JP6422594B2 - 歪補償回路 - Google Patents

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Description

本発明は、高周波増幅器の入力側または出力側に設け、希望波に対して、低周波域の相互変調歪の位相と振幅と、高周波域の相互変調歪の位相と振幅とをそれぞれ調整可能にすることで、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を補償する歪補償回路に関するものである。
従来、増幅器等において発生する相互変調歪を低減する方法として、その増幅器の前段または後段に歪補償回路を設けるようにしたものが考えられている。この歪補償回路は、増幅器において発生する相互変調歪に比べて、振幅は希望波との電力比が同じであり、位相は希望波に対する相対位相が180度異なる特定の相互変調歪を発生させることにより、増幅器において発生する相互変調歪を低減するようになされている。
従来、このような歪補償回路として、歪発生回路の前段または後段のうちの少なくとも一方に、希望波周波数帯域は通過させるとともに、入力される2つの希望波の周波数の差に相当する周波数帯域に対するインピーダンスを変化させるインピーダンス変換回路を設けるようにしたものがあった(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−15390号公報
しかしながら、希望波周波数の帯域が広くなると、増幅器で希望波より低域に現れる相互変調歪をIM3L、希望波より高域に現れる相互変調歪をIM3Hとした場合、その相互変調歪のIM3LとIM3Hに、位相差や振幅差が発生し非対称な特性になる。この場合、上記特許文献1に記載されたような従来の歪補償回路では、相互変調歪のIM3LとIM3Hでそれぞれ独立に位相と振幅を調整できないため、精度よく増幅器の非対称な相互変調歪を補償することができないという問題があった。
この発明は、かかる問題を解決するためになされたもので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を精度良く補償することのできる歪補償回路を提供することを目的とする。
この発明に係る歪補償回路は、入力される信号を第1の伝送線路と第2の伝送線路に分配する分配器と、第1の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、高域側の周波数の信号の振幅に対し、低域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタに接続される第1のリニアライザと、第1のリニアライザに接続される第1の移相器と、第2の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、低域側の周波数の信号の振幅に対し、高域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するローパスフィルタと、ローパスフィルタに接続される第2のリニアライザと、第2のリニアライザに接続される第2の移相器と、ハイパスフィルタ、第1のリニアライザ及び第1の移相器を経由した第1の伝送線路の信号と、ローパスフィルタ、第2のリニアライザ及び第2の移相器を経由した第2の伝送線路の信号とを合成する合成器とを備え、第1のリニアライザは、ハイパスフィルタを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力し、第2のリニアライザは、ローパスフィルタを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力するものである。
この発明に係る歪補償回路は、希望波に対して、低周波域の相互変調歪の位相と振幅と、高周波域の相互変調歪の位相と振幅とをそれぞれ調整可能にするようにしたので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を精度良く補償することができる。
