JP2007090469A - 部品搬送装置および部品搬送方法 - Google Patents

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有矢 岡田
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Abstract

【課題】部品表面に接触することなく、低ストレスで部品を搬送する。
【解決手段】保持アーム3がチップトレイ10に接触した後、搬送ヘッド1を下降させ、搬送ヘッド1の貫通孔2から空気を引き、吸引口2a方向へICチップ11を吸引する。そして、搬送ヘッド1が上方へと移動することにより、ICチップ11は前記吸引によりトレイポケット部10aから浮上する。保持アーム3の下アーム部3bが、浮上している状態のICチップ11の底部に入り込んで、ICチップ11を掬い上げるように保持し、搬送ユニット体8を、ICチップ11を載置する所定の位置まで搬送する。
【選択図】図2

Description

本発明は、半導体チップなどトレイに載置されている部品を、その載置用トレイから所定の位置に搬送する部品搬送装置、およびその方法に関するものである。
携帯情報機器などの小型化,軽量化に伴って、機器に採用される半導体装置パッケージの高密度化,小型化,薄型化が要求されている。これらの要求に応えるために、半導体装置パッケージを構成するICチップの各部も微細化し、例えば半導体基板との接続に必要な電極パッドを、チップ外周部のみならず、ICチップの表面全面に配置するエリアパッド技術も開発されている。
前記のようなICチップの構造の微細化などに対応するため、製造プロセスにおけるICチップ搬送においても種々の課題が生じる。例えば、スタッドバンプボンディングやダイボンディングにおけるICチップ搬送工程では、微細プロセス化および薄型化されたICチップに対応するため、またICチップ内の回路の破壊やチップの破損を防ぐために、ICチップに加わるストレスを低減する必要がある。また、エリアパッド化されたICチップを扱う際には、ICチップの電極パッドへの汚染を防ぐために、チップ表面への接触を避けてICチップを搬送する必要がある。
従来では製造プロセスにおいてICチップを搬送する際には、ICチップ表面の一部に接触するコレットを用いるのが一般的であった(特許文献1参照)。
図11(a),(b)は従来のICチップ搬送装置の説明図であり、45は、テーパーコレット46と、テーパーコレット46内に上下動可能に設けられたピンセット47とから構成されているチップ搬送装置、48はICチップ49が載置されたチップ載置用トレイである。
図11(a)に示すように、ICチップ49に先端部が密着するピンセット47を用い、ICチップ49をチップ載置用トレイ48から取り出し、図11(b)に示すように、ICチップ49を所定の位置まで搬送し、所定の位置上に達したときにピンセット47を上方へ退避させる。これにより、テーパーコレット46のテーパー部46aにICチップ49が当接して、ICチップ49がピンセット47から離され、ICチップ49は基板50上の所定の位置に置かれる。
特開平6−209021号公報
しかしながら、前記従来のICチップなどの搬送装置においては、以下のような課題があった。
すなわち、テーパーコレットの使用はチップ外周部に応力が集中するため、ICチップにストレスが加わり、ICチップの破損や内部回路の破壊、さらにはICチップの破損によるチッピングを原因とする電極パッドの汚染を発生させていた。
また、ICチップの表面に、テーパーコレットなどの搬送装置が接触するため、ICチップの電極パッドと搬送装置の一部が直接接触することになり、電極パッドの汚染の原因となっていた。
