JP6465728B2 - ウインドレギュレータ - Google Patents
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Description
一方、イコライザアームを成す第1アーム又は第2アームの何れか一方のアームの先端部はドアパネルに固定のイコライザアームブラケットに連結され、他方のアームの先端部は前記リフトアームブラケットに連結される。正確には、何れか一方のアームの先端部は前記イコライザアームブラケットのガイドにより案内され、他方のアームの先端部は前記リフトアームブラケットのガイドにより案内される。以下では、イコライザアームブラケットに連結される先端部をイコライザアームの一端部とも、また、リフトアームブラケットに連結される先端部をイコライザアームの他端部とも言う。
かかるXアーム式のウインドレギュレータでは、駆動部から駆動力を伝達されて回動(揺動)されるリフトアームにより、前記リフトアームブラケットに支持されるウインドガラスが開閉される。
その理由は、捩じり力が強く作用する部位、つまり、リフトアームとイコライザアームが摺接する部位(枢着部位=接合部位の周囲)では、縁のビード(補強部)が直線状ではなく摺接部に沿って周回するため、捩じり力の方向とビード(補強部)の方向が同方向となる位置が生じ、その結果、捩じり力に十分に抗することができなくなることにも一因があると考えられる。
[1]構成1(図5,図2参照)
一端部が駆動部50により回転可能に支持され、他端部がウインドガラスを支持するリフトアームブラケット30に連結されるリフトアーム10と、
前記リフトアーム10の中間部に形成された貫通孔105により回転可能に支持されて該リフトアーム10とX字状を成し、一端部201がドアパネルに固定されるイコライザアームブラケット40に連結され、他端部202が前記リフトアームブラケット30に連結されるイコライザアーム20Aと、
を有し、前記リフトアーム10の回転により前記ウインドガラスを開閉するウインドレギュレータであって、
前記イコライザアーム20Aは、該イコライザアーム20Aを構成する第1アーム21と第2アーム22Aの各基端部212,222を前記リフトアーム10の貫通孔105にて接合して成る1又は2以上の接合部205,205を有し、
前記第1アーム21と第2アーム22Aの一方は、当該一方のアーム21/22Aの周囲に前記リフトアーム10と対向する面の反対面側へ突設されたフランジ部227Aと、前記1又は2以上の接合部205,205が設けられた接合部域2050の周囲であって且つ前記フランジ部227Aの内側に設けられ、前記リフトアーム10と摺接する環状凸部2260と、前記フランジ部227Aの縁に前記接合部域2050を挟むようにして前記イコライザアーム20Aの長手方向に沿って直線状に設けられた段部228Aとを有する、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。
構成1に於いて、
前記段部228Aは、前記リフトアーム10と対向する面の側へ突設されている、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。
[3]構成3
構成2に於いて、
前記段部228Aは、前記リフトアーム10と接触しないように設けられている、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。
また、上記に於いて「接合部」とは、「第1アーム21の基端部212と第2アーム22Aの基端部222であって接合された部位」を言う。例えば、図2(b)(c)では2箇所の接合部205,205が示されている。これらは、図6を参照することにより、4箇所の接合部205〜205であることが分かる。また、接合部域2050とは、接合部205〜205が設けられた領域をいう。
構成2は、構成1に於いて、前記段部228Aは、前記リフトアーム10と対向する面の側へ突設されているため、更に十分な強度を持たせることができる。
構成3は、構成2に於いて、前記段部228Aは、前記リフトアーム10と接触しないように設けられているため、段部228Aにもかかわらず、イコライザアームとリフトアームの干渉による異音を確実に防止することができる。
まず、図1〜図4を参照して、後述の実施の形態のウインドレギュレータ(図5,図6参照)用のイコライザアーム20Aをイコライザアーム20に代えて採用可能なウインドレギュレータ(参考形態)を説明する。図1に示すいわゆるXアーム式のウインドレギュレータは、リフトアーム10と、イコライザアーム20と、リフトアームブラケット30と、イコライザアームブラケット40と、駆動機構(駆動部)50を有する。
また、図2の形態に於いて、接合はカシメで行われているが、溶接等の他の公知の手法により接合してもよい。以下、第1アーム21の基端部212と第2アーム22の基端部222とが接合されている各部位をそれぞれ接合部205と言い、接合部205が設けられた領域を接合部域2050と言う。図2(b)(c)や図4に示す形態では、基端部212−基端部222に、合計4箇所の接合部205〜205を有する。このことは、図5、図6に示すように、後述の実施の形態でも同様である。
