JP3980524B2 - 防災受信機、防災端末の属性設定方法および属性設定プログラム - Google Patents

防災受信機、防災端末の属性設定方法および属性設定プログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機、防災受信機における防災端末の属性設定方法および属性設定プログラムに関し、特に、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合でも、防災端末の属性を防災受信機上の簡便な作業で設定することができる防災受信機、防災端末の属性設定方法および属性設定プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、オフィスビルや工場等において、火災発生やガス漏れの有無を検出して警報を発する防災システムが広く利用されている。すなわち、火災感知器やガス漏れ検知器等の防災端末と、この防災端末からの信号を受信して火災発生の警報出力や移報出力等を行う防災受信機とを伝送路を介して接続した防災システムである。
【0003】
かかる防災受信機は、いずれの防災端末からの信号を受信したかで異なる防災処理を行うものであり、そのために各防災端末の属性をテーブルに記憶(設定)している。例えば、特許文献1(特開平8−241488号公報)では、防災システムの施工時に、各防災端末の論理アドレス(ハードウェア番号)に対応付けて、種別やメッセージ(発報地区や障害発生地区を表示するためのメッセージ)を種別テーブルに設定している。
【0004】
【特許文献1】
特開平8−241488号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の従来技術では、防災システムの施工後にシステム構成を変更したような場合に、防災端末の属性を設定する作業が面倒であるという問題点があった。
【0006】
これを具体的に説明すると、例えば、ある部屋に間仕切りを新たに設置したことで新たに防災端末を追加する必要が生じた場合には、上記したような種別テーブルそのものを新規に作成し、新たに追加する防災端末の属性を一つずつ追加設定しなければならず、防災端末の属性設定に煩雑な作業を要していた。
【0007】
また、これと同様に、例えば、ある部屋に設けられていた間仕切りを撤去したことで防災端末を削除する必要が生じた場合にも、削除する防災端末の属性が削除された種別テーブルそのものを新規に作成しなければならず、防災端末の属性設定に煩雑な作業を要していた。
【0008】
そこで、この発明は、上述した従来技術による課題を解決するためになされたものであり、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合でも、防災端末の属性を防災受信機上の簡便な作業で設定することができる防災受信機、防災端末の属性設定方法および属性設定プログラムを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した課題を解決し、目的を達成するため、請求項1に係る発明は、伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機であって、前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定手段と、を備え、前記受付手段は、前記伝送路に防災端末が新規接続された場合に、当該伝送路に既に接続されている複数の防災端末のなかから所定の防災端末を選択させ、前記設定手段は、前記受付手段によって選択された所定の防災端末の属性を前記新規接続に係る防災端末のものとして前記記憶部に一括登録すること、を特徴とする。
【0011】
また、請求項2に係る発明は、上記の発明において、前記受付手段は、前記所定の防災端末のアドレスを受け付けて、前記複数の防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、を特徴とする。
【0012】
また、請求項3に係る発明は、上記の発明において、前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末と同様の領域に位置する防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、を特徴とする。
【0013】
また、請求項4に係る発明は、上記の発明において、前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末と同種の防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、を特徴とする。
【0014】
また、請求項5に係る発明は、上記の発明において、前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末のアドレスの一覧を提示し、当該提示した防災端末のアドレスの一覧から属性設定の対象とする前記防災端末のアドレスを選択させること、を特徴とする。
【0015】
