JPH0717449A - 自動二輪車のラジエター装置 - Google Patents
自動二輪車のラジエター装置Info
- Publication number
- JPH0717449A JPH0717449A JP5162531A JP16253193A JPH0717449A JP H0717449 A JPH0717449 A JP H0717449A JP 5162531 A JP5162531 A JP 5162531A JP 16253193 A JP16253193 A JP 16253193A JP H0717449 A JPH0717449 A JP H0717449A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- radiator
- cooling fan
- cover
- waterproof cover
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 フレームの前部に取付けるラジエターの後面
上部に冷却ファンを取付けて強制冷却でき、この冷却フ
ァンを取付けたラジエター部分を防水カバーで覆って泥
水の付着を防止し、ラジエターの他の部分が目詰りを起
しても、オーバーヒートしないようにできる。 【構成】 フレーム２の前部に前方に向けて取付けたラ
ジエター１の外側をサイドカバー６で覆い、ラジエター
１の後面上部に冷却ファン７を取付け、ラジエター１の
前側上部から上面及び冷却ファン７の後側を覆う防水カ
バー８をサイドカバー６内面に取付けて設けたこと。
上部に冷却ファンを取付けて強制冷却でき、この冷却フ
ァンを取付けたラジエター部分を防水カバーで覆って泥
水の付着を防止し、ラジエターの他の部分が目詰りを起
しても、オーバーヒートしないようにできる。 【構成】 フレーム２の前部に前方に向けて取付けたラ
ジエター１の外側をサイドカバー６で覆い、ラジエター
１の後面上部に冷却ファン７を取付け、ラジエター１の
前側上部から上面及び冷却ファン７の後側を覆う防水カ
バー８をサイドカバー６内面に取付けて設けたこと。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動二輪車のラジエ
ター装置に関する。
ター装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】自動二輪車に水冷エンジンを搭載する場
合には、フレームの前部にラジエターを前方に向けた状
態に取り付け、当該ラジエターにエンジンの冷却水を循
環させ、自動二輪車が走行によって受ける風をラジエタ
ーに当てて、冷却水を冷却するようにしている。またラ
ジエターの外側は、サイドカバーに当ることがないよう
にすると共に、サイドカバーによって走行で受ける風を
ラジエターに集めるようにしている。
合には、フレームの前部にラジエターを前方に向けた状
態に取り付け、当該ラジエターにエンジンの冷却水を循
環させ、自動二輪車が走行によって受ける風をラジエタ
ーに当てて、冷却水を冷却するようにしている。またラ
ジエターの外側は、サイドカバーに当ることがないよう
にすると共に、サイドカバーによって走行で受ける風を
ラジエターに集めるようにしている。
【０００３】オフロードに適するようにした自動二輪車
では、悪路でモノクロスなどのレースをすることがあ
る。特に雨天のとき前輪で跳上げた泥水や前の車が跳上
げた泥水がラジエターにかかり、ラジエターのコアが目
詰りを起し、風の通りを悪くして、冷却効果が落ち、オ
ーバーヒート気味になることがあって不都合である。
では、悪路でモノクロスなどのレースをすることがあ
る。特に雨天のとき前輪で跳上げた泥水や前の車が跳上
げた泥水がラジエターにかかり、ラジエターのコアが目
詰りを起し、風の通りを悪くして、冷却効果が落ち、オ
ーバーヒート気味になることがあって不都合である。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】かかる点に鑑み、この
発明は、フレームの前方に取付けるラジエターの後面上
部に冷却ファンを取付けて強制冷却でき、この冷却ファ
ンを取付けたラジエター部分を防水カバーで覆って泥水
の付着を防止し、ラジエターの他の部分が目詰まりを起
こしても、オーバーヒートしないようにできる自動二輪
車のラジエター装置を提供することを目的とする。
発明は、フレームの前方に取付けるラジエターの後面上
部に冷却ファンを取付けて強制冷却でき、この冷却ファ
ンを取付けたラジエター部分を防水カバーで覆って泥水
の付着を防止し、ラジエターの他の部分が目詰まりを起
こしても、オーバーヒートしないようにできる自動二輪
車のラジエター装置を提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のために、
本発明自動二輪車のラジエター装置は、フレームの前部
に前方に向けて取付けたラジエターの左右両側部をサイ
ドカバーで覆い、ラジエターの後面上部に冷却ファンを
取付け、ラジエターの前面上部、上面および冷却ファン
の後側を防水カバーで覆いこの防水カバーをサイドカバ
ーの内面に一体に設けるようにした。
本発明自動二輪車のラジエター装置は、フレームの前部
に前方に向けて取付けたラジエターの左右両側部をサイ
ドカバーで覆い、ラジエターの後面上部に冷却ファンを
