JP6481309B2 - 化粧シート及び化粧板 - Google Patents

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本発明は、化粧シート及び化粧板に関する。
従来、建築物の壁紙や床用化粧材に用いられる建材として、化粧シートが用いられている。このような化粧シートは、建築物の壁面や床面等に用いられるので、意匠性に優れることが要求されており、絵柄模様層が形成され、且つ、表面からエンボス加工が施されることにより立体感が表現されて、意匠性が付与されている。
このような化粧シートとして、基材シート上に、光輝性着色層、絵柄模様層、透明性接着剤層、透明性樹脂層及び透明性表面保護層を順に有し、少なくとも上記光輝性着色層はエンボス加工により賦型された凹凸模様を有する化粧シートが提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の化粧シートは、絵柄模様とエンボス加工により賦型された凹凸模様とが同調することにより立体的な意匠が形成され、木質基材等に貼着されて基材表面を装飾する用途に用いられる。
特許文献1に記載されている化粧シートも優れた化粧シートではあるが、意匠性について十分に検討されておらず、より優れた意匠とするために改善の余地がある。壁紙等の室内に施工される化粧シートとして用いられる場合、絵柄模様層により表現される意匠性だけでなく、更に、艶差によりグロスマット感を示すような高い意匠性が求められる。これらの立体的な意匠性、絵柄模様層により表現される意匠性、及び艶差によりグロスマット感を示す意匠性を備える、意匠性の高い化粧シートが要求されている。
また、特許文献1に記載されている化粧シートは、加工の際に熱収縮し易く、エンボス加工により賦型される凹凸模様と、絵柄模様層とを同調させることが困難であるのでずれ易く、凹凸模様と絵柄模様層との同調により表現される意匠にも改善の余地がある。
本発明者等は、基材シートとして、紙等の繊維質シートを用いることにより、加工の際の化粧シートの熱収縮を抑制でき、且つ、化粧シートに繊維質の風合いを示す意匠性を付与することができることに着目した。しかしながら、このような化粧シートは、基材シートとして繊維質シートを用いるのでエンボス賦型し難く、エンボス形状による立体的な意匠の形成が困難であるという問題がある。
これらの性能を備える化粧シートは未だ開発されておらず、エンボス形状による立体的な意匠性、絵柄模様層により表現される意匠性、及び艶差による意匠性を備え、且つ、エンボス形状、絵柄模様、及び艶差による意匠のずれが抑制された、意匠性に優れた化粧シートの開発が望まれている。
特開2008−080650号公報
本発明は、エンボス形状による立体的な意匠性、絵柄模様層により表現される意匠性、及び艶差による意匠性を備え、且つ、エンボス形状、絵柄模様、及び艶差による意匠のずれが抑制された、意匠性に優れた化粧シートを提供することを目的とする。
本発明者等は、鋭意研究を重ねた結果、基材層上に、少なくとも絵柄模様層、及び艶差による意匠層がこの順に積層された化粧シートにおいて、上記基材層は、合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが積層されており、上記艶差による意匠層側、又は上記基材層側からエンボス形状が賦型されており、上記エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している構成とすることで、上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の化粧シート及び化粧板に関する。
1.基材層上に、少なくとも絵柄模様層、及び艶差による意匠層がこの順に積層された化粧シートであって、
前記基材層は、合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが積層されており、
前記艶差による意匠層側、又は前記基材層側からエンボス形状が賦型されており、
前記エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している
ことを特徴とする化粧シート。
2.前記艶差による意匠層は、前記絵柄模様層側の第1の意匠表現層、及び、前記第1の意匠表現層上に積層される第2の意匠表現層により形成され、前記第1の意匠表現層と、前記第2の意匠表現層との75°グロスの差が5以上である、上記項1に記載の化粧シート。
3.前記第1の意匠表現層の75°グロスは、前記第2の意匠表現層の75°グロスよりも高い、上記項2に記載の化粧シート。
4.前記第1の意匠表現層の75°グロスは、前記第2の意匠表現層の75°グロスよりも低い、上記項2に記載の化粧シート。
