JP6477752B2 - 磁気センサ - Google Patents

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Description

本発明は、磁場を計測するための磁気センサに関する。
GMR(Giant Magneto Resistance:巨大磁気抵抗)効果素子やTMR(Tunnel Magneto Resistance:トンネル磁気抵抗)効果素子などの磁気抵抗効果素子を面内方向に並設した磁気センサが知られている。このような磁気センサでは、ノイズの影響を減らして検出精度を上げるためには、一般的に、磁気抵抗効果素子の数を増やすことが有効である。また、磁気センサの規模やコストの面からは、磁気抵抗効果素子の数を単純に増やすのではなく、磁気抵抗効果素子をより密に配置して、磁気抵抗効果素子の集積性を高めることが重要である。
従来、磁気抵抗効果素子を密に配置するためには、磁気抵抗効果素子を接続する配線の配線幅と配線間隔との和である配線ピッチを狭小化する方法が用いられてきた。しかしながら、この方法では、配線抵抗の上昇や配線形成の高難度化を招き、さらには、露光装置のような磁気センサを生成するための各種設備の高精度化によるコストの増加などを招くという問題がある。
また、特許文献1には、TMRアレイを複数段に積み重ね、各TMR素子を互いに並列に接続する磁気ランダムアクセスメモリが開示されている。この構成によれば、配線ピッチを狭小化せずにTMR素子の集積化を図ることが可能になる。
特開2008−85349号公報
しかしながら、特許文献1に記載の磁気ランダムアクセスメモリは、磁気センサとは異なり、各TMR素子を互いに並列に接続しているため、磁気センサに対しては適用できないという問題がある。
本発明の目的は、配線ピッチの狭小化を行わなくても磁気抵抗効果素子の集積性を向上させることが可能な磁気センサを提供することである。
上記目的を達成するために、本発明による磁気センサは、複数の磁気抵抗効果素子が面内方向に並設された素子アレイ層が複数積層され、複数の前記素子アレイ層内の前記磁気抵抗効果素子が互いに直列に接続されている。
本発明によれば、配線ピッチの狭小化を行わなくても磁気抵抗効果素子の集積性を向上させることが可能になる。
本発明の第1の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図である。 図1のA−A線に沿った断面図である。 図2の磁気抵抗効果素子付近の拡大図である。 本発明の第2の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図である。 図4のB−B線に沿った断面図である。 本発明の第3の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図である。 図6のC−C線に沿った断面図である。 磁気センサを通過する外部磁場を示す図である。 本発明の第3の実施形態の磁気センサの変形例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態の磁気センサの別の変形例を示す断面図である。 本発明の第3の実施形態の磁気センサの別の変形例を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、各図面において同じ機能を有するものには同じ符号を付け、その説明を省略する場合がある。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図である。図1に示す磁気センサ100は、複数の磁気抵抗効果素子1が面内方向に並設された素子アレイ層10が複数積層された構成を有する。図では、素子アレイ層10の積層方向をZ方向とし、Z方向に直交する2方向をそれぞれX方向およびY方向としている。以下、Z方向の正の向きを上、負の向きを下とする。
素子アレイ層10は、図1の例では、2層積層されているが、3層以上積層されてもよい。以下、下側の素子アレイ層10を素子アレイ層10a、上側の素子アレイ層10を素子アレイ層10bと呼ぶこともある。各素子アレイ層10では、磁気抵抗効果素子1は、XY平面内にマトリックス状に並設され、互いに異なる素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1がZ方向に並設されている。
