JP6426056B2 - ヒューズ - Google Patents

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Description

本発明は、ヒューズに関する。
過電流によって電気回路や電気機器の機能が損なわれることを抑制するために、電源と電気回路との間にヒューズを設けることが周知である。
特許文献1のヒューズは、フランジ状の膨出頭部を有する一対の導体と、導体の延びる方向において互いに対向する一対の膨出頭部の間に溶接により連結される可溶合金片と、一対の膨出頭部及び可溶合金片を収容する筒状絶縁体とを備えている。
このヒューズでは、可溶合金片の融点は、導体の融点よりも低い。このため、ヒューズに過電流が生じた際、導体ではなく可溶合金片が溶断する。当該溶断によってアークが発生する場合があるが、当該アークが発生する部分は、一対の膨出頭部の間に位置している。これら一対の膨出部が障壁となることにより、可溶合金片の飛散する範囲が抑制される。
特開平10−12111号公報
特許文献1のヒューズは、一対の導体と可溶合金片との間で溶接が必要であるため、溶接の出来によって可溶合金片が溶断する際の電流量が異なるおそれがある。
本発明の目的は、製品間における性能差が小さくより簡単に製造できるヒューズを提供することにある。
上記課題を解決するために、ヒューズは、過電流が生じた際に溶断する溶断部が一体成形された導電部材と、前記溶断部を挟むように前記導電部材に設けられる一対の遮蔽部と、電気絶縁性の材料からなり、前記溶断部を前記一対の遮蔽部と協働して囲うケースとを備えることを要旨とする。
この構成によれば、溶断部が導電部材の一部であるため、製造に際し、従来のヒューズのように溶接を必要としない。したがって、ヒューズをより簡単に製造できる。また、挟むという作業は、溶接よりも平易な作業であることから、製造したバスバー間における性能差も小さくなる。ひいては安定した性能のヒューズを製造することができる。さらに、溶断部が一対の遮蔽部及びケースによって囲われているため、溶断部が溶断した際、溶断した導電部材が別製品に付着することが抑制される。
上記構成において、前記遮蔽部は、前記導電部材とは別体である遮蔽部材であって、前記遮蔽部材及び前記導電部材の一方は、他方を挟む挟持部を有することが好ましい。
この構成によれば、溶断部と遮蔽部材との間の距離を調整しやすい。ひいては、溶断部の溶断に伴いアークが発生したとき、溶断部が飛散する範囲を調整しやすい。また、溶断部を溶断させたい電流量も調整しやすい。なお、導電部材と遮蔽部材とが別体であるため、これらが一体となった形状が複雑であっても、容易に製造することができる。
上記構成において、前記遮蔽部材は、前記挟持部と、前記挟持部と外部とを連通する切り欠きとを有し、前記切り欠きを介して前記挟持部に前記導電部材が挿入された状態で前記切り欠きによって離間している部位が閉じるようにかしめられることにより、前記挟持部を介して前記導電部材に取り付けられることが好ましい。
この構成によれば、切り欠きという簡易な構成を設け、当該切り欠きによって離間している部位が閉じるようにかしめるという簡易な作業により、遮蔽部材を導電部材に取り付けることができる。
上記構成において、前記遮蔽部材は、第1部材と、当該第1部材との間に前記導電部材を挟む第2部材とからなり、前記ケースは、前記第1部材の外側面を覆うとともに前記第1部材に一体化された第1ケースと、前記第2部材の外側面を覆うとともに前記第2部材に一体化された第2ケースとからなり、前記第1部材と前記第2部材との間、前記第1ケースと前記第2ケースとの間の少なくとも一方には、互いに離間する方向への変位を規制して連結状態を維持することにより、前記第1部材及び前記第2部材を前記挟持部としても機能させる締結部を備えることが好ましい。
この構成によれば、第1部材と第2部材との間に導電部材を挟むという1つの作業により、導電部材に遮蔽部材を取り付けることができるとともに、溶断部及び遮蔽部材をケースで覆うことができるので、ヒューズの製造にかかる工数が少ない。
上記構成において、前記導電部材は、前記挟持部を有し、前記挟持部は、挟み込まれる方向における前記遮蔽部材の厚みよりも短い距離で対向し且つ弾性的に前記遮蔽部材を挟む一対の対向部位を備えることが好ましい。
