JP6507771B2 - サンシェード装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シェードパネルの開作動を全開位置で規制するシェードストッパを備えたサンシェード装置に関するものである。
従来、サンシェード装置として種々のものが提案されている。例えば特許文献1に記載されたものは、ガイドレールにより開位置及び閉位置の間でスライド可能に支持されたシェードパネルが当該閉位置に到達すると、その端部がハウジングに設けたシェードストッパに当接することでそれ以上の閉作動を規制するように構成されている。
一方、シェードパネルの開作動を開位置(全開位置)で規制するシェードストッパを備えたサンシェード装置も知られている。具体的には、ガイドレールに対して車両の幅方向内側からシェードストッパが装着されており、当該開位置に到達したシェードパネルの端部がシェードストッパに当接することでそれ以上の開作動を規制するように構成されている。
特開2013−91358号公報
ところで、前述のようにガイドレールに対して車両の幅方向内側から装着されるシェードストッパには、例えばシェードパネルの端部が強く当接した際にその脱落する車両の幅方向への分力が作用する可能性がある。このため、ガイドレールからのシェードストッパの脱落を抑制することが求められている。
本発明の目的は、ガイドレールからのシェードストッパの脱落を抑制することができるサンシェード装置を提供することにある。
上記課題を解決するサンシェード装置は、車両のルーフに形成された開口を開閉するようにシェードパネルをスライド可能に支持する一対のガイドレールと、前記両ガイドレールの各々に装着され、前記シェードパネルが開作動状態にあるときにその端部が当接することで当該開作動を規制するシェードストッパとを備え、前記ガイドレールは、車両の幅方向内側に向かって延出する1又は車両の高さ方向に並設された一対のレール側フランジを有し、前記シェードストッパは、車両の幅方向外側に向かって延出して前記レール側フランジを車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片を有し、前記レール側フランジ及び片側の前記保持片には、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片の車両の幅方向内側への移動を規制するレール側係合突起及び保持片側係合突起がそれぞれ形成され、前記ガイドレールには、車両の幅方向内側に開口する切り欠きが形成されており、前記シェードストッパは、前記切り欠きに嵌合して前記ガイドレールに対する車両の前後方向への移動を規制する嵌合凸部を有しており、前記嵌合凸部及び前記切り欠きは、車両の幅方向外側に向かうに従い前後方向の寸法が漸増される
この構成によれば、前記シェードストッパは、前記レール側係合突起及び前記保持片側係合突起により前記片側の保持片の車両の幅方向内側への移動が規制されることで、前記ガイドレールからの脱落を抑制することができる。
この構成によれば、前記嵌合凸部及び前記切り欠きがそれらの車両の前後方向の寸法の漸増分で係合することで、前記シェードストッパの車両の幅方向内側への移動を規制することができ、該シェードストッパの前記ガイドレールからの脱落をいっそう抑制することができる。
上記課題を解決するサンシェード装置は、車両のルーフに形成された開口を開閉するようにシェードパネルをスライド可能に支持する一対のガイドレールと、前記両ガイドレールの各々に装着され、前記シェードパネルが開作動状態にあるときにその端部が当接することで当該開作動を規制するシェードストッパとを備え、前記ガイドレールは、車両の幅方向内側に向かって延出するとともに車両の高さ方向に並設された一対のレール側フランジを有し、前記シェードストッパは、車両の幅方向外側に向かって延出して前記レール側フランジを車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片を有し、前記レール側フランジ及び片側の前記保持片には、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片の車両の幅方向内側への移動を規制するレール側係合突起及び保持片側係合突起がそれぞれ形成され、一側の前記レール側フランジとしての第1のレール側フランジは、前記レール側係合突起が非形成で前記両保持片に挟み込まれており、他側の前記レール側フランジとしての第2のレール側フランジは、前記レール側係合突起が形成されて前記第1のレール側フランジとで前記保持片側係合突起の形成された片側の前記保持片を車両の高さ方向に挟み込んでおり、前記片側の保持片は、前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接する当接面を有する。
