JPH08161673A - 火災報知設備 - Google Patents

火災報知設備

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JPH08161673A
JPH08161673A JP6302497A JP30249794A JPH08161673A JP H08161673 A JPH08161673 A JP H08161673A JP 6302497 A JP6302497 A JP 6302497A JP 30249794 A JP30249794 A JP 30249794A JP H08161673 A JPH08161673 A JP H08161673A
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JP6302497A
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Inventor
Kenji Takeyoshi
賢司 武吉
Chie Sasaki
千恵 佐々木
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Nohmi Bosai Ltd
Original Assignee
Nohmi Bosai Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 火災感知器等の多段階の動作レベル毎に設定
された連動テーブルに基づく被制御機器の連動制御試験
を動作レベル毎に効率良く行うことができる火災報知設
備を得る。 【構成】 各種の端末機器や被制御機器が信号線を介し
て接続され、火災に関連する情報を受信する受信部を有
する火災報知設備において、端末機器の動作レベルが多
段階に設定され、かつ各動作レベル毎に連動させるべき
被制御機器が設定された連動テーブルを格納するEEP
ROM(203)と、端末機器が動作するときに、連動
テーブルから動作レベルに応じた被制御機器を読み出し
て連動させるMPU(200)と、端末機器の動作レベ
ルを指定する操作部(110)と、操作部(110)に
より指定された動作レベルに応じて連動テーブルから被
制御機器を読み出して試験動作させるMPU(200)
とで構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、火災報知設備に関
し、特に、多段階の動作レベルを設定した火災感知器等
の多数の端末機器の制御試験を連動して行う場合等に用
いて好適な火災報知設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、火災報知設備においては、ダン
パ等の防排煙機器や非常用の機器(被制御機器)は、火
災感知器(監視用端末機器)の動作に伴う連動制御が行
えるようになされている。その場合に、各感知器の動作
に対して連動させる被制御機器が連動テーブルにより設
定されている。このような連動テーブルを用いる従来の
火災報知設備として、火災の進行状況に応じて被制御機
器を選択して、段階的に動作させるように連動テーブル
を設定するものが提案されている(例えば、特開平5−
325060号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の火災報知設備では、かかる連動テーブルを用いて
連動制御試験を行う場合に、例えば火災感知器がその動
作レベルに達するときに段階毎に被制御機器を動作でき
ることを確認する必要があり、段階的に感知器への加
煙、加熱することは困難であり、作業に手間が掛かり、
多くの時間を要するというという問題点があった。
【0004】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、火災感知器等の多段階の動作レ
ベル毎に設定された連動テーブルに基づく被制御機器の
連動制御試験を動作レベル毎に効率良く行うことができ
る火災報知設備を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明に係る火災報知
設備は、各種の端末機器や被制御機器が信号線を介して
接続され、火災に関連する情報を受信する受信部を有す
る火災報知設備において、端末機器の動作レベルが多段
階に設定され、かつ各動作レベル毎に連動させるべき被
制御機器が設定された連動テーブルを格納する記憶手段
と、端末機器が動作するときに、連動テーブルから動作
レベルに応じた被制御機器を読み出して連動させる連動
手段と、端末機器の動作レベルを指定する指定手段と、
この指定手段により指定された動作レベルに応じて連動
テーブルから被制御機器を読み出して試験動作させる制
御試験手段とを備えたものである。
