JP6684452B2 - ハーネスガイド - Google Patents

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    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G11/00Arrangements of electric cables or lines between relatively-movable parts

Description

本発明は、ハーネスガイドに関するものである。
特許文献1には、車両のスライドドアに使用されるハーネスガイドが開示されている。ハーネスガイドは、角筒状をなす複数のリンク部材を数珠繋ぎ状に連結したものであり、ハーネスガイドの内部にはワイヤーハーネスを収容させるための収容空間が構成されている。
特開2013−67351号公報
上記のハーネスガイドをワイヤーハーネスに取り付ける際には、複数のリンク部材を連結した状態で、収容空間の一方の開口端からワイヤーハーネスを収容空間内に挿入するようになっている。しかし、収容空間を狭小にし過ぎると、ワイヤーハーネスを収容空間に挿入する際に、ワイヤーハーネスの挿入方向先端部が収容空間の内面と干渉し易くなるので、作業性が低下する。そのため、収容空間を細くしてハーネスガイドを省スペース化することには限界がある。
また、上記のハーネスガイドは、リンク部材の材料として合成樹脂が用いられている。連結されているリンク部材同士は、スライドドアの開閉に伴って摺接するのであるが、摺接するリンク部材同士が同一種類の合成樹脂材料であると、分子間力に起因する摩擦によって、摺接時に異音が生じることが懸念される。
第1の発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハーネスガイドの省スペース化を図ることを目的とする。また、第2の発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、異音の発生を抑制することを目的とする。
第1の発明は、
ワイヤーハーネスの一方の側面と対向する第1側板と、前記第1側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第1連結板とを有する複数の第1リンク部材と、
前記ワイヤーハーネスの他方の側面と対向する第2側板と、前記第2側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第2連結板とを有する複数の第2リンク部材と、
前記複数の第1リンク部材と前記複数の第2リンク部材を交互に配し且つ前記第1連結板と前記第2連結板を上下方向の軸回りの相対変位可能に連結することで構成され、前記ワイヤーハーネスを収容する細長い収容空間とを備えているところに特徴を有する。
第2の発明は、
ワイヤーハーネスの外面と対向する複数の第1リンク部材と、
前記ワイヤーハーネスの外面と対向する複数の第2リンク部材と、
前記複数の第1リンク部材と前記複数の第2リンク部材を交互に配し且つ上下方向の軸回りの相対変位可能に連結することで構成され、前記ワイヤーハーネスを収容する細長い収容空間とを備え、
前記第1リンク部材と前記第2リンク部材が、互いに異なる種類の合成樹脂材料からなるところに特徴を有する。
第1の発明によれば、ハーネスガイドをワイヤーハーネスに取り付ける際には、第1リンク部材と第2リンク部材のうちいずれか一方のリンク部材のみを治具等にセットし、そのセットしたリンク部材に対し、ワイヤーハーネスをその軸線と交差する方向に嵌め込む。この後、他方のリンク部材を一方のリンク部材に連結すればよい。一方のリンク部材にワイヤーハーネスを嵌め込む際には、ワイヤーハーネスの端部が収容空間の内面と干渉する虞がないので、リンク部材の大きさを、ワイヤーハーネスの外径に応じた寸法に設定できる。したがって、収容空間を細くしてハーネスガイドの省スペース化を実現することができる。
また、第2の発明によれば、第1リンク部材と第2リンク部材の材料は互いに種類の異なる合成樹脂であるから、第1リンク部材と第2リンク部材が相対変位する際に摺接しても、分子間力に起因する摩擦が小さいので、摺接時に発生する異音を抑制することができる。