本発明は、前記従来技術の課題を解決し、部品表面に接触することなく、低ストレスで部品を搬送することができる部品搬送装置および部品搬送方法を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明は、搬送対象の部品を掬い上げる保持アームを部品載置用トレイへ下降させ、前記保持アームが前記部品載置用トレイに接触したとき、前記部品を吸引する吸引口を有する搬送ヘッドを下降させ、吸引口から前記部品と接触せずに該部品を吸引して前記部品を前記部品載置用トレイから浮上させ、この浮上状態で前記保持アームを前記部品の底部方向へ水平移動させて前記部品を掬い上げて保持させ、この保持状態で前記搬送ヘッドの前記部品に対する吸引を停止させ、かつ前記搬送ヘッドと前記保持アームとを所定の位置に移動させ、該所定の位置で前記保持アームを前記部品の底部から離れる方向へ移動させ、前記所定の位置に部品を載置させるものである。
また、本発明は、搬送対象の部品を掬い上げる保持アームを部品載置用トレイへ下降させ、前記保持アームが前記部品載置用トレイに接触したとき、前記部品載置用トレイの部品載置部に設けられた貫通孔から突き上げピンを突出させて前記部品の底部一部を押し上げ、この押し上げ状態で前記保持アームを前記部品の底部方向へ水平移動させて前記部品を掬い上げて保持させ、この保持状態で前記保持アームを所定の位置に移動させ、該所定の位置で前記保持アームを前記部品の底部から離れる方向へ移動させ、前記所定の位置に部品を載置させるものである。
本発明によれば、部品を部品載置用トレイから浮上させ、この浮上状態で保持アームを部品の底部方向へ水平移動させて部品を掬い上げて保持させたり、あるいは、部品の底部一部を押し上げ、この押し上げ状態で保持アームを部品の底部方向へ水平移動させて部品を掬い上げて保持させたりすることにより、所定の位置へ搬送するため、高密度化,小型化,薄型化されたICチップなどの部品の搬送に際して、部品の表面に装置構成部材が接触することがなく、表面に損傷を与えることもなく、また過度のストレスを与えずに搬送できる。特にICチップを搬送する場合には、その表面の電極パッドを汚染することなく、低ストレスでのICチップの搬送が実現する。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施形態1を説明するためのICチップ搬送装置の断面図であり、1は断面T状の搬送ヘッド、2は、搬送ヘッド1の中央に形成されて、空気を吸引する吸引通路である貫通孔、2aは貫通孔2における下端部の吸引口、2bは貫通孔2に連通する横孔、3は、左右一対が配置され、それぞれ上アーム部3aと下アーム部3bとを有し、かつ下アーム部3bの内側先端を鋭角状の先鋭部3cとした断面コ状の保持アームである。なお、下アーム部3bに先鋭部3cを形成しているが、これは、後述するようにICチップを掬い上げる際に、ICチップに引っ掛かることがないようにするためであって、鋭角以外の形状であってもよい。
4は、搬送ヘッド1を上下動可能に支持する中央孔4aと、搬送ヘッド1の横ガイド孔2bに連通して保持アーム3の上アーム部3aを水平動可能に支持する横ガイド孔4bとが設けられた支持部材、5は支持部材4と各保持アーム3との間に架設された弾性部材の第1圧縮戻しばね、6は支持部材4と搬送ヘッド1の頭部1aとの間に架設された弾性部材の第2圧縮戻しばねである。第1圧縮戻しばね5と第2圧縮戻しばね6とにより、支持部材4に対して保持アーム3と搬送ヘッド1とが連結されている。
7は、搬送ヘッド1と保持アーム3と支持部材4とからなる搬送ユニット体8を上下動させると共に所定位置まで移動させ、かつ搬送ヘッド1を上下動させ、さらに各保持アーム3を水平動させる駆動モータおよび駆動機構などからなる駆動部、9は駆動部7による各部に対する駆動動作をコントロールする制御部である。
図2(a)〜(e)は実施形態1におけるICチップ搬送の制御動作の説明図であり、10は、搬送対象の部品としてのICチップ11がトレイポケット部10aに載置される部品載置用トレイとしてのチップトレイである。ICチップ11の表面には電極パッド11aが設けられている。
