JP6440291B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置及びその製造方法に関する。
近年、半導体応用製品はスマートフォン等の各種モバイル機器用途等として小型化、薄型化、軽量化が急激に進んでいる。又、それに伴い、半導体応用製品に搭載される半導体装置にも小型化、高密度化が要求されている。そこで、その要求に応えるべく、例えば複数の半導体チップが形成された半導体基板(ウェハ)を、半導体基板(ウェハ)状態のまま非感光性接着層を介して複数個積層するウェハオンウェハ(以降、WOWという)構造の半導体装置の製造方法が提案されている。
特開2008−153499号公報
しかしながら、従来のWOW技術では、積層された複数の半導体基板に貫通電極を形成する際に、貫通電極に対応する部分の非感光性接着層を除去して穴を形成する工程が必要である。非感光性接着層を除去して穴を形成するには、例えば、酸素系のガスを用いてエッチングするが、エッチング時にアンダーエッチングで穴径が広がり、その後に続く貫通電極をめっきで形成する工程でボイドが発生したり、絶縁不良が発生したりする問題があった。又、酸素系のガスを用いたエッチングにより、貫通電極と接続される電極パッドの表面が酸化され、貫通電極と電極パッドとが導通不良を起こす問題があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、非感光性接着層を用いることにより生じる諸問題を解決可能な半導体装置の製造方法等を提供することを課題とする。
本半導体装置の製造方法は、複数の半導体チップが形成された半導体基板を複数枚積層し、異なる層の半導体チップ同士を信号伝達可能に接続し、半導体チップが積層された部分を個片化する半導体装置の製造方法であって、複数の半導体チップを有する半導体基板であって土台となる土台基板と、複数の半導体チップを有する半導体基板であって前記土台基板上に積層される積層基板と、を準備する工程と、前記土台基板の主面に感光性接着層を形成し、フォトリソグラフィ工程により前記感光性接着層に開口部を形成する工程と、支持体を準備し、主面を前記支持体側に向けて前記積層基板を前記支持体に仮固定する工程と、前記積層基板の背面側を薄化する工程と、前記土台基板の主面に、前記支持体上で薄化された前記積層基板の背面を、前記開口部が形成された前記感光性接着層によって固着して前記土台基板と前記積層基板を積層する工程と、前記支持体を除去する工程と、前記積層基板の半導体チップと、前記土台基板の半導体チップとを、前記開口部に対応する位置に形成された貫通電極を介して接続する工程と、を有することを要件とする。
開示の技術によれば、非感光性接着層を用いることにより生じる諸問題を解決可能な半導体装置の製造方法等を提供できる。
第1の実施の形態に係る半導体装置を例示する断面図である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その1)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その2)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その3)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その4)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その5)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その6)である。 第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その7)である。 第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その1)である。 第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の製造工程を例示する図(その2)である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
[第1の実施の形態に係る半導体装置の構造]
まず、第1の実施の形態に係る半導体装置の構造について説明する。図1は、第1の実施の形態に係る半導体装置を例示する断面図である。図1を参照するに、第1の実施の形態に係る半導体装置10は、複数の半導体チップ110が感光性接着層16を介して主面を同一方向に向けて積層され、異なる層の半導体チップ110同士が貫通電極17により信号伝達可能に接続された構造を有する。