【0006】
【作用】この発明においては、指定された動作レベルに
応じて連動テーブルから被制御機器を読み出して試験動
作させるので、連動テーブルに基づく被制御機器の連動
制御試験を動作レベル毎に効率良く行うことができる。
【0007】
【実施例】以下、この発明に係る火災報知設備の一実施
例を、図を参照しながら説明する。図1はこの発明に係
る火災報知設備の一実施例のシステム構成を示す系統図
である。図において、1は火災受信部としての火災受信
機であって、この火災受信機1には複数個の主中継器2
〜4が接続される。火災受信機1と主中継器2〜4と
は、一方向に信号の伝送を行うための主ループ信号線5
と、他方向に信号の伝送を行うための副ループ信号線6
との例えばそれぞれ1対の信号線からなる2系統の信号
線でループ状に接続される。
【0008】各主中継器2〜4には、各種センサや通常
の中継器を介して被制御機器等が接続される。ここで
は、例えば、監視用中継器11、制御用中継器12、ガ
ス漏れ用中継器13、アナログ式火災感知器(光電式、
イオン化式、熱式等)14、表示機15、通常型の煙感
知器21、差動式感知器22、定温式感知器23、終端
器24、地区音響装置(地区ベル)25、発信機26、
防火戸の閉鎖装置や排煙ダンパの開放装置等の被制御機
器31、ガス漏れ検知器41等が接続された場合を示し
ている。
【0009】火災受信機1から各主中継器2〜4、並び
に各主中継器2〜4から火災受信機1には、主ループ信
号線5及び副ループ信号線6の双方を介してポーリング
信号や返送信号、その他各種の信号が伝送され、この場
合、主ループ信号線5及び副ループ信号線6の双方の信
号線には常時同じ信号が流される。従って、火災受信機
1および各主中継器2〜4は、主ループ信号線5および
副ループ信号線6の双方に常時同じ信号を受信してお
り、主ループ信号線5側からの受信がある場合には、主
ループ信号線5側の信号だけを信号処理のために火災受
信機1や主中継器2〜4内部の図示しない例えばマイク
ロコンピュータを有する信号処理部に実際に取り込み、
断線等の異常により主ループ信号線5側からの受信が無
くなると、副ループ信号線6側で受信された信号を火災
受信機1や主中継器2〜4内部の信号処理部に取り込
む。
【0010】この構成により、通常は主ループ信号線5
を介する火災受信機1からのポーリング信号に従って、
主中継器2〜4は各種センサからの信号を取り込んで火
災監視のための信号処理を行い、その結果を火災受信機
1に返送したり、また、火災が発生したことが検出され
た時には、火災受信機1からの指令により防火戸等の被
制御機器の動作制御を行ったりする。
【0011】図2は、図1で使用されている火災受信機
と主中継器の具体的な回路構成の一例を示す構成図であ
る。ここでは、火災受信機1と、この火災受信機1に複
数接続される主中継器の内の1つの主中継器2とを示し
ており、また、主中継器2には、監視用中継器11、制
御用中継器12,アナログ式火災感知器14、通常型の
煙感知器21、差動式感知器22、地区音響装置25、
防火戸の閉鎖装置や排煙ダンパの開放装置等の被制御機
器31等各種機器が接続されている場合を示している。
【0012】火災受信機1は、種々の演算処理を行うマ
イクロプロセッサ(以下、MPUという)100と、こ
のMPU100にバス101を介してそれぞれ接続され
たROM102,EEPROM103およびRAM10
4と、MPU100にバス101およびインタフェース
(以下、IFという)105を介して接続され、主中継
器2等と情報の送受信を行うための並・直列変換器、送
信器、受信器および直・並列変換器(いずれも、図示せ
ず)等を有する送受信部106と、MPU100にバス
101およびIF107を介して接続され、LED(図
示せず)による状態表示や、LCD(図示せず)を用い
た詳細表示等を行う表示部108と、MPU100にバ
ス101およびIF109を介して接続され、各種のス
イッチを有する指定手段としての操作部110とで構成
される。
【0013】ROM102には、後述する図5に示すよ
うなフローチャートに関連したプログラム等が予め格納
されている。また、EEPROM103は、電気的に書
き込み・消去が可能な不揮発性メモリで、主中継器及び
端末機器のアドレス(通し番号や棟、階、地区、番)や
端末機器の種類名等、設定事項が予め格納されている。
また、RAM104は、MPU100が種々の演算処理
等を行う場合に使用される作業領域104aと、主中継
器へ送出する各種のデータや各主中継器から収集した全
端末のデータベース等を記憶する記憶領域104bとを
有する。
【0014】主中継器2は、種々の演算処理を行う連動
手段および制御試験手段としてのMPU200と、この