この構成によれば、前記シェードストッパは、前記レール側係合突起及び前記保持片側係合突起により前記片側の保持片の車両の幅方向内側への移動が規制されることで、前記ガイドレールからの脱落を抑制することができる。
また、前記シェードストッパは、前記片側の保持片の前記当接面が前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接することで、当該方向に位置決めすることができる。
上記サンシェード装置について、前記ガイドレールは、前記レール側フランジを一対で有しており、一側の前記レール側フランジとしての第1のレール側フランジは、前記レール側係合突起が非形成で前記両保持片に挟み込まれており、他側の前記レール側フランジとしての第2のレール側フランジは、前記レール側係合突起が形成されて前記第1のレール側フランジとで前記保持片側係合突起の形成された片側の前記保持片を車両の高さ方向に挟み込んでおり、前記片側の保持片は、前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接する当接面を有することが好ましい。
この構成によれば、前記シェードストッパは、前記片側の保持片の前記当接面が前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接することで、当該方向に位置決めすることができる。
上記サンシェード装置について、前記片側の保持片は、車両の前後方向における所定範囲に前記保持片側係合突起が非形成の肉抜き部を有することが好ましい。
この構成によれば、前記ガイドレールに前記シェードストッパを装着すべく車両の幅方向内側から前記第1のレール側フランジ及び前記第2のレール側フランジに前記片側の保持片を挟み込ませる際、前記肉抜き部では前記レール側係合突起を乗り越えなくてもよい。このように、前記片側の保持片は、その車両の前後方向における全範囲に亘って前記レール側係合突起を乗り越えなくてもよいため、前記シェードストッパの組付性をより向上させることができる。
上記サンシェード装置について、前記当接面は、前記肉抜き部が配置される前記所定範囲に合わせて配置されることが好ましい。
この構成によれば、前記ガイドレールに前記シェードストッパを装着すべく車両の幅方向内側から前記第1のレール側フランジ及び前記第2のレール側フランジに前記片側の保持片を挟み込ませる際、前記当接面が前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接するものの、前記レール側係合突起を乗り越えなくてもよい。このため、前記シェードストッパの組付性を損ねることなく該シェードストッパを車両の高さ方向に位置決めすることができる。
本発明は、ガイドレールからのシェードストッパの脱落を抑制できる効果がある。
本発明の一実施形態のサンシェード装置が適用されるルーフを示す斜視図。 同実施形態のサンシェード装置についてその構造を示す平面図。 同実施形態のサンシェード装置についてその構造を示す斜視図。 (a)、(b)は、図3の4A−4A線及び4B−4B線に沿った断面図。 シェードストッパを示す斜視図。 (a)〜(d)は、シェードストッパを示す車両の幅方向内側から見た正面図、右側面図及び背面図。 同実施形態のサンシェード装置についてその組付け時の動作を模式的に示す平面図。 本発明の変形形態のサンシェード装置についてその構造を示す断面図。
以下、サンシェード装置の一実施形態について説明する。なお、以下では、車両の前後方向を「前後方向」といい、車両の高さ方向上方及び下方をそれぞれ「上方」及び「下方」という。また、車室内方に向かう車両の幅方向内側を「車内側」といい、車室外方に向かう車両の幅方向外側を「車外側」という。
図1に示すように、自動車などの車両のルーフ10には、略四角形の開口10aが形成されるとともに、該開口10aを閉塞可能なガラス製又は樹脂製のルーフパネル11が設置されている。