また、請求項6に係る発明は、伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機であって、前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定手段と、を備え、前記受付手段は、前記伝送路から防災端末が接続解除された場合に、前記伝送路から接続解除された防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから属性設定の対象とする防災端末を選択させ、前記設定手段は、前記受付手段によって選択された前記防災端末の属性を前記記憶部から一括削除すること、を特徴とする。
【0016】
また、請求項7に係る発明は、伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機における防災端末の属性設定方法であって、前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付工程と、前記受付工程によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定工程と、を含み、前記受付工程において、前記伝送路に防災端末が新規接続された場合に、当該伝送路に既に接続されている複数の防災端末のなかから所定の防災端末を選択させ、前記設定工程において、前記受付工程において選択された所定の防災端末の属性を前記新規接続に係る防災端末のものとして前記記憶部に一括登録すること、を特徴とする。
【0017】
また、請求項8に係る発明は、伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機における防災端末の属性設定方法であって、前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付工程と、前記受付工程によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定工程と、を含み、前記受付工程において、前記伝送路から防災端末が接続解除された場合に、前記伝送路から接続解除された防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから属性設定の対象とする防災端末を選択させ、前記設定工程において、前記受付工程において選択された前記防災端末の属性を前記記憶部から一括削除すること、を特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に添付図面を参照して、この発明に係る防災受信機、防災端末の属性設定方法および属性設定プログラムの好適な実施の形態を詳細に説明する。なお、以下では、本実施の形態で用いる主要な用語(0:用語の説明)、本実施の形態に係る防災受信機の概要および特徴(1:防災受信機の概要および特徴)、防災受信機の構成および処理の流れ(2:防災受信機の構成、3:防災受信機による属性設定処理)を順に説明し、最後に本実施の形態に対する種々の変形例(4:他の実施の形態)を説明する。
【0022】
[0:用語の説明]
まず最初に、本実施の形態で用いる主要な用語を説明する。本実施の形態で用いる「防災端末」とは、オフィスビルや工場等に設置され、火災発生やガス漏れの有無を検出する検出手段であり、具体的には、火災感知器(煙アナログ感知器や熱アナログ感知器)やガス漏れ検知器などがこれに該当する。なお、かかる防災端末の検出信号(煙や熱の出力値)は、伝送路を介して防災受信機に送信されるが、かかる防災受信機と防災端末とを合わせて「防災システム」と呼ばれる。
【0023】
また、本実施の形態で用いる「防災端末の属性」とは、上記したような防災端末が備える属性のことであり、具体的には、図3に示すように、各防災端末の種別、ブロック番号、地区名称、連動先データ(例えば、連動レベルで作動させる連動先のベル用中継器のアドレスなど)、感度データ(注意レベル、火災レベル、連動レベルなど、各レベルに応じた作動に必要な出力値条件)、蓄積時間データ(各レベルに応じた作動に必要な時間的条件)、メッセージデータ(各レベル作動時に画面表示されるデータ)などがこれに該当する。なお、防災受信機は、このような各防災端末の属性を利用し、いずれの防災端末からいずれのレベルの検出信号を受信したかで異なる防災処理を行う。
【0024】
[1:防災受信機の概要および特徴]
次に、図1などを用いて、本実施の形態に係る防災受信機の概要および特徴を説明する。図1は、本実施の形態に係る防災受信機の構成を示すブロック図である。同図に示す防災受信機10は、概略的には、伝送路5に接続された複数の防災端末1の属性を記憶部18(防災端末テーブル18a)に記憶し、各防災端末1の属性を利用して防災処理を行うものである。
【0025】
すなわち、防災受信機10の防災端末テーブル18aには、各防災端末1の属性が設定記憶されており(図3参照)、いずれかの防災端末1から検出信号を受信すると、かかる防災端末テーブル18aを参照して、出力値がいずれの感度レベル(注意、火災、連動など)にあるかを判定する。そして、防災受信機10は、防災端末テーブル18aを再び参照し、メッセージデータを表示部13に表示したり、防災端末1に対応する非常ベル3を鳴動させたり、連動先の防火ドアを閉めるためにレリーズ4を起動するなど、各防災端末1の出力値に応じた防災処理を行う。