素子アレイ層10aおよび10bに含まれる複数の磁気抵抗効果素子1(図の例では、全ての磁気抵抗効果素子1)は互いに直列に接続されている。本実施形態では、素子アレイ層10ごとに、その素子アレイ層10内の複数の磁気抵抗効果素子1が互いに直列に接続され、さらに素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1のいずれかが他の素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1のいずれかと直列に接続されている。他の素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1と接続する磁気抵抗効果素子1は、具体的には、素子アレイ層10内で直列に接続された複数の磁気抵抗効果素子1のうちの最後段または最前段の磁気抵抗効果素子1、つまり同じ素子アレイ層10内の他の磁気抵抗効果素子1が片側にのみ接続されている磁気抵抗効果素子1である。
なお、図の例では、素子アレイ層10が2層からなるため、他の素子アレイ層10は、隣接する素子アレイ層10となる。素子アレイ層10が3層以上の場合、素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1が接続される他の素子アレイ層10は、隣接する素子アレイ層10でもよいし、隣接していない素子アレイ層10でもよいが、構成の容易さなどの観点から、隣接する素子アレイ層10が望ましい。
以下、磁気センサ100の構成についてより詳細に説明する。
各磁気抵抗効果素子1のZ方向の両端部には、その磁気抵抗効果素子1と接触するように上部電極層2および下部電極層3が配置される。これにより、各磁気抵抗効果素子1は、上部電極層2および下部電極層3と電気的に接続される。上部電極層2および下部電極層3は、XY平面内の所定の方向(図の例では、Y方向)に延在し、そのY方向において互いに隣接する2つの磁気抵抗効果素子1は、上部電極層2または下部電極層3を共有している。つまり、Y方向において互いに隣接する2つの磁気抵抗効果素子1は、上部電極層2または下部電極層3を介して互いに接続されている。このため、Y方向に並設された複数の磁気抵抗効果素子1は互いに直列に接続される。以下、Y方向に並設された複数の磁気抵抗効果素子1を素子列1aと呼ぶこともある。
X方向において互いに隣接する2つの素子列1aは、Y方向の端部にある電極層(図の例では、上部電極層2)同士がリード線4を介して接続されることで、互いに接続される。したがって、X方向において互いに隣接する2つの素子列1a内の磁気抵抗効果素子1は互いに直列に接続される。また、素子列1aのX方向の両側に他の素子列が隣接する場合、その隣接する隣接素子列の一方と素子列1aのY方向の一端部とが互いに接続され、隣接素子列の他方と素子列1aのY方向の他端部とが互いに接続される。素子列1aのX方向の片側にのみ隣接素子列が存在する場合、素子列1aのY方向の一端部が隣接素子列と接続される。このため、素子アレイ層10ごとに、その素子アレイ層10内の複数の磁気抵抗効果素子1が互いに直列に接続される。
また、素子アレイ層10aおよび10bのそれぞれにおいて、X方向の片側にのみ隣接素子列が存在する素子列1aは、隣接素子列と接続されていない方のY方向の端部にある電極層(図の例では、上部電極層2)同士がリード線5を介して接続されることで、互いに接続される。これにより、素子アレイ層10aおよび10b内の全ての磁気抵抗効果素子1は互いに直列に接続される。
次に磁気センサ100の積層構造についてより詳細に説明する。図2は、磁気センサ100の積層構造を説明するための図であり、図1のA−A線に沿った断面図である。
図2に示すように磁気センサ100では、基板11上に、素子アレイ層10a、層間絶縁層12、素子アレイ層10bの順に積層されている。基板11は、例えば、シリコン(Si)などで形成される。層間絶縁層12は、例えば、二酸化シリコン(SiO)または酸化アルミニウム(Al)などで形成される。
素子アレイ層10aでは、間隔を開けてX方向に素子列1aが並設されている。素子列1aの間には、絶縁層13が形成されている。絶縁層13は、層間絶縁層12と同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