図2に示すように、ルーフ10には、開口10aの車両の幅方向両側縁部において、例えばアルミニウム合金の押出材からなる一対のガイドレール12が前後方向に延びるように設けられている。両ガイドレール12は、開口10aの後端よりも車両の後方に延びている。そして、両ガイドレール12には、例えば樹脂製の板材からなるシェードパネル20の車両の幅方向両側縁部が前後方向にそれぞれスライド可能に支持されている。シェードパネル20は、その前端がガイドレール12の前端近傍となる所定位置(以下、「全閉位置」ともいう)にあるときに、開口10a(ルーフパネル11)を通過する光を遮断する。一方、シェードパネル20は、その後端がガイドレール12の後端近傍となる所定位置(以下、「全開位置」ともいう)にあるときに、開口10a(ルーフパネル11)の光の通過を許容する。なお、ガイドレール12の後端部には、例えばゴム製のシェードストッパ30が装着されている。このシェードストッパ30は、開作動状態のシェードパネル20が全開位置に到達するときにその後端部に当接することで、当該開作動を全開位置で規制する。
次に、ガイドレール12に対するシェードストッパ30の取付構造について説明する。
図3及び図4(a)、(b)に示すように、ガイドレール12は、前後方向(図4において紙面に直交する方向)に延びる略長尺状の底壁12aを有するとともに、該底壁12aの車内側端部から上向きに立設された縦壁12bを有する。底壁12aの縦壁12bよりも車内側の部位は、レール側フランジ及び第2のレール側フランジとしてのレール側下部フランジ13を形成する。レール側下部フランジ13の車内側端には、上方に向かって突出する断面略三角形のレール側係合突起14が形成されている。
また、ガイドレール12は、車両の高さ方向に間隔をあけて縦壁12bからレール側下部フランジ13と略平行に車内側に延出するレール側フランジ及び第1のレール側フランジとしてのレール側中間フランジ15並びにレール側上部フランジ16を有する。さらに、ガイドレール12は、レール側上部フランジ16の基端部から上方に延びて車内側に延出する上壁17を有する。そして、レール側上部フランジ16及び上壁17の後端部には、車内側に開口する略四角形の切り欠き16a,17aが形成されている。これら切り欠き16a,17aは、車両の高さ方向に投影した形状が互いに一致するように成形されている。なお、縦壁12b、レール側中間フランジ15及びレール側上部フランジ16の協働で形成される車内側に開口する断面略U字状の部位はガイド部18を形成する。シェードパネル20の車両の幅方向各側縁部は、ガイド部18においてガイドレール12にスライド可能に支持される。
一方、シェードストッパ30は、車外側に向かって延出してレール側中間フランジ15を車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片としてのストッパ側フランジ31及び略ブロック状のストッパ本体32を有する。これらストッパ側フランジ31及びストッパ本体32は、車内側端で車両の高さ方向に接続されている。ストッパ本体32の前後方向の寸法は、切り欠き16a等の前後方向の開口幅よりも大きく設定されている。
図5及び図6(a)〜(d)に併せ示すように、ストッパ側フランジ31の車外側端には、その前端部及び後端部において下方(レール側係合突起14に対向する車両の高さ方向)に向かって突出する断面略三角形の保持片側係合突起としてのストッパ側係合突起33が形成されている。これらストッパ側係合突起33は、レール側係合突起14との間に車両の高さ方向の係合代が設定されている。従って、ストッパ側フランジ31の車内側への移動は、ストッパ側係合突起33がレール側係合突起14に係合することで規制される。
また、ストッパ側フランジ31の両ストッパ側係合突起33により前後方向に挟まれる所定範囲は、該ストッパ側係合突起33が非形成の肉抜き部34を形成する。ストッパ側フランジ31は、肉抜き部34の前後方向の範囲に合わせて上方に略台状に隆起しており、その上端面は、レール側中間フランジ15の下面に車両の高さ方向で密接する当接面35を形成する。換言すれば、ストッパ側フランジ31の上端面は、両ストッパ側係合突起33の前後方向の範囲でレール側中間フランジ15の下面との間に車両の高さ方向の隙間が形成されている。
ストッパ本体32は、車外側の前後方向の寸法が拡大された略方台形の柱状に成形されており、レール側中間フランジ15の上面及びレール側上部フランジ16の下面に密接する状態でそれらに挟まれている。ストッパ本体32がガイド部18に位置することはいうまでもない。
シェードストッパ30は、ストッパ本体32の車内側寄りの上面から上方に突出する略四角柱状の嵌合凸部36を有する。この嵌合凸部36は、ストッパ本体32の前後方向中間部に配置されており、上壁17よりも上方に突出して両切り欠き16a,17aに嵌合する。つまり、シェードストッパ30は、嵌合凸部36及び両切り欠き16a,17aが嵌合することで、ガイドレール12に対する前後方向の移動が規制されている。