各々の半導体チップ110は、基板本体12と、半導体集積回路13と、電極パッド15とを有する。基板本体12は、例えばシリコン等から構成されている。半導体集積回路13は、例えばシリコン等に拡散層(図示せず)、絶縁層(図示せず)、ビアホール(図示せず)、及び配線層(図示せず)等が形成されたものであり、基板本体12の一方の面側に設けられている。
なお、半導体チップ110等において、半導体集積回路13が設けられている側の面を主面と称する場合がある。又、主面の反対側の面を背面と称する場合がある。又、平面視とは対象物を半導体チップ110等の主面の法線方向から視ることを指し、平面形状とは対象物を半導体チップ110等の主面の法線方向から視た形状を指すものとする。
電極パッド15は、絶縁層(図示せず)を介して半導体集積回路13上に設けられている。電極パッド15は、半導体集積回路13に設けられた配線層(図示せず)と電気的に接続されている。電極パッド15としては、例えばTi層上にAu層を積層した積層体等を用いることができる。電極パッド15として、Ni層上にAu層を積層した積層体、Ni層上にPd層及びAu層を順次積層した積層体、Niの代わりにCo、Ta、Ti、TiN等の高融点金属からなる層を用い、同層上にCu層或いはAl層を積層した積層体或いはダマシン構造状の配線等を用いても構わない。
上下に隣接する半導体チップ110は、感光性の絶縁性樹脂を用いて形成された接着層である感光性接着層16を介して接合されており、各々の半導体チップ110の電極パッド15同士はCu等からなる貫通電極17を介して電気的に接続されている。感光性接着層16の貫通電極17に対応する位置には開口部16xが形成されている。開口部16xの平面形状は、貫通電極17の平面形状よりも小さくすることが好ましい。例えば、開口部16xの平面形状及び貫通電極17の平面形状を円形とし、開口部16xの直径を貫通電極17の直径よりも小さくすることが好ましい。これは、貫通電極17を構成するシード層の断線を防止するためであり、製造工程の項で補足説明をする。
感光性接着層16の材料の一例としては、主たる組成がベンゾシクロブテンである熱硬化性の感光性絶縁性樹脂(例えば、ジビニルシロキサンベンゾシクロブテン:DVS−BCB)を挙げることができる。又、感光性接着層16の材料として、主たる組成がエポキシ系樹脂、アクリル系樹脂、ポリイミド系樹脂である熱硬化性の感光性絶縁性樹脂、及びシリカ等の固形微粉末を添加した感光性の絶縁性複合材料等を用いても構わない。
[第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程]
次に、第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程について説明をする。図2A〜図2Gは、第1の実施の形態に係る半導体装置の製造工程を例示する図である。
まず、図2A(a)に示す工程では、複数の半導体チップ110が形成された薄化されていない半導体基板11(ウェハ)を準備する。図2A(a)に示す工程で準備する半導体基板11は、複数の半導体チップを有する半導体基板であって積層体(半導体装置10)において土台基板上に積層される積層基板となる。半導体基板11は、例えば円形であり、その直径は、例えば6インチ(約150mm)、8インチ(約200mm)、12インチ(約300mm)等である。半導体基板11の厚さは、例えば0.625mm(6インチの場合)、0.725mm(8インチの場合)、0.775mm(12インチの場合)等である。半導体基板11は、基板本体12と、半導体集積回路13と、電極パッド15とを有する。
Cは、ダイシングブレード等が半導体基板11を切断して個片化する位置(以下、「切断位置C」とする)を示している。すなわち、切断位置Cにより分離された各領域は、最終的に個片化されて1つの半導体チップ110(図1参照)となるチップ領域である。なお、切断位置Cの近傍はスクライブ領域となる。
次に、図2A(b)に示す工程では、支持体510を準備し、支持体510の一方の面に接着層520を形成する。そして、図2A(a)に示す半導体基板11の外縁部の不要部分をグラインダー等を用いて除去して上下反転させ、支持体510の一方の面に接着層520を介してフェイスダウン状態で接合(仮固定)する。