MPU200にバス201を介してそれぞれ接続された
ROM202,記憶手段としてのEEPROM203お
よびRAM204と、MPU200にバス201を介
し、更に、それぞれIF205,207および209を
介して接続され、各々送受信部106と同様の回路構成
をなす送受信部206,208および210とで構成さ
れる。
【0015】ROM202には、後述する図6および図
7に示すようなフローチャートに関連したプログラム等
が予め格納されている。また、EEPROM203は、
電気的に書き込み・消去が可能な不揮発性メモリで、主
中継器及び端末機器のアドレス(通し番号や棟、階、地
区、番)や端末機器の種類名、また、火災判別値やプレ
アラーム判別値等、設定事項が予め格納されている。ま
た、このEEPROM203には、各端末機器のデータ
ベースや、後述される区分連動テーブルが格納されてい
る。また、RAM204は、MPU200が種々の演算
処理等を行う場合に使用される作業領域204aと、火
災受信器等へ送出する各種のデータ等を記憶する記憶領
域204bとを有する。なお、主中継器の構成は、その
他の主中継器3,4の構成も、主中継器2の場合と同様
である。
【0016】なお、各主中継器の動作としては被制御機
器の連動動作をも行う。すなわち、接続されている火災
感知器からの情報に基づいて火災が発生した、つまり、
この火災感知器が動作したことが判別されたら、主中継
器は、この火災感知器に関連した防火戸等の被制御機器
に対して動作命令を送出する。もし、動作命令を送出す
べき被制御機器が他の主中継器に接続されているもので
あれば、その他の主中継器に対して被制御機器を指定し
て動作命令を送出する。各火災感知器等の監視用端末機
器が動作した場合にどの被制御機器を動作させるかは、
各監視用端末機器対動作させるべき被制御端末機器のテ
ーブルの形態で、EEPROM203の所定の記憶領域
に区分連動テーブルとして格納されている。
【0017】ここで、EEPROM203の所定の記憶
領域に格納されている区分連動テーブルについて図3及
び図4を用いて説明する。本実施例では、監視用端末機
器が火災を検出した等により動作した場合にすべての被
制御機器を一度に動作させるのではなく、アナログ式感
知器は図3に例を示すように、火災警報レベルとしての
動作レベルの他に、火災確度が低い予警報(プレアラー
ム)レベルがあるので、予警報(プレアラーム)レベル
を検知した場合においても、その時点で動作させること
が好ましい被制御機器については動作させるようにして
いる。
【0018】アナログ式感知器の動作レベルの例を示す
図3を参照すると、1種、2種および3種の各種の感知
器におけるプレアラームレベルや火災警報レベル(火災
動作レベル)は、図3の右に示している01、02、0
3、04の4つの検出レベルにほぼ分類できる。例え
ば、1種の火災警報レベル(火災)と、2種の予警報レ
ベル(プレアラーム)とは、検出レベルは02でほぼ同
じである。なお、1〜3種の種別については、煙感知器
の場合には、例えば2種が(通常の火災判別レベル)煙
濃度約10%/mであり、3種が(防排煙機器連動のた
めのレベル)約15%/m、1種は(予報等のためのレ
ベル)約5%/mである。熱感知器の場合には、例えば
1種が約60℃、2種が約65℃、3種が約75℃であ
る。各レベルは、感知器毎に所定範囲内で設定できるよ
うになっており、設置環境によってレベルを上下させる
ことにより、正確な連動を行わせている。
【0019】かくして、EEPROM203の所定の記
憶領域に格納される区分連動テーブルとしては、図4に
一例を示すように、図3の各感知器の検出レベルを連動
レベルとし、各感知器の検出レベルすなわち連動レベル
ごとに、連動される被制御機器を設定する。この場合、
上位の連動レベル検出時には、下位の連動レベルに設定
されている被制御機器も一緒に動作させる。例えばアド
レス01の煙感知器(1種)が警報レベルを検出したと
きには、図3から検出レベルすなわち連動レベルは02
であるので、連動されるアドレス43が読み出され、ア
ドレス43の非常用エレベータの呼び出しが行われる。
【0020】そして、火災が進行して(2種)レベルを
検出したときには、図3から検出レベルすなわち連動レ
ベルは03であるので、下位の連動レベル02のアドレ
ス43と、連動レベル03のアドレス63,41,44
が読み出され、まだ起動していない、アドレス63のダ
ンパの起動、アドレス41の非常放送の開始、アドレス
44の中央監視盤への移報が行われる。さらに、火災が
進行し、3種レベルを検出したときには、図3から連動
レベルは04であるので、上記に加えて更にアドレス6
2が読み出され、アドレス62の防火戸が起動される。