ここで、図7に誇張して示すように、両切り欠き16a,17aは、車外側に向かうに従い前後方向の寸法(開口幅)が漸増されており、嵌合凸部36も、これに合わせて車外側に向かうに従い前後方向の寸法が漸増されている。具体的には、嵌合凸部36及び両切り欠き16a,17aは、平面視で車外側の拡幅された略等脚台形状に成形されている。従って、ガイドレール12に対して車内側からシェードストッパ30を装着する際、嵌合凸部36は、前後方向の寸法を縮小するように弾性変形しつつ両切り欠き16a,17aに嵌合する。換言すれば、シェードストッパ30の車内側への移動は、嵌合凸部36及び両切り欠き16a,17aがそれらの前後方向の寸法の漸増分で係合することで規制される。
次に、本実施形態の作用について説明する。
既述のように、シェードストッパ30は、嵌合凸部36及び両切り欠き16a,17aが嵌合することで、ガイドレール12に対する前後方向の移動が規制されている。これにより、開作動状態にあるシェードパネル20は、車両の後方への移動に伴いその後端部がシェードストッパ30(ストッパ本体32)に当接することで当該移動、即ち開作動が規制される。
また、シェードパネル20の強開時などその後端部がシェードストッパ30に強く当接してこれに力のモーメントを作用させた場合のように、該シェードストッパ30にこれを車内側に移動させようとする荷重が発生することがある。このとき、シェードストッパ30は、レール側係合突起14及びストッパ側係合突起33によりストッパ側フランジ31の車内側への移動が規制されることで、ガイドレール12からの脱落が抑制される。
以上詳述したように、本実施形態によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)本実施形態では、シェードストッパ30は、レール側係合突起14及びストッパ側係合突起33によりストッパ側フランジ31の車内側への移動が規制されることで、ガイドレール12からの脱落を抑制することができる。
(2)本実施形態では、ガイドレール12(レール側上部フランジ16、上壁17)には、車内側に開口する切り欠き16a,17aが形成されており、シェードストッパ30は、切り欠き16a,17aに嵌合してガイドレール12に対する前後方向への移動を規制する嵌合凸部36を有する。そして、切り欠き16a,17a及び嵌合凸部36は、車外側に向かうに従い前後方向の寸法が漸増されている。このため、切り欠き16a,17a及び嵌合凸部36がそれらの前後方向の寸法の漸増分で係合することで、シェードストッパ30の車内側への移動を規制することができ、該シェードストッパ30のガイドレール12からの脱落をいっそう抑制することができる。
また、ガイドレール12に対するシェードストッパ30の前後方向の移動を規制するための構造、即ちシェードパネル20の開作動を全開位置で規制するための構造を利用したことで、シェードストッパ30等の形状を徒に複雑化するシェードストッパ30の脱落を抑制することができる。
(3)本実施形態では、シェードストッパ30は、ストッパ側フランジ31の当接面35がレール側中間フランジ15に車両の高さ方向で密接することで、当該方向に位置決めすることができる。
(4)本実施形態では、ストッパ側フランジ31は、前後方向における所定範囲にストッパ側係合突起33が非形成の肉抜き部34を有する。従って、ガイドレール12にシェードストッパ30を装着すべく車内側からレール側中間フランジ15及びレール側下部フランジ13にストッパ側フランジ31を挟み込ませる際、肉抜き部34ではレール側係合突起14を乗り越えなくてもよい。このように、ストッパ側フランジ31は、その前後方向における全範囲に亘ってレール側係合突起14を乗り越えなくてもよいため、シェードストッパ30の組付性をより向上させることができる。
(5)本実施形態では、ストッパ側フランジ31の当接面35は、肉抜き部34が配置される前後方向における所定範囲に合わせて配置されている。従って、ガイドレール12にシェードストッパ30を装着すべく車内側からレール側中間フランジ15及びレール側下部フランジ13にストッパ側フランジ31を挟み込ませる際、当接面35がレール側中間フランジ15に車両の高さ方向で密接するものの、レール側係合突起14を乗り越えなくてもよい。このため、シェードストッパ30の組付性を損ねることなく該シェードストッパ30を車両の高さ方向に位置決めすることができる。
(6)本実施形態では、シェードストッパ30がゴム製であることで、車内側からガイドレール12に組み付ける際に、弾性変形しつつストッパ側係合突起33がレール側下部フランジ13を乗り越え、あるいは嵌合凸部36が切り欠き16a,17aに進入する。このため、ガイドレール12に対するシェードストッパ30の組付性をいっそう向上させることができる。また、シェードパネル20の開作動時、その後端部の当接(衝突)を緩衝することができる。