支持体510としては、アライメント時に光が透過する基板を用いることが好ましく、例えば石英ガラスの基板等を用いることができる。接着層520としては、例えば後述する図2C(a)に示す工程において加熱する温度で軟化する接着剤(200℃程度又はそれ以下で軟化する接着剤)を用いることができる。接着層520は、例えばスピンコート法により支持体510の一方の面に形成できる。接着層520は、スピンコート法の代わりに、フィルム状の接着剤を貼り付ける方法等を用いて支持体510の一方の面に形成しても構わない。
次に、図2B(a)に示す工程では、半導体基板11の背面側の基板本体12の一部をグラインダー等で研削し、半導体基板11を薄化する。薄化後の半導体基板11の厚さは、例えば2μm〜100μm程度とすることができるが、50μm以下であることが好ましく、3μm〜10μm程度とすることが更に好ましい。基板体積を小さくすると貫通電極(TSV)の加工時間が大幅に短縮され、薄化でアスペクト比が緩和され埋め込み性やカバレッジが改善されるからである。
次に、図2B(b)に示す工程では、図2A(a)と同様の薄化されていない半導体基板11を準備する。図2B(b)に示す工程で準備する半導体基板11は、複数の半導体チップを有する半導体基板であって積層体において土台となる土台基板となる。そして、準備した半導体基板11の主面に、半硬化状態の感光性接着層16を形成する。具体的には、例えばスピンコート法により半導体基板11上に、例えば熱硬化性の感光性絶縁性樹脂を塗布した後、或いは塗布後スキージ処理した後、所定の温度以上に加熱することで半硬化状態にし、半導体基板11の主面に半硬化状態の感光性接着層16を形成する。なお、感光性接着層16は、スピンコート法の代わりに気相成長法を用いて形成しても構わないし、半硬化状態のフィルム状の熱硬化性の感光性絶縁性樹脂を貼付する方法を用いて形成しても構わない。
そして、半導体基板11の主面に形成された半硬化状態の感光性接着層16を露光し、次いで露光処理された感光性接着層16を現像することで、感光性接着層16に電極パッド15の一部を露出する開口部16xを形成する(フォトリソグラフィ工程)。感光性接着層16の厚さは、50μm以下であることが好ましい。感光性接着層16の厚さが50μmよりも厚いと、フォトリソグラフィ工程において解像度が低下し、微細な開口部16xの形成が困難になるからである。
開口部16xの平面形状は、例えば、円形とすることができる。開口部16xの直径は、後述の図2E(b)に示す工程で形成されるビアホール18の直径よりも小さくすることが好ましい。後述の図2F(a)に示す工程で形成される金属層52が断線することを防止するためである。なお、感光性接着層16として好適な材料は前述の通りである。
なお、感光性接着層16に開口部16xを形成するフォトリソグラフィ工程で、積層する半導体基板同士の位置決めに用いるアライメントマークを感光性接着層16に同時に形成することが好ましい。金属層等により別途アライメントマークを形成する工程を省略できるからである。
次に、図2C(a)に示す工程では、図2B(a)に示す構造体を上下反転させ、支持体510に仮接着された半導体基板11を、土台となる半導体基板11の主面に、開口部16xが形成された感光性接着層16を介して、フェイスアップ状態で積層する。半導体基板11と半導体基板11との位置決めは、予め(例えば、感光性接着層16に)形成されたアライメントマークを基準にして周知の方法で行うことができる。アライメントの精度は、例えば2μm以下とすることができる。
そして、例えば250℃で加熱した状態で、図2C(a)に示す構造体を支持体510の方向から半導体基板11側に押圧し、半導体基板11の背面と感光性接着層16とを圧着させる。これにより、感光性接着層16は硬化し、半導体基板11の背面側は半導体基板11の主面側に接合される。なお、加熱温度は300℃以上としてもよいが、200℃以下とすることが望ましい。300℃のような高温を用いると熱膨張の違いにより応力が発生し、積層数を増やすに従い剥がれや半導体基板の割れの原因になるためである。
なお、図2C(a)では(以降の図も同様)、各層の半導体基板11を区別するため、便宜上、各層の半導体基板11を半導体基板11(nは何層目に積層されるかを示す自然数)と表示している。例えば、半導体基板11は土台となる1層目の半導体基板11を示し、半導体基板11は半導体基板11上に積層される2層目の半導体基板11を示す。基板本体12、半導体集積回路13、電極パッド15、及び感光性接着層16についても同様である。
