JP4034247B2 - 防災受信機、試験方法および試験プログラム - Google Patents

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Description

この発明は、伝送路に接続された防災端末の出力値に応じて複数のレベルごとの防災処理を行うとともに、防災端末から試験用の単一の出力値を受信して防災処理の実行を試験する防災受信機、当該防災受信機における試験方法および試験プログラムに関する。
従来より、オフィスビルや工場等において、火災発生やガス漏れの有無を検出して警報を発する防災システムが広く利用されている。すなわち、火災感知器やガス漏れ検知器等の防災端末と、この防災端末からの信号を受信して火災発生の警報出力や移報出力等を行う防災受信機とを伝送路を介して接続した防災システムである。
このような防災システムの防災受信機では、一般的に、防災端末の出力値がいずれの感度レベル(注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)にあるかによって、例えば、いわゆるメッセージデータを表示したり、対応する非常ベルを鳴動させたり、連動先の防火ドアを閉めたりなど、レベルごとに予め設定された異なる防災処理を行っている。
さらに、このような防災受信機では、いわゆる「端末発報試験」と呼ばれ、設定通り適切に防災処理を実行するか否かを試験することが一般的に行われている。例えば、特許文献1では、防災端末に対して試験指示信号を送信し、これを受信した防災端末に試験用の出力信号を返信させて、かかる試験用の出力信号を用いて防災処理の実行を試験する防災受信機が開示されている。
特開平10−154281号公報
ところで、上記した従来の技術は、複数の感度レベルごと(例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)の防災処理の実行を試験することが困難であるという問題点があった。すなわち、防災端末は、例えば「防災受信機から試験指示信号を受信すると、連動レベルに対応する大きさの出力値を常に返信する」といったように、試験用の単一の出力値を返信するように一般的には構成されているので、試験に用いる出力値は常に単一のものとなる。このため、上記の例で言えば、連動レベルの防災処理の実行を試験することはできるが、注意レベルや火災レベルの防災処理の実行を試験することはできなかった。
ここで、この問題点に対しては、上記した特許文献1にも記載されているように、「感度レベルを特定した試験指示信号を理解して(受信して)、その感度レベルに応じた大きさの出力値を返信するように防災端末を構成する」という対応策も考えられるが、この対応策の場合、既存の防災端末の構成変更が必要になるだけでなく、防災受信機と防災端末との間で新たに複雑な通信制御が必要になるため、妥当な対応策であるとは言い得ない。なお、この特許文献1には、「防災受信機の操作部を通じて各感度レベルに応じた値を入力させ、この入力された値を用いて試験をする」という対応策も記載されているが、この場合には、防災端末から防災受信機への出力値の送信が省略されるので、真に防災処理の実行を試験しているとは言い難い。
そこで、この発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、防災端末との間で新たに複雑な通信制御を必要とすることなく、複数のレベルごと(例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)の防災処理の実行を試験することが可能な防災受信機、試験方法および試験プログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機であって、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換手段と、前記置換手段によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記複数のレベルのなかから試験対象のレベルを受け付けるレベル受付手段をさらに備え、前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記レベル受付手段によって受け付けられたレベルに該当する所定の出力値に置換することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記複数のレベルのなかで最下位のレベルから最高位のレベルまでの各レベルに該当する所定の出力値に順次置換することを特徴とする。
また、請求項4に係る発明は、請求項1に係る発明において、任意の出力値を受け付ける出力値受付手段をさらに備え、前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記出力値受付手段によって受け付けられた前記任意の出力値に置換することを特徴とする。
また、請求項5に係る発明は、伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機における試験方法であって、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換工程と、前記置換工程によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御工程と、を含んだことを特徴とする。
また、請求項6に係る発明は、伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機において実行される試験プログラムであって、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換手順と、前記置換手順によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御手順と、を実行させることを特徴とする。
