JP6500357B2 - 吸着ヘッド、実装装置および吸着方法 - Google Patents

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本発明は、チップ形状の電子部品を吸着してプリント基板に実装するための実装装置等に用いられる吸着ヘッドの技術に関する。
X、Y、Z方向に稼働するヘッドユニットを有し、先端部の吸着ヘッドでチップ部品を負圧吸着して搬送する実装装置は一般に知られている。この吸着ヘッドでは、チップ部品吸着時に外部動力を用いてヘッドを下降させる際に、チップ部品と接触した時のチップ部品への衝撃を緩和し、チップ部品が破壊されるのを防止することが要求される。このため、吸着ヘッド自体を上下に摺動可能な構造とすることで緩衝作用を得られるようにしたものが知られている。
例えば、特許文献1に開示された表面実装機では、吸着ヘッドが上下方向に相対移動可能であり、さらに上下方向の相対移動を阻止するロック機構が設けられている。これにより、部品吸着時以外ではロック機構を働かせ、部品吸着時はロック機構を解除することにより、上下方向の相対移動を許容して吸着時に緩衝作用を持たせるようにしている。
特開2000−315894号公報 実用新案公開平2−122447号公報 特開平11−26993号公報
近年、通信機器の発達により、高周波デバイスの需要が伸びている。特に、シリコン(Si)よりも高速で動作し、消費電力も約3分の1と少なく、小型化も容易という特徴を持つガリウム砒素(GaAs)を材料とするデバイスが増えている。このGaAsチップは表面保護膜が無いため、実装時にチップ部品表面の配線パターンに接触すると配線パターンを傷つけてしまう。そのため、チップ部品を搬送する際には、配線パターン部分に接触しない吸着ヘッドが必要である。さらに、吸着ヘッドがチップ部品に接触する際には、加重によりチップ部品表層が破壊されることを防止する必要もある。
特許文献1に示された表面実装機の場合、吸着ヘッド自体が上下する為、可動部が重くなり、その自重によって部品に衝撃が加わることになる。より微小な部品や脆弱な部品の吸着に際して、部品に加わる荷重を小さくしたいという要求があっても、部品に加わる荷重を可動部の自重よりも小さくすることはできない。
一方、特許文献2には、軸芯部の吸着孔の真空吸着によりチップ部品を吸着面に吸着し、さらに、先端が吸着面よりも突出したピンを有し、ピンがバネを押して上下に摺動し吸着孔をさらに開弁する吸着コレットが開示されている。しかしながら、特許文献2の吸着コレットは、チップ部品の配線パターン部分に接触しないように吸着面に凹凸を設けた場合、一つのバネで吸着面を支える構造のため、凹凸のバランスが悪いと吸着面が傾き、摺動に支障を来たすという問題がある。
また、特許文献3には、吸着ノズルの吸着面に部分的にゴムなどの接触材を配置する構造が開示されている。しかしながら、接触材がチップ部品に接触すると、接触材であるゴムが潰れることで横方向に膨らみ、チップ部品表面の配線パターンなどの接触させたくない部分に接触するという問題がある。
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、その目的は、チップ部品などを吸着する際に、吸着時の衝撃を緩和し、かつ、部品表面の配線などの接触させたくない部分に接触しないで吸着する吸着ヘッドを実現することにある。
本発明による吸着ヘッドは、ヘッド本体に設けられた吸着面と、前記ヘッド本体を貫通し前記吸着面に達する吸着穴と、前記吸着面において、前記吸着穴とは異なる位置に設けられた窪みにピンと弾性部との組を複数設け、前記ピンは、前記弾性部を介して設けられ、前記吸着面から突出して設けられている。
本発明による実装装置は、ヘッド本体に設けられた吸着面と、前記ヘッド本体を貫通し前記吸着面に達する吸着穴と、前記吸着面において、前記吸着穴とは異なる位置に設けられた窪みにピンと弾性部との組を複数設け、前記ピンは、前記弾性部を介して設けられ、前記吸着面から突出して設けられている、吸着ヘッドを備える。
本発明による吸着方法は、部品に対向する吸着面に、負圧が生じる吸着穴とは異なる位置に複数設けたピンで、前記部品の接触可能領域に接触し、前記部品を、前記負圧により前記吸着面の方向に吸い寄せ、弾性により衝撃緩和し、前記接触可能領域で吸着する。
本発明によれば、チップ部品などを吸着する際に、吸着時の衝撃を緩和し、かつ、部品表面の配線などの接触させたくない部分に接触しないで吸着する吸着ヘッドが実現する。
