JP2011019029A - アレーアンテナ用送信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置の小型化を実現しながら、複数のアンテナブランチ全ての各送信部の増幅器の歪み補償を可能にしたアレーアンテナ用送信機を提供する。
【解決手段】アンテナブランチ数に対応したN系統毎の送信データのプレディストーション信号を増幅し送信信号を発生する送信部及び送信データの計算した瞬時振幅に応じた歪み補償係数を記憶部から読出し送信データに乗算してプレディストーション信号を生成し送信部に入力するプレディストーション部と、N系統中の割当られた複数の系統に対し送信部からの送信信号の一部のフィードバック信号と該系統の送信データを比較し歪み補償係数を演算しプレディストーション部へ記憶部を更新するために出力する重複なしにN系統が割当られた系統数N未満のM個のフィードバック推定演算部、フィードバック推定演算部を割当られた系統に時分割で接続する推定演算部毎の切替手段を含む。
【選択図】図1

Description

この発明は、アレーアンテナ用送信機、特に送信系で発生する非線形歪みを補償する機能を有するものに関する。
無線通信用の送信機では、消費電力の大半を占める増幅器の高効率化と低歪み化が望まれており、特に線形性が強く要求される送信機では歪み補償方式が用いられてきた。数ある歪み補償方式の中で、比較的高い効率が達成できる方式として、例えば下記非特許文献1に記載されたフィードバック型のディジタルプレディストーション方式がある。フィードバック型のディジタルプレディストーション方式は、入力信号に予め増幅器で発生する非線形歪みとは逆の特性を増幅器の前段に設けたプレディストーション部に与えることで、増幅器の出力を線形化する方式である。フィードバック型の方式では、入力信号と増幅器の出力信号(増幅前と増幅後の信号)を比較し、両者が一致するようにプレディストーション部に与える設定パラメータの修正を行う。
また、下記特許文献1には、複数のアンテナ素子のそれぞれに接続された複数の電力増幅器の全てに、それぞれに電力増幅器で発生する非線形歪を補償する歪補償特性付加部を設けたアレーアンテナ装置が開示されている。
また、下記特許文献2には、複数のアンテナ素子のそれぞれに接続された複数の送信部に共通に、それぞれの送信部での非線形歪を補償する1つの歪補償処理部を設けたアレーアンテナ装置が開示されている。
特開2002−190712号公報 特開2006−94043号公報
Y.Nagata、"Linear amplification technique for digital mobile communications"、Proc. of IEEE Vehicular Technology Conf.、pp159-164、1989
従来のこの種の装置においては、例えば全てのアレーアンテナのアンテナブランチにそれぞれに、プレディストーション部の係数を制御するプレディストーション係数演算部と、プレディストーション係数を求めるための帰還信号を得るためのフィードバック部とを設けた場合、装置が大型化し、消費電力が増大する課題があった。
また、複数のアンテナブランチで1つのプレディストーション係数演算部を共有した場合、例えば入力信号の瞬時振幅に対応した歪み補償係数の算出処理を1つの回路で時分割で切り替えながら行うため、歪み補償係数の算出処理が間に合わず、複数のアンテナブランチの歪み補償を同時に行うことができないという課題があった。
この発明は、装置の小型化を実現しながら、複数のアンテナブランチ全ての各送信部の増幅器の歪み補償を可能にしたアレーアンテナ用送信機を提供することを目的とる。
この発明は、アンテナブランチ数に対応したN系統のそれぞれに設けられ送信データのプレディストーション信号をアナログ変換及び周波数変換した後に増幅器で増幅して送信信号を発生する送信部と、前記送信データを入力して瞬時振幅を計算し、前記瞬時振幅に応じた歪み補償係数を記憶部から読み出して前記送信データに乗算した前記プレディストーション信号を生成して前記送信部に入力する系統毎に設けられたプレディストーション部と、N系統のうちの割当てられた複数の系統のそれぞれに対し、前記送信部からの送信信号の一部を帰還させ周波数変換及びディジタル変換したフィードバック信号と該系統の前記送信データを比較して前記歪み補償係数を算出し、前記プレディストーション部へ記憶部を更新するために出力する、重複することなくN系統が割当てられた系統数Nよりも少ないM個(N、Mは正の整数)のフィードバック推定演算部と、前記フィードバック推定演算部を割当てられた複数の系統に時分割で切り替えて接続する前記フィードバック推定演算部毎に設けられた切替手段と、を備えたことを特徴とするアレーアンテナ用送信機にある。
この発明では、装置の小型化を実現しながら、複数のアンテナブランチ全ての各送信部の増幅器の歪み補償を可能にしたアレーアンテナ用送信機を提供できる。
この発明によるアレーアンテナ用送信機の一例の概略的な構成を示す図である。 この発明の実施の形態1におけるアレーアンテナ用送信機の図1の1つのアレーアンテナ用送信ユニットの構成を示した図である。 この発明の実施の形態2におけるアレーアンテナ用送信機の図1の1つのアレーアンテナ用送信ユニットの構成を示した図である。 この発明の実施の形態3におけるアレーアンテナ用送信機の図1の1つのアレーアンテナ用送信ユニットの構成を示した図である。
以下、この発明によるアレーアンテナ用送信機を各実施の形態に従って図面を用いて説明する。なお各図において、同一もしくは相当部分は同一符号で示し、重複する説明は省略する。
実施の形態1.