次に、図2C(b)に示す工程では、図2C(a)に示す支持体510及び接着層520を除去する。前述のように、接着層520として、図2C(a)に示す工程において加熱する温度で軟化する接着剤(200℃程度又はそれ以下で軟化する接着剤)を用いると好適である。感光性接着層16を硬化させて半導体基板11の主面側に半導体基板11の背面側を接合した後、支持体510を容易に除去できるからである。なお、この場合、図2C(a)に示す工程と図2C(b)に示す工程は一連の工程となる。
次に、図2Dに示す工程では、半導体基板11の電極パッド15と半導体基板11の電極パッド15とを、開口部16xに対応する位置に形成された貫通電極17を介して接続する。図2Dに示す工程の詳細を図2E及び図2Fを用いて説明する。なお、説明の便宜上、図2E及び図2Fでは、図2Dに示す構造体の一部分(電極パッド15近傍)のみを拡大して示す。
まず、図2E(a)に示す工程では、半導体基板11の主面を覆うように感光性のレジスト膜530を形成し、レジスト膜530を露光し、次いで露光処理されたレジスト膜530を現像することで、レジスト膜530に開口部530xを形成する。レジスト膜530は、例えば液状レジストを半導体基板11の主面に塗布することにより形成する。レジスト膜530の厚さは、例えば10μm程度とすることができる。なお、14は、図2A(a)〜図2Dでは図示が省略されていた絶縁層である。絶縁層14は、例えばSi、SiO、SiON等から構成されている。絶縁層14の厚さは、半導体集積回路13との電気的絶縁が達成される例えば0.1μm〜2.0μm程度とすることができる。
次に、図2E(b)に示す工程では、レジスト膜530をマスクとして開口部530x内に露出する所定の部位を例えばドライエッチング等により除去し、半導体基板11の電極パッド15の表面を露出するビアホール18を形成する。ビアホール18は、例えば平面形状が円形であり、その直径は、例えば1μm〜30μm程度とすることができる。
但し、ビアホール18の直径は、アスペクト比(深さと直径との比)が0.5以上5以下となるような値とすることが好ましい。アスペクト比が0.5以上5以下となるような値とすることにより、ビアホール18を形成する際のエッチングの加工速度(スループット)の向上や、ビアホール18への後述する金属層の埋め込みやすさの向上等を実現できるからである。
開口部530x内に露出する所定の部位は、例えば、フッ素系のガスを用いたプラズマエッチングにより除去できる。但し、フッ素系のガスを用いたプラズマエッチングでは感光性接着層16は除去されないので、開口部16xの形状がそのまま維持される。なお、酸素系のガスを用いてエッチングすると感光性接着層16が除去されてしまうので、本実施の形態では、酸素系のガスは用いない。
次に、図2E(c)に示す工程では、図2E(b)に示すレジスト膜530を除去し、ビアホール18内及び半導体基板11上に絶縁膜51を連続的に形成する。絶縁膜51は、例えばプラズマCVD法等により形成できる。絶縁膜51の材料としては、例えばSi、SiO、SiON等を用いることができる。絶縁膜51の厚さは、例えば0.1μm〜2.0μm程度とすることができる。
次に、図2E(d)に示す工程では、ビアホール18の壁面(側壁)を除く部分の絶縁膜51を除去する。絶縁膜51の除去は、例えばRIE(Reactive Ion Etching)により行うことができる。この工程は、フォトマスクを使用せずに絶縁膜51の所定部分のみを除去する工程であり、セルフアラインプロセスと称される。セルフアラインプロセスにより、ビアホール18と半導体基板11の電極パッド15及び半導体基板11の電極パッド15とを正確に位置決めできる。又、部分的に電極パッドを設けない設計を用いることで、例えば電極パッドの無いところはエッチングが進み、更に下層に設けた異なる半導体基板の電極パッドまでエッチングされ深さの異なるビアホールを形成できる。
次に、図2F(a)に示す工程では、ビアホール18内及び半導体基板11上に金属層52を形成する。金属層52は、例えば無電解めっき法等により形成できる。金属層52は、例えばスパッタ法、CVD法等を用いて形成しても構わない。金属層52としては、例えばTi層上にCu層を積層した積層体等を用いることができる。金属層52として、例えばTa層上にCu層を積層した積層体等を用いても構わない。又、埋め込む材料は設計基準を満足する導体でよく、Cuの代わりにWやAl、又はドープトポリシリコン、或いはカーボンナノチューブ等の炭素材料や導電性ポリマの何れかを用いることができる。又、絶縁層の絶縁性が十分である場合は、バリヤ金属層を用いない埋め込み配線の組み合わせを選ぶことができる。