この発明の実施の形態1の歪補償回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路におけるハイパスフィルタの周波数特性を示す説明図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路におけるハイパスフィルタの構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路におけるローパスフィルタの周波数特性を示す構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路におけるローパスフィルタの構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路におけるリニアライザの構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路における移相器の構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路における移相器の他の例の構成図である。 この発明の実施の形態1の歪補償回路の動作を示す説明図である。 この発明の実施の形態2の歪補償回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3の歪補償回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4の歪補償回路を示す構成図である。
以下、この発明をより詳細に説明するために、この発明を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態による歪補償回路を示す構成図である。
本実施の形態による歪補償回路は、図示のように、入力端子1、出力端子2、分配器3、合成器4、第1の伝送線路5、第2の伝送線路6、ハイパスフィルタ7、ローパスフィルタ8、第1のリニアライザ9、第2のリニアライザ10、第1の移相器11、第2の移相器12を備える。
入力端子1及び出力端子2は、歪補償回路として、信号を入力及び出力するための端子である。分配器3は、入力端子1から入力される信号を第1の伝送線路5と第2の伝送線路6の2系統に分配する分配器である。合成器4は、第1の伝送線路5と第2の伝送線路6の2系統の信号を合成して出力端子2から出力する合成器である。ハイパスフィルタ7は第1の伝送線路5に設けられ、低域側の周波数の信号に比べて高域側の周波数の信号を通過させる特性を有するフィルタである。ローパスフィルタ8は第2の伝送線路6に設けられ、高域側の周波数の信号に比べて低域側の周波数の信号を通過させる特性を有するフィルタである。第1のリニアライザ9はハイパスフィルタ7の後段側に設けられた歪補償を行う回路であり、第2のリニアライザ10はローパスフィルタ8の後段側に設けられた歪補償を行う回路である。また、ハイパスフィルタ7と第1のリニアライザ9で、低周波域の相互変調歪の振幅調整を行う第1の調整回路100が、ローパスフィルタ8と第2のリニアライザ10で、高周波域の相互変調歪の振幅調整を行う第2の調整回路200が構成されている。
第1の移相器11及び第2の移相器12は、それぞれ第1のリニアライザ9の出力及び第2のリニアライザ10の出力の位相制御を行うための移相器である。合成器4は、第1の移相器11及び第2の移相器12の出力を合成して出力端子2から出力する合成器である。
次にこれら構成要素の詳細について説明する。
ハイパスフィルタ7は、入力される希望波である2波の高周波信号(以下、RF信号という)の、高域側の周波数fHの振幅に対し、低域側の周波数fLの振幅は6dB以上減衰する特性を有する。図2に周波数特性を示すが、帯域外の特性はどのような特性でもよい。また、減衰量についても6dBに限定されるものではない。ハイパスフィルタ7の構造としては例えば図3の回路構成により実現する。この回路は、入力端子71、出力端子72、コンデンサ73、インダクタ74,75を備える。ただし、段数の増減、分布定数線路で構成されるなどの違いがあっても、図2に示す周波数特性を有するものであれば他の回路構成であってもよい。
ローパスフィルタ8は、入力される2波のRF信号の、低域側の周波数fLの振幅に対し、高域側の周波数fHの振幅は6dB以上減衰する特性を有する。図4に周波数特性を示すが、帯域外の特性はどのような特性でもよい。また、減衰量についても6dBに限定されるものではない。ローパスフィルタ8の構造としては例えば図5の回路構成により実現する。この回路は、入力端子81、出力端子82、インダクタ83、コンデンサ84,85を備える。ただし、段数の増減、分布定数線路で構成されるなどの違いがあっても、図4に示す周波数特性を有するものであれば他の回路構成であってもよい。