図1はこの発明によるアレーアンテナ用送信機の一例の概略的な構成を示す図である。この発明のアレーアンテナ用送信機では、アレーアンテナ用送信ユニットを複数並べて構成する。図1の場合、それぞれ2系統のアンテナブランチを構成する3つのアレーアンテナ用送信ユニットU1〜U3(それぞれ系統数n1,n2,n3=2)と、4系統のアンテナブランチを構成する1つのアレーアンテナ用送信ユニットU4(系統数n4=4)とで、複数(N=10系統)のアンテナブランチを有するアレーアンテナ用送信機を構成している。IN側から入力された送信データはそれぞれアレーアンテナ用送信ユニットU1〜U4で歪み補償処理が施されて増幅され、OUT側に接続されたそれぞれの送信アンテナ(図示省略)から送信される。
図2はこの発明の実施の形態1におけるアレーアンテナ用送信機の、図1の複数(n1=2系統)のアンテナブランチを構成するアレーアンテナ用送信ユニットU1の構成を示した図である。なおアレーアンテナ用送信ユニットU2,U3の構成は図2と同じであり、4系統を構成するアレーアンテナ用送信ユニットU4の場合は後述する1つのフィードバック推定演算部に対して割り当てられるプレディストーション部と送信部からなる構成部分の数が2個から4個に増えるだけである(以下各実施の形態同様)。
図2において、各送信データ#1,#2の信号線には入力端子1,11から、プレディストーション部6,16、直交変調器4,14、ディジタルアナログ変換器8,18、アップコンバータ31,32、増幅器3,13が順次直列に接続され、アレイアンテナの各送信アンテナ(図示省略)がそれぞれ接続されている出力端子2,12に到る。さらにプレディストーション部6,16は、振幅計算部41,51、瞬時係数発生部42,52、記憶部43,53、複素乗算器9,19を含む。
プレディストーション部6及び16は、それぞれの送信データの瞬時振幅を振幅計算部41,51で計算し、瞬時係数発生部42,52が送信データの瞬時振幅に応じた歪み補償係数がそれぞれ記載された記憶部43及び53から、前記瞬時振幅毎に歪み補償係数を読み出し、複素乗算器9,19で送信データに読み出した歪み補償係数に乗算してプレディストーション信号を生成する。
増幅器3,13の出力は帰還(フィードバック)のために、スイッチ29で時分割で選択的にダウンコンバータ33に接続される。ダウンコンバータ33は、アナログディジタル変換器10、直交復調器5を介して比較・推定部64に接続される。一方、入力端子1,11から入力されたそれぞれI成分,Q成分の信号からなる送信データ#1,#2もスイッチ27で時分割で選択的に比較・推定部64に接続される。
比較・推定部64は、I成分,Q成分の信号用のそれぞれ比較器61,62、非線形特性推定部63を含む。そして比較器61、62でそれぞれに送信データとフィードバック信号を比較して、その結果に基づき非線形特性推定部63でプレディストーション部6、16に与える歪み補償係数を推定する。非線形特性推定部63で推定された歪み補償係数は、スイッチ28を介して時分割で選択的にプレディストーション部6,16の記憶部43,53に送られて、記憶されている歪み補償係数が更新される。
切替制御部100は、制御信号入力端子101に入力される図1の10系統のアレーアンテナ用送信機全体の送信制御を行う送信制御信号に従って、図2のアレーアンテナ用送信ユニットU1の各スイッチ27,28,29のみならず、全てのアレーアンテナ用送信ユニットU1〜U4の各スイッチ27,28,29に切替制御信号を出力して、各送信ユニットU1〜U4でそれぞれに各系統に対して歪み補償係数を求めて更新できるように時分割で切り替え制御を行う。
なおそれぞれ、直交変調器4,14、ディジタルアナログ変換器8,18、アップコンバータ31,32、増幅器3,13がそれぞれ送信部を構成する。また、ダウンコンバータ33、アナログディジタル変換器10、直交復調器5、比較・推定部64がフィードバック推定演算部を構成し、そのうちダウンコンバータ33、アナログディジタル変換器10、直交復調器5がフィードバック部を構成する。また、スイッチ29,27,28はそれぞれ切替手段の第1,第2,第3の切替部を構成する。また、ディジタルアナログ変換器8から出力端子側と出力端子側からアナログディジタル変換器10までがアナログ回路で構成され、残りの部分がディジタル回路で構成されている。