【0026】
ここで、本実施の形態に係る防災受信機10は、防災端末テーブル18aに防災端末1の属性を設定する処理に主たる特徴があり、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合でも、防災端末1の属性を防災受信機10上の簡便な作業で設定することができるようにしている。具体的には、防災受信機10では、防災システムのシステム構成が変更され、新たに防災端末1が追加されたり、防災端末1が削除されたような場合に、かかる追加または削除に係る防災端末1の属性を一括特定するための情報を受け付け、これから一括特定された属性を変更に係る防災端末の属性として防災端末テーブル18aに対して一括設定している。
【0027】
これについて例を挙げて説明すると、一つの防災端末1aが伝送路5に接続されている図2(a)に示すような部屋に、間仕切りを新たに設置したことによって、同図(b)に示すように、新たに防災端末1bを追加する必要が生じたものとする。この場合に、防災受信機10では、伝送路5に既に接続されている複数の防災端末のなかから所定の防災端末1(例えば、図2の場合には防災端末1a)を選択させ、この選択された防災端末1の属性を防災端末1bの属性として防災端末テーブル18aに一括登録する(図8〜図10など参照)。
【0028】
したがって、間仕切り変更などによって新たに防災端末1bを追加する必要が生じた場合でも、防災端末テーブル18aそのものを新規に作成したり、新たに追加する防災端末1bの属性を一つずつ追加設定したりする煩雑な作業が必要なく、いわゆるコピー元の防災端末1aを指定するという簡便な作業を通じて、追加対象の防災端末1bの属性を一括登録することが可能になる。
【0029】
特に、ある部屋に間仕切りを新たに設置したことで新たに防災端末1bを追加する必要が生じたような場合には、間仕切りを挟んで隣にある防災端末1aと属性が共通することが多いと考えられるので、かかる防災端末1aをコピー元として指定させて属性を一括コピーすることで、追加対象の防災端末1bの属性を簡便にミスなく設定することができる点は有益である。
【0030】
さらに、もう一つの例を挙げると、図3(c)に示すように、ある部屋に設けられていた間仕切りを撤去したことで防災端末1cを削除する必要が生じたものとする。この場合には、防災受信機10では、伝送路5に既に接続されている複数の防災端末のなかから削除対象の防災端末1cを選択させ、この選択された防災端末1cの属性を防災端末テーブル18aから一括削除する(図14〜図16など参照)。
【0031】
したがって、間仕切り変更などによって防災端末1cを削除する必要が生じた場合でも、防災端末テーブル18aそのものを新規に作成したりする煩雑な作業が必要なく、削除対象の防災端末1cを指定するという簡便な作業を通じて、削除対象の防災端末1cの属性を一括削除することが可能になる。
【0032】
[2:防災受信機の構成]
続いて、図1などを用いて、本実施の形態に係る防災受信機10の構成を説明する。図1に示したように、この防災受信機10は、伝送制御部11と、操作部12と、表示部13と、主音響部14と、外部移報部17と、記憶部18と、制御部19とを備えて構成される。
【0033】
このうち、伝送制御部11は、防災端末1との間の伝送制御を行う伝送制御手段である。具体的には、図1に示すように、この伝送制御部11には、伝送路5を介して、火災感知器やガス漏れ検知器などの防災端末1、あるいは、これら防災端末1への中継伝送を行う中継器2が接続される。そして、伝送制御部11を介して送信された各種のコマンドに基づいて、防災端末1に対するポーリング/セレクティング等が行われる。
【0034】
操作部12は、防災受信機10に対する各種の操作を行うための操作手段であり、表示部13は、操作者に対して各種の情報を表示するための表示手段であるが、本実施の形態では、液晶画面のタッチパネルで両者が構成される場合を例に挙げて説明する(図7など参照)。また、主音響部14は、防災受信機10において各種の警報音を出力するための主音響手段であり、具体的には、スピーカなどで構成される。
【0035】
外部移報部17は、防災受信機10の外部の通信装置との通信を制御する通信制御手段である。具体的には、図1に示すように、この外部移報部17には、LANや専用線などのネットワーク1を介して、外部の通信装置(例えば、外部監視盤や、他の防災受信機、監視センタの通信端末など)と接続されており、この通信装置との通信が外部移報部17にて制御される。
【0036】
なお、伝送制御部11には、伝送路5を介して、各警戒地区に配置した非常ベル3や、各警戒地区において防火ドアの自動開閉を行うためのレリーズ4も接続されており、後述の制御部19によって(伝送制御部11を介して)、これら非常ベル3の鳴動やレリーズ4の開閉が制御される。
【0037】
記憶部18は、各防災端末1から取得された各種のデータや、制御部19による各種処理に必要なデータおよびプログラムを格納する格納手段(記憶手段)であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、図1に示すように、防災端末テーブル18aを備える。