第1のリニアライザ9及び第2のリニアライザ10は、出力端子2の後段に接続される増幅器13(後述する図9参照)において生じる相互変調歪とは、逆特性に近い相互変調歪を生じる。その構造としては図6の回路構成が考えられ、この回路は、入力端子901、出力端子902、バイアス端子903、DCカットコンデンサ904,905、バイアス用抵抗906、ダイオード907を備える。ただし、これら第1のリニアライザ9及び第2のリニアライザ10として、ダイオードがシャントではなくシリーズに装荷される、ダイオード以外の素子で構成されるなどの違いがあっても、増幅器で生じる相互変調歪と逆特性に近い相互変調歪を生じる回路であれば他の回路構成であってもよい。
第1の移相器11及び第2の移相器12は、第1のリニアライザ9及び第2のリニアライザ10を経由した信号の位相を任意の角度で変更できる特性を有する。その構造としては、ローパスフィルタとハイパスフィルタの通過位相差を利用した図7の回路を直列接続した構成が考えられる。図7の回路は、入力端子1101、出力端子1102、SPDTスイッチ1103,1104、コンデンサ1105、インダクタ1106,1107、インダクタ1108、コンデンサ1109,1110を備える。他の構造としては、90°方向性結合器を利用した図8の回路構成が考えられ、この回路は入力端子1111、出力端子1112、90°方向性結合器1113、可変リアクタンス1114,1115を備える。ただし、リニアライザを経由した信号の位相を任意の角度で変更できる特性を有せば、他の回路構成であってもよい。
次に、実施の形態1の歪補償回路の動作を図9に示す動作の概念図を用いて説明する。図9において、二点鎖線で分けられた出力端子2より前段側が歪補償回路であり後段側が増幅器である。
入力端子1から希望波である2波のRF信号(fL、fH)が入力されると、分配器3において第1の伝送線路5と第2の伝送線路6とに分配される。
第1の伝送線路5に入力された2波のRF信号(fL、fH)はハイパスフィルタ7を経由し、高域側の周波数fHの振幅に対し、低域側の周波数fLの振幅は減衰する。振幅差のついた2波のRF信号は第1のリニアライザ9に入力され、出力には3次の相互変調歪、IM3L(低域側)とIM3H(高域側)が生じる。この際、第1のリニアライザ9に入力されるRF信号のfHの振幅よりfLの振幅の方が小さいため、そのミキシングによって発生する相互変調歪IM3LとIM3Hにも振幅差が生じ、図9の出力100aに示す通りIM3Lの振幅が支配的となる。すなわち、IM3Lは低域側の周波数fLの2倍波と高域側の周波数fHの基本波のミキシングによって発生する。ここで、基本的に2倍波より基本波の振幅の方が大きく、従ってIM3Lに与える影響も基本波の方が大きくなると考えられる。その結果、IM3LはfHの振幅の影響を大きく受けることになり、fLが小さくfHが大きい場合はIM3Lが大きくIM3Hが小さくなる。加えて、相互変調歪の振幅の絶対値もハイパスフィルタ7の減衰量によって調整できる。
2波のRF信号と、IM3Lの振幅が支配的な相互変調歪は、第1の移相器11によって位相が回転される(図9の出力11a参照)。この際、IM3Lの位相が、歪補償回路後段の増幅器13で発生するIM3Lの位相と逆相になるよう第1の移相器11の値は調整されている。
第2の伝送線路6に入力された2波のRF信号(fL、fH)はローパスフィルタ8を経由し、低域側の周波数fLの振幅に対し、高域側の周波数fHの振幅は減衰する。振幅差のついた2波のRF信号は第2のリニアライザ10に入力され、出力には3次の相互変調歪、IM3L(低域側)とIM3H(高域側)が生じる。この際、第2のリニアライザ10に入力されるRF信号のfLの振幅よりfHの振幅の方が小さいため、そのミキシングによって発生する相互変調歪IM3LとIM3Hにも振幅差が生じ、図9の出力200aに示す通りIM3Hの振幅が支配的となる。すなわち、IM3Hは高域側の周波数fHの2倍波と低域側の周波数fLの基本波のミキシングによって発生するため、IM3Lとは逆にfLの振幅の影響を大きく受けることになる。加えて、相互変調歪の振幅の絶対値もローパスフィルタ8の減衰量によって調整できる。
2波のRF信号と、IM3Hの振幅が支配的な相互変調歪は、第2の移相器12によって位相が回転される(図9の出力12a参照)。この際、IM3Hの位相が、歪補償回路後段の増幅器13で発生するIM3Hの位相と逆相になるよう第2の移相器12の値は調整されている。