各素子列1aでは、基板11の上に、下部電極層3、磁気抵抗効果素子1、上部電極層2の順に形成される。上部電極層2および下部電極層3は、金(Au)や銅(Cu)などの導電性物質で形成される。上部電極層2および下部電極層3は磁気抵抗効果素子1よりも大きい。このため、上部電極層2と下部電極層3との間には、磁気抵抗効果素子1が形成されていない部分があり、その部分には絶縁層14が形成されている。本実施形態では、絶縁層14は、XY平面内において磁気抵抗効果素子1を囲むように配置される。絶縁層14は、層間絶縁層12および絶縁層13の少なくとも一方と同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
上部電極層2は、下向きの凸部2aを有し、凸部2aが磁気抵抗効果素子1と接触する。XY平面内において凸部2aを囲むように絶縁層15が形成されている。絶縁層15は、層間絶縁層12、絶縁層13および14の少なくとも一方と同じ材料で形成されてもよいし、異なる材料で形成されてもよい。
素子アレイ層10bは、素子アレイ層10aと同じ構成を有するため、詳細な説明は省略する。図1に示したリード線4は、図2では図示されていないが、例えば、各素子列1aの上部電極層2間の絶縁層15の代わりに導電性層を設けることで形成することができる。同様に図1に示したリード線5は、例えば、層間絶縁層12に設けたビアなどで形成することができる。なお、図1では、図を見易くするために、基板11、層間絶縁層12、絶縁層13、絶縁層14および絶縁層15を省略している。
磁気センサ100の製造工程では、先ず、従来の単一層の磁気センサの製造工程と同様な工程により、基板11上に素子アレイ層10aを形成する。素子アレイ層10a上に、層間絶縁層12を形成(成膜)し、その層間絶縁層12をCMP(Chemical Mechanical Polishing:化学機械研磨)を用いて平坦化する。平坦化した層間絶縁層12の上に、素子アレイ層10aの形成工程と同様な工程により、素子アレイ層10bを形成する。そして素子アレイ層10aおよび10b内の磁気抵抗効果素子1同士が接続されるように、層間絶縁層12にビアを形成する。
磁気センサ100で使用される磁気抵抗効果素子1の種類は、特に限定されない。例えば、磁気抵抗効果素子1としては、GMR素子、TMR素子、AMR(Anisotropic Magneto Resistance:異方向性磁気抵抗)効果素子またはSMR(Semiconductor Magneto Resistance:半導体磁気抵抗)素子などを使用することができる。
図3は、磁気抵抗効果素子1の一例を示す図であり、図2の磁気抵抗効果素子1付近が示されている。図3に示す磁気抵抗効果素子1は、GMR素子またはTMR素子であり、磁化固定層21、自由層22および非磁性層23を有する。非磁性層23は、磁化固定層21と自由層22の間に配置される。図の例では、下部電極層3の上に、磁化固定層21、非磁性層23および自由層22の順で積層されている。
磁化固定層21は、磁化の向きが固定されている。つまり磁化固定層21の磁化の向きは、外部磁場(磁気センサ100で検出する検出磁場)によって変化しない。自由層22は、外部磁場に応じて磁化の向きが変化する。非磁性層23は、磁化固定層21の磁化と自由層22の磁化とを相互作用させて、磁気抵抗効果を発現させる。磁気抵抗効果素子1がTMR素子の場合、非磁性層23は非磁性の絶縁材料で形成されたトンネルバリア層であり、磁気抵抗効果素子1がGMR素子の場合、非磁性層23は非磁性の導電性材料で形成された非磁性導電層である。
磁気センサ100に含まれる磁気抵抗効果素子1は同じ種類であることが望ましく、それらが図3に示す構成の場合、磁化固定層21の磁化の向きが揃っていることが望ましい。
以上説明したように本実施形態によれば、複数の磁気抵抗効果素子1が面内方向に並設された素子アレイ層10が複数積層され、その複数の素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1が互いに直列に接続されている。したがって、配線ピッチの狭小化を行わなくても磁気抵抗効果素子の集積性を向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、素子アレイ層10ごとに、素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1が互いに直列に接続され、その磁気抵抗効果素子1のいずれかがその素子アレイ層10と異なる素子アレイ層内の複数の磁気抵抗効果素子1のいずれかと直列に接続されている。この場合、各素子アレイ層10を従来の単一層の磁気センサと同様な工程で形成することが可能になるため、磁気センサ100を容易に製造することが可能になる。