【0038】
かかる防災端末テーブル18aは、各防災端末1の属性に関する各種の情報を記憶する手段であり、具体的には、図3に例示するように、各防災端末1を一意に特定するためのアドレスに対応づけて、各防災端末1の種別(例えば、煙アナログ、熱アナログなど)、ブロック番号、地区名称、連動先データ(例えば、連動レベルで作動させる連動先のベル用中継器のアドレスなど)、感度データ(注意レベル、火災レベル、連動レベルなど、各レベルに応じた作動に必要な出力値条件)、蓄積時間データ(各レベルに応じた作動に必要な時間的条件)、メッセージデータ(各レベル作動時に画面表示されるデータ)を記憶して構成される。
【0039】
制御部19は、OS(Operating System)などの制御プログラム、各種の処理手順などを規定したプログラムおよび所要データを格納するための内部メモリを有し、これらによって種々の処理(例えば、上述したような防災処理)を実行する処理部であり、特に本発明に密接に関連するものとしては、機能概念的に、接続監視部19aと、受付処理部19bと、設定処理部19cとを備える。
【0040】
このうち、接続監視部19aは、伝送路5と防災端末1との接続構成が変更されたか否かを監視する監視手段である。具体的には、伝送路5に新たに防災端末1が追加接続された場合には、「種別異常」として防災端末1の状況を認識し、一方、伝送路5から防災端末1が接続解除された場合には、「応答無し」として防災端末1の状況を認識する。
【0041】
受付処理部19bは、防災端末1の追加や削除が生じた場合に、かかる追加または削除に係る防災端末1の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付手段であり(図7〜図16参照)、設定処理部19cは、受付処理部19bによって受け付けた情報から一括特定された属性を、追加または削除に係る防災端末1の属性として防災端末テーブル18aに対して一括設定する設定手段である。なお、これらの各部にて行われる処理の具体的内容は後述する。
【0042】
[3:防災受信機による属性設定処理]
次に、図4〜図16を用いて、防災受信機10による属性設定処理を説明する。なお、ここでは、属性設定処理に先立って、現場にて防災端末1の追加作業や削除作業が行われている(追加または削除された防災端末1の状況が「種別異常」や「応答無し」として認識されている)ものとして、(1)防災受信機10による属性設定処理の全体的な流れ、(2)防災端末1を追加した場合の属性設定処理の流れ、(3)防災端末1を削除した場合の属性設定処理の流れ、を順に説明する。
【0043】
(1)防災受信機による属性設定処理の全体的な流れ
図4は、防災受信機10による属性設定処理の全体的な流れを示すフローチャートである。同図に示すように、防災受信機10による属性設定処理は、図7に示すようなメニュー画面をタッチパネルに表示し、「端末追加」、「端末削除」、「追加/削除一覧」のいずれかを作業者に選択させることによって開始される(ステップS401〜S404)。
【0044】
そして、かかる画面に対して、「端末追加」が選択されると(ステップS402肯定)、防災受信機10は後述する端末追加処理に移行し(ステップS405)、一方、「端末削除」が選択されると(ステップS403肯定)、後述する端末削除処理に移行する(ステップS406)。さらに、かかる画面に対して、「追加/削除一覧」が選択されると(ステップS404肯定)、防災受信機10は、現に「種別異常」や「応答無し」として認識されている防災端末1の一覧をタッチパネルに表示する(ステップS407)。
【0045】
(2)防災端末を追加した場合の属性設定処理の流れ
図5は、防災端末1を追加した場合の属性設定処理の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、図7に示した画面上で「端末追加」が選択されると(ステップS501肯定)、防災受信機10の受付処理部19bは、図8に示すように、タッチパネル上に端末追加可能なアドレス(現に「種別異常」として認識されている防災端末1のアドレス)の一覧を表示し、属性設定処理の対象とする防災端末1を作業者に選択させる(ステップS502およびS503)。なお、図2に示した例の場合には、ここで防災端末1bのアドレスを選択する。
【0046】
ここで、端末追加の場合には、現場にて防災端末1の追加作業を行う前に、これから追加しようとしている防災端末1について系統一覧から空きアドレスを設定するので、上記のように、追加対象の防災端末1のアドレスが一覧に表示されることとなる。なお、万が一アドレスが重複したような場合には、「端末伝送障害」としてアドレス表示されるので、再度アドレスを設定した後に、現場にて防災端末1の追加作業を行うこととなる。
【0047】
図5に戻って、図8に示したタッチパネル上(端末追加可能なアドレス一覧上)で追加対象の防災端末1のアドレスが選択されると(ステップS503肯定)、受付処理部19bは、図9に示すようなコピー元選択画面をタッチパネルに表示し、いわゆるコピー元の防災端末1をアドレスによって一意に指定させる(ステップS504およびS505)。なお、図2に示した例の場合には、ここで防災端末1aのアドレスを選択する。
