JP5807049B2 - 鞍乗型車両の前部構造 - Google Patents
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Description
取付に係る部品点数を削減しながら、上部熱交換器と下部熱交換器とを車体側の部材に確実に支持させる技術が望まれる。
また、上部熱交換器の上端に上方へ延びる左右一対の上端支持部は、車幅方向外側から内側に向けて締結する第1締結部材で締結され、下部熱交換器の下端に後方へ延びる下端支持部は、車幅方向外側から内側に向けて締結する第3締結部材で締結される。
このように、連結させた上部熱交換器の上端と下部熱交換器の下端は、いずれも、車幅方向外側から内側に向けて締結されるので、組付性を高めることができる。加えて、締結方向が一致するため、一体化した熱交換器を前後及び上下に移動させることで、部品の寸法バラツキを容易に吸収できる。
図1に示すように、鞍乗型車両としての自動二輪車10は、車体フレーム11を備え、この車体フレーム11に、ヘッドパイプ12と、このヘッドパイプ12から車両後方へ延びる左右一対のメインフレーム13L、13R(図手前側の符号13Lのみ示す。)とが備えられ、左右一対のメインフレーム13L、13Rの下方にエンジン14が懸架され、このエンジン14の前方に走行風を利用して冷却媒体を冷却する熱交換器60が配置されている。
図3に示すように、上部熱交換器(ラジエータ61)の下端61bと下部熱交換器(オイルクーラ62)の上端62aとは連結され、上部熱交換器(ラジエータ61)の上端61aは、車体フレーム11に支持され、下部熱交換器(オイルクーラ62)の下端62bは、ステー64を介してエンジン14に支持される。
図4に示すように、ラジエータ61は、このラジエータ61を下から見たときに、車両後方へ凸形状に湾曲する湾曲部66を有する。ここで、ラジエータ61の左下端部を61BL、ラジエータ61の右下端部を61BR、ラジエータ61の中央下端部を61BCとするとき、ラジエータ61の下端部は、左下端部61BLと、右下端部61BRと、中央下端部61BCとからなる。言い換えると、ラジエータ61の左右両端61L、61Rが前端で、左右略中央61C(中央下端部61BC)が後端に位置するように配置される。
図3及び図5を併せて参照し、上部熱交換器(ラジエータ61)と下部熱交換器(オイルクーラ62)とは連結部材75L、75Rで連結されると共に、上部熱交換器(ラジエータ61)と下部熱交換器(オイルクーラ62)とからなる熱交換器60の下端60b及び上端60aは、前記車体フレーム11又はこの車体フレーム11に設けられる、例えば、エンジン14等の車体構成部材に支持される。
図6に示すように、ラジエータ61Bは、チューブとフィンとを有し、走行風が通ることで放熱作用を発揮するウオータコア部81Bと、このウオータコア部81Bの左右端部に各々設けられる左右のラジエータタンク82BL、82BRとを有する。なお、電動ファンは取付けられていない。
また、上部熱交換器をオイルクーラとし、下部熱交換器をラジエータとすることは差し支えない。或いは、上部熱交換器及び下部熱交換器をいずれもラジエータとし、若しくは、上部熱交換器及び下部熱交換器をいずれもオイルクーラとしても良い。
Claims (6)
- 車体フレーム(11)にヘッドパイプ(12)及びこのヘッドパイプ(12)から車両後方へ延びる左右一対のメインフレーム(13L、13R)とが備えられ、当該左右一対のメインフレーム(13L、13R)の下方にエンジン(14)が設けられ、このエンジン(14)の前方に走行風を利用して冷却媒体を冷却する熱交換器(60)が設けられている鞍乗型車両の前部構造において、
前記熱交換器(60)は、ラジエータ(61)である上部熱交換器(61)と、この上部熱交換器(61)の下方に設けられるオイルクーラ(62)である下部熱交換器(62)との2部品からなり、
前記熱交換器(60)の下端及び上端は、前記車体フレーム(11)又はこの車体フレーム(11)に設けられる車体構成部材に支持され、
前記ラジエータ(61)の上端から、左右一対の上端支持部(93L、93R)が上方へ延びており、
これらの左右一対の上端支持部(93L、93R)は、前記左右一対のメインフレーム(13L、13R)の下部に、車幅方向外側から内側に向けて差し込む第1締結部材(71)で締結され、
前記オイルクーラ(62)の下端から、下端支持部(94)が車両後方へ延び、
前記エンジン(14)から延びるステー(64)の一端は、前記下端支持部(94)に、下から上に向けて差し込む第2締結部材(72)によって一点で締結され、
前記ステー(64)の他端は、前記エンジン(14)の前部下端に、車幅方向外側から内側に向けて差し込む第3締結部材(73)で締結されることを特徴とする鞍乗型車両の前部構造。 - 前記ラジエータ(61)は、このラジエータ(61)を上から見たときに、車両後方へ凸形状に湾曲する湾曲部(66)を有し、
この湾曲部(66)から下方へ左右一対の連結部材(75L、75R)が延びており、
当該左右一対の連結部材(75L、75R)に、前記オイルクーラの両端(62L、62R)が車両前後に延びる締結部材(74)で締結されることを特徴とする請求項1記載の鞍乗型車両の前部構造。 - 前記第1締結部材(71)は、第1ラバー(101)を介して締結され、前記第2締結部材(72)又は前記第3締結部材(73)の少なくともいずれか一方は、第2ラバー(102)を介して締結されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれか1項記載の鞍乗型車両の前部構造。
- 前記エンジン(14)は、前斜め上方へ延びる前バンク(43)と、後斜め上方へ延びる後バンク(44)とを有し、
前記エンジン(14)から延びる排気管のうち前記前バンク(43)から延びる前排気管(51)は、前方へ突出した後、下方へ延びる前方突出部(52)を有し、
前記ラジエータ(61)から延びる配管は、前記ラジエータの上端(61a)に沿って延びる上部配管(88)を有し、
前記前方突出部(52)の上方に、前記上部配管(88)が配置されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗型車両の前部構造。 - 前記上部配管(88)は、車両一方側に配置されるタンク(82R)と、車両他方側に配置されるサーモスタット(87)とを結ぶ配管であり、金属製であることを特徴とする請求項4記載の鞍乗型車両の前部構造。
- 前記ラジエータ(61)は、リザーブタンク(65)を備え、このリザーブタンク(65)は、前記ラジエータ(61)の上部に取付けられると共に、このラジエータ(61)の前方に位置することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項記載の鞍乗型車両の前部構造。
Priority Applications (1)
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JP2013214098A JP5807049B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 鞍乗型車両の前部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013214098A JP5807049B2 (ja) | 2013-10-11 | 2013-10-11 | 鞍乗型車両の前部構造 |
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JP2015074433A JP2015074433A (ja) | 2015-04-20 |
JP5807049B2 true JP5807049B2 (ja) | 2015-11-10 |
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Country Status (1)
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JP6806747B2 (ja) * | 2018-09-28 | 2021-01-06 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両のカウル構造 |
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2013
- 2013-10-11 JP JP2013214098A patent/JP5807049B2/ja active Active
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JP2015074433A (ja) | 2015-04-20 |
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