JP6437981B2 - 鞍乗型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗型車両に関するものである。特に、その水冷エンジンの冷却技術に関するものである。
従来、鞍乗型車両として、例えば特許文献1に見られるように、車体フレームに支持される左右のラジエータ(41,42)を備えたものが知られている。
また、従来、ラジエータにラジエータファンを設けた鞍乗型車両も知られている。
特開2013−103694号公報
車体フレームに支持される左右のラジエータを備えたものにおいては、左右のラジエータの一方のラジエータにのみラジエータファンを設けたいという要請が生じることがある。
しかし、そのような場合、他方のラジエータにはラジエータファンは付かないから、冷却性能をどのようにして向上させるかが課題となる。
本発明が解決しようとする課題は、左右のラジエータの一方にのみラジエータファンを設けた場合において冷却性能を向上させることができる鞍乗型車両を提供することである。
上記課題を解決するために本発明の鞍乗型車両は、
前輪と後輪との間に配置される車体フレームと、この車体フレームに支持される水冷エンジンと、前記車体フレームに支持される左右のラジエータと、これら左右のラジエータと水冷エンジンとを接続する冷却水通路とを備えるものにおいて、
前記左右のラジエータの一方のラジエータのみにラジエータファンが設けられ、
前記一方のラジエータと前記水冷エンジンとを接続する一方の冷却水通路が、他方のラジエータと前記水冷エンジンとを接続する他方の冷却水通路よりも大径となっており、
前記一方の冷却水通路が接続される前記一方のラジエータの入り口管が、前記他方の冷却水通路が接続される前記他方のラジエータの入り口管よりも大径となっていることを特徴とする。
この鞍乗型車両によれば、左右のラジエータのうち、ラジエータファンが設けられた一方のラジエータと水冷エンジンとを接続する一方の冷却水通路が、前記他方のラジエータと水冷エンジンとを接続する他方の冷却水通路よりも大径となっており、
前記一方の冷却水通路が接続される前記一方のラジエータの入り口管が、前記他方の冷却水通路が接続される前記他方のラジエータの入り口管よりも大径となっているので、ラジエータファンが設けられることで冷却性能が向上した一方のラジエータへより多くの冷却水が流れることとなる。したがって、冷却水全体が効率よく冷却されることとなる。
すなわち、この鞍乗型車両によれば、左右のラジエータの一方にのみラジエータファンを設けた場合において冷却性能を向上させることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記一方のラジエータは、前記他方のラジエータよりも大きい構成とすることができる。
このように構成すると、ラジエータファンが設けられた一方のラジエータが大きいことにより、冷却性能を一層向上させることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記冷却水通路は、前記水冷エンジンから前記左右のラジエータへ冷却水を流す行き冷却水通路と、前記左右のラジエータから前記水冷エンジンへ冷却水を戻す戻り冷却水通路とを備え、
前記行き冷却水通路は、前記水冷エンジンから分岐部までをつなぐ第1冷却水通路と、
前記分岐部から前記一方のラジエータまでをつなぐ第2冷却水通路と、
前記分岐部から前記他方のラジエータまでをつなぐ第3冷却水通路とを備え、
前記第2冷却水通路は、前記第3冷却水通路より大径であり、
前記第1冷却水通路は、前記第2冷却水通路より小径である構成とすることができる。
このように構成すると、前記分岐部から前記一方のラジエータまでをつなぐ第2冷却水通路が、前記分岐部から前記他方のラジエータまでをつなぐ第3冷却水通路より大径であることにより、一方のラジエータへ流れる冷却水の量を他方のラジエータへ流れる冷却水の量より多くできるとともに、前記第1冷却水通路が前記第2冷却水通路より小径であることにより小型軽量化を図ることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記戻り冷却水通路は、前記一方のラジエータから合流部までをつなぐ第4冷却水通路と、
前記他方のラジエータから合流部までをつなぐ第5冷却水通路と、
前記合流部から前記水冷エンジンまでをつなぐ第6冷却水通路とを備え、