【0048】
この図9に示したタッチパネル上(コピー元選択画面上)でコピー元の防災端末1が選択され、同タッチパネル上の「実行」が指示されると(ステップS505肯定)、受付処理部19bは、図10に示すようなコピーデータ確認画面をタッチパネルに表示して、追加対象の防災端末1の属性として一括コピーされるデータを作業者に確認させる(ステップS506)。なお、図10に示したタッチパネル上(コピーデータ確認画面上)で「中継器」や「R/P」が選択された場合には、受付処理部19bは、図11〜図13に示すような連動先一覧をタッチパネルに表示し、一括コピーされる連動先データを作業者に確認する。
【0049】
このような確認を作業者が行って、図10に示したタッチパネル上(コピーデータ確認画面上)で「追加実行」が指示されると(ステップS507肯定)、防災受信機10の設定処理部19cは、図10や図11〜図13を通じて確認された属性を、追加対象の防災端末1の属性として防災端末テーブル18a(図3参照)に一括して追加設定する(ステップS508)。
【0050】
上述してきた一連の処理を経ることによって、間仕切り変更などによって新たに防災端末1を追加する必要が生じた場合でも、いわゆるコピー元の防災端末1をアドレスによって一意に指定するという簡便な作業を通じて、追加対象の防災端末1の属性を一括登録することが可能になる。
【0051】
(3)防災端末を削除した場合の属性設定処理の流れ
図6は、防災端末1を削除した場合の属性設定処理の流れを示すフローチャートである。同図に示すように、図7に示した画面上で「端末削除」が選択されると(ステップS601肯定)、防災受信機10の受付処理部19bは、図14に示すように、タッチパネル上に端末削除可能なアドレス(現に「応答なし」として認識されている防災端末1のアドレス)の一覧を表示し、属性設定処理の対象とする防災端末1を作業者に選択させる(ステップS602およびS603)。なお、図2に示した例の場合には、ここで防災端末1cのアドレスを選択する。
【0052】
そして、この図14に示したタッチパネル上(端末削除可能なアドレス一覧上)で削除対象の防災端末1のアドレスが選択されると(ステップS603肯定)、受付処理部19bは、図15に示すような削除データ確認画面をタッチパネルに表示して、削除対象の防災端末1の属性として一括削除されるデータを作業者に確認させる(ステップS604)。なお、図14に示したタッチパネル上(削除データ確認画面上)で「中継器」や「R/P」が選択された場合には、受付処理部19bは、図11〜図13に示したような連動先一覧と同様の画面をタッチパネルに表示し、一括削除される連動先データを作業者に確認する。
【0053】
このような確認を作業者が行って、図15に示したタッチパネル上(削除データ確認画面上)で「削除実行」が指示されると(ステップS605肯定)、防災受信機10の設定処理部19cは、図15を通じて確認された削除対象の防災端末1の属性を、防災端末テーブル18a(図3参照)から一括して削除設定する(ステップS606)。なお、かかる処理の後に、受付処理部19bは、図16に示すような端末削除処理終了画面をタッチパネルに表示して、処理の終了を作業者に報知する。
【0054】
上述してきた一連の処理を経ることによって、間仕切り変更などによって防災端末を削除する必要が生じた場合でも、削除対象の防災端末を指定するという簡便な作業を通じて、削除対象の防災端末の属性を一括削除することが可能になる。特に、本実施の形態では、図14に示したように、削除対象になる可能性が高い防災端末1が削除対象候補として提示されるので、削除対象の防災端末1を容易に指定することができ、削除対象の防災端末1の属性を一層簡便な作業で一括削除することが可能になる。
【0055】
[4:他の実施の形態]
さて、これまで本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上述した実施の形態以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施の形態にて実施されてもよいものである。そこで、以下に示すように、(1)属性設定、(2)適用対象、(3)システム構成等、にそれぞれ区分けして異なる実施の形態を説明する。
【0056】
(1)属性設定
例えば、本実施の形態では、防災端末1の追加に伴ってコピー元の防災端末1をアドレスによって指定させる場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、追加対象となる防災端末1と同様の領域に位置する防災端末1をタッチパネル上に提示し、このなかからコピー元を選択させるようにしてもよい。これによれば、コピー元になる可能性が高い防災端末1(例えば、新設された間仕切りを挟んで隣にある防災端末1や、同一の部屋にある防災端末1など)がコピー元候補として提示されるので、コピー元の防災端末1を容易に指定することができ、追加対象の防災端末1の属性を一層簡便な作業で一括登録することが可能になる。
【0057】