取付け、ラジエターの前面上部、上面および冷却ファン
の後側を防水カバーで覆いこの防水カバーをサイドカバ
ーの内面に一体に設けるようにした。
【０００６】
【作用】ラジエターの前面に泥水などが付着すると目詰
りを起して冷却効果が低下する。しかし、冷却ファンが
後側に取付けてある部分は、前面後面とも防水カバーで
覆われていて、ラジエターのうち防水カバーで覆われて
いる部分への泥水の進行を妨げる。そして、冷却ファン
は、強制的に後方に排風して、ラジエターを強制冷却す
る。また、防水カバーはサイドカバーの内面に一体に設
けられているため、防水カバーの保管がサイドカバーと
一緒にできるようになる。
りを起して冷却効果が低下する。しかし、冷却ファンが
後側に取付けてある部分は、前面後面とも防水カバーで
覆われていて、ラジエターのうち防水カバーで覆われて
いる部分への泥水の進行を妨げる。そして、冷却ファン
は、強制的に後方に排風して、ラジエターを強制冷却す
る。また、防水カバーはサイドカバーの内面に一体に設
けられているため、防水カバーの保管がサイドカバーと
一緒にできるようになる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図１乃至図３によっ
て説明する。ラジエター１は、縦長のものが左右一対あ
って、フレーム２の前部に、前方に向けて取付ける。左
右のラジエター１は、ホース３で連結し、エンジン４と
もホース５で連結して、エンジン冷却水を循環させる。
ラジエター１の左右外側には合成樹脂板などで成形した
サイドカバー６を取付ける。サイドカバー６は、ラジエ
ターなどが、直接ラジエター１に当ったりするのを防ぐ
と共に、走行で受ける風をラジエター１に集めるように
している。
て説明する。ラジエター１は、縦長のものが左右一対あ
って、フレーム２の前部に、前方に向けて取付ける。左
右のラジエター１は、ホース３で連結し、エンジン４と
もホース５で連結して、エンジン冷却水を循環させる。
ラジエター１の左右外側には合成樹脂板などで成形した
サイドカバー６を取付ける。サイドカバー６は、ラジエ
ターなどが、直接ラジエター１に当ったりするのを防ぐ
と共に、走行で受ける風をラジエター１に集めるように
している。
【０００８】片側のラジエター１の後面上部には、冷却
ファン７を取付ける。冷却ファン７は、電動モーターで
駆動するもので、サーモスイッチなどによって操作す
る。防水カバー８は、ラジエター１の前側上部から上面
及び、冷却ファン７の後側まで、少しの間隙を設けて覆
う形状にしてあって、サイドカバー６の内面に取付けら
れていて、ラジエター１に被着するようにしてある。防
水カバー８の前側下縁は、後側下縁の高さまでに揃えて
あって、ラジエター１の冷却ファン７より下側は覆わな
い。防水カバー８の前下縁及び後下縁には、外側に断面
Ｕ字状の桶９を設けて泥水受けにしてある。防水カバー
８の冷却ファン７の後側に当る部分には、排風窓１０を
設けてある。なお、この実施例では、防水カバー８は、
一方のサイドカバー６にのみ取り付けたものを示したが
左右両方のサイドカバー６、６に取り付けるようにして
もよい。
ファン７を取付ける。冷却ファン７は、電動モーターで
駆動するもので、サーモスイッチなどによって操作す
る。防水カバー８は、ラジエター１の前側上部から上面
及び、冷却ファン７の後側まで、少しの間隙を設けて覆
う形状にしてあって、サイドカバー６の内面に取付けら
れていて、ラジエター１に被着するようにしてある。防
水カバー８の前側下縁は、後側下縁の高さまでに揃えて
あって、ラジエター１の冷却ファン７より下側は覆わな
い。防水カバー８の前下縁及び後下縁には、外側に断面
Ｕ字状の桶９を設けて泥水受けにしてある。防水カバー
８の冷却ファン７の後側に当る部分には、排風窓１０を
設けてある。なお、この実施例では、防水カバー８は、
一方のサイドカバー６にのみ取り付けたものを示したが
左右両方のサイドカバー６、６に取り付けるようにして
もよい。
【０００９】防水カバー８で覆ってある冷却ファン７の
前側のラジエター１の部分は、防水カバー８によって泥
水が付着するのを防ぐことができる。そして、冷却水温
が所定温度以上になると、冷却ファンが回転して強制冷
却し、ラジエター１の他の部分がどろみずで目詰りを起
しても、一定の冷却を保つことができて、オーバーヒー
トを防止する。防水カバー８は、サイドカバー６の内側
面に一体に取付けてあるので、サイドカバー６と共に着
脱することができるため組み付けが楽であるのでラジエ
ター１の水洗作業などの整備のときの着脱が簡単にでき
る。また、自動二輪車組み立て前の保管もサイドカバー
６と共にできる。
前側のラジエター１の部分は、防水カバー８によって泥
水が付着するのを防ぐことができる。そして、冷却水温
が所定温度以上になると、冷却ファンが回転して強制冷
却し、ラジエター１の他の部分がどろみずで目詰りを起
しても、一定の冷却を保つことができて、オーバーヒー
トを防止する。防水カバー８は、サイドカバー６の内側
面に一体に取付けてあるので、サイドカバー６と共に着
脱することができるため組み付けが楽であるのでラジエ
ター１の水洗作業などの整備のときの着脱が簡単にでき
る。また、自動二輪車組み立て前の保管もサイドカバー
６と共にできる。
【００１０】
【発明の効果】この発明は上述のように構成したので、
ラジエターに泥水が付着して目詰りを起しても、冷却フ
ァンを取付けた部分は、防水カバーによって泥水の付着