請求項1、5または6に係る発明によれば、防災端末との間で新たに複雑な通信制御を必要とすることなく、複数のレベルごと(例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)の防災処理の実行を試験することが可能になる。
また、請求項2の発明によれば、例えば、注意レベル、火災レベルまたは連動レベルなどを指定させ、指定されたレベルの防災処理の実行を速やかに試験することが可能になる。
また、請求項3の発明によれば、例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルといった順序で、各レベルの防災処理の実行を順に試験することが可能になる。また、順次置換される出力値に応じて順次適切にレベルを判定したか否かも含めて、各レベルの防災処理の実行を試験することが可能になる。さらに、各レベルに渡った一連の防災処理の流れを包括的に試験することもでき、これによって、各レベルの防災処理内容の改善点を顕在化させることも可能になる。
また、請求項4の発明によれば、受け付けた出力値に応じて適切にレベルを判定したか否かも含めて、任意のレベルの防災処理の実行を試験することが可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る防災受信機、試験方法および試験プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、以下では、本実施例で用いる主要な用語(0:用語の説明)、本実施例に係る防災受信機の概要および特徴(1:防災受信機の概要および特徴)、防災受信機の構成および処理の流れ(2:防災受信機の構成、3:防災受信機による処理)を順に説明し、最後に本実施例に対する種々の変形例(4:他の実施例)を説明する。
[0:用語の説明]
まず最初に、本実施例で用いる主要な用語を説明する。本実施例で用いる「防災端末(特許請求の範囲に記載の「防災端末」に対応する。)」とは、オフィスビルや工場等に設置され、火災発生やガス漏れの有無を検出する検出手段であり、具体的には、火災感知器(煙アナログ感知器や熱アナログ感知器)やガス漏れ検知器などがこれに該当する。なお、かかる防災端末の検出信号(煙や熱の出力値)は、伝送路を介して防災受信機に送信されるが、かかる防災受信機と防災端末とを合わせて「防災システム」と呼ばれる。
また、本実施例で用いる「レベル(特許請求の範囲に記載の「レベル」に対応する。)」とは、上記したような防災端末の検出信号(煙や熱の出力値)に基づいた判断に用いられる基準のことであり、具体的には、図3に示すように、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど、各レベルに応じた作動に必要な感度データ(出力値条件)がこれに該当する。なお、防災受信機は、このような各防災端末の判断基準を利用し、いずれの防災端末からいずれのレベルの検出信号を受信したかで異なる防災処理を行う。
[1:防災受信機の概要および特徴]
次に、図1を用いて、本実施例に係る防災受信機の概要および特徴を説明する。図1は、本実施例に係る防災受信機の構成を示すブロック図である。同図に示す防災受信機10は、概略的には、伝送路5に接続された防災端末1の出力値(煙や熱の出力値)に応じて複数のレベルごとの防災処理を行うものである。
すなわち、防災受信機10では、後述する防災端末テーブル18aに各防災端末1の判断基準(いわゆる感度データや蓄積時間データなど)を設定記憶しており(図2参照)、いずれかの防災端末1から検出信号を受信すると、出力値がいずれの感度レベル(注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)にあるかを判定する。そして、防災受信機10は、その判定結果に応じて、メッセージデータを表示部13に表示したり、防災端末1に対応する非常ベル3を鳴動させたり、連動先の防火ドアを閉めるためにレリーズ4を起動するなど、レベルごとに予め設定された異なる防災処理を行う。
また、防災受信機10は、上記の防災処理とは別に、かかる防災処理が設定通り適切に実行されるか否かを試験する。すなわち、防災受信機10では、防災端末1に対して試験指示信号を送信し、これを受信した防災端末1に試験用の単一の出力値を返信させて防災処理の実行を試験する。ただし、防災端末1は、例えば「防災受信機10から試験指示信号を受信すると、連動レベルに対応する大きさの出力値(図3に示した例で言えば、出力値「17%」)を常に返信する」といったように、試験用の単一の出力値を返信するように構成されている。
ここで、本実施例に係る防災受信機10は、防災処理の実行を試験する処理に特徴があり、具体的には、防災端末との間で新たに複雑な通信制御を必要とすることなく、複数のレベルごと(例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)の防災処理の実行を試験することが可能になるようにしている。
これについて図2を用いて簡単に説明すると、防災受信機10では、所定の防災端末1を選択させ、かつ、注意レベル、火災レベルまたは連動レベルのいずれかを選択させることで試験内容を受け付ける。そして、選択された防災端末1に対して単一の試験指示信号(選択されたレベルを反映しない指示信号)を送信し、その防災端末1から試験用の単一の出力値を受信すると、この出力値を上記で選択されたレベルに対応した出力値に置換し、置換された出力値を用いて防災処理の実行を試験するように制御する。
