JP2008271289A - 歪補償装置 - Google Patents

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陽一 大久保
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Abstract

【課題】信号を増幅する増幅器で発生する歪を補償する歪補償装置において、効果的に歪を補償する。
【解決手段】増幅器2で発生する歪を補償するための歪を発生させる歪発生手段13、18を備える。歪発生手段は、入出力特性に飽和特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路を含んで構成される。一構成例として、歪発生手段は、補償対象となる最も低い奇数次の歪(本例では、3次歪)を発生する回路として入出力特性に伸張特性を有する非線形回路13を使用し、補償対象となる他の奇数次の歪(本例では、5次歪)を発生する回路として入出力特性に飽和特性を有する非線形回路18を使用して構成された。
【選択図】図1

Description

本発明は、歪補償装置に関し、特に、効果的に歪を補償する歪補償装置に関する。
携帯電話に代表されるように、近年では無線を利用したシステムが非常に普及している。近年の無線システムの多くが線形変調方式を採用しており、それらの信号の増幅回路には直線性が要求される。また、マルチキャリア増幅に代表されるように共通増幅を行うことで、コスト低減、効率の向上が要求されている。それらの要求にこたえるため、歪補償方式を採用した増幅方式が一般的になっており、様々な補償方式を採用した増幅装置が検討等されている。
歪補償装置は、増幅器で発生する歪を打ち消すことで実現される。補償される増幅器で発生した歪そのものを使用して歪を打ち消す方法(フィードフォワード方式、フィードバック方式)と、補償される増幅器とは異なる素子を用いて歪を発生させて打ち消す方法(前置歪補償(PD:プリディストーション)方式)がある。
前置歪補償方式には、アナログ素子を用いたアナログ方式と、DSP(Digital Signal Processor)等のデジタル信号処理装置を使用したデジタル方式がある。
フィードフォワード方式は、高い歪補償量を実現し、安定した歪補償を行うことができるという長所があるが、短所として、回路規模が大きくなる、前置歪補償方式と比較してコストが高くなる、効率が悪いという点がある。
アナログ前置式歪補償方式は、回路規模が小さく、経済性に良いという長所があるが、他の歪補償方式と比較して歪補償量が低いという短所がある。
デジタル前置式歪補償方式は、高い歪補償量を実現し、電力効率が良く、生産性が良いという長所があるが、回路規模が大きくなり、アナログ構成と比較してコストが高くなるという短所がある。
最近、回路規模が小さく、経済性が良いアナログ前置歪補償が見直されてきている。
増幅器で発生する非線形歪には、奇数次歪と偶数次歪がある。
奇数次歪は、一般に相互変調歪と呼ばれており、増幅器の非線形な特性をべき級数で近似したときの奇数次の項に起因し、信号周波数の近傍に現れるため隣接する回線に影響を与える。
従来のアナログ前置歪補償では、信号周波数の近傍に最も大きなレベルで現れる3次の歪について補償を行うため、この3次の歪を打ち消すような特性を有する回路を被補償増幅器の前に前置することで歪を補償していた。
図7(a)には、アナログの前置歪補償回路1と歪補償対象となる増幅器2を接続した例を示してある。
図7(b)には、前置歪補償回路1の一構成例を示してある。
本例の前置歪補償回路1では、入力信号が分配器11により分配され、一方の分配信号が遅延線路12により遅延させられて合成器17に入力され、他方の分配信号が3次歪発生器13に入力されて3次歪が発生させられて、当該3次歪が可変移相器14により位相制御されるとともに可変減衰器15により振幅制御されて合成器17に入力される。遅延線路12からの信号(基本波の信号)と可変減衰器15からの3次歪(前置歪)が合成器17により合成されて、当該合成信号が増幅器2へ出力される。
増幅器は一般に高出力時に高効率となるが、より高出力な状態で増幅器を使用しようとすると、3次ばかりでなく高次の相互変調歪(5次、7次、・・・)が発生して、その影響が無視できなくなる。
図8には、異なる2つの周波数の信号を入力したときについて、増幅器の高出力時における出力スペクトラムの一例を示してある。
具体的には、周波数f1(角周波数ω1)及び周波数f2(角周波数ω2)の基本波成分と、上側及び下側の3次歪成分と、上側及び下側の5次歪成分を示してある。
高次歪は、その歪より低い次数の歪にも影響を与える。