実施例1のハーネスガイドを第1側板側から視た斜視図 ハーネスガイドを第2側板側から視た斜視図 ハーネスガイドを第1側板側から見た側面図 ハーネスガイドを第2側板側から見た側面図 第1リンク部材の斜視図 第1リンク部材の正面図 第1リンク部材の側面図 図7のA−A線断面図 第2リンク部材の斜視図 第2リンク部材の側面図 図10のB−B線断面図 ハーネスガイドを湾曲させた状態をあらわす平面図 ハーネスガイドを湾曲させた状態をあらわす側面図 図13のC−C線断面図 図13のD−D線断面図 図13のE−E線断面図 保護板を取り付けた状態をあらわす側面図
<第1の発明を実施するための形態>
第1の発明は、前記第1連結板が前記第2連結部の外面に重なるように配され、前記第1側板には、前記第2連結板を当接させることで前記第2連結板が内面側へ変位することを規制する変位規制部が形成されていてもよい。この構成によれば、ハーネスガイドの外面に上下方向の押圧力が作用しても、変位規制部が第2連結板の内面側への変位を規制するので、第2連結板の外面に重なる第1連結板も内面側への変位を規制される。これにより、ハーネスガイドが上下方向に潰れるように変形することを防止できる。
第1の発明は、前記変位規制部は、前記第1側板の内面から突出した規制突起からなり、前記第2連結板は、その外縁部を前記規制突起に係止させることで内面側への変位が規制されるようになっていてもよい。
第1の発明は、前記規制突起は、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に沿ってリブ状に延びた形態であり、前記規制突起の両端部に2つの前記第2連結板が当接し得るようになっていてもよい。この構成によれば、1つの第1側板の内面に2つの規制突起を別々に突出形成する場合に比べると、第1リンク部材を成形するための金型の構造を簡素化することができる。
第1の発明は、前記変位規制部が、前記第1側板の外縁部を凹ませた嵌合溝からなり、前記第2連結板は、その外縁部を前記嵌合溝に嵌合させることで内面側への変位が規制されるようになっていてもよい。
第1の発明は、前記嵌合溝の奥端部は、前記第2連結板の外縁部を当接させることで、前記第1リンク部材に対して前記第2リンク部材が前記第1側板の外面側へ反転することを規制する反転規制部となっていてもよい。この構成によれば、嵌合溝が、第2連結板を内面側へ変位することを規制する機能と、第2連結板が第1側板の外面側へ反転するのを規制する機能とを兼ね備えているので、第1側板の形状を簡素化することができる。
第1の発明は、前記第1連結板が前記第2連結部の外面に重なるように配され、前記第2連結板には、前記第2側板から前記第2連結板に亘って突出した補強リブが形成されていてもよい。この構成によれば、補強リブにより、第2連結板が内面側へ変位することを抑制できる。
第1の発明は、前記第1連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有しない略平板状をなし、前記第2連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有する形状をなしていてもよい。この構成によれば、第2連結板が高低差を有する形状なので、ハーネスガイドを、側面視において全体として緩やかに傾斜した形状とすることができる。また、第1連結板は高低差を有しない形状なので、車両の左側に配置されるハーネスガイドの第1リンク部材と、車両の右側に配置されるハーネスガイドの第1リンク部材を、共用化することが可能である。
第1の発明は、前記第1リンク部材における前記第1側板と反対側の第1側面開口部、又は前記第2リンク部材における前記第2側板と反対側の第2側面開口部のうち少なくとも一方の前記側面開口部を覆う保護板を備えていてもよい。この構成によれば、収容空間内へ異物が侵入することを防止できる。
第1の発明は、前記第1リンク部材と前記第2リンク部材が、互いに異なる種類の合成樹脂材料からなっていてもよい。この構成によれば、第1リンク部材と第2リンク部材の材料は互いに種類の異なる合成樹脂であるから、第1リンク部材と第2リンク部材が相対変位する際に摺接しても、分子間力に起因する摩擦が小さいので、摺接時に発生する異音を抑制することができる。
<第2の発明を実施するための形態>
第2の発明は、前記第1リンク部材が、前記ワイヤーハーネスの一方の側面と対向する第1側板と、前記第1側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第1連結板とを有し、前記第2リンク部材が、前記ワイヤーハーネスの他方の側面と対向する第2側板と、前記第2側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第2連結板とを有しており、前記収容空間は、前記第1連結板と前記第2連結板を上下方向の軸回りの相対変位可能に連結することで構成されていてもよい。