つまり、図3に示した例で言えば、火災レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値(例えば、連動レベルの出力値「17%」)を火災レベルの出力値「10.0%」に置換し、この出力値「10.0%」に基づいて「非常ベル3を鳴動させる」という火災レベルの防災処理を実行するかを試験する。これと同様に、注意レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を注意レベルの出力値「5.0%」に置換し、この出力値「5.0%」に基づいて「メッセージデータを表示する」という注意レベルの防災処理を実行するかを試験する。さらに、これと同様に、連動レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を連動レベルの出力値「17.0%」に置換し、この出力値「17.0%」に基づいて「防火ドアを閉める」という連動レベルの防災処理を実行するかを試験する。
このように、本実施例に係る防災受信機10によれば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなどのレベルごとの防災処理の実行を試験するために、「感度レベルを特定した試験指示信号を理解して(受信して)、その感度レベルに応じた大きさの出力値を返信するように防災端末を構成する」必要がない。換言すれば、既存の防災端末の構成変更を必要としないだけでなく、防災受信機10と防災端末との間で新たに複雑な通信制御を必要とすることなく、上記した主たる特徴の如く、複数のレベルごとの防災処理の実行を試験することが可能になる。
[2:防災受信機の構成]
次に、図1を用いて、防災受信機10の構成を説明する。図1に示すように、この防災受信機10は、伝送制御部11と、操作部12と、表示部13と、主音響部14と、外部移報部17と、記憶部18と、制御部19とを備えて構成される。
このうち、伝送制御部11は、防災端末1との間の伝送制御を行う伝送制御手段である。具体的には、図1に示すように、この伝送制御部11には、伝送路5を介して、火災感知器やガス漏れ検知器などの防災端末1、あるいは、これら防災端末1への中継伝送を行う中継器2が接続される。そして、伝送制御部11を介して送信された各種のコマンドに基づいて、防災端末1に対するポーリング/セレクティング等が行われる。
操作部12は、防災受信機10に対する各種の操作を行うための操作手段であり、表示部13は、操作者に対して各種の情報を表示するための表示手段であるが、本実施例では、液晶画面のタッチパネルで両者が構成されるものとする。また、主音響部14は、防災受信機10において各種の警報音を出力するための主音響手段であり、具体的には、スピーカなどで構成される。
外部移報部17は、防災受信機10の外部の通信装置との通信を制御する通信制御手段である。具体的には、図1に示すように、この外部移報部17には、LANや専用線などのネットワーク6を介して、外部の通信装置(例えば、外部監視盤や、他の防災受信機、監視センタの通信端末など)と接続されており、この通信装置との通信が外部移報部17にて制御される。
なお、伝送制御部11には、伝送路5を介して、各警戒地区に配置した非常ベル3や、各警戒地区において防火ドアの自動開閉を行うためのレリーズ4も接続されており、後述の制御部19によって(伝送制御部11を介して)、これら非常ベル3の鳴動やレリーズ4の開閉が制御される。
記憶部18は、各防災端末1から取得された各種のデータや、制御部19による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図1に示すように、防災端末テーブル18aを備える。
この防災端末テーブル18aは、各防災端末1の判断基準に関する各種の情報を記憶する手段であり、具体的には、図3に例示するように、各防災端末1を一意に特定するためのアドレスに対応づけて、注意レベル、火災レベル、連動レベルという各レベルごとに、各レベルに応じた作動に必要な感度データ(出力値条件)および蓄積時間データ(時間的条件)と、各条件を満たした場合に実行する防災処理の内容とを記憶して構成される。
制御部19は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理(例えば、上述したような防災処理や試験処理)を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図1に示すように、防災処理部19aと、試験受付部19bと、出力値置換部19cと、試験制御部19dとを備える。
このうち、防災処理部19aは、各防災端末1からの出力値に基づいて火災発生の警報出力や移報出力等の防災処理を行う処理部である。具体的には、いずれかの防災端末1から検出信号を受信すると、防災端末テーブル18aを参照して、出力値がいずれの感度レベル(注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)にあるかを判定し、さらに、かかる感度レベルを超えた状態が各感度レベルの蓄積時間に渡って継続したか否かを判定する。そして、その判定の結果、各感度レベルを超えた出力値が各感度レベルの蓄積時間を超えて防災端末1から出力されている場合には、防災処理部19aは、いわゆるメッセージデータを表示部13に表示したり、防災端末1に対応する非常ベル3を鳴動させたり、連動先の防火ドアを閉めるためにレリーズ4を起動するなど、レベルごとに予め設定された異なる防災処理を行う。なお、この防災処理部19aによる防災処理は、防災端末1から現実の出力値を受信した場合だけでなく、後述する試験処理において置換後の出力値を受け入れた場合も同様に実行される。