例えば、5次歪は3次歪と同じ周波数にも現れるため3次歪に影響を与え、3次歪はその影響により特性が変化してしまう。元々の3次の歪を打ち消すような特性を有する前置歪補償回路では、特性がずれてしまうため、補償量が低減してしまうという問題がある。
この問題を解決する方法として、より高次の歪を含めて補償する前置歪補償回路がある。
図9には、5次までの歪を考慮した場合における前置歪補償回路の一構成例を示してある。
本例の前置歪補償回路では、分配器110と遅延線路12と合成器170と3次歪発生器13と可変移相器140と可変減衰器150により、図7(b)に示される構成と同様に、3次歪を補償する。
更に、本例では、分配器110からの分配信号が分配器111により分配されて3次歪発生器13と5次歪発生器16に入力され、5次歪発生器16により5次歪が発生させられて、当該5次歪が可変移相器141により位相制御されるとともに可変減衰器151により振幅制御される。そして、可変減衰器150からの3次歪と可変減衰器151からの5次歪が合成器171により合成されて、当該合成信号(前置歪)が合成器170に入力される。
特開2005−333353号公報
しかしながら、従来のアナログ方式の歪補償回路では歪発生回路に、消費電力が低く簡易な回路で構成できるという理由からダイオードを多く用いていたが、補償対象とする次数の歪に隣接する次数の歪が劣化してしまうという問題があった。例えば、前述の5次までの歪を補償する場合には、5次の歪を補償した場合に3次歪が劣化してしまい、その結果、3次歪補償量の改善が相殺されてしまう。
本発明は、このような従来の事情に鑑み為されたもので、効果的に歪を補償することができる歪補償装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、信号を増幅する増幅器で発生する歪を補償する歪補償装置において、次のような構成とした。
すなわち、歪発生手段が、前記増幅器で発生する歪を補償するための歪を発生させる。
そして、前記歪発生手段を、入出力特性に飽和特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路を含んで構成した。
従って、例えば、入出力特性に伸張特性を有する非線形回路のみを使用する場合と比べて、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用することにより、その非線形回路により補償する次数以外の次数の歪が含まれる場合においても、その非線形回路により補償する次数に隣接する次数の歪についても低減させる方向で歪を発生させることができ、効果的に歪を補償することができる。
本発明に係る歪補償装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記歪発生手段を、入出力特性に飽和特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路と、入出力特性に伸張特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路を含んで構成した。
従って、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路と、入出力特性に伸張特性を有する非線形回路を使用して、総じて、効果的に歪を補償することができる。
本発明に係る歪補償装置では、一構成例として、次のような構成とした。
すなわち、前記歪発生手段を、補償対象となる最も低い奇数次の歪を発生する回路として入出力特性に伸張特性を有する非線形回路を使用し、補償対象となる他の奇数次の歪を発生する回路として入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用して、構成した。
従って、最も低い奇数次の歪(例えば、3次歪)に対して入出力特性に伸張特性を有する非線形回路を使用し、他の奇数次の歪(例えば、5次歪或いは更に高次の歪)に対して入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用して、総じて、効果的に歪を補償することができる。
ここで、増幅器により増幅される対象となる信号としては、種々な信号が用いられてもよく、例えば、歪補償装置が無線或いは有線の送信機に設けられる場合に、送信対象となる複数の周波数の信号を含む信号や、送信対象となる線形変調成分の信号などを用いることができる。
また、歪補償方式としては、種々な方式が用いられてもよく、例えば、アナログの前置歪補償方式を用いることができる。
また、例えば、補償対象となる各次数毎に、その次数の歪を発生する非線形回路を設ける。この場合に、少なくとも1つの次数に対して、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を設ける。
