JP6415912B2 - 乳母車および乳母車に用いられる筒状部材 - Google Patents

乳母車および乳母車に用いられる筒状部材 Download PDF

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Description

本発明は、筒状部材及び筒状部材の端部に固定された端部部品を含む乳母車に関する。
例えば特許文献1に開示されているように、乳幼児を連れ出す際に乳母車を使用することが、広く普及している。殆どの乳母車は、その構成要素を形成する部材として、筒状部、典型的には比強度の強いアルミニウム合金製パイプを含んでいる。筒状部材は、軽量化および高剛性の両方を実現可能な点において、乳母車に適している。また多くの場合、筒状部材の端部には端部部品が固定されている。端部部品は、通常、樹脂成形物からなり、所望の形状を容易に付与され得る。端部部品は、加工性に限界がある筒状部材に代わり、所定の形状を有することで他の構成要素との接続箇所を形成する。また、端部部品は、筒状部材の端面を覆うことにより、乳母車の安全性や意匠性を改善する。
特開2014−73846号公報
ところで、乳母車の構成要素として使用される筒状部材を軽量化すると、乳母車の取り扱い性が向上する。しかしながら、肉厚の低減や材料選択により筒状部材を軽量化しようとすると、乳母車の使用中に筒状部材が破損するおそれがある。
本件発明者らが実験を繰り返したところ、筒状部材の肉厚を薄くした場合、並びに、筒状部材を軽量材料で作製した場合、筒状部材は、その端部に割れが生じて破損した。その一方で本件発明者らは、筒状部材への端部部品の固定方法について鋭意検討を重ねた結果として、所定の固定方法を採用することにより、筒状部材の端部への割れの発生を効果的に防止し得ることを見出した。本発明は、本件発明者らのこのような知見に基づくものであり、筒状部材への端部部品の固定方法を改良することにより、筒状部材の軽量化を通して乳母車の軽量化を図ることを目的とする。
本発明による乳母車は、
筒状部材と、
前記筒状部材の少なくとも一方の開口した端部に固定された端部部品と、を備え、
前記端部部品は、
前記筒状部材内に挿入された内方支持部であって、前記筒状部材の内面に周状の領域で対面する内方対向面を有した内方支持部と、
前記筒状部材の外面に周状の領域で対面する外方対向面を有した外方支持部と、を有する。
本発明による乳母車において、前記端部部品は、乳母車の他の構成要素と接続されていてもよい。
本発明による乳母車において、前記筒状部材は、前記端部部品が設けられている部分において、乳母車の他の構成要素と接続されていてもよい。
本発明による乳母車において、
前記端部部品は、
前記内方支持部と、前記内方支持部と一体的に形成された基部と、を有する第1部材と、
前記第1部材とは別体として形成され、前記外方支持部と、前記外方支持部の端部から延び出して前記筒状部材の端面に対面するフランジ部と、を有する第2部材と、を含むようにしてもよい。
本発明による乳母車において、
前記端部部品は、
前記外方支持部と、前記外方支持部と一体的に形成された基部と、を有する第1部材と、
前記第1部材とは別途に形成され、前記内方支持部と、前記内方支持部の端部から延び出して前記筒状部材の端面に対面するフランジ部と、を有する第2部材と、を含むようにしてもよい。
本発明による乳母車において、前記端部部品は、前記内方支持部及び前記外方支持部の両方と一体的に形成された基部をさらに有するようにしてもよい。
本発明による乳母車が、前脚、後脚及びハンドルを備え、
前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚及び前記ハンドルのうちの一以上の少なくとも一部分を形成していてもよい。
本発明による乳母車が、
前脚および後脚と、
前記前脚および前記後脚と回動可能に接続されたアームレストと、
前記アームレストと回動可能に接続された第1リンクと、
前記前脚と回動可能に接続された第2リンクと、
前記後脚と回動可能に接続された第3リンクと、を備え、
前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク及び前記第3リンクのうちの一以上の少なくとも一部分を形成していてもよい。
本発明による乳母車が、
一対の前脚および一対の後脚と、
前記前脚および前記後脚と回動可能に接続された一対のアームレストと、
前記アームレストと回動可能に接続された一対の第1リンクと、
前記前脚と回動可能に接続された一対の第2リンクと、
前記後脚と回動可能に接続された一対の第3リンクと、
前記一対の後脚を連結する後方連結材と、
前記一対の第2リンクを連結するリンク連結材と、を備え、