試験受付部19bは、防災処理の試験内容を受け付ける処理部である。具体的には、図4に例示するように、タッチパネル上で「系統、アドレス、回線」から試験対象の防災端末1を選択させるとともに、「注意、火災、連動」ボタン(図5および図6に示すように、同一位置のボタンを連続して押下することで「注意、火災、連動」が切り替わるボタン)から試験対象のレベルを選択させる。そして、かかる防災端末1およびレベルが選択されて、タッチパネル上で「実行」が指示されると、試験受付部19bは、選択された防災端末1に対して単一の試験指示信号(選択されたレベルを反映しない指示信号)を送信する。
出力値置換部19cは、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を他の所定の出力値に置換する処理部である。具体的には、防災端末1から試験用の単一の出力値を受信した場合に、試験受付部19bによって受け付けた試験内容のレベルに応じた出力値に置換する。図3に示した例で言えば、注意レベルが選択されている場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値(例えば、連動レベルの出力値「17%」)を注意レベルの出力値「5.0%」に置換し、また、火災レベルが選択されている場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を火災レベルの出力値「10.0%」に置換し、さらに、連動レベルが選択されている場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を連動レベルの出力値「17.0%」に置換する。
試験制御部19dは、出力値置換部19cによって置換された所定の出力値を用いて防災処理の実行を試験するように制御する処理部である。具体的には、試験内容で選択された防災端末1から受信した試験用の単一の出力値が、試験内容で選択されたレベルの出力値に出力値置換部19cによって置換された場合に、かかる選択された防災端末1から置換後の出力値を受信したものとして、これを上記の防災処理部19aに受け渡す。この結果、防災処理部19aは、防災端末1から現実の出力値を受信した場合と同様、置換後の出力値に基づいて上記した防災処理を実行する。なお、試験処理においては、置換後の出力値を連続して受け入れて蓄積時間の判定を行うようにしてもよいし、これとは反対に、置換後の出力値を一度だけ受け入れて蓄積時間の判定を行うことなく防災処理を実行するようにしてもよい。
[3:防災受信機による処理]
次に、図7を用いて、防災受信機10による試験処理を説明する。図7は、防災受信機10による試験処理の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、防災受信機10では、試験処理のはじめに、防災処理の試験内容を受け付ける(ステップS701)。つまり、図4〜図6に示したように、タッチパネル上で「系統、アドレス、回線」から試験対象の防災端末1を選択させるとともに、「注意、火災、連動」から試験対象のレベルを選択させる。
そして、防災受信機10は、図4〜図6に示したようなタッチパネル上で防災端末1およびレベルが選択されて「実行」が指示されると(ステップS701肯定)、選択された防災端末1に対して単一の試験指示信号(選択されたレベルを反映しない指示信号)を送信する(ステップS702)。
続いて、防災受信機10は、試験指示信号を送信した防災端末1から試験用の単一の出力値を受信すると(ステップS703肯定)、ステップS701で受け付けた試験内容のレベルに応じた出力値に置換する(ステップS704)。つまり、注意レベルが選択されている場合には、注意レベルに応じた出力値に置換し、また、火災レベルが選択されている場合には、火災レベルの出力値に応じた出力値に置換し、さらに、連動レベルが選択されている場合には、連動レベルに応じた出力値に置換する(図3参照)。
さらに、防災受信機10は、出力値置換部19cによって置換された置換後の出力値を用いて防災処理の実行を試験するように制御する(ステップS705)。つまり、試験内容で選択された防災端末1から受信した試験用の単一の出力値が、試験内容で選択されたレベルの出力値に置換されると、かかる選択された防災端末1から置換後の出力値を受信したものとして、防災端末1から現実の出力値を受信した場合と同様、置換後の出力値に基づいて防災処理を実行する。
上述してきた一連の処理を経ることによって、図3に示した例で言えば、注意レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を注意レベルの出力値「5.0%」に置換し、この出力値「5.0%」に基づいて「メッセージデータを表示する」という注意レベルの防災処理を実行するかを試験する。また、火災レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を火災レベルの出力値「10.0%」に置換し、この出力値「10.0%」に基づいて「非常ベル3を鳴動させる」という火災レベルの防災処理を実行するかを試験する。さらに、連動レベルが選択された場合には、防災端末1から受信した試験用の単一の出力値を連動レベルの出力値「17.0%」に置換し、この出力値「17.0%」に基づいて「防火ドアを閉める」という連動レベルの防災処理を実行するかを試験する。
[4:他の実施例]
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる形態にて実施されてよいものである。そこで、以下に示すように、(1)置換、(2)試験制御、(3)適用対象、(4)システム構成等、にそれぞれ区分けして異なる実施例を説明する。