また、これと同様の趣旨から、追加対象となる防災端末1と同種の防災端末1をタッチパネル上に提示し、このなかからコピー元を選択させるようにしてもよい。これによっても、コピー元になる可能性が高い同種の防災端末1がコピー元候補として提示されるので、コピー元の防災端末1を容易に指定することができ、追加対象の防災端末1の属性を一層簡便な作業で一括登録することが可能になる。さらに、画面上に建物の階毎の平面図や建物全体図を表示して、そのなかからコピー元を選択させるようにしてもよい。
【0058】
また、本実施の形態では、コピーされるデータの確認を作業者に促した後に一括してデータをコピーする場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、図11〜図13に示す確認画面の表示に際して、一括コピーされる属性(データ)に対する修正を受け付け、かかる修正を踏まえて属性を設定するようにしてもよい。これによれば、いわゆるコピー元の防災端末1と僅かに属性が異なるような場合でも、新たに追加する防災端末1の属性を一つずつ追加設定するという煩雑な作業が必要なく、コピー元の防災端末1の属性をコピーした後に修正を加えるという簡便な作業を通じて、追加対象の防災端末1の属性を一括登録することが可能になる。また、追加実行後、直ぐに修正画面を表示して、僅かな修正を受け付けるようにしてもよい。
【0059】
また、本実施の形態では、図7に示したようなメニュー画面から作業者が自発的に属性設定処理を行う場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、接続監視部19aによって接続構成が変更されたと判定されると直ぐに、変更に係る防災端末1の属性を設定すべき旨を提示して(例えば、図8に示した端末追加可能なアドレス一覧画面や、図14に示した端末削除可能なアドレス一覧画面を自動的にタッチパネルに表示して)、作業者による属性設定処理を促すようにしてもよい。これによれば、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合に、その旨が自動的に提示されるので、変更に係る防災端末1の属性設定作業が遅れたり忘れられたりするような事態を回避し、変更に係る防災端末1の属性を速やかに設定するように促すことも可能になる。
【0060】
(2)適用対象
例えば、図3に示した防災端末1の属性は、あくまでも一例であり、ここに示していない他の属性を設定する場合にも、同様に本発明を適用することができる。また、本実施の形態では、図3に示した防災端末1の属性全てを一括設定する場合を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、かかる属性の一部を一括設定し、残りの一部は別途個別に設定するようにしてもよい。
【0061】
また、本実施の形態では、本発明をR型の防災受信機に適用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、回線毎に信号線が引き出され、この回線に接続された防災端末の接点の開閉に基づいて発報を受けるP型の防災受信機に対しても、本発明を同様に適用することができる。この場合は、回線単位で追加コピーや削除設定を行うようにしてもよく、また、回線中の端末が特定できる構成であれば、端末単位で追加コピーや削除設定を行うようにしてもよい。
【0062】
また、本実施の形態では、操作および表示の形態としてタッチパネルを採用した場合を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、いわゆるスイッチやボタンなど備えて構成される操作系と、いわゆる地区表示灯やセグメント表示器などを備えて構成される表示系とを採用する防災受信機10に対しても、本発明を同様に適用することができる。また、これと同様に、キーボードやマウス、マイクなどを備えて構成される操作系と、モニタ(若しくはディスプレイ)やスピーカを備えて構成される表示系とを採用する防災受信機10に対しても、本発明を同様に適用することができる。
【0063】
(3)システム構成等
また、本実施の形態において説明した各処理のうち、自動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を手動的におこなうこともでき、あるいは、手動的におこなわれるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的におこなうこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報(特に、図7〜図16に示した情報)については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
【0064】
また、図示した防災受信機10の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、防災受信機10の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、防災受信機10にて行なわれる各処理機能は、その全部または任意の一部が、CPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