また、本実施形態では、磁気抵抗効果素子1の磁化固定層21の磁化の向きが揃っているため、各磁気抵抗効果素子1にて同一の方向の外部磁場を検出することが可能になり、磁気センサ100の検出精度を効率よく向上させることが可能になる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図であり、図5は、図4のB―B線に沿った断面図である。図4および図5に示す本実施形態の磁気センサ101は、図1〜図3に示した第1の実施形態の磁気センサ100と比較して、磁気抵抗効果素子1間を接続する接続構成が異なる。
磁気センサ101では、素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1のそれぞれがZ方向において隣接する磁気抵抗効果素子1と直列に接続した複数の多層素子1bを形成し、各多層素子1bが互いに直列に接続されている。
具体的には、磁気センサ101では、互いに隣接する素子アレイ層10aおよび10bのうち、下側にある素子アレイ層10aの上部電極層2と、上側にある素子アレイ層10bの下部電極層3とが中間電極層31として共用されている。つまり、多層素子1b内において互いに隣接する磁気抵抗効果素子1の間にある上部電極層2と下部電極層3とが中間電極層31として共用されている。中間電極層31は下向きの凸部31aを有し、凸部31aが素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子と接触する。
多層素子1bにおける最下段の磁気抵抗効果素子1(素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子1)に接続された上部電極層2と、多層素子1bにおける最上段の磁気抵抗効果素子1(素子アレイ層10bの磁気抵抗効果素子1)に接続された下部電極層3の少なくとも一方は、所定の方向であるY方向に延在する。そのY方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子1は、その延在した上部電極層2または下部電極層3を共有している。このため、Y方向に並設された複数の多層素子1bは互いに直列に接続される。以下、Y方向に並設された複数の多層素子1bを素子列1cと呼ぶこともある。
X方向において互いに隣接する2つの素子列1cは、第1の実施形態の素子列1aと同様に、そのY方向の端部にある電極層(図の例では、上部電極層2)同士がリード線4を介して接続されることで、互いに接続される。これにより、素子アレイ層10aおよび10b内の全ての磁気抵抗効果素子1が互いに直列に接続される。
磁気センサ101の製造方法では、先ず、従来の単一層の磁気センサの製造工程と同様な工程により、基板11の上に、素子アレイ層10aを形成する。そして、素子アレイ層10aの上部電極層である中間電極層31をCMPを用いて平坦化し、その後、その中間電極層31の上に、中間電極層31を下部電極層とした素子アレイ層10bを形成する。
本実施形態によれば、素子アレイ層10内の磁気抵抗効果素子1のそれぞれがZ方向において隣接する磁気抵抗効果素子1と直列に接続した複数の多層素子1bを有し、各多層素子1bが互いに直列に接続されている。この場合、Z方向において磁気抵抗効果素子1間を絶縁する層間絶縁層12などを設ける必要がなくなるため、構成の簡略化や薄型化を図ることが可能になる。特にZ方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子1の間にある上部電極層2と下部電極層3とが中間電極層31として共用されているため、構成の簡略化や薄型化が容易である。
(第3の実施形態)
図6は、本発明の第3の実施形態の磁気センサの要部を模式的に示す斜視図であり、図7は、図6のC−C線に沿った断面図である。図6および図7に示す本実施形態の磁気センサ102は、図1および図2に示した磁気センサ100と比較して、各磁気抵抗効果素子1の近傍に配置された複数のヨーク41をさらに有する点で異なる。
ヨーク41は、特定の方向の外部磁場を磁気抵抗効果素子1に効率良く引き込むための部材である。ヨーク41としては、例えば、パーマロイ(NiFe)、コバルト鉄ニッケル(CoFeNi)合金、鉄硅素合金(FeSi)、センダスト、ニッケル−亜鉛(NiZn)フェライト、マンガン−亜鉛(MnZn)フェライトなどの高い透磁率を有する軟磁性材料によって構成されることが望ましい。