実施形態1において、まず、図2(a)に示すように、搬送ユニット体8をチップトレイ10のトレイポケット部10a上へ移動させ、図2(b)に示すように、搬送ユニット体8を下降させ、保持アーム3がチップトレイ10に接触した後、搬送ヘッド1を下降させる。搬送ヘッド1の吸引通路である貫通孔2から空気を引くと、図2(c)に示すように、吸引口2aへICチップ11が吸引される。そして、搬送ヘッド1が上方へと移動することにより、ICチップ11は、前記吸引によりトレイポケット10aから浮上する。
搬送ヘッド1が、さらに上方へ移動させることにより、図2(d)に示すように、搬送ヘッド1における貫通孔2の横孔2bと、支持部材4の横ガイド孔4bとが一致した時点で、保持アーム3の上アーム部3aが、貫通孔2からの吸引により横ガイド孔4bと横孔2bの内方へ水平移動し、かつ保持アーム3の下アーム部3bが、浮上している状態のICチップ11の底部に入り込む。そして、上アーム部3aの先端部が搬送ヘッド1の貫通孔2に入り込むことにより、貫通孔2による空気吸引が遮断され、下アーム部3bはICチップ11の底部を掬い上げるように保持する。
前記保持状態で搬送ユニット体8を、ICチップ11を載置する所定の位置まで搬送し、図2(e)に示すように、この位置で搬送ヘッド1の貫通孔2における吸引を停止させると、各保持アーム3は、前記動作過程において圧縮している第1圧縮戻しばね5の復元力を受けて、外側に水平移動して両保持アーム3の下アーム部3bの先端間が開き、ICチップ11は所定の位置に載置される。この間、各部はICチップ11の表面の電極パッド11aに接触することなく、低ストレスの環境下で搬送されることになる。
なお、図3に示すように、保持アーム3あるいは支持部材4に、保持アーム3の下アーム部3bに対向するように突起12を突設してもよい。このようにすることにより、ICチップ11の搬送中、振動などによりICチップ11が跳ねて、ICチップ11が破損したり、不用意に各部位に接触することを防ぐことができる。その際、突起12を設置する位置は、ICチップ11において電極パッド11aが配置されていない回路外の箇所に対応させことが望ましい。
また、図4(a),(b)に示すように、保持アーム3の下アーム部3bにおけるICチップ11を掬い取る部分に、ICチップサイズに対応した段差13を設けて、両下アーム部3bによりICチップ11の側面を挟み込むようにする構造にしてもよい。このようにすることにより、ICチップ11の搬送中の振動などにより、ICチップ11が横移動して破損してしまうことを防ぐことができる。
図5(a)〜(d)は本発明の実施形態2を説明するためのICチップ搬送装置の構成およびICチップ搬送の制御動作を説明するための断面図であり、図1〜図4にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態2が実施形態1と異なる構成は、搬送ヘッド1に、貫通孔2でなくて横孔2bで止まる吸引通路20を設けた点、チップトレイ10のトレイポケット部10aに、ICチップ11の面積よりも小さい開口面積のトレイ貫通孔21を設けて、このトレイ貫通孔21から突出してICチップ11の底部一部を押し上げる突き上げピン22を設けた点である。
実施形態2におけるICチップ搬送の制御動作を説明する。まず、図5(a)に示すように、搬送ユニット体8をチップトレイ10のトレイポケット部10a上へ移動させ、図5(b)に示すように、搬送ユニット体8を下降させ、保持アーム3がチップトレイ10に接触した後、搬送ヘッド1を下降させると共に、トレイ貫通孔21から突き上げピン22を突出させる。この突き上げピン22の上方への移動により、ICチップ11はトレイポケット部10aから押し上げられる。