この構成によれば、ハーネスガイドをワイヤーハーネスに取り付ける際には、第1リンク部材と第2リンク部材のうちいずれか一方のリンク部材のみを治具等にセットし、そのセットしたリンク部材に対し、ワイヤーハーネスをその軸線と交差する方向に嵌め込む。この後、他方のリンク部材を一方のリンク部材に連結すればよい。一方のリンク部材にワイヤーハーネスを嵌め込む際には、ワイヤーハーネスの端部が収容空間の内面と干渉する虞がないので、リンク部材の大きさを、ワイヤーハーネスの外径に応じた寸法に設定できる。したがて、収容空間を細くしてハーネスガイドの省スペース化を実現することができる。
第2の発明は、前記第1連結板が前記第2連結部の外面に重なるように配され、前記第1側板には、前記第2連結板を当接させることで前記第2連結板が内面側へ変位することを規制する変位規制部が形成されていてもよい。この構成によれば、ハーネスガイドの外面に上下方向の押圧力が作用しても、変位規制部が第2連結板の内面側への変位を規制されるので、第2連結板の外面に重なる第1連結板も内面側への変位を規制される。これにより、ハーネスガイドが上下方向に潰れるように変形することを防止できる。
第2の発明は、前記変位規制部は、前記第1側板の内面から突出した規制突起からなり、前記第2連結板は、その外縁部を前記規制突起に係止させることで内面側への変位が規制されるようになっていてもよい。
第2の発明は、前記規制突起は、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に沿ってリブ状に延びた形態であり、前記規制突起の両端部に2つの前記第2連結板が当接し得るようになっていてもよい。この構成によれば、1つの第1側板の内面に2つの規制突起を別々に突出形成する場合に比べると、第1リンク部材を成形するための金型の構造を簡素化することができる。
第2の発明は、前記変位規制部が、前記第1側板の外縁部を凹ませた嵌合溝からなり、前記第2連結板は、その外縁部を前記嵌合溝に嵌合させることで内面側への変位が規制されるようになっていてもよい。
第2の発明は、前記嵌合溝の奥端部は、前記第2連結板の外縁部を当接させることで、前記第1リンク部材に対して前記第2リンク部材が前記第1側板の外面側へ反転することを規制する反転規制部となっていてもよい。この構成によれば、嵌合溝が、第2連結板を内面側へ変位をことを規制する機能と、第2連結板が第1側板の外面側へ反転するのを規制する機能とを兼ね備えているので、第1側板の形状を簡素化することができる。
第2の発明は、前記第1連結板が前記第2連結部の外面に重なるように配され、前記第2連結板には、前記第2側板から前記第2連結板に亘って突出した補強リブが形成されていてもよい。この構成によれば、補強リブにより、第2連結板が内面側へ変位することを抑制できる。
第2の発明は、前記第1連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有しない略平板状をなし、前記第2連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有する形状をなしていてもよい。この構成によれば、第2連結板が高低差を有する形状なので、ハーネスガイドを、側面視において全体として緩やかに傾斜した形状とすることができる。また、第1連結板は高低差を有しない形状なので、車両の左側に配置されるハーネスガイドの第1リンク部材と、者利用の右側に配置されるハーネスガイドの第1リンク部材を、共用化することが可能である。
第2の発明は、前記第1リンク部材における前記第1側板と反対側の第1側面開口部、又は前記第2リンク部材における前記第2側板と反対側の第2側面開口部のうち少なくとも一方の前記側面開口部を覆う保護板を備えていてもよい。この構成によれば、収容空間内へ異物が侵入することを防止することができる。
<実施例1>
以下、本発明を具体化した実施例1を図1〜図17を参照して説明する。尚、以下の説明において、上下の方向については、図1〜7,9,10,13,15〜17にあらわれる向きを、そのまま上方、下方と定義する。