【0065】
なお、本実施の形態で説明した防災端末の属性設定方法は、あらかじめ用意されたプログラムを防災受信機10(コンピュータ)で実行することによって実現することができる。このプログラムは、インターネットなどのネットワークを介して配布することができる。また、このプログラムは、ハードディスク、フレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MO、DVDなどの防災受信機10(コンピュータ)で読み取り可能な記録媒体に記録され、防災受信機10(コンピュータ)によって記録媒体から読み出されることによって実行することもできる。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1又は7の発明によれば、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合でも、防災端末の属性を防災受信機上の簡便な作業で設定することが可能になる。また、間仕切り変更などによって新たに防災端末を追加する必要が生じた場合でも、防災端末テーブル(記憶部)そのものを新規に作成したり、新たに追加する防災端末の属性を一つずつ追加設定したりする煩雑な作業が必要なく、いわゆるコピー元の防災端末を指定するという簡便な作業を通じて、追加対象の防災端末の属性を一括登録することが可能になる。特に、ある部屋に間仕切りを新たに設置したことで新たに防災端末を追加する必要が生じたような場合には、間仕切りを挟んで隣にある防災端末と属性が共通することが多いと考えられるので、かかる防災端末をコピー元として指定させて属性を一括コピーすることで、追加対象の防災端末の属性を簡便にミスなく設定することができる点は有益である。
【0068】
また、請求項2の発明によれば、いわゆるコピー元の防災端末をアドレスによって一意に指定するという簡便な作業を通じて、追加対象の防災端末の属性を一括登録することが可能になる。
【0069】
また、請求項3の発明によれば、コピー元になる可能性が高い防災端末(例えば、新設された間仕切りを挟んで隣にある防災端末や、同一の部屋にある防災端末など)がコピー元候補として提示されるので、コピー元の防災端末を容易に指定することができ、追加対象の防災端末の属性を一層簡便な作業で一括登録することが可能になる。
【0070】
また、請求項4の発明によれば、コピー元になる可能性が高い同種の防災端末がコピー元候補として提示されるので、コピー元の防災端末を容易に指定することができ、追加対象の防災端末の属性を一層簡便な作業で一括登録することが可能になる。
【0071】
また、請求項5の発明によれば、防災システムのシステム構成に変更が生じた場合でも、防災端末の属性を防災受信機上の簡便な作業で設定することが可能になる。
【0072】
また、請求項6又は8の発明によれば、間仕切り変更などによって防災端末を削除する必要が生じた場合でも、防災端末テーブル(記憶部)そのものを新規に作成したりする煩雑な作業が必要なく、削除対象の防災端末を指定するという簡便な作業を通じて、削除対象の防災端末の属性を一括削除することが可能になる。また、削除対象になる可能性が高い防災端末が削除対象候補として提示されるので、削除対象の防災端末を容易に指定することができ、削除対象の防災端末の属性を一層簡便な作業で一括削除することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る防災受信機の構成を示すブロック図である。
【図2】防災システムのシステム構成変更を説明するための図である。
【図3】防災端末テーブルに記憶される情報の構成例を示す図である。
【図4】防災受信機による属性設定処理の全体的な流れを示すフローチャートである。
【図5】防災端末を追加した場合の属性設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図6】防災端末を削除した場合の属性設定処理の流れを示すフローチャートである。
【図7】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図8】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図9】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図10】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図11】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図12】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図13】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図14】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図15】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【図16】表示部に表示される画面の構成を示す図である。