図5(c)に示すように、搬送ヘッド1における吸引通路20の横孔2bと、支持部材4の横ガイド孔4bとが一致した時点で、保持アーム3の上アーム部3aが、吸引通路20からの吸引により横ガイド孔4bと横孔2bの内方へ水平移動し、かつ保持アーム3の下アーム部3bが、押し上げられている状態のICチップ11の底部に入り込み、下アーム部3bがICチップ11を掬い上げるように保持する。
前記保持状態で搬送ユニット体8を、ICチップ11を載置する所定の位置まで搬送し、図5(d)に示すように、この位置で搬送ヘッド1の吸引通路20における吸引を停止させると、各保持アーム3は、前記動作過程において圧縮している第1圧縮戻しばね5の復元力を受けて、外側に水平移動して両保持アーム3の先端間が開き、ICチップ11は所定の位置に載置される。この間、各部はICチップ11の表面の電極パッド11aに接触することなく、低ストレスの環境下で搬送されることになる。
なお、突き上げピン22に、図3(a)に図示するように、ICチップ11を押し上げると同時に、チップ底部を吸着するための吸引用通路23を設けることにより、安定してICチップ11をトレイポケット部10aから上昇させることができる。
また、実施形態2においても、図6に示すように、図3の構成例と同様に保持アーム3あるいは支持部材4に、保持アーム3の下アーム部3bに対向するように突起12を突設してもよい。
さらに、実施形態2において、突き上げピン22を1本設置したが、図7に示すように、複数(図では2本を示す)の突き上げピン22と、突き上げピン22の設置位置に対応させてトレイ貫通孔21を設けてもよい。
また、本実施形態において、図8に示すように、トレイポケット部10a以外のチップトレイ10に、保持アーム3の移動領域に対応するようにセンサ用貫通孔24を設け、このセンサ用貫通孔24に対応させて保持アーム検知用のセンサ25を設置して、保持アーム3のチップトレイ10への接触を感知可能にすることによって、より正確にICチップ11の押し上げ動作と、ICチップ11の掬い上げ動作との同期をとることができる。
図9(a)〜(c)は本発明の実施形態3を説明するためのICチップ搬送装置の構成およびICチップ搬送の制御動作を説明するための断面図であり、図1〜図8にて説明した部材に対応する部材には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
実施形態3が実施形態2と異なる構成は、トレイポケット部10a以外のチップトレイ10に通孔30を設けて、この通孔30に上下動可能に従動ピン31を設けた点と、この従動ピン31により一端部が押下されて回動し、他端部により突き上げピン22を上昇させるレバー体32を設けた点である。
実施形態3におけるICチップ搬送の制御動作を説明する。まず、図9(a)に示すように、搬送ユニット体8をチップトレイ10のトレイポケット部10a上へ移動させ、図9(b)に示すように、搬送ユニット体8を下降させ、保持アーム3がチップトレイ10に接触すると、下アーム部3bにより従動ピン31が押下される。従動ピン31の押下によりレバー体32の一端部が押し下げられて、レバー体32の回転支持部32aを中心に反時計方向に回動し、レバー体32の他端部が、トレイ貫通孔21から突き上げピン22を突出させる。この突き上げピン22の上方への移動により、ICチップ11はトレイポケット10aから押し上げられる。
図9(c)に示すように、前記動作中において、吸引通路20の横孔2bと、支持部材4の横ガイド孔4bとが一致した時点で、保持アーム3の上アーム部3aが、吸引通路20からの吸引により横ガイド孔4bと横孔2bの内方へ水平移動し、かつ保持アーム3の下アーム部3bが、押し上げられている状態のICチップ11の底部に入り込み、下アーム部3bがICチップ11の底部を掬い上げるように保持する。