前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク、前記第3リンク、前記後方連結材及び前記リンク連結材のうちの一以上の少なくとも一部分を形成していてもよい。
本発明による乳母車において、前記第1リンクが、ハンドルの一部を形成するようにしてもよい。
本発明による乳母車が、
前脚および後脚と、
前記前脚および前記後脚と回動可能に接続されたアームレストと、
前記アームレストと回動可能に接続された第1リンクと、
前記前脚と回動可能に接続された第2リンクと、
前記後脚と回動可能に接続された第3リンクと、
前記第1リンク、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一以上と回動可能に接続されたハンドルと、を備え、
前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク、前記第3リンク及び前記ハンドルのうちの一以上の少なくとも一部分を形成していてもよい。
本発明によれば、筒状部材への端部部品の固定方法を改良することにより、筒状部材の軽量化を通して乳母車の軽量化を図ることができる。
本発明の一実施の形態における乳母車の全体構成を説明するための斜視図。 乳母車を示す側面図。 折り畳み状態にある乳母車を示す側面図。 筒状部材と、筒状部材と接続した端部部品と、を示す断面図。 筒状部材および端部部品を示す分解斜視図。 端部部品の一変形例を示す図。 端部部品の他の変形例を示す図。 端部部品のさらに他の変形例を示す図。 端部部品のさらに他の変形例を示す図。 乳母車の一変形例を示す斜視図。
以下、図面を参照して本発明の一実施の形態について説明する。
図1〜図5は本発明による乳母車の一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1〜図3には、乳母車の全体構成が示されている。本実施の形態における乳母車10は、脚14,16を有した折り畳み可能な乳母車本体11を有している。図示は省略するが、乳母車本体11には、クッション性の座席材が取り外し可能に装着される。乳幼児は、この座席材上に着座する。乳母車本体11は、前脚14及び後脚16を有する本体フレーム12と、本体フレーム12に対して揺動可能となるように本体フレーム12に接続されたハンドル48と、を有している。後脚14及び後脚16の下端には、車輪45が回転可能に保持されている。
本実施の形態において、乳母車10は、広く普及しているように(例えば、JP2006−117012A)、折り畳み可能に構成されている。また、本実施の形態の乳母車10においては、ハンドル48を本体フレーム12に対して揺動させることにより、操作者(保護者)が乳幼児の背面側からハンドル48を把持して乳母車10を操縦し、乳幼児が進行方向の前方を向くようにして乳母車10を走行させること(図1のハンドル48の位置参照)、並びに、操作者が乳幼児に対面する前脚側の位置からハンドル48を把持して乳母車10を操縦し、乳母車10の後脚側が進行方向の前方となるようにして乳母車10を走行させること(図2のハンドル48の位置参照)、の両方が可能となっている。
ここで、本明細書中において、乳母車およびその構成要素に対する「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」の用語は、特に指示がない場合、展開状態にある乳母車およびその構成要素に乗車する乳幼児を基準とした「前」、「後」、「上」、「下」、「前後方向」、および「上下方向」を意味する。さらに詳しくは、「前後方向」とは、図1における紙面の左下と右上とを結ぶ方向であって、図2における紙面の左右の方向に相当する。そして、特に指示がない限り、「前」とは、乗車した乳幼児が向く側であり、図1における紙面の左下側並びに図2における紙面の左側が前側となる。一方、「上下方向」とは前後方向に直交するとともに接地面に直交する方向である。したがって、接地面が水平面である場合、「上下方向」とは垂直方向をさす。また、「横方向」とは幅方向であって、「前後方向」および「上下方向」のいずれにも直交する方向である。
まず、乳母車の全体構成として、乳母車本体11について説明する。図1に示すように、本実施の形態における乳母車10は、全体的に、前後方向に沿った横方向中心面を中心として概ね対称な構成となっている。上述したように、乳母車本体11は、本体フレーム12及びハンドル48を有している。このうち本体フレーム12は、図1に示すように、それぞれ左右に配置された一対の前脚14と、それぞれ左右に配置された一対の後脚16と、それぞれ左右に配置された一対のアームレスト19と、それぞれ左右に配置された一対の第1リンク20と、を有している。