合成器4によって、第1の伝送線路5と第2の伝送線路6の信号は合成され、出力端子2に出力される。この際、第1の伝送線路5から出力される相互変調歪はIM3Lの振幅が支配的であり、第2の伝送線路6から出力される相互変調歪はIM3Hが支配的であるため、IM3Lの位相と振幅は第1の伝送線路5から出力される特性で決定され、IM3Hの位相と振幅は第2の伝送線路6から出力される特性で決定される(図9の出力4a参照)。
歪補償回路から出力された信号は増幅器13に入力される。増幅器13で発生した非対称な相互変調歪は、歪補償回路で生成された位相と振幅が調整された逆相の相互変調歪と合成されることで打ち消される。その結果、出力端子14から増幅器13の相互変調歪を改善した信号が得られる。
以上のように、実施の形態1によれば、IM3LとIM3Hの位相と振幅をそれぞれ独立に調整できるため、増幅器13において発生する相互変調歪に比べて、振幅は希望波との電力比が同じであり、位相は逆相となる相互変調歪を発生することができるため、増幅器13において発生する相互変調歪を低減することができる。
次に、図9の各部の動作を数式で表す。ハイパスフィルタ7と第1のリニアライザ9を経由し発生した相互変調歪(図9の出力100a参照)は以下の式で表される。IM3LとIM3Hの振幅はハイパスフィルタ7の特性によって決定されるが、IM3Hの振幅はIM3Lの振幅A1より十分小さいため、δ1は1より小さい値となる。
IM3L=A1・cos(ωLt) (1)
IM3H=δ1A1・cos(ωHt) (2)
第1の移相器11を経由した相互変調歪(図9の出力11a参照)は以下の式で表される。なお、θ1は第1の移相器11の移相量である。
IM3L=A1・cos(ωLt+θ1) (3)
IM3H=δ1A1・cos(ωHt+θ1) (4)
ローパスフィルタ8と第2のリニアライザ10を経由し発生した相互変調歪(図9の出力200a参照)は以下の式で表される。IM3LとIM3Hの振幅はローパスフィルタ8の特性によって決定されるが、IM3Lの振幅はIM3Hの振幅A2より十分小さいため、δ2は1より小さい値となる。
IM3L=δ2A2・cos(ωLt) (5)
IM3H=A2・cos(ωHt) (6)
第2の移相器12を経由した相互変調歪(図9の出力12a参照)は以下の式で表される。なお、θ2は第2の移相器12の移相量である。
IM3L=δ2A2・cos(ωLt+θ2) (7)
IM3H=A2・cos(ωHt+θ2) (8)
合成器4を経由し、合成された信号は以下の式で表される。
IM3L=A1・cos(ωLt+θ1)
+δ2A2・cos(ωLt+θ2) (9)
IM3H=A2・cos(ωHt+θ2)
+δ1A1・cos(ωHt+θ1) (10)
式(9),(10)に示される通り、4つの変数(A1、A2、θ1、θ2)で、IM3LとIM3Hの位相と振幅をそれぞれ調整できることが分かる。例として、フィルタの周波数特性によって決定されるδが1より十分小さい場合、式(9),(10)ともに第1項が支配的になり、IM3Lの振幅と位相はハイパスフィルタ7と第1の移相器11で、IM3Hの振幅と位相はローパスフィルタ8と第2の移相器12で決定される。
以上説明したように、実施の形態1の歪補償回路によれば、入力される信号を第1の伝送線路と第2の伝送線路に分配する分配器と、第1の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、高域側の周波数の信号の振幅に対し、低域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタに接続される第1のリニアライザと、第1のリニアライザに接続される第1の移相器と、第2の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、低域側の周波数の信号の振幅に対し、高域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するローパスフィルタと、ローパスフィルタに接続される第2のリニアライザと、第2のリニアライザに接続される第2の移相器と、ハイパスフィルタ、第1のリニアライザ及び第1の移相器を経由した第1の伝送線路の信号と、ローパスフィルタ、第2のリニアライザ及び第2の移相器を経由した第2の伝送線路の信号とを合成する合成器とを備えたので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を精度良く補償することができる。
実施の形態2.
