JP6497435B2 - 弾性波装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、弾性波装置及びその製造方法に関する。
従来、表面波、バルク波、板波などのさまざまな弾性波を用いた弾性波装置が提案されている。例えば、下記の特許文献1には、板波を利用した弾性波装置が開示されている。
特許文献1には、圧電基板が支持体により支持された弾性波装置が記載されている。特許文献1では、上記圧電基板の支持体側に空洞が形成されている。
特許第4636292号公報
しかしながら、特許文献1の弾性波装置のように、圧電基板の支持体側に空洞が設けられている構成は、空洞の影響により外力に弱くなってしまうため、圧電基板の破壊が生じやすいという問題があった。
本発明の目的は、中空構造をもつ弾性波装置において、圧電基板の破壊が生じ難い弾性波装置及び該弾性波装置の製造方法を提供することにある。
本発明に係る弾性波装置は、上面に凹部を有する支持基板と、前記支持基板上に配置されている、薄膜と、第1の主面と、該第1の主面と対向している第2の主面と、を有し、前記第1の主面側が、前記薄膜上に配置されている、圧電基板と、前記圧電基板の前記第2の主面上に設けられている、IDT電極と、を備え、前記支持基板と、前記薄膜及び前記圧電基板のうち少なくとも前記薄膜と、で囲まれた空洞が形成されており、前記圧電基板の前記第1の主面上の領域であって、前記支持基板と前記薄膜を介して接合されている領域、並びに、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域に、前記薄膜が配置されている。
本発明に係る弾性波装置のある特定の局面では、前記薄膜が、前記圧電基板の前記第1の主面の全面に配置されていてもよい。この場合には、圧電基板の破壊をより一層生じ難くすることができる。
本発明に係る弾性波装置の他の特定の局面では、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域とは、前記支持基板と前記薄膜を介して接合されている領域よりも空洞側の領域である。この場合、圧電基板の破壊がより一層生じ難い。
本発明に係る弾性波装置の別の特定の局面では、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域とは、前記弾性波装置を平面視した場合に、前記IDT電極が配置されている領域である。この場合、放熱性がより一層向上する。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記薄膜が、誘電体膜、半導体膜又は金属膜である。前記薄膜が誘電体膜の場合、温度特性を改善することができる。前記薄膜が、半導体膜又は金属膜の場合、放熱性をより一層向上させることができる。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記薄膜は、誘電体膜であって、前記誘電体膜の膜厚が、前記圧電基板の厚みの3倍以下である。この場合には、帯域内におけるスプリアスを抑制することができ、インピーダンス比の低下が生じ難い。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記誘電体膜が、SiOにより構成されている。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、前記圧電基板及び前記薄膜を貫通している貫通孔が設けられている。
本発明に係る弾性波装置のさらに他の特定の局面では、伝搬する弾性波として板波を利用している。
本発明に係る弾性波装置の製造方法は、圧電基板の第1の主面上に薄膜を形成する工程と、前記圧電基板の前記第1の主面と対向する第2の主面上に、IDT電極を形成する工程と、前記薄膜の前記圧電基板と接している側とは反対側の主面に、犠牲層を形成する工程と、前記犠牲層を覆うように、上面に凹部を有する支持基板を形成する工程と、前記圧電基板及び前記薄膜に、前記圧電基板の前記第2の主面側から前記犠牲層に至る貫通孔を形成する工程と、前記貫通孔を利用して、エッチングにより前記犠牲層を除去し、前記犠牲層が設けられている部分を空洞とする工程と、を備え、前記圧電基板の前記第1の主面上の領域であって、前記支持基板と前記薄膜を介して接合される領域、並びに、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域に前記薄膜を形成する。
本発明に係る弾性波装置の製造方法のある特定の局面では、前記薄膜が誘電体膜であり、該誘電体膜の膜厚が、前記圧電基板の厚みの3倍以下である。この場合には、帯域内におけるスプリアスを抑制することができ、インピーダンス比の低下が生じ難い。
