JP6610482B2 - 蓋開閉構造 - Google Patents
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Description
図10に示すように、運転席足元などにある図示略のレバーを操作する等してフューエルリッドを開角度θ0までポップアップさせた後に手でフューエルリッドを開けるとき、リブが突起と接触し始めるまでは低荷重F1で開操作できるのに対して、リブが突起に接触する開角度θ3に達すると、開操作荷重が開位置(開角度θ4)に達するまで急激に一気に上昇する。そのため、突起を断面半円状に形成していたとしても、リブが突起に接触し始めたとき(開角度θ3に達したとき)に使用者が開ききったと感じてしまい、リブが突起を乗り越える前に開操作を止めてしまいストッパが働かないおそれがある。したがって、開位置に至るまでの操作感に改善の余地がある。
(1) 蓋と、
一端部で前記蓋に固定され、他端部にあるヒンジ軸まわりに回動するヒンジアームと、
前記ヒンジアームに設けられる第1係合部材と、
車両ボデー側に設けられており、前記蓋の開度を増していく際に、前記ヒンジアームの回動に伴って前記第1係合部材と干渉した後、該第1係合部材を乗り越えて該第1係合部材を掛止することにより、前記蓋を開いた状態に保持する第2係合部材と、
を有する蓋の開閉構造であって、
前記第1係合部材と前記第2係合部材とが何れか一方の圧縮弾性変形を伴う干渉状態を保ったまま前記蓋の開度を増していく際に、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが、前記ヒンジ軸の軸芯と平行な方向における互いの接触長さを増加させ、互いの接触面積を増加させることを特徴とする、蓋開閉構造。
運転席足元などにある図示略のレバーを操作する等して蓋20を開角度θ0までポップアップさせた後に手で蓋20を開けていくとき、開途中の開角度θ1に達するまでは低荷重F1で開操作できる。そして、図6に示すように、開角度θ1で、第2の係合部材60が幅小部41の角(端)41aと係合し始める。その後、図7に示すように、開角度θ2(>θ1)に達するまで、第2係合部材60が第1係合部材40の幅小部41のみと面で係合する。なお、図7では、第1、第2係合部材40,60の係合エリア(干渉エリア)を斜線にて示している。そして、図8に示すように、開角度θ2に達した後は、第2係合部材60が第1係合部材40の幅小部41と幅大部42の両方と面で係合する。なお、図8では、第1、第2係合部材40,60の係合エリア(干渉エリア)を斜線にて示している。
よって、第1、第2係合部材40,60が互いの係合状態を保ちつつ、第1、第2係合部材40,60の互いの係合面積は段階的に増える。この結果、図9に示すように、蓋20の開度が増すにつれて、蓋20の開操作荷重Fが開位置(開角度θ4)に達するまで段階的に増加する。このように開角度の増加に対して荷重が急激に上昇する区間を減らすことができる。
蓋20の開度を増していく際、第1係合部材40と第2係合部材60とが、ヒンジ軸33の軸芯Pと平行な方向における互いの接触長さを増加させ、互いの接触面積を増加させるため、段階的に開操作荷重Fが高まるような操作感を使用者は得ることができる。よって、急激に一気に開操作荷重が高まることを抑制でき、従来よりも操作感が向上する。この結果、開角度の増加に対して荷重が急激に上昇する区間を減らすことができ、第2係合部材60が第1係合部材40を乗り越えて操作荷重が軽くなる前に、使用者が蓋20が開位置に達したと判断してしまう事を抑制できる。これにより、第2係合部材60が第1係合部材40を乗り越えて操作荷重Fが軽くなるまで、使用者は蓋20が開位置に達していないと判断して蓋20を開操作し続けるようになり、第2係合部材60が第1係合部材40を乗り越えて第1係合部材40を掛止するまで(蓋20が開位置に達するまで)、使用者に蓋20を開操作させることができる。
20 蓋
21 蓋の表面
22 蓋の裏面
30 ヒンジアーム
31 ヒンジアームの一端部
32 ヒンジアームの他端部
33 ヒンジ軸
34 ヒンジアームの中間部
35 ヒンジアームのU字の内面
40 第1係合部材
41 幅小部
42 幅大部
50 車両ボデー
50a 車両ボデーの外表面
51 リッドボックス
60 第2係合部材
P ヒンジ軸の軸芯
Claims (1)
- 蓋と、
一端部で前記蓋に固定され、他端部にあるヒンジ軸まわりに回動するヒンジアームと、
前記ヒンジアームに設けられる第1係合部材と、
車両ボデー側に設けられており、前記蓋の開度を増していく際に、前記ヒンジアームの回動に伴って前記第1係合部材と干渉した後、該第1係合部材を乗り越えて該第1係合部材を掛止することにより、前記蓋を開いた状態に保持する第2係合部材と、
を有する蓋の開閉構造であって、
前記第1係合部材と前記第2係合部材とが何れか一方の圧縮弾性変形を伴う干渉状態を保ったまま前記蓋の開度を増していく際に、前記第1係合部材と前記第2係合部材とが、前記ヒンジ軸の軸芯と平行な方向における互いの接触長さを増加させ、互いの接触面積を増加させることを特徴とする、蓋開閉構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016182566A JP6610482B2 (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 蓋開閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016182566A JP6610482B2 (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 蓋開閉構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018047717A JP2018047717A (ja) | 2018-03-29 |
JP6610482B2 true JP6610482B2 (ja) | 2019-11-27 |
Family
ID=61767129
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2016182566A Active JP6610482B2 (ja) | 2016-09-20 | 2016-09-20 | 蓋開閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP6610482B2 (ja) |
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JP7336333B2 (ja) * | 2019-09-26 | 2023-08-31 | ダイキョーニシカワ株式会社 | インレットボックス組立て品 |
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-
2016
- 2016-09-20 JP JP2016182566A patent/JP6610482B2/ja active Active
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JP2018047717A (ja) | 2018-03-29 |
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