次に図2のアレーアンテナ用送信ユニットU1の動作について説明する。各アンテナブランチに対応した系統毎の送信データ#1、#2は、入力端子1及び11より入力し、プレディストーション部6及び16において、増幅器3及び13で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーション信号へと変換される。
プレディストーション部6及び16で生成されたプレディストーション信号は、直交変調器4及び14にて中間周波数(IF周波数)へとディジタル方式で直交変調され、その後、ディジタルアナログ変換器8及び18によりアナログ信号へと変換される。そしてアナログ信号に変換された信号は、アップコンバータ31及び32により無線周波数(RF周波数)へと変換され、増幅器3及び13に入力される。各系統に接続された増幅器3及び13には、予めアレーアンテナの励振振幅分布に応じて異なる飽和電力を有する増幅器を使用してもよい。
増幅器3及び13の出力する送信信号の一部はフィードバック信号としてスイッチ29に入力される。スイッチ29では、増幅器3及び13からのフィードバック信号を時分割で切り替えながらダウンコンバータ33へと受け渡す。ダウンコンバータ33では、RF周波数のフィードバック信号をIF周波数へと変換し、その後、アナログディジタル変換器10によりディジタル信号へと変換し、直交復調器5によりI成分、Q成分へと復調し、比較器61(I成分用)及び62(Q成分用)へと入力する。
また、入力端子1及び11より入力した系統毎の送信データはスイッチ27に入力する。スイッチ27では、経路毎の送信データを時分割で切り替えながら、送信データのI成分、Q成分をそれぞれ比較器61及び62へと受け渡す。スイッチ27とスイッチ29の切り替えタイミングを同期させることで、アンテナブランチ毎の送信データとフィードバック信号を比較器61及び62においてIQ成分毎に比較する。比較器61及び62の出力は非線形特性推定部63に入力し、非線形特性推定部63では比較結果から増幅器の非線形特性を推定し、この増幅器の非線形特性からこれの逆の特性を示すプレディストーション係数すなわち歪み補償係数の算出が行われる。なお,非線形特性推定部63では比較結果から直接的にプレディストーション部の非線形特性を推定し,プレディストーション係数すなわち歪み補償係数の算出をしても良い。非線形特性推定部63からの出力はスイッチ28へと入力する。スイッチ28では、経路(系統)毎に推定した歪み補償係数を時分割で切り替えながら記憶部43及び53へと受け渡す。記憶部43及び53では、送信データの振幅毎に対応した歪み補償係数の更新を行う。すなわち瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを格納すると共に、瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを更新する。
この実施の形態ではスイッチ27、28、29の働きにより、送信データとフィードバック信号を系統毎に選択して歪み補償係数(プレディストーション係数)を推定し、対応する系統の記憶部へ歪み補償係数の推定結果を出力する。即ちこの実施の形態では、1つのフィードバック部(ダウンコンバータ33、アナログディジタル変換器10、直交復調器5)と比較・推定部64からなるフィードバック推定演算部を共用し、時分割で切り替えて使用するため、フィードバック推定演算部の数を全体の系統数Nよりも少ないM個(M:M<N:M,Nは正の整数)とすることが可能となり、装置の小型化、消費電力の削減が可能となる。
また、この実施の形態では系統毎に設けたプレディストーション部において記憶部43及び53を参照しながら歪み補償演算(送信データへの歪み補償係数の乗算)を行うため、記憶部においてメモリを2つ用意しておき、歪み補償演算に用いるメモリと書き込みを行うメモリを交互に瞬時に切り替えて使用すれば、歪み補償係数の記憶部への書き込みタイミングに因らずに、連続的に歪み補償を行うことができる。このため、歪み補償係数の記憶部への書き込みタイミングとは独立に、複数の系統の歪み補償を時分割で所定期間のなかで(見かけ上同時に)行うことが可能である。
更にこの実施の形態では、異なる飽和電力を有する増幅器を使用する。励振振幅が小さいアンテナブランチには飽和電力の小さい増幅器を使用し、励振振幅が大きいアンテナブランチには飽和電力の大きい増幅器を使用することで、線形性を大きく劣化させることなく送信機全体の消費電力を削減することが可能となる。
実施の形態2.