その後、図示は省略するが、前記保持状態で搬送ユニット体8を、ICチップ11を載置する所定の位置まで搬送し、この位置で搬送ヘッド1の吸引通路20における吸引を停止させると、各保持アーム3は、前記動作過程において圧縮している第1圧縮戻しばね5の復元力を受けて、外側に水平移動して両保持アーム3の先端間が開き、ICチップ11は所定の位置に載置される。この間、各部はICチップ11の表面の電極パッド11aに接触することなく、低ストレスの環境下で搬送されることになる。
実施形態3においても、突き上げピン22にICチップ11を吸着するための吸引通路を設けたり、図10に示すように、突き上げピン22を複数設置してもよい。
本発明は、各種部品に係る搬送装置に適用され、特にICチップ搬送装置に実施して有効である。
本発明の実施形態1を説明するためのICチップ搬送装置の断面図 (a)〜(e)は実施形態1におけるICチップ搬送の制御動作の説明図 実施形態1の変形例を示す断面図 (a),(b)は実施形態1の他の変形例を示す断面図 (a)〜(d)は本発明の実施形態2を説明するためのICチップ搬送装置の構成およびICチップ搬送の制御動作を説明するための断面図 実施形態2の変形例を示す断面図 実施形態2の他の変形例を示す断面図 実施形態2の他の変形例を示す断面図 (a)〜(c)は本発明の実施形態3を説明するためのICチップ搬送装置の構成およびICチップ搬送の制御動作を説明するための断面図 実施形態3の変形例を示す断面図 (a),(b)は従来のICチップ搬送装置の説明図
符号の説明
1 搬送ヘッド
2 貫通孔
2a 吸引口
2b 横孔
3 保持アーム
3a 上アーム部
3b 下アーム部
3c 鋭角状の先鋭部
4 支持部材
4a 中央孔
4b 横ガイド孔
5 第1圧縮戻しばね
6 第2圧縮戻しばね
7 駆動部
8 搬送ユニット体
9 制御部
10 チップトレイ
10a トレイポケット部
11 ICチップ
11a 電極パッド
12 突起
13 段差
20 吸引通路
21 トレイ貫通孔
22 突き上げピン
24 センサ用貫通孔
25 保持アーム検知用のセンサ
30 通孔
31 従動ピン
32 レバー体

Claims (15)

  1. 部品を部品載置用トレイから所定の位置に搬送する部品搬送装置であって、
    上下動可能に設けられ、かつ搬送対象の部品と接触せずに該部品を吸引する吸引口を有する搬送ヘッドと、水平方向に移動可能に設けられ、かつ吸引状態で前記部品の底部方向へ移動して前記部品を掬い上げて保持する保持アームと、前記搬送ヘッドと前記保持アームとを前記所定の位置に移動させる駆動部とを備えたことを特徴とする部品搬送装置。
  2. 前記搬送ヘッドを支持部材に上下動可能に支持し、該支持部材に前記保持アームを水平方向に移動可能に支持したことを特徴とする請求項1記載の部品搬送装置。
  3. 前記搬送ヘッドと前記支持部材および前記保持アームと前記支持部材とを、それぞれ弾性部材を介在させて移動可能に連結したことを特徴とする請求項2記載の部品搬送装置。
  4. 前記保持アームの一部を、前記搬送ヘッドの前記吸引口の吸引通路の一部にまで水平移動可能にし、前記部品に対する前記搬送ヘッドによる吸引停止時に前記吸引通路の一部を遮断可能にしたことを特徴とする請求項1〜3いずれか1項記載の部品搬送装置。
  5. 前記支持部材と前記搬送ヘッドとの少なくともいずれか一方に、部品押え用突起を設けたことを特徴とする請求項1〜4いずれか1項記載の部品搬送装置。
  6. 部品を部品載置用トレイから所定の位置に搬送する部品搬送装置であって、
    前記部品載置用トレイの部品載置部に設けられ、かつ前記部品載置用トレーに載置される部品の面積よりも小さい開口面積の貫通孔と、この貫通孔に対して出没可能に設けられ、かつ前記貫通孔から突出して前記部品の底部一部を押し上げる突き上げピンと、水平方向に移動可能に設けられ、かつ前記押し上げ状態で前記部品の底部方向へ移動して前記部品を掬い上げて保持する保持アームと、前記保持アームを前記所定の位置に移動させる駆動部とを備えたことを特徴とする部品搬送装置。