5.前記艶差による意匠層は、ウレタン系樹脂を含む、上記項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
6.上記項1〜5のいずれかに記載の化粧シートを被着材上に積層してなる化粧板。
本発明の化粧シートは、基材層上に、少なくとも絵柄模様層、及び艶差による意匠層がこの順に積層された化粧シートであって、上記基材層は、合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが積層されており、上記艶差による意匠層側、又は上記基材層側からエンボス形状が賦型されており、上記エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調していることを特徴とする。
上記特徴を有する本発明の化粧シートは、基材層を構成する合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが形成されている。このため、化粧シートの加工の際の熱収縮が抑制されており、エンボス加工により賦型されるエンボス形状に、絵柄模様と艶差による意匠とを同調させることができ、これらの同調により立体的な意匠を表現することができ、意匠性に優れている。
また、上記基材層が合成樹脂層を有するので、エンボス賦型性に優れており、より立体的な意匠を表現することができる。
即ち、本発明の化粧シートは、上述の構成を備えることにより、エンボス形状による立体的な意匠性、絵柄模様層により表現される意匠性、及び艶差による意匠性を備え、且つ、エンボス形状、絵柄模様、及び艶差による意匠のずれを抑制することができ、意匠性に優れている。
本発明の化粧シートについて図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明の化粧シートの一例を示す断面図である。図1に示す本発明の化粧シート1は、基材層2上に、絵柄模様層3、及び艶差による意匠層4がこの順に積層されている。また、基材層2には、裏面プライマー層6が積層されている。
また、基材層2は、合成樹脂層21上に繊維質シート22が積層された構成となっており、艶差による意匠層4は、絵柄模様層3側に第1の意匠表現層を有し、当該第1の意匠表現層41上に、第2の意匠表現層42が積層されている。
図1に示す化粧シート1は、上記艶差による意匠層4側からエンボス形状5が賦型されており、上記エンボス形状5に、絵柄模様層3により表現される絵柄模様、及び艶差による意匠層4により表現される艶差による意匠が同調している。
以下、本発明の化粧シートを構成する各層について説明する。
(基材層)
基材層は、合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが積層されている。繊維質シートとしては限定されず、公知の繊維質シート(裏打紙)などが利用できる。具体的には、壁紙用一般紙(パルプ主体のシートを既知のサイズ剤でサイズ処理したもの);難燃紙(パルプ主体のシートをスルファミン酸グアニジン、リン酸グアジニン等の難燃剤で処理したもの);水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム等の無機添加剤を含む無機質紙;上質紙;薄用紙;繊維混抄紙(パルプと合成繊維とを混合して抄紙したもの)などが挙げられる。繊維質シートの坪量は限定的ではないが、10〜300g/m程度が好ましく、20〜60g/m程度がより好ましい。
合成樹脂層としては限定されず、ポリオレフィン,ポリエステル,ポリアクリル,ポリアミド,ポリウレタン,ポリスチレン等の合成樹脂製シートが挙げられる。例えば、ポリプロピレン、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリメチレン、ポリメチルペンテン、ポリエチレンテレフタレート、耐熱性の高いポリアルキレンテレフタレート〔例えば、エチレングリコールの一部を1,4−シクロヘキサンジメタノールやジエチレングリコール等で置換したポリエチレンテレフタレートである、いわゆる商品名PET−G(イーストマンケミカルカンパニー製)〕、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリエチレンナフタレート−イソフタレート共重合体、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリイミド、ポリスチレン、ポリアミド、ABS等が挙げられる。これらの樹脂は単独又は2種以上で使用できる。