ヨーク41の配置位置は、磁気抵抗効果素子1の種類や検出する外部磁場の向きなどに応じて異なる。また、ヨーク41の厚み(Z方向の長さ)、幅(X方向の長さ)および形状などは、磁気センサ102の構成上の制約や、所望の引き込み強度などに応じて適宜調整される。
本実施形態では、磁気抵抗効果素子1として、XY平面内の方向の外部磁場により磁気抵抗効果を生じる素子を用いて、Z方向の外部磁場を検出するのに好適な例を説明する。この場合、磁気センサ100の検出精度を高めるためには、ヨーク41は、磁気抵抗効果素子1を通過する外部磁場のXY平面方向の成分が大きくなるように配置される。
具体的には、ヨーク41は、各磁気抵抗効果素子1を、XY平面内とは直交せずに交差する方向であるR方向で挟むように配置される挟持ヨークで構成される。より具体的には、ヨーク41は、素子アレイ層10aおよび10b内の磁気抵抗効果素子1のそれぞれに対して設けられる。また、R方向において互いに隣接する2つの磁気抵抗効果素子1の間に設けられるヨーク41は、それらの磁気抵抗効果素子1で共用され、素子アレイ層10aおよび10bの間の層間絶縁層12に埋め込まれる。
このため、ヨーク41は、Z方向において、素子アレイ層10bの上部電極層2の上側に設けられた上部ヨーク41aと、素子アレイ層10aおよび10bの間に設けられた中間ヨーク41bと、素子アレイ層10aの下部電極層3の下側に設けられた下部ヨーク41cとを含む。中間ヨーク41bは、R方向において、素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子1と素子アレイ層10bの磁気抵抗効果素子1とで挟まれている。
上部ヨーク41aと素子アレイ層10bの上部電極層2との間には、絶縁層42が設けられている。また、基板11と素子アレイ層10aの下部電極層3との間には、絶縁層43が設けられ、下部ヨーク41cは、絶縁層43で覆われている。
磁気センサ102の製造工程では、基板11上に絶縁層43を形成し、その絶縁層43にヨーク41cを埋め込む。その後、絶縁層43をCMPを用いて平坦化し、その平坦化した絶縁層43上に、従来の単一層の磁気センサの製造工程と同様な工程により、素子アレイ層10aを形成する。素子アレイ層10aでは、X方向における磁気抵抗効果素子1の間隔(ピッチ)は、従来の単一層の磁気センサの同程度でよい。続いて、素子アレイ層10a上に、層間絶縁層12を形成(成膜)し、その層間絶縁層12に中間ヨーク41bを埋め込む。その後、層間絶縁層12をCMPを用いて平坦化し、その平坦化した層間絶縁層12の上に、素子アレイ層10aの形成工程と同様な工程により、素子アレイ層10bを形成する。さらに素子アレイ層10b上、絶縁層42を介して上部ヨーク41aを形成する。
図8は、図6および図7で示した磁気センサ102を通過する外部磁場(磁気センサ102にて検出する検出磁場)を示す図である。図8に示すようにZ方向下向きの外部磁場Mが磁気センサ102に入力されると、上部ヨーク41aの上方および近傍の外部磁場Mは上部ヨーク41aに引き込まれ、上部ヨーク41aから素子アレイ層10bの磁気抵抗効果素子1に向かう方向に向きを変える。そして、磁気抵抗効果素子1を通過して中間ヨーク41bに引き込まれる。中間ヨーク41bに引き込まれた外部磁場Mは、さらに素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子1に向かう方向に向きを変え、磁気抵抗効果素子1を通過して下部ヨーク41cに引き込まれる。
上部ヨーク41aと中間ヨーク41b、および、中間ヨーク41bと下部ヨーク41cは、それぞれ磁気抵抗効果素子1をXY平面内とは直交せずに交差するR方向で挟むように配置されているため、外部磁場Mは磁気抵抗効果素子1を斜めに通過する。このため、ヨーク41を用いて、Z方向下向きの外部磁場Mを磁気抵抗効果素子1に対して斜めに通過させることが可能になるため、磁気抵抗効果素子1を通過する外部磁場のXY平面内の成分を大きくすることができる。
以上説明したように本実施形態によれば、磁気抵抗効果素子1の近傍にヨーク41が設けられているため、磁気センサ102の検出精度をより向上させることが可能になる。特に、本実施形態では、ヨーク41は、磁気抵抗効果素子1をXY平面と直交せずに交差するR方向で挟むように配置されているため、Z方向の外部磁場を検出するのに好適である。