  7. 前記突き上げピンに前記部品の底部を吸着する吸着手段を設けたことを特徴とする請求項6記載の部品搬送装置。
  8. 前記保持アームの下降動作を受ける従動ピンと、この従動ピンからの押圧を受けて回動し、かつ前記突き上げピンを前記貫通孔から突出させるレバー体とを備えたことを特徴とする請求項6または7記載の部品搬送装置。
  9. 前記保持アームの先端を、前記部品を掬う際における前記部品の側面との引っ掛り防止のために鋭角形状にしたことを特徴とする請求項1〜4,6いずれか1項記載の部品搬送装置。
  10. 一対の前記保持アームにおける前記部品を掬い取る部分に、該部品のサイズに対応した段差を設け、前記保持アームにより前記部品の側面を挟持することを特徴とする請求項1〜4,6,8いずれか1項記載の部品搬送装置。
  11. 前記保持アームの前記部品載置用トレイに対する接触状態を検知するセンサを備えたことを特徴とする請求項1または6記載の部品搬送装置。
  12. 請求項1記載の部品搬送装置に用いられる部品搬送方法であって、搬送対象の部品を掬い上げる保持アームを部品載置用トレイへ下降させ、前記保持アームが前記部品載置用トレイに接触したとき、前記部品を吸引する吸引口を有する搬送ヘッドを下降させ、吸引口から前記部品と接触せずに該部品を吸引して前記部品を前記部品載置用トレイから浮上させ、この浮上状態で前記保持アームを前記部品の底部方向へ水平移動させて前記部品を掬い上げて保持させ、この保持状態で前記搬送ヘッドの前記部品に対する吸引を停止させ、かつ前記搬送ヘッドと前記保持アームとを所定の位置に移動させ、該所定の位置で前記保持アームを前記部品の底部から離れる方向へ移動させ、前記所定の位置に部品を載置させることを特徴とする部品搬送方法。
  13. 前記保持アームの一部を、前記搬送ヘッドの前記吸引口の吸引通路の一部に水平移動させ、前記吸引通路の一部を遮断させることにより、前記保持状態における前記搬送ヘッドによる前記部品に対する吸引を停止させることを特徴とする請求項12記載の部品搬送方法。
  14. 請求項6記載の部品搬送装置に用いられる部品搬送方法であって、搬送対象の部品を掬い上げる保持アームを部品載置用トレイへ下降させ、前記保持アームが前記部品載置用トレイに接触したとき、前記部品載置用トレイの部品載置部に設けられた貫通孔から突き上げピンを突出させて前記部品の底部一部を押し上げ、この押し上げ状態で前記保持アームを前記部品の底部方向へ水平移動させて前記部品を掬い上げて保持させ、この保持状態で前記保持アームを所定の位置に移動させ、該所定の位置で前記保持アームを前記部品の底部から離れる方向へ移動させ、前記所定の位置に部品を載置させることを特徴とする部品搬送方法。
  15. 請求項8記載の部品搬送装置に用いられる部品搬送方法であって、搬送対象の部品を掬い上げる保持アームを部品載置用トレイへ下降させ、前記保持アームが前記部品載置用トレイに接触したとき、前記保持アームの一部により部品載置用トレイに設けられた従動ピンを下降させ、この従動ピンにより一端部が押下されて回動するレバー体の他端部により、前記部品載置用トレイの部品載置部に設けられた突き上げピンを上昇させ、前記部品載置部から前記突き上げピンを突出させて前記部品の底部一部を押し上げ、この押し上げ状態で前記保持アームを前記部品の底部方向へ水平移動させて前記部品を掬い上げて保持させ、この保持状態で前記保持アームを所定の位置に移動させ、該所定の位置で前記保持アームを前記部品の底部から離れる方向へ移動させ、前記所定の位置に部品を載置させることを特徴とする部品搬送方法。
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