このように、区分連動テーブルでは、感知器が火災動作
をしたときに被制御機器を一斉に動作させるのではな
く、感知器の検出値が各検出レベルすなわち連動レベル
に達するごとに段階的に各被制御機器を動作させるよう
にしている。
【0021】次に、動作について、図5〜図7を参照し
ながら説明する。まず、図5を参照して火災受信機1の
動作を説明する。この火災受信機1は、基本的には常時
ループ配線で接続された主中継器2〜4をアドレスに従
って順次循環的に呼び出して情報を収集しており、操作
入力があると、その入力に従った必要な動作を行うもの
である。なお、以下の動作説明における判別は、全てM
PU100で行われる。ステップS1において、RAM
104、IF105,107,109等に対する初期設
定を行い、火災受信機1に接続されている1番からN番
の主中継器に関して順番に以下に説明する処理動作を行
う。ステップS2において、各主中継器の番号を表すn
を0とし、ステップS3において、1つだけインクリメ
ントし、ステップS4において、操作部110から入力
があるか否かを判別する。
【0022】入力がなければ、後述されるステップS1
2に進み、入力があれば、ステップS5に進む。ステッ
プS5においては、操作部110からの入力は、制御試
験入力であるか否かを判別し、制御試験入力であれば、
ステップS6において、操作部(OP)110より端末
指定および動作レベル指定を待ち、ステップS7におい
て、該当する主中継器(RP)へ制御試験命令を送出す
る。すなわち、火災受信機1は、指定された感知器が動
作していなくとも動作した場合と同等の処理を主中継器
に行わせるように、主中継器に対して制御試験命令を送
受信部106を介して送出する。次いで、ステップS8
において、命令を送出した主中継器の応答信号があるか
否かを判別し、なければ、応答信号があるまで待ち、あ
った時点でステップS12に進む。また、応答信号がな
ければ、命令を送出した主中継器が異常であることが考
えられ、その旨の表示等を表示部108により行ってス
テップS12に進むが、所定回数の命令の再送信を行う
ようにしている。
【0023】また、ステップS5で制御試験入力でなけ
れば、ステップS9において、操作部110からの入力
は、制御試験復旧入力であるか否かを判別し、制御試験
復旧入力であれば、ステップS10において、該当する
主中継器へ制御試験復旧命令を送受信部106を介して
送出する。このときに、制御試験を行った端末機器のア
ドレスを格納できれば、それを指定する動作が入る。基
本的には、1つの試験入力に対する1つの復旧入力であ
る。また、ステップS9で制御試験復旧入力でなけれ
ば、ステップS11において、その他の入力に従った処
理を行う。例えば、その他の入力として、例えば、火災
の復旧入力やその他の各種試験入力、モード設定入力等
が考えられる。また、このその他の処理の場合も、その
処理動作後ステップS12に進む。
【0024】さて、ステップS12においては、該当す
るn番目の主中継器を呼び出し、状態情報を読み込む。
そして、ステップS13において、その読み込んだ状態
情報より火災か否か、つまり、火災信号が含まれている
か否かを判別し、火災であれば、ステップS14におい
て、必要な火災動作に伴う必要な処理を行い、火災でな
ければ、ステップS15において、その他の情報に従っ
た処理を行う。ステップS14における火災動作として
は、例えば、音響鳴動や火災移報、連動動作、表示機制
御、当該火災感知器の確認灯の点灯制御等がある。ステ
ップS14またはS15の処理が終了したら、ステップ
S16において、最後のN番目の主中継器か否かを判別
し、N番目でなければ、ステップS3に戻って、次の主
中継器に対して上述の動作を繰り返し、最後のN番目の
主中継器の処理が終了した時点でステップS2に戻って
nを0とし、次の操作入力に備える。
【0025】次に、主中継器2〜4の動作を図6および
図7を参照しながら説明する。これらの主中継器2〜4
は、基本的には信号線を介して接続された各種の端末機
器をアドレスに従って順次循環的に呼び出して情報を収
集しており、火災受信機1から命令を受けると、その命
令に従った必要な動作を行うものである。なお、以下の
動作説明における判別は、全てMPU200で行われ
る。ステップS21において、RAM204、IF20
5,207,209等に対する初期設定を行い、また、
各主中継器についてEEPROM203の内容をRAM
204の記憶領域204bに記憶する等の動作が取られ
る。
【0026】次いで、火災受信機1に接続されている1
番からK番の主中継器に関して以下に説明する処理動作
を行う。特定の主中継器、例えば1番の主中継器の動作
について説明すると、この1番の主中継器には、1番か