図3はこの発明の実施の形態2におけるアレーアンテナ用送信機の、図1のアレーアンテナ用送信ユニットU1の構成を示した図である。図3の構成では、フィードバック推定演算部のフィードバック部が、直交復調器5、アナログディジタル変換器10、IQ誤差補正部65からなる。入力端子1から入力される送信データを切り替えるスイッチ27の前段には、送信データ#1,#2のためのそれぞれ遅延部71及び72、移相部73及び74が設けられている。増幅器3,13の出力する送信信号の一部のフィードバック信号を切り替えるスイッチ29の前段には、スイッチ75及び76が設けられている。また、図1の全てのアレーアンテナ用送信ユニットU1〜U4に渡って、それぞれの増幅器に接続された制御信号入力端子91を有する電圧制御部92が1つ設けられている。なお、スイッチ75及び76の切り替え制御も切替制御部100からの切替制御信号で制御される。
なお、直交復調器5、アナログディジタル変換器10、IQ誤差補正部65、比較・推定部64がフィードバック推定演算部を構成し、そのうち直交復調器5、アナログディジタル変換器10、IQ誤差補正部65がフィードバック部を構成する。また、スイッチ29,75,76が第1の切替部を構成する。また、ディジタルアナログ変換器8から出力端子側と出力端子側からアナログディジタル変換器10までがアナログ回路で構成され、残りの部分がディジタル回路で構成されている。
次に図3のアレーアンテナ用送信ユニットU1の動作について説明する。アレーアンテナ用送信機での各送信アンテナの励振振幅分布を制御するための励振振幅分布制御信号を制御信号入力端子91から入力し、電圧制御部92ではアレーアンテナの励振振幅に応じて増幅器3及び13への供給電圧の大きさを動的に制御する。
増幅器3及び13の出力する送信信号の一部はフィードバック信号としてスイッチ75及びスイッチ76を介してスイッチ29に入力する。スイッチ29では、増幅器3及び13からのフィードバック信号を時分割で切り替えながら直交復調器5へと受け渡す。スイッチ29が切り替えられて増幅器3の送信信号を直交復調器5へ受け渡す場合には、スイッチ75がON、スイッチ76がOFFとなる。逆に、スイッチ29が切り替えられて増幅器13の送信信号を直交復調器5へ受け渡す場合には、スイッチ75がOFF、スイッチ76がONとなる様に動作する。
直交復調器5では、RF周波数のフィードバック信号をベースバンド周波数のフィードバックIQ信号(アナログベースバンドIQ成分)へと復調し、その後、アナログディジタル変換器10によりディジタル信号へと変換し、IQ誤差補正部65へと入力した後に、IQ成分毎に比較器61及び62へと入力する。
また、入力端子1及び11より入力した系統毎の送信データは遅延部71及び72及び移相部73及び74を介してスイッチ27に入力する。スイッチ27では、経路(系統)毎の送信データを時分割で切り替えながら比較器61及び62へと受け渡す。入力端子から比較器61及び62に至る送信データとフィードバック信号の遅延と通過位相が一致するように、予め所望の遅延量(τ1,τ2)及び移相量(θ1,θ2)を遅延部71及び72及び移相部73及び74に設定する。
この実施の形態では、スイッチ29と同期してスイッチ75及び76を経路(系統)のアイソレーションを増大させるために切り替え使用することで、増幅器3及び13の出力する送信信号をフィードバックする際の信号電力対雑音電力比(S/N比)を増大でき、非線形特性推定精度が向上できる。このため、歪み補償の精度を向上することが可能となる。尚、アイソレーションを確保するために、スイッチ75及び76に限らず、多数のスイッチを線路に直列又は並列に接続しても良い。
またこの実施の形態では、アナログ回路で構成された直交復調器5で発生する直交角度誤差、直交振幅誤差、直流オフセット誤差等の各種誤差をIQ誤差補正部65によってディジタル方式で補正することで、フィードバックIQ信号のS/N比を増大でき、歪み補償の精度を向上することが可能となる。
更にこの実施の形態では、遅延部71及び72及び移相部73及び74の遅延量、移相量を適切に設定することで、比較器61及び62に入力する送信データとフィードバック信号の遅延と位相を一致できるため、非線形特性の推定精度が向上し、歪み補償の精度を向上することが可能となる。なお送信データ側の代わりに後述するように、増幅器3,13の出力する送信信号の一部のフィードバック信号側に同様に遅延部及び移相部をそれぞれに設けてもよい。なお遅延部と移相部は必要に応じて、いずれか一方を設けるようにしてもよい。