この構成によれば、弾性力に抗して一対の対向部位が押し広げられるように遮蔽部材を挟持部に進入させれば、弾性復帰する一対の対向部位に遮蔽部材が挟持される。このような簡易な作業により、導電部材に遮蔽部材を取り付けることができる。
本発明のヒューズは、製品間における性能差が小さくより簡単に製造できるという効果を有する。
第1の実施形態におけるヒューズの斜視図。 第1の実施形態におけるヒューズの分解斜視図。 (a)は第1の実施形態におけるバスバーにブロックを固定する前のヒューズの一部を示す斜視図、(b)はバスバーにブロックを固定した後のヒューズの一部を示す斜視図、(c)はバスバーに固定する前のブロックを示す正面図、(d)はバスバーに固定した後のブロックを示す正面図。 アーク発生時における溶融金属の飛散と熱の伝わりを示すヒューズの断面図。 (a)は第2の実施形態におけるバスバーにブロックを取り付ける前のヒューズの断面図、(b)はバスバーにブロックを取り付けた後のヒューズの断面図、(c)はバスバーにブロックを取り付ける前のヒューズの分解斜視図。 (a)は他の実施形態におけるバスバーにブロックを取り付ける前のヒューズの側面図、(b)はバスバーにブロックを取り付けた後のヒューズの側面図、(c)はバスバーにブロックを取り付けた後のヒューズの斜視図、(d)はブロックの斜視図。 バスバーの他の実施形態を示す斜視図。 ヒューズの他の実施形態を示す断面図。
<第1の実施形態>
以下、ヒューズの第1の実施形態を説明する。ヒューズは、例えばハイブリッド車両のバッテリとインバータとの間に介在される。
[構成]
図1及び図2に示すように、ヒューズ1は、バスバー2と、一対のブロック3と、ケース4とを備える。
図2に示すように、バスバー2は、導電性を有する金属、例えば銅の板材であって、全体として長尺状をなしている。バスバー2は、長手方向に延びる第1バー21及び第2バー22、並びに長手方向においてこれら第1バー21と第2バー22との間を繋ぐエレメント23が一体形成されてなる。第1及び第2バー21,22は、板幅、板厚、及び長手方向における長さ(板長)が等しく設定されている。エレメント23は、第1及び第2バー21,22、正確には、第1及び第2バー21,22におけるエレメント23側の部位であるブロック取付部21a,22aの板幅よりも狭く形成されている。ブロック取付部21a,22aは、第1及び第2バー21,22における他の部位よりも板幅が狭く形成されている。なお、エレメント23の板幅や板厚は、当該エレメント23を溶断させたいときの電流量、後述する一対のブロック3の間隔、バスバー2の全長等の要因により設定される。また、バスバー2が導電部材に、エレメント23が溶断部に、それぞれ相当する。
図2に示すように、ブロック3は、導電性を有する金属、例えば銅により円柱状とされている。ブロック3は、第1及び第2バー21,22の板幅よりも長い直径(外径)を有する。図3(d)に示すように、ブロック3は、軸方向に貫通する貫通孔31を有している。ブロック3の軸方向から見て貫通孔31は、縦面32及び横面33を有する長方形をなしている。ここで、縦面32が第1及び第2バー21,22の板厚方向に、横面33が第1及び第2バー21,22の板幅方向に、それぞれ対応する。縦面32は第1及び第2バー21,22(ブロック取付部21a,22a)の板厚よりも若干長く、横面33は、第1及び第2バー21,22(ブロック取付部21a,22a)の板幅よりも若干長くそれぞれ設定されている。なお、ブロック3が遮蔽部及び遮蔽部材に相当する。
ただし、ブロック3が製造されたときの形状は、次の通りである。図3(c)に示すように、ブロック3は、一方(図中左側)の縦面32に他方の縦面32から離間する方向に延びて且つブロック3の外周まで到達する切り欠き34と、他方(図中右側)の縦面32に一方の縦面32から離間する方向に延びて且つブロック3の外周まで到達しない切り込み35とを有する。ブロック3は、切り込み35の先端部分を支点として、切り欠き34により離間している部分が互いに離れて開口した状態である。すなわち、バスバー2へ取り付けられる前のブロック3は、軸方向から見てC字状を呈している。