(1)置換
例えば、本実施例では、「注意レベル、火災レベル、連動レベル」という3つのレベルを採用した場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、これ以上またはこれ以下のレベル数を採用している場合や、他の呼び名のレベルを採用しているような場合でも、本発明を同様に適用することができる。つまり、任意のレベルに対応する出力値に置換することができる。なお、本実施例のように、複数のレベルのなかから所定のレベルを受け付けて、受け付けた所定のレベルに応じた出力値に置換することにした趣旨は、例えば、注意レベル、火災レベルまたは連動レベルなどを指定させ、指定されたレベルの防災処理の実行を速やかに試験することを可能にするためである。
また、本実施例では、複数のレベルのなかから所定のレベルを受け付ける場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、任意の出力値を受け付け、防災端末から受信した試験用の単一の出力値をかかる任意の出力値に置換する場合にも、本発明を同様に適用することができる。これによって、受け付けた任意の出力値に応じて適切にレベルを判定したか否かも含めて、任意のレベルの防災処理の実行を試験することが可能になる。
なお、本実施例では、各レベルに対応する出力値として、図3に例示したように、各レベルの閾値そのものに置換する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる閾値以上の出力値に置換する場合であれば同様に適用することができる。例えば、図3の例で言えば、注意レベルに対応する出力値としては出力値「6.0%」、火災レベルに対応する出力値としては出力値「11.0%」、連動レベルに対応する出力値としては出力値「18.0%」に置換するなど、各レベルの防災処理に対して確実にトリガーとなる出力値に置換されればよい。
(2)試験制御
例えば、本実施例では、所定のレベルに応じた出力値に置換する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、複数のレベルのなかで最下位のレベルから最高位のレベルまで、各レベルに応じたレベルごとの出力値に順次置換するようにしてもよい。つまり、レベルを選択させることなく試験内容を受け付け、図3に示した例で言えば、注意レベルの出力値「5.0%」、火災レベルの出力値「10.0%」、連動レベルの出力値「17.0%」を防災処理部19aに対して順次受け渡すようにしてもよい。これによって、例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルといった順序で、各レベルの防災処理の実行を順に試験することが可能になる。さらに、各レベルに渡った一連の防災処理の流れを包括的に試験することができるので、各レベルの防災処理内容の改善点(例えば、「防火ドアを閉める」のは連動レベルではなく火災レベルが適当である等)を顕在化させることも可能になる。
また、これと同様に、複数のレベルのなかで最下位のレベルから最高位のレベルまで、任意の出力値に順次置換するようにしてもよい。つまり、図3に示した例で言えば、出力値「5.0%」から出力値「17.0%」の間で、出力値を「1.0%」刻みで上昇させつつ順次置換するなどしてもよい。これによって、順次置換される出力値に応じて順次適切にレベルを判定したか否かも含めて、各レベルの防災処理の実行を試験することが可能になる。さらに、各レベルに渡った一連の防災処理の流れを包括的に試験することができるので、各レベルの防災処理内容の改善点や、各レベルの設定の改善点(例えば、連動レベルをもう少し下げる方が適当である等)を顕在化させることも可能になる。
なお、本発明は、必ずしも昇順(最下位レベルから最高位レベルまでの順番)で試験する場合に限定されるものではなく、降順(最高位レベルから最下位レベルまでの順番)で試験するようにしてもよく、さらに、一部のレベル間(例えば、注意レベルと火災レベルの間)でのみを試験するようにしてもよい。
(3)適用対象
例えば、本実施例では、煙感知器(防災端末1)に対して試験をする場合(図3参照)を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、熱感知器などの他の防災端末1に対して試験をする場合にも、本発明を同様に適用することができる。
また、本実施例では、本発明をR型の防災受信機に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、回線毎に信号線が引き出され、この回線に接続された防災端末の接点の開閉に基づいて発報を受けるP型の防災受信機に対しても、本発明を同様に適用することができる。
また、本実施例では、操作および表示の形態としてタッチパネルを採用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、いわゆるスイッチやボタンなど備えて構成される操作系と、いわゆる地区表示灯やセグメント表示器などを備えて構成される表示系とを採用する防災受信機10に対しても、本発明を同様に適用することができる。また、これと同様に、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される操作系と、モニタ(若しくはディスプレイ)やスピーカを備えて構成される表示系とを採用する防災受信機10に対しても、本発明を同様に適用することができる。
(4)システム構成等
