JP6492228B2 - 計測用治具及び計測装置並びに隙間計測方法 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1には、ガスタービンにおいて動翼とケーシングとの間に変位センサを配置し、動翼とケーシングとの間の隙間(チップクリアランス)を計測することが記載されている。
この点、特許文献1には、センサを含む計測装置に設けた螺子を、計測対象の隙間を形成する部材に設けられたねじ穴に螺合させることで、計測装置を該部材に固定することが記載されている。
しかしながら、より簡素な構成で、隙間を形成する部材に対する計測用センサの姿勢を維持できることが望まれる。
基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
を備える。
前記基部に対して変位可能に設けられた可動片と、
前記センサ設置面に対して直交する前記方向において、前記センサ位置を挟んで前記第1位置とは反対側に向けて前記可動片を付勢する少なくとも一つの付勢手段と、をさらに備える。
前記少なくとも一つの付勢手段は、前記センサ設置面に平行であり、かつ、前記基部からの前記センサ保持部の突出方向に直交する直線周りに設けられたねじりバネを含み、
前記ねじりバネは、前記可動片としての先端部を有する第1アームを含む。
前記ねじりバネは、
前記第1アームとは反対側の第2アームと、
前記第1アームと前記第2アームとの間に位置する巻回部と、
をさらに含み、
前記第1アームは、
前記センサ位置を挟んで前記第1位置とは反対側に向かうように前記巻回部から延びる根本部と、
前記根本部に対して前記センサ位置側に向かって屈曲した前記先端部と、
を含む。
前記ねじりバネは、前記第1アームとは反対側の第2アームを含み、
前記基部は、前記第2アームと当接して前記ねじりバネの弾性力の反力を受けるように構成された反力受け面を含む。
前記反力受け面を動かして、前記ねじりバネの自然状態における前記可動片としての前記第1アームの位置を調節するためのバネ力調節部をさらに備える。
前記センサ保持部は、前記センサの計測対象である第1部材と第2部材との隙間に挿入された状態で、前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接するように構成され、
前記第1突出部は、前記第1部材に当接して、前記第1部材の前記部位に対する前記センサ保持部の姿勢を調節するように構成される。
前記(1)乃至(13)の何れかに記載の計測用治具と、
前記計測用治具の前記センサ保持部に保持されるセンサと、
を備える。
前記計測用治具は、前記センサ設置面に対して直交する方向における前記センサ位置とは異なる位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する1以上の突出部を含み、
前記センサ保持部は、前記センサの計測対象である第1部材と第2部材との隙間に挿入された状態で、前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接するように構成され、
前記1以上の突出部のうち少なくとも1つの突出部と前記第1部材との接触を検知するための接触検知部をさらに備える。
前記接触検知部は、前記少なくとも1つの突出部の先端部、及び、前記第1部材のうち前記少なくとも1つの突出部の前記先端部が対向する部分を撮像するように構成された撮像部を含む。
前記接触検知部は、前記少なくとも1つの突出部の先端部と、前記第1部材のうち前記少なくとも1つの突出部の前記先端部が対向する部分との接触を検出するように構成された接触センサを含む。
第1部材と第2部材との間の隙間に計測用治具に搭載されたセンサを侵入させ、該センサによって前記隙間の大きさを計測するステップを備え、
前記計測用治具は、
基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
を含み、
前記隙間の大きさを計測するステップでは、前記センサ保持部を前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接させ、且つ、前記第1突出部を前記第1部材に当接させた状態で前記センサによる計測を行う。
なお、図1は、計測装置1を動翼6Aの翼面方向に沿って視た図であり、図2は、計測装置1を動翼6Aの先端側から基端側に向かって視た図である。
センサ3は、図2に示すように、腕部4と、腕部4の先端部に取付けられたセンサ部5と、を有する。センサ部5は、該センサ部5に対向する対象物との距離を検出するように構成されている。センサ3は、例えば静電容量式センサ又は光学式センサであってもよい。
第1突出部14は、センサ設置面12aに対して(すなわちセンサ設置面延在方向に対して)直交する方向におけるセンサ設置面12aの位置(センサ位置(図3参照))とは異なる第1位置(図3参照)にて、センサ保持部12と同じ側に基部10から突出している。