基材層の厚さは、20〜200μm程度が好ましい。基材層は、必要に応じて着色されていてもよい。また、表面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等の表面処理が施されていてもよい。
合成樹脂層と繊維質シートとの間には、プライマー層が設けられていてもよい。このようなプライマー層としては、易接着性を示すものであれば特に限定されないが、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を含有する樹脂により形成された層や、2液硬化型ウレタン樹脂等の公知のドライラミネーション用接着剤を塗布・乾燥させることにより得られる層が挙げられる。また、上記プライマー層としては、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン(PE)及びポリスチレン(PS)からなる群より選択される少なくとも1種を含有する樹脂により形成された層が挙げられ、これらの中でも、より接着性に優れる点で、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエチレン及びポリスチレンを含有する樹脂により形成された層、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びポリエチレンを含有する樹脂により形成された層、エチレン−酢酸ビニル共重合体及びポリスチレンを含有する樹脂により形成された層が好ましい。プライマー層は、乾燥後の厚みが0.1〜30μm程度が好ましく、1〜20μm程度がより好ましい。
(絵柄模様層)
絵柄模様層は、柄インキ層及び/又はベタインキ層から構成される。絵柄模様層は、グラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法により形成できる。柄インキ層の模様は、例えば、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学模様、文字、記号、線画、各種抽象模様等が挙げられる。ベタインキ層は、着色インキのベタ印刷により得られる。絵柄模様層は、柄インキ層及びベタインキ層の片方又は両方から構成される。
絵柄模様層は、上記基材層を構成する合成樹脂層及び繊維質シートのうち、合成樹脂層に印刷されて形成されていることが好ましい。絵柄模様層が合成樹脂層に印刷されて形成されている構成とすることで、印刷の際の転移性に優れ、鮮明な絵柄模様層を形成することができる。
絵柄模様層は、また、上記基材層を構成する合成樹脂層及び繊維質シートのうち繊維質シートに印刷されて形成され、当該絵柄模様層上に合成樹脂層が形成されている構成とすることも好ましい。このような構成とすることで、絵柄模様層が合成樹脂層に被覆されて、絵柄模様層が表現する意匠が耐摩耗性に優れ、且つ、化粧シートが耐摩耗性に優れる。
絵柄模様層に用いるインキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種又は2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものが使用できる。この中でも、環境問題、被印刷面との密着性等の観点より、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリアミド系樹脂等の1種又は2種以上の混合物が好ましい。
(艶差による意匠層)
艶差による意匠層は、高艶領域と低艶領域とを有し、艶差による意匠を表現する層である。艶差による意匠層は、一層からなり、一層の艶差による意匠層に高艶領域及び低艶領域が形成されて艶差による意匠を表現する層であってもよいし、図1のように、絵柄模様層側の第1の意匠表現層、及び、前記第1の意匠表現層上に積層される第2の意匠表現層により形成され、第1の意匠表現層と、第2の意匠表現層とを積層することにより高艶領域と低艶領域とが形成され、艶差による意匠を表現する構成であってもよい。
艶差による意匠層は、絵柄模様層側の第1の意匠表現層、及び、第1の意匠表現層上に積層される第2の意匠表現層により形成される構成であることが好ましい。艶差による意匠をより鮮明にでき、意匠性に優れる点で、第1の意匠表現層と、第2の意匠表現層との75°グロスの差が5以上であることが好ましく、20以上であることがより好ましい。
艶差による意匠層が、上記第1の意匠表現層、及び第2の意匠表現層により形成される構成である場合、これらの層に艶差があれば、どちらの層が高艶領域又は低艶領域を形成するかは特に限定されない。例えば、第1の意匠表現層の75°グロスが第2の意匠表現層の75°グロスよりも高い構成であってもよいし、第1の意匠表現層の75°グロスが第2の意匠表現層の75°グロスよりも低い構成であってもよい。