図3(a)に示すように、ブロック3は、開口した切り欠き34からバスバー2を進入させて当該バスバー2が貫通孔31にセットされた状態で、切り欠き34及び切り込み35によって離間している部位が近接するようにかしめられる。図3(b)に示すように、ブロック3は、C字状を呈した状態から円柱を呈した状態に塑性変形させられることによりバスバー2に固定される。これにより、ブロック3は、バスバー2を板厚方向において挟み込んだ状態に維持される。このとき、切り欠き34及び切り込み35により離間している部分は、閉じた状態である。また、バスバー2は、貫通孔31を構成する縦面32及び横面33との間に接圧を有する状態に維持される。すなわち、貫通孔31が挟持部に相当する。
なお、本例では、切り欠き34及び切り込み35を設けている。切り欠き34によって離間している部位の離間距離は、バスバー2の進入を許容できる程度に設定されていればよい。また、切り込み35の切り込み深さについては適宜設定すればよいし、切り込み35自体を省略してもよい。
図2に示すように、ケース4は、電気絶縁性を有する樹脂材料からなる一対の半円筒ケース41,42からなり、これら半円筒ケース41,42が組み合わせられることにより全体として円筒をなす。半円筒ケース41,42は、図示しないスナップフィット等の締結部によって締結される。ケース4の内部には、一対のブロック3及びこれらに挟まれるエレメント23が収容される。なお、半円筒ケース41,42の内径は、ブロック3の外径よりも若干大きく設定されている。また、ケース4の内部に形成される隙間、例えば、一対のブロック3とケース4によって囲まれる空間部分にシリカ等の消弧剤を充填することが望ましい。
[作用]
次に、ヒューズ1の組み立て方法について説明する。
図3(a)に示すように、ヒューズ1を組み立てる際、まず、第1バー21のブロック取付部21aと第2バー22のブロック取付部22aとのそれぞれにC字状態のブロック3をセットし、その後、図3(b)に示すように、切り欠き34によって離間している2つの部位が近接するようにブロック3をかしめる。これにより、一対のブロック3がバスバー2のブロック取付部21a,22aに固定される。
次に、図2に示すように、バスバー2の板厚方向において、エレメント23及び一対のブロック3を挟むように一対の半円筒ケース41,42を互いに近接させて相互に固定する。これにより、エレメント23及び一対のブロック3は、ケース4内に収容される。以上のように、エレメント23と一対のブロック3(バスバー2)との間において溶接等の工程を必要とすることなくヒューズ1の組み立てが完了する。
なお、消弧剤は、半円筒ケース41,42を取り付けるタイミングでケース4に封入してもよい。また、ケース4(半円筒ケース41,42のどちらか)に図示しない孔を設け、ヒューズ1の組み立て完了後、孔を介して消弧剤をケース4に封入してもよい。この後、当該孔を封止する。
次に、バッテリとインバータとの間の給電経路に過電流が生じた際のヒューズ1による作用について説明する。
ヒューズ1を含む給電経路に過電流が生じると、バスバー2は、ジュール効果に伴い発熱する(以下、「ジュール熱」という)。ジュール熱の発熱量は、バスバー2の断面積に反比例する。ここでは、第1及び第2バー21,22の断面積よりもエレメント23の断面積の方が狭いため、ジュール熱の発熱量は、第1及び第2バー21,22よりもエレメント23の方が多くなる。このため、エレメント23が溶断する。この際、2つに分断された第1バー21と第2バー22との間でアークが発生する。当該アークの発生により、溶融した金属(エレメント23)が飛散する。このとき、図4に細矢印で示すように、アークの発生部分を間に挟む一対のブロック3により、溶融した金属の飛散が抑制される。なお、溶融した金属はケース4に留まるため、当該溶融した金属が他の製品に付着することも抑制される。また、アークの発生により、第1バー21及び第2バー22の互いに対向する端部が溶融し、しかもその溶融部分が拡大するおそれがある。この点、図4に太矢印で示すように、ブロック3は、バスバー2を介して伝わる熱の熱だまりとしても機能する。すなわち、熱が一対のブロック3の外側(アークの発生部分と反対側)に伝搬することが抑制される。これにより、バスバー2における一対のブロック3の外側の部分まで溶融範囲が拡大することを抑制できる。したがって、ケース4の外側においてバスバー2が溶融することも抑制される。
なお、ケース4に消弧剤が封入されている場合、アークが好適に遮断されるため、アークの連続的な発生が抑制される。また、より迅速にアークが消滅するため、アーク熱によるバスバー2の溶融範囲の拡大が抑制される。
以上詳述したように、第1の実施形態によれば、以下に示す効果が得られる。