また、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路としては、例えば、補償する次数の歪と共に、補償する次数より低い次数の歪を発生するようなものが用いられてもよい。
また、例えば、各次数毎に、その次数の非線形回路により発生した歪の位相や振幅を調整するためのベクトル調整手段を設ける。ベクトル調整手段としては、例えば、位相を調整する位相調整手段(例えば、可変移相器)や、振幅を調整する振幅調整手段(例えば、可変減衰器)を用いて構成することができる。
また、複数の次数の非線形回路のそれぞれに対してベクトル調整器が設けられる場合には、例えば、高次から低次への順序で、ベクトル調整器を制御する(つまり、歪の位相や振幅を調整する)ような態様を用いることができる。
また、例えば、入力信号を線形回路と非線形回路に分配する分配手段と、入力信号を遅延させる線形回路と、入力信号を用いて補償対象となる各次数の歪を発生する非線形回路と、非線形回路において発生した歪の位相や振幅を調整するベクトル調整手段と、線形回路を通過した信号と非線形回路(及びベクトル調整手段)を通過した信号を合成する合成手段を設け、当該合成後の信号を増幅器へ出力する。
以上説明したように、本発明に係る歪補償装置によると、増幅器で発生する歪を補償するための歪を発生させるために、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用するようにしたため、例えば、入出力特性に伸張特性を有する非線形回路のみを使用するような場合と比べて、効果的に歪を補償することができる。
本発明に係る実施例を図面を参照して説明する。
本実施例では、無線装置の基地局増幅装置や中継器に用いられる増幅器において発生する歪を低減させる歪補償装置の回路構成及び制御方法を示し、特に、歪補償方式としてアナログ前置歪補償回路を用いて、安価な回路構成で高い補償量を有し、安定した制御を行うことができる歪補償装置を示す。
なお、説明の便宜上から、図1、図3、図6、図7、図9では、同様な構成部分については同一の符号を付してあるが、これは一例であり、他の種々な構成が用いられてもよい。
図1には、本発明の一実施例に係る歪補償装置の構成例を示してある。
本例の歪補償装置は、例えば電力分配器である分配器112と、遅延線路12と、例えば電力分配器である分配器113と、3次歪を発生する3次歪発生器13と、3次歪信号の位相を調整する可変移相器142と、3次歪信号の振幅を調整する可変減衰器152と、3次歪と5次歪を発生する飽和型3・5次歪発生器18と、歪信号の位相を調整する可変移相器143と、歪信号の振幅を調整する可変減衰器153と、合成器173と、合成器172と、増幅器2を備えている。
本例では、分配器112からの一方の出力側に遅延線路12を設け、分配器112からの他方の出力側にもう一つの分配器113を設け、この分配器113からの一方の出力側に3次歪発生器13と可変移相器142と可変減衰器152を設け、この分配器113からの他方の出力側に飽和型3・5次歪発生器18と可変移相器143と可変減衰器153を設けてある。
本例の歪補償装置において行われる動作の一例を示す。
本例の歪補償装置には、送信対象となる信号が入力される。
本装置に入力された信号は分配器112により分配される。この分配された信号は遅延線路12と分配器113へ出力される。分配器113は入力された信号を3次歪発生器13と飽和型3・5次歪発生器18へ分配して出力する。
3次歪発生器13は入力された信号に応じて3次歪信号を発生し、この3次歪信号は可変移相器142と可変減衰器152を通過して合成器173へ出力される。ここで、3次歪発生器13から出力される3次歪信号は、可変移相器142と可変減衰器152により位相と振幅を独立に制御することが可能である。
飽和型3・5次歪発生器18は入力された信号に応じて歪信号を発生し、この歪信号は可変移相器143と可変減衰器153を通過して合成器173へ出力される。ここで、飽和型3・5次歪発生器18から出力される歪信号は、可変移相器143と可変減衰器153により位相と振幅を独立に制御することが可能である。
3次歪発生器13からの3次歪信号と飽和型3・5次歪発生器18からの歪信号は合成器173により合成されて出力される。合成器173からの出力信号は合成器172により遅延線路12からの出力信号と合成されて出力される。合成器172からの出力信号は増幅器2に入力される。
ここで、遅延線路12は、当該遅延線路12を通過する信号(基本波の信号)と3次歪発生器13や飽和型3・5次歪発生器18からの歪信号とのタイミングを合わせるための遅延時間を有している。