上記艶差を設ける方法としては、特に限定されず、低艶領域としたい領域に、サンドブラスト法等の従来公知の方法により艶を低下させる処理を行うことにより、艶を低下させる処理を行わない領域との艶差を生じさせる方法等が挙げられる。また、上述のように艶差による意匠層が、第1の意匠表現層、及び第2の意匠表現層により形成される構成である場合は、低艶領域を形成する意匠表現層の表面にサンドブラスト法等により艶を低下させる処理を行う方法、低艶領域を形成する意匠表現層を形成する樹脂組成物に、無機微粒子等を添加することにより艶を低下させる方法を用いればよい。上記無機微粒子としては、例えば、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、カオリン、タルク、焼成ケイ酸カルシウム、水和ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、リン酸カルシウム等の金属の酸化物、リン酸塩、ケイ酸塩、炭酸塩等が挙げられる。
艶差による意匠層を形成する樹脂としては、特に限定されないが、例えば、熱可塑性樹脂により好適に形成できる。具体的には、ポリエステル系ウレタン樹脂、ポリカーボネート系ウレタン樹脂、ポリエーテル系ウレタン樹脂、軟質、半硬質又は硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル等が挙げられる。上記の中でも、ポリエステル系ウレタン樹脂等のウレタン系樹脂が好ましい。
艶差による意匠層の厚さは、2〜30μm程度が好ましく、5〜10μm程度がより好ましい。また、艶差による意匠層が、上記第1の意匠表現層、及び第2の意匠表現層により形成される構成である場合、第1の意匠表現層の厚さは2〜5μm程度が好ましく、第2の意匠表現層の厚さは2〜5μm程度が好ましい。
(エンボス形状)
本発明の化粧シートは、艶差による意匠層側、又は基材層側からエンボス形状が賦型されている。艶差による意匠層側からエンボス形状が賦型されている場合、エンボス形状が明確に賦型され、化粧シートがエンボス形状による立体的な意匠性に優れる。また、基材層側からエンボス形状が賦型されている場合、エンボス形状の明確性が抑制され、コインスクラッチのような耐引っ掻き傷性に優れた化粧シートとなる。
エンボス形状は、エンボス版等の公知の手段により賦型することができる。例えば、艶差による意匠層の上からエンボス版を押圧することにより所望のエンボス形状を賦型できる。エンボス形状としては、例えば、木目板導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチャア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等がある。
エンボス形状をエンボス版により賦型する場合、エンボス版深度は、40〜200μmが好ましく、80〜150μmがより好ましい。
本発明の化粧シートでは、エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している。エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している形態としては、例えば、図1の形態が挙げられる。
図1の形態では、艶差による意匠層4を形成する第2の意匠表現層42が第1の意匠表現層41の上に部分的に形成されており、第2の意匠表現層42が形成されていない箇所にエンボス形状5が形成されている。図1の形態においては、第2の意匠表現層42が高艶領域を形成し、当該第2の意匠表現層42が形成されていない箇所では、第1の意匠表現層41が低艶領域を形成しており、エンボス形状5が低艶領域に形成されることにより、エンボス形状5に艶差による意匠が同調している。
また、図1において、エンボス形状5が形成されている箇所に絵柄模様層3が形成されており、エンボス形状5に絵柄模様が同調している。
以上により、図1の形態は、エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している。
(裏面プライマー層)
基材層の裏面(絵柄模様層が積層される面と反対側の面)には、必要に応じて、裏面プライマー層を設けてもよい。裏面プライマー層を設けると、例えば、本発明の化粧シートと被着材とを積層して化粧板を作製する際に効果的である。
裏面プライマー層は、公知のプライマー剤を基材シートに塗布することにより形成できる。プライマー剤としては、例えば、アクリル変性ウレタン樹脂(アクリルウレタン系樹脂)等からなるウレタン樹脂系プライマー剤、ウレタン−セルロース系樹脂(例えば、ウレタンと硝化綿の混合物にヘキサメチレンジイソシアネートを添加してなる樹脂)からなるプライマー剤、アクリルとウレタンのブロック共重合体からなる樹脂系プライマー剤等が挙げられる。プライマー剤には、必要に応じて、添加剤を配合してもよい。添加剤としては、例えば、炭酸カルシウム、クレー等の充填剤、水酸化マグネシウム等の難燃剤、酸化防止剤、滑剤、発泡剤、紫外線吸収剤、光安定剤などが挙げられる。添加剤の配合量は、製品特性に応じて適宜設定できる。