本発明の第1の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である。 本発明の第2の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品に接触した状態)。 本発明の第2の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品を吸着した状態)。 本発明の第2の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品を実装した状態)。 本発明の第2の実施形態の吸着ヘッドの吸着面の構造を示す吸着面側から見た平面図である。 本発明の第3の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品に接触した状態)。 本発明の第3の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品を吸着した状態)。 本発明の第3の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である(チップ部品を実装した状態)。
以下、図を参照しながら、本発明の実施形態を詳細に説明する。但し、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい限定がされているが、発明の範囲を以下に限定するものではない。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の吸着ヘッドの構造を示す断面図である。本実施形態の吸着ヘッド1は、ヘッド本体2に設けられた吸着面3と、前記ヘッド本体2を貫通し前記吸着面3に達する吸着穴4と、前記吸着面3において、前記吸着穴4とは異なる位置に設けられた窪み7にピン5と弾性部6との組を複数設け、前記ピン5は、前記弾性部6を介して設けられ、前記吸着面3から突出して設けられている。
本実施形態によれば、チップ部品などを吸着する際に、吸着時の衝撃を緩和し、かつ、部品表面の配線などの接触させたくない部分に接触しないで吸着する吸着ヘッドが実現する。
(第2の実施形態)
図2Aから図2Dは、本発明の第2の実施形態の吸着ヘッド1aの構造を示す。図2Aは、吸着ヘッド1aがチップ部品11に接触した状態を示す断面図である。図2Bは、同ヘッドがチップ部品11を吸着した状態を示す断面図である。図2Cは、同ヘッドがチップ部品11を実装した状態を示す断面図である。図2Dは、同ヘッドの吸着面3の構造を示す、吸着面3側から見た平面図である。
吸着ヘッド1aは、ヘッド本体2aに、吸着面3と、ヘッド本体2aを貫通して吸着面3に達する吸着穴4と、吸着面3において、前記吸着穴4とは異なる位置に設けられた窪み7に設けられたピン5とバネ6aとの複数の組と、を有する。ピン5とバネ6aとの組と吸着穴4とは、吸着面3の異なる位置に設けられる。ピン5は、吸着面3から突出し、チップ部品11の表面に接する。バネ6aはピン5と接続し、ピン5に押されて収縮する。
ピン5は、図2Dに示すように、チップ部品11表面の配線などの接触させたくない領域を避け、配線などの無い接触可能な領域に接触するよう、配置、太さ、形状を自由に設計できる。また、バネ6aの収縮により、ピン5の吸着面3からの突出の長さが変化する。バネ6aが収縮した状態でもピン5の先端が吸着面3から突出していることが好ましいが、これには限定されない。
吸着面3には、突起部8を設けることができる。突起部8は、ピン5と同様に、チップ部品11表面の接触させたくない領域を避け、表面の接触可能な領域に接触するよう、配置、大きさ、形状を自由に設計できる。ピン5や突起部8が表面の配線などに接触しないことで、さらに、ピン5や突起部8によりチップ部品11の表面全体が吸着面3に直接接触しないことで、配線などの損傷を防ぐことができる。
また、チップ部品11を安定的に吸着ヘッド1aに吸着するために、ステージ12を設け、ステージ12上でチップ部品11を吸着する工程を行うことができる。
ヘッド本体2aの材料としては、金属やセラミック、高硬度な樹脂を用いることができる。また、ピン5や突起部8にも、金属やセラミック、高硬度な樹脂を用いることができる。金属としてはステンレス、アルミニウム、超鋼などを、セラミックとしてはアルミナ、ジルコニア、窒化アルミ、炭化ケイ素などを、樹脂としてはポリカーボネートなどを使用することができる。バネ6aには、リン青銅、ピアノ線、ばね用ステンレスなどの金属や、ポリカーボネート、ポリアセタールなどのプラスティックを用いることができる。
ピン5や突起部8を前記のような高硬度、高剛性な材料とすることによって、ピン5や突起部8がチップ部品11表面に接触した際の変形を防ぐことができる。その結果、ピン5や突起部8が接触した位置の近辺に配線などの接触させたくない部分があっても、これらへの接触を防ぐことができる。