また、イコライザアーム20は、上記先端部202とは反対側の端部(先端部)201を、イコライザアームブラケット40に連結されている。正確には、イコライザアームブラケット40のガイド(溝)に、イコライザアーム20の当該反対側の先端部201のシュー201a(図2(a))を収容されていて、該ガイドにより案内される。
ここで、上記先端部201、202は、それぞれ構成1の「一端部」「他端部」に対応する。
また、2本のビード215(215a),215(215a)は上述のように終端しており、その先の縁(ビード延長上の先の縁)には至っていないため、該縁近辺では摺接部216の面積を十分に大きくとることができ、上述の作用効果が更に高められている。
次に、図5と図6を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
前述の参考形態では第1アーム21と第2アーム22によりイコライザアーム20を構成していたが、本発明の実施の形態では、第1アーム21と第2アーム22A(図5)を用いてイコライザアーム20Aを構成し、このイコライザアーム20Aを用いてウインドレギュレータ(図6)を構成する。第1アーム21及びリフトアーム10は前述の参考形態と同じであるため、説明は省略する。また、第1アーム21と第2アーム22Aとの接合についても、前述の参考形態の第1アーム21と第2アーム22の接合と同様であるため、その説明も省略する。
次に、図7を参照して、イコライザアーム20/20Aの構成部材として、前述の第1アーム21に代えて採用可能な第1アーム21Bを説明する。図3と同様の部位については同じ符号を付して、説明は省略する。
図7の第1アーム21Bでは、ビード215Bの端部(第1アーム21Bの基端部側の端部)215Baが、直線状のまま、第1アーム21Bの縁まで達している。このような第1アーム21Bを用いることもできる。
101 一端部(基端部)
102 他端部(先端部)
102a シュー
105 貫通孔
20 イコライザアーム(参考形態のイコライザアーム)
20A イコライザアーム(実施の形態のイコライザアーム)
201 一端部(第1/第2アームの一方の先端部)
201a シュー
202 他端部(第1/第2アームの他方の先端部)
202a シュー
205 接合部
2050 接合部域
21 第1アーム
21B 第1アームの変形例
210 平坦部
212 第1アーム21/21Bの基端部
215 ビード
215a ビードの部位
215Ba 第1アーム21Bのビードの部位
215b ビードの部位
215c ビードの部位
216 摺接部
22 第2アーム(参考形態の第2アーム)
22A 第2アーム(実施の形態の第2アーム)
221 第2アーム22/22Aの基端部222と反対側の端部
222 第2アーム22/22Aの基端部
226 摺接部
2260 環状凸部
227A フランジ部
228A 段部
30 リフトアームブラケット
40 イコライザアームブラケット
50 駆動部
Claims (3)
- 一端部が駆動部により回転可能に支持され、他端部がウインドガラスを支持するリフトアームブラケットに連結されるリフトアームと、
前記リフトアームの中間部に形成された貫通孔により回転可能に支持されて該リフトアームとX字状を成し、一端部がドアパネルに固定されるイコライザアームブラケットに連結され、他端部が前記リフトアームブラケットに連結されるイコライザアームと、
を有し、前記リフトアームの回転により前記ウインドガラスを開閉するウインドレギュレータであって、
前記イコライザアームは、該イコライザアームを構成する第1アームと第2アームの各基端部を前記リフトアームの貫通孔にて接合して成る1又は2以上の接合部を有し、
前記第1アームと第2アームの一方は、当該一方のアームの周囲に前記リフトアームと対向する面の反対面側へ突設されたフランジ部と、前記1又は2以上の接合部が設けられた接合部域の周囲であって且つ前記フランジ部の内側に設けられ、前記リフトアームと摺接する環状凸部と、前記フランジ部の縁に前記接合部域を挟むようにして前記イコライザアームの長手方向に沿って直線状に設けられた段部とを有する、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。 - 請求項1に於いて、
前記段部は、前記リフトアームと対向する面の側へ突設されている、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。 - 請求項2に於いて、
前記段部は、前記リフトアームと接触しないように設けられている、
ことを特徴とするウインドレギュレータ。
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JP2015085502A JP6465728B2 (ja) | 2015-04-18 | 2015-04-18 | ウインドレギュレータ |
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