加えてこの実施の形態では、増幅器3及び13への供給電圧の大きさを電圧制御部92によりアレーアンテナの制御信号である励振振幅分布制御信号に応じて動的に制御する。励振振幅が小さいアンテナブランチ(系統)に接続された増幅器への供給電圧を低くなるように制御し、励振振幅が大きいアンテナブランチに接続する増幅器への供給電圧を高くなるように制御することで、線形性を大きく劣化させることなく送信機全体の消費電力を削減することが可能となる。その他の動作及び効果は実施の形態1と同様である。
実施の形態3.
図4はこの発明の実施の形態3におけるアレーアンテナ用送信機の、図1のアレーアンテナ用送信ユニットU1の構成を示した図である。図4の構成では、プレディストーション部6及び16の前段で、入力端子1,11からの送信データ#1,#2に対してピーク抑圧部83,84が設けられている。また、増幅器3,13の出力する送信信号の一部のフィードバック信号を切り替えるスイッチ29の前段には、各系統のフィードバック信号のためのそれぞれ遅延部77及び78、移相部79及び80が設けられている。さらに入力端子1,11側と出力端子2,12側に図1の全てのアレーアンテナ用送信ユニットU1〜U4に渡るそれぞれマルチポート分配器81、マルチポート合成器82が設けられている。
マルチポート分配器81は、N系統分の送信用のデータを入力しN系統の送信データに分配して出力する。マルチポート合成器82は、各送信部(4,8,31,3,及び14,18,32,13)の増幅された送信信号を入力しN系統の送信アンテナ用の送信信号に合成して出力する。
次に図4のアレーアンテナ用送信ユニットU1の動作について説明する。各アンテナブランチに対応した系統毎の送信データは、入力端子1及び11より入力し、送信データの瞬時ピーク電力と平均電力との比を抑圧するピーク抑圧部83及び84に入力する。
ピーク抑圧部83及び84の出力信号は、90度ハイブリッド回路で構成されるN系統入力・N系統出力のマルチポート分配器81に入力される。マルチポート分配器81では、送信データを等電力に分割し、位相を変えながら2つのプレディストーション部6及び16へと分配する。
以降は上記各実施の形態と同様に、プレディストーション部6及び16は分割された送信データ信号を増幅器3及び13で発生する非線形歪みを打ち消すようなプレディストーションIQ信号へと変換させる。プレディストーション部6及び16で生成されたプレディストーションIQ信号は、直交変調器4及び14にてIF周波数へと直交変調され、その後、ディジタルアナログ変換器8及び18によりアナログ信号へと変換され、アップコンバータ31及び32によりRF周波数へと変換され、増幅器3及び13に入力される。
増幅器3及び13の出力する送信信号はN系統入力・N系統出力のマルチポート合成器82に入力され、位相を変えられながら合成されて、出力端子2,12の先にそれぞれに接続された送信アンテナ(図示省略)を経由して空間へと放射される。
マルチポート合成器82に入力前の増幅器3及び13出力の一部は、フィードバック信号として遅延部77及び78、移相部79及び80を介してスイッチ29に入力する。スイッチ29では、増幅器3及び13からのフィードバック信号を時分割で切り替えながら直交復調器5へと受け渡す。入力端子1,11から比較・推定部64に至る送信データ信号とフィードバック信号の遅延と通過位相が一致するように、予め所望の遅延量(τ1a,τ2a)及び移相量(θ1a,θ2a)を遅延部77及び78及び移相部79及び80に設定する。
直交復調器5以降は上記実施の形態2と同様に、直交復調器5では、RF周波数のフィードバック信号をベースバンド周波数のIQ成分へと復調し、その後、アナログディジタル変換器10によりディジタル信号へと変換し、IQ誤差補正部65へと入力した後に、比較・推定部64へと入力する。
また、入力端子1及び11より入力した系統毎の送信データ信号はスイッチ27に入力される。スイッチ27では、経路(系統)毎の送信データ信号を時分割で切り替えながら比較・推定部64へと受け渡す。スイッチ27とスイッチ29の切り替えタイミングを同期させることで、ブランチ毎の送信データ信号とフィードバック信号が比較・推定部64において比較される。
比較・推定部64で求めた歪み補償係数はスイッチ28へと入力される。スイッチ28では、経路(系統)毎に推定した歪み補償係数(プレディストーション係数)を時分割で切り替えながらプレディストーション部6及び16の内部記憶部43及び53へと受け渡す。
