JP6525627B2 - 監視システム及び端末装置 - Google Patents
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Description
まずは、実施の形態の基本的概念について説明する。実施の形態は、概略的に、受信機が所定の状態になったと判定装置が判定した場合に、端末装置が、受信機を介さずに出力装置から状態信号を受信して、受信した状態信号に基づいて、監視領域の状態についての情報を出力可能となるようにした監視システムに関するものである。
まず、本実施の形態に係る防災システムの構成について説明する。図1は、本実施の形態に係る防災システムを示すブロック図である。
防災システム100は、災害を防止するためのシステムであり、具体的には、監視領域を監視する監視システムであって、感知器1、分散盤2、受信機3、入出力装置4、及び表示装置5を備えており、これらの装置は所定の通信線を介して接続されている。各装置の接続について具体的には、図1に示すように、感知器1は、通信線L1を介して分散盤2に接続されており、分散盤2、受信機3、及び入出力装置4は、通信線L2〜L4を介して相互に接続されており、表示装置5は、通信線L5を介して入出力装置4に接続されている。
まず、感知器1は、監視領域における異常の発生を検出する防災検出手段であり、具体的には、火災やガス漏れ等の異常を検出した場合に発報信号を出力する防災装置であって、例えば、煙感知器、ガス感知器、又は熱感知器等である。ここで、「発報信号」とは、監視領域の状態を示す信号であり、具体的には、例えば異常発生等の監視領域の状態を示す状態信号である。
また、分散盤2は、信号を中継する信号中継手段であり、具体的には、感知器1から出力された発報信号を受信した場合に、受信した当該発報信号を中継して、当該発報信号を受信機3及び入出力装置4の双方に対して出力する出力装置である。
また、受信機3は、各種信号を受信して、受信した信号に応じた処理を行う防災受信手段であり、具体的には、分散盤2を介して受信した発報信号に基づいて所定の防災処理を行うと共に、受信した当該発報信号を中継して、中継した発報信号(移報信号)を入出力装置4に対して出力する装置である。この受信機3は、具体的には、通信部31(第1警報手段)、操作部32、表示部33、音響部34(第1警報手段)、印字部35(第1出力手段)、記憶部36、及び制御部37を備える。
また、入出力装置4は、信号の入出力を行う入出力手段であり、具体的には、発報信号の入出力等を行う装置であり、所定の状態に関する判定を行う判定装置でもあって、切替部41、記憶部42、及び制御部43を備える。
また、表示装置5は、防災システム100に関する情報を出力する防災出力手段である。この表示装置5は、具体的には、防災に関する情報の表示等を行う防災表示装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ等を含む汎用的に用いられる端末装置、又は、防災システム100のための専用の端末装置等によって構成されており、通信部51(第2警報手段)、操作部52、表示部53、音響部54(第2警報手段)、印字部55(第2出力手段)、記憶部56、及び制御部57を備える。なお、通信部51、表示部53、音響部54、印字部55、及び記憶部56については、前述の受信機3における対応する構成と同様であるので、説明を省略する。
次に、このように構成された防災システム100によって行われる防災処理について説明する。この防災処理は、防災システム100における各装置の電源スイッチをオンした後に、起動する。ここでは、防災処理が起動した直後の初期状態においては、第1発報信号のみが表示装置5に伝達されるように切替部41が切り替えられていることとし、また、「所定の状態」が、受信機3が停止している状態に対応していることとして、入出力装置4の処理、及び表示装置5の処理について説明した後、防災システム100の処理について説明する。
まず、図2を参照して、入出力装置4の処理について説明する。図2は、実施の形態に係る入出力装置の処理のフローチャートである(以下の各処理の説明ではステップを「S」と略記する)。
次に、図3を参照して、表示装置5の処理について説明する。図3は、実施の形態に係る表示装置の処理のフローチャートである。
次に、図1〜図3を参照して、防災システム100の処理について説明する。ここでは、図1の受信機3が所定の状態になっていない場合において感知器1が発報信号を出力した場合の処理(以下、「第1の処理」)と、受信機3が所定の状態になっている場合において感知器1が発報信号を出力した場合の処理(以下、「第2の処理」)とについて説明する。