(7)本実施形態では、例えばシェードパネル20の強開時や静的大荷重の付加時に、シェードパネル20が全開位置よりも車両の後方に抜けていくことをシェードストッパ30で規制することができる。特に、ガイドレール12に別設のシェードストッパ30を採用したことで、例えばガイドレール12に同様に機能する切り起こしなどを形成する必要がなく、該ガイドレール12の加工性を向上させることができる。
(8)本実施形態では、シェードストッパ30の前後方向の移動規制を、ガイドレール12に簡易に形成可能な切り欠き16a,17aで行ったことで、ガイドレール12の加工性を損ねることはない。
なお、上記実施形態は以下のように変更してもよい。
・図8に示すように、一つのレール側フランジ41が車内側に向かって延出するガイドレール40であってもよい。この場合、ガイドレール40に装着されるシェードストッパ45は、車外側に向かって延出してレール側フランジ41を車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片46,47を有する。そして、レール側フランジ41及び片側の保持片46には、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片46の車内側への移動を規制するレール側係合突起42及び保持片側係合突起48がそれぞれ形成されている。従って、このように変更をしても、シェードストッパ45は、レール側係合突起42及び保持片側係合突起48により片側の保持片46の車内側への移動が規制されることで、ガイドレール40からの脱落を抑制することができる。なお、レール側係合突起42及び保持片側係合突起48に代えて、レール側フランジ41及び保持片47に、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片47の車内側への移動を規制するレール側係合突起及び保持片側係合突起をそれぞれ形成してもよい。
・前記実施形態において、当接面35は、肉抜き部34が配置される所定範囲よりも前後方向に長く、若しくは短くなるように配置されていてもよい。
・前記実施形態において、肉抜き部34に代えて、ストッパ側フランジ31の前端部及び後端部の少なくとも一方に配置される肉抜き部であってもよい。また、ストッパ側フランジ31の前後方向における複数箇所の範囲に肉抜き部を配置してもよい。いずれにしても、当接面(35)は、前後方向において肉抜き部が配置される所定範囲に合わせて(ストッパ側係合突起(33)と互い違いになるように)配置されることが好ましい。
・前記実施形態において、肉抜き部34を省略してもよい。つまり、ストッパ側フランジ31の前後方向の略全長に亘って形成されるストッパ側係合突起であってもよい。
・前記実施形態において、レール側係合突起14及びストッパ側係合突起33に、ストッパ側フランジ31の車内側への移動を規制し得る車両の高さ方向の係合代を確保できるのであれば、当接面35を省略してもよい。つまり、ストッパ側フランジ31の上面は、レール側中間フランジ15の下面との間に車両の高さ方向の隙間を形成するように、例えば前後方向に平坦に広がっていてもよい。
・前記実施形態において、嵌合凸部36及び切り欠き16a,17aは、前後方向の寸法が一定であってもよい。つまり、嵌合凸部36及び両切り欠き16a,17aは、例えば平面視で略長方形状に成形されていてもよい。
・前記実施形態において、ガイドレール12に対するシェードストッパ30の前後方向の移動を規制する構造は一例である。例えばレール側下部フランジ13に車内側に開口する切り欠きを形成するとともに、ストッパ側フランジ31の前後方向における一部に当該切り欠きに嵌合する嵌合凸部を突設してもよい。あるいは、レール側中間フランジ15に車内側に開口する切り欠きを形成するとともに、ストッパ側フランジ31又はストッパ本体32の前後方向における一部に当該切り欠きに嵌合する嵌合凸部を突設してもよい。あるいは、上壁17の切り欠き17aを省略するとともに、ストッパ本体32に切り欠き16aのみに嵌合する嵌合凸部を突設してもよい。あるいは、それら嵌合凸部及び切り欠きの組み合わせであってもよい。いずれの場合であっても、嵌合凸部及び切り欠きは、車外側に向かうに従い前後方向の寸法が漸増されることが好ましい。
・前記実施形態において、ルーフパネル11は、可動のスライドパネルであってもよいし、固定パネルであってもよい。
