JP4788644B2 - 実装ヘッド - Google Patents

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Description

本発明は、部品の吸装着を行うノズルを備えた実装ヘッドに関する。
部品を吸装着するノズルを備えた実装ヘッドには、ノズルの先端部に吸着した部品に所定の押圧荷重を印加しながら基板に実装する機能を備えたものがある。このような実装ヘッドでは、部品を吸着したノズルを基板に向けて下降させ、部品が基板に接触した後も一定時間下降動作を継続することで部品に所定の押圧荷重を印加している。近年、電子機器等の小型化、軽量化の流れを受け、これに搭載される半導体チップ等の部品の微小軽薄化が進展している。特に薄化した部品は軽微な振動や衝撃が加えられただけでも破壊してしまうという脆弱性を有しているため、実装時には細心の荷重管理が要求される。
従来、部品に作用する外力を緩和することを目的として、ノズルを下方に付勢するバネが緩衝手段として用いられている。さらに、バネ下荷重を軽減することで緩衝効果を高めた実装ヘッドが提案されている(特許文献1参照)。
特開平2−174299号公報
ところで、部品を基板に実装する際に誤って既に実装された部品の上に実装するような場合、バネがさらに縮むことで部品やノズル自体に作用する衝撃を緩和することが要求されるため、バネは通常の実装時の緩衝手段としての機能のほか、非常時における緩衝手段としての機能も果たす必要がある。そのため、通常の実装時の緩衝手段として必要な縮み代より大きな縮み代を確保するためバネ長を大きくする必要が生じ、ノズルが特に上下方向に大型化していた。
そこで本発明はノズルの小型化を可能にした実装ヘッドを提供することを目的とする。
本発明の実装ヘッドは、ヘッド本体部と、ヘッド本体部の内部で上下移動可能なシャフトと、シャフトの下端に設けられたノズル保持部と、ノズル保持部の下端に着脱自在に保持されるノズルと備え、前記ノズルは前記ノズル保持部の中空部に装着されるノズル本体部と、このノズル本体部の下方でこのノズル本体部に対して上下動可能であって前記シャフトの上端まで連通する吸引孔が形成された先端部を有し、また前記ノズル保持部を前記ヘッド本体部に対して下方に付勢する第1付勢手段と、前記先端部を前記ノズル本体部に対して下方に付勢する第2付勢手段を設け、前記第1付勢手段は前記第2付勢手段よりも高レートのバネ定数を有することにより非常時における緩衝手段とし、また第2付勢手段は通常の部品実装時における緩衝手段とし、誤動作が生じて既に基板に装着された部品に向けて下降した場合、前記先端部が前記第2付勢手段の付勢力に抗して上方に最大行程移動した後に前記ノズル保持部が上方に移動する。
本発明によれば、実装ヘッドに第1付勢手段と第2付勢手段を設け、第1付勢手段に非常時における緩衝手段としての役割を担わせ、第2付勢手段には通常の部品実装時における緩衝手段としての役割のみを担わせることで、第1付勢手段を備えるノズルの小型化を実現することができる。
本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態の実装ヘッドの構造を示す断面図である。実装ヘッド1は、ヘッド本体部2と、ヘッド本体部2の内部で上下移動可能なシャフト3と、シャフト3の下端に設けられたノズル保持部4と、ノズル保持部4の下端に着脱自在に保持されるノズル5と、ノズル保持部4をヘッド本体部2に対して下方に付勢する付勢手段である第1バネ6で構成されている。
ヘッド本体部2の内部には、比較的径の小さい断面円形の中空部2aと比較的径の大きい断面円形の中空部2bが上下に連続して形成されている。シャフト3は中空部2aに嵌合して摺動可能な円柱体であり、シャフト3の下端に設けられたノズル保持部4は、シャフト3の動作に伴いヘッド本体部2に対して上下移動可能であるとともに上下方向を中心軸oとして回転可能になっている(矢印a、b参照)。シャフト3の外周には、上端が中空部2aと中空部2bとの境界部に当接し、下端がノズル保持部4の上部に当接する第1バネ6が設けられている。ノズル保持部4は第1バネ6によりヘッド本体部2に対して下方に付勢された状態となっており、第1バネ6による下方への付勢力に抗する力が上方に向けて作用した場合に上方に移動することができる。ノズル保持部4の上下移動行程は、中空部2bに上下方向に設けられた溝2cと、この溝2cに係合するようにノズル保持部4の外周に設けられたストッパ4aで制限されている。ノズル保持部4には下方に開口した断面円形の中空部4bが形成されている。
ノズル5は中空部4bと着脱自在に装着されるノズル本体部10と、ノズル本体部10の下方でノズル本体部10に対して上下移動可能な先端部11と、先端部11をノズル本体部10に対して下方に付勢する付勢手段である第2バネ12で構成されている。
ノズル本体部10の内部には断面円形の中空部10aが形成されている。先端部11の上部は中空部10aに嵌合して摺動可能な円柱体であり、先端部11はノズル本体部10に対して上下移動可能になっている(矢印c参照)。先端部11の外周には、上端がノズル本体部10の下端に当接し、下端が先端部11の外周に設けられたストッパ11aに当接する第2バネ12が設けられている。先端部11は第2バネ12によりノズル本体部10に対して下方に付勢された状態となっており、第2バネ12による下方への付勢力に抗する力が上方に向けて作用した場合に上方に移動することができる。先端部11の上下移動行程は、先端部11の外周に上下方向に設けられた溝11bと、この溝11bに係合するようにノズル本体部10の内側に突出して設けられたピン10bの先端部で制限されている。ノズル本体部10の下端は先端部11に吸着された部品を撮像する際の反射部10cとなっており、第2バネ12は、反射部10cに下方に突出して形成された突出部10dの外周にその上端を周回させた状態で設けられている。