図1及び図2に示すように、前脚14の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト19の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。同様に、後脚16の上端部分は、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト19の前方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。また、第1リンク20の上方部分が、対応する側(左側または右側)に配置されたアームレスト19の後方部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。図2に示されているように、図示された例において、第1リンク20は、主リンク材21と、主リンク材21の上端部分に固定された上接続材22と、を有している。主リンク材21は、例えばアルミニウム合金を用いて、筒状に形成されている。上接続材22の一部分が、主リンク材21内に挿入されている。第1リンク20は、上接続材22において、アームレスト19の後端部分に回動可能(揺動可能)に接続されている。
図1及び図2に示すように、本体フレーム12は、前脚14と回動可能(揺動可能)に接続された第2リンク25と、後脚16と回動可能(揺動可能)に接続された第3リンク30と、を有している。第1リンク20は、第2リンク25及び第3リンク30の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続される。第2リンク25は、第1リンク20及び第3リンク30の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続される。第3リンク30は、第1リンク20及び第2リンク25の少なくとも一方と回動可能(揺動可能)に接続される。
図1に示すように、図示された例において、第2リンク25をなす部材として、フレーム材26と、フレーム材26に固定された前接続材27及び後接続材28とが設けられている。フレーム材26は、例えばアルミニウム合金性パイプに曲げ加工を施して形成された筒状部材からなっている。前接続材27及び後接続材28は、例えば樹脂成形物からなる。後接続材28の一部分が、筒状部材からなるフレーム材26内に挿入されている。フレーム材26は、前後方向に延びる一対の側部26aと、一対の側部26a間を前方にて連結する連結部26bと、を有してU字状をなしている。前接続材27は、一端部分を前脚14と回動可能に接続され、他端部分を側部26aの前方部分に固定されている。後接続材28は、側部26aの後端部分に固定されている。この例において、右側に位置するフレーム材26の側部26aと、この右側の側部26aに固定された右側の前接続材27及び後接続材28とによって、右側の第2リンク25が形成されている。同様に、左側に位置するフレーム材26の側部26aと、この左側の側部26aに固定された左側の前接続材27及び後接続材28とによって、左側の第2リンク25が形成されている。
図1に示すように、図示された例において、第3リンク30は、後脚16に回動可能に接続された主軸材31と、主軸材31の上端部分に固定された端部材32と、を有している。主軸材31は、例えばアルミニウム合金パイプから形成されている。端部材32の一部分が、主軸材31内に挿入されている。主軸材31は、下端部分において後脚16と回動可能に接続されている。
図示された例において、第1リンク20、第2リンク25及び第3リンク30は、同一の軸部材34を用いて、互いに回動可能に接続されている。この軸部材34は、第1リンク20の主リンク材21、第3リンク30の端部材32、及び、第2リンク25をなす後接続材28を貫通している。この構成により、第1リンク20、第2リンク25及び第3リンク30は、軸部材34によって画成される同一の軸線を中心として、互いに回動可能となっている。
また、図示された例において、図1及び図2に示すように、本体フレーム12は、ベースフレーム41及び上方フレーム42と、ベースフレーム41と上方フレーム42とを連結する連結フレーム43と、をさらに、有している。フレーム材26およびベースフレーム41には、ベース布材(図示せず)が張設される。ベース布材は、フレーム材26、ベースフレーム41、上方フレーム42及び連結フレーム43とともに、クッション性の座席材(図示せず)を支持する。ベースフレーム41及び上方フレーム42は、共にU字状に形成されている。ベースフレーム41は、その両端部において、軸部材34に貫通されている。そして、ベースフレーム41は、フレーム材26やその他の構成要素に対して回動可能(揺動可能)となっている。上方フレーム42は、その両端部において、アームレスト19の後端部分と回動可能(揺動可能)に接続されている。上方フレーム42のアームレスト19に対する回動軸線は、第1リンク20のアームレスト19に対する回動軸線と同一線上に位置している。ベースフレーム41及び上方フレーム42の間には、横方向に離間して一対の連結フレーム43が設けられている。連結フレーム43は、その両端において、ベースフレーム41及び上方フレーム42と回動可能に接続されている。