プライマー剤の塗布量は特に限定されないが、通常0.1〜100g/m、好ましくは0.1〜50g/m程度である。
裏面プライマー層の厚みは特に限定されないが、通常0.01〜10μm、好ましくは0.1〜1μm程度である。
本発明の化粧シートは、以上説明した図1の形態に限らず、種々の変更・変形が可能である。以下に、本発明の化粧シートの他の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、以下に説明する本発明の化粧シートの他の形態において、説明する構成以外の構成は、図1の形態とほぼ同じであり、各図において説明する形態が図1の形態と共通する要素には共通符号を付して説明を割愛する。各図において説明する形態においても、特に記載する以外は、図1の形態と同様の作用効果を奏する。
図2に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図2に示す本発明の化粧シート1は、艶差による意匠層4を形成する第2の意匠表現層42が第1の意匠表現層41の上に部分的に形成されており、第1の意匠表現層42が形成されている箇所にエンボス形状5が形成されている。図2の形態においては、図1の形態とは逆に、第2の意匠表現層42が低艶領域を形成し、当該第2の意匠表現層42が形成されていない箇所では、第1の意匠表現層41が高艶領域を形成している。また、エンボス形状5が低艶領域に形成されることにより、エンボス形状5に艶差による意匠が同調している。
また、図2において、エンボス形状5が形成されている箇所に絵柄模様層3が形成されており、エンボス形状5に絵柄模様が同調している。
以上により、図2の形態は、エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している。
図3に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図3の形態においては、基材層2の構成が図1の形態とは逆に、繊維質シート22上に合成樹脂層21が積層された構成となっている。また、図1の形態とは異なり、基材層2の裏面には、裏面プライマー層6が形成されていない。
図4に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図4の形態においては、基材層2の構成が図2の形態とは逆に、繊維質シート22上に合成樹脂層21が積層された構成となっている。また、図2の形態とは異なり、基材層2の裏面には、裏面プライマー層6が形成されていない。
図5に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図5の形態においては、基材層2の構成が図1の形態とは異なり、繊維質シート22、合成樹脂層21、及び繊維質シート22が下からこの順に積層された構成となっている。また、基材層2の裏面には、裏面プライマー層6が形成されていない。
図6に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図6の形態においては、基材層2の構成が図2の形態とは異なり、繊維質シート22、合成樹脂層21、及び繊維質シート22が下からこの順に積層された構成となっている。また、基材層2の裏面には、裏面プライマー層6が形成されていない。
図7に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図7に示す本発明の化粧シート1は、エンボス形状5が基材層2側から賦型されている。図7の形態では、第2の意匠表現層42が高艶領域を形成し、当該第2の意匠表現層42が形成されていない箇所では、第1の意匠表現層41が低艶領域を形成している。また、エンボス形状5は、基材層2側から低艶領域に同調するように形成されることにより、エンボス形状5に艶差による意匠が同調している。
また、図7において、エンボス形状5が形成されている箇所に絵柄模様層3が形成されており、エンボス形状5に絵柄模様が同調している。
以上により、図7の形態は、エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している。図7の形態の化粧シート1は、基材層2側からエンボス形状5が賦型されているので、エンボス形状5の明確性が抑制され、コインスクラッチのような耐引っ掻き傷性に優れている。