本発明に係る弾性波装置では、上記のように、圧電基板の第1の主面上の領域であって、支持基板と前記薄膜を介して接合されている領域、並びに、空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域が、薄膜により覆われている。
従って、本発明によれば、中空構造をもつ弾性波装置において、圧電基板の破壊が生じ難い弾性波装置を提供することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置を示す模式的平面図である。 図2(a)は、図1のA−A線に沿う略図的正面断面図であり、図2(b)は、図1のB−B線に沿う略図的断面図である。 図3は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置を示す略図的正面断面図である。 図4(a)〜図4(d)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の製造方法を説明するための各略図的正面断面図である。 図5(a)〜図5(c)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の製造方法を説明するための各略図的正面断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置の製造方法を説明するための各略図的正面断面図である。 図7は、実験例で作製した弾性波装置におけるSiO膜の膜厚とインピーダンス比(Za/Zr)との関係を示す図である。 図8は、実験例で作製した弾性波装置において、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの1倍のときの、共振特性を示す図である。 図9は、実験例で作製した弾性波装置において、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの3.2倍のときの、共振特性を示す図である。 図10は、Sモードの弾性波の伝搬状態を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
なお、本明細書に記載の各実施形態は、例示的なものであり、異なる実施形態間において、構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることを指摘しておく。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る弾性波装置を示す模式的平面図である。また、図2(a)は、図1のA−A線に沿う略図的正面断面図であり、図2(b)は、図1のB−B線に沿う略図的断面図である。なお、図1中、破線は、空洞9が設けられている部分を示し、斜線は、貫通孔10を示すものとする。
弾性波装置1は、伝搬する弾性波として板波を利用した弾性波装置である。弾性波装置1は、支持基板2を有する。支持基板2は、上面2a及び下面2bを有する。支持基板2の上面2aに、上面2aに向かって開いた凹部2cが設けられている。
支持基板2の下面2bには、補強基板3が積層されている。もっとも、補強基板3は、支持基板2の強度が十分に高ければ、設けなくともよい。従って、補強基板3は必須の構成要素ではない。
支持基板2及び補強基板3は、酸化ケイ素、酸化アルミニウム又は窒化アルミニウムなどの適宜の誘電体、あるいはSiなどの半導体などの材料より構成することができる。なお、これらの材料は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。また、支持基板2及び補強基板3は、同じ材料により構成されていてもよいし、他の材料により構成されていてもよい。
支持基板2の上面2a上には、薄膜6が積層されている。薄膜6としては、特に限定されないが、誘電体膜、半導体膜又は金属膜を用いることができる。なお、薄膜6は、複数層設けてもよい。
上記誘電体膜を構成する材料としては、例えば、酸化ケイ素、窒化アルミニウム、窒化ケイ素又は五酸化タンタルなどを用いることができる。
上記半導体膜を構成する材料としては、例えば、ケイ素、炭化ケイ素又は窒化ガリウムなどの材料を用いることができる。
上記金属膜を構成する材料としては、例えば、チタン、アルミニウム、銅、プラチナ又はタングステンなどの材料を用いることができる。薄膜6として、金属膜を用いた場合、放熱性をより一層向上させることができる。
なお、薄膜6を構成する材料は、単独で用いてもよく、複数を併用してもよい。
薄膜6は、支持基板2の凹部2cを閉成するように設けられている。それによって、凹部2cが、支持基板2と、薄膜6とで囲まれた空洞9を構成している。