前記合流部は前記第4冷却水通路と前記第6冷却水通路とが連結される曲がり量より、
前記第5冷却水通路と前記第6冷却水通路とが連結される曲がり量を大きくした構成とすることができる。
このように構成すると、前記他方のラジエータから合流部までをつなぐ第5冷却水通路と前記合流部から前記水冷エンジンまでをつなぐ第6冷却水通路との曲がり量に比べて、前記一方のラジエータから合流部までをつなぐ第4冷却水通路と前記第6冷却水通路との曲がり量が少ないことにより、一方のラジエータから戻ってくる冷却水をより円滑にかつより多く流すことができるため、冷却性能をより一層向上させることができる。
この鞍乗型車両においては、
前記車体フレームは、前記前輪をフロントフォークを介して支持するヘッドパイプと、このヘッドパイプから下方へ延びるダウンチューブとを有し、
このダウンチューブの左右に振り分けられて前記一方のラジエータと前記他方のラジエータとが配置され、
前記ダウンチューブの後方に配置された前記水冷エンジンの前側に設けた排気口に接続された排気管は、前記他方のラジエータの下方を通る構成とすることができる。
このように構成すると、小さい方のラジエータである他方のラジエータの下方を排気管が通るため、排気管のレイアウトが容易にできるとともに、冷却水がたくさん流れる一方のラジエータに対する排気管からの熱の影響を少なくすることができる。
本発明に係る鞍乗型車両の実施の形態を示す右側面。 同じく部分省略拡大正面図。 同じくラジエータおよび冷却水通路を示す拡大背面図。 水冷エンジンの部分省略正面図。 水冷エンジンの部分省略斜視図。 主としてシリンダヘッドを示す右側面図。
以下、本発明に係る鞍乗型車両の実施の形態について図面を参照して説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、操縦者から見た方向に従い、必要に応じて図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。各図において、同一部分ないし相当する部分には、同一の符号を付してある。
図1に示すように、この実施の形態の鞍乗型車両1は、前輪WFと後輪WRとの間に配置される車体フレーム10と、この車体フレーム10に支持される水冷エンジン20と、車体フレーム10に支持される左右のラジエータ30(L,R)と、これら左右のラジエータ30(L,R)と水冷エンジン20とを接続する冷却水通路40(図3)とを備えている。
図3に示すように、左右のラジエータ30(L,R)の一方のラジエータ(この実施の形態では左側のラジエータ30L)のみにラジエータファン31が設けられている。
そして、一方のラジエータ30Lと水冷エンジン20とを接続する一方の冷却水通路42が、他方のラジエータ30Rと水冷エンジン20とを接続する他方の冷却水通路43よりも大径となっている。
この鞍乗型車両1によれば、左右のラジエータ30(L,R)のうちラジエータファン31が設けられた一方のラジエータ30Lと水冷エンジン20とを接続する一方の冷却水通路42が、他方のラジエータ30Rと水冷エンジン20とを接続する他方の冷却水通路43よりも大径となっているので、ラジエータファン31が設けられることで冷却性能が向上した一方のラジエータ30Lへより多くの冷却水が流れることとなる。したがって、冷却水全体が効率よく冷却されることとなる。
すなわち、この鞍乗型車両によれば、左右のラジエータ30(L,R)の一方にのみラジエータファン31を設けた場合において全体としての冷却性能を向上させることができる。
ラジエータ30Lへのラジエータファン31の取付構造は、適宜の構造を採用し得る。
この実施の形態では、ラジエータ30Lのケース30cにこれと一体のステー30bを3箇所に設け、このステー30bに対して、ラジエータファン31の取付アーム部31aをボルト31bで締結固定することで、ラジエータ30Lへラジエータファン31を取り付けている。
一方のラジエータ30Lは、他方のラジエータ30Rよりも大きいラジエータである。
このように構成すると、ラジエータファン31が設けられた一方のラジエータ30Lが大きいことにより、冷却性能を一層向上させることができる。
冷却水通路40は、水冷エンジン20から左右のラジエータ30(L,R)へ冷却水を流す行き冷却水通路40aと、左右のラジエータ30(L,R)から水冷エンジン20へ冷却水を戻す戻り冷却水通路40bとを備えている。