本実施例1のハーネスガイドHは、自動車のボディ(図示省略)とスライドドア(図示省略)との間に配索されるワイヤーハーネスWを、異物の干渉から保護しながらスライドドアの開閉に伴ってワイヤーハーネスWの所定領域を所定の曲率で水平面内で湾曲させるように案内する手段である。ハーネスガイドHは、全体として細長い形状であり、ハーネスガイドHの内部はワイヤーハーネスWを収容するための細長い収容空間22となっている。
ハーネスガイドHは、複数の第1リンク部材10と複数の第2リンク部材30を、ワイヤーハーネスWの軸線方向に沿って交互に配し、且つ上下方向の軸を支点として略水平面内で相対的に回動変位し得るように数珠繋ぎ状に連結して構成されている。第1リンク部材10は、ポリアミド(PA)等の合成樹脂材料からなる単一部品である。第2リンク部材30は、ポリプロピレン(PP)等の第1リンク部材10とは異なる種類の合成樹脂材料からなる単一部品である。
<第1リンク部材10>
第1リンク部材10は、板面を上下方向に向けてワイヤーハーネスWの一方の外側面と対向するように配される第1側板11と、第1側板11の上下両端縁からワイヤーハーネスWの上面及び下面と対向するように略水平に片持ち状に延出した上下一対の第1連結板12とを有している。ワイヤーハーネスWの軸線方向においては、第1側板11の寸法よりも第1連結板12の寸法の方が大きく、第1連結板12の両端部が第1側板11の外方へ突出している。
第1リンク部材10は、ワイヤーハーネスWの軸線と平行に視たときに概ね「コ」字形をなしている。第1リンク部材10の内部空間(第1側板11と一対の第1連結板12とによって区画された空間)は収容空間22を構成する。第1リンク部材10のうちワイヤーハーネスWを挟んで第1側板11と反対側の側面は、収容空間22をハーネスガイドHの外部へ開放させる第1側面開口部13となっている。
第1側板11の側面視形状は略方形をなす。第1側板11の内面には、第1側板11の上端縁より僅かに下方の位置、及び第1側板11の下端縁より僅かに上方の位置から水平なリブ状に突出した上下一対の規制突起14(請求項に記載の変位規制部)が形成されている。第1側板11の内面の上端部(上側の規制突起14の上方に隣接して水平方向に細長く延びた領域)と、第1側板11の内面の下端部(下側の規制突起14の下方に隣接して水平方向に細長く延びた領域)は、夫々、角度規制面15となっている。
第1側板11は上下方向に延びた一対の側縁部を有している。各側縁部には、夫々、上下一対の嵌合溝16(請求項に記載の変位規制部)が形成されている。上側の嵌合溝16は側縁部の上端部を凹ませた形態であり、下側の嵌合溝16は側縁部の下端部を凹ませた形態である。各嵌合溝16の奥端部は、いずれも、反転規制部17となっている。
第1連結板12の平面視形状は概ね長円形である。第1連結板12は高低差のない略平板状をなしている。各第1連結板12には、夫々、ワイヤーハーネスWの軸線方向に間隔を空けた一対の貫通形態の連結孔18が形成されている。連結孔18の貫通方向は上下方向である。また、各第1連結板12の内面(収容空間22に臨んでワイヤーハーネスWと対向する面)には、夫々、ワイヤーハーネスWの軸線方向に間隔を空けた一対のガイド溝19が形成されている。ガイド溝19は、第1連結板12の内面に対して斜めをなし、第1連結板12の外縁部から連結孔18に亘って形成されている。ガイド溝19は、第2連結板32の連結軸37を連結孔18に誘導する機能を有する。
上側の第1連結板12には、下方へ片持ち状に延出した二股状の保持突起20が形成され、下側の第1連結板12には、上方へ片持ち状に延出した二股状の保持突起20が形成されている。上下一対の保持突起20は、第1連結板12の外周縁のうち第1側板11に連なる直線状の外縁部とは反対側の外縁部から延出している。上側の保持突起20と下側の保持突起20には、可撓性又は弾性を有する合成樹脂等からなる帯板状の保護板21が取り付けられている。保持突起20に取り付けられた保護板21は、第1側面開口部13を覆うように配される。
<第2リンク部材30>
第2リンク部材30は、板面を上下方向に向けてワイヤーハーネスWの他方の外側面と対向するように配される第2側板31と、第2側板31の上下両端縁からワイヤーハーネスWの上面及び下面と対向するように略水平に片持ち状に延出した上下一対の第2連結板32とを有している。ワイヤーハーネスWの軸線方向においては、第2側板31の寸法よりも第2連結板32の寸法の方が大きく、第2連結板32の両端部が第2側板31の外方へ突出している。