を防ぎ、冷却ファンによる強制冷却で一定の冷却を保つ
ことができ、オーバーヒートを防ぐことができる。そし
て、防水カバーは、サイドカバーの内側面に一体に取付
けてあるので着脱や保管の便がよい。
ラジエターに泥水が付着して目詰りを起しても、冷却フ
ァンを取付けた部分は、防水カバーによって泥水の付着
を防ぎ、冷却ファンによる強制冷却で一定の冷却を保つ
ことができ、オーバーヒートを防ぐことができる。そし
て、防水カバーは、サイドカバーの内側面に一体に取付
けてあるので着脱や保管の便がよい。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図２】本発明の実施例を示すラジエターを防水カバー
で覆った状態の斜視図である。
で覆った状態の斜視図である。
【図３】本発明の実施例を示す全体側面図である。
【符号の説明】 １ ラジエター ２ フレーム ６ サイドカバー ７ 冷却ファン ８ 防水カバー
Claims (1)
- 【請求項１】 フレームの前部に前方に向けて取付けた
ラジエターの左右両側部をサイドカバーで覆い、ラジエ
ターの後面上部に冷却ファンを取付け、ラジエターの前
面上部、上面及び冷却ファンの後側を防水カバーで覆い
この防水カバーをサイドカバーの内面に一体に設けたこ
とを特徴とする自動二輪車のラジエター装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162531A JPH0717449A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動二輪車のラジエター装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5162531A JPH0717449A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動二輪車のラジエター装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0717449A true JPH0717449A (ja) | 1995-01-20 |
Family
ID=15756389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5162531A Pending JPH0717449A (ja) | 1993-06-30 | 1993-06-30 | 自動二輪車のラジエター装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0717449A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7284632B2 (en) * | 2003-04-01 | 2007-10-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Air discharge structure for motorcycles |
| US7726388B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-06-01 | Komatsu Ltd. | Heat exchanger |
| EP3312078A1 (en) * | 2016-10-20 | 2018-04-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-ride type vehicle |
| EP4368484A1 (en) * | 2022-11-14 | 2024-05-15 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
-
1993
- 1993-06-30 JP JP5162531A patent/JPH0717449A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7284632B2 (en) * | 2003-04-01 | 2007-10-23 | Honda Motor Co., Ltd. | Air discharge structure for motorcycles |
| US7726388B2 (en) | 2004-08-25 | 2010-06-01 | Komatsu Ltd. | Heat exchanger |
| EP3312078A1 (en) * | 2016-10-20 | 2018-04-25 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-ride type vehicle |
| US10378420B2 (en) | 2016-10-20 | 2019-08-13 | Honda Motor Co., Ltd. | Saddle-ride type vehicle |
| EP4368484A1 (en) * | 2022-11-14 | 2024-05-15 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Straddled vehicle |
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