次に、センサ3及びセンサ保持部12が隙間Gに挿入された状態で、センサ保持部12を動翼6Aのうちケーシング8Aに対向する部位(動翼6Aのチップ面)に当接させるとともに、第1突出部14を動翼6Aに当接させる。この際、第1突出部14を動翼6Aに当接させて、動翼6Aのケーシング8Aに対向する部位に対するセンサ保持部12の姿勢を調節するようにしてもよい。
そして、センサ保持部12及び第1突出部14をそれぞれ動翼6Aに当接させた状態で、センサ3による隙間Gの大きさDgの計測を行う。
よって、上述の計測用治具2を用いることで、センサ保持部12と同じ側に基部10から突出する第1突出部14を設けた簡素な構成で、動翼6Aとケーシング8Aとの間の隙間Gの精度良好な計測が可能となる。
図3は、一実施形態に係る計測用治具2(図1に示す計測装置1を構成する計測用治具2)の構成を示す図であり、図4は、図3に示す計測用治具2を平面視した構成図である。なお、図3及び図4においては、設置手段42の図示を省略している。
また、図5は、図3に示す計測用治具2の一部拡大図である。
また、ボルト35の頭部とねじりバネ18との間にはプレート33が設けられており、ねじりバネ18の直線L1に沿う方向における位置が規制されている。
第1アーム20は、先端部21と、先端部21よりも巻回部26に近い側に位置する根本部22と、を有する。根本部22は、センサ位置(図3参照)を挟んで第1位置(図3参照)とは反対側に向かうように巻回部26から延びている。また、先端部21は、根本部22に対して、センサ位置側に向かって屈曲している。
なお、図1や図3等、計測用治具2を側方から視た図については、一対のねじりバネ(18A,18B)のうち、該側方から視認可能な一方のみをねじりバネ18として示している。
一実施形態では、図3に示すように、バネ力調節部30は、基部10に形成されたねじ穴に螺合するボルト31と、ボルト31に螺合するナット32と、を含む。
ねじりバネ18の自然状態における第1アーム20の位置を調節するためには、ボルト31の基部10に対するねじ込み量を調節して、ねじりバネ18の第2アーム24と当接する反力受け面28(ボルト31の軸部の先端面)を動かす。
よって、ボルト31のねじ込み量Δxを調節することにより、可動片としての第1アーム20の高さ方向位置を調節することができる。
図4及び図5に示す計測用治具2において、バネ位置決め部は、ねじりバネ18の内周側に設けられるブシュ34又はボルト35である。
一実施形態では、バネ位置決め部は、例えば、ねじりバネ18の外周側を取り囲むように設けられたブシュであってもよく、あるいは、ねじりバネ18の外周側を取り囲むように基部10に設けられたガイド穴であってもよい。
図1及び図3に示す第2突出部36は、基部10に形成されたねじ穴に軸部がねじ込まれたボルト37の頭部を含む。
例えば、図3に示すように、第1突出部14は、ボルト15の頭部に形成された凹部46に設置された磁石38を含んでもよい。また、第2突出部36は、ボルト37の頭部に形成された凹部48に設置された磁石39を含んでいてもよい。
例えば、図3に示す例では、突出量調節部40は、基部10に形成されたねじ穴に螺合するボルト15及びボルト15に螺合するナット16を含む。この突出量調節部40では、ボルト15のねじ穴に対するねじ込み量を調節することによって、第1突出部14の突出量を調節することができる。
例えば図1に示す動翼6Aのように、典型的なガスタービンの動翼は、動翼の高さ方向(図1において、センサ設置面12aに直交する方向に沿った方向)において、翼厚さが徐々に変化しており、典型的には先端に近づくほど薄くなっている。
なお、突出量調節部40により第1突出部14の突出量を調節することにより、第1突出部14と第2突出部36とのセンサ設置面12aの延在方向における位置を異ならせるようにしてもよい。
図6に示される動翼6Bは、翼厚さ方向の断面が、計測用治具2の基部10に向かって凸の湾曲形状を有している。一方、図7に示される動翼6Cは、翼厚さ方向の断面が、計測用治具2の基部10と反対側に向かって凸の湾曲形状を有している。
このように、幾つかの実施形態に係る計測用治具2及び計測装置1は、ガスタービンの動翼及びケーシング以外の部材間の隙間を計測することができる。
このような場合であっても、上述の接触検知部50によって、計測用治具2の突出部(第1突出部14又は第2突出部36)と動翼6Aとが当接していることを確認しながら、計測装置1によって隙間Gの計測を行うことができる。よって、隙間Gの制度良好な計測をより確実に行うことができる。
図12に示すカメラ52は、計測対象の隙間Gを形成す動翼6A(第1部材6)、すなわち、計測用治具2が配置される動翼6Aとは異なる翼に取付けられている。より具体的には、図12に示すカメラ52は、計測用治具2が配置される動翼6Aが形成する翼列60に隣り合う翼列70を構成する静翼72に、クリップ56によって取り付けられている。