図10に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図10に示す本発明の化粧シート1は、基材層2を構成する合成樹脂層21及び繊維質シート22のうち、繊維質シート22に絵柄模様層3が印刷されて形成され、当該絵柄模様層3上に艶差による意匠層4、合成樹脂層21がこの順に積層されている。図10の形態では、第2の意匠表現層42が高艶領域を形成し、当該第2の意匠表現層42が形成されていない箇所では、第1の意匠表現層41が低艶領域を形成している。また、エンボス形状5が合成樹脂層21側から、艶差による意匠及び絵柄模様に同調するように形成されている。
図10の形態は、絵柄模様層3が合成樹脂層21に被覆されて、絵柄模様層3が表現する意匠が耐摩耗性に優れ、且つ、化粧シート1が耐摩耗性に優れている。
図11に本発明の化粧シートの他の形態を示す。図11に示す本発明の化粧シート1は、基材層2を構成する合成樹脂層21及び繊維質シート22のうち、繊維質シート22に絵柄模様層3が印刷されて形成され、当該絵柄模様層3上に合成樹脂層21、艶差による意匠層4がこの順に積層されている。図11の形態では、第2の意匠表現層42が高艶領域を形成し、当該第2の意匠表現層42が形成されていない箇所では、第1の意匠表現層41が低艶領域を形成している。また、エンボス形状5が艶差による意匠層4側から、艶差による意匠及び絵柄模様に同調するように形成されている。
図11の形態においても、図10の形態と同様に、絵柄模様層3が合成樹脂層21に被覆されて、絵柄模様層3が表現する意匠が耐摩耗性に優れ、且つ、化粧シート1が耐摩耗性に優れている。
(化粧板)
本発明の化粧シートを被着材上に積層することにより、化粧板とすることができる。被着材は、限定的でなく、公知の化粧板に用いられるものと同様のものを用いることができる。上記被着材としては、例えば、木質材、金属、セラミックス、プラスチックス、ガラス等が挙げられる。特に、上記化粧シートは、木質材に好適に使用することができる。木質材としては、具体的には、杉、檜、欅、松、ラワン、チーク、メラピー等の各種素材から作られた突板、木材単板、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)、チップボード、又はチップボードが積層された複合基材等が挙げられる。上記木質材としては、木材合板、パーティクルボード、中密度繊維板(MDF)を用いることが好ましい。
本発明の化粧シートは、基材層を構成する合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが形成されている。このため、化粧シートの加工の際の熱収縮が抑制されており、エンボス加工により賦型されるエンボス形状に、絵柄模様と艶差による意匠とを同調させることができ、これらの同調により立体的な意匠を表現することができ、意匠性に優れている。
また、本発明の化粧シートは、上記基材層が合成樹脂層を有するので、エンボス賦型性に優れており、より立体的な意匠を表現することができる。
即ち、本発明の化粧シートは、上述の構成を備えることにより、エンボス形状による立体的な意匠性、絵柄模様層により表現される意匠性、及び艶差による意匠性を備え、且つ、エンボス形状、絵柄模様、及び艶差による意匠のずれを抑制することができ、意匠性に優れている。
本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 比較例1の化粧シートを模式的に示した断面図である。 比較例2の化粧シートを模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。 本発明の化粧シートの一例を模式的に示した断面図である。
以下に実施例及び比較例を示して本発明をより詳しく説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1
秤量30g/mの紙間強化紙の片面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)を塗布してプライマー層を形成し、当該プライマー層上に、Tダイ押出機から60μmの厚さのポリエチレンフイルムを押出しコーティングし、チルロールで冷却して合成樹脂層を形成し、基材層を調製した。
基材層のポリエチレンフイルム側に、ウレタン−セルロース樹脂を含有するプライマー剤を塗布して裏面プライマー層を形成した。
基材層の紙間強化紙上に、グラビア印刷機を用いてウレタンアクリル樹脂を含有するインキにより木目柄を印刷し、絵柄模様層を形成した。