第2リンク部材30は、ワイヤーハーネスWの軸線と平行に視たときに、第1リンク部材10とは鏡面反転した概ね「コ」字形をなしている。第2リンク部材30の内部空間(第2側板31と一対の第2連結板32で区画された空間)は、収容空間22を構成する。第2リンク部材30のうちワイヤーハーネスWを挟んで第2側板31と反対側の側面は、収容空間22をハーネスガイドHの外部へ開放させる第2側面開口部33となっている。
上下両第2側板31の側面視形状は、方形ではなく、上下両縁部が段差状に屈曲した形状をなす。したがって、第2連結板32は、平板状ではなく、側面視において段差状に高低差を有する形状である。即ち、第2連結板32は、高面部34と段差部35と低面部36をワイヤーハーネスWの軸線方向に順に並べて配した形状である。高面部34と低面部36は、夫々、概ね水平な平板状をなし、高面部34は低面部36より高い位置に配されている。上下両高面部34同士の上下間隔と、上下両低面部36同士の上下間隔は、ほぼ同じ寸法である。
上側の高面部34の上面(外面)と上側の低面部36の上面(外面)には、ワイヤーハーネスWの軸線方向に間隔を空けた一対の連結軸37が形成されている。下側の高面部34の下面(外面)と下側の低面部36の下面(外面)にも、ワイヤーハーネスWの軸線方向に間隔を空けた一対の連結軸37が形成されている。これらの連結軸37の軸線は上下方向を向いており、これらの連結軸37を第1連結板12の連結軸37に嵌合することで、第1リンク部材10と第2リンク部材30が連結されている。
高面部34と低面部36の外縁部のうち第2側面開口部33に臨む領域には、夫々、嵌合突起38が形成されている。嵌合突起38は、ワイヤーハーネスWの軸線方向に関して、連結軸37と概ね同じ位置に配されている。嵌合突起38は、第1側板11の嵌合溝16に嵌合され得るようになっている。嵌合した嵌合突起38は、嵌合溝16に対し上下方向に係止可能であるとともに、反転規制部17に対して水平方向に当接可能である。
高面部34と低面部36の外縁部のうち第2側面開口部33に臨む領域は、夫々、規制縁部39となっている。規制縁部39は、第1側板11の規制突起14に対し上下方向に係止可能であるとともに、角度規制面15に対し水平方向に当接可能である。規制縁部39は、ワイヤーハーネスWの軸線方向において、連結軸37よりも段差部35から遠い領域に配されている。
第2リンク部材30には、ワイヤーハーネスWの軸線方向に間隔を空けて配された一対の補強リブ40が形成されている。一方の補強リブ40は、上側の高面部34の内面から第1側板11の内面に亘って連続して突出した形態であり、上側の高面部34が上下方向へ変位することを規制又は抑制する。他方の補強リブ40は、下側の低面部36の内面から第1側板11の内面に亘って連続して突出した形態であり、下側の低面部36が上下方向へ変位することを規制又は抑制する。
<実施例の作用及び効果>
ワイヤーハーネスWにハーネスガイドHを取り付ける際には、まず、複数の第1リンク部材10を第1側面開口部13が上方へ開放される向きにして治具(図示省略)にセットする。このとき、複数の第1リンク部材10は、第2リンク部材30と連結したときと同じピッチで位置決めする。この状態でワイヤーハーネスWを複数の第1リンク部材10に取り付ける。
このとき、ワイヤーハーネスWは、その軸線に沿って挿入するのではなく、軸線と交差する方向(下向き)に動かしながら、第1側面開口部13から第1リンク部材10の内部空間へ収容する。第1側面開口部13には保持突起20が突出しているのであるが、第1側面開口部13は上向きに開口していて、作業者は保持突起20の位置を目視し易い状態となっているので、ワイヤーハーネスWを上下側の保持突起20と下側の保持突起20との間の間隙に押し込む作業は困難ではない。このように、ワイヤーハーネスWは、複数の第1リンク部材10の内部空間内に容易に収容することができる。
上記のように第1リンク部材10にワイヤーハーネスWを取り付けた後は、複数の第2リンク部材30を複数の第1リンク部材10に組み付ける。このとき、第2側板31の外面が上向きとなるようにした第2リンク部材30を、隣り合う2つの第1リンク部材10の間に橋渡されるように位置合わせする。そして、連結軸37をガイド溝19に嵌合し、第2連結板32を、第1連結板12の内面に重ねながら第1リンク部材10の内部空間に収容していく。