この実施形態では、計測用治具2及びカメラ52は、それぞれ、フレキシブルアーム(設置手段42,58)を介してハンドル43,59に接続されている。操作者は、ハンドル43,59を直接手に持って、またはロボット等により、フレキシブルアーム(設置手段42,58)を操作して計測用治具2及びカメラ52の位置及び向きを操作可能である。
そして、カメラ52により、第2突出部36の先端部36aと、動翼6Aのうち該先端部36aに対向する部分とを撮像することにより、第2突出部36の先端部36aと動翼6Aとが接触しているか否かを検知することができる。
この場合、各々の接触センサ62a〜62cが別々のランプに接続されており、各接触センサ62a〜62cにおいて動翼6Aと第1突出部14及び第2突出部36の先端部14a,36aとの接触が感知されると対応するランプが点灯するようになっていてもよい。
あるいは、各々の接触センサ62a〜62cが1つのランプに接続されており、接触センサ62a〜62cの全てにおいて動翼6Aと第1突出部14及び第2突出部36の先端部14a,36aとの接触が感知されるとランプが点灯するようになっていてもよい。
このようにして、ランプの点灯又は消灯により、接触しているか否かを確認することができる。
また、例えば、接触センサ62aの電極と接触センサ62cの電極との間に電圧を付与した時に、これらの電極間において通電が検知されれば、接触センサ62aが設けられた第1突出部14と動翼6A(第1部材6)とが接触しており、かつ、接触センサ62cが設けられた第2突出部36と動翼6Aとが接触していることが確認できる。
例えば、「同一」、「等しい」及び「均質」等の物事が等しい状態であることを表す表現は、厳密に等しい状態を表すのみならず、公差、若しくは、同じ機能が得られる程度の差が存在している状態も表すものとする。
また、本明細書において、四角形状や円筒形状等の形状を表す表現は、幾何学的に厳密な意味での四角形状や円筒形状等の形状を表すのみならず、同じ効果が得られる範囲で、凹凸部や面取り部等を含む形状も表すものとする。
また、本明細書において、一の構成要素を「備える」、「含む」、又は、「有する」という表現は、他の構成要素の存在を除外する排他的な表現ではない。
2 計測用治具
3 センサ
4 腕部
5 センサ部
6 第1部材
6A〜6E 動翼
8 第2部材
8A〜8E ケーシング
10 基部
12 センサ保持部
12a センサ設置面
14 第1突出部
14a 先端部
15 ボルト
16 ナット
18 ねじりバネ
20 第1アーム
21 先端部
22 根本部
24 第2アーム
26 巻回部
28 反力受け面
30 バネ力調節部
31 ボルト
32 ナット
33 プレート
34 ブシュ
35 ボルト
36 第2突出部
36a 先端部
37 ボルト
38 磁石
39 磁石
40 突出量調節部
42 設置手段
43 ハンドル
44D,44E シールフィン
46 凹部
48 凹部
50 接触検知部
52 カメラ
54 アーム
56 クリップ
58 設置手段
59 ハンドル
60 翼列
62a〜62c 接触センサ
70 翼列
72 静翼
CG 重心
G 隙間
P1 当接点
Claims (17)
- 基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
前記基部に対して変位可能に設けられた可動片と、
前記センサ設置面に対して直交する前記方向において、前記センサ位置を挟んで前記第1位置とは反対側に向けて前記可動片を付勢する少なくとも一つの付勢手段と、を備える
ことを特徴とする計測用治具。 - 前記少なくとも一つの付勢手段は、前記センサ設置面に投影したときに、前記基部からの前記センサ保持部の突出方向に平行であり、前記センサの中心位置を通る直線を挟んで両側に位置する一対の付勢手段を含むことを特徴とする請求項1に記載の計測用治具。
- 前記少なくとも一つの付勢手段は、前記センサ設置面に平行であり、かつ、前記基部からの前記センサ保持部の突出方向に直交する直線周りに設けられたねじりバネを含み、
前記ねじりバネは、前記可動片としての先端部を有する第1アームを含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の計測用治具。 - 前記ねじりバネは、
前記第1アームとは反対側の第2アームと、
前記第1アームと前記第2アームとの間に位置する巻回部と、
をさらに含み、
前記第1アームは、
前記センサ位置を挟んで前記第1位置とは反対側に向かうように前記巻回部から延びる根本部と、
前記根本部に対して前記センサ位置側に向かって屈曲した前記先端部と、
を含むことを特徴とする請求項3に記載の計測用治具。 - 前記ねじりバネは、前記第1アームとは反対側の第2アームを含み、