(1)エレメント23が一体形成されたバスバー2と、エレメント23を挟むようにバスバー2に取り付けられる一対のブロック3と、エレメント23及び一対のブロック3を覆うケース4とにより、ヒューズ1を構成した。
このヒューズ1では、エレメント23がバスバー2の一部であるため、製造に際し従来のように溶接を必要としない。したがって、より簡単にヒューズ1を製造することができる。
また、エレメント23は、バスバー2における一対のブロック3の間の部分に設けられているため、溶断に際し発生する溶融した金属の飛散が抑制される。
さらに、エレメント23は、ケース4によって覆われているため、当該エレメント23の溶断に伴い発生する溶融金属がケース4の外部に設けられる別製品に付着することが抑制される。ひいては、溶融金属により、別製品同士間で電気が導通することが抑制される。
なお、ケース4により、エレメント23の周囲に消弧剤を封入することができる。この場合、アークがより迅速に遮断されるので、アークの連続的な発生も抑制される。
(2)バスバー2と一対のブロック3を別体とした。これにより、エレメント23と一対のブロック3のそれぞれとの間の距離を調整しやすい。ひいては、エレメント23が溶断した際に溶融した金属が飛散する範囲を調整しやすい。
また、一対のブロック3の間の距離も調整しやすいので、エレメント23を溶断させたい電流量も調整しやすい。
なお、バスバー2と一対のブロック3とが別体であるため、これらが一体となった形状が複雑であっても、容易に製造することができる。
(3)ブロック3には、その軸方向に貫通する貫通孔31と当該貫通孔31の縦面32に設けられてブロック3の外周まで到達する切り欠き34を設けた。そして、切り欠き34から挿入したバスバー2を貫通孔31にセットした状態で切り欠き34によって離間している2つの部分が互いに近接するようにブロック3をかしめることで、ブロック3をバスバー2に固定するようにした。
このように、切り欠き34という簡易な構成と、当該切り欠き34が閉じるようにかしめるという溶接よりも平易な簡易な作業により、ブロック3をバスバー2に取り付けることができるので、ヒューズ1の製造が容易である。また、製造したバスバー間における性能差も小さい。
(4)バスバー2及びブロック3のそれぞれを、熱伝導性に優れる金属材料の一種である銅により形成した。これにより、エレメント23の溶断時に発生するアークによって発生した熱がバスバー2からブロック3に伝わりやすい。すなわち、ブロック3がアークによって発生した熱の熱だまりとして機能するため、熱がバスバー2における一対のブロック3の外側に伝搬することが抑制される。これにより、一対のブロック3の外側、ひいてはケース4の外側においてバスバー2が溶融することが抑制される。
(5)バスバー2は、ブロック3の貫通孔31に接圧を有する状態で収まっている。このため、バスバー2とブロック3との間の径方向におけるがたつきが少ない。
<第2の実施形態>
次に、ヒューズの第2の実施形態について説明する。第2の実施形態におけるヒューズと上記第1の実施形態におけるヒューズとの主たる相違点は、ブロックとケースとを一体化させた点である。このため、上記第1の実施形態と同様の部分については、同一の符号を付すこととし、その詳細な説明を割愛する。
[構成]
図5(c)に示すように、ヒューズ5は、バスバー2と、一対のブロック51と、ケース52とを備える。
図5(a)及び図5(b)に示すように、ブロック51は、第1ブロック材53及び第2ブロック材54を有している。第1及び第2ブロック材53,54は、それぞれ第1及び第2バー21,22(ブロック取付部21a,22a)の板幅よりも長い直径(外径)を有する円柱を直径に沿って切断したような半円柱状に設けられている。ブロック51は、第1及び第2ブロック材53,54が互いに組み合わせられることにより、全体として円柱状をなす。なお、第1ブロック材53が第1部材に、第2ブロック材54が第2部材に、それぞれ相当する。
