬化性の膜材料の液滴を吐出させることにより、前記イメージデータで定義されたパターンに基づいて前記基板に前記膜材料を付着させる工程と、
    前記膜材料が付着する位置よりも下流側において、前記基板に付着した前記膜材料に対してプラズマ処理することにより、不要な領域に付着した前記膜材料を除去する工程と、
    前記プラズマ処理が行われた位置よりも下流側において、前記基板に付着している前記膜材料に仮硬化用の光を照射して仮硬化させる工程と
    を有する膜形成方法。
  12. 前記プラズマ処理において、前記不要な領域以外に付着している前記膜材料の表層部も除去され、
    前記プラズマ処理で前記膜材料の表層部が除去される厚さを見込んで、前記膜材料を付着させる工程で付着する前記膜材料の厚さを、形成すべき膜の厚さよりも厚く設定しておく請求項10または11に記載の膜形成方法。
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