なお、仮に、開口部16xの直径がビアホール18の直径よりも大きいと、ビアホール18の底部に外周側に拡径した領域が形成されるため、その領域には金属層52が形成され難く、金属層52が断線するおそれが生じる。そこで、開口部16xの直径をビアホール18の直径よりも小さくし、金属層52が断線するおそれを防止している。
次に、図2F(b)に示す工程では、半導体基板11上に感光性のレジスト膜540を形成し、レジスト膜540を露光し、次いで露光処理されたレジスト膜540を現像することで、レジスト膜540にビアホール18内及びその周辺部を露出する開口部540xを形成する。そして、開口部540x内にビアホール18を充填する金属層53を形成する。金属層53は、例えば金属層52を給電層とする電解めっき法により形成できる。金属層53を構成するめっき膜としては、例えばCuめっき膜を用いることができる。なお、開口部540xは、例えば平面形状が円形であり、その直径は、例えば1μm〜30μm程度とすることができる。
次に、図2F(c)に示す工程では、レジスト膜540を除去し、更に、金属層53に覆われていない部分の金属層52を除去する。金属層52は、例えばウェットエッチング等により除去できる。
次に、図2F(d)に示す工程では、半導体基板11の電極パッド15の外縁部及び金属層53を覆うように金属層54を形成する。金属層54は、例えば半導体基板11の電極パッド15の外縁部及び金属層53を開口するレジスト膜を形成し、電極パッド15及び金属層53を給電層とする電解めっき法により、開口部を充填するようにめっき膜を析出成長させすることにより形成できる。その後、レジスト膜を除去する。金属層54としては、例えばTi層上にAu層を積層した積層体等を用いることができる。金属層54として、例えばNi層上にPd層、Au層を順次積層した積層体、Niの代わりにCo、Ta等の高融点金属からなる層を用い、同層上にCu層或いはAl層を積層した積層体等を用いても構わない。
このようにして、図2E及び図2Fに示す工程により、金属層52、53、及び54を有する貫通電極17が形成され、半導体基板11の電極パッド15と半導体基板11の電極パッド15とが貫通電極17を介して接続される。なお、図2E及び図2Fに示す工程は一例であり、例えば、ビアホールを充填した金属層の上面をCMP(Chemical Mechanical Polishing)等で削る工程(ダマシン工程)により貫通電極17を形成しても構わない。
次に、図2G(a)に示す工程では、感光性接着層16を介して更に半導体基板を積層する。具体的には、半導体基板11の主面に感光性接着層16を形成した後、図2A(a)〜図2C(b)と同様にして、半導体基板11上に半導体基板11を積層する。そして、図2Dと同様にして半導体基板11の電極パッド15と半導体基板11の電極パッド15とを貫通電極17を介して接続する。更に、半導体基板11の主面に感光性接着層16を形成した後、図2A(a)〜図2C(b)と同様にして、半導体基板11上に半導体基板11を積層する。そして、図2Dと同様にして半導体基板11の電極パッド15と半導体基板11の電極パッド15とを貫通電極17を介して接続する。以降、必要な数だけ半導体チップを積層する。
次に、図2G(b)に示す工程では、半導体基板11の背面側の基板本体12の一部をグラインダー等で研削し、半導体基板11を、積層された半導体基板11〜半導体基板11と同程度に薄化する。その後、ダイシングブレード等により切断位置Cで切断して個片化することで、図1に示す半導体装置10が複数個作製される。
このように、第1の実施の形態では、土台基板の主面に、フォトリソグラフィ工程により開口部が形成された感光性接着層を介して積層基板を積層して積層体を作製する。そして、作製した積層体において、積層基板の半導体チップと、土台基板の半導体チップとを、感光性接着層の開口部に対応する位置に形成された貫通電極を介して接続する。
これにより、従来のように、非感光性接着層を介して積層した半導体基板同士を貫通電極を介して形成する際に、貫通電極に対応する部分の非感光性接着層をエッチングで除去して穴を形成する工程が不要となる。その結果、エッチング時にアンダーエッチングで穴径が広がり、その後に続く貫通電極をめっきで形成する工程でボイドが発生したり、絶縁不良が発生したりする問題を回避できる。又、非感光性接着層を除去するための酸素系のガスを用いたエッチングにより、貫通電極と接続される電極パッドの表面が酸化され、貫通電極と電極パッドとが導通不良を起こす問題を回避できる。