第1ブロック材53において、第2ブロック材54との対向面531には、係合凸部532及び係合凹部533が設けられている。これら係合凸部532及び係合凹部533は、第1ブロック材53(ブロック51)を軸方向から見たとき、軸を挟んで対称となる位置に設けられている。詳述すると、対向面531において、係合凸部532は、同図5中の9時の位置(左部)に、係合凹部533は、同図5中の3時の位置(右部)に、それぞれ設けられている。係合凸部532と係合凹部533との間の距離は、第1及び第2バー21,22の板幅よりも若干長く設定されている。係合凸部532は先鋭とされている。係合凸部532は、その先端と第1ブロック材53の周面とを滑らかにつなぐ曲面と対向面531に対して垂直な面とから構成され、全体として断面四半円状をなす。係合凹部533は奥に進入するにつれて細くなるとともに反時計方向に向かって湾曲した形状とされている。
第2ブロック材54は、第1ブロック材53と点対称とされた形状とされている。すなわち、第2ブロック材54において、第1ブロック材53との対向面541には、係合凹部533と対向する係合凸部542及び係合凸部532と対向する係合凹部543がそれぞれ設けられている。
ケース52は、絶縁性を有する樹脂材料からなる第1半円筒ケース55及び第2半円筒ケース56を有している。第1及び第2半円筒ケース55,56は、ブロック51の外径よりも若干大きい内径を有している。
第1半円筒ケース55は、例えば射出成形や二色成形などの成形手法により一対の第1ブロック材53と一体化して設けられている。この第1半円筒ケース55と一対の第1ブロック材53により第1ユニット57が構成される。また、第2半円筒ケース56も上記同様の成形手法により一対の第2ブロック材54と一体化して設けられている。この第2半円筒ケース56と一対の第2ブロック材54により第2ユニット58が構成される。なお、第1半円筒ケース55の内面(第1ブロック材53側の面)と第1ブロック材53の外面(第1半円筒ケース55側の面)との間には凹凸結合部57aが、第2半円筒ケース56の内面(第2ブロック材54側の面)と第2ブロック材54の外面(第2半円筒ケース56側の面)との間には凹凸結合部58aが、それぞれ設けられている。これら凹凸結合部57a,58aによる凹凸関係により、第1ブロック材53と第1半円筒ケース55との間の回転及び第2ブロック材54と第2半円筒ケース56との間の回転が抑制される。
なお、第1半円筒ケース55及び第2半円筒ケース56は、それらの組み合わせ方向において互いに係合する図示しないスナップフィット等の締結部を有している。
[作用]
次に、ヒューズ5の組み立て方法について説明する。
このヒューズ5では、第1半円筒ケース55と一対の第1ブロック材53とが第1ユニット57として、第2半円筒ケース56と一対の第2ブロック材54とが第2ユニット58として、それぞれ一体化されている。このため、対向面531と対向面541との間にバスバー2(正確にはブロック取付部21a,22a)が挟まれるように第1ユニット57と第2ユニット58とを互いに近接させて、バスバー2を挟み込むことで、ヒューズ5を組み立てることができる。第2ユニット58に第2バー22をセットして、第1ユニット57をかぶせるように組み付けてもよい。なお、ブロック51、すなわち、第1及び第2ブロック材53,54が挟持部として機能する。
第1ユニット57と第2ユニット58とを組み合わせる際、係合凸部532が係合凹部543に、係合凸部542が係合凹部533に、それぞれ進入する。ここで、係合凹部533,543は、それぞれ反時計方向に向かって湾曲している。したがって、第1ユニット57と第2ユニット58との近接に伴い、係合凸部532,542は、係合凹部533,543に倣って塑性変形することにより湾曲する。図5(b)に示すように、第1ユニット57と第2ユニット58との組み付けが完了したとき、係合凸部532,542は、それぞれ先端に向かうにつれて細くなるとともに、反時計方向へ向かって湾曲した形状となる。係合凸部532と係合凹部543、係合凸部542と係合凹部533とが、それぞれ第1及び第2ユニット57,58の組み合わせ方向(図中上下方向)において係合することにより、第1ユニット57と第2ユニット58とが互いに離間することが抑制される。すなわち、係合凸部532と係合凹部543、係合凸部542と係合凹部533とが、それぞれ締結部に相当する。
なお、第1半円筒ケース55及び第2半円筒ケース56に設けられる締結部も第1ユニット57と第2ユニット58との近接のみで互いに締結されることが望ましい。
以上詳述したように、第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態における(1)、(2)、(4)の各効果に加えて以下に示す効果が得られる。