薄膜6上には、圧電基板4が積層されている。圧電基板4は、薄く、例えば、厚み1000nm以下の薄膜状である。それによって、板波をより一層励振させることが可能とされている。
圧電基板4は、LiTaOからなる基板である。もっとも、圧電基板4としては、LiNbOなどの他の圧電単結晶からなる基板を用いてもよいし、圧電セラミックスからなる基板を用いてもよい。
圧電基板4は、対向し合う第1の主面4a及び第2の主面4bを有する。圧電基板4は、第1の主面4aを下にして、薄膜6上に積層されている。すなわち、圧電基板4の第1の主面4a側が、支持基板2側に配置されている。
他方、圧電基板4の第2の主面4b上には、IDT電極5が設けられている。よって、IDT電極5に交番電界を印加すると、IDT電極5が励振する。弾性波装置1は、上記のようにIDT電極5が励振することによって発生する弾性波として板波を利用している。
本実施形態においては、図示を省略しているが、本発明においては、IDT電極5を覆うように、温度調整膜としてのSiO膜を設けてもよい。
図1に示すように、IDT電極5は、第1及び第2のバスバーと、複数本の第1及び第2の電極指とを有する。複数本の第1の電極指と、複数本の第2の電極指とは、互いに間挿し合っている。また、複数本の第1の電極指は、第1のバスバーに接続されており、複数本の第2の電極指は、第2のバスバーに接続されている。
圧電基板4の第2の主面4b上には、電極ランド7a,7bが形成されている。電極ランド7a,7bは、IDT電極5に電気的に接続されるように設けられている。
IDT電極5及び電極ランド7a,7bはCu、Ni、NiCr、AlCu合金、Ti、Al、Ptなどの適宜の金属または合金からなる。また、IDT電極5及び電極ランド7a,7bは、複数の金属膜を積層してなる積層金属膜により構成されていてもよい。
電極ランド7a,7b上には、2層目配線8a,8bが設けられている。2層目配線8a,8bは、電極ランド7a,7bと電気的に接続されている。従って、この2層目配線8a,8b上には、金属バンプ等を接合してもよい。
2層目配線8a,8bは、Cu、Ni、NiCr、AlCu合金、Ti、Al、Ptなどの適宜の金属もしくは合金により構成することができる。2層目配線8a,8bは、複数の金属膜を積層してなる積層金属膜により構成されていてもよい。
圧電基板4及び薄膜6には、貫通孔10が設けられている。貫通孔10は、圧電基板4の第2の主面4bから、空洞9に向かって貫通している。貫通孔10は、後述する製造工程においてエッチングホールとして利用される。貫通孔10は、凹部2cにより形成される空洞9と外気とを接続している。
本実施形態においては、圧電基板4の第1の主面4aの全面を覆うように、薄膜6が設けられており、圧電基板4の機械的強度が高められている。そのため、中空構造をもつ弾性波装置において、圧電基板4の破壊が生じ難い。また、圧電基板4の第1の主面4aに薄膜6が設けられていることから、電圧印加時の放熱性を高めることも可能となる。
また、本発明においては、薄膜6として金属膜、半導体膜を用いた場合には、放熱性を一層向上させることができる。
また、本発明においては、薄膜6として誘電体膜を用いた場合には、温度特性を改善させることができる。
また、本発明においては、薄膜6として誘電体膜を用いた場合、該誘電体膜の膜厚は、圧電基板4の厚みの3倍以下とすることが好ましい。上記誘電体膜の膜厚が厚すぎると、帯域内にスプリアスが混入し、インピーダンス比が低下することがある。インピーダンス比の低下をより一層抑制する観点からは、上記誘電体膜の膜厚は、圧電基板4の厚みの3倍より小さくすることがより好ましい。
以下、FEM(有限要素法)による実験例を用いてより詳細に説明する。
実験例においては、下記の条件により弾性波装置1を作製した。ただし、λは弾性波の波長である。
IDT電極5…Alにより構成、デュ−ティー:0.5、膜厚:0.07λ
圧電基板4…LiNbO{オイラー角(90,90,40)}、膜厚:0.1λ
薄膜6…誘電体膜(SiO膜)、膜厚:0〜0.34λ
なお、本実験例においては、音速5000〜6000m/秒のモード(周波数が、5〜6GHz近傍となる波)を利用した。ここで主に励振されているモードは、LiNbOの圧電基板4中に図10に示す変位を持ったSモードの弾性波である。また、本実験例では、λ=1μmである。
図7は、作製した弾性波装置におけるSiO膜の膜厚とインピーダンス比(Za/Zr)との関係を示す図である。なお、図7においては、SiO膜の膜厚を圧電基板の厚みで除した値(SiO膜の膜厚/圧電基板の厚み)を横軸としている。