吸着ヘッド1aは、搭載ヘッド9を介して実装装置15に組み込まれる。搭載ヘッド9は、吸着ヘッド1aの吸着穴4に接続する搭載ヘッド吸着穴10を有し、真空ポンプなどの排気装置による排気により、搭載ヘッド吸着穴10と吸着穴4の内部を負圧にすることができる。吸着ヘッド1aは、また、搭載ヘッド9を介さずに、直接、実装装置15に組み込まれることもできる。
本実施形態の吸着動作を、図を用いて説明する。まず、実装装置15に組み込まれた吸着ヘッド1aは、実装装置15の駆動動作によりステージ12上に置かれたチップ部品11に向かって降下し、ピン5がチップ部品11の表面に接した状態で停止する(図2A)。
次に、搭載ヘッド吸着穴10を介した真空ポンプなどの排気装置による排気により、吸着穴4の内部が負圧になることで、チップ部品11は吸着面3の方向に吸い寄せられる。この時、バネ6aはチップ部品11に押されて収縮する。バネ6aの収縮が増すほどにチップ部品11は減速し、ゆっくりと吸着面3の方向に吸い寄せられる。その結果、チップ部品11は、突起部8の表面に到達するときには、チップ部品が壊れない程度に十分に衝撃が緩和された状態で吸着する。さらにこのとき、ピン5や突起部8により、チップ部品11は、表面の配線などの接触させたくない部分が接触することなく吸着される(図2B)。
その後、チップ部品11を実装したい位置に移動し、実装したい位置で吸着ヘッド1aを降下し、吸着したチップ部品11をペースト材13を用いて基材14に実装する(図2C)。この後、排気を停止し、チップ部品11を吸着ヘッド1aから解放する。
チップ部品11とステージ12との間隔や基材14の厚さを予め測定しておくことで、位置制御によりチップ部品11への衝撃を抑制した実装が可能である。また、図2Cにおいて、ペースト材13がチップ部品11から多少はみ出しても、はみ出したペースト材の吸着ヘッド1aへの付着は防がれる。これは、ピン5や突起物8の介在により、吸着面3とペースト材13との間隔が確保されているためである。
本実施形態の吸着方法としては、まず、チップ部品11に対向する吸着面3に、負圧が生じる吸着穴4とは異なる位置に複数設けたピン5で、チップ部品11の接触可能領域に接触する。次に、チップ部品11を負圧により吸着面3の方向に吸い寄せ、弾性により衝撃緩和し、前記接触可能領域で吸着する。
ピン5は、金属またはセラミックまたは樹脂などの高硬度、高剛性な材料を用いることができる。弾性は、バネ6aの収縮による。また、吸着面3に突起部8を設け、突起部8によりチップ部品表面の接触可能領域に接触することもできる。また、吸着面3をチップ部品11の方向に移動し、ピン5がチップ部品11に接触することによって移動を停止し、真空ポンプなどの排気装置による排気により、吸着穴4の内部に負圧を生じさせることができる。
以上のように、本実施形態によれば、チップ部品などを吸着する際に、吸着時の衝撃を緩和し、かつ、部品表面の配線などの接触させたくない部分に接触しないで吸着する吸着ヘッドが実現する。
(第3の実施形態)
図3Aから図3Cは、本発明の第3の実施形態の吸着ヘッド1bの構造を示す。図3Aは、吸着ヘッド1bがチップ部品11に接触した状態を示す断面図である。図3Bは、同ヘッドがチップ部品11を吸着した状態を示す断面図である。図3Cは、同ヘッドがチップ部品11を実装した状態を示す断面図である。
本実施形態の吸着ヘッド1bが、第2の実施形態の吸着ヘッド1aと異なる点は、バネ6aに替えて弾性体6bを用いる点である。弾性体6bとしてはゴムなどを用いることができる。弾性体6bの収縮により、チップ部品11の吸着の際の衝撃が緩和される。吸着ヘッド1bのヘッド本体2bおよびその他の構成、吸着ヘッド1bの動作、吸着方法は、第2の実施形態の吸着ヘッド1aと同様である。
本実施形態によれば、チップ部品などを吸着する際に、吸着時の衝撃を緩和し、かつ、部品表面の配線などの接触させたくない部分に接触しないで吸着する吸着ヘッドが実現する。
本発明は、チップ形状の電子部品に限らず、面を有し、面により吸着ヘッドに吸着させて搬送する部品に対して広く適用することができる。例えば、小型のレンズや歯車、水晶振動子などの部品への適用が可能である。例えば、レンズの搬送においては、接触により傷を付けたくないレンズの中心部などに接触させずに吸着させて搬送することが可能である。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものである。
また、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
付記
(付記1)
ヘッド本体に設けられた吸着面と、前記ヘッド本体を貫通し前記吸着面に達する吸着穴と、前記吸着面において、前記吸着穴とは異なる位置に設けられた窪みにピンと弾性部との組を複数設け、前記ピンは、前記弾性部を介して設けられ、前記吸着面から突出して設けられている、吸着ヘッド。