10…ルーフ、10a…開口、12,40…ガイドレール、13…レール側下部フランジ(レール側フランジ、第2のレール側フランジ)、14,42…レール側係合突起、15…レール側中間フランジ(レール側フランジ、第1のレール側フランジ)、16a,17a…切り欠き、18…ガイド部、20…シェードパネル、30,45…シェードストッパ、31…ストッパ側フランジ(保持片)、32…ストッパ本体(保持片)、33…ストッパ側係合突起(保持片側係合突起)、34…肉抜き部、35…当接面、36…嵌合凸部、41…レール側フランジ、46,47…保持片、48…保持片側係合突起。

Claims (5)

  1. 車両のルーフに形成された開口を開閉するようにシェードパネルをスライド可能に支持する一対のガイドレールと、
    前記両ガイドレールの各々に装着され、前記シェードパネルが開作動状態にあるときにその端部が当接することで当該開作動を規制するシェードストッパとを備え、
    前記ガイドレールは、車両の幅方向内側に向かって延出する1又は車両の高さ方向に並設された一対のレール側フランジを有し、
    前記シェードストッパは、車両の幅方向外側に向かって延出して前記レール側フランジを車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片を有し、
    前記レール側フランジ及び片側の前記保持片には、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片の車両の幅方向内側への移動を規制するレール側係合突起及び保持片側係合突起がそれぞれ形成され
    前記ガイドレールには、車両の幅方向内側に開口する切り欠きが形成されており、
    前記シェードストッパは、前記切り欠きに嵌合して前記ガイドレールに対する車両の前後方向への移動を規制する嵌合凸部を有しており、
    前記嵌合凸部及び前記切り欠きは、車両の幅方向外側に向かうに従い前後方向の寸法が漸増された、サンシェード装置。
  2. 車両のルーフに形成された開口を開閉するようにシェードパネルをスライド可能に支持する一対のガイドレールと、
    前記両ガイドレールの各々に装着され、前記シェードパネルが開作動状態にあるときにその端部が当接することで当該開作動を規制するシェードストッパとを備え、
    前記ガイドレールは、車両の幅方向内側に向かって延出するとともに車両の高さ方向に並設された一対のレール側フランジを有し、
    前記シェードストッパは、車両の幅方向外側に向かって延出して前記レール側フランジを車両の高さ方向に挟み込む一対の保持片を有し、
    前記レール側フランジ及び片側の前記保持片には、互いに対向する車両の高さ方向に突出して当該保持片の車両の幅方向内側への移動を規制するレール側係合突起及び保持片側係合突起がそれぞれ形成され、
    一側の前記レール側フランジとしての第1のレール側フランジは、前記レール側係合突起が非形成で前記両保持片に挟み込まれており、
    他側の前記レール側フランジとしての第2のレール側フランジは、前記レール側係合突起が形成されて前記第1のレール側フランジとで前記保持片側係合突起の形成された片側の前記保持片を車両の高さ方向に挟み込んでおり、
    前記片側の保持片は、前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接する当接面を有した、サンシェード装置。
  3. 請求項1に記載のサンシェード装置において、
    前記ガイドレールは、前記レール側フランジを一対で有しており、
    一側の前記レール側フランジとしての第1のレール側フランジは、前記レール側係合突起が非形成で前記両保持片に挟み込まれており、
    他側の前記レール側フランジとしての第2のレール側フランジは、前記レール側係合突起が形成されて前記第1のレール側フランジとで前記保持片側係合突起の形成された片側の前記保持片を車両の高さ方向に挟み込んでおり、
    前記片側の保持片は、前記第1のレール側フランジに車両の高さ方向で密接する当接面を有した、サンシェード装置。
  4. 請求項2又は3に記載のサンシェード装置において、
    前記片側の保持片は、車両の前後方向における所定範囲に前記保持片側係合突起が非形成の肉抜き部を有した、サンシェード装置。
  5. 請求項4に記載のサンシェード装置において、
    前記当接面は、前記肉抜き部が配置される前記所定範囲に合わせて配置された、サンシェード装置。
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