図1に示すように、本体フレーム12は、横方向に延びる構成要素として、一対の前脚14間を連結する前方連結材15と、一対の後脚16間を連結する後方連結材17と、を有している。前方連結材15は、フットレストとして機能する。また、一対の後接続材28間には、リンク連結材29が設けられている。前方連結材15、後方連結材17及びリンク連結材29によって、乳母車10の横方向への変形を抑制することができる。さらに、一対のアームレスト19間に可撓性を有したガード部材38が取り外し可能に設けられている。
以上の構成からなる本体フレーム12に対し、ハンドル48が揺動可能に連結されている。図1に示すように、本実施の形態において、ハンドル48は、互いに略平行に延びる一対の軸部48aと、一対の軸部48a間を連結する中間部48bと、を含んでいる。ハンドル48は、全体として略U字状の形状を有している。ハンドル48は、U字の両端部において、本体フレーム12と回動可能(揺動可能)に接続されている。ハンドル48は、軸部材34を用いて、本体フレーム12と回動可能に接続されている。したがって、第1リンク20、第2リンク25、第3リンク30、ベースフレーム41及びハンドル48は、軸部材34によって画成される同一の軸線を中心として、互いに対して回動可能となっている。
この乳母車本体11において、ハンドル48は、側面視において垂直軸よりも後方に傾斜する第1位置(背面押し位置)と、垂直軸よりも前方に傾斜する第2位置(対面押し位置)と、の間を揺動可能となっている。図1において、ハンドル48は、第1位置に配置されている。図2において、ハンドル48は、第2位置に配置されている。
以上の構成を有した乳母車10は、各構成部材を相対回動させることにより、折り畳むことができる。具体的には、第1位置に配置されたハンドル48をいったん後上方に引き上げ、その後、下方に押し下げることによって、第3リンク30を後脚16に対し図2において時計回り方向に回動させる。この操作にともなって、アームレスト19および第2リンク25は第1リンク20に対し図2において時計回り方向に回動する。このような操作により、側面視においてハンドル48と前脚14とが略平行に配置されるとともに、ハンドル48の配置位置が下げられるようになる。以上のようにして、図3に示すように、乳母車10を折り畳むことができる。図3の折り畳まれた状態では、乳母車10の前後方向および上下方向に沿った寸法を小型化することができる。一方、乳母車10を折り畳み状態から展開するには、上述した折り畳み操作と逆の手順を踏めばよい。
ところで、上述してきたように、乳母車10の多くの構成要素を形成する部材として、筒状部材、典型的には比強度の強いアルミニウム合金製パイプが組み込まれている。筒状部材は、軽量化および高剛性の両方を実現可能な点において、乳母車に適している。また多くの場合、筒状部材の端部には端部部品が固定されている。端部部品は、通常、樹脂成形物からなり、所望の形状を容易に付与され得る。端部部品は、加工性に限界がある筒状部材に代わり、所定の形状を有することで他の構成要素との接続箇所を形成する。また、端部部品は、筒状部材の端面を覆うことにより、乳母車の安全性や意匠性を改善する。図示された乳母車10においては、例えば、第1リンク20をなす主リンク材21が筒状部材に相当し、上接続材22が端部部品に相当し得る。また、第2リンク25をなすフレーム材26が筒状部材に相当し、後接続材28が端部部品に相当し得る。さらに、第3リンク30の主軸材31が筒状部材に相当し、端部材32が端部部品に相当し得る。
乳母車の構成要素として使用される筒状部材を軽量化すると、乳母車の持ち運び性や操縦性が向上する。しかしながら、肉厚の低減や材料選択により筒状部材を軽量化しようとすると、乳母車の使用中に筒状部材が破損するおそれがある。この点について本件発明者らが実験を繰り返したところ、筒状部材の肉厚を薄くした場合、並びに、筒状部材の材料を低強度軽量材料に変更した場合、筒状部材の端部に割れが生じて、当該筒状部材が破損することが確認された。