行き冷却水通路40aは、水冷エンジン20から分岐部47までをつなぐ第1冷却水通路41と、分岐部47から一方のラジエータ30Lまでをつなぐ第2冷却水通路42と、分岐部47から他方のラジエータ30Rまでをつなぐ第3冷却水通路43とを備えている。
第2冷却水通路42は、第3冷却水通路43より大径であり、第1冷却水通路41は、第2冷却水通路42より小径である。
このように構成すると、分岐部47から一方のラジエータ30Lまでをつなぐ第2冷却水通路42が、分岐部47から他方のラジエータ30Rまでをつなぐ第3冷却水通路43より大径であることにより、一方のラジエータ30Lへ流れる冷却水の量を他方のラジエータ30Rへ流れる冷却水の量より多くできるとともに、第1冷却水通路41が第2冷却水通路42より小径であることにより、行き冷却水通路40aの小型軽量化を図ることができる。
戻り冷却水通路40bは、一方のラジエータ30Lから合流部48までをつなぐ第4冷却水通路44と、他方のラジエータ30Rから合流部48までをつなぐ第5冷却水通路45と、合流部48から水冷エンジン20までをつなぐ第6冷却水通路46(図5参照)とを備えている。
図3〜図5に示すように、合流部48では第4冷却水通路44と第6冷却水通路46とが、曲がり量が少なく連結され、第5冷却水通路45と第6冷却水通路46とが、曲がり量が大きく連結されている。
このように構成すると、他方のラジエータ30Rから合流部48までをつなぐ第5冷却水通路45と合流部48から水冷エンジン20までをつなぐ第6冷却水通路46との曲がり量に比べて、一方のラジエータ30Lから合流部48までをつなぐ第4冷却水通路44と第6冷却水通路46との曲がり量が少ないことにより、一方のラジエータ30Lから戻ってくる冷却水をより円滑にかつより多く流すことができるため、冷却性能をより一層向上させることができる。
なお、図5においては、一方のラジエータ30Lから合流部48までをつなぐ第4冷却水通路44と第6冷却水通路46とは直線状であり、図3において、第4冷却水通路44と第6冷却水通路46とは鈍角をなしているから、一方のラジエータ30Lから合流部48までをつなぐ第4冷却水通路44と第6冷却水通路46との曲がり量は、図3においてθ1で示すように鋭角状となる。一方、図5に示すように、他方のラジエータ30Rから合流部48までをつなぐ第5冷却水通路45は合流部48との接続部482が水冷エンジン20までをつなぐ第6冷却水通路46に対して略直角状に接続されているから、他方のラジエータ30Rから合流部48までをつなぐ第5冷却水通路45と合流部48から水冷エンジン20までをつなぐ第6冷却水通路46との曲がり量は、図5においてθ2で示すように直角状となる。
したがって、合流部48において、第4冷却水通路44と第6冷却水通路46とは曲がり量(θ1)が少なく連結され、第5冷却水通路45と第6冷却水通路46とは曲がり量(θ2)が大きく連結されている。
図1,図2に示すように、車体フレーム10は、前輪WFをフロントフォーク12を介して支持するヘッドパイプ11と、このヘッドパイプ11から下方へ延びるダウンチューブ15とを有している。
このダウンチューブ15の左右に振り分けられて一方のラジエータ30Lと他方のラジエータ30Rとが配置されており、ダウンチューブ15の後方に配置された水冷エンジン20の前側に設けた排気口21(図4)に接続された排気管24は、他方のラジエータ30Rの下方を通っている。
このように構成すると、小さい方のラジエータである他方のラジエータ30Rの下方を排気管24が通ることで、排気管24のレイアウトが容易にできるとともに、冷却水がたくさん流れる一方のラジエータ30Lに対する排気管24からの熱の影響を少なくすることができる。したがって、排気管24からの放熱による冷却効率の低減を抑制することができる。
図1に示すように、車体フレーム10は、ヘッドパイプ11から後下方へ延びるメインチューブ13と、このメインチューブ13の後端から下方へ延びるピボットフレーム14と、前記ダウンフレーム15と、このダウンフレーム15の下端と前記ピボットフレーム14の下端とを連結するロアフレーム16とを備えている。後輪WRはスイングアームSAで揺動可能にピボットフレーム14に支持されている。
Hはハンドル、Tは燃料タンク、Sは運転者が座るシート、STは運転者の足載せ用のステップ、24mは排気管24の後部に設けられたマフラーである。
図1,図2において、17はエンジン前部から底部に亘って覆うロアカバーである。