また、本実施形態では、R方向において互いに隣接する2つの磁気抵抗効果素子1のそれぞれに対して設けられたヨーク41のうち、隣接する磁気抵抗効果素子1側に設けられた中間ヨーク41bは、素子アレイ層10aおよび10bの間に埋め込まれる。このため、中間ヨーク41bの上下に上部電極層2や下部電極層3のような素子アレイ層10a内の構成要素を配置することが可能になるため、磁気抵抗効果素子1の間隔を狭くすることが可能になる。
また、本実施形態では、R方向において互いに隣接する2つの磁気抵抗効果素子1のそれぞれに対して設けられたヨーク41のうち、隣接する磁気抵抗効果素子1側に設けられたヨーク41bが共用されているため、磁気センサ102の小型化を図ることが可能になる。
図9は、ヨーク41の別の配置例を説明するための図である。図9に示す磁気センサ103は、図4および図5で示した第2の実施形態の磁気センサ101のような、素子アレイ層10aの上部電極層2と素子アレイ層10bの下部電極層3とが中間電極層31として共用されている磁気センサに対してヨーク41を配置した例である。
磁気センサ103では、図5に示した磁気センサ101の構成に加えて、挟持ヨークである上部ヨーク41aと下部ヨーク41cとを備える。上部ヨーク41aは、素子アレイ層10bの上部電極層2の上側に設けられ、下部ヨーク41cは、素子アレイ層10aの下部電極層3の下側に設けられる。さらに上部ヨーク41aと素子アレイ層10bの上部電極層2との間には、絶縁層42が設けられている。また、基板11と素子アレイ層10aの下部電極層3との間には、絶縁層43が設けられ、下部ヨーク41cは、絶縁層43で覆われている。
磁気センサ103では、1組の上部ヨーク41aおよび下部ヨーク41cによって、R方向において素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子1と素子アレイ層10bの磁気抵抗効果素子1の両方が挟まれている。このような構成でも、Z方向の外部磁場Mを、磁気抵抗効果素子1を斜めに通過させることが可能になる。
図10は、ヨーク41の別の配置例を説明するための図である。図10に示す磁気センサ104は、図8に示した磁気センサ102の構成に加えて、XY平面の面内方向における各磁気抵抗効果素子1の両側に配置された側部ヨーク41dをさらに備える点で異なる。図10の例では、側部ヨーク41dは、図8に示した磁気センサ102の絶縁層14の位置、つまり上部電極層2と下部電極層3との間に設けられる。なお、側部ヨーク41dと磁気抵抗効果素子1との間や、側部ヨーク41dと上部電極層2の間、側部ヨーク41dの下部電極層3との間に絶縁膜が設けられてもよい。
図10の例の場合、側部ヨーク41dによる磁場の引き込みが発生するため、磁場をより精度良く検出することが可能になる。また、側部ヨーク41dは上部電極層2と下部電極層3との間に設けられているため、側部ヨーク41dを配置することによる大型化を抑制することが可能になる。
また、ヨーク41は、図6および図7に示した構成から上部ヨーク41aと下部ヨーク41cを除いた構成でもよい。つまり、ヨーク41は、中間ヨーク41bのみで構成されてもよい。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、図11に示された磁気センサ105ように、素子アレイ層10bの上部電極層2付近から素子アレイ層10aの上部電極層2よりも上に延在したヨーク41eが設けられてもよい。しかしながら、この例では、中間ヨーク41bとヨーク41eの距離が近くなり、ヨーク41eに引き込まれた磁場の一部が中間ヨーク41bに吸収され、素子アレイ層10aの磁気抵抗効果素子1に磁場を十分に供給することができなくなる恐れがある。この問題を解決するために、ヨーク41bとヨーク41eの間隔を広くすると、磁気抵抗効果素子1間の距離が長くなるため、磁気抵抗効果素子1の集積性が低下する。したがって、ヨーク41を配置する場合には、図6〜図10で示した構成の方が望ましい。
また、各実施形態では、互いに隣接する素子アレイ層10aおよび10b内の磁気抵抗効果素子1同士を接続する場合、XY平面とは直交するZ方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子1同士が接続されていたが、XY平面内と直交せずに交差する方向に隣接する磁気抵抗効果素子1同士が接続されてもよい。
1 磁気抵抗効果素子
1a、1c 素子列
1b 多層素子
2 上部電極層
3 下部電極層
4、5 リード線
10、10a、10b 素子アレイ層
11 基板
12 層間絶縁層
13〜15、42、43 絶縁層
21 磁化固定層