上記のような構成においても、上記実施の形態で説明したものと同様な効果が得られる。
なお、この発明は上記の各実施の形態に限定されるものではなく、これらの可能な組み合わせを全て含むものであることは云うまでもない。
1,11 入力端子、2,12 出力端子、3,13 増幅器、4,14 直交変調器、5 直交復調器、6,16 プレディストーション部、8,18 ディジタルアナログ変換器、9,19 複素乗算器、10 アナログディジタル変換器、27,28,29,75,76 スイッチ、31,32 アップコンバータ、33 ダウンコンバータ、41,51 振幅計算部、42,52 瞬時係数発生部、43,53 記憶部、61,62 比較器、63 非線形特性推定部、64 比較・推定部、65 IQ誤差補正部、71,72,77,78 遅延部、73,74,79,80 移相部、81 マルチポート分配器、82 マルチポート合成器、83,84 ピーク抑圧部、91 制御信号入力端子、92 電圧制御部、100 切替制御部、101 制御信号入力端子、U1〜U4 アレーアンテナ用送信ユニット。

Claims (12)

  1. アンテナブランチ数に対応したN系統のそれぞれに設けられ送信データのプレディストーション信号をアナログ変換及び周波数変換した後に増幅器で増幅して送信信号を発生する送信部と、
    前記送信データを入力して瞬時振幅を計算し、前記瞬時振幅に応じた歪み補償係数を記憶部から読み出して前記送信データに乗算した前記プレディストーション信号を生成して前記送信部に入力する系統毎に設けられたプレディストーション部と、
    N系統のうちの割当てられた複数の系統のそれぞれに対し、前記送信部からの送信信号の一部を帰還させ周波数変換及びディジタル変換したフィードバック信号と該系統の前記送信データを比較して前記歪み補償係数を算出し、前記プレディストーション部へ記憶部を更新するために出力する、重複することなくN系統が割当てられた系統数Nよりも少ないM個(N、Mは正の整数)のフィードバック推定演算部と、
    前記フィードバック推定演算部を割当てられた複数の系統に時分割で切り替えて接続する前記フィードバック推定演算部毎に設けられた切替手段と、
    を備えたことを特徴とするアレーアンテナ用送信機。
  2. 前記N系統全ての送信部及びプレディストーション部に前記M個のフィードバック推定演算部のいずれか1つが接続され、N系統全ての歪み補償係数を推定して更新するように、全ての前記フィードバック推定演算部の各切替手段の切り替えを制御する切替制御部を備えたことを特徴とする請求項1に記載のアレーアンテナ用送信機。
  3. 前記各送信部が、IQ成分を含むプレディストーション信号にディジタルの直交変調を行う直交変調器、直交変調された信号をディジタルアナログ変換するディジタルアナログ変換器、アナログ変換された信号を周波数変換するアップコンバータ、周波数変換された信号を増幅して送信信号を出力する前記増幅器を含み、
    前記各プレディストーション部が、IQ成分を含む前記送信データの瞬時振幅を計算する振幅計算部、瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを格納すると共に、瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを更新する前記記憶部、計算された瞬時振幅に対応する歪み補償係数を前記記憶部から読み出す瞬時係数発生部、読み出された歪み補償係数を前記送信データに複素乗算して前記プレディストーション信号を出力する複素乗算器を含み、
    前記フィードバック推定演算部が、前記送信部からの送信信号の一部を周波数変換するダウンコンバータ、周波数変換された信号をアナログディジタル変換するアナログディジタル変換器、ディジタル変換された信号にディジタルの直交復調を行ったIQ成分を含むフィードバック信号を出力する直交復調器、直交復調後の前記フィードバック信号と前記送信データをIQ成分毎に比較器で比較し比較結果が最小となる前記歪み補償係数を推定する比較・推定部を含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアレーアンテナ用送信機。