次いで、絵柄模様層上に、ポリエステル系ウレタンインキ100質量部に対してシリカを10質量部含有するインキ組成物を5μmの厚さで塗布し、75°グロスが低い低艶領域(マット)となる第1の意匠表現層を形成した。第1の意匠表現層上に、絵柄模様層の木目柄に同調させてポリエステル系ウレタンインキを塗布し、75°グロスが高い高艶領域(グロス)となる第2の意匠表現層を形成することにより、艶差による意匠層を形成した。第1の意匠表現層の75°グロスは5であり、第2の意匠表現層の75°グロスは25であった。
なお、上記75°グロスは、JIS Z−8741に準拠した方法により、光沢度測定器(株式会社村上色彩技術研究所製 商品名:GMX−202)を用いて測定した。
次いで、艶差による意匠層側から、絵柄模様、及び艶差による意匠と同調させて、版深が120μmのエンボス版により、温度150℃、線圧5t、速度30m/分の条件でエンボス形状を賦型して、図1の形態の化粧シートを調製した。
実施例2
第2の意匠表現層が低艶領域を形成し、第1の意匠表現層が高艶領域を形成し、エンボス形状が低艶領域に形成されることにより、層構成を図2の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例3
基材層を、繊維質シート上に合成樹脂層が積層された構成とすることにより、層構成を図3の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例4
基材層を、繊維質シート上に合成樹脂層が積層された構成とすることにより、層構成を図4の形態とした以外は実施例2と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例5
基材層を、繊維質シート、合成樹脂層、及び繊維質シートが下からこの順に積層された構成とし、基材層の裏面に裏面プライマー層が形成されていない構成とすることにより、層構成を図5の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例6
基材層を、繊維質シート、合成樹脂層、及び繊維質シートが下からこの順に積層された構成とし、基材層の裏面に裏面プライマー層が形成されていない構成とすることにより、層構成を図6の形態とした以外は実施例2と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例7
エンボス形状が基材層側から賦型されている構成とすることにより、層構成を図7の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例8
紙間強化紙の片面に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)76質量部と、ポリエチレン及びポリスチレンを含有するイージーピール性樹脂(三菱化学株式会社製 商品名「VMX」)24質量部とを含有する樹脂組成物を塗布してプライマー層を形成した以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
実施例9
繊維質シートとして用意した秤量30g/mの紙間強化紙の片面に、グラビア印刷機を用いてウレタンアクリル樹脂を含有するインキにより木目柄を印刷し、絵柄模様層を形成した。
次いで、絵柄模様層上に、ポリエステル系ウレタンインキ100質量部に対してシリカを10質量部含有するインキ組成物を5μmの厚さで塗布し、75°グロスが低い低艶領域(マット)となる第1の意匠表現層を形成した。第1の意匠表現層上に、絵柄模様層の木目柄に同調させてポリエステル系ウレタンインキを塗布し、75°グロスが高い高艶領域(グロス)となる第2の意匠表現層を形成することにより、艶差による意匠層を形成した。第1の意匠表現層の75°グロスは5であり、第2の意匠表現層の75°グロスは25であった。
なお、上記75°グロスは、JIS Z−8741に準拠した方法により、光沢度測定器(株式会社村上色彩技術研究所製 商品名:GMX−202)を用いて測定した。
当該艶差による意匠層上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)76質量部と、ポリエチレン及びポリスチレンを含有するイージーピール性樹脂(三菱化学株式会社製 商品名「VMX」)24質量部とを含有する樹脂組成物を塗布してプライマー層を形成した。
プライマー層上に、Tダイ押出機から60μmの厚さのポリエチレンフイルムを押出しコーティングし、チルロールで冷却して合成樹脂層を形成した。
次いで、合成樹脂層側から、絵柄模様、及び艶差による意匠と同調させて、版深が120μmのエンボス版により、温度150℃、線圧5t、速度30m/分の条件でエンボス形状を賦型して、図10の形態の化粧シートを調製した。
実施例10