その一方で、本実施の形態による乳母車10は、次に説明するように、筒状部材の端部への割れの発生を効果的に防止するための工夫がなされている。すなわち、本実施の形態による乳母車10では、上述した各構成要素のいずれか一以上の少なくとも一部分をなす部材として筒状部材50が用いられ、当該筒状部材50に対する端部製品70の固定方法が工夫されている。具体的には、上述した乳母車10の前脚14、後脚16、後方連結部材17、第1リンク20をなす主リンク材21、第2リンク25をなすフレーム材26、リンク連結材29、第3リンク30をなす主軸材31、ベースフレーム41、上方フレーム42、及び、連結フレーム43、及び、ハンドル48のいずれか一以上の少なくとも一部分をなす部材として用いられた筒状部材50に対する端部製品70の固定方法が工夫されている。
以下、図4及び図5を主として参照して、端部部品70の筒状部材50への固定方法について説明する。なお、図4及び図5に示された筒状部材50及び端部部品70は、組み合わさって図1〜図3に示された前脚14をなしている。この前脚14は、端部部品70においてアームレスト19に接続され、筒状部材50の下端に車輪45を保持するキャスターが取り付けられている。
図1〜図4に示すように、端部部品70は、筒状部材50の一方の開口した端部に固定されている。図4及び図5に示すように、端部部品70は、第1部材(主部材)71と、第1部材71とは別体として形成された第2部材(別部材、補助部材)72を、有している。すなわち、端部部品70は、二つの部材によって形成されている。
図4及び図5に示すように、第1部材71は、基部74と、基部74と一体的に形成された内方支持部75と、を有している。図示された例において、基部74は、アームレスト19と接続される部位となっている。内方支持部75は、筒状または柱状に形成されて、基部74から延び出している。内方支持部75は、筒状部材50の一方の開口から筒状部材50内に挿入される。図示された例において、内方支持部75は、円筒状に形成されている。内方支持部75をなす円筒の外周面は、筒状部材50の内面50aのうちの筒状部材50の端面50cに隣接する部分50a1(図4参照)に、筒状部材50の肉厚方向dtにおける内方から、周状の領域で対面する内方対向面75aを形成している。
図4及び図5に示すように、第2部材72は、外方支持部76と、外方支持部76と一体的に形成されたフランジ部77と、を有している。外方支持部76は、筒状に形成されており、筒状部材50の一方の端部が外方支持部76内に挿入される。図示された例において、外方支持部76は、筒状部材50の円筒状の形状に対応して、円筒状に形成されている。外方支持部76をなす円筒の内周面は、筒状部材50の外面のうちの筒状部材50の端面50cに隣接する部分50b1(図4参照)に、筒状部材50の肉厚方向dtにおける外方から、周状の領域で対面する外方対向面76aを形成している。フランジ部77は、外方支持部76の端部から、筒状部材50の肉厚方向dtにおける内方に延び出している。フランジ部77は、筒状部材50の端面50cに、筒状部材50の軸線方向dlにおける外方から対面する。また、図4に示すように、フランジ部77は、周状に形成されている。第1部材71の内方支持部75は、第2部材72を貫通して、筒状部材50内に延び入っている。フランジ部77は、第1部材71の基部74と筒状部材50の端面50cとの間に狹持されている。
ここで、筒状部材50についての軸線方向dlとは、筒状部材50の一対の開口を結ぶ方向である(図5参照)。筒状部材50についての肉厚方向dtとは、図5に示すように、軸線方向dlに直交する方向となる。図5に示された円筒状の筒状部材50においては、軸線方向dlに直交する断面において筒状部材50の中心から放射方向に延び出る方向に一致する。
図5によく示されているように、端部部品70の内方支持部75に一対の貫通孔75bが形成されている。また、筒状部材50にも、一対の貫通孔50dが形成されている。端部部品70を筒状部材50の端部に取り付けた状態において、端部部品70の一対の貫通孔75bと筒状部材50の一対の貫通孔50dは、一直線上に並ぶ。そして図4に示すように、ピンやリベット等からなる固定具78が、貫通孔75b,50dを貫通して筒状部材50に固定されている。以上の構成にて、端部部品70が、筒状部材50の端部に固定されている。
以上のように、端部部品70は、筒状部材50の内面50aに周状の領域で対面する内方対向面75aを有した内方支持部75と、筒状部材50の外面50bに周状の領域で対面する外方対向面76aを有した外方支持部76と、を有している。本件発明者らが確認したところ、この端部部品70を筒状部材50の端部に取り付けることにより、筒状部材50の端面50cから裂けるようにして生じることがあった筒状部材50の割れを効果的に防止することができた。端部部品70による割れ防止機能の詳細な理由は不明であるが、筒状部材50の端面50cに隣接する領域において、外方支持部76によって筒状部材50が膨脹することを規制し得るとともに、内方支持部75によって筒状部材50の壁部が内方に倒れ込むこと(座屈すること)を規制し得ることが、一要因であると推定される。