又、感光性接着層に開口部を形成するフォトリソグラフィ工程で、積層する半導体基板同士の位置決めに用いるアライメントマークを感光性接着層に同時に形成できるため、従来のように、金属層等により別途アライメントマークを形成する工程を省略できる。これにより、半導体装置の製造工程が簡略化され、半導体装置の低コスト化を実現できる。
〈第1の実施の形態の変形例〉
第1の実施の形態の変形例では、感光性接着層16を形成する工程の変形例を示す。なお、第1の実施の形態の変形例において、既に説明した実施の形態と同一構成部についての説明は省略する。
図3は、第1の実施の形態の変形例に係る半導体装置の製造工程を例示する図である。第1の実施の形態の図2B(b)に示す工程では、薄化されていない土台となる半導体基板11の主面に、電極パッド15の一部を露出する開口部16xを有する半硬化状態の感光性接着層16を形成した。しかし、図2B(b)に示す工程に代えて、図3に示す工程のようにしてもよい。
まず、図3(a)に示す工程では、第1の実施の形態の図2B(a)に示す工程において支持体510上で薄化された半導体基板11の背面に、半硬化状態の感光性接着層16を形成する。例えば、半導体基板11の背面に、半硬化状態のフィルム状の感光性接着層を貼付して、感光性接着層16を形成することができる。或いは、半導体基板11の背面に、液状の感光性接着層を形成して、液状の感光性接着層を加熱して半硬化状態の感光性接着層16としてもよい。
そして、感光性接着層16にフォトリソグラフィ工程により開口部16xを形成する。なお、開口部16xは、感光性接着層16が土台となる半導体基板11の主面に積層された時に電極パッド15の一部を露出する位置に形成する。感光性接着層16の材料や形成方法は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図3(b)に示す工程では、図3(a)に示す構造体を上下反転させ、支持体510に仮接着された半導体基板11を、土台となる半導体基板11の主面に感光性接着層16を介してフェイスアップ状態で配置する。その後、第1の実施の形態の図2C(b)以降と同様の工程により、図1に示す半導体装置10が複数個作製される。
又、図2B(b)に示す工程に代えて、図4に示す工程のようにしてもよい。まず、図4(a)に示す工程では、板状の基材515を準備し、基材515上に、半硬化状態の感光性接着層16を形成する。例えば、基材515上に半硬化状態のフィルム状の感光性接着層を貼付して、感光性接着層16を形成することができる。
そして、感光性接着層16にフォトリソグラフィ工程により開口部16xを形成する。なお、開口部16xは、感光性接着層16が土台となる半導体基板11の主面に積層された時に電極パッド15の一部を露出する位置に形成する。感光性接着層16の材料や形成方法は、第1の実施の形態と同様である。
次に、図4(b)に示す工程では、図4(a)に示す構造体を上下反転させ、基材515上に形成した感光性接着層16を、土台となる半導体基板11の主面に転写する。その後、第1の実施の形態の図2C(a)以降と同様の工程により、図1に示す半導体装置10が複数個作製される。なお、基材515としては、例えば、シリコン板、金属板、ガラス板等を用いることができる。
なお、図4(b)に示す工程において、基材515上に形成した感光性接着層16を、土台となる半導体基板11の主面に転写する代わりに、第1の実施の形態の図2B(a)に示す工程において支持体510上で薄化された半導体基板11の背面に転写してもよい。
このように、感光性接着層16を形成する工程は、第1の実施の形態及びその変形例に一例を示したように、様々な工程とすることができる。なお、第1の実施の形態及びその変形例において、感光性接着層16は、土台となる半導体基板11の主面と、支持体510上で薄化された半導体基板11の背面の両方に形成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施の形態及びその変形例について詳説したが、本発明は、上述した実施の形態及びその変形例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及びその変形例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記実施の形態では、平面視円形の半導体基板(シリコンウェハ)を用いた場合を例にとり説明を行ったが、半導体基板は平面視円形に限定されず、例えば平面視長方形等のパネル状のものを用いても構わない。
又、半導体チップを有する半導体基板に代えて、半導体チップを有しない構造層を含む基板を一部に積層してもよい。