また、本実施例において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(特に、図3〜図6に示した情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図示した防災受信機10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、防災受信機10の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、防災受信機10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
なお、本実施例で説明した試験方法は、あらかじめ用意されたプログラムを防災受信機10(コンピュータ)で実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどの防災受信機10(コンピュータ)で読み取り可能な記録媒体に記録され、防災受信機10(コンピュータ)によって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
以上のように、本発明に係る防災受信機、試験方法および試験プログラムは、伝送路に接続された防災端末の出力値に応じて複数のレベルごとの防災処理を行うとともに、防災端末から試験用の単一の出力値を受信して防災処理の実行を試験する防災受信機、試験方法および試験プログラムに有用であり、特に、防災端末1との間で新たに複雑な通信制御を必要とすることなく、複数のレベルごと(例えば、注意レベル、火災レベル、連動レベルなど)の防災処理の実行を試験することに適する。
防災受信機の構成を示すブロック図である。 防災受信機の特徴を説明するための図である。 防災端末テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。 表示部に表示される画面の構成を示す図である。 表示部に表示される画面の構成を示す図である。 表示部に表示される画面の構成を示す図である。 防災受信機による試験処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 防災端末
2 中継器
3 ベル
4 レリーズ
5 伝送路
6 ネットワーク
7 各種端末
10 防災受信機
11 伝送制御部
12 操作部
13 表示部
14 主音響部
17 外部移報部
18 記憶部
18a 防災端末テーブル
19 制御部
19a 防災処理部
19b 試験受付部
19c 出力値置換部
19d 試験制御部

Claims (6)

  1. 伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機であって、
    前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換手段と、
    前記置換手段によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御手段と、
    を備えたことを特徴とする防災受信機。
  2. 前記複数のレベルのなかから試験対象のレベルを受け付けるレベル受付手段をさらに備え、
    前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記レベル受付手段によって受け付けられたレベルに該当する所定の出力値に置換することを特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  3. 前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記複数のレベルのなかで最下位のレベルから最高位のレベルまでの各レベルに該当する所定の出力値に順次置換することを特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  4. 任意の出力値を受け付ける出力値受付手段をさらに備え、
    前記置換手段は、前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、前記出力値受付手段によって受け付けられた前記任意の出力値に置換することを特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  5. 伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機における試験方法であって、
    前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換工程と、
    前記置換工程によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御工程と、
    を含んだことを特徴とする試験方法。
  6. 伝送路に接続された防災端末の出力値が所定の複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルごとに予め設定された所定の防災処理を行うもので、試験対象として選択された前記防災端末に対して単一の試験指示信号を送信し、当該試験指示信号に応じて当該防災端末から送信された試験用の単一の出力値を受信した場合に前記防災処理の実行を試験する防災受信機において実行される試験プログラムであって、
    前記防災端末から受信した試験用の単一の出力値を、他の出力値に置換する置換手順と、
    前記置換手順によって置換された前記出力値が前記複数のレベルのいずれに該当するのかを判定し、当該判定されたレベルに応じた前記防災処理の実行を試験する試験制御手順と、
    を実行させることを特徴とする試験プログラム。
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