らK番までのK個の端末機器が接続されているものとす
る。そこで、1番の主中継器においてk番(k=1〜
K)の端末機器に対する動作を説明すると、ステップS
22において、各主中継器の番号を表すkを0とし、ス
テップS23において、1つだけインクリメントし、ス
テップS24において、火災受信機1からのポーリング
信号を受信して呼び出しがあるか否かを判別する。
【0027】火災受信機1から呼び出しがなければ、ス
テップS40に進み、後述されるように順次循環的に端
末機器を呼び出して状態情報を収集し、火災受信機1か
ら呼び出しがあれば、ステップS25(図7)に進む。
ステップS25においては、火災受信機1から呼び出し
が制御試験命令であるか否かを判別し、制御試験命令で
あれば、ステップS26において、EEPROM203
の連動テーブル(図4)から指定された端末機器のレベ
ルに連動させる被制御機器のアドレスADを読み出すと
共に、RAM204の記憶領域204bの所定領域に試
験動作状態を格納する。
【0028】そして、ステップS27において、他の主
中継器が有るか否かを判別し、有れば、ステップS28
において、該当する主中継器へ連動テーブルから端末機
器のアドレスADを指定して連動命令を送受信部206
を介して送出し、ステップS29へ進む。また、ステッ
プS27で他の主中継器がない場合もステップS29へ
進む。ステップS29では、RAM204の記憶領域2
04bの内容から被制御機器の動作状態を確認し、連動
テーブルから読み出した端末機器のアドレスADへ動作
命令を送受信部208または210を介して送出する。
そして、この連動する被制御機器に関しても、試験動作
状態を格納する。
【0029】一方、ステップS25で制御試験命令でな
ければ、ステップS30において、火災受信機1から常
時順次循環的に収集されている状態情報に関する返送命
令であるか否かを判別し、返送命令であれば、ステップ
S31において、RAM204の記憶領域204bの内
容を読み出し、送受信部206を介して火災受信機1へ
送出する。また、ステップS30において、返送命令で
なければ、ステップS32において、例えば、主中継器
間に亙る連動動作を行うための連動命令か否かを判別
し、連動命令であれば、ステップS33において、該当
する被制御機器へ動作命令を送受信部208または21
0を介して送出する。また、ステップS32で連動命令
でなければ、ステップS34において、火災受信機1か
らの制御試験復旧命令か否かを判別し、制御試験復旧命
令であれば、ステップS35において、EEPROM2
03の連動テーブルから指定された被制御機器に連動さ
せる被制御機器のアドレスADを読み出す。
【0030】そして、ステップS36において、他の主
中継器が有るか否かを判別し、有れば、ステップS37
において、該当する主中継器へ端末機器のアドレスAD
を指定して復旧させるための連動命令を送受信部206
を介して送出し、ステップS38へ進む。また、ステッ
プS36で他の主中継器がない場合もステップS38へ
進む。ステップS38では、RAM204の記憶領域2
04bの内容を確認し、連動テーブルから読み出した被
制御機器のアドレスADへ動作復旧命令を送受信部20
8または210を介して送出する。そして、これらのス
テップS29,31,33,38および39における処
理動作が終わると、いずれもステップS40(図6)に
進む。
【0031】さて、ステップS40では、k番目の端末
機器を呼び出し、その状態情報を読み込み、RAM20
4の記憶領域204bの所定領域に格納する。そして、
ステップS41において、呼び出した端末機器が、EE
PROM203に設定されている端末種別の内からアナ
ログ式の火災感知器であるか否かを判別し、火災感知器
であれば、ステップS42において、火災か否かを判別
する。そして、火災であれば、ステップS43におい
て、EEPROM203の連動テーブルから指定された
端末機器に連動させる端末機器のアドレスADを読み出
す。
【0032】そして、ステップS44において、他の主
中継器が有るか否かを判別し、有れば、ステップS45
において、該当する主中継器へ連動テーブルから端末機
器のアドレスADを指定して連動命令を送受信部206
を介して送出し、ステップS46へ進む。また、ステッ
プS44で他の主中継器がない場合もステップS46へ
進む。ステップS46では、RAM204の記憶領域2
04bの内容を確認し、読み出した端末機器のアドレス
ADへ動作命令を送受信部208または210を介して
送出する。
【0033】そして、ステップS41で火災感知器でな
いか、または、ステップS42で火災でなければ、ある
いは、ステップS46で動作命令の送出が終えたら、ス
テップS47において、k番の端末機器の状態をRAM