図10は、実施の形態2における歪補償回路を示す構成図である。この歪補償回路は、入力端子1、出力端子2、分配器3、合成器4、第1の伝送線路5、第2の伝送線路6、第1のリニアライザ9、第2のリニアライザ10、第1の移相器11、第2の移相器12、低域側オープンスタブ15、高域側オープンスタブ16で構成される。ここで、低域側オープンスタブ15と高域側オープンスタブ16以外の構成については図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態2の歪補償回路は、ハイパスフィルタ7の代わりに低域側オープンスタブ15を、ローパスフィルタ8の代わりに高域側オープンスタブ16を設けたものである。低域側オープンスタブ15は、入力される2波のRF信号の、高域側の周波数fHの振幅に対し、低域側の周波数fLの振幅は6dB以上減衰する特性を有する。高域側オープンスタブ16は、入力される2波のRF信号の、低域側の周波数fLの振幅に対し、高域側の周波数fHの振幅は6dB以上減衰する特性を有する。そして、低域側オープンスタブ15と第1のリニアライザ9とで第1の調整回路101が、高域側オープンスタブ16と第2のリニアライザ10とで第2の調整回路201が構成されている。
実施の形態2の歪補償回路の動作については、ハイパスフィルタ7とローパスフィルタ8の動作を、低域側オープンスタブ15と高域側オープンスタブ16で行う点が異なるが、基本的な動作は実施の形態1と同様であるため、ここでの説明は省略する。
以上説明したように、実施の形態2の歪補償回路によれば、入力される信号を2つの伝送線路に分配する分配器と、分配器の一方の出力に接続される第1の伝送線路に接続され、入力される2波の高周波信号の、高域側の周波数の信号の振幅に対し、低域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有する低域側オープンスタブと、低域側オープンスタブに接続される第1のリニアライザと、第1のリニアライザに接続される第1の移相器と、分配器の他方の出力に接続される第2の伝送線路に接続され、入力される2波の高周波信号の、低域側の周波数の信号の振幅に対し、高域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有する高域側オープンスタブと、高域側オープンスタブに接続される第2のリニアライザと、第2のリニアライザに接続される第2の移相器と、低域側オープンスタブ、第1のリニアライザ及び第1の移相器を経由した第1の伝送線路の信号と、高域側オープンスタブ、第2のリニアライザ及び第2の移相器を経由した第2の伝送線路の信号とを合成する合成器とを備えたので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を精度良く補償することができる。また、振幅変調手段をオープンスタブのみで構成できるため、歪補償回路として、より小型化を図ることができる。
実施の形態3.
図11は、実施の形態3における歪補償回路を示す構成図である。この歪補償回路は、入力端子1、出力端子2、分配器3、合成器4、第1の伝送線路5、第2の伝送線路6、ハイパスフィルタ7、ローパスフィルタ8、第1のリニアライザ9、第2のリニアライザ10、第1の位相調整線路17、第2の位相調整線路18で構成される。ここで、第1の位相調整線路17と第2の位相調整線路18以外の構成については図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態3の歪補償回路は、実施の形態1における第1の移相器11と第2の移相器12に代えて、第1の位相調整線路17と第2の位相調整線路18とを設けたものである。これら第1の位相調整線路17及び第2の位相調整線路18は、任意の長さを持つ伝送線路で構成され、第1のリニアライザ9及び第2のリニアライザ10を経由した信号の位相をその電気長に応じて変更できる特性を有する。
次に、実施の形態3の歪補償回路の動作について説明するが、第1の位相調整線路17及び第2の位相調整線路18による位相調整の動作以外は基本的には実施の形態1と同じである。位相調整手段として実施の形態1で用いた移相器の場合、2波のRF信号(fL、fH)、相互変調歪(IM3L、IM3H)は同じ位相変化量を持つ。それに対し、位相調整手段として実施の形態3の第1の位相調整線路17及び第2の位相調整線路18を用いた場合、2波のRF信号(fL、fH)及び相互変調歪(IM3L、IM3H)のうち、周波数が高い信号は周波数が低い信号に対して、位相調整線路の電気長が相対的に長くなるため位相が大きく回転する。