図4に示すように、水冷エンジン20は、下方に配置されるクランクケース22と、このクランクケース22から上方へ延びるシリンダ23(シリンダヘッド25を含む)とを有している。
図5に示すように、クランクケース22には、ラジエータ30(L,R)からの冷却水をエンジン20に供給するウォーターポンプWPが取り付けられている。
前記合流部48は、ウォーターポンプWPの上部にボルト48bで結合されたキャップ状の集合管48pで構成されている。集合管48pは、第1〜第3の接続管(接続部)481,482,483を有している。第6冷却水通路46はウォーターポンプWPと一体に形成されており、集合管48pすなわち上記第1〜第3の接続管481,482,483と連通している。
図3において、49はエンジン20のシリンダヘッド25に取り付けられて、エンジン20からの冷却水が流れ込むサーモスタットである。
分岐部47は全体としての形状がY字状の分岐管で構成されている。
第1冷却水通路41は、サーモスタット49の出口管49vと分岐部47とに接続されたラジエータホース(41)で構成されている。
第2冷却水通路42は、分岐部47と一方のラジエータ30Lの上部に設けられた入り口管32Lとに接続されたラジエータホース(42)で構成されている。
第3冷却水通路43は、分岐部47と他方のラジエータ30Rの上部に設けられた入り口管32Rとに接続されたラジエータホース(43)で構成されている。
第4冷却水通路44は、一方のラジエータ30Lの下部に設けられた出口管33Lと集合管48pの第1接続管481とに接続されたラジエータホース(44)で構成されている。
第5冷却水通路45は、他方のラジエータ30Rの下部に設けられた出口管33Rと集合管48pの第2接続管482(図5)とに接続されたラジエータホース(45)で構成されている。
なお、集合管48pの第3接続管483は、サーモスタット49の第2出口管492にラジエータホース49hで接続されている。
冷却水は、ウォーターポンプWPの作動により、次の順で循環する。
ウォーターポンプWP→水冷エンジン20のクランクケース22内のウォータージャケット(該ウォータージャケットからシリンダのウォータージャケットへの流出路外壁を図5に符号22bで示す)→水冷エンジン20のシリンダ23のウォータージャケット(該ウォータージャケットへの流入路外壁を図5に符号23bで示す)→シリンダヘッド25のウォータージャケット→シリンダヘッド25のウォータージャケットからの流出路25b(図6)→サーモスタット49→第1冷却水通路41→分岐部47→第2冷却水通路42、第3冷却水通路43→ラジエータ30L,30R→第4冷却水通路44、第5冷却水通路45→集合管48p→第6冷却水通路46→ウォーターポンプWP。
サーモスタット49は、基本構成自体は公知であり、内部に流路切替弁を有し、前述したシリンダヘッド25のウォータージャケットから前記流出路25b(図6)を経てサーモスタット49内に流入する冷却水が所定温度以上の時、エンジンからの冷却水を行き冷却水通路40aを通じてラジエータ30L,30Rへと給送する。
一方、シリンダヘッド25のウォータージャケットから流出路25b(図6)を経てサーモスタット49内に流入する冷却水が所定温度未満の時、エンジンからの冷却水を第2出口管492からラジエータホース49hおよび集合管48pを通じてウォーターポンプWPへと戻す。
図6示すように、シリンダヘッド25の側部25sには、前記流出路25bにサーモスタット49を接続するための接続部25cが設けられており、この接続部25cにサーモスタット49が固定用ボルト49b(図3〜図5)で締結固定されることで、ウォータージャケットからの流出路25bがサーモスタット49内に連通するようになっている。
図6において、25d、25eは固定用ボルト49bが結合される雌ネジ穴である。
図4,図5において60は水冷エンジン20の排気ポートを通じて排気通路21に二次エアーを供給する逆止弁である。この逆止弁60のケースはサーモスタット49のケースと一体に形成されている。逆止弁60は、図4,図5に仮想線で示す二次エアー通路61により、図示しないエアクリーナを介して大気に連通している。図6において25pは逆止弁60に連通する、シリンダヘッド25に設けられた二次エアー供給路である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