増幅器2は、合成器172からの入力信号を増幅して出力する。この出力信号は、例えば、アンテナ(図示せず)により無線送信される。
ここで、3次歪発生器13や飽和型3・5次歪発生器18からの歪信号により、増幅器2で発生する歪信号が低減され、好ましくは(理想的には)歪がゼロにさせられる。
図2には、歪補償の原理の一例を示してある。
図2に示されるように、増幅器2への入力に含まれる3次歪信号及び5次歪信号が、増幅器2の出力において、増幅器2が発生する3次歪成分及び5次歪成分と等振幅で逆位相になるように、可変移相器142、可変減衰器152、可変移相器143及び可変減衰器153を調整することにより、歪成分が相殺されて、歪の補償が可能となる。
図3には、本例の飽和型3・5次歪発生器18の回路構成の一例を示してある。
本例の飽和型3・5次歪発生器18は、分配器114と、歪発生回路19と、ベクトル調整器21と、合成器174を備えている。
ベクトル調整器21は、遅延線路20と、位相を調整する可変移相器144と、振幅を調整する可変減衰器154を備えている。
本例の飽和型3・5次歪発生器18において行われる動作の一例を示す。
飽和型3・5次歪発生器18に入力された信号は、分配器114により歪発生回路19と遅延線路20に分配されて出力される。
歪発生回路19は、入力された信号に応じて歪信号を発生する。歪発生回路19からは歪成分と線形成分が合成器174へ出力される。
遅延線路20を通った線形成分は可変移相器144と可変減衰器154を通過して合成器174へ出力される。この線形成分は、可変移相器144と可変減衰器154により位相と振幅を独立に制御することができる。
歪発生回路19からの出力信号とベクトル調整器21からの出力信号が合成器174により合成されて出力される。このとき、互いの線形成分が相殺しあうようにベクトル調整器21を調整(可変移相器144の移相量や可変減衰器154の減衰量を調整)することにより、歪成分のみを取り出すことが行われる。
ここで、他の構成例として、ベクトル調整器21を歪発生回路19の出力側に設置した構成によっても、同様な効果を得ることができる。
また、歪発生回路19としては、例えば、トランジスタや、FET(Field Effect Transistor)を用いた増幅回路などのように、飽和特性を有する非線形回路を用いる。
ここで、伸張特性と飽和特性について説明する。
従来の回路では、入力電力の増加に対して出力電力が増加し続ける特性を持つ伸張特性を有する非線形回路を多く使用しており、この入出力特性を奇数次数のべき級数で近似した場合には、入出力の関係が(式1)により表される。
なお、xは入力電圧を表し、yは出力電圧を表し、aは各次数が持つ振幅係数を表し、aは線形利得を表す。
Figure 2008271289
線形成分である入力信号の1乗の項を基準にして各次数の位相関係を比較すると、この場合、全ての項の成分についてプラス方向、具体的には図4(a)に示されるような±90°の範囲内に歪が発生する。
図4(a)には、伸張特性を持つ歪発生回路により発生する歪ベクトルの様子の一例を示してあり、また、入力電力と出力電力との関係の一例を示してある。
一方、歪補償対象となる増幅器は飽和特性を持つ。飽和特性をべき級数で近似した場合には、入出力の関係が(式2)により表される。
なお、xは入力電圧を表し、yは出力電圧を表し、aは各次数が持つ振幅係数を表し、aは線形利得を表す。
Figure 2008271289
線形成分である入力信号の1乗の項を基準にして各次数の位相関係を比較すると、各次数の符号としてプラスとマイナスが交互に現れる形となるため、図4(b)に示されるように、次数毎に±90°の範囲と±(90°〜180°)の範囲に歪が交互に現れる。
図4(b)には、飽和特性を持つ歪発生回路により発生する歪ベクトルの様子の一例を示してあり、また、入力電力と出力電力との関係の一例を示してある。
ここで、補償対象となる次数の歪に隣接する次数の歪は、その係数がマイナスとなるような方向、すなわち逆方向のベクトルを有するため、従来の伸張特性を有する歪発生器を用いた場合には、補償対象となる次数以外の歪が含まれていても、隣接する次数の歪成分が増加してしまう方向に向いてしまうため、隣接する複数の次数の歪を補償することができなかった。
そこで、本例の歪補償装置の回路では、被補償増幅器と同様な飽和特性を持つ歪発生回路19を使用している。これにより、5次歪を補償する際に被補償増幅器の3次歪を補償する方向に歪が発生するため、被補償増幅器から出力される5次歪を補償することができることに加えて、3次歪の増加を抑えることができる。更に、3次歪発生器13からの出力により被補償増幅器の3次歪を補償することができる。