端部部品70によって筒状部材50の割れを効果的に防止することが可能となると、筒状部材50の肉厚を薄くすることも可能となる。薄肉化された筒状部材50は、乳母車10の軽量化を実現して、乳母車10の取り扱い性を改善することができる。
また、筒状部材50をなす材料選択の自由度も増す。したがって、軽い素材を用いて筒状部材50を形成することにより、乳母車10の軽量化を実現することもできる。一具体例として、炭素繊維および樹脂を含む炭素繊維強化プラスチック(CFRP:Carbon Fiber Reinforced Plastics)からなる筒状部材を、乳母車10の構成要素のいずれか一以上に適用することができる。炭素繊維強化プラスチックからなる筒状部材は、軽量であるだけでなく、優れた柔軟性も有している。このため、炭素繊維強化プラスチックからなる筒状部材50に対して上述した端部部品70の固定方法を採用することにより、乳母車10の軽量化を図りながら、さらに、乳母車10の振動吸収性能を向上させることができる。そもそも振動吸収性能の改善は、乳母車10の軽量化自体によっても実現され得るため、軽量の炭素繊維強化プラスチックからなる筒状部材50と、上述した端部部品70の固定方法との組み合わせによれば、乳母車10の振動吸収性能を構成要素の軽量化および柔軟化の両面から相乗的に改善することが可能となる。
以上のような本実施の形態によれば、乳母車10は、筒状部材50と、筒状部材50の少なくとも一方の開口した端部に固定された端部部品70と、を有する。端部部品70は、筒状部材50の内面に周状の領域で対面する内方対向面75aを有した内方支持部75と、筒状部材50の外面に周状の領域で対面する外方対向面76aを有した外方支持部76と、を有している。このような筒状部材50と端部部品70との組み合わせによれば、筒状部材50への割れの発生を効果的に防止することができる。したがって、肉厚の低減により或いは軽量素材を採用することにより、筒状部材50を軽量化し、乳母車10の軽量化を図ることが可能となる。
なお、上述した実施の形態に関し、本発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。以下、図面を参照しながら、変形の一例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述した実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いるとともに、重複する説明を省略する。
まず、内方支持部75及び外方支持部76を有した端部部品70は、図4及び図5に示された例に限定されることなく、種々の形態にて、乳母車10に適用することができる。例えば、図4及び図5に示された端部部品70は、基部74及び内方支持部75を含む第1部材71と、外方支持部76及びフランジ部77を含む第2部材72と、を有していたが、この例に限られず、図6に示すように、端部部品70が、基部74及び外方支持部76を含む第1部材81と、内方支持部75及びフランジ部83を含む第2部材82と、を有するようにしてもよい。図6に示された例において、第1部材81の基部74及び外方支持部76は一体的に形成されており、外方支持部76は外方対向面76aを形成している。また、第2部材82の内方支持部75及びフランジ部83は一体的に形成されており、内方支持部75は、内方対向面75aを形成している。第2部材82の内方支持部75は、筒状または円柱状に形成される。第2部材82のフランジ部83は、内方支持部75の端部から、筒状部材50の肉厚方向における外方に延び出している。フランジ部83は、筒状部材50の端面50cに対面して配置されている。第1部材81の外方支持部76は、筒状に形成されている。第2部材82は、筒状に形成された外方支持部76の内部に配置されている。基部74は、筒状部材50の端面50cとの間で第2部材82のフランジ部83を狹持する底面部74bを有している。なお、図4及び図5に示された例においては、外方支持部76が内方支持部75よりも短くなっているが、図6に示された例においては、外方支持部76が内方支持部75よりも長くなっている。第1部材81が、固定具78を介して筒状部材50に固定され、第1部材81は、筒状部材50との間で第2部材82を狹持する。図6に示された端部部品70によっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を奏すること、すなわち、筒状部材50の割れを効果的に防止することが可能となる。