まず、図1の受信機3が所定の状態になっていない場合、入出力装置4は、図2のSA1のNOの後、SA3の処理を行う。この場合、入出力装置4の切替処理部432は、第1発報信号のみが表示装置5に伝達されるように切替部41を切り替える。
次に、図1の受信機3が所定の状態になっている場合、入出力装置4は、図2のSA1のYESの後、SA2の処理を行う。この場合、入出力装置4の切替処理部432は、第2発報信号のみが表示装置5に伝達されるように切替部41を切り替える。
このように本実施の形態によれば、図1の受信機3が所定の状態になったと判定した場合に、受信機3を介さずに表示装置5が発報信号を受信することができるので、受信機3が所定の状態になっている場合においても、監視領域の状態についての情報を出力することができ、監視領域を確実に監視することができる。従って、例えば、受信機3の故障等により監視領域の状態の報知に支障をきたす可能性がある場合、又は、当該故障により発報信号を表示装置5に対して中継するのに支障をきたす可能性がある場合においても、表示装置5が、受信機3を介さずに発報信号を受信することができるので、監視領域の状態についての情報を出力することができ、監視領域を確実に監視することができる。
以上、本発明に係る実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、上述の内容に限定されるものではなく、発明の実施環境や構成の細部に応じて異なる可能性があり、上述した課題の一部のみを解決したり、上述した効果の一部のみを奏したりすることがある。
また、上述した構成は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散や統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、任意の単位で機能的または物理的に分散又は統合して構成できる。例えば、入出力装置4の各機能(特に、切替部41、判定部431、切替処理部432)が表示装置5に設けられていることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図2のSA1において入出力装置4の判定部431が要求信号を送信し、この信号に対する受信機3からの応答信号に基づいて、所定の状態についての判定を行う場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図1の受信機3が自己診断機能を有しており、自己診断で異常と診断した場合に受信機3から入出力装置4に対して診断異常信号が送信され、入出力装置4の判定部431は、この診断異常信号を受信した場合に所定の状態であるものと判定することとしてもよい。なお、自己診断では、受信機3の少なくとも一部の機能が故障(例えば、予備電源異常等)していたり、受信機3用のプリンタ用紙の補充が必要な場合等に異常であるとの診断をすることとしてもよい。この場合、メンテナンスを行うことが必要な受信機3の状態、及び受信機3の少なくとも一部の機能が故障している状態を、所定の状態として判定することができる。
また、上記実施の形態において図3のSB2において表示装置5の判定部571が発報信号に中継情報が含まれているか否かに基づいて、第1発報信号であるか否かを判定する場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、図1の入出力装置4の判定部431の判定結果に基づいて、第1発報信号であるか否かを判定することとしてもよい。具体的には、表示装置5の判定部571は、入出力装置4の判定部431が所定の状態であるものと判定した場合に、第1発報信号であると判定し、入出力装置4の判定部431が所定の状態でないものと判定した場合に、第1発報信号でないと判定することとしてもよい。
また、上記実施の形態では、図1の防災システム100に、防災装置として感知器1が含まれている場合について説明したが、これに限られるものではない。例えば、防災装置として、発信機、防排煙装置、防火戸装置等の感知器1とは異なる装置も含まれていることとしてもよい。この場合、例えば、これらの防災装置のステータスを示す信号が、所定時間毎に、感知器1の発報信号と同様にして、分散盤2から防災システム100の各装置に状態信号として伝達されることとして、前述の感知器1が出力する発報信号についての防災システム100の各処理と同様にして、防災装置のステータスを示す信号についての防災システム100の処理が行われることとしてもよい。また、防災装置として防災システム100に含まれている装置の個数は、監視領域の規模に応じて、単数であっても複数であってもよい。