図5(a)には、伸張特性を持つ歪発生回路を用いた場合における歪補償後の出力スペクトラムの一例を示してある。
図5(b)には、飽和特性を持つ歪発生回路を用いた場合における歪補償後の出力スペクトラムの一例を示してある。
ここで、本例では、5次歪を補償するように歪補償回路を調整してある。
伸張特性を持つ歪発生回路を用いた場合には5次歪を補償したときに3次歪が増加してしまうが、飽和特性を持つ歪発生回路を用いた場合には5次歪を補償したときに3次歪についても補償することができる。
なお、歪発生回路19が有する歪特性と被補償増幅器2が有する歪特性とが完全に一致する場合には飽和型3・5次歪発生器18のみの系で両方の歪(3次歪及び5次歪)を完全に補償することができるが、現実では、このように歪特性が全く同じである素子を使用することは困難なことが考えられる。
そこで、被補償増幅器2と歪発生回路19の歪特性が一致しない場合には、例えば、5次歪補償量を大きくする、3次歪補償量を大きくする、というように、可変移相器及び可変減衰器を調整することによって、補償条件を使用目的に合わせることが可能である。
本例の歪補償装置の回路では、例えば、5次歪が低減するように調整を行う。この場合、5次歪を大きく低減させると、3次歪についても歪補償効果が得られる。この歪補償の結果に対して、更に3次歪の補償(例えば、従来と同様な補償)を施すことにより、歪補償の効果を改善することができる。
ここで、使用する3次歪発生器については、3次以下の相互変調歪は存在しないため、伸張特性を有する非線形回路で構成することができる。
3次歪発生器としては、種々なものが用いられてもよく、好ましい一例として、特願2005−377108号(本出願人による出願)に記載された技術を採用すると、簡易に3次歪のみを発生させることができる。
なお、3次歪発生器として、飽和特性を有する非線形回路が用いられてもよい。
図6には、本発明の実施例に係る歪補償装置の原理的な構成例を示してある。
本例の歪補償装置は、分配器115と、遅延線路12と、合成器175と、増幅器2と、3次歪発生器13とその可変移相器142及び可変減衰器152と、飽和型5次歪発生器22とその可変移相器143及び可変減衰器153と、飽和型7次歪発生器23とその可変移相器145及び可変減衰器155と、飽和型9次歪発生器24とその可変移相器146及び可変減衰器156と、・・・を備えている。
ここで、本例では、9次以上の任意の奇数次までの飽和型歪発生器とその可変移相器及び可変減衰器を備えており、図6では、点線で省略されている先にはより高次の歪を補償するための飽和型歪発生器等が並列に接続されている。
本例の歪補償装置における動作は例えば図1に示される構成の動作を高次に拡張したものである。具体的には、分配器115は入力信号を遅延線路12と3次歪発生器13と複数の飽和型歪発生器22、23、24、・・・に分配して出力し、遅延線路12からの信号と3次歪発生器13の系の3次歪信号と複数の飽和型歪発生器22、23、24、・・・の系のそれぞれの歪信号を合成器175により合成し、当該合成器175による合成信号が増幅器2へ出力される。3次歪発生器13の3次歪信号は可変移相器142と可変減衰器152により位相と振幅が制御可能であり、各飽和型歪発生器22、23、24、・・・の歪信号は各系の可変移相器143、145、146、・・・と可変減衰器153、155、156により位相と振幅が制御可能である。
ここで、本例では、3次歪発生器13としては、例えば、飽和型のものが用いられてもよく、或いは、伸張型のものが用いられてもよいが、3次歪のみを発生させるものを用いている。
また、本例では、高次の歪発生器22、23、24、・・・としては、それ以下の低次歪が発生するものが用いられてもよく、例えば、従来の純粋な高次歪発生器とは異なる。従来の純粋な高次歪発生器では、低次分を別の歪発生器で発生させて、低次を含んだ高次歪発生器の出力と減算するように作るため、回路規模が大きくなっていた。
以上のように、本例の歪補償装置では、一構成例として、複数の周波数成分や線形変調成分から構成される信号を増幅器(図1、6では増幅器2)により増幅した際に発生する非線形歪を低減するために、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路により非線形歪の各奇数次に対応した歪を発生する歪発生器(図1では3次歪発生器13及び飽和型3・5次歪発生器18、図6では3次歪発生器13及び飽和型の歪発生器22、23、24、・・・)と前記歪発生器において発生した歪の位相及び振幅を独立に制御するベクトル調整器(図1では可変移相器142、143及び可変減衰器152、153、図6では可変移相器142、143、145、146、・・・及び可変減衰器152、153、155、156、・・・)を有する非線形回路を線形回路(図1、6では遅延線路12を有する回路)と並列して有しており、前記ベクトル調整器により前記歪発生器により発生する信号の位相や振幅を変化させることで、前置歪補償方式による歪補償を行う。