【符号の説明】
1 防災端末
2 中継器
3 ベル
4 レリーズ
5 伝送路
6 ネットワーク
10 防災受信機
11 伝送制御部
12 操作部
13 表示部
14 主音響部
17 外部移報部
18 記憶部
18a 防災端末テーブル
19 制御部
19a 接続監視部
19b 受付処理部
19c 設定処理部

Claims (8)

  1. 伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機であって、
    前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定手段と、を備え、
    前記受付手段は、前記伝送路に防災端末が新規接続された場合に、当該伝送路に既に接続されている複数の防災端末のなかから所定の防災端末を選択させ、
    前記設定手段は、前記受付手段によって選択された所定の防災端末の属性を前記新規接続に係る防災端末のものとして前記記憶部に一括登録すること、
    を特徴とする防災受信機。
  2. 前記受付手段は、前記所定の防災端末のアドレスを受け付けて、前記複数の防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、
    を特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  3. 前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末と同様の領域に位置する防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、
    を特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  4. 前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末と同種の防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから前記所定の防災端末を選択させること、
    を特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  5. 前記受付手段は、前記新規接続に係る防災端末のアドレスの一覧を提示し、当該提示した防災端末のアドレスの一覧から属性設定の対象とする前記防災端末のアドレスを選択させること、
    を特徴とする請求項1に記載の防災受信機。
  6. 伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機であって、
    前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定手段と、を備え、
    前記受付手段は、前記伝送路から防災端末が接続解除された場合に、前記伝送路から接続解除された防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから属性設定の対象とする防災端末を選択させ、
    前記設定手段は、前記受付手段によって選択された前記防災端末の属性を前記記憶部から一括削除すること、
    を特徴とする防災受信機。
  7. 伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機における防災端末の属性設定方法であって、
    前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定工程と、を含み、
    前記受付工程において、前記伝送路に防災端末が新規接続された場合に、当該伝送路に既に接続されている複数の防災端末のなかから所定の防災端末を選択させ、
    前記設定工程において、前記受付工程において選択された所定の防災端末の属性を前記新規接続に係る防災端末のものとして前記記憶部に一括登録すること、
    を特徴とする属性設定方法。
  8. 伝送路に接続された複数の防災端末の属性を記憶部に記憶し、各防災端末の属性を利用して防災処理を行う防災受信機における防災端末の属性設定方法であって、
    前記伝送路と防災端末との接続構成が変更された場合に、当該変更に係る防災端末の属性を一括特定するための情報を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって受け付けた情報から一括特定された属性を前記変更に係る防災端末のものとして前記記憶部に対して一括設定する設定工程と、を含み、
    前記受付工程において、前記伝送路から防災端末が接続解除された場合に、前記伝送路から接続解除された防災端末を提示し、当該提示した防災端末のなかから属性設定の対象とする防災端末を選択させ、
    前記設定工程において、前記受付工程において選択された前記防災端末の属性を前記記憶部から一括削除すること、
    を特徴とする属性設定方法。
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