全ての連結軸37が、ガイド溝19を通過して連結孔18に嵌合されると、複数の第1リンク部材10と複数の第2リンク部材30との組み付けが完了するとともに、ワイヤーハーネスWがハーネスガイドHの収容空間22内に収容された状態となる。以上により、ワイヤーハーネスWに対するハウジングガイドの取付けが完了する。この後は、ハーネスガイドHを治具から取り外し、保持突起20に保護板21の上下両縁部をスライドさせながら係止させる。すると、第1側面開口部13が保護板21によって覆われ、収容空間22内への異物の侵入が防止される。以上により、ハーネスガイドHの組付けと、ハーネスガイドHへのワイヤーハーネスWの取付けが完了する。
ハーネスガイドHをワイヤーハーネスWの軸線と平行に視ると、第1側板11と第2側板31が、ワイヤーハーネスWを水平方向に挟んで互いに反対側に位置する。平面視においては、複数の第1側板11と複数の第2側板31が、ワイヤーハーネスWを挟んでジクザク状に配置される。同じく平面視においては、複数の第1側面開口部13と複数の第2側面開口部33が、ワイヤーハーネスWを挟んでジクザク状に配置される。ワイヤーハーネスWの軸線と交差する側面視においては、複数の第1側板11と複数の第2側面開口部33が交互に並ぶように配置されるとともに、複数の第2側板31と複数の第1側面開口部13が交互に並ぶように配置される。
本実施例のハーネスガイドHは、省スペース化を図るとともに、異音の発生を抑制することができるものである。ハーネスガイドHは、複数の第1リンク部材10と複数の第2リンク部材30を交互に連結したものであり、ハーネスガイドHの内部には、ワイヤーハーネスWを収容するための細長い収容空間22が構成されている。
第1リンク部材10は、ワイヤーハーネスWの一方の側面と対向する第1側板11と、第1側板11から延出してワイヤーハーネスWの上下両面と対向する上下一対の第1連結板12とを有する。第2リンク部材30は、ワイヤーハーネスWの他方の側面と対向する第2側板31と、第2側板31から延出してワイヤーハーネスWの上下両面と対向する上下一対の第2連結板32とを有する。第1連結板12と第2連結板32は、連結孔18と連結軸37により上下方向の軸回りの相対変位を可能に連結されている。
本実施例のハーネスガイドHによれば、ハーネスガイドHをワイヤーハーネスWに取り付ける際には、第1リンク部材10のみを治具(図示省略)にセットし、そのセットした複数の第1リンク部材10に対し、ワイヤーハーネスWをその軸線と交差する方向に嵌め込む。この後、第2リンク部材30を第1リンク部材10に連結すればよい。第1リンク部材10にワイヤーハーネスWを嵌め込む際には、ワイヤーハーネスWの端部が収容空間22の内面と干渉する虞がないので、第1リンク部材10の大きさを、ワイヤーハーネスWの外径に応じた寸法に設定できる。したがって、収容空間22を細くしてハーネスガイドHの省スペース化を実現することができる。
また、第1連結板12は第2連結部の外面に重なるように配されており、第1側板11には、第2連結板32を当接させることで第2連結板32が内面側へ変位することを規制する変位規制部(規制突起14と嵌合溝16)が形成されている。この構成によれば、ハーネスガイドHの外面に上下方向の押圧力が作用しても、変位規制部が第2連結板32の内面側(収容空間22側)への変位を規制するので、第2連結板32の外面に重なる第1連結板12も内面側への変位を規制される。これにより、ハーネスガイドHが上下方向に潰れるように変形することを防止できる。
また、変位規制部として、第1側板11の内面から突出した規制突起14が形成されている。第2連結板32は、その外縁部の規制縁部39を規制突起14に対し上向き又は下向きに係止させることで、内面側への変位が規制される。また、規制突起14は、前記ワイヤーハーネスWの軸線方向に沿ってリブ状に延びた形態であり、規制突起14の両端部に2つの第2連結板32の規制縁部39が個別に当接し得るようになっている。リブ状に延びる1つの規制突起14に2つの規制縁部39が当接するようになっているので、1つの第1側板11の内面に2つの規制突起14を別々に突出形成する場合に比べると、第1リンク部材10を成形するための金型の構造を簡素化することができる。
また、変位規制部として、規制突起14とは別に、第1側板11の外縁部を凹ませた形態の嵌合溝16を形成している。第2連結板32は、その外縁部の規制縁部39を嵌合溝16に嵌合させることで内面側への変位が規制される。また、嵌合溝16の奥端部は、第2連結板32の外縁部の嵌合突起38を当接させることで、第1リンク部材10に対して第2リンク部材30が第1側板11の外面側へ反転することを規制する反転規制部17となっている。嵌合溝16は、第2連結板32を内面側(収容空間22側)へ変位することを規制する機能と、第2連結板32が第1側板11の外面側へ反転するのを規制する機能とを兼ね備えている。したがって、この2つの機能を別々の部位で実現する場合に比べると、第1側板11の形状を簡素化することができる。