(6)第1半円筒ケース55と一対の第1ブロック材53とを第1ユニット57として、第2半円筒ケース56と一対の第2ブロック材54とを第2ユニット58として、それぞれ一体化した。これにより、バスバー2が挟まれるように第1ユニット57と第2ユニット58とを互いに近接させるという作業のみで、ヒューズ5を簡単に組み立てることができる。また、組み立て工数も少ない。
なお、上記実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記各実施形態のヒューズでは、ブロックがバスバーを挟持する構成を採用したが、バスバーがブロックを挟持する構成を採用してもよい。
例えば、図6(a)に示すように、バスバー2を板厚方向にU字状に折り曲げて挟持部26を設ける。また、図6(d)に示すように、ブロック6にはバスバー2の板幅及び板厚に対応して挟持部26にはまるように周囲よりも若干凹ませた段差部61を設ける。バスバー2の延びる方向(図中左右方向)において、挟持部26の互いに対向する壁部26a,26bの間の距離Bは、円板状のブロック6(段差部61)の軸方向長さAよりも若干短く設定される。そして、バスバー2にブロック6を取り付ける際には、図6(b)及び図6(c)に示すように、ブロック6(段差部61)を挟持部26の2つの壁部26a,26bの間に挿入する。ブロック6を挟持部26に挿入するにつれて、壁部26a,26bは、互いに離間する方向へ押し広げられる。ブロック6は、押し広げられた壁部26a,26bが互いに近接する方向へ向けて弾性復帰しようとする力により挟持される。すなわち、挟持部26(壁部26a,26b)が挟持部として機能する。このように構成した場合でも、上記第1の実施形態の(1)の効果を得ることができる。また、段差部61によって、挟持部26(バスバー2)に対してブロック6が回転すること、ひいては、ブロック6が挟持部26から外れることが抑制される。
なお、段差部61は必須の構成ではない。段差部61を省略した場合でも、ブロック6は挟持部26の2つの壁部26a,26bによって挟持される。
・上記各実施形態のヒューズは、ブロックとバスバーとが別体であったが、図7に示すように、バスバー71とブロック72とが一体形成とされた一体型バスバー7のような構成を採用してもよい。このように、バスバーとブロックとが一体とされていれば、上記第1の実施形態の(1)に示す効果を得ることができる。また、一体型バスバー7にケースを取り付けるだけで、ヒューズを組み立てることができる。
・上記第2の実施形態において、ヒューズ5に採用された係合凸部532,542及び係合凹部533,543の各構成に代えて、次に示す係合凸部及び係合凹部を採用してもよい。
すなわち、図8に示すように、第1ブロック材53には係合凸部534を、第2ブロック材54には係合凹部544を、それぞれ設ける。係合凸部534は、対向面531の中央部に設けられている。係合凹部544は、対向面541の中央部に設けられている。係合凸部534は係合凹部544に圧入される。また、バスバー2(第1及び第2バー21,22)には、多数の貫通孔27(図中では、1つだけ現れている)を設ける。多数の貫通孔27は、バスバー2の板幅方向における中央部、且つバスバー2の長手方向に沿ってブロック51の軸方向長さよりも長い一定間隔で並んで設けられている。各貫通孔27には、係合凸部534が挿通可能とされている。このように構成すれば、エレメント23とブロック51との間の距離、及び一対のブロック51の間の距離を、それぞれ調整しやすい。なお、係合凸部534の周囲及び係合凸部534の周囲にバスバー2の厚み及び板幅に合わせて凹みを設けることが望ましい。
・上記第2の実施形態において、ヒューズ5に採用された係合凸部532,542及び係合凹部533,543を省略してもよい。この場合、第1半円筒ケース55及び第2半円筒ケース56に設けられる締結部による締結力を利用して、第1ブロック材53と第2ブロック材54との間にバスバー2を挟ませる。このように構成しても上記第1の実施形態の(1)に示す効果を得ることができる。
・上記第2の実施形態において、第1半円筒ケース55は一対の第1ブロック材53と、第2半円筒ケース56は一対の第2ブロック材54と、それぞれ一体化された第1ユニット57及び第2ユニット58をそれぞれ構成していたが、これらはユニット化されていなくてもよい。すなわち、第1半円筒ケース55は一対の第1ブロック材53と、第2半円筒ケース56は一対の第2ブロック材54と、それぞれ別体とされていてもよい。