付記1の監視システムは、監視領域の状態を示す状態信号を出力する出力装置と、前記出力装置が出力した前記状態信号に基づいて前記監視領域の状態を監視するように、前記出力装置に接続されている受信機と、前記受信機を介して前記状態信号を受信するように、前記受信機に接続されている端末装置と、前記受信機が所定の状態になったか否かを判定する判定装置と、を備え、前記受信機が所定の状態になったと前記判定装置が判定した場合に、前記端末装置が、前記受信機を介さずに前記出力装置から前記状態信号を受信して、受信した前記状態信号に基づいて、前記監視領域の状態についての情報を出力可能となるようにした。
付記1に記載の監視システムによれば、受信機が所定の状態になったと判定した場合に、受信機を介さずに端末装置が状態信号を受信することができるので、受信機が所定の状態になっている場合においても、監視領域の状態についての情報を出力することができ、監視領域を確実に監視することができる。従って、例えば、受信機の故障等により監視領域の状態の報知に支障をきたす可能性がある場合、又は、当該故障により状態信号を端末装置に対して中継するのに支障をきたす可能性がある場合においても、端末装置が、受信機を介さずに状態信号を受信することができるので、監視領域の状態についての情報を出力することができ、監視領域を確実に監視することができる。
2 分散盤
3 受信機
4 入出力装置
5 表示装置
31、51 通信部
32、52 操作部
33、53 表示部
34、54 音響部
35、55 印字部
36、42、56 記憶部
37、43、57 制御部
371、572 監視処理部
372 通信処理部
41 切替部
100 防災システム
431、571 判定部
432 切替処理部
L1〜L5 通信線
Claims (4)
- 監視領域の火災に関する状態信号を出力する感知器と、
前記感知器が出力した前記状態信号に基づいて前記監視領域の状態を監視するように、前記感知器に接続されている受信機と、
前記受信機が監視を停止している状態である監視停止状態になったか否かを判定する判定装置と、
前記受信機が前記監視停止状態であると判定されたか否かに関わらず前記監視領域の火災発生について表示する、前記受信機とは別体の表示装置と、を備え、
前記表示装置は、
前記受信機が前記監視停止状態でないと判定された場合は前記受信機を介して受信した前記状態信号に関する信号に基づいて前記監視領域の火災発生について表示し、
前記受信機が前記監視停止状態であると判定された場合は前記受信機を介さずに受信した前記状態信号に関する信号に基づいて前記監視領域の火災発生について表示する、
監視システム。 - 前記表示装置は、前記受信機を介して通信を行っているか否か表示可能である、
請求項1に記載の監視システム。 - 前記感知器と前記受信機との間に接続される分散盤、を備え、
前記分散盤は、前記受信機を介して前記状態信号に関する信号を前記表示装置側に送信し、及び、前記受信機を介さずに前記状態信号に関する信号を前記表示装置側に送信し、
前記監視システムは、前記受信機が前記監視停止状態であると判定されたか否かに基づいて、前記受信機を介して前記表示装置側に送信された前記状態信号に関する信号を前記表示装置が受信するか、前記受信機を介さずに前記表示装置側に送信された前記状態信号に関する信号を前記表示装置が受信するか、を切り替える、
請求項1又は2に記載の監視システム。 - 監視領域の火災に関する状態信号を出力する感知器と、前記感知器が出力した前記状態信号に基づいて前記監視領域の状態を監視するように、前記感知器に接続されている受信機と、前記受信機が監視を停止している状態である監視停止状態になったか否かを判定する判定装置と、前記受信機が前記監視停止状態であると判定されたか否かに関わらず前記監視領域の火災発生について表示する、前記受信機とは別体の表示装置と、を備える監視システムの前記表示装置であって、
前記表示装置は、
前記受信機が前記監視停止状態でないと判定された場合は前記受信機を介して受信した前記状態信号に関する信号に基づいて前記監視領域の火災発生について表示し、
前記受信機が前記監視停止状態であると判定された場合は前記受信機を介さずに受信した前記状態信号に関する信号に基づいて前記監視領域の火災発生について表示する、
表示装置。
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