2波のRF信号(fL、fH)の離調周波数が大きくなった場合、相互変調歪(IM3L、IM3H)の周波数差も大きくなり、結果として第1の位相調整線路17及び第2の位相調整線路18を経由した相互変調歪(IM3L、IM3H)の位相差が大きくなる。それに対し、増幅器で発生する非対称な相互変調歪は、離調周波数が大きくなるほど、相互変調歪(IM3L、IM3H)の位相差も大きくなる。つまり、離調周波数が大きくなった場合、増幅器の相互変調歪(IM3L、IM3H)の位相差が大きくなることに連動し、歪補償回路の相互変調歪(IM3L、IM3H)の位相差も大きくなる。よって、第1の位相調整線路17及び第2の位相調整線路18を用いた場合、より広帯域に非対称な相互変調歪を補償することができる。
なお、上記例では、第1の伝送線路5と第2の伝送線路6の両方で第1の位相調整線路17と第2の位相調整線路18を用いたが、例えば、第1の伝送線路5で移相器、第2の伝送線路6で位相調整線路を用いてもよく、またはその逆の組み合わせで用いてもよい。さらに、位相調整手段として、第1の伝送線路5と第2の伝送線路6の少なくともいずれか一方で移相器と位相調整線路を直列接続した回路を利用してもよい。
以上説明したように、実施の形態3の歪補償回路によれば、第1の移相器及び第2の移相器のうち、少なくともいずれか一方の移相器に代えて、信号の位相を変更する位相調整線路を接続したので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪をより広帯域に精度良く補償することができる。
また、実施の形態3の歪補償回路によれば、第1の移相器及び第2の移相器のうち、少なくともいずれか一方の移相器に代えて、移相器と位相調整線路の直列接続回路を設け、この直列接続回路で信号の位相を変更するようにしたので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪をより広帯域に精度良く補償することができる。
実施の形態4.
図12は、本発明の実施の形態4における歪補償回路の構成図である。この歪補償回路は、入力端子1、出力端子2、分配器3、合成器4、第1の伝送線路5、第2の伝送線路6、ハイパスフィルタ7、ローパスフィルタ8、第1のリニアライザ9、第2のリニアライザ10、第1の移相器11、第2の移相器12、フィルタ回路19、フィルタ出力端子20で構成される。ここで、フィルタ回路19とフィルタ出力端子20以外の構成については図1に示した実施の形態1と同様であるため、対応する部分に同一符号を付してその説明を省略する。
実施の形態4の歪補償回路は、実施の形態1の歪補償回路の出力端子2にフィルタ回路19を設け、このフィルタ回路19の出力をフィルタ出力端子20から出力するようにしたものである。このフィルタ回路19は、出力端子2から出力された希望波の振幅を、周波数に対して平坦化する特性を持つ。
次に、実施の形態4の歪補償回路の動作について説明するが、出力端子2までの動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態1の回路では、第1の伝送線路5及び第2の伝送線路6で、ハイパスフィルタ7及びローパスフィルタ8を経由するため、出力端子2から出力された希望波に周波数特性が生じる場合がある。例えば、本来同じ振幅を持つ2波のRF信号(fL、fH)において、高域側の周波数fHの振幅に対し、低域側の周波数fLの振幅が小さくなる場合がある。その場合、実施の形態4では、フィルタ回路19にローパスフィルタの機能を持たせ、周波数fHの振幅と周波数fLの振幅を平坦化する。逆特性の場合はフィルタ回路19にハイパスフィルタの機能を持たせる。
また、歪補償回路に、ある帯域にわたって信号を入力した場合は、希望波の中心周波数の振幅が、帯域端の振幅に対して小さくなる場合がある。その場合、実施の形態4では、フィルタ回路19にバンドパスフィルタの機能を持たせ、帯域全体にわたって振幅を平坦化する。逆特性の場合はフィルタ回路19にバンドリジェクションフィルタの機能を持たせる。
なお、上記例では、実施の形態1の構成にフィルタ回路19を適用したが、実施の形態2や実施の形態3の構成に対してフィルタ回路19を適用してもよい。
以上説明したように、実施の形態4の歪補償回路によれば、合成器の出力端子に接続され、希望波の周波数特性を補正するフィルタ回路を備えたので、増幅器で発生する非対称な相互変調歪を精度良く補償することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
また、以上説明した実施の形態1から実施の形態4の歪補償回路におけるすべての集中定数部品は、等価な分布定数線路に置き換えることができる。
以上のように、この発明に係る歪補償回路は、増幅器等において発生する相互変調歪を低減する構成に関するものであり、高周波増幅器等に用いるのに適している。
1 入力端子、2,14 出力端子、3 分配器、4 合成器、5 第1の伝送線路、6 第2の伝送線路、7 ハイパスフィルタ、8 ローパスフィルタ、9 第1のリニアライザ、10 第2のリニアライザ、11 第1の移相器、12 第2の移相器、13 増幅器、15 低域側オープンスタブ、16 高域側オープンスタブ、17 第1の位相調整線路、18 第2の位相調整線路、19 フィルタ回路、20 フィルタ出力端子。