繊維質シート上に、絵柄模様層、プライマー層、合成樹脂層、及び艶差による意匠層を下からこの順に積層した以外は実施例9と同様にして、図11の形態の化粧シートを調製した。
比較例1
繊維質シートを積層せず、裏面プライマー層を形成せずに、層構成を図8の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。
比較例2
合成樹脂層を形成せず、裏面プライマー層を形成せずに、層構成を図9の形態とした以外は実施例1と同様にして、化粧シートを作製した。なお、比較例2においては、艶差による意匠層側からエンボス形状が賦型されているが、基材層が合成樹脂層を有しないので、エンボス形状が殆ど形成されないため、図9においてはエンボス形状が示されていない。
(評価)
エンボス賦型性
化粧シートの表面を触った際の触感の官能評価により、比較例1の化粧シートを基準として、下記の評価基準に基づいて評価した。
○:比較例1の化粧シートと同等である
△:比較例1の化粧シートよりも若干劣る
×:比較例1の化粧シートよりも劣り、エンボス形状が賦型されていない
高意匠感(エンボス同調評価)
エンボス形状、絵柄模様、艶差による意匠が同調しているかどうかを目視により、比較例2の化粧シートを基準として、下記の評価基準に基づいて評価した。
○:比較例2の化粧シートと同等以上に同調している
×:比較例2の化粧シートよりも同調していない
繊維質シートと合成樹脂層との層間密着強度
基材層を構成する、繊維質シートと合成樹脂層との間の層間密着強度を評価した。具体的には、化粧シートの繊維質シート側と木質系基材(MDF)とを、水系接着剤(BA−10L/BA−11B 中央理化工業株式会社製 7g/尺角)を介して張り合わせて化粧板を調製した。調製した化粧板に幅25mmの短冊状の切り込みを入れ、化粧シートを指で摘むきっかけを形成して試験片を調製した。試験片に形成されたきっかけ(化粧シート)を指で摘み、180°の方向に急激に引っ張って木質系基材から剥離させ、剥離界面の状態を目視で観察して、下記の評価基準に従って評価した。なお、上記「尺角」とは縦303mm×横303mmで表される平面の面積を示す。
○:プライマー層による繊維質シートと合成樹脂層との層間密着強度が高いため、繊維質シートが凝集破壊する
△:プライマー層と繊維質シートとの層間密着強度、及びプライマー層と合成樹脂層との層間密着強度が高いため、プライマー層が材破する
×:プライマー層の接着性が低く、繊維質シートとプライマー層とが層間剥離する
耐摩耗性
JAS摩耗C試験に準拠した測定方法により、軟質摩耗輪(摩耗輪CS−17(商品名)テーバー社製)を2個取り付けて、試験片に加わる総荷重が軟質摩耗輪を含めて1000g、試験片の回転数が200回転の測定条件で摩耗試験を行い、200回転後の絵柄模様層の残存率を確認し、下記の評価基準に従って評価した。
◎:絵柄取られが見られない
○:絵柄残存率が50%以上100%未満である
△:絵柄残存率が50%未満である
結果を表1に示す。
1…化粧シート、2…基材層、21…合成樹脂層、22…繊維質シート、3…絵柄模様層、4…艶差による意匠層、41…第1の意匠表現層、42…第2の意匠表現層、5…エンボス形状、6…裏面プライマー層

Claims (6)

  1. 基材層上に、少なくとも絵柄模様層、及び艶差による意匠層がこの順に積層された化粧シートであって、
    前記基材層は、合成樹脂層の少なくとも片面に繊維質シートが積層されており、
    前記艶差による意匠層は、前記絵柄模様層側の第1の意匠表現層、及び、前記第1の意匠表現層上に積層される第2の意匠表現層により形成され、前記第1の意匠表現層と、前記第2の意匠表現層との75°グロスの差が5以上であり、
    前記艶差による意匠層側、又は前記基材層側からエンボス形状が賦型されており、
    前記エンボス形状に、絵柄模様、及び艶差による意匠が同調している
    ことを特徴とする化粧シート。
  2. 前記第1の意匠表現層、及び、前記第2の意匠表現層のそれぞれの75°グロスが5〜25である、請求項1に記載の化粧シート。
  3. 前記第1の意匠表現層の75°グロスは、前記第2の意匠表現層の75°グロスよりも高い、請求項1に記載の化粧シート。
  4. 前記第1の意匠表現層の75°グロスは、前記第2の意匠表現層の75°グロスよりも低い、請求項1に記載の化粧シート。
  5. 前記艶差による意匠層は、ウレタン系樹脂を含む、請求項1〜4のいずれかに記載の化粧シート。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シートを被着材上に積層してなる化粧板。
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