図4〜図6に示された端部部品70は、別体として形成された第1部材71及び第2部材72を有していたが、この例に限られず、図7又は図8に示すように、端部部品70が、単一の部材として形成されていてもよい。図7又は図8に示された端部部品70では、内方支持部75及び外方支持部76の両方が、基部74から突出している。筒状部材50の端面50cは、内方支持部75と外方支持部76との間に形成された支持部間面74aに対面するようになる。なお、図7に示された例では、内方支持部75が外方支持部76よりも長くなっているが、図8に示された例のように、内方支持部75が外方支持部76よりも短くなっていてもよい。このような端部部品70によっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を奏すること、すなわち、筒状部材50の割れを効果的に防止することが可能となる。
また、上述した端部部品70と筒状部材50との組み合わせにおいて、筒状部材50は、端部部品70を介して他の構成要素、例えばアームレスト19と接続される例を示した。しかしながら、図9に示すように、端部部品70を筒状部材50に固定するための固定具79を介して、筒状部材50が他の構成要素と接続されるようにしてもよい。すなわち、図9に示された筒状部材50は、端部部品70が設けられている部分において、乳母車10の他の構成要素と接続されている。図9に示された例において、筒状部材50は、図1〜図3に示されたハンドル48の軸部48aを形成し、端部部品70は、筒状部材50の端部の開口を塞ぐキャップ材を構成する。このような筒状部材50においても、その使用中に端面50cから裂けるようにして割れが生じる可能性がある。そして、図9に示された端部部品70によっても、上述の実施の形態と同様の作用効果を奏すること、すなわち、筒状部材50の割れを効果的に防止することが可能となる。
さらに、上述した実施の形態において説明した乳母車10の全体構成は、単なる例に過ぎない。例えば、特開2011−148454に開示された乳母車のように、前後方向に小型化するように折り畳んだ後にさらに折り畳んで幅方向にも小型化させ得るよう、乳母車が構成されていてもよい。具体的には、乳母車10の幅方向に延びる部材、すなわち、ハンドル48の中間部48b、前方連結材15、後方連結材17、リンク連結材29、ベースフレーム41及び上方フレーム42等がヒンジ(屈曲点)を有し、これらの部材が、上述したように前後方向に小型化するように折り畳まれた後に、さらに、ヒンジを中心として屈曲し得るようにしてもよい。
さらに、上述した実施の形態において説明した乳母車10において、ハンドル48が背面押し位置(後方位置)と対面押し位置(前方位置)との間を揺動可能に構成されている例を示した。すなわち、上述した実施の形態では、ハンドル48が第1リンク20とは別途に設けられ、ハンドル48が乳母車本体11の本体フレーム12に対して揺動可能に構成されている例を示した。しかしながら、例えば図10に示すように、ハンドル48が後方位置に固定され、背面押し位置から揺動不可能に乳母車10が構成されていてもよい。図10に示す例においては、ハンドル48の軸部48aの下端部に相当する部分によって、一対の第1リンク20が構成されている。言い換えると、第1リンク20が、アームレスト19との連結箇所を越えてさらに延び、ハンドル48の一部分を構成するようになっている。
なお、以上において上述した実施の形態に対するいくつかの変形例を説明してきたが、当然に、複数の変形例を適宜組み合わせて適用することも可能である。
10 乳母車
11 乳母車本体
12 本体フレーム
14 前脚
15 前方連結材
16 後脚
17 後方連結材
19 アームレスト
20 第1リンク
21 主リンク材
22 上接続材
25 第2リンク
26 フレーム材
26a 側部
26b 連結部
27 前接続材
28 後接続材
29 リンク連結材
30 第3リンク
31 主軸材
32 端部材
34 軸部材
38 ガード部材
41 ベースフレーム
42 上方フレーム
43 連結フレーム
45 車輪
48 ハンドル
48a 軸部
48b 中間部
50 筒状部材
50a 内面
50b 外面
50c 端面
50d 貫通孔
70 端部部品
71 第1部材
72 第2部材
74 基部
74a 支持部間面
74b 底面部
75 内方支持部
75a 内方対向面
75b 貫通孔
76 外方支持部
76a1 外方対向面
77 フランジ部
78 固定具
79 固定具
71 第1部材
72 第2部材
83 フランジ部

Claims (8)

  1. 筒状部材と、
    前記筒状部材の少なくとも一方の開口した端部に固定された端部部品と、を備え、
    前記端部部品は、