WF:前輪、1:鞍乗型車両、10:車体フレーム、11:ヘッドパイプ、12:フロントフォーク、15:ダウンチューブ、20:水冷エンジン、21:排気口、24:排気管、30(L,R):左右のラジエータ、31:ラジエータファン、40:冷却水通路、40a:行き冷却水通路、40b:戻り冷却水通路、41:第1冷却水通路、42:一方の冷却水通路(第2冷却水通路)、43:他方の冷却水通路(第3冷却水通路)、44:第4冷却水通路、45:第5冷却水通路、46:第6冷却水通路、47:分岐部、48:合流部。

Claims (5)

  1. 前輪(WF)と後輪(WR)との間に配置される車体フレーム(10)と、この車体フレーム(10)に支持される水冷エンジン(20)と、前記車体フレーム(10)に支持される左右のラジエータ(30L,30R)と、これら左右のラジエータ(30L,30R)と水冷エンジン(20)とを接続する冷却水通路(40)とを備えるものにおいて、
    前記左右のラジエータ(30L,30R)の一方のラジエータ(30L)のみにラジエータファン(31)が設けられ、
    前記一方のラジエータ(30L)と前記水冷エンジン(20)とを接続する一方の冷却水通路(42)が、他方のラジエータ(30R)と前記水冷エンジン(20)とを接続する他方の冷却水通路(43)よりも大径となっており、
    前記一方の冷却水通路(42)が接続される前記一方のラジエータ(30L)の入り口管(32L)が、前記他方の冷却水通路(43)が接続される前記他方のラジエータ(30R)の入り口管(32R)よりも大径となっていることを特徴とする鞍乗型車両。
  2. 請求項1において、
    前記一方のラジエータ(30L)は、前記他方のラジエータ(30R)よりも大きいことを特徴とする鞍乗型車両。
  3. 請求項1または2において、
    前記冷却水通路(40)は、前記水冷エンジン(20)から前記左右のラジエータ(30L,30R)へ冷却水を流す行き冷却水通路(40a)と、前記左右のラジエータ(30L,30R)から前記水冷エンジン(20)へ冷却水を戻す戻り冷却水通路(40b)とを備え、
    前記行き冷却水通路(40a)は、前記水冷エンジン(20)から分岐部(47)までをつなぐ第1冷却水通路(41)と、
    前記分岐部(47)から前記一方のラジエータ(30L)までをつなぐ第2冷却水通路(42)と、
    前記分岐部(47)から前記他方のラジエータ(30R)までをつなぐ第3冷却水通路(43)とを備え、
    前記第2冷却水通路(42)は、前記第3冷却水通路(43)より大径であり、
    前記第1冷却水通路(41)は、前記第2冷却水通路(42)より小径であることを特徴とする鞍乗型車両。
  4. 請求項1〜3のうちいずれか一項において、
    前記冷却水通路(40)は、前記水冷エンジン(20)から前記左右のラジエータ(30L,30R)へ冷却水を流す行き冷却水通路(40a)と、前記左右のラジエータ(30,30R)から前記水冷エンジン(20)へ冷却水を戻す戻り冷却水通路(40b)とを備え、
    前記戻り冷却水通路(40b)は、前記一方のラジエータ(30L)から合流部(48)までをつなぐ第4冷却水通路(44)と、
    前記他方のラジエータ(30R)から合流部(48)までをつなぐ第5冷却水通路(45)と、
    前記合流部(48)から前記水冷エンジン(20)までをつなぐ第6冷却水通路(46)とを備え、
    前記合流部(48)は前記第4冷却水通路(44)と前記第6冷却水通路(46)とが連結される曲がり量より、
    前記第5冷却水通路(45)と前記第6冷却水通路(46)とが連結される曲がり量を大きくしたことを特徴とする鞍乗型車両。
  5. 請求項2〜4のうちいずれか一項において、
    前記車体フレーム(10)は、前記前輪(WR)をフロントフォーク(12)を介して支持するヘッドパイプ(11)と、このヘッドパイプ(11)から下方へ延びるダウンチューブ(15)とを有し、
    このダウンチューブ(15)の左右に振り分けられて前記一方のラジエータ(30L)と前記他方のラジエータ(30R)とが配置され、
    前記ダウンチューブ(15)の後方に配置された前記水冷エンジン(20)の前側に設けた排気口(21)に接続された排気管(24)は、前記他方のラジエータ(30R)の下方を通ることを特徴とする鞍乗型車両。
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