また、本例の歪補償装置では、他の一構成例として、複数の周波数成分や線形変調成分から構成される信号を増幅器(図1、6では増幅器2)により増幅した際に発生する非線形歪を低減するために、入出力特性に飽和特性を有する非線形回路(図1では飽和型3・5次歪発生器18、図6では飽和型の歪発生器22、23、24、・・・)と入出力特性に伸張特性を有する非線形回路(図1、6では3次歪発生器13)により非線形歪の各奇数次に対応した歪を発生する歪発生器と前記歪発生器において発生した歪の位相及び振幅を独立に制御するベクトル調整器(図1では可変移相器142、143及び可変減衰器152、153、図6では可変移相器142、143、145、146、・・・及び可変減衰器152、153、155、156、・・・)を有する非線形回路を線形回路(図1、6では遅延線路12を有する回路)と並列して有しており、前記ベクトル調整器により前記歪発生器により発生する信号の位相や振幅を変化させることで、前置歪補償方式による歪補償を行う。
また、本例の歪補償装置では、このような構成において、最も低い奇数次数の歪発生器(図1、6では3次歪発生器13)として入出力特性に伸張特性を有する非線形回路を使用し、他の次数の歪発生器(図1では飽和型3・5次歪発生器18、図6では飽和型の歪発生器22、23、24、・・・)として入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用する。
このように、本例の歪補償装置では、複数の周波数成分や線形変調成分から構成される信号を増幅器により増幅した際に発生する非線形歪を高次数歪まで低減する場合に、歪発生器として、飽和特性を有する非線形回路、或いは飽和特性を有する非線形回路と伸張特性を有する非線形回路を用いる。
具体例として、本例の歪補償装置では、入力信号を分配する分配器(図1では分配器112、図6では分配器115)と、線形回路と非線形回路からの出力信号を合成する合成器(図1では合成器172、図6では合成器175)を設け、前記分配器と前記合成器との間に歪を発生する歪発生器(図1では3次歪発生器13及び飽和型3・5次歪発生器18、図6では3次歪発生器13及び飽和型の歪発生器22、23、24、・・・)を設け、前記分配器により分配された入力信号を用いて前記歪発生器により発生した歪成分と前記線形回路を通る線形成分を前記合成器により合成する。
また、具体例として、本例の歪補償装置では、入力信号を分配する分配器(図1では分配器112、図6では分配器115)と、線形回路と非線形回路からの出力信号を合成する合成器(図1では合成器172、図6では合成器175)を設け、前記分配器と前記合成器との間に歪を発生する歪発生器(図1では3次歪発生器13及び飽和型3・5次歪発生器18、図6では3次歪発生器13及び飽和型の歪発生器22、23、24、・・・)と位相及び振幅を制御するベクトル調整器(図1では可変移相器142、143及び可変減衰器152、153、図6では可変移相器142、143、145、146、・・・及び可変減衰器152、153、155、156、・・・)を設け、前記分配器により分配された入力信号を用いて前記歪発生器により発生した歪成分と前記線形回路を通る線形成分を前記合成器により合成する。
また、本例の歪補償装置では、各次数の歪発生器は、当該歪発生器の歪次数以下の次数の歪を含むものを発生する。
従って、本例の歪補償装置では、複数の周波数成分や線形変調成分から構成される信号を増幅器により増幅した際に発生する非線形歪を低減するために、非線形歪の各次数に対応した歪を発生する歪発生器と前記歪発生器において発生した歪の位相及び振幅を制御するベクトル調整器を有する非線形回路を線形回路と並列して有する場合に、例えば、前記歪発生器としてアナログ回路を使用し、前記歪発生器として飽和特性を有する回路を使用することにより、従来の構成(例えば、伸張特性を有する回路しか使用しない構成)と比較して、歪補償量を改善することができる。
このように、本例では、高次を含めた各次数に対応した相互変調歪を補償する前置歪補償回路を実現する場合に、入出力特性に飽和特性を有する歪発生器を用いることにより、歪補償効果を高めることができる。
なお、図1に示される本例の歪補償装置では、分配器112、113により入力信号を分配する機能により分配手段が構成されており、遅延線路12を用いて構成された回路により線形回路が構成されており、各次数に対応した非線形回路(歪発生器)13、18により歪を発生する機能により歪発生手段が構成されており、各次数に対応した非線形回路において発生した歪の位相及び振幅を調整する可変移相器142、143及び可変減衰器152、153の機能によりベクトル調整手段が構成されており、線形回路からの信号と非線形回路からの信号を合成する合成器172、173の機能により合成手段が構成されている。