(付記2)
前記ピンは、吸着する部品の接触可能領域に接触する、付記1記載の吸着ヘッド。
(付記3)
前記弾性部は、収縮することで前記部品の吸着時の衝撃を緩和する、付記1または2記載の吸着ヘッド。
(付記4)
前記ピンは、金属またはセラミックまたは樹脂からなる、付記1から3の内の1項記載の吸着ヘッド。
(付記5)
前記弾性部は、バネまたは弾性体からなる、付記1から4の内の1項記載の吸着ヘッド。
(付記6)
前記吸着穴は、排気装置に接続されている、付記1から5の内の1項記載の吸着ヘッド。
(付記7)
前記吸着面は突起部を有する、付記1から6の内の1項記載の吸着ヘッド。
(付記8)
前記突起部は前記接触可能領域に接触する、付記7記載の吸着ヘッド。
(付記9)
付記1から8の内の1項記載の吸着ヘッドを備えた実装装置。
(付記10)
部品に対向する吸着面に、負圧が生じる吸着穴とは異なる位置に複数設けたピンで、前記部品の接触可能領域に接触し、
前記部品を、前記負圧により前記吸着面の方向に吸い寄せ、弾性により衝撃緩和し、前記接触可能領域で吸着する、吸着方法。
(付記11)
前記ピンは、金属またはセラミックまたは樹脂からなる、付記10記載の吸着方法。
(付記12)
前記弾性は、バネまたは弾性体の収縮による、付記10または11記載の吸着方法。
(付記13)
前記吸着面に突起部を設け、前記突起部により前記接触可能領域に接触する、付記10から12の内の1項記載の吸着方法。
(付記14)
前記吸着面を前記部品の方向に移動し、
前記ピンが前記部品に接触することによって前記移動を停止し、
排気により前記吸着穴の内部に負圧を生じさせる、付記10から13の内の1項記載の吸着方法。
1、1a、1b 吸着ヘッド
2、2a、2b ヘッド本体
3 吸着面
4 吸着穴
5 ピン
6 弾性部
6a バネ
6b 弾性体
7 窪み
8 突起部
9 搭載ヘッド
10 搭載ヘッド吸着穴
11 チップ部品
12 ステージ
13 ペースト材
14 基材
15 実装装置

Claims (10)

  1. チップ部品を吸着する吸着ヘッドであって、
    ヘッド本体に設けられた吸着面と、
    前記ヘッド本体を貫通し前記吸着面に達する吸着穴と、を有し、
    前記吸着面において、前記吸着穴とは異なる位置に設けられた複数の窪みのそれぞれにピンと弾性部との組を一組ずつ設け、
    前記ピンは、上下動可能に前記窪みの内部に格納される第1の部分と、前記窪みの外部に少なくとも一部が露出可能な第2の部分とを含み、
    前記第1の部分は、上端が前記弾性部の下端に当接し、前記弾性部を介して下方に押圧され、
    前記第2の部分は、前記第1の部分よりも径が小さく、少なくとも一部が前記吸着面から突出して設けられ、下端部分が吸着対象の前記チップ部品の表面の配線を避けて配置される吸着ヘッド。
  2. 前記ピンは、吸着する前記チップ部品の接触可能領域に接触する、請求項1記載の吸着ヘッド。
  3. 前記弾性部は、収縮することで前記チップ部品の吸着時の衝撃を緩和する、請求項記載の吸着ヘッド。
  4. 前記ピンは、金属またはセラミックまたは樹脂からなる、請求項から3の内の1項記載の吸着ヘッド。
  5. 前記弾性部は、バネまたは弾性体からなる、請求項から4の内の1項記載の吸着ヘッド。
  6. 前記吸着穴は、排気装置に接続されている、請求項から5の内の1項記載の吸着ヘッド。
  7. 前記吸着面は突起部を有する、請求項から6の内の1項記載の吸着ヘッド。
  8. 前記突起部は前記接触可能領域に接触する、請求項7記載の吸着ヘッド。
  9. 請求項1から8の内の1項記載の吸着ヘッドを備えた実装装置。
  10. ヘッド本体に設けられた吸着面と、前記ヘッド本体を貫通し前記吸着面に達する吸着穴と、を有する吸着ヘッドを用いてチップ部品を吸着する吸着方法であって、
    前記吸着穴とは異なる位置吸着対象の前記チップ部品の表面の配線を避けて開口された複数の窪みのそれぞれに、上下動可能に前記窪みの内部に格納される第1の部分と、前記第1の部分よりも径が小さくて前記窪みの外部に少なくとも一部が露出可能な第2の部分とを含むピンと弾性部との組を、前記ピンの前記第1の部分の上端を前記弾性部の下端に当接させて一組ずつ配置した状態で、
    前記吸着面を前記チップ部品に対向させ、
    複数の前記ピンで前記チップ部品の接触可能領域に接触し、
    前記チップ部品を、前記吸着穴からの負圧により前記吸着面の方向に吸い寄せ吸着する、吸着方法。
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