図7より、SiO膜の膜厚が、圧電基板4の厚みの3倍より大きい場合、インピーダンス比(Za/Zr)が急激に低下していることがわかる。
図8は、作製した弾性波装置において、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの1倍のときの、共振特性を示す図である。また、図9は、作製した弾性波装置において、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの3.2倍のときの、共振特性を示す図である。なお、図8及び図9においては、インピーダンス比と共振波形(log|Z|)とを、FEM(有限要素法)を用いて計算した結果をプロットしたものである。
図9より、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの3.2倍のとき、周波数5〜6GHz付近において、スプリアスが混入していることがわかる。他方、図8より、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの1倍のとき、周波数が5〜6GHz付近において、スプリアスが混入していないことがわかる。これらの結果より、SiO膜の膜厚が、圧電基板の厚みの3倍以下のとき、帯域内のスプリアスをより一層抑制することができ、インピーダンス比がより一層低下し難いことを確認できた。なお、帯域内のスプリアスをより一層抑制し、インピーダンス比の低下をより一層抑制する観点から、SiO膜の膜厚は、圧電基板の厚みの3倍より小さくすることがより好ましい。
なお、本発明においては、圧電基板4の第1の主面4aの全面ではなく、圧電基板4の中で最も折れやすい部位である、支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域及び支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域よりも空洞9側の領域にのみ薄膜6を形成してもよい。この場合、費用対効果の観点で、圧電基板4を効率よく保護することもできる。
(第2の実施形態)
図3は、本発明の第2の実施形態に係る弾性波装置を示す略図的正面断面図である。弾性波装置21では、圧電基板4の第1の主面4a上において、支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域と、弾性波装置21を平面視した場合にIDT電極5が配置されている領域とに薄膜6が設けられている。そのため、凹部2cは、支持基板2と、薄膜6及び圧電基板4により囲まれた空洞9を形成することとなる。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
なお、薄膜6は、圧電基板4の第1の主面4aの全面を覆うように設けられていてもよい。
第2の実施形態においては、圧電基板4の第1の主面4a上の領域であって、支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域と、弾性波装置21を平面視した場合にIDT電極5が配置されている領域とに薄膜6が設けられており、圧電基板4の機械的強度が高められている。そのため、圧電基板4の破壊が生じ難い。さらに、薄膜6が設けられているため、電圧印加時の放熱性も高めることが可能となる。
なお、本発明においては、弾性波装置21を平面視した場合に、IDT電極5が配置されている領域、圧電基板4の中で最も折れやすい部位である、支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域及び支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域よりも空洞9側の領域に薄膜6を形成してもよい。この場合、圧電基板4の保護と放熱性を兼ね備えた構造にすることもできる。
(製造方法)
弾性波装置1の製造方法は、特に限定されないが、一例を図4〜図6を参照して説明する。
まず、図4(a)に示すように、圧電基板4を得るための圧電板4Aの一方側主面上の全面に薄膜6を形成する。
圧電板4Aとしては、LiTaOからなる板が用いられる。もっとも、圧電板4Aとしては、LiNbOなどの他の圧電単結晶からなる板を用いてもよいし、圧電セラミックスからなる板を用いてもよい。
薄膜6を形成する方法としては、特に限定されないが、例えば、スパッタリングにより形成することができる。
次に、図4(b)に示すように、薄膜6上に、犠牲層11を形成する。犠牲層11は、後述するエッチングにより除去され得る適宜の材料からなる。このような材料としては、ZnO、Cuなどを挙げることができる。