204の記憶領域204bにの所定領域に格納し、ステ
ップS48においては、最後のK番目の端末機器か否か
を判別し、K番目でなければ、ステップS23に戻っ
て、次の端末機器に対して上述の動作を繰り返し、最後
のK番目の端末機器の処理が終了した時点でステップS
22に戻ってkを0とし、次の呼び出しに備える。
【0034】このように、本実施例では、火災感知器等
の多段階の動作レベル毎に設定された連動テーブルに基
づく被制御機器の連動制御試験を動作レベル毎に行うこ
とができるので、かかる連動テーブルを用いて連動制御
試験を行う場合に、火災感知器等がその動作レベルに達
するときに段階毎に被制御機器を動作できることを確認
する必要がなくなり、その作業の手間が大幅に省け、効
率良く連動制御試験を行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明に係る火災報知
設備によれば、各種の端末機器や被制御機器が信号線を
介して接続され、火災に関連する情報を受信する受信部
を有する火災報知設備において、端末機器の動作レベル
が多段階に設定され、かつ各動作レベル毎に連動させる
べき被制御機器が設定された連動テーブルを格納する記
憶手段と、端末機器が動作するときに、連動テーブルか
ら動作レベルに応じた被制御機器を読み出して連動させ
る連動手段と、端末機器の動作レベルを指定する指定手
段と、この指定手段により指定された動作レベルに応じ
て連動テーブルから被制御機器を読み出して試験動作さ
せる制御試験手段とを備えたので、連動テーブルに基づ
く被制御機器の連動制御試験を動作レベル毎に効率良く
行うことができ、作業効率を向上できるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る火災報知設備の一実施例を示す
構成図である。
【図2】この発明に係る火災報知設備の一実施例の要部
を示す構成図である。
【図3】この発明に係る火災報知設備の一実施例の動作
発明に供するための図である。
【図4】図2の主中継器内のEEPROMに格納される
区分連動テーブルを示す図である。
【図5】この発明に係る火災報知設備の一実施例(火災
受信機)の動作説明に供するためのフローチャートであ
る。
【図6】この発明に係る火災報知設備の一実施例(主中
継器)の動作説明に供するためのフローチャートであ
る。
【図7】この発明に係る火災報知設備の一実施例(主中
継器)の動作説明に供するためのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 火災受信機 2〜4 主中継器 14 アナログ式火災感知器 100,200 マイクロプロセッサ(MPU) 102,202 ROM 103,203 EEPROM 104,204 RAM 106,206,208,210 送受信部 110 操作部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各種の端末機器や被制御機器が信号線を
    介して接続され、火災に関連する情報を受信する受信部
    を有する火災報知設備において、 上記端末機器の動作レベルが多段階に設定され、かつ各
    動作レベル毎に連動させるべき上記被制御機器が設定さ
    れた連動テーブルを格納する記憶手段と、 上記端末機器が動作するときに、上記連動テーブルから
    動作レベルに応じた被制御機器を読み出して連動させる
    連動手段と、 上記端末機器の動作レベルを指定する指定手段と、 該指定手段により指定された動作レベルに応じて上記連
    動テーブルから被制御機器を読み出して試験動作させる
    制御試験手段とを備えたことを特徴とする火災報知設
    備。
JP6302497A 1994-12-06 1994-12-06 火災報知設備 Pending JPH08161673A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002251677A (ja) * 2001-02-22 2002-09-06 Matsushita Electric Works Ltd 広域型自動火災報知システム
JP2010061614A (ja) * 2008-09-08 2010-03-18 Nittan Co Ltd 防災システム
JP2015230652A (ja) * 2014-06-06 2015-12-21 ホーチキ株式会社 防災設備
JP2020053010A (ja) * 2018-09-21 2020-04-02 文化シヤッター株式会社 防火設備制御システム及び防火信号伝達方法

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