22 自由層
23 非磁性層
41 ヨーク
100〜105 磁気センサ

Claims (12)

  1. 複数の磁気抵抗効果素子が面内方向に並設された素子アレイ層が複数積層され、
    各素子アレイ層内では、前記磁気抵抗効果素子が2次元に配列され、
    複数の前記素子アレイ層内の前記磁気抵抗効果素子は、同じ種類であり、かつ、互いに直列に接続され
    前記素子アレイ層内の複数の前記磁気抵抗効果素子のそれぞれが前記素子アレイ層の積層方向において隣接する前記磁気抵抗効果素子と直列に接続した複数の多層素子を有し、
    各多層素子が互いに直列に接続されている、磁気センサ。
  2. 前記素子アレイ層の積層方向における各磁気抵抗効果素子の両端部に配置された上部電極層および下部電極層を有し、
    各多層素子では、互いに隣接する前記磁気抵抗効果素子の間にある前記上部電極層と前記下部電極層とが共用されている、請求項に記載の磁気センサ。
  3. 各磁気抵抗効果素子は、磁化の向きが固定された磁化固定層と、外部磁場に応じて磁化の向きが変化する自由層と、前記磁化固定層と前記自由層との間に配置された非磁性層とを有し、
    複数の前記磁気抵抗効果素子の磁化固定層の磁化の向きが揃っている、請求項1または2に記載の磁気センサ。
  4. 前記磁気抵抗効果素子の近傍に配置されたヨークを有する、請求項1ないしのいずれか1項に記載の磁気センサ。
  5. 前記磁気抵抗効果素子は、前記ヨークを前記面内方向と直交せずに交差する方向で挟むように配置される、請求項に記載の磁気センサ。
  6. 前記ヨークは、前記磁気抵抗効果素子を前記面内方向と直交せずに交差する方向で挟むように配置される2つの挟持ヨークを含む、請求項またはに記載の磁気センサ。
  7. 前記挟持ヨークは、複数の前記素子アレイ層内の磁気抵抗効果素子のそれぞれに対して設けられ、
    前記面内方向と直交せずに交差する方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子の間に設けられる前記挟持ヨークは、互いに隣接する2つの前記素子アレイ層の間に設けられる、請求項に記載の磁気センサ。
  8. 前記面内方向と直交せずに交差する方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子の間に設けられる前記挟持ヨークは、当該互いに隣接する磁気抵抗効果素子で共用されている、請求項に記載の磁気センサ。
  9. 前記ヨークは、前記面内方向における前記磁気抵抗効果素子の両側に配置された側部ヨークを含む、請求項ないしのいずれかに記載の磁気センサ。
  10. 前記素子アレイ層の積層方向における各磁気抵抗効果素子の両端部に配置された上部電極層および下部電極層を有し、
    前記側部ヨークは、前記上部電極層と前記下部電極層との間に配置される、請求項に記載の磁気センサ。
  11. 複数の磁気抵抗効果素子が面内方向に並設された素子アレイ層が複数積層され、
    複数の前記素子アレイ層内の前記磁気抵抗効果素子が互いに直列に接続され、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に配置されたヨークを有し、
    前記ヨークは、前記磁気抵抗効果素子を前記面内方向と直交せずに交差する方向で挟むように配置される2つの挟持ヨークを含み、
    前記挟持ヨークは、複数の前記素子アレイ層内の磁気抵抗効果素子のそれぞれに対して設けられ、
    前記面内方向と直交せずに交差する方向において互いに隣接する磁気抵抗効果素子の間に設けられる前記挟持ヨークは、互いに隣接する2つの前記素子アレイ層の間に設けられ、かつ、当該互いに隣接する磁気抵抗効果素子で共用されている、磁気センサ。
  12. 複数の磁気抵抗効果素子が面内方向に並設された素子アレイ層が複数積層され、
    複数の前記素子アレイ層内の前記磁気抵抗効果素子が互いに直列に接続され、
    前記磁気抵抗効果素子の近傍に配置されたヨークを有し、
    前記ヨークは、前記面内方向における前記磁気抵抗効果素子の両側に配置された側部ヨークを含み、
    前記素子アレイ層の積層方向における各磁気抵抗効果素子の両端部に配置された上部電極層および下部電極層を有し、
    前記側部ヨークは、前記上部電極層と前記下部電極層との間に配置される、磁気センサ。
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