・上記各実施形態において、バスバー及びブロックには、同じ金属材料(銅)が採用されたが違う金属材料が採用されてもよい。
なお、ブロックには、バスバーと同等又はバスバーよりも熱伝導率のよい材料が採用されることが好ましい。このように構成すれば、エレメントの溶断時、ブロックが熱だまりとして機能する。また、ブロックは、熱伝導性を有していれば非導電性の材料で構成されてもよい。
・上記各実施形態において、ヒューズは、ハイブリッド車両のバッテリとインバータとの間に介在されるものと説明したが、当該バッテリとインバータとの間に限らず、電気回路のいずれの位置に設けてもよい。また、車両以外の電気回路に設けてもよい。
・上記各実施形態において、ブロックの形状は円柱とされたが、四角柱など他の形状であってもよい。
・上記各実施形態において、ケースの形状は円筒とされたが、四角筒など他の形状であってもよい。
・上記各実施形態において、ケースは、エレメント及び一対のブロックを覆う構成であったが、一対のブロックの外側(エレメントと反対側)を覆わない形状であってもよい。すなわち、ケースは、一対のブロックと協働してエレメントを覆う形状であればよい。
・上記各実施形態において、エレメント23は、過電流が生じた際に溶断するべくバスバー2の他の部位よりも断面積が小さければよくその形状は図示された形状に限定されない。
・上記各実施形態では、ブロック取付部21a,22aとして第1及び第2バー21,22の他の部位よりも板幅の狭い部分を設けたが、これを省略してもよい。すなわち、第1及び第2バー21,22は、エレメント23の部分を除いて板幅が一律であってもよい。
1,5…ヒューズ、2,71…バスバー、3,6,51,72…ブロック、4,52…ケース、7…一体型バスバー、21…第1バー、22…第2バー、23…エレメント(溶断部)、26…挟持部、27…貫通孔、31…貫通孔(挟持部)、32…縦面(挟持部)、33…横面(挟持部)、34…切り欠き、35…切り込み、41,42…半円筒ケース、53…第1ブロック材、54…第2ブロック材、55…第1半円筒ケース、56…第2半円筒ケース、57…第1ユニット、58…第2ユニット、57a,58a…凹凸結合部、61…段差部、531,541…対向面、532,534,542…係合凸部、533,543,544…係合凹部。

Claims (5)

  1. 過電流が生じた際に溶断する溶断部が一体成形された導電部材と、
    前記導電部材とは別体であり、前記溶断部を挟むように前記導電部材に設けられる一対の遮蔽部と、
    電気絶縁性の材料からなり、前記溶断部及び前記一対の遮蔽部を収容するように覆うケースとを備えるヒューズ。
  2. 請求項1に記載のヒューズにおいて、
    前記遮蔽部は、前記導電部材とは別体である遮蔽部材であって、
    前記遮蔽部材及び前記導電部材の一方は、他方を挟む挟持部を有するヒューズ。
  3. 請求項2に記載のヒューズにおいて、
    前記遮蔽部材は、前記挟持部と、前記挟持部と外部とを連通する切り欠きとを有し、前記切り欠きを介して前記挟持部に前記導電部材が挿入された状態で前記切り欠きによって離間している部位が閉じるようにかしめられることにより、前記挟持部を介して前記導電部材に取り付けられるヒューズ。
  4. 請求項2に記載のヒューズにおいて、
    前記遮蔽部材は、第1部材と、当該第1部材との間に前記導電部材を挟む第2部材とからなり、
    前記ケースは、前記第1部材の外側面を覆うとともに前記第1部材に一体化された第1ケースと、前記第2部材の外側面を覆うとともに前記第2部材に一体化された第2ケースとからなり、
    前記第1部材と前記第2部材との間、前記第1ケースと前記第2ケースとの間の少なくとも一方には、互いに離間する方向への変位を規制して連結状態を維持することにより、前記第1部材及び前記第2部材を前記挟持部としても機能させる締結部を備えるヒューズ。
  5. 請求項2に記載のヒューズにおいて、
    前記導電部材は、前記挟持部を有し、
    前記挟持部は、挟み込まれる方向における前記遮蔽部材の厚みよりも短い距離で対向し且つ弾性的に前記遮蔽部材を挟む一対の対向部位を備えるヒューズ。
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