また、第1連結板12は第2連結部の外面に重なるように配されており、第2連結板32には、第2側板31から第2連結板32に亘って突出した補強リブ40が形成されている。第2連結板32と第1連結板12は、第1リンク部材10に形成した規制突起14と嵌合溝16だけでなく、第2リンク部材30に形成した補強リブ40によっても、内面側(収容空間22側)へ変位することを抑制又は規制されている。
また、第1連結板12は、ワイヤーハーネスWの軸線方向に関して高低差を有しない略平板状をなしている。一方の第2連結板32は、ワイヤーハーネスWの軸線方向に関して高低差を有する形状をなしている。第2リンク部材30の第2連結板32が高低差を有する形状なので、隣り合う第1リンク部材10の間に第2リンク部材30を介在させることで、ハーネスガイドHを側面視において全体として緩やかに傾斜した形状とすることが実現されている。また、第1連結板12は高低差を有しない形状なので、車両の左側に配置されるハーネスガイドHの第1リンク部材10と、車両の右側に配置されるハーネスガイドHの第1リンク部材10とを、共用化することが可能である。
また、第1側面開口部13は、スライドドアと対向するのではなく、スライドドアが開放されたときに車体とスライドドアとの間の空間に臨むようになっている。そのため、第1側面開口部13から収容空間22内に異物(例えば、傘の先端の石突き等)が入り込むことが懸念される。そこで、ハーネスガイドHには、第1リンク部材10における第1側板11と反対側の第1側面開口部13を覆う保護板21を設けた。この構成によれば、第1側面開口部13から収容空間22内へ異物が侵入することを防止できる。
本実施例のハーネスガイドHは、ワイヤーハーネスWの外面と対向する複数の第1リンク部材10と、ワイヤーハーネスWの外面と対向する複数の第2リンク部材30とを備えて、複数の第1リンク部材10と複数の第2リンク部材30を交互に配し且つ上下方向の軸回りの相対変位可能に連結した形態である。第1リンク部材10と第2リンク部材30が相対変位する際には、第1連結板12の内面と第2連結板32の外面が摺接して異音が発生することが懸念される。
そこで、第1リンク部材10と第2リンク部材30を、互いに異なる種類の合成樹脂材料とした。これにより、第1連結板12と第2連結板32との間の分子間力に起因する摩擦が低減されるので、第1連結板12と第2連結板32が摺接しても、摺接時に発生する異音が抑制される。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、第1連結板の上端側と下端側の両方に規制突起を形成したが、規制突起は上端側と下端側のいずれか一方のみに形成してもよい。
(2)上記実施例では、規制突起がワイヤーハーネスの軸線方向に沿ってリブ状に延びた形態であるが、規制突起は、ワイヤーハーネスの軸線方向に離間した別々の部位に形成してもよい。
(3)上記実施例では、第1連結板の上端側と下端側の両方に嵌合溝を形成したが、嵌合溝は上端側と下端側のいずれか一方のみに形成してもよい。
(4)上記実施例では、嵌合溝の奥端部が反転規制部となっているが、反転規制部は嵌合溝とは別の部位に形成してもよい。
(5)上記実施例では、第1連結板に変位規制部としての規制突起と嵌合溝を形成したが、第1連結板に形成する変位規制部は、規制突起と嵌合溝のうちいずれか一方だけであってもよい。
(6)上記実施例では、第2連結板に補強リブを形成したが、第2連結板は補強リブを有しない形態であってもよい。
(7)上記実施例では、第1連結板に形成した連結孔と第2連結板に形成した連結軸を嵌合したが、第1連結板に形成した連結軸と第2連結板に形成した連結孔を嵌合してもよく、第1連結板と第2連結板の双方に、夫々、連結軸と連結孔を1つずつ形成し、第1連結板の連結軸と第2連結板の連結孔を嵌合するとともに、第1連結板の連結孔と第2連結板の連結軸を嵌合してもよい。
(8)上記実施例では、第1連結板が高低差を有しない形状であり、第1連結板の内面に重なる第2連結板が高低差を有する形状であるが、第1連結板と第2連結板の両方が高低差を有する形状とする形態としてもよく、第1連結部が高低差を有し、第2連結部が高低差を有しない形状とする形態年も良い。