  4. 前記各送信部が、IQ成分を含むプレディストーション信号にディジタルの直交変調を行う直交変調器、直交変調された信号をディジタルアナログ変換するディジタルアナログ変換器、アナログ変換された信号を周波数変換するアップコンバータ、周波数変換された信号を増幅して送信信号を出力する前記増幅器を含み、
    前記各プレディストーション部が、IQ成分を含む前記送信データの瞬時振幅を計算する振幅計算部、瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを格納すると共に、瞬時振幅に応じた歪み補償係数のテーブルを更新する前記記憶部、計算された瞬時振幅に対応する歪み補償係数を前記記憶部から読み出す瞬時係数発生部、読み出された歪み補償係数を前記送信データに複素乗算して前記プレディストーション信号を出力する複素乗算器を含み、
    前記フィードバック推定演算部が、前記送信部からの送信信号の一部をアナログベースバンドIQ成分に復調する直交復調器、復調信号をアナログディジタル変換するアナログディジタル変換器、ディジタル変換された信号に前記直交復調器で発生する誤差の補償を行ってフィードバック信号として出力するIQ誤差補正部、誤差補償後の前記フィードバック信号と前記送信データをIQ成分毎に比較器で比較し比較結果が最小となる前記歪み補償係数を推定する比較・推定部を含む、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のアレーアンテナ用送信機。
  5. 前記各切替手段が、
    割当てられた各系統の前記送信部が出力する増幅された送信信号を時分割で前記フィードバック推定演算部へ入力する第1の切替部、
    割当てられた各系統の前記送信データを時分割で前記フィードバック推定演算部へ入力する第2の切替部、
    時分割で前記フィードバック推定演算部で演算した前記歪み補償係数を該当する系統の前記プレディストーション部に出力する第3の切替部、
    を含むことを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  6. 前記フィードバック推定演算部に入力する前記フィードバック信号と前記送信データとの遅延時間が一致するように、各系統毎に前記フィードバック信号または前記送信データに遅延を与える遅延部を備えたことを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  7. 前記フィードバック推定演算部に入力する前記フィードバック信号と前記送信データとの通過位相が一致するように、各系統毎に前記フィードバック信号または前記送信データの位相を変化させる移相部を備えたことを特徴とする請求項1から6までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  8. 前記N系統の増幅器が、アレーアンテナの励振振幅分布に応じて異なる飽和電力を有すことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  9. 前記N系統の増幅器にアレーアンテナの励振振幅分布に応じて異なる給電電圧を与える電圧制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項1から7までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  10. 前記電圧制御部が、入力されるアレーアンテナの励振振幅分布制御信号に従って供給電圧を動的に制御することを特徴とする請求項9に記載のアレーアンテナ用送信機。
  11. 前記各系統の前記プレディストーション部の前段に、それぞれの前記送信データの瞬時ピーク電力と平均電力との比を抑圧するピーク抑圧部を設けたことを特徴とする請求項1から10までのいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
  12. 前記N系統に渡って前記プレディストーション部の前段で、前記N系統分の送信用のデータを入力しN系統の送信データに分配して出力するマルチポート分配器と、
    前記N系統に渡って前記送信部の後段で、増幅された送信信号を入力しN系統の送信アンテナ用の送信信号に合成して出力するマルチポート合成器と、
    を備えたことを特徴とする請求項1から7までおよび11のいずれか1項に記載のアレーアンテナ用送信機。
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