ノズル5をノズル保持部4に装着する動作は、ノズル本体部10を上方に向けた状態で保管されたノズル5に対してノズル保持部4を下降させ、中空部4bにノズル本体部10を嵌合させることで行われる。ノズル本体部10の外周には嵌合溝10eが設けられており、ノズル保持部4に中空部4bに突出して設けられたストッパ4cと嵌合することで容易に抜け落ちることのないように保持される。ストッパ4cは弾性部材4dにより中空部4bに突出する方向に付勢されており、嵌合溝10eを含むノズル本体部10の外周に形成されたテーパ面に押圧されて突出しない方向に移動するようになっているので、ノズル保持部4の上下動によりストッパ4cが中空部4bに突出する方向と突出しない方向に移動することでノズル5の着脱が可能になっている。
実装ヘッド1には、ノズル5の先端部11からシャフト3の上端まで連通する吸引孔13が形成されており、シャフト3の上方から真空吸引することで先端部11に部品を吸着することができる。図2(a)において、先端部11に部品P1を吸着した実装ヘッド1は基板14に向けて下降し、部品P1が基板14に当接した後も一定時間下降動作を継続することで部品P1を押し込みながら基板14に装着する。この押し込み時には実装ヘッド1の下降量(押し込み量)が第2バネ12の収縮量と相殺されるため、基板14と当接した際に部品P1に加わる衝撃が第2バネ12の収縮により緩衝され、部品P1に作用する荷重は収縮量に第2バネ12のバネ定数を乗じた数値にまで減少する。部品装着時の押し込み量は比較的大型の部品の場合でも0.3mm程度であるため、第2バネ12はこれ
を相殺する収縮量が確保できる全長(縮み代)があれば緩衝手段としての機能を奏する。
また、第2バネ12を先端部11の外周に配置し、内部に配置する場合に比べて先端部11自体を小型化しているので、バネ下重量の軽量化により、先端部11の自重によって装着時に部品P1に作用する衝撃荷重を減少させることが可能になっている。さらに、小型化した先端部11の慣性マスが減少するので、第2バネ12に低レートのバネ定数のものを採用しても実装ヘッド1の下降動作への追従性が高まり、第2バネ12が収縮するという不具合が発生することがない。低レートのバネ定数のものを採用すると装着時に部品P1に作用する荷重をさらに減少させることができるので、小型半導体チップ等の脆弱な部品を扱う場合に効果的である。
図2(b)において、実装ヘッド1の動作制御の不具合等により誤動作が生じ、既に装着された部品P2に向けて実装ヘッド1が下降した場合、最初に先端部11が第2バネ12の付勢力に抗して上方に最大行程移動し、その後にノズル保持部4が上方に移動することで実装ヘッド1に加わる衝撃を緩衝する。そのため、第1バネ6には第2バネ12より高レートのバネ定数のものが採用され、その全長(縮み代)も第2バネ12より大きいものが採用され、第1バネ6は通常の部品装着時には収縮することなく、実装ヘッド1の誤動作等による非常時のみに収縮して衝撃を緩衝する緩衝手段として機能する。
このように実装ヘッド1に第1バネ6と第2バネ12を配置し、第1バネ6に非常時における緩衝手段としての役割を担わせ、第2バネ12には通常の部品実装時における緩衝手段としての役割のみを担わせることで、第1バネ6の縮み代を小さくすることができるので、第1バネ6を備えるノズル5の小型化を実現することができる。
本発明によれば、実装ヘッドに第1付勢手段と第2付勢手段を設け、第1付勢手段に非常時における緩衝手段としての役割を担わせ、第2付勢手段には通常の部品実装時における緩衝手段としての役割のみを担わせることで、第1付勢手段を備えるノズルの小型化を実現することができるという利点を有し、小型半導体チップ等の脆弱な部品を扱う実装分野において特に有用である。
本発明の実施の形態の実装ヘッドの縦断面図 本発明の実施の形態の実装ヘッドの部品装着時の動作を示す説明図
符号の説明
1 実装ヘッド
4 ノズル保持部
5 ノズル
6 第1バネ
11 先端部
12 第2バネ

Claims (1)

  1. ヘッド本体部と、ヘッド本体部の内部で上下移動可能なシャフトと、シャフトの下端に設けられたノズル保持部と、ノズル保持部の下端に着脱自在に保持されるノズルと備え、前記ノズルは前記ノズル保持部の中空部に装着されるノズル本体部と、このノズル本体部の下方でこのノズル本体部に対して上下動可能であって前記シャフトの上端まで連通する吸引孔が形成された先端部を有し、
    また前記ノズル保持部を前記ヘッド本体部に対して下方に付勢する第1付勢手段と、前記先端部を前記ノズル本体部に対して下方に付勢する第2付勢手段を設け、
    前記第1付勢手段は前記第2付勢手段よりも高レートのバネ定数を有することにより非常時における緩衝手段とし、また第2付勢手段は通常の部品実装時における緩衝手段とし、誤動作が生じて既に基板に装着された部品に向けて下降した場合、前記先端部が前記第2付勢手段の付勢力に抗して上方に最大行程移動した後に前記ノズル保持部が上方に移動する実装ヘッド。
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