前記基部は、前記第2アームと当接して前記ねじりバネの弾性力の反力を受けるように構成された反力受け面を含むことを特徴とする請求項3又は4に記載の計測用治具。 - 前記反力受け面を動かして、前記ねじりバネの自然状態における前記可動片としての前記第1アームの位置を調節するためのバネ力調節部をさらに備えることを特徴とする請求項5に記載の計測用治具。
- 前記ねじりバネの中心を位置決めするためのバネ位置決め部をさらに備えることを特徴とする請求項3乃至6の何れか一項に記載の計測用治具。
- 基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
前記センサ設置面に対して直交する前記方向における、前記センサ位置および前記第1位置とは異なる第2位置にて、前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第2突出部と、を備えることを特徴とする計測用治具。 - 基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、を備え、
前記第1突出部は、磁石を含むことを特徴とする計測用治具。 - 基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
前記第1突出部の前記基部からの突出量を調節するための突出量調節部と、を備えることを特徴とする計測用治具。 - 前記第1位置は、前記センサ設置面に対して直交する前記方向において、前記計測用治具の重心を挟んで前記センサ位置とは反対側に存在することを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の計測用治具。
- 基部と、
前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、を備え、
前記センサ保持部は、前記センサの計測対象である第1部材と第2部材との隙間に挿入された状態で、前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接するように構成され、
前記第1突出部は、前記第1部材に当接して、前記第1部材の前記部位に対する前記センサ保持部の姿勢を調節するように構成されたことを特徴とする計測用治具。 - 請求項1乃至12の何れか一項に記載の計測用治具と、
前記計測用治具の前記センサ保持部に保持されるセンサと、
を備えることを特徴とする計測装置。 - 基部と、前記基部から突出するように設けられ、センサを保持するセンサ保持部と、前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、を備える計測用冶具と、
前記計測用治具の前記センサ保持部に保持されるセンサと、
を備え、
前記計測用治具は、前記センサ設置面に対して直交する方向における前記センサ位置とは異なる位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する前記第1突出部を含む1以上の突出部を含み、
前記センサ保持部は、前記センサの計測対象である第1部材と第2部材との隙間に挿入された状態で、前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接するように構成され、
前記1以上の突出部のうち少なくとも1つの突出部と前記第1部材との接触を検知するための接触検知部をさらに備える
ことを特徴とする計測装置。 - 前記接触検知部は、前記少なくとも1つの突出部の先端部、及び、前記第1部材のうち前記少なくとも1つの突出部の前記先端部が対向する部分を撮像するように構成された撮像部を含む
ことを特徴とする請求項14に記載の計測装置。 - 前記接触検知部は、前記少なくとも1つの突出部の先端部と、前記第1部材のうち前記少なくとも1つの突出部の前記先端部が対向する部分との接触を検出するように構成された接触センサを含む
ことを特徴とする請求項14又は15に記載の計測装置。 - 第1部材と第2部材との間の隙間に計測用治具に搭載されたセンサを侵入させ、該センサによって前記隙間の大きさを計測するステップを備え、
前記計測用治具は、
基部と、
前記基部から突出するように設けられ、前記センサを保持するセンサ保持部と、
前記センサが延在するセンサ設置面に対して直交する方向における前記センサ設置面の位置であるセンサ位置とは異なる第1位置にて前記センサ保持部と同じ側に前記基部から突出する第1突出部と、
を含み、
前記隙間の大きさを計測するステップでは、前記センサ保持部を前記第1部材のうち前記第2部材に対向する部位に当接させ、且つ、前記第1突出部を前記第1部材に当接させた状態で前記センサによる計測を行うことを特徴とする隙間計測方法。
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