Claims (6)

  1. 入力される信号を第1の伝送線路と第2の伝送線路に分配する分配器と、
    前記第1の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、高域側の周波数の信号の振幅に対し、低域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタに接続される第1のリニアライザと、
    前記第1のリニアライザに接続される第1の移相器と、
    前記第2の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、低域側の周波数の信号の振幅に対し、高域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有するローパスフィルタと、
    前記ローパスフィルタに接続される第2のリニアライザと、
    前記第2のリニアライザに接続される第2の移相器と、
    前記ハイパスフィルタ、前記第1のリニアライザ及び前記第1の移相器を経由した前記第1の伝送線路の信号と、前記ローパスフィルタ、前記第2のリニアライザ及び前記第2の移相器を経由した前記第2の伝送線路の信号とを合成する合成器とを備え
    前記第1のリニアライザは、前記ハイパスフィルタを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、前記合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力し、
    前記第2のリニアライザは、前記ローパスフィルタを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、前記合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力することを特徴とする歪補償回路。
  2. 入力される信号を第1の伝送線路と第2の伝送線路に分配する分配器と、
    前記第1の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、高域側の周波数の信号の振幅に対し、低域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有する低域側オープンスタブと、
    前記低域側オープンスタブに接続される第1のリニアライザと、
    前記第1のリニアライザに接続される第1の移相器と、
    前記第2の伝送線路に設けられ、入力される2波の高周波信号の、低域側の周波数の信号の振幅に対し、高域側の周波数の信号の振幅が設定値以上減衰する特性を有する高域側オープンスタブと、
    前記高域側オープンスタブに接続される第2のリニアライザと、
    前記第2のリニアライザに接続される第2の移相器と、
    前記低域側オープンスタブ、前記第1のリニアライザ及び前記第1の移相器を経由した前記第1の伝送線路の信号と、前記高域側オープンスタブ、前記第2のリニアライザ及び前記第2の移相器を経由した前記第2の伝送線路の信号とを合成する合成器とを備え
    前記第1のリニアライザは、前記低域側オープンスタブを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、前記合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力し、
    前記第2のリニアライザは、前記高域側オープンスタブを経由した信号に、当該信号の振幅を維持した状態で、前記合成された信号を入力する増幅器において生じる相互変調歪とは逆特性の相互変調歪を発生させて出力することを特徴とする歪補償回路。
  3. 前記第1の移相器及び前記第2の移相器のうち、少なくともいずれか一方の移相器に代えて、信号の位相を変更する位相調整線路を接続したことを特徴とする請求項1記載の歪補償回路。
  4. 前記第1の移相器及び前記第2の移相器のうち、少なくともいずれか一方の移相器に代えて、移相器と位相調整線路の直列接続回路を設け、当該直列接続回路で信号の位相を変更することを特徴とする請求項1記載の歪補償回路。
  5. 前記合成器の出力端子に接続され、希望波の周波数特性を補正するフィルタ回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の歪補償回路。
  6. 集中定数回路で構成する部品を分布定数回路で構成したことを特徴とする請求項1記載の歪補償回路。
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