又、半導体基板の材料はシリコンに限定されず、例えばゲルマニウムやサファイア等を用いても構わない。
又、上記実施の形態では、積層された半導体チップ同士をビアホール内に形成された金属層を介して電気信号により接続する例を示したが、積層された半導体チップ同士の接続は電気信号には限定されず、例えば光信号により接続しても構わない。この際、ビアホール内には金属層に代えて光導波路を形成すればよい。
10 半導体装置
11 半導体基板(ウェハ)
12 基板本体
13 半導体集積回路
14 絶縁層
15 電極パッド
16 感光性接着層
16x、530x、540x 開口部
17 貫通電極
18 ビアホール
51 絶縁膜
52、53、54 金属層
110 半導体チップ
510 支持体
515 基材
520 接着層
530、540 レジスト膜

Claims (8)

  1. 複数の半導体チップが形成された半導体基板を複数枚積層し、異なる層の半導体チップ同士を信号伝達可能に接続し、半導体チップが積層された部分を個片化する半導体装置の製造方法であって、
    複数の半導体チップを有する半導体基板であって土台となる土台基板と、複数の半導体チップを有する半導体基板であって前記土台基板上に積層される積層基板と、を準備する工程と、
    前記土台基板の主面に感光性接着層を形成し、フォトリソグラフィ工程により前記感光性接着層に開口部を形成する工程と、
    支持体を準備し、主面を前記支持体側に向けて前記積層基板を前記支持体に仮固定する工程と、
    前記積層基板の背面側を薄化する工程と、
    前記土台基板の主面に、前記支持体上で薄化された前記積層基板の背面を、前記開口部が形成された前記感光性接着層によって固着して前記土台基板と前記積層基板を積層する工程と、
    前記支持体を除去する工程と、
    前記積層基板の半導体チップと、前記土台基板の半導体チップとを、前記開口部に対応する位置に形成された貫通電極を介して接続する工程と、を有する半導体装置の製造方法。
  2. 前記積層基板を積層する工程よりも後に
    複数の半導体チップを有する半導体基板であって前記土台基板上に積層される他の積層基板を準備する工程と、
    前記積層基板の主面に、フォトリソグラフィ工程により開口部が形成された感光性接着層を介して前記他の積層基板を積層する工程と、を有する請求項1記載の半導体装置の製造方法。
  3. 前記感光性接着層を介して前記積層基板を積層する工程は、
    板状の基材上に感光性接着層を形成する工程と、
    前記感光性接着層にフォトリソグラフィ工程により開口部を形成する工程と、
    前記基材上に形成された感光性接着層を、前記土台基板の主面と前記積層基板の背面の少なくとも一方に転写する工程と、を含む請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記感光性接着層を介して前記積層基板を積層する工程は、
    前記土台基板の主面と前記積層基板の背面の少なくとも一方に、半硬化状態のフィルム状の感光性樹脂を貼付する工程と、
    前記感光性樹脂にフォトリソグラフィ工程により開口部を形成する工程と、を含む請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  5. 前記感光性接着層を介して前記積層基板を積層する工程は、
    前記土台基板の主面と前記積層基板の背面の少なくとも一方に、液状の感光性樹脂を塗布する工程と、
    前記液状の感光性樹脂を加熱して半硬化状態にする工程と、
    半硬化状態の前記感光性樹脂にフォトリソグラフィ工程により開口部を形成する工程と、を含む請求項1又は2記載の半導体装置の製造方法。
  6. 薄化された前記積層基板の厚さが50μm以下である請求項1乃至5の何れか一項記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記感光性接着層の厚さが50μm以下である請求項1乃至6の何れか一項記載の半導体装置の製造方法。
  8. 感光性接着層を介して主面を同一方向に向けて積層された複数の半導体チップと、
    前記半導体チップを貫通し、各層の半導体チップを接続する貫通電極と、を有し、
    前記感光性接着層の前記貫通電極に対応する位置には開口部が形成されており、前記開口部の平面形状は、前記貫通電極の平面形状よりも小さい
    半導体装置。
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