(9)上記実施例では、保護板が、第1リンク部材の第1側面開口部のみを覆っているが、第1リンク部材の第1側面開口部を覆う保護板と第2リンク部材の第2側面開口部を覆う保護板とを設けてもよく、第2リンク部材の第2側面開口部を覆う保護板のみを設けてもよい。
(10)上記実施例では、収容空間への異物の侵入を防止するための保護板を設けたが、このような保護板を設けない形態としてもよい。
(11)上記実施例では、第1リンク部材と第2リンク部材の材料を互いに異なる種類の合成樹脂としたが、第1リンク部材と第2リンク部材の材料は同一種類の合成樹脂であってもよい。
H…ハーネスガイド
W…ワイヤーハーネス
10…第1リンク部材
11…第1側板
12…第1連結板
13…第1側面開口部
14…規制突起(変位規制部)
16…嵌合溝(変位規制部)
17…反転規制部
21…保護板
22…収容空間
30…第2リンク部材
31…第2側板
32…第2連結板
33…第2側面開口部
40…補強リブ

Claims (10)

  1. ワイヤーハーネスの一方の側面と対向する第1側板と、前記第1側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第1連結板とを有する複数の第1リンク部材と、
    前記ワイヤーハーネスの他方の側面と対向する第2側板と、前記第2側板から延出して前記ワイヤーハーネスの上下両面と対向する上下一対の第2連結板とを有する複数の第2リンク部材と、
    前記複数の第1リンク部材と前記複数の第2リンク部材を交互に配し且つ前記第1連結板と前記第2連結板を上下方向の軸回りの相対変位可能に連結することで構成され、前記ワイヤーハーネスを収容する細長い収容空間とを備えていることを特徴とするハーネスガイド。
  2. 前記第1連結板が前記第2連結板の外面に重なるように配され、
    前記第1側板には、前記第2連結板を当接させることで前記第2連結板が内面側へ変位することを規制する変位規制部が形成されていることを特徴とする請求項1記載のハーネスガイド。
  3. 前記変位規制部は、前記第1側板の内面から突出した規制突起からなり、
    前記第2連結板は、その外縁部を前記規制突起に係止させることで内面側への変位が規制されるようになっていることを特徴とする請求項2記載のハーネスガイド。
  4. 前記規制突起は、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に沿ってリブ状に延びた形態であり、
    前記規制突起の両端部に2つの前記第2連結板が当接し得るようになっていることを特徴とする請求項3記載のハーネスガイド。
  5. 前記変位規制部が、前記第1側板の外縁部を凹ませた嵌合溝からなり、
    前記第2連結板は、その外縁部を前記嵌合溝に嵌合させることで内面側への変位が規制されるようになっていることを特徴とする請求項2記載のハーネスガイド。
  6. 前記嵌合溝の奥端部は、前記第2連結板の外縁部を当接させることで、前記第1リンク部材に対して前記第2リンク部材が前記第1側板の外面側へ反転することを規制する反転規制部となっていることを特徴とする請求項5記載のハーネスガイド。
  7. 前記第1連結板が前記第2連結板の外面に重なるように配され、
    前記第2連結板には、前記第2側板から前記第2連結板に亘って突出した補強リブが形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載のハーネスガイド。
  8. 前記第1連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有しない略平板状をなし、
    前記第2連結板が、前記ワイヤーハーネスの軸線方向に関して高低差を有する形状をなしていることを特徴とする請求項1ないし請求項7のいずれか1項に記載のハーネスガイド。
  9. 前記第1リンク部材における前記第1側板と反対側の第1側面開口部、又は前記第2リンク部材における前記第2側板と反対側の第2側面開口部のうち少なくとも一方の前記側面開口部を覆う保護板を備えていることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1項に記載のハーネスガイド。
  10. 前記第1リンク部材と前記第2リンク部材が、互いに異なる種類の合成樹脂材料からなっていることを特徴とする請求項1ないし請求項9のいずれか1項に記載のハーネスガイド。
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