また、図6に示される本例の歪補償装置では、分配器115により入力信号を分配する機能により分配手段が構成されており、遅延線路12を用いて構成された回路により線形回路が構成されており、各次数に対応した非線形回路(歪発生器)13、22、23、24、・・・により歪を発生する機能により歪発生手段が構成されており、各次数に対応した非線形回路において発生した歪の位相及び振幅を調整する可変移相器142、143、145、146、・・・及び可変減衰器152、153、155、156、・・・の機能によりベクトル調整手段が構成されており、線形回路からの信号と非線形回路からの信号を合成する合成器175の機能により合成手段が構成されている。
ここで、本発明に係るシステムや装置などの構成としては、必ずしも以上に示したものに限られず、種々な構成が用いられてもよい。また、本発明は、例えば、本発明に係る処理を実行する方法或いは方式や、このような方法や方式を実現するためのプログラムや当該プログラムを記録する記録媒体などとして提供することも可能であり、また、種々なシステムや装置として提供することも可能である。
また、本発明の適用分野としては、必ずしも以上に示したものに限られず、本発明は、種々な分野に適用することが可能なものである。
また、本発明に係るシステムや装置などにおいて行われる各種の処理としては、例えばプロセッサやメモリ等を備えたハードウエア資源においてプロセッサがROM(Read Only Memory)に格納された制御プログラムを実行することにより制御される構成が用いられてもよく、また、例えば当該処理を実行するための各機能手段が独立したハードウエア回路として構成されてもよい。
また、本発明は上記の制御プログラムを格納したフロッピー(登録商標)ディスクやCD(Compact Disc)−ROM等のコンピュータにより読み取り可能な記録媒体や当該プログラム(自体)として把握することもでき、当該制御プログラムを当該記録媒体からコンピュータに入力してプロセッサに実行させることにより、本発明に係る処理を遂行させることができる。
本発明の一実施例に係る歪補償装置の構成例を示す図である。 歪補償の原理の一例を示す図である。 飽和型3・5次歪発生器の回路構成の一例を示す図である。 伸張型歪発生回路の歪ベクトルと飽和型歪発生回路の歪ベクトルとの違いを示す図である。 5次歪の補償を行ったときにおける出力スペクトラムの一例を示す図である。 本発明の実施例に係る歪補償装置の原理的な構成例を示す図である。 アナログPD(前置歪補償)回路の構成例を示す図である。 増幅器の出力スペクトラムの一例を示す図である。 5次までの歪を考慮した場合における前置歪補償回路の構成例を示す図である。
符号の説明
1・・前置歪補償回路、 2・・増幅器、 11、110〜115・・分配器、 12、20・・遅延線路、 13・・3次歪発生器、 14、140〜146・・可変移相器、 15、150〜156・・可変減衰器、 17、170〜175・・合成器、 19・・歪発生回路、 21・・ベクトル調整器、 22・・飽和型5次歪発生器、 23・・飽和型7次歪発生器、 24・・飽和型9次歪発生器、

Claims (3)

  1. 信号を増幅する増幅器で発生する歪を補償する歪補償装置において、
    前記増幅器で発生する歪を補償するための歪を発生させる歪発生手段を備え、
    前記歪発生手段は、入出力特性に飽和特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路を含んで構成された、
    ことを特徴とする歪補償装置。
  2. 請求項1に記載の歪補償装置において、
    前記歪発生手段は、入出力特性に飽和特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路と、入出力特性に伸張特性を有して奇数次の歪を発生する非線形回路を含んで構成された、
    ことを特徴とする歪補償装置。
  3. 請求項2に記載の歪補償装置において、
    前記歪発生手段は、補償対象となる最も低い奇数次の歪を発生する回路として入出力特性に伸張特性を有する非線形回路を使用し、補償対象となる他の奇数次の歪を発生する回路として入出力特性に飽和特性を有する非線形回路を使用して構成された、
    ことを特徴とする歪補償装置。
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