    前記筒状部材内に挿入された内方支持部であって、前記筒状部材の内面に周状の領域で対面する内方対向面を有した内方支持部と、
    前記筒状部材の外面に周状の領域で対面する外方対向面を有した外方支持部と、を有し、
    前記端部部品は、
    前記筒状部材の前記内面に接触する前記内方支持部と、前記内方支持部と一体的に形成された基部と、を有する第1部材と、
    前記第1部材とは別体として形成され、前記外方支持部と、前記外方支持部の端部から延び出して前記筒状部材の端面に対面するフランジ部と、を有する第2部材と、を含む、乳母車。
  2. 前記内方支持部に設けられた一対の貫通孔および前記筒状部材に設けられた一対の貫通孔を貫通して前記筒状部材に固定された固定具を更に備える、請求項1に記載の乳母車。
  3. 筒状部材と、
    前記筒状部材の少なくとも一方の開口した端部に固定された端部部品と、を備え、
    前記端部部品は、
    前記筒状部材内に挿入された内方支持部であって、前記筒状部材の内面に周状の領域で対面する内方対向面を有した内方支持部と、
    前記筒状部材の外面に周状の領域で対面する外方対向面を有した外方支持部と、を有し、
    前記端部部品は、
    前記外方支持部と、前記外方支持部と一体的に形成された基部と、を有する第1部材と、
    前記第1部材とは別途に形成され、前記内方支持部と、前記内方支持部の端部から延び出して前記筒状部材の端面に対面するフランジ部と、を有する第2部材と、を含む、乳母車。
  4. 前脚、後脚及びハンドルを備え、
    前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚及び前記ハンドルのうちの一以上の少なくとも一部分を形成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳母車。
  5. 前脚および後脚と、
    前記前脚および前記後脚と回動可能に接続されたアームレストと、
    前記アームレストと回動可能に接続された第1リンクと、
    前記前脚と回動可能に接続された第2リンクと、
    前記後脚と回動可能に接続された第3リンクと、を備え、
    前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク及び前記第3リンクのうちの一以上の少なくとも一部分を形成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳母車。
  6. 一対の前脚および一対の後脚と、
    前記前脚および前記後脚と回動可能に接続された一対のアームレストと、
    前記アームレストと回動可能に接続された一対の第1リンクと、
    前記前脚と回動可能に接続された一対の第2リンクと、
    前記後脚と回動可能に接続された一対の第3リンクと、
    前記一対の後脚を連結する後方連結材と、
    前記一対の第2リンクを連結するリンク連結材と、を備え、
    前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク、前記第3リンク、前記後方連結材及び前記リンク連結材のうちの一以上の少なくとも一部分を形成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳母車。
  7. 前記第1リンクが、ハンドルの一部を形成する、請求項に記載の乳母車。
  8. 前脚および後脚と、
    前記前脚および前記後脚と回動可能に接続されたアームレストと、
    前記アームレストと回動可能に接続された第1リンクと、
    前記前脚と回動可能に接続された第2リンクと、
    前記後脚と回動可能に接続された第3リンクと、
    前記第1リンク、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一以上と回動可能に接続されたハンドルと、を備え、
    前記第1リンクは、前記第2リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第2リンクは、前記第1リンク及び前記第3リンクの少なくとも一方と回動可能に接続され、
    前記第3リンクは、前記第1リンク及び前記第2リンクの少なくとも一方と回動可能に接続されており、
    前記筒状部材は、前記前脚、前記後脚、前記第1リンク、前記第2リンク、前記第3リンク及び前記ハンドルのうちの一以上の少なくとも一部分を形成している、請求項1〜3のいずれか一項に記載の乳母車。
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