犠牲層11は、例えば、以下の方法により形成することができる。まず、スパッタリング法により、膜厚がおよそ1〜3μmのZnO膜を形成する。その後、レジスト塗布、露光及び現像をこの順に行う。次に、酢酸、リン酸及び水の混合液(酢酸:リン酸:水=1:1:10)を用いて、ウエットエッチングを行い犠牲層11のパターンを形成する。なお、犠牲層11は、他の方法により形成してもよい。
次に、図4(c)に示すように、犠牲層11を覆うように、支持基板2を得るための平坦化用膜2Aを形成する。本実施形態では、平坦化用膜2Aとして、SiO膜を形成した。平坦化用膜2Aは、例えば、スパッタリング法により形成することができる。平坦化用膜2Aの膜厚としては、2μm以上、8μm以下とすることが好ましい。
次に、図4(d)に示すように、CMP(Chemical Mechanical Polishing)により、平坦化用膜2Aの平坦化研磨を行った。それによって、凹部を有する支持基板2を得た。
次に、図5(a)に示すように、支持基板2の下面に補強基板3を接合する。支持基板2及び補強基板3の接合は、例えば、樹脂接着剤により接合することができる。なお、補強基板3は設けられなくともよい。もっとも、補強基板3を設けることにより、圧電板4Aの平滑化処理を容易に行うことができる。
次に、圧電板4Aの薄板化を行った。それによって、図5(b)に示す積層体を得た。上記積層体は、補強基板3、上面に凹部2cを有する支持基板2、凹部2cに充填されている犠牲層11、薄膜6及び圧電基板4を備える。なお、圧電基板4は、第1の主面4a側から、薄膜6に積層されている。
圧電板4Aの薄板化は、スマートカット法や研磨などで行うことができる。圧電板4Aの薄板化により得られた圧電基板4の厚みは、10nm以上、1000nm以下とすることが好ましい。板波の励振効率をより一層効果的に高める観点からは、圧電基板4の厚みは、100nm以上、500nm以下とすることがより好ましい。
次に、図5(c)に示すように、圧電基板4の第2の主面4b上に、IDT電極5及び電極ランド7a,7bを形成した。IDT電極5及び電極ランド7a,7bは、例えば、蒸着リフトオフ法により形成することができる。IDT電極5及び電極ランド7a,7bの厚みは、特に限定されないが、10nm以上、1000nm以下とすることが好ましい。
本実施形態においてIDT電極5は、Ti、及びAlをこの順に積層した積層金属膜により形成されている。IDT電極5は、Ti、Cu、Al、Pt、AlCu合金、NiCr、Niなどの適宜の金属もしくは合金により構成することができる。
次に、図6(a)に示すように、圧電基板4の第2の主面4b上に、2層目配線8a,8bを形成した。2層目配線8a,8bは、蒸着リフトオフ法により形成することもできる。2層目配線8a,8bの厚みは、100nm以上、2000nm以下とすることが好ましい。
本実施形態において、2層目配線8a,8bは、Ti及びAlをこの順に積層した積層金属膜により構成されている。なお、2層目配線8a,8bは、他の適宜の金属もしくは合金により形成されていてもよい。
次に、図6(b)に示すように、圧電基板4及び薄膜6に、貫通孔10を形成する。なお、貫通孔10は、犠牲層11に至るように設ける。貫通孔10は、例えば、ドライエッチング法(ICP−RIE(Inductive Coupled Plasma− Reactive Ion Etching))により形成することができる。
最後に、貫通孔10を利用して、犠牲層11を除去し、図6(c)に示す弾性波装置1(犠牲層型のメンブレン板波共振器)を得る。犠牲層11の材料がZnOであった場合は、例えば、酢酸、リン酸及び水の混合溶液(酢酸:リン酸:水=1:1:10)を用い、ウエットエッチングにより除去することができる。本実施形態においては、圧電基板4の第1の主面4aに薄膜6が設けられているため、犠牲層11をエッチングし乾燥した後に、スティッキングが生じ難い。
弾性波装置21の製造方法についても、特に限定されない。例えば、薄膜6の形成位置を除いては、弾性波装置1の製造方法と同様の方法で製造することができる。薄膜6は、支持基板2と薄膜6を介して接合されている領域と、弾性波装置21を平面視した場合にIDT電極5が配置されている領域とに形成するものとする。例えば、圧電基板4の第1の主面4aに全面に薄膜6を形成した後、ドライエッチング法やウエットエッチング法で図3に示した薄膜パターンを形成する。本実施形態においても、圧電基板4の第1の主面4aに薄膜6が設けられているため、犠牲層11をエッチングし乾燥した後に、スティッキングが生じ難い。
上記のように、本発明に係る弾性波装置の製造方法においては、複雑なパターニングやエッチング処理を必要としない。そのため、本発明の弾性波装置は、簡便に製造することができる。
本発明においては、圧電基板の第1の主面の、少なくとも、圧電基板及び支持基板により挟まれる領域、並びにIDT電極の下方の領域が薄膜によって覆われており、機械的強度が高められている。そのため、圧電基板の破壊を抑制し、圧電基板と支持基板との境界における強度を高めることが可能となる。また、圧電基板の第1の主面に薄膜が設けられているため、電圧印加時の放熱性を高めることも可能となる。
本発明の弾性波装置は、様々な電子機器や通信機器に広く用いられる。電子機器としては、例えば、センサーがある。通信機器としては、例えば、本発明の弾性波装置を含むデュプレクサ、本発明の弾性波装置とPA(Power Amplifier)及び/またはLNA(Low Noise Amplifier)及び/またはSW(Switch)を含む通信モジュール機器、その通信モジュール機器を含む移動体通信機器やヘルスケア通信機器等がある。移動体通信機器としては、携帯電話、スマートフォン、カーナビ等がある。ヘルスケア通信機器としては、体重計や体脂肪計等がある。ヘルスケア通信機器や移動体通信機器は、アンテナ、RFモジュール、LSI、ディスプレイ、入力部、電源等を備えている。
1,21…弾性波装置
2…支持基板
2a…上面
2b…下面
2c…凹部
2A…平坦化用膜
3…補強基板
4…圧電基板
4a,4b…第1,第2の主面
4A…圧電板
5…IDT電極
6…薄膜
7a,7b…電極ランド
8a,8b…2層目配線
9…空洞
10…貫通孔
11…犠牲層

Claims (6)

  1. 上面に凹部を有する支持基板と、
    前記支持基板上に配置されている、薄膜と、
    第1の主面と、該第1の主面と対向している第2の主面と、を有し、前記第1の主面側が前記薄膜上に配置されている、圧電基板と、
    前記圧電基板の前記第2の主面上に設けられている、IDT電極と、
    を備え、
    前記支持基板と、前記薄膜及び前記圧電基板のうち少なくとも前記薄膜と、で囲まれた空洞が形成されており、
    前記圧電基板の前記第1の主面上の領域であって、前記支持基板と前記薄膜を介して接合されている領域、並びに、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域に、前記薄膜が配置されており、
    前記圧電基板の材料は、LiNbO であり、
    前記薄膜は、SiO 膜であり、
    前記薄膜の厚みは、前記圧電基板の厚みの3倍以下であり、
    前記圧電基板を伝搬する弾性波が、音速5000〜6000m/秒である、S モードの弾性波である、弾性波装置。
  2. 前記薄膜が、前記圧電基板の前記第1の主面の全面に配置されている、請求項1に記載の弾性波装置。
  3. 前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域とは、前記支持基板と前記薄膜を介して接合されている領域よりも空洞側の領域である、請求項1又は2に記載の弾性波装置。
  4. 前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域とは、前記弾性波装置を平面視した場合に、前記IDT電極が配置されている領域のみである、請求項1又は2に記載の弾性波装置。
  5. 前記圧電基板及び前記薄膜を貫通している貫通孔が設けられている、請求項1〜のいずれか1項に記載の弾性波装置。
  6. 圧電基板の第1の主面上に薄膜を形成する工程と、
    前記圧電基板の前記第1の主面と対向する第2の主面上に、IDT電極を形成する工程と、
    前記薄膜の前記圧電基板と接している側とは反対側の主面に、犠牲層を形成する工程と、
    前記犠牲層を覆うように、上面に凹部を有する支持基板を形成する工程と、
    前記圧電基板及び前記薄膜に、前記圧電基板の前記第2の主面側から前記犠牲層に至る貫通孔を形成する工程と、
    前記貫通孔を利用して、エッチングにより前記犠牲層を除去し、前記犠牲層が設けられている部分を空洞とする工程と、
    を備え、
    前記圧電基板の前記第1の主面上の領域であって、前記支持基板と前記薄膜を介して接合される領域、並びに、前記空洞の上方の領域の少なくとも一部分の領域に前記薄膜を形成し、
    前記圧電基板の材料は、LiNbO であり、
    前記薄膜は、SiO 膜であり、
    前記薄膜の厚みは、前記圧電基板の厚みの3倍以下であり、
    前記圧電基板を伝搬する弾性波が、音速5000〜6000m/秒である、S